JP2001141734A - 分析装置 - Google Patents

分析装置

Info

Publication number
JP2001141734A
JP2001141734A JP31957299A JP31957299A JP2001141734A JP 2001141734 A JP2001141734 A JP 2001141734A JP 31957299 A JP31957299 A JP 31957299A JP 31957299 A JP31957299 A JP 31957299A JP 2001141734 A JP2001141734 A JP 2001141734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
temperature
probe
discharge
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31957299A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Tamura
知明 田村
Hiroyuki Onishi
浩之 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP31957299A priority Critical patent/JP2001141734A/ja
Publication of JP2001141734A publication Critical patent/JP2001141734A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体を吸引して吐出する間の各タイミングに
おけるプローブ/反応容器の熱量変化を検出することに
より、液体の分注動作が正常に行われたか否かを確実に
検出し得るようにした分析装置を提供する。 【解決手段】 プローブ33,42,52により液体を
吸引して反応容器11に吐出する間の、プローブ33,
42,52/反応容器11の温度変化を検出するセンサ
である温度測定ユニット(赤外線放射温度計)70を、
温度測定対象とするプローブ33,42,52/反応容
器11の近傍に設け、プローブ33,42,52の液体
の吸引/吐出動作の前後の温度変化や、反応容器11へ
の液体の吐出動作の前後の温度変化を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プローブにより液
体を吸引して反応容器に吐出する分注機能を備える分析
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プローブにより液体を吸引して反応容器
に吐出する分注機能を備える分析装置において、液体の
吸引状態および吐出状態を検出する従来技術としては、
例えば以下の方法が公知になっている。 (1)液体の吸引および吐出に用いる配管中に圧力セン
サを設け、その圧力センサによって検出した配管内の圧
力変動に基づいて液体の吸引状態および吐出状態を検出
する。 (2)プローブ内に静電容量変化を検出する手段を設
け、検出した静電容量変化に基づいて液体の吸引状態お
よび吐出状態を検出する(特開平8−114604号公
報)。
【0003】(3)プローブの一部や吐出された液体に
レーザ光等の光を照射して、プローブの一部や吐出され
た液体を通過した光を受光し、その光の変化に基づいて
液体の吸引状態および吐出状態を検出する。具体的に
は、吐出液が光を遮る際の光変化を検出する技術(特開
昭58−11859号公報)、ノズル内の光の透過状態
の変化を検出する技術(特開昭62−168055号公
報)、吐出液が光を遮る時間を計測することにより、液
体の吸引状態および吐出状態に加えて分注量も検出する
技術(特開平5−223830号公報)、吐出液の投影
形状を検出する技術(特開平5−154765号公報)
がある。これら公報記載の従来技術は、所望の部位に光
を照射して受光するために、光を絞る機構を設ける必要
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術(1)は、吸引量や吐出量が微量であると配管内
の圧力変動を検出することが困難である。また、上記従
来技術(2)は、液体の組成によっては静電容量変化を
検出することが難しく、かつ、装置からのノイズの影響
を受けるため、常に安定して静電容量変化を検出するこ
とが困難である。さらに、上記従来技術(3)は、所望
の部位に光を照射して受光するための位置精度を確保す
ることが困難であり、分注量を検出するとしても分注量
が微量である場合には分注状態判定の正確性が確保でき
ない。その上、所望の部位に光を照射して受光するため
の装置(投光装置、受光装置等)を設置し得る部位が限
定されるため、レイアウト上の制限が生じる。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題に着目して
なされたものであり、液体の吸引および吐出動作の各タ
イミングにおけるプローブ/反応容器の熱量変化を検出
することにより、液体の吸引および吐出動作が正常に行
われたか否かを確実に検出し得るようにした分析装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の第1発明は、プローブにより液体
を吸引して反応容器に吐出する分注機能を備える分析装
置において、前記プローブにより液体を吸引して吐出す
る間の、該プローブの熱量変化を検出するセンサを備え
ることを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するため、請求項2に記載
の第2発明は、プローブにより液体を吸引して反応容器
に吐出する分注機能を備える分析装置において、前記プ
ローブにより液体を吸引して吐出する間の、前記反応容
器の熱量変化を検出するセンサを備えることを特徴とす
る。
【0008】請求項3に記載の第3発明は、予め設定さ
れた液体の吸引量および吐出量に対する前記プローブの
熱量変化値をそれぞれ設定する熱量変化値設定手段と、
該熱量変化値と前記センサの検出値とを比較する比較手
段と、該比較手段の比較結果に基づき前記液体の吸引お
よび吐出が正常に行われたか否かをそれぞれ判定する判
定手段と、該判定手段の判定結果を通知する通知手段と
を具備して成ることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の第4発明は、予め設定さ
れた液体の吸引量および吐出量に対する前記反応容器の
熱量変化値をそれぞれ設定する熱量変化値設定手段と、
該熱量変化値と前記センサの検出値とを比較する比較手
段と、該比較手段の比較結果に基づき前記液体の吸引お
よび吐出が正常に行われたか否かをそれぞれ判定する判
定手段と、該判定手段の判定結果を通知する通知手段と
を具備して成ることを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の第5発明は、前記センサ
は赤外線温度計であることを特徴とする。
【0011】第1発明においては、プローブにより液体
を吸引して反応容器に吐出する分注機能を備える分析装
置に設けられたセンサは、液体を吸引して吐出する間の
プローブの熱量変化を検出する。この熱量変化の検出
は、例えば、液体吸引前のプローブの温度、液体を吸引
してから吐出するまでの間のプローブの温度、液体吐出
後のプローブの温度の内の所定の2つの温度間の差分値
(温度差)を求めることにより行われるから、分注量
(吸引量や吐出量)が微量であっても確実に上記プロー
ブの熱量変化を検出することができる。したがって、こ
のプローブの熱量変化が例えば予め設定した温度差条件
を満たすか否かにより、液体の組成や分注量の多少に拘
わらず、常に確実に当該分注状態の適否を判定すること
ができ、その判定が装置からのノイズの影響を受けるこ
ともない。
【0012】第2発明においては、プローブにより液体
を吸引して反応容器に吐出する分注機能を備える分析装
置に設けられたセンサは、液体を吸引して吐出する間の
反応容器の熱量変化を検出する。この熱量変化の検出
は、例えば、液体吐出前の反応容器の温度、液体吐出後
の反応容器の温度の差分値(温度差)を求めることによ
り行われるから、分注量(吸引量や吐出量)が微量であ
っても確実に上記反応容器の熱量変化を検出することが
できる。したがって、この反応容器の熱量変化が予め設
定した条件(例えば温度差条件)を満たすか否かによ
り、液体の組成や分注量の多少に拘わらず、常に確実に
当該分注状態の適否を判定することができ、その判定が
装置からのノイズの影響を受けることもない。
【0013】第3発明においては、予め設定された液体
の吸引量および吐出量に対してプローブの熱量変化値が
それぞれ設定されており、該熱量変化値と前記センサの
検出値との比較結果に基づき、前記液体の吸引および吐
出が正常に行われたか否かがそれぞれ判定され、その判
定結果が通知されるから、液体の組成や分注量の多少に
拘わらず、常に確実に当該分注状態の適否を判定するこ
とができる。
【0014】第4発明においては、予め設定された液体
の吸引量および吐出量に対して反応容器の熱量変化値が
それぞれ設定されており、該熱量変化値と前記センサの
検出値との比較結果に基づき、前記液体の吸引および吐
出が正常に行われたか否かがそれぞれ判定され、その判
定結果が通知されるから、液体の組成や分注量の多少に
拘わらず、常に確実に当該分注状態の適否を判定するこ
とができる。
【0015】第5発明においては、前記センサとして赤
外線放射温度計を用いるから、上記熱量変化を高い応答
性で検出することができる。また、上記従来技術(3)
で用いた「所望の部位に光を照射して受光するための装
置」の代わりに上記熱量変化を検出するセンサを用いる
から、レイアウト上の制限が緩和されることになり、装
置構成上の自由度が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態
に係る分析装置の構成を例示する図である。図1中、1
は免疫学分析装置、生化学分析装置等の分析装置を示
し、この分析装置1は、中央に配置される反応ターンテ
ーブル10の周囲に、反応容器移送部20、検体供給部
30、第1試薬供給部40、第2試薬供給部50、なら
びに計測部60をそれぞれ図示のように配置して構成す
るものとする。
【0017】分析装置1はさらに、ここでは図示しない
制御ユニットを具えるとともに、検査の結果得られる分
析データ等の各種情報を出力するためのディスプレイ、
プリンタ等の出力手段(図示せず)を含んで構成するこ
とができる。上記各構成要素は、上記制御ユニットの制
御の下で、所定の分析項目に応じた順序で動作制御する
ものとする。上記制御ユニットは、装置コントローラと
してコンピュータを含んでおり、各種入力情報のための
入力回路と、演算処理回路(CPU)と、該演算処理回
路で実行される制御プログラムや測定データや各種演算
結果等を記憶格納する記憶回路(RAM、ROM)と、
上述した反応ターンテーブル10等の機構部を含む被制
御対象への制御信号の送出を行う出力回路等により構成
することができる。
【0018】図1において、反応ターンテーブル10は
真円状のテーブルにより構成されており、多数の反応容
器11をその外周近傍の同一円周上に保持して所定の動
作タイミングで移送するよう、その回転方向(図示例で
は、反時計回り方向である)および回転量等を制御され
るようになっている。
【0019】反応容器移送部20は、反応容器ストッカ
21と移送器22とを具える。該ストッカ21の取り出
し位置に位置決め停止された反応容器11は、移送器2
2により反応ターンテーブル10の所定位置に供給され
る。本実施形態で使用する反応容器11は、例えば角形
のキュベットであり、反応ターンテーブル10に供給さ
れた反応容器11には、検体および試薬を順次分注する
ことができる。
【0020】検体供給部30は、反応容器11に検体を
供給する供給部であり、検体を収容した複数の検体容器
31を保持可能な検体保持部32と、先端側にノズル部
を有する分注器(プローブ)33とを具える。分注器3
3は、検体保持部32が図中左側から右側に順次搬送さ
れてきた場合、該保持部31上の検体容器31から検体
をノズル部によって吸引して所定量分取し、図示矢印の
ように回動して反応ターンテーブル10上の反応容器1
1に移送し、検体の分注を行う。
【0021】第1試薬供給部40は、反応容器11に第
1試薬を供給する供給部であり、真円状の試薬ターンテ
ーブル41と、先端側にノズル部を有する分注器(プロ
ーブ)42とを具える。試薬ターンテーブル41上に
は、その外周円周上位置に、所望の複数の分析項目に対
応する各種の第1試薬を収容した試薬収容容器(第1試
薬収容容器)43を保持しておくことができる。この場
合、第1試薬として、酵素標識試薬を配置しておくもの
とする。分注器42は、上記制御ユニットによる指示お
よび制御の下で、該当する試薬収容容器43から試薬を
所定量分取して、分注を行う。よって、反応ターンテー
ブル10の回転により、第1試薬供給部40に臨む対応
位置に移送されて停止させられた当該反応容器11に、
第1試薬を供給することができる。
【0022】第2試薬供給部50は、反応容器11に第
2試薬を供給する供給部であり、真円状の試薬ターンテ
ーブル51と、先端側にノズル部を有する分注器(プロ
ーブ)52とを具える。試薬ターンテーブル51上に
は、その外周円周上位置に、所望の複数の分析項目に対
応する各種の第2試薬を収容した試薬収容容器(第2試
薬収容容器)53を保持しておくことができる。この場
合、第2試薬として、発光試薬を配置しておくものとす
る。分注器52は、上記制御ユニットによる指示および
制御の下で、該当する試薬収容容器53から試薬を所定
量分取して、分注を行う。よって、反応ターンテーブル
10の回転により、第2試薬供給部50に臨む対応位置
に移送されて停止させられた当該反応容器11に、第2
試薬を供給することができる。
【0023】計測部60は、検体の測定対象物を計測す
る手段であり、例えば上記酵素標識試薬および発光試薬
による発光反応に基づく発光値を測定することができ
る。上記発光値の測定動作時には、反応ターンテーブル
10上の反応容器11を図示しない移送機構により計測
部60内に移送した後、計測部60で発光値の測定を行
い、測定終了後には、計測部60内の反応容器11を外
部(例えば図示しない廃棄箱)へ廃棄する。
【0024】なお、本実施形態では、分注器(プロー
ブ)33、42、52の先端部に形成されるノズル部と
して固定型ノズルを用いているが、代わりに使い捨て型
ノズル(ディスポーザブルチップ)を用いてもよい。例
えば上記検体供給部30の分注器33のノズル部を使い
捨て型とする場合には、図2に示すように、検体保持部
32および分注器33の間にディスポーザブルチップケ
ース34を設け、検体分注動作時には、分注器33によ
り、ディスポーザブルチップケース34に収容されたデ
ィスポーザブルチップ35を装着し、検体保持部32内
の検体容器31から検体を所定量分取し、分取した検体
を反応ターンテーブル10上の反応容器11に分注した
後、図2に示すチップ廃棄位置でディスポーザブルチッ
プ35を廃棄するようにする。
【0025】上記分析装置1は、基本的には、検体供給
部30により検体を分注し、第1試薬供給部40により
第1試薬を分注し、第2試薬供給部50により第2試薬
を分注し、計測部60により計測を行うことにより、検
査を実施する。
【0026】ところで、本実施形態では、上記検査を行
う際に、プローブにより液体を吸引して反応容器11に
吐出する分注動作を検体供給部30、第1試薬供給部4
0および第2試薬供給部50の3個所で行うが、各分注
動作において液体の吸引および吐出が正常に行われたか
否かを個別に判定するため、プローブや反応容器の熱量
変化を検出する温度測定ユニット70を設けている。こ
の温度測定ユニット70は、図3に示すように、温度検
出素子71および温度情報処理装置72より成る。本実
施形態では、上記温度測定ユニット70として、測定対
象物体の表面から放射される赤外線を集めて該測定対象
物体の温度を検出する赤外線放射温度計を用いるものと
する。
【0027】上記温度測定ユニット70は、制御ユニッ
ト73による制御の下で、プローブ移送ユニット74お
よび分注配管ユニット75と同期して駆動されるように
構成されている。すなわち、上記プローブ移送ユニット
74を、アーム回転モータを含むアーム回転機構76、
アーム上下モータを含むアーム上下機構77およびアー
ム78により構成し、上記分注配管ユニット75を、シ
リンジ駆動モータ79、シリンジ80、電磁弁81、配
管82およびプローブ33、42、52により構成した
場合、制御ユニット73により動作を制御されるアーム
回転機構76およびアーム上下機構77によって駆動さ
れるアーム78の矢印A方向の回転移動および矢印B方
向の上下移動に伴い前記プローブが回転移動および上下
移動される間に、制御ユニット73により動作を制御さ
れるシリンジ駆動モータ79によって駆動されるシリン
ジ80から電磁弁81および配管82を介して空気若し
くはノズルを内側から洗浄するための洗浄液を給排して
吸引および吐出動作を行うことにより、容器(検体容器
31等)および反応容器11間で分注動作を行うが、そ
の際に、吸引した液体を反応容器11に吐出する前後の
温度が検出されることになる。このようにして温度測定
ユニット70により検出した温度情報は、温度情報処理
装置72から制御ユニット73に入力するものとする。
【0028】上記温度測定ユニット70は、図1および
図2中に「交差する2直線およびその間の曲線より成る
マーク」で表わした設置位置に設置することができる。
上記マークは、交差する直線の開いた側に向けて放射さ
れた赤外線を検出するように温度測定ユニット70を設
置することを意味している。測定対象物体をプローブ3
3、42、52のノズル部とする場合の設置位置として
は、マーク1;検体供給部30のプローブ33の近傍、
マーク2;検体供給部30の検体保持部32内の検体容
器31の近傍、マーク3;第1試薬供給部40のプロー
ブ42の近傍、マーク4;第2試薬供給部50のプロー
ブ52の近傍、の4個所があるが、マーク3およびマー
ク4の位置に設置するのが好ましい。一方、測定対象物
体を反応容器11とする場合の設置位置としては、マー
ク5;検体供給部30のプローブ33の移動軌跡上の反
応容器11の近傍、マーク6;第1試薬供給部40のプ
ローブ42の移動軌跡上の反応容器11の近傍、マーク
7;第2試薬供給部50のプローブ52の移動軌跡上の
反応容器11の近傍、の3個所があるが、マーク6およ
びマーク7の位置に設置するのが好ましい。
【0029】上述したように、本実施形態では分注動作
時のプローブ内および反応容器内での吸引、吐出状態の
正常/異常判定を行うが、その概要は以下の通りであ
る。なお、上記判定は、分析装置において使用される試
薬類の温度は一般に20℃以下であり、通常では10℃
以下になるように保冷されているが、ノズル類や反応容
器は分析装置内の環境温度(例えば25℃以上)に馴染
む温度若しくはノズルの洗浄、容器の洗浄により、その
洗浄液(通常は環境温度と同一の温度)の温度になるた
め、ノズル類の液体吸引前の温度に対する液体保持時/
液体吐出時の温度変化ならびに反応容器の液体吐出前の
温度に対する液体吐出時の温度変化を検出するのは容易
であるという考え方に基づいている。
【0030】(a)プローブの場合 分析装置において、試料・試薬液等の液体を吸引して吐
出するプローブが、移動軌跡上の所定位置に到達したと
き、例えば上記マーク1〜4の位置に予め設置されてい
る温度測定ユニット(赤外線放射温度計)70によっ
て、プローブの温度を測定する。この場合、温度測定部
位は、プローブの先端に近い部位であることが望まし
く、また、温度測定部位を複数個所設けてもよい。
【0031】上記温度測定では、「液体吸引前のプロー
ブの温度T1」、「液体を吸引してから吐出するまでの
間のプローブの温度T2」、「液体吐出後のプローブの
温度T3」、の内の少なくとも2つの温度を測定するも
のとする。そして、上記温度T1、T2、T3の内の測
定した温度間の温度差を演算し、得られた温度差を基準
値と比較する。この比較において、温度差が基準値以上
の場合には分注動作が正常(OK)であると判定し、温
度差が基準値未満の場合には分注動作が異常(NG)で
あると判定する。なお、液体吸引前のプローブの温度T
1は必ずしも毎回測定する必要はなく、予め測定して制
御ユニット73内のメモリに記憶しておいたプローブの
液体吸引前の温度を用いることにより測定回数を減らす
ようにしてもよい。
【0032】(b)反応容器の場合 分析装置において、試料・試薬液等の液体を吸引したプ
ローブが、該液体を吐出するために移動軌跡上の反応容
器11に近接する所定位置に到達したとき、例えば上記
マーク5〜7の位置に予め設置されている温度測定ユニ
ット(赤外線放射温度計)70によって、反応容器11
の温度を測定する。この場合、温度測定部位を複数個所
設けてもよい。
【0033】上記温度測定では、「液体吐出前の反応容
器11の温度t1」および「液体吐出後の反応容器11
の温度t2」を測定するものとする。そして、上記温度
t1およびt2の間の温度差を演算し、得られた温度差
を基準値と比較する。この比較において、温度差が基準
値以上の場合には分注動作が正常(OK)であると判定
し、温度差が基準値未満の場合には分注動作が異常(N
G)であると判定する。なお、液体吐出前の反応容器1
1の温度t1は必ずしも毎回測定する必要はなく、予め
測定して制御ユニット73内のメモリに記憶させておい
た反応容器11の液体吸引前の温度を用いることにより
測定回数を減らすようにしてもよい。
【0034】次に、本実施形態における分注動作時のプ
ローブ内での吸引、吐出状態の正常/異常判定につい
て、具体的な時間配分を例示しながら説明する。なお、
以下の説明においては、温度測定ユニット(赤外線放射
温度計)70を図1のマーク3またはマーク4の位置に
設置しておき、反応ターンテーブル10上の反応容器1
1の上部にプローブ42,52が位置した状態でプロー
ブの温度を測定し得るようにしておくものとし、分析装
置1として20秒周期でサンプリングを実施する免疫学
分析装置を用いる場合を想定している。
【0035】例えば第1試薬供給部40から分注動作を
行う場合、プローブ42による液体の分注動作開始時
(0秒時)には、まず、プローブ42を試薬ターンテー
ブル41上の液体吸引位置に水平移送した後、液面検知
を行ってプローブ42を試薬収容容器43の液面位置ま
で下降させる。次に、試薬収容容器43から液体(第1
試薬)を吸引した後にプローブ42を上昇させ、その
後、プローブ42を反応ターンテーブル10上の吐出位
置まで水平移送して停止させる。この時点までの経過時
間は分注動作開始時から約2秒である。そして、吐出位
置に停止したプローブ42の温度(吸引後温度T2)を
温度測定ユニット70により測定する。この場合、取り
込み時間を最大1秒に設定しているので、この時点まで
の経過時間は分注動作開始時から約2〜3秒である。
【0036】次に、測定した吸引後温度T2を、予め記
憶しておいた吸引前温度T1と比較し、液体の吸引動作
により変化した温度差Δ=T1−T2が予め設定した温
度変化値である4℃以上であればOK(正常)と判定
し、4℃未満であればNG(吸引量不足または吸引不
能)と判定する。具体的には、吸引前温度T1が25℃
で、吸引後温度T2が20℃であれば、温度差Δが5℃
であるため、OK(正常)と判定する。一方、吸引前温
度T1が25℃で、吸引後温度T2が22℃であれば、
温度差Δが3℃であるため、NG(吸引量不足)と判定
し、吸引前温度T1が25℃で、吸引後温度T2が25
℃であれば、温度差Δが0℃であるため、NG(吸引不
能)と判定する。そして、上記NG判定時にはNGフラ
グを立てるものとする。なお、上記判定結果は、制御ユ
ニット73によって通知するようにしておくものとす
る。
【0037】次に、反応容器11内にプローブ42を下
降させ、液体(第1試薬)を吐出させた後にプローブ4
2を元の位置(吐出位置)まで上昇させる。この時点ま
での経過時間は分注動作開始時から約3〜4秒である。
その後、プローブ42の温度(吐出後温度T3)を温度
測定ユニット70により測定する。この場合、取り込み
時間を最大1秒に設定しているので、この時点までの経
過時間は分注動作開始時から約4〜5秒である。
【0038】次に、測定した吐出後温度T3を、予め記
憶しておいた吐出前温度T2と比較し、液体の吸引動作
により変化した温度差Δ=T3−T2が予め設定した温
度変化値である1℃以上であればOK(正常)と判定
し、1℃未満であればNG(吐出不能)と判定する。具
体的には、吐出前温度T2が20℃で、吐出後温度T3
が22℃であれば、温度差Δが2℃であるため、OK
(正常)と判定する。一方、吐出前温度T2が20℃
で、吐出後温度T3が20℃であれば、温度差Δが0℃
であるため、NG(吐出不能)と判定する。そして、上
記NG判定時にはNGフラグを立てるものとする。な
お、上記判定結果は、制御ユニット73によって通知す
るようにしておくものとする。その後、プローブ42を
プローブ洗浄位置まで移送してそこで洗浄を行う。この
時点までの経過時間は分注動作開始時から約5〜7秒で
ある。
【0039】以上のような時間配分で1つの分析動作を
行うようにすれば、20秒周期でサンプリングを実施す
る免疫学分析装置ばかりでなく、9秒周期でサンプリン
グを実施する生化学分析装置にも適用可能である。ま
た、洗浄時間を短縮すれば、6秒周期でサンプリングを
実施する生化学分析装置にも適用可能である。
【0040】なお、上記においては、プローブ33、4
2、52として固定式ノズルを用いているが、ディスポ
ーザブルチップを用いることも可能である。また、上記
プローブとしては、ステンレス製等の金属ノズルを用い
るのが温度検出の応答性を高める上で特に好ましいが、
透明なプラスティック製のノズルを用いてもよい。ま
た、上記吸引、吐出状態の正常/異常判定の対象とする
液体は、試料、試薬、それらの希釈液や混合液等、プロ
ーブで吸引可能な液体であればどのような液体でもよ
い。また、上記「予め記憶しておいた吸引前温度T1お
よび吐出前温度T2」は、分析装置のイニシャライズ時
または保守時に自動的に測定および記憶させるようにし
ても、予め実施した検討の結果から制御ユニット73内
のメモリに記憶させてもよい。さらに、液体の吸引前に
必ず温度を測定し、測定した温度を「予め記憶しておい
た吸引前温度T1」として設定するようにしてもよい。
【0041】次に、本実施形態における分注動作時の反
応容器内での吸引、吐出状態の正常/異常判定について
説明する。なお、具体的な時間配分および分析装置1の
構成等は、上記「分注動作時のプローブ内での吸引、吐
出状態の正常/異常判定」に準ずるものとし、温度測定
ユニット(赤外線放射温度計)70を図1のマーク6ま
たはマーク7の位置に設置しておき、反応ターンテーブ
ル10上の反応容器11の上部にプローブ42,52が
位置した状態で反応容器11の温度を測定し得るように
しておくものとする。
【0042】まず、反応容器11内に液体が吐出される
前の温度(反応容器11内に液体が無いときの温度;吐
出前温度t1)を温度測定ユニット70により測定す
る。なお、上記吐出前温度t1として、制御ユニット7
3内のメモリに記憶させておいた吐出前温度t1を用い
るようにして、上記温度測定を省略してもよい。次に、
反応容器11内に液体が吐出された後の温度(反応容器
11内に液体あるときの温度;吐出後温度t2)を温度
測定ユニット70により測定する。
【0043】その後、測定した吐出後温度t2を、測定
した吐出前温度t1(または予め記憶しておいた吐出前
温度t1)と比較し、液体の吐出動作により変化した温
度差Δ=t1−t2が予め設定した温度変化値である4
℃以上であればOK(正常)と判定し、4℃未満であれ
ばNG(吐出量不足または吐出不能)と判定する。具体
的には、吐出前温度t1が30℃で、吐出後温度t2が
25℃であれば、温度差Δが5℃であるため、OK(正
常)と判定する。一方、吐出前温度t1が30℃で、吐
出後温度t2が27℃であれば、温度差Δが3℃である
ため、NG(吐出量不足)と判定し、吐出前温度t1が
30℃で、吐出後温度t2が30℃であれば、温度差Δ
が0℃であるため、NG(吐出不能)と判定する。そし
て、上記NG判定時にはNGフラグを立てるものとす
る。なお、上記判定結果は、制御ユニット73によって
通知するようにしておくものとする。
【0044】なお、上記において、反応容器11とし
て、固定式の反応容器を用いても、ディスポーザブル型
の反応容器を用いてもよい。また、上記反応容器11と
して、ガラスやプラスチック製の反応容器を用いても、
アルミ等の金属製の反応容器を用いてもよい。また、上
記吸引、吐出状態の正常/異常判定の対象とする液体
は、試料、試薬、それらの希釈液や混合液等、プローブ
で吸引可能な液体であればどのような液体でもよい。ま
た、上記「予め記憶しておいた吐出前温度t1」は、分
析装置のイニシャライズ動作時または保守時に自動的に
測定および記憶させるようにしても、予め実施した検討
の結果から制御ユニット73内のメモリに記憶させても
よい。さらに、液体の吐出前(反応容器11内に液体が
無いとき)に温度を測定し、測定した温度を「予め記憶
しておいた吐出前温度t1」として設定するようにして
もよい。
【0045】本実施形態によれば、温度測定ユニット7
0により測定した吸引前温度T1、吐出前温度T2およ
び吐出後温度T3から、吸引/吐出動作の前後のプロー
ブの温度変化(温度差)を求め、温度測定ユニット70
により測定した吐出前温度t1、吐出後温度t2から吐
出動作の前後の反応容器の温度変化(温度差)を求める
から、分注量(吸引量や吐出量)が微量であっても確実
にプローブ/反応容器の温度変化を検出することができ
る。
【0046】その際、予め設定された液体の吸引量およ
び吐出量に対してそれぞれ設定されたプローブ/反応容
器の温度変化値と、温度測定ユニット70の測定温度か
ら求めた上記温度差との比較結果に基づき、液体の吸引
/吐出動作がOK(正常)かNG(吸音量不足や吸引不
能等)かを判定するから、液体の組成や分注量の多少に
拘わらず、常に確実に当該分注状態(吸引状態/吐出状
態)のOK/NGを判定することができ、その判定は装
置からのノイズの影響を受けることもない。したがっ
て、分析装置により得られるデータの信頼性を向上させ
ることが可能になる。
【0047】さらに、プローブにより液体を吸引して吐
出する間のプローブ/反応容器の温度変化を検出するセ
ンサとして赤外線放射温度計(温度測定ユニット)70
を用いるから、上記温度変化を高い応答性で検出するこ
とができる。また、赤外線放射温度計(温度測定ユニッ
ト)70は、温度検出対象物の近傍に設置すればよいの
で、レイアウト上の制限が緩和されて装置構成上の自由
度が向上する。
【0048】ところで、上述した第1実施形態では、赤
外線放射温度計70により測定した温度に基づいて分注
動作時のプローブ/反応容器内での吸引、吐出状態の正
常/異常判定を行っているが、この判定の手法を以下の
「分注機能自己診断」および「分注量算出」に応用する
ことができる。
【0049】[分注機能自己診断]分析装置では、電源
投入時/リセット時や、暫く使用しなかった場合の使用
再開時には、エア抜き動作や洗浄動作を伴うイニシャラ
イズ動作を行うが、この洗浄動作ではプローブの内部を
経て加温された洗浄水を吐出するため、プローブの温度
が上昇する。この温度上昇を検出するため、イニシャラ
イズ動作時にプローブ内部から洗浄水を吐出させる際
に、洗浄液吐出後のプローブ温度T12を赤外線放射温
度計70により測定し、このプローブ温度T12と予め
記憶しておいたプローブ温度(プローブ内が洗浄水で満
たされている状態の温度;洗浄液吐出前温度)T11と
の温度差を求め、この温度差に基づき、上記と同様にし
てプローブ内が洗浄水で満たされていたか否かを判定す
る。ここで、プローブ内が洗浄水で満たされていないと
判定された場合には、洗浄水温度制御異常または分注系
異常と判断する。
【0050】なお、上記においては、プローブとして固
定式ノズルを用いているが、ディスポーザブルチップを
用いることも可能である。また、上記プローブとして
は、ステンレス製等の金属ノズルを用いるのが温度検出
の応答性を高める上で特に好ましいが、透明なプラステ
ィック製のノズルを用いてもよい。また、上記「予め記
憶しておいたプローブ温度T11」は、分析装置のイニ
シャライズ動作時または保守時に自動的に測定および記
憶させるようにしても、予め実施した検討の結果から制
御ユニット73内のメモリに記憶させてもよい。さら
に、洗浄液の吐出前に必ず温度を測定し、測定した温度
を「予め記憶しておいたプローブ温度T11」として設
定するようにしてもよい。
【0051】[分注量算出]例えばプローブの分注量
(吸引量)を算出する場合、図4(a)に示すようにプ
ローブの先端のノズル部に沿って、複数の測定点につい
て赤外線放射温度計70により温度測定を行うと、図4
(b)に例示するような温度分布が得られる。この温度
分布では、吸引した液体が存在する範囲の両端に対応す
る測定点の前後に段差が生じるので、図4(c)に示す
ように温度微分値を求めると前記両端に対応する測定点
の位置にパルス状の波形が形成される。これらパルス状
波形間の距離Lは吸引した液体が存在する範囲の距離と
対応するので、この距離Lにプローブの内容積を乗算す
ると、プローブの吸引量を求めることができる。なお、
上記と同様にして、反応容器内への分注量(吐出量)を
算出することができる。
【0052】なお、上述した第1実施形態では、赤外線
放射温度計70により測定した温度に基づいて分注動作
時のプローブ/反応容器内での吸引、吐出状態の正常/
異常判定を行っているが、この判定結果を用いて実際に
分注した液容量を表示するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分析装置
によれば、液体を吸引して吐出する間のプローブ/反応
容器の熱量変化をセンサにより検出するようにしたか
ら、検出した熱量変化に基づいて確実かつ容易に分注状
態(吸引状態/吐出状態)の適否を判定することができ
る。したがって、分注動作が正常に行われたか否かを確
実に検出することができるため、分析装置により得られ
たデータの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る分析装置の構成
を例示する図である。
【図2】 第1実施形態の分注器の先端部に形成される
ノズル部として使い捨て型ノズルを用いる場合の構成を
示す図である。
【図3】 第1実施形態で用いる温度測定ユニットを関
連する分注機構等とともに示す図である。
【図4】 (a)〜(d)はそれぞれ、第1実施形態の
分析装置の温度測定ユニットにより測定した温度に基づ
いて分注量を算出する方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 分析装置 10 反応ターンテーブル 11 反応容器 20 反応容器移送部 21 反応容器ストッカ 22 移送器 30 検体供給部 31 検体容器 32 検体保持部 33 分注器(プローブ) 40 第1試薬供給部 41 試薬ターンテーブル 42 分注器(プローブ) 43 第1試薬収容容器 50 第2試薬供給部 51 試薬ターンテーブル 52 分注器(プローブ) 53 第2試薬収容容器 60 計測部 70 温度測定ユニット(赤外線放射温度計) 71 温度検出素子 72 温度情報処理装置 73 制御ユニット 74 プローブ移送ユニット 75 分注配管ユニット 76 アーム回転機構 77 アーム上下機構 78 アーム 79 シリンジ駆動モータ 80 シリンジ 81 電磁弁 82 配管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブにより液体を吸引して反応容器
    に吐出する分注機能を備える分析装置において、 前記プローブにより液体を吸引して吐出する間の、該プ
    ローブの熱量変化を検出するセンサを備えることを特徴
    とする分析装置。
  2. 【請求項2】 プローブにより液体を吸引して反応容器
    に吐出する分注機能を備える分析装置において、 前記プローブにより液体を吸引して吐出する間の、前記
    反応容器の熱量変化を検出するセンサを備えることを特
    徴とする分析装置。
  3. 【請求項3】 予め設定された液体の吸引量および吐出
    量に対する前記プローブの熱量変化値をそれぞれ設定す
    る熱量変化値設定手段と、該熱量変化値と前記センサの
    検出値とを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果
    に基づき前記液体の吸引および吐出が正常に行われたか
    否かをそれぞれ判定する判定手段と、該判定手段の判定
    結果を通知する通知手段とを具備して成ることを特徴と
    する請求項1記載の分析装置。
  4. 【請求項4】 予め設定された液体の吸引量および吐出
    量に対する前記反応容器の熱量変化値をそれぞれ設定す
    る熱量変化値設定手段と、該熱量変化値と前記センサの
    検出値とを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果
    に基づき前記液体の吸引および吐出が正常に行われたか
    否かをそれぞれ判定する判定手段と、該判定手段の判定
    結果を通知する通知手段とを具備して成ることを特徴と
    する請求項2記載の分析装置。
  5. 【請求項5】 前記センサは赤外線温度計であることを
    特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の分析装置。
JP31957299A 1999-11-10 1999-11-10 分析装置 Pending JP2001141734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31957299A JP2001141734A (ja) 1999-11-10 1999-11-10 分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31957299A JP2001141734A (ja) 1999-11-10 1999-11-10 分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001141734A true JP2001141734A (ja) 2001-05-25

Family

ID=18111770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31957299A Pending JP2001141734A (ja) 1999-11-10 1999-11-10 分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001141734A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009520963A (ja) * 2005-12-21 2009-05-28 テカン・トレーディング・アクチェンゲゼルシャフト 液体移送を点検する方法と装置
WO2009090999A1 (ja) * 2008-01-17 2009-07-23 Olympus Corporation 自動分析装置および反応容器内の液体の温度異常検出方法
JP2013053935A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
JP2016080441A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 株式会社島津製作所 水質分析計
IT201800000968A1 (it) * 2018-01-15 2019-07-15 Bls Blue Lab Service Srl Dispositivo per l’analisi multiparametrica di campioni
WO2021024521A1 (ja) * 2019-08-05 2021-02-11 株式会社日立ハイテク 液体分注装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009520963A (ja) * 2005-12-21 2009-05-28 テカン・トレーディング・アクチェンゲゼルシャフト 液体移送を点検する方法と装置
WO2009090999A1 (ja) * 2008-01-17 2009-07-23 Olympus Corporation 自動分析装置および反応容器内の液体の温度異常検出方法
JP2009168674A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Olympus Corp 自動分析装置および反応容器内の液体の温度異常検出方法
JP2013053935A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
JP2016080441A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 株式会社島津製作所 水質分析計
IT201800000968A1 (it) * 2018-01-15 2019-07-15 Bls Blue Lab Service Srl Dispositivo per l’analisi multiparametrica di campioni
WO2021024521A1 (ja) * 2019-08-05 2021-02-11 株式会社日立ハイテク 液体分注装置
JP7447124B2 (ja) 2019-08-05 2024-03-11 株式会社日立ハイテク 液体分注装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6475222B2 (ja) 自動分析装置
EP1992952B1 (en) Liquid dispensing apparatus
JP5236612B2 (ja) 自動分析装置
JP4949389B2 (ja) 自動分析装置
JP2007303937A (ja) 自動分析装置
JP2005221392A (ja) 液体分注装置、それを用いた自動分析装置、及び液面検出装置
JP2007024804A (ja) 自動分析装置及びその分注方法
CN110291405A (zh) 自动分析装置和自动分析装置中的清洗机构
JP4497335B2 (ja) 分析装置
JP2001141734A (ja) 分析装置
JP3121818U (ja) 液体分注装置、それを用いた自動分析装置、及び円筒形状計測装置
JP2006098226A (ja) シリンジポンプの異常検出方法及び液体吸引吐出器並びに生化学分析装置
WO2011004581A1 (ja) 自動分析装置とその液面検知の正否判定方法
JP2014126415A (ja) 自動分析装置
JP6077075B2 (ja) 自動分析装置
WO2009148013A1 (ja) 検体分注装置のプローブ洗浄方法、検体分注装置及び自動分析装置
JP4110082B2 (ja) 自動分析装置
WO2020195500A1 (ja) 自動分析装置
JPH05306973A (ja) 液体の分注方法及び液体の分注装置
JP2010286243A (ja) 自動分析装置
JP6896936B2 (ja) 自動分析装置
JP2590688Y2 (ja) 血液凝固分析装置
JP7309467B2 (ja) 自動分析装置
JP2007309742A (ja) 自動分析装置
JP2020041929A (ja) 自動分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20061110

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20100210

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711