JP2001141284A - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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JP2001141284A JP32403099A JP32403099A JP2001141284A JP 2001141284 A JP2001141284 A JP 2001141284A JP 32403099 A JP32403099 A JP 32403099A JP 32403099 A JP32403099 A JP 32403099A JP 2001141284 A JP2001141284 A JP 2001141284A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内での衣類乾燥を経済的に、効率良くでき
る、使い勝手の良い除湿機を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 除湿量を制御する除湿制御手段14と、
風量を制御する送風制御手段16を設け、除湿能力およ
び送風装置の風量を最大とした衣類乾燥モードを選択す
る衣類乾燥スイッチ4と、所定時間後に運転停止となる
タイマー運転を可能とするタイマー制御手段11を設
け、衣類乾燥スイッチ4入力による衣類乾燥モードが選
択されるとタイマー制御手段11が連動設定され、自動
的にタイマー運転を行うことができる除湿機が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の除湿を行う
とともに、室内に吊り下げた衣類に低湿空気を供給して
衣類乾燥を行う除湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の除湿機は図12および図
13で示す構成のものが知られている。
【0003】図に示すように、通常の室内除湿運転のと
きは操作部101の自動除湿スイッチ102により設定
される自動除湿運転を選び、湿度設定スイッチ103で
好みの湿度を設定する。制御部(図示せず)は湿度セン
サによる室内現在湿度と湿度設定スイッチ103で設定
された設定湿度とを比較して適度の除湿運転を行う。
【0004】また、衣類乾燥スイッチ104で設定され
る衣類乾燥運転においては除湿能力を最大出力とした連
続運転の設定が一般的であり、この運転設定とは別に切
タイマースイッチ105の操作により所定時間後に運転
停止できるものもある。
【0005】以下、衣類乾燥機の運転について図12の
フローチャートを参照しながら説明する。
【0006】まず、STEP1でスイッチ入力があった
場合はSTEP2に移行し、このスイッチ入力が衣類乾
燥スイッチでない場合は入力されたスイッチにより指定
される運転モードを実行し、衣類乾燥スイッチである場
合はSTEP3に移行し衣類乾燥運転を行う。
【0007】次にSTEP4で運転停止スイッチの入力
がある場合はSTEP5で運転を停止する。運転停止ス
イッチの入力が無い場合はSTEP6に移行してタイマ
ーの設定判断を行い、設定が無い場合はSTEP3に移
行し衣類乾燥運転を継続する。また、タイマーの設定が
ある場合はSTEP7に移り、タイマーの経過時間を判
断する。タイマー設定時間が経過している場合はSTE
P5に移行して運転を停止し、設定時間がまだ経過して
いない場合は、STEP3において衣類乾燥運転を継続
するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の除湿
機では、連続運転で衣類乾燥を行うものでは使用者が運
転停止を忘れた場合や、タイマーがあるものでもタイマ
ーの設定をしなかった場合は、衣類が乾燥した後にも無
駄な除湿運転を継続してしまい、過除湿状態となった
り、消費電力を浪費するという課題があり、衣類乾燥が
終了したときは自動的に除湿機の運転も停止することが
要求されている。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、使用者が衣類乾燥運転を選択した場合、
自動的に衣類乾燥に適した運転を開始し、必要な乾燥時
間が経過すれば自動的に運転停止することを目的として
いる。
【0010】また、衣類乾燥運転実行時の室内が低湿状
態であれば衣類も乾燥しやすくなるため、あらかじめ設
定された標準的なタイマー時間では、衣類が乾燥した後
は無駄な除湿運転になるという課題があり、室内湿度が
低い場合は衣類の乾燥時間が短縮されることが要求され
ている。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、室内湿度が低い場合は衣類が乾燥した後
に無駄な除湿運転を行わないことを目的としている。
【0012】また、衣類が充分に乾燥し、タイマーによ
る乾燥運転終了後に停止した状態で衣類が放置される
と、雰囲気の湿気を乾燥した衣類が再吸湿するという課
題があり、この再吸湿を経済的に防ぐことが要求されて
いる。
【0013】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、衣類乾燥の運転終了後は衣類の再吸湿を
経済的に防ぐことを目的としている。
【0014】また、タイマーによる衣類乾燥を停止した
ときに、周辺の雰囲気が高湿状態であれば室内も次第に
高湿状態となり、衣類の再吸湿を防ぐことが難しいとい
う課題があり、雰囲気湿度が高い場合でも衣類の再吸湿
を防ぐことが要求されている。
【0015】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、衣類乾燥後の周辺湿度を適湿に保ち衣類
の再吸湿をより効果的に防ぐことを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の除湿機の制御回
路は上記目的を達成するために、本体内に設けた除湿手
段および送風手段と、前記除湿手段および前記送風手段
の運転制御を行う制御部と、前記本体表面に複数の運転
モードから1つを選択して運転操作する操作部を有し、
この操作部に設けた衣類乾燥モードを選択したとき、前
記制御部は除湿手段および送風手段を最大出力とすると
ともに固定のタイマー時間だけ運転を行うものである。
【0017】本発明によれば、機器のスイッチ操作部に
より衣類乾燥運転を選択した場合、自動的に衣類乾燥に
適した運転を開始し、必要な乾燥時間が経過すれば自動
的に運転停止する除湿機が得られる。
【0018】また、他の手段は、雰囲気湿度を検出する
湿度センサと、この湿度センサの検出湿度に応じて除湿
手段および送風手段の運転制御を行う制御部を有し、前
記湿度センサの検出湿度が第1のしきい値より小なると
き、制御部は固定のタイマー時間より短時間の短縮タイ
マー時間で運転を行うものである。
【0019】本発明によれば、室内湿度が低い場合は衣
類が乾燥した後に無駄な除湿運転を行わない除湿機が得
られる。
【0020】また、他の手段は、本体内に設けた除湿手
段および送風手段と、前記除湿手段および前記送風手段
の運転制御を行う制御部と、前記本体内表面に設けた複
数の運転モードから1つを選択して運転操作する操作部
を有し、この操作部に設けた乾燥キープモードを選択し
たとき、前記制御部は除湿手段および送風手段を最大出
力とするタイマー運転を実行し、続いて乾燥キープ運転
として送風手段のみを運転するものである。
【0021】本発明によれば、衣類乾燥の運転終了後は
衣類の再吸湿を経済的に防ぐことができる除湿機が得ら
れる。
【0022】また他の手段は、乾燥キープ運転中に湿度
センサの検出湿度が第2のしきい値より大なるとき、制
御部は送風手段および除湿手段を運転するものである。
【0023】本発明によれば、衣類乾燥後の周辺湿度を
適湿に保ち衣類の再吸湿をより効果的に防ぐことができ
る除湿機が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明は本体内に設けた除湿手段
および送風手段と、前記除湿手段および前記送風手段の
運転制御を行う制御部と、前記本体表面に設けた複数の
運転モードから1つを選択して運転操作する操作部を有
し、この操作部に設けた衣類乾燥モードを選択したと
き、前記制御部は除湿手段および送風手段を最大出力と
するとともに固定のタイマー時間だけ運転するものであ
り、使用者が衣類乾燥モードをスイッチ選択すると、制
御部は最大能力で除湿運転を開始するとともに、標準的
な乾燥時間としてあらかじめ記録されたタイマー時間だ
け運転して自動的に停止するという作用を有する。
【0025】また、雰囲気湿度を検出する湿度センサ
と、この湿度センサの検出湿度に応じて除湿手段および
送風手段の運転制御を行う制御部を有し、前記湿度セン
サの検出湿度が第1のしきい値より小なるとき、制御部
は固定のタイマー時間より短時間の短縮タイマー時間で
運転するものであり、室内湿度が所定湿度より低いとき
は衣類乾燥効率が向上するため、制御部は固定のタイマ
ー時間に比べて短時間で乾燥運転を終了して無駄な除湿
運転を行わないようにするという作用を有する。
【0026】また、本体内に設けた除湿手段および送風
手段と、前記除湿手段および前記送風手段の運転制御を
行う制御部と、前記本体内表面に設けた複数の運転モー
ドから1つを選択して運転操作する操作部を有し、この
操作部に設けた乾燥キープモードを選択したとき、制御
部は除湿手段および送風手段を最大出力とするタイマー
運転を実行し、続いて乾燥キープ運転として送風手段の
みを運転するものであり、衣類乾燥モードのタイマー運
転終了後に送風運転に切り換えることにより、空気中の
水分が乾燥した衣類に再吸湿されることを防止できると
いう作用を有する。
【0027】また、乾燥キープ運転時に湿度センサの検
出湿度が第2のしきい値より大なるとき、制御部は送風
手段および除湿手段を運転するものであり、乾燥キープ
運転中に室内湿度が高くなり、送風運転だけでは乾燥し
た衣類の再吸湿が防止できない場合は、送風運転に加え
て除湿運転を行うことにより、衣類を乾燥状態で保つこ
とができるという作用を有する。
【0028】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例について
図面を参照しながら説明する。
【0029】図1〜図4に示すように、本体1の天面に
は操作部2を設け、操作部2には衣類乾燥モードまたは
乾燥キープ運転モードを選択するための衣類乾燥スイッ
チ4と、この衣類乾燥スイッチ4の選択した運転モード
を表示する乾燥LED6および乾燥キープLED7が配
置され、さらにタイマーを選択するための切タイマース
イッチ5と、この切タイマースイッチ5の操作によるタ
イマー時間の設定および残時間表示を行う数字表示のL
ED8が設けられている。
【0030】また、図4のブロック図に示すように、本
体1内部の制御部9にはマイクロコンピューター10が
設けられ、マイクロコンピューター10内部にはタイマ
ー設定時のタイマー時間制御を行うタイマー制御手段1
1が設けられている。また、制御部9には除湿装置13
の駆動制御を行う除湿制御手段14と、送風装置15の
駆動制御をする送風制御手段16を設けている。
【0031】上記構成において主要な動作を説明する
と、図4のフローチャートに示すように、STEP1
1、STEP12ではスイッチ入力および入力されたス
イッチの種類の判断を行っており、衣類乾燥スイッチ4
の入力である場合はSTEP13に移りタイマー制御手
段11により固定タイマー時間として3時間のタイマー
時間が設定される。STEP14で乾燥LED6の点灯
とともに除湿量と風量を最大出力として衣類乾燥運転を
開始し、同時に3時間のタイマー運転がスタートする。
STEP15でタイマー制御手段11はタイマーの経過
時間の判断を行い、3時間経過するとSTEP16に移
行し運転を停止する。
【0032】以上のように乾燥させたい衣類を除湿機の
吹出し口上方に吊り下げて衣類乾燥運転を選択すれば、
除湿能力を最大として3時間のタイマーが自動設定さ
れ、標準的に衣類乾燥が終了する3時間後に運転停止と
なる。すなわち無駄な除湿運転がなくなり、省エネ運転
することができる。
【0033】乾燥時間と乾燥度の特性に関しては図5の
特性図に示す通り、乾燥度97%以上を衣類乾燥の完了
状態とすれば通常の使用状態で運転時間3時間以内で乾
燥が完了することがわかる。なお、乾燥度とは乾燥運転
を行う衣類の重量に対する衣類の通常乾燥状態における
標準重量の割合であり、衣類乾燥をはじめる際の衣類の
乾燥度は70%としている。
【0034】(実施例2)本実施例では実施例1と同一
構成のものは同一番号を付して詳しい説明を省略する。
図2〜図4、図7および図8に示すように、本体1の側
面内部には室内湿度を検出する湿度センサ3を設け、湿
度センサ3の検出した検出湿度をマイクロコンピュータ
ー10内にあらかじめ設定された湿度値40%(第1の
しきい値)と比較判断する比較判定手段12が設けられ
ている。比較判定手段12があらかじめ設定された湿度
40%より湿度センサ3の検出湿度が大きいと判断した
場合は、タイマー制御手段11は固定タイマー時間(3
時間)より短い短縮タイマー時間(2時間)を設定し
て、衣類乾燥運転をするようになっている。
【0035】上記構成において主要な動作を図6のフロ
ーチャートを用いて説明する。まずステップ11〜14
は実施例1と同一動作を行い、STEP14で3時間の
タイマー運転を開始する。STEP205で湿度センサ
3により室内の現在湿度を検出し、STEP206であ
らかじめマイクロコンピューター10に設定された湿度
40%(第1のしきい値)とSTEP205で検出した
湿度を比較判定手段12が比較を行い、40%以下であ
ると判断した場合はSTEP207に移行し、経過時間
が2時間経過した場合はSTEP208で運転を停止
し、2時間を経過していない場合は衣類乾燥運転と湿度
検出を継続する。
【0036】また、STEP206において湿度40%
以上と判断した場合はSTEP209に移行し、衣類乾
燥運転を継続しSTEP210でタイマーの経過時間の
判断を行う。このとき3時間経過した場合はSTEP2
11で運転を停止し、3時間を経過していない場合はS
TEP209に移行し衣類乾燥運転を継続する。
【0037】雰囲気湿度と衣類乾燥の関係は図7に示す
ように、周囲温度10℃の一定条件で雰囲気湿度90%
では衣類の乾燥度97%となるまでに約3時間を要して
いるが、雰囲気湿度40%では2時間以内で乾燥してい
ることがわかる。
【0038】以上のように、衣類乾燥運転を行い自動設
定されるタイマー時間の経過時間が2時間を経過するま
で室内の湿度が40%以下という乾燥状態を常に保持し
ている場合は、衣類乾燥は効率良く行われるため2時間
以内で充分に乾燥しているという判断を行い運転を停止
することができるので、雰囲気湿度が低い場合は乾燥時
間を短縮して無駄な乾燥運転を省くことができる。な
お、本実施例では第1のしきい値として湿度40%を設
定したが、使用条件によっては40%以外の湿度値に設
定してもよい。
【0039】(実施例3)本実施例では実施例1と同一
構成のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。
【0040】図2〜図4、図8および図9に示すように
マイクロコンピューター10は3時間のタイマー運転終
了後に、送風装置15を9時間のタイマー運転ができる
ようになっている。
【0041】上記構成において、図8のフローチャート
を用いて主要な動作を説明する。STEP11〜14ま
では実施例1と同一であり、STEP14で3時間タイ
マーの衣類乾燥運転を開始する。STEP305にて切
タイマースイッチ5入力によるタイマー時間の設定変更
の有無を判断し、タイマーの設定変更が無い場合はST
EP310に移り、タイマー制御手段11によるタイマ
ー経過時間の判断がされ、3時間経過した場合はSTE
P311に移行し衣類乾燥運転は停止となり、除湿制御
手段14が除湿装置13を停止し、送風制御手段16が
送風装置15による送風運転を行う。次にこの送風運転
がスタートしてからの時間経過の判断をタイマー制御手
段11はSTEP312において行い、9時間経過した
場合STEP313で送風制御手段16により送風装置
15を停止し運転停止となる。また、STEP309に
おいてタイマー制御手段11による切タイマー変更設定
の経過時間判断で設定時間が経過している場合はSTE
P311に移行し、送風制御手段16により、送風装置
15が駆動され送風運転を行う。
【0042】すなわち、切タイマースイッチ5を設定し
ない場合の乾燥運転はあらかじめ設定された3時間のタ
イマー運転となり乾燥運転を行うが、切タイマースイッ
チ5でタイマー時間を設定する場合はSTEP306〜
309に示すように乾燥運転時間を任意に変更すること
ができる。乾燥運転がタイマー時間の経過により終了し
た後は、除湿運転から送風運転に自動的に切り換わり、
衣類の再吸湿防止運転となる。この乾燥運転後の衣類の
再吸湿と放置時間の関係は図9に示すように、乾燥運転
後そのまま放置した場合は乾燥度が下がり再吸湿されて
いるのに対し、送風運転を行う場合は乾燥度が保たれて
いることがわかる。
【0043】(実施例4)本実施例では実施例3と同一
構成のものは、同一番号を付して詳しい説明を省略す
る。図2〜図4、図7および図8に示すように、衣類乾
燥の運転終了後に乾燥キープ運転に入ると、マイクロコ
ンピューター10は湿度センサ3の検出湿度と第2のし
きい値として設定した湿度55%との比較を行ない、検
出湿度55%より大なるときは除湿運転を行ない、検出
湿度55%以下のときは送風運転を行うようになってい
る。
【0044】上記構成において、図10のフローチャー
トを用いて主要な動作を説明する。STEP11〜ST
EP309までは実施例3と同一であり、STEP41
0以降を説明する。STEP410でのタイマー経過時
間の判断で3時間経過した場合はSTEP411に移行
し衣類乾燥運転は停止となり、除湿制御手段14は除湿
装置13を停止する。STEP412で湿度センサ3に
よる湿度検出値を比較判定手段12があらかじめ設定し
た湿度55%(第2のしきい値)と比較する。湿度55
%より高湿である場合はSTEP414、低湿である場
合はSTEP413に移行して処理を行う。
【0045】まず、比較判定手段12が低湿の判断を行
いSTEP413に移行した場合、除湿制御手段12は
除湿装置13を停止し、送風制御手段16は送風装置1
5を制御し送風運転を行う。また比較判定手段12が高
湿の判断を行いSTEP414に移行した場合、除湿制
御手段12は除湿装置13を電力低消費型の効率の良い
室内除湿モードに切り換え、除湿運転を行う。次にST
EP415に移行し、自動除湿運転がスタートしてから
の時間経過の判断をタイマー制御手段11が行い、9時
間経過した場合STEP416で運転停止となる。また
STEP415で9時間を経過していない場合はSTE
P411に戻り、湿度センサ3による現在湿度の検出、
比較判定手段12による湿度の比較判定を行い、除湿制
御手段14および送風制御手段16による自動除湿運転
が継続される。
【0046】以上のように、乾燥運転終了後の再吸湿防
止運転は常湿状態では送風運転で充分に効果が得られる
が、高湿状態のときは衣類が再吸湿しやすくなるため、
これを防ぐ目的で湿度55%を第2のしきい値として自
動除湿運転を行う。高湿および常湿状態での乾燥運転後
の乾燥度と放置時間の関係は図11に示すように周辺の
湿度が90%程度の高湿状態であれば、送風運転による
再吸湿の防止にはあまり効果が無く、湿度55%程度で
は乾燥度から判断して送風運転における再吸湿防止は充
分に効果のあることがわかる。
【0047】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば使用者が機器のスイッチ操作部により衣類乾
燥運転を選択すると、タイマー設定をしなくても標準的
な衣類量を想定したタイマー時間が自動的に設定され、
衣類乾燥終了時に自動的に機器の運転を停止することに
より電力の無駄使いを防ぐことができるという効果のあ
る除湿機が提供できる。
【0048】また、室内湿度が低い場合は、衣類の乾燥
速度が速くなるため、湿度センサの検出湿度が第1のし
きい値より低いときは運転時間を短縮し、さらに省電力
化できるという効果のある除湿機が得られる。
【0049】また、乾燥キープ運転が選択された場合
は、衣類乾燥のタイマー運転終了後に送風運転を行うこ
とにより、衣類を長時間放置した場合でも空気中の水分
の再吸湿を防ぎ、乾燥状態を保持できる効果のある除湿
機が提供できる。
【0050】また、乾燥キープ運転の送風運転時に、湿
度センサの検出湿度が第2のしきい値より高い場合は、
除湿運転を行うことで衣類乾燥後の再吸湿を効果的に防
ぎ、乾燥した衣類の乾燥状態を確実に保つことができる
効果のある除湿機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除湿機の実施例1のフローチャート
【図2】同実施例1〜4の本体斜視図
【図3】同操作パネルの拡大図
【図4】同ブロック回路図
【図5】同実施例1の乾燥時間に対する乾燥度の特性図
【図6】同実施例2のフローチャート
【図7】同雰囲気湿度の違いによる乾燥度の特性図
【図8】同実施例3のフローチャート
【図9】同乾燥キープ運転の乾燥度の特性図
【図10】同実施例4のフローチャート
【図11】同雰囲気湿度の違いによる乾燥した衣類の乾
燥度の特性図
【図12】従来の除湿機のフローチャート
【図13】従来の除湿機の操作パネルの拡大図
【符号の説明】
1 本体 2 操作パネル(操作部) 3 湿度センサ 4 衣類乾燥スイッチ(衣類乾燥モード、乾燥キープ
モード) 6 乾燥LED(衣類乾燥モード) 7 乾燥キープLED(乾燥キープモード) 9 制御部 11 除湿装置(除湿手段) 13 送風装置(送風手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に設けた除湿手段および送風手段
    と、前記除湿手段および前記送風手段の運転制御を行う
    制御部と、前記本体表面に設けた複数の運転モードから
    1つを選択して運転操作する操作部を有し、この操作部
    に設けた衣類乾燥モードを選択したとき、前記制御部は
    除湿手段および送風手段を最大出力とするとともに固定
    のタイマー時間だけ運転してなる除湿機。
  2. 【請求項2】 雰囲気湿度を検出する湿度センサと、こ
    の湿度センサの検出湿度に応じて除湿手段および送風手
    段の運転制御を行う制御部を有し、前記湿度センサの検
    出湿度が第1のしきい値より小なるとき、制御部は固定
    のタイマー時間より短時間の短縮タイマー時間で運転し
    てなる請求項1記載の除湿機。
  3. 【請求項3】 本体内に設けた除湿手段および送風手段
    と、前記除湿手段および前記送風手段の運転制御を行う
    制御部と、前記本体内表面に設けた複数の運転モードか
    ら1つを選択して運転操作する操作部を有し、この操作
    部に設けた乾燥キープモードを選択したとき、前記制御
    部は除湿手段および送風手段を最大出力とするタイマー
    運転を実行し、続いて乾燥キープ運転として送風手段の
    みを運転してなる除湿機。
  4. 【請求項4】 乾燥キープ運転時に湿度センサの検出湿
    度が第2のしきい値より大なるとき、制御部は送風手段
    および除湿手段を運転してなる請求項3記載の除湿機。
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