JP2001140429A - 太陽電池装置、太陽電池装置の組み付け方法 - Google Patents

太陽電池装置、太陽電池装置の組み付け方法

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JP2001140429A
JP2001140429A JP32532099A JP32532099A JP2001140429A JP 2001140429 A JP2001140429 A JP 2001140429A JP 32532099 A JP32532099 A JP 32532099A JP 32532099 A JP32532099 A JP 32532099A JP 2001140429 A JP2001140429 A JP 2001140429A
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solar cell
ridge
frame
panel
eaves
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Masaharu Ohori
正春 大堀
Hironobu Nakamura
裕信 中村
Akihiko Kobayashi
昭彦 小林
Yoshiyuki Hayashi
義之 林
Naoki Ito
直樹 伊藤
Atsushi Oguri
敦 小栗
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 雨水等の侵入による腐食等を防止する太陽電
池パネルの屋根への組付け方法の提供。 【解決手段】 棟側の第一の太陽電池パネル1aおよび
軒側の第二の太陽電池パネル1と、第二の太陽電池パネ
ルの表面方向に突出し第二の太陽電池パネルの棟側のフ
レーム4に設けられた凸部4aと、第二の太陽電池パネ
ルの棟側のフレームに設けられ凸部よりも棟側でかつ第
二の太陽電池パネルの表面方向に開口した凹部9と、凹
部に若干突出するように収納され弾力性を有するシール
材17と、第一の太陽電池パネルの軒側のフレーム5に
設けられ軒側に延出した延出部14と、を備え、延出部
が凸部よりも棟側で凹部を覆うように配置されシール材
を圧縮固定するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池パネルが
屋根材と太陽光発電の機能を兼ね備えた屋根材兼用形太
陽電池装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては例えば特開平6−2
12747号公報に開示された太陽電池付き屋根パネル
がある。この種の技術としては、野地板の上に防水シー
ト(アスファルトルーフィング)を敷き、その上部に複
数の太陽電池パネルを並べ、太陽電池パネルのフレーム
体等を利用して固定金具等を介して野地板に太陽電池パ
ネルを固定して屋根材の代用を成し、屋根材を省くこと
を可能とし、屋根材工事を太陽電池パネル設置工事に置
き換えるようにしている。
【0003】特開平6−212747号公報に開示され
た従来の技術を図9および図10にて説明する。図にお
いて101はベースパネル、110は太陽電池パネル、
111は太陽電池、112はフレーム、113は棟側フ
レーム、114は軒側フレーム、114aは軒側フレー
ム114に形成された延出辺、115は縦フレーム、1
20はシール材、125は支持材である。
【0004】屋根パネルはベースパネル101の上面に
複数の太陽電池パネル110が並べて取付けられてなる
もので、全体が長方形状に形成され、その長手方向が屋
根の傾斜に沿う状態で棟側から軒側に渡って張られてい
る。太陽電池パネル110は、多数の太陽電池セルが透
明板に内臓された矩形パネル状の太陽電池111の4辺
にフレーム112が枠組されており、ベースパネル10
1に対し、棟側フレーム113が棟側に軒側フレーム1
14が軒先側に配され、縦フレーム115が屋根の傾斜
方向に沿う状態で取付けられている。この場合、ベース
パネル101には長手方向に沿って支持材125が固定
され、この支持材125に左右の縦フレーム115を固
定することにより、太陽電池パネル110はベースパネ
ル101に取付けられている。また上下左右に隣り合う
太陽電池パネル110の間にはシール材120が介装さ
れている。
【0005】この屋根パネルにおいては棟側の太陽電池
パネル110から軒先側の太陽電池パネル110に雨水
が流れる際に棟側の軒側フレーム114に形成された延
出片114aを経て軒先側の太陽電池パネル110に至
る。雨水の跳ね返りや風雨による吹き上げ等による雨水
の侵入は太陽電池パネル110間のシール材120によ
り遮断する。また、支持材125により、太陽電池パネ
ル110とベースパネル101の間に空間が設けられ太
陽電池パネルの放熱が可能になっている。左右方向の太
陽電池パネル110間の隙間からの雨水の侵入は支持材
125と縦フレームの間のシール材120が遮断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような屋根材形
太陽電池装置においては、雨水の跳ね返り、風雨の吹き
上げ等による雨水の侵入が直接シール材で遮断する構造
ではシール材の侵食や劣化が早く、防水の信頼性に欠け
る問題がある。また、屋根材形太陽電池装置の設置工事
中や設置工事完了後の試運転あるいは太陽電池システム
を稼働中に電気的なトラブルや一部の太陽電池パネルの
破損等のトラブルが発生することも考えられ、複数の屋
根材形太陽電池パネルの中の1枚の交換あるいは修復作
業には多くの屋根材太陽電池パネルを外さなくてはなら
ず多くの時間と労力が必要であった。また、屋根材形太
陽電池パネルを野地板(ベースパネル)面へ固定してい
るので、野地板(ベースパネル)面だけでは外的条件、
特に暴風雨に対して強度的に弱く固定部が緩んだりして
雨漏りや屋根材形太陽電池パネルの破損が生ずる恐れが
あった。
【0007】本発明は、上記した従来の問題点を解消す
るためになされたもので、風雨などに対して雨漏りや破
損がなく、また、個々の太陽電池パネルの着脱を可能に
することを目的とする。また、太陽電池パネルの裏面に
電気配線スペースと太陽電池パネルの裏面の放熱を助け
る自然換気スペースを共用し、別途配線スペースを設け
なくて済むようにすることを目的とする。また、太陽電
池パネル間の取付け方法を同一にして設置工事の標準化
を図った屋根材形太陽電池装置を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、太陽光発電の機能を備えた太陽電池を固着支持し隣
り合う太陽電池間を接続するフレームが太陽電池の周囲
に枠状に装着され太陽電池パネルを形成し、この太陽電
池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上
にして平面状に複数並べ、第一の太陽電池パネルを棟側
に第二の太陽電池パネルを軒側に隣り合って配置した構
成のものにおいて、第二の太陽電池の棟側端を挟み込む
ように固着支持する第二の太陽電池パネルの棟側フレー
ムのパネル棟側端面支持部と、パネル棟側端面支持部に
設けられ第二の太陽電池パネルの表面方向に突出した第
二の太陽電池パネルの棟側フレーム凸部と、パネル棟側
端面支持部に設けられ棟側フレーム凸部よりも棟側でか
つ第二の太陽電池パネルの表面方向に開口した第二の太
陽電池パネルの棟側フレーム凹部と、第一の太陽電池の
軒側端を挟み込むように固着支持する第一の太陽電池パ
ネルの軒側フレームのパネル軒側端面支持部と、パネル
軒側端面支持部に設けられ軒側方向に延出した第一の太
陽電池パネルの軒側フレーム延出部と、棟側フレーム凹
部に収納され棟側フレーム凹部よりも若干突出し弾力性
を有するシール材と、を備え、軒側フレーム延出部が棟
側フレーム凸部と係合し、軒側フレーム延出部が棟側フ
レーム凹部内に収納されたシール材を完全に覆うように
配置されシール材を圧縮固定するようにしたものであ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べて配置した構成のものにおいて、最も軒側の太陽電
池パネルよりも軒側に配置され軒側よりの雨水の侵入を
防止する軒側取り付け部材と、最も軒側の太陽電池の軒
側端を挟み込むように固着支持する最も軒側の太陽電池
パネルの軒側フレームのパネル軒側端面支持部と、パネ
ル軒側端面支持部に設けられ軒側方向に延出した最も軒
側の太陽電池パネルの軒側フレーム延出部と、最も軒側
の太陽電池パネルの表面方向に突出し軒側取り付け部材
に設けられた凸部と、軒側取りつけ部材に設けられ凸部
よりも棟側でかつ最も軒側の太陽電池パネルの表面方向
に開口した凹部と、凹部に収納され凹部より若干突出し
弾力性を有するシール材と、を備え、軒側フレーム延出
部が凸部と係合し軒側フレーム延出部が凹部に収納され
たシール材を完全に覆うように配置されシール材を圧縮
固定するようにしたものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べて配置した構成のものにおいて、最も棟側の太陽電
池パネルよりも棟側に配置され棟側よりの雨水の侵入を
防止する棟側取り付け部材と、最も棟側の太陽電池の棟
側端を挟み込むように固着支持する最も棟側の太陽電池
パネルの棟側のフレームのパネル棟側端面支持部と、パ
ネル棟側端面支持部に設けられ最も棟側の太陽電池パネ
ルの表面方向に突出した最も棟側の太陽電池パネルの棟
側フレームの凸部と、パネル棟側端面支持部に設けられ
凸部よりも棟側でかつ最も棟側の太陽電池パネルの表面
方向に開口した最も棟側の太陽電池パネルの棟側フレー
ムの凹部と、凹部に収納され凹部より若干突出し弾力性
を有するシール材と、棟側取り付け部材に設けられ軒側
方向に延出した延出部と、を備え、延出部が凸部と係合
し、延出部が凹部に収納されたシール材を完全に覆うよ
うに配置されシール材を圧縮固定するようにしたもので
ある。
【0011】請求項4に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べて配置した構成のものにおいて、屋根の傾斜方向に
対して左右方向に隣り合って配置される右側の太陽電池
パネルおよび左側の太陽電池パネルと、右側の太陽電池
の左側端を挟み込むように固着支持する右側の太陽電池
パネルの左側フレームのパネル左端面支持部と、パネル
左端面支持部に設けられ右側の太陽電池パネルの表面方
向に突出した右側の太陽電池パネルの左フレーム凸部
と、パネル左端面支持部に設けられ左フレーム凸部より
も左側でかつ右側の太陽電池パネルの表面方向に開口し
た右側太陽電池パネルの左フレーム凹部と、左フレーム
凹部に収納され左フレーム凹部より若干突出し弾力性を
有するシール材と、左側の太陽電池パネルの表面方向に
突出し左側の太陽電池の右側端を挟みこむように固着支
持するパネル右端面支持部と、パネル右端面支持部に設
けられ左側の太陽電池パネルの右フレーム凸部と、右フ
レーム凸部よりも右側でかつ左側の太陽電池パネルの表
面方向に開口した左側の太陽電池パネルの右フレーム凹
部と、右フレーム凹部に収納され右フレーム凹部より若
干突出し弾力性を有するシール材と、を備え、右フレー
ム凸部と左フレーム凸部との間に配置され右フレーム凹
部および左フレーム凹部に収納されたシール材を完全に
覆いシール材を圧縮固定するようにした押さえ板を設け
たものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べて配置した構成のものにおいて、最も左側の太陽電
池パネルよりも左側に配置され雨水の侵入を防止する左
側取り付け部材と、最も左側の太陽電池の左側端を挟み
こむように固着支持する最も左側の太陽電池パネルの左
フレームのパネル左端面支持部と、パネル左端面支持部
に設けられ最も左側の太陽電池パネルの表面方向に突出
した最も左側の太陽電池パネルの左フレーム凸部と、左
フレーム凸部よりも左側でかつ最も左側の太陽電池パネ
ルの表面方向に開口した最も左側の太陽電池パネルの左
フレーム凹部と、左フレーム凹部に収納され左フレーム
凹部より若干突出し弾力性を有するシール材と、左側取
り付け部材の上端面に形成された平坦部を有するパネル
接続部と、を備え、最も左側の太陽電池パネルの左フレ
ーム凹部の開口部を上にした状態で左フレームをパネル
接続部の平坦部を上にした状態で左側取り付け部材に当
接させ、左フレーム凸部に係合し左フレーム凸部よりも
左側で左フレーム凹部と平坦部を覆うように押さえ板を
装着しシール材を圧縮固定するようにしたものである。
【0013】請求項6に記載の発明は、太陽電池パネル
に設けられた左フレームを右フレームと左右対称形状と
したものである。
【0014】請求項7に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べ、第一の太陽電池パネルを棟側に第二の太陽電池パ
ネルを軒側に隣り合って配置した構成のものにおいて、
第二の太陽電池の棟側端を挟み込むように固着支持する
第二の太陽電池パネルの棟側フレームのパネル棟側端面
支持部と、パネル棟側端面支持部に設けられ第二の太陽
電池パネルの裏面方向に延出した第二の太陽電池パネル
の棟側フレームの裏面延出部と、裏面延出部に左右自在
に勘合する勘合部を有する第一の固定部材と、を備え、
裏面延出部と第一の固定部材の勘合部を勘合固定させ、
第一の固定部材を屋根のベースを構成する野地板に固定
支持したものである。
【0015】請求項8に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べ、第一の太陽電池パネルを棟側に第二の太陽電池パ
ネルを軒側に隣り合って配置した構成のものにおいて、
第一の太陽電池の軒側端を挟み込むように固着支持する
第一の太陽電池パネルの軒側フレームのパネル軒側端面
支持部と、パネル軒側端面支持部に設けられ第一の太陽
電池パネルの裏面方向に延出した第一の太陽電池パネル
の軒側フレームの裏面延出部と、裏面延出部に左右自在
に勘合する勘合部を有する第二の固定部材と、を備え、
裏面延出部と第二の固定部材の勘合部を勘合固定させた
ものである。
【0016】請求項9に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べて配置した構成のものにおいて、太陽電池の周囲を
挟み込むように固着支持するフレームの端面支持部と、
端面支持部に設けられ太陽電池パネルの裏面方向に延出
し屋根を構成する野地板に太陽電池パネルを固着支持す
るフレームの裏面延出部と、太陽電池パネルの裏面側で
かつ野地板の上面側に設けられた空間と、を備え、裏面
延出部は太陽電池パネルに対して少なくとも1つ以上の
切り欠きまたは穴を有するか、あるいは少なくとも2つ
以上に分割されており、切り欠きまたは穴あるいは分割
された裏面延出部間の隙間を通して軒側から棟側にある
いは左右間に空間を連通させ、きり欠きまたは穴あるい
は分割された裏面延出部間の隙間を空気の流路および太
陽電池パネル間の接続配線の配線スペースにしたもので
ある。
【0017】請求項10に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べて配置した構成のものにおいて、太陽電池パネル
の左側のフレームに設けられ太陽電池パネルの表面方向
に開口した左側フレーム凹部あるいは太陽電池パネルの
右側のフレームに設けられ太陽電池パネルの表面方向に
開口した右側フレーム凹部をフレームの全長に渡って設
け、凹部にシール材を収納したものである。
【0018】請求項11に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして屋根のベー
スを構成する野地板の上面に平面状に複数並べて配置し
た構成のものにおいて、複数の太陽電池パネルのうち必
要な1つのみを交換可能としたものである。
【0019】請求項12に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べ、第一の太陽電池パネルを棟側に第二の太陽電池
パネルを軒側に隣り合って配置した構成のものにおい
て、第二の太陽電池の棟側端を挟み込むように固着支持
する第二の太陽電池パネルの棟側フレームのパネル棟側
端面支持部と、パネル棟側端面支持部に設けられ第二の
太陽電池パネルの表面方向に突出した第二の太陽電池パ
ネルの棟側フレームの凸部と、第一の太陽電池の軒側端
を挟み込むように固着支持する第一の太陽電池パネルの
軒側フレームのパネル軒側端面支持部と、パネル軒側端
面支持部に設けられ軒側方向に延出した第一の太陽電池
パネルの軒側フレーム延出部と、を備え、凸部に軒側フ
レーム延出部を当接さて位置決めしながら軒側から棟側
に順次組み付けて行くようにしたものである。
【0020】請求項13に記載の発明は、フレームの形
状を全ての太陽電池パネルに対して同じ構成としたもの
である。
【0021】請求項14に記載の発明は、最も軒側の太
陽電池パネルの最も軒側の裏面空間を閉塞している軒側
取り付け部材の裏面に空気取り入れ口を設け、空気取り
入れ口よりも下方まで延出した雨よけ部材を軒側取りつ
け部材の空気取り入れ口よりも軒側に備えたものであ
る。
【0022】請求項15に記載の発明は、最も棟側の太
陽電池パネルの棟側を閉塞する棟側取り付け部材に設け
られた太陽電池パネルの表面方向に開口する開口部と、
開口部の周囲を囲うように太陽電池パネルの表面方向に
延出する囲いと、囲いの棟側部の先端を棟側に折り曲げ
た棟側折り曲げ部と、囲いの軒側部の先端を棟側に折り
曲げた軒側折り曲げ部と、を備え、軒側折り曲げ部が開
口部及び棟側折り曲げ部の上面を覆い、かつ軒側折り曲
げ部と棟側折り曲げ部との間には間隙を有し、開口部が
間隙と連通し棟側に開口するようにしたものである。
【0023】請求項16に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べて配置した構成のものにおいて、最も左側の太陽
電池パネルよりも左側に配置され雨水の侵入を防止する
左側取り付け部材と、左側取りつけ部材よりも左側に配
設さる屋根材と、左側取りつけ部材の左端側に設けられ
最も左側の太陽電池パネルの表面方向に突出した突出部
と、突出部に設けられ最も左側の太陽電池パネルの表面
方向に開口した突出凹部と、突出凹部よりも右側で最も
左側の太陽電池パネルの左フレームとの間で左側取りつ
け部材に設けられた雨水を棟側から軒側に流す桶部と、
突出凹部に収納され突出凹部よりも若干突出し弾力性を
有するシール材と、を備え、屋根材が突出凹部に収納さ
れたシール材を完全に覆いシール材を圧縮固定するよう
に左側取り付け部材を配設したものである。
【0024】請求項17に記載の発明は、屋根を構成す
る野地板あるいは垂木に固定される固定部を有する第一
の固定部材と、第一の固定部材の固定部を覆い野地板あ
るいは垂木に押圧固定する固定部材覆い部を有する第三
の固定部材と、を備え、第三の固定部材の固定部材覆い
部により第一の固定部材の固定部を押圧固定するように
したものである。
【0025】請求項18に記載の発明は、第三の固定部
材の固定部材覆い部は先端が第一の固定部材または第二
の固定部材の固定部が挿入しやすいようにガイド部を有
するようにしたものである。
【0026】請求項19に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べて配置した構成のものにおいて、太陽電池の周囲
を挟み込むように固着支持するフレームの端面支持部
と、端面支持部に設けられ太陽電池パネルの裏面方向に
延出し屋根を構成する野地板に太陽電池パネルを固着支
持するフレームの裏面延出部と、を備え、裏面延出部を
野地板に挟み込み押圧固定するようにした押圧固定部材
を備えたものである。
【0027】請求項20に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べて配置した構成のものにおいて、最も棟側の太陽
電池パネルよりも棟側に配置され最も棟側の太陽電池パ
ネルの棟側を閉塞し棟側よりの雨水の侵入を防止する棟
側取り付け部材と、棟側取り付け部材に設けられた太陽
電池パネルの表面方向に開口する開口部と、開口部の周
囲を囲うように太陽電池パネルの表面方向に延出する囲
いと、囲いの棟側部の先端を棟側に折り曲げた棟側折り
曲げ部と、囲いの軒側部の先端を棟側に折り曲げた軒側
折り曲げ部と、を備え、軒側折り曲げ部が開口部及び棟
側折り曲げ部の上面を覆い、かつ軒側折り曲げ部と棟側
折り曲げ部との間には間隙を有し、開口部が間隙と連通
し棟側に開口するようにしたものである。
【0028】請求項21に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べて配置した構成のものにおいて、枠状に装着され
たフレームが全ての太陽電池パネルに対して同じ構成と
したものである。
【0029】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の実施の形
態1について図1〜図8にて説明する。この実施の形態
1は、屋根材と太陽電池パネルを兼用にした太陽電池装
置に関する場合のものであり、太陽エネルギーを電気エ
ネルギーに変換する屋根材形太陽電池パネルを主体とし
て構成されている。図1は本発明の屋根材形太陽電池装
置の太陽電池パネルの正面図、図2は本発明の棟側の太
陽電池パネルと軒側の太陽電池パネル間の接続部を示す
部分断面図である。図3は本発明の屋根材形太陽電池装
置の最も軒側部分の接続を示す部分断面図である。図4
は本発明の屋根材形太陽電池装置の最も棟側部分の接続
を示す部分断面図、図5は図5は本発明の屋根材形太陽
電池装置の棟側取り付け部材の開口部を上面より見た
図、図6は本発明の屋根材形太陽電池装置の左右の太陽
電池パネルの接合部を示す断面図、図7は本発明の屋根
材形太陽電池装置の最も左側部分の接続を示す部分断面
図、図8は本発明の屋根材形太陽電池装置を屋根に取り
付けた図である。
【0030】図1において1は太陽電池パネルであり、
2は左フレーム、3は右フレーム、4は棟側フレーム、
5は軒側フレーム、50は太陽電池である。太陽電池パ
ネル1は左フレーム2、右フレーム3、棟側フレーム4
および軒側フレーム5が太陽電池50の周囲を覆うよう
に枠組みしており矩形形を構成している。また、太陽電
池パネル1は棟側フレーム4が棟側に軒側フレーム5が
軒先側に配置され、左フレーム2および右フレーム3が
屋根の傾斜方向に沿う状態で取り付けられており、各フ
レームはアルミの押し出し材などで造られている。ま
た、9は後述する第一の凹部、3aは後述する第三の凹
部、2aは後述する第四の凹部であり、第三の凹部3a
及び第四の凹部2aは右フレーム3及び左フレーム2の
全長に渡って設けられている。
【0031】図2において、1aは太陽電池パネルであ
り、太陽電池パネル1の棟側に隣り合って配置されてお
り太陽電池パネル1と同様に太陽電池50aの周囲にフ
レームが枠組みされた構成となっている。棟側フレーム
4は、太陽電池50の棟側の棟側端面をシール材6を介
して固着支持するパネル棟側端面支持部4cと、このパ
ネル棟側端面支持部4cより棟側に設けられシール材を
収納する第一の凹部9と、第一の凹部9よりさらに棟側
に設けられ太陽電池50より棟側に位置しかつ隣り合う
太陽電池50aの軒側フレーム5aとの接続を行う棟側
接続固定部10と、パネル棟側支持部4cより太陽電池
50の裏面方向に延出し防水シート25を介して屋根を
構成する野地板24に固定される裏面接続固定部52と
から構成される。
【0032】パネル棟側面支持部4cは太陽電池50の
棟側に配置される棟側端面をシール材6を介して挟み込
むように太陽電池50を固着支持しており、太陽電池5
0の表面方向に突出した凸部4aが設けられている。ま
た、第一の凹部9にはシール材として例えば弾性を有す
るゴム管などが挿入され、第一の凹部9に挿入した状態
で若干突出するように収納される。また、棟側接続固定
部10にはネジ部10aが設けられ隣り合う太陽電池5
0aの軒側フレーム5aとネジにより締結されている。
【0033】従って、太陽電池パネル上に降った雨や棟
側から流れてきた雨水などが毛細管現象で逆流しようと
しても雨水は軒側に配置される太陽電池パネルの棟側フ
レーム4に設けられた凸部4aによりそれ以上棟側に上
昇することができず、軒側に配置される太陽電池パネル
の棟側フレーム4と棟側に隣り合って配置される太陽電
池パネルの軒側フレーム5との接続部に侵入することが
できない。また、接続部に直接侵入した雨水も後述する
軒側フレーム5に設けられた軒側延出部14の内部奥方
に配置されている第一の凹部9に収納されたゴム管等の
シール材17が軒側延出部14によって圧縮固定されて
いるので接続部より雨水の内部への侵入が防止できると
ともに日光が直接当たらずシール材の劣化が防止できる
ようになっている。
【0034】裏面接続固定部52はパネル棟側支持部4
cに設けられ太陽電池パネル50の裏面方向に延出し先
端部がL字状になっている抜け止め係止部11aを有す
る裏面側延出部11と、一端がこの裏面側延出部11の
先端部に設けられたL字状をした抜け止め係止部11a
を覆うように形成された勘合部12aおよび裏面側延出
部11とネジなどにより締結固定される締結部12bよ
り構成され、他端が野地板24に固定されるL字状に折
れ曲がった固定部12cにより構成された第一の固定部
材12とが締結固着されることにより構成されている。
【0035】軒側フレーム5は、太陽電池50aの軒側
に配置される軒側端面をシール材6を介して固着支持す
るパネル軒側面支持部5cと、このパネル軒側面支持部
5cの軒側方向に延出し軒側に隣り合う太陽電池50の
棟側フレーム4との接続を行う軒側接続固定部5dと、
軒側に隣り合う太陽電池50の棟側フレーム4に設けら
れたシール材を収納する第一の凹部9の開口部を覆い軒
側フレーム5と棟側フレーム4との接続部のシールを行
う軒側延出部14と、パネル軒側支持部5cより太陽電
池50aの裏面方向に延出し防水シート25を介して屋
根を構成する野地板24に固定される裏面接続固定部6
2とから構成されている。
【0036】パネル軒側面支持部5cは太陽電池50a
の軒側に配置される軒側面をシール材6を介して挟み込
むように太陽電池50aを固着支持している。また、軒
側接続固定部5dは棟側で隣り合う太陽電池50の棟側
フレーム4とネジ等により締結されている。
【0037】裏面接続固定部62はパネル軒側面支持部
5cに設けられ太陽電池50aの裏面方向に延出し先端
部がL字状になっている抜け止め係止部15aを有する
裏面側延出部15と、一端がこの裏面側延出部15の先
端部に設けられたL字状をした抜け止め係止部15aを
覆うように形成された勘合部16aおよび裏面側延出部
15とネジなどにより締結固定される締結部16bより
構成され、他端が野地板24に固定されるL字状に折れ
曲がった固定部16cにより構成された第二の固定部材
16とにより締結固着されている。
【0038】13は防水シート25を介して野地板24
にネジなどにより固着された第三の固定部材であり、一
端(軒側端)が第一の固定部材12の固定部12cを野
地板24との間に挟み込んでネジなどにより野地板24
に押圧固定している。また、第一の固定部材12は第三
の固定部材13ににより野地板24に押圧固定されてい
るが軒側に向かって抜き取ることが可能であり、軒側よ
り挿入するのも可能な構造となっている。第三の固定部
材13は第一の固定部材12が第三の固定部材13と野
地板24との間に挿入しやすいようにガイドとなる立ち
上がり部13aを有している。また、第三の固定部材1
3の他端(棟側端)は、第二の固定部材16の取り付け
時の軒側へのストッパ(位置決め)となるストッパ部1
3bを有している。
【0039】ここで、第一の固定部材12、第二の固定
部材16、第三の固定部材13は左右方向に切り欠きあ
るいは穴を有するか、または分割されており、各固定部
材間には隙間を有しており、軒側から棟側への通気およ
び配線スペースとして利用される。本実施の形態では図
7に示すように第一の固定部材12が分割された例が示
されている。従って、第一の固定部材12間の隙間(ま
たは切り欠きあるいは穴)に配線を通せば、別途配線ス
ペースを必要としないのでコンパクトな屋根材形太陽電
池装置が得られる。
【0040】図3において、18は軒側取付け部材であ
り、前板部19と、第二の凹部22と、棟側接続固定部
23および野地板固定部19aから構成されている。屋
根の傾斜と略直角になるように前板部19の下端部には
野地板24方向に延出した野地板固定部19aが設けら
れており野地板24の最も軒側の軒側端24aを挟みこ
むようにネジなどで野地板24に固定されている。
【0041】また、前板部19の上端部には最も軒側の
太陽電池50の軒側フレーム5の軒側延出部14と接続
固定する接続固定部23および軒側延出部14の軒側方
向のストッパとなる凸部19cおよびシール材を収納す
る第二の凹部22を有し、軒側フレーム5の軒側延出部
14がゴム管などの弾力性をシール材17を収納した第
二の凹部22を覆うように凸部19cに当接させた状態
でネジなどにより接続固定部23において締結され第二
の凹部22より若干突出するように収納されているシー
ル材が圧縮固定される。また、軒側取付け部材18には
前板部19と野地板固定部19aの間には空気取り入れ
口20を有しており前板部19は空気取り入れ口20よ
りも太陽電池50の裏面方向に延出した前板延出部19
bが設けられ空気取り入れ口20に雨水が侵入しにくく
構成されている。
【0042】図4、図5において、27は棟側取り付け
部材であり、最も棟側の太陽電池パネル1aの棟側フレ
ーム4の棟側接続固定部10との接続を行うパネル側接
続部27aと、最も棟側の太陽電池パネル1aよりもさ
らに棟側に位置する屋根材34とこの屋根材34の裏面
に位置される野地板24との間に配置され防水シート2
5を介して野地板24に固定される野地板側固定部27
bを有している。また、野地板側固定部27bは野地板
24にネジなどで固定するネジ固定部27cおよび屋根
材34とのシールを行う屋根材シール部27dを有し、
屋根材シール部27dは断面が凹部形状をしており内部
に弾力性を持つシール材33が若干突出するように収納
されており、屋根材34を組み付けた状態では屋根材3
4により圧縮されシールされる。
【0043】また、棟側取り付け部材27は、パネル側
接続部27aと野地板側固定部27bとの間に開口部2
8が少なくとも1つ以上設けられている。28aは野地
板24と反対方向に突出し開口部28の周囲を囲うよう
に形成された囲いであり、棟側の囲い28b、軒側の囲
い28c、左側の囲い28dおよび右側の囲い28eに
より構成されており、棟側の囲い28bの先端部は棟側
に折り返した折り返し部28fが設けられている。
【0044】また、軒側の囲い28cは棟側の囲い28
bの折り返し部28fを覆うように棟側に延出した雨よ
け部29を有し、この雨よけ部29の先端部は野地板2
4側に折れ曲がった折れ曲がり部29aが設けられてお
り、折り返し部28fの先端部と折れ曲がり部29aと
の間には隙間29bが存在し、開口部28と連通し、開
口部28は棟側に開口している。通常、棟側は棟部が存
在するため雨は軒側方向から降りこむことが多い。従っ
て開口部28を棟側に開口するようにしているので、軒
側に開口した場合に比べて雨水の侵入を防止できる。
【0045】図6において、50c、50dは太陽電池
であり、太陽電池50dは太陽電池50cの右方に隣り
合って配置されている。右フレーム3は、太陽電池50
cの右端面をシール材6を介して固着支持するパネル右
端面支持部3cと、このパネル右端面支持部3cより右
方側に設けられ右フレームの全長に渡ってシール材を収
納する第三の凹部3aと、第三の凹部3aよりさらに右
方側に設けられ太陽電池50cより右部に位置しかつ隣
り合う太陽電池50dの左フレーム2との接続を行う右
端接続固定部3bと、パネル右端面支持部3cより太陽
電池50cの裏面方向に延出した延出部3fとによって
構成され、この延出部3fに棟側フレーム4及び軒側フ
レーム5がネジなどにより固定される。
【0046】左フレーム2は右フレーム3と左右対称形
状をしており、右フレーム3と同じ構成をしている。す
なわち、太陽電池50dの左端面をシール材6を介して
固着支持するパネル左端面支持部2cと、このパネル左
端面支持部2cより左方側に設けられ左フレームの全長
に渡ってシール材を収納する第四の凹部2aと、第四の
凹部2aよりさらに左方側に設けられ太陽電池50dよ
り左部に位置しかつ隣り合う太陽電池50cの右フレー
ム3に設けられた右端接続固定部3bとの接続を行う左
端接続固定部2bと、パネル左端面支持部2cより太陽
電池50dの裏面方向に延出した延出部2eとによって
構成され、この延出部2eが第二の固定部材16と締結
され防水シート25を介して屋根を構成する野地板24
に固定される。
【0047】パネル右端面支持部3cとパネル左端面支
持部2cには、それぞれ太陽電池50c、50dの正面
(表面)方向にそれぞれ突出した凸部3d、2dが設け
られている。30はパネル間押さえであり、太陽電池5
0cに設けられた右フレーム3の右端面接続固定部3b
と太陽電池50dに設けられた左フレーム2の左端面接
続固定部2bにて右フレーム3と左フレーム2をネジな
どにより接続する。
【0048】このパネル間押さえ30はパネル右端面支
持部3cに設けられた凸部3dと右側に隣り合うパネル
左端面支持部2cに設けられた凸部2dとの間に装着さ
れ、シール材を収納する第三の凹部3aおよび第四の凹
部2aを覆い右端面接続固定部3bおよび左端面接続固
定部2bにおいてネジなどにより締結された状態で第三
の凹部3aおよび第四の凹部2aに若干突出するよう全
長に渡って収納されたゴム管などの弾性を有するシール
材17を圧縮固定する。シール材とシール材の接続部は
シリコン系の接着剤などでシール性を保つように接続さ
れる。従って棟側から軒側方向に向かってシール材が連
続して収納されるので接続部よりの雨水の侵入が防止で
きる。ここでは左右フレームの凹部3a、2aをフレー
ム全長に渡って設けたが、棟側フレーム凹部9を棟側フ
レームの全長に渡って設け、シール材を連続して収納し
ても同様の効果が得られる。また、凹部3a、2aに収
納されたシール材と凹部9に収納されたシール材の接続
もシリコン系の接着剤などでシール性を保つように接続
されている。
【0049】図7において、32は左側取り付け部材で
あり、最も左側の太陽電池パネル1の左フレーム2の左
端接続固定部2bと取り付け部材31により接続される
パネル接続部32aと、このパネル接続部32aより太
陽電池50の裏面方向に延出する横板部32bと、この
横板部32bに設けられ最も左側の太陽電池パネル1よ
りもさらに左部に位置する屋根材34aとこの屋根材3
4aの裏面に位置される野地板24との間に配置され防
水シート25を介して野地板24に固定される野地板側
固定部32cを有している。
【0050】また、野地板側固定部32cは野地板24
にネジなどで固定するネジ固定部32dおよび屋根材3
4aとのシールを行う屋根材シール部32eを有し、屋
根材シール部32eは断面が凹部形状で太陽電池パネル
の表面方向に突出しており内部にゴム管などの弾力性を
持つシール材33aが若干突出するように収納されてお
り、屋根材34aを組み付けた状態では屋根材34aに
よりシール材33aは圧縮されシールする。
【0051】また、左側取り付け部材32は、横板部3
2bが野地板24と略直角になるように横板部32bの
下端部に設けられた野地板固定部32cにより野地板2
4にネジなどで固定されている。また、取り付け部材3
1は最左段の太陽電池50の左フレーム2の左端接続固
定部2bと左側取り付け部材32のパネル接続部32a
を係合した状態でゴム管などのシール材が収納された第
四の凹部2aおよび左側取り付け部材32のパネル接続
部32aを覆い、第四の凹部2aに若干突出するように
収納されたシール材を圧縮しシールするように左端接続
固定部2bおよびパネル接続部32aによりネジなどに
より締結固定される。また、側方からの雨水の侵入を防
止するように太陽電池パネル1側へ折り返した雨水よけ
31aが設けられている。
【0052】図8に以上説明した太陽電池パネル1、1
aを屋根に取り付けた状態を示している。太陽電池パネ
ル1,1aは屋根の傾斜に沿って棟側から軒側に複数平
面状に並べられており、太陽電池パネル間の凹凸が小さ
く風の影響を受けにくくしている。最も棟側には棟側取
り付け部材27が、最も軒側には軒側取り付け部材18
が、最も左側には左側取り付け部材32が、最も右側に
は右側取り付け部材42が取り付けられており、太陽電
池パネル1、1aのフレームは全て同一構成にしてあり
部品の標準化および太陽電池パネル間の設置工事の標準
化を図って組み付け作業の時間短縮および部品点数の削
減を行っている。また、屋根を構成する野地板よりの高
さ寸法を小さくでき屋根材との段差を低く押さえること
ができるので景観を損ねない屋根材としての太陽電池装
置を得ることができる。
【0053】次に太陽電池パネル1の屋根への取り付け
方法と分解方法について説明する。野地板24の上に防
水シート25を軒側から左右に敷き、一部を重ねながら
上部の防水シート25を敷いていく。その防水シート2
5の上に太陽電池パネル1を軒側から取付ける。まず、
軒側取付け部材18を野地板24の最も軒側の軒側端2
4aにネジ等で固定する。
【0054】次に太陽電池パネル1の軒側フレーム5の
軒側延出部14が軒側取付け部材18の前板部19の上
端部に設けられた凸部19cによって位置決めされ、棟
側フレーム4の裏面方向に延出した裏面側延出部11に
左右に可動可能に勘合され取付けられた第一の固定部材
12を垂木26のある位置を選択して、ネジなどで棟側
フレーム4の裏面方向に延出した裏面側延出部11に固
定して、野地板24面に載置し、第三の固定部材13に
より第一の固定部材12のL字状に折れ曲がった固定部
12cを押圧するようにネジで垂木26の位置に固定す
る。
【0055】次に太陽電池パネル1aの軒側フレーム5
の裏面方向に延出した裏面側延出部15に左右に可動可
能に勘合され取付けられた第二の固定部材16を第三の
固定部材13のストッパ部13bに当接させて位置を合
せ、軒側フレーム5の裏面方向に延出した裏面側延出部
15にネジなどで固定し、太陽電池パネル1の棟側フレ
ーム4に設けられた凸部4cの棟側に太陽電池パネル1
aの軒側フレーム5の軒側延出部14が位置決めされ順
次棟側へ太陽電池パネル1が取付けられる。従って、太
陽電池パネル1を垂木26の位置に選択して固定できる
ので、強風などにより太陽電池パネル1に大きな力がか
かって太陽電池パネル1を野地板24から外そうとして
も、垂木26の位置に固定しているので固定強度が確保
できる。
【0056】また、太陽電池パネルの組み付け時に軒側
の太陽電池パネル1の棟側フレーム4に設けられた凸部
4cに棟側の太陽電池パネル1aの軒側フレーム5の軒
側延出部14を当接させ、あるいは第二の固定部材16
を第三の固定部材13のストッパ部13bに当接させて
組み付けて行くことができるので太陽電池1の組み付け
時の軒側方向の位置決めが簡単にでき、組み付け作業の
標準化が行える。さらに、組み付け時の太陽電池パネル
の落下による損傷なども防止できる。
【0057】次に左右の太陽電池パネルの取り付けにつ
いては左フレーム2に左側の太陽電池パネルの右フレー
ム3を当接させてシール材17を収納後パネル間押さえ
30をネジなどにより固定することによって順次接続さ
れ取付けられる。
【0058】太陽電池パネル1間は接続ケーブルにより
例えば太陽電池パネル1のプラス側と太陽電池パネル1
aのマイナス側をケーブルコネクタなどにより順次接続
し、太陽電池パネル1間のアースも接続される。従って
太陽電池パネル1間にはケーブルが這うことになるが、
第一の固定部材12および第二の固定部材16および第
三の固定部材13が分割されており、あるいは切り欠き
または穴を有しているので、分割部分の隙間または切り
欠きまた穴部分にケーブルをは這わすことができる。
【0059】個々の太陽電池パネル1の取外しは、設置
後配線忘れや使用時の物の飛散等で一部の太陽電池パネ
ルが損傷し、交換が必要な時などに行う。この場合、太
陽電池パネル1の軒側フレーム5の複数のネジを取外
し、棟側フレーム4に取付けられているネジを取外す。
更に左右のパネル間押さえ30のネジを取外し、軒側フ
レーム5を上部に持ちあげて軒側に引くことにより、第
三の固定部材13から第一の固定部材12が外れ、太陽
電池パネルの接続ケーブルとアースケーブルを取外すこ
とにより、必要な1つの太陽電池パネルを取外すことが
できる。
【0060】従って、第一の固定部材12の取り外しの
際に野地板24あるいは垂木26に固定している第三の
固定部材13を取り外さなくても良く、また、再度第一
の固定部材を野地板24あるいは垂木26に固定する場
合も第三の固定部材13を取り外さなくても良いので、
第一の固定部材12の取りつけ、取り外しの時間が短縮
でき、よって太陽電池パネル1の組み付け、取り外しの
時間が短縮できる。また、必要な1つの太陽電池パネル
1を取外すことができるので、太陽電池パネル1の交換
作業時間の短縮も図れる。
【0061】太陽電池装置は、太陽光が照射されること
により、太陽エネルギーの一部が電気エネルギーに変換
されるが、屋根に搭載される屋根材形太陽電池装置にお
ける太陽電池は太陽エネルギーだけでなく雨、露、雪、
ほこり、風、温度変化等の過酷な条件下に長い間、暴露
されることになる。
【0062】以上のように構成された太陽電池装置に雨
が降った場合、降った雨は一般的に棟側から軒側に向け
て流れ、屋根材形太陽電池パネル1間は軒側フレーム5
に設けられた軒側延出部14が棟側フレーム4を覆うよ
うに雨の流れ方向に取り付けられているので太陽電池パ
ネル1上の雨水は軒側延出部14を伝って軒側の太陽電
池パネルへと流れる。また、毛細管現象で逆流しようと
した雨水は軒側延出部14よりも内部下方に収納された
ゴム管等のシール材17で防止できるようになってい
る。
【0063】また、風を伴った雨の場合は軒側から棟側
へ、あるいは左右端側等から圧力を伴って吹き込むが、
ゴム管等のシール17材が軒側フレーム5の軒側延出部
14やパネル間押え板30で圧縮状態で取付けられてい
るので吹込みの雨水でも侵入を防止できる。また、シー
ル材17を軒側フレーム5の軒側延出部14よりも内部
に設け、直射日光を避けるように配置してあるため、直
射日光の紫外線によるシール材の使用材料の劣化が防止
できる。
【0064】なお、最も棟側の太陽電池パネル1と棟ま
での間に降った雨は棟側の屋根材が棟側取付け部材27
の屋根材シール部27dを覆うように取り付けられてい
るため、棟側の屋根材からの雨は棟側取付け部材27に
流れ、開口部28へ流れていく。開口部28へ流れてき
た雨は囲い28aにより左右に分けられパネル側接続部
27aを通って太陽電池パネル1へ流れることになる。
【0065】また、棟側取付け部材27に設けられた開
口部28の周囲に囲いを設け棟側の囲い28bの先端部
を折り返した折り返し部28fを設け、更に軒側の囲い
28cに棟側に延出した雨よけ部29を設けたことによ
り上部からの雨や軒側からの吹き込みを折り返し部28
fおよび雨よけ部29により防止できる。
【0066】太陽電池パネルの左端側からの吹き込みに
対しても、最も左側の太陽電池パネルの最も左側の空間
を閉塞している左側取り付け部材32の横板部32bに
より防止され雨水は野地板固定部32c部を棟側から軒
側へと流れていく。また、屋根材シール部32eに収納
された弾力性を持つシール材33aを屋根材34aで圧
縮固定しているので、野地板固定部32c部を流れる雨
水が屋根材34aと左側取り付け部材32の接続部より
内部に侵入することが無く雨漏りが起こらない。また、
取り付け部材31は左側取り付け部材32と密着接合さ
れさらに雨水よけ31aを有しているので左側取り付け
部材32との接続部から雨水が侵入することが無い。本
実施の形態では左端側について説明したが右端側につい
ても左側取り付け部材32にと左右対称な右側取り付け
部材42が設けられているので、右端側からも雨水が侵
入することが無い。さらにシール材としては非吸収性の
ものを使用すればシール材を通して内部に雨水が侵入す
ることが無い。
【0067】また、最も軒側の太陽電池パネル1の軒側
には最も軒側の太陽電池パネルの最も軒側の裏面空間を
閉塞している軒側取り付け部材18が設けられており前
板部19により軒側からの雨水の侵入も防止できる。軒
側取り付け部材18と太陽電池パネル1の軒側フレーム
5との接続部もシール材を収納する第二の凹部22にゴ
ム管などの弾力性を有するシール材17を収納しシール
材17を圧縮するように固定しているので雨水の侵入が
無い。また、軒側取り付け部材18には裏面方向に延出
した前板延出部19bが設けられているので、軒側から
空気取り入れ口20に雨水が侵入することが無くなる。
【0068】また、太陽電池パネル1の裏面には野地板
24との間に空間が設けられており、昼間の直射日光で
屋根材形太陽電池パネル1の温度が上昇し屋根材形太陽
電池パネル1の放熱により裏面の空気層の温度が上昇し
ても、温度上昇により軽くなった空気は、太陽電池パネ
ル1の裏面の空間より第一の固定部材12間の切り欠き
(あるいは穴)あるいは第二の固定部材16間の切り欠
き(あるいは穴)または分割部分の隙間を通って棟側取
付け部材27に設けられた開口部28へ達し隙間29b
より外部へと抜けていく。この時、軒側取付け部材18
の空気取入れ口20から外気を吸引し、太陽電池パネル
1の裏面を冷却する流れが形成されるため温度が上昇す
ることによる太陽電池パネル1の発電効率の低下を抑制
することができる。また、切り欠き(隙間)あるいは穴
または分割部分の隙間は太陽電池パネル間の配線スペー
スと共用しているので別途配線スペースを設ける必要が
ない。また、すべてのシール材に直射日光が当たらない
ようにしているので、シール材の劣化も起こらない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、太陽光発電の機能を備えた太陽電池を固着支持
し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが太陽電池の
周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形成し、この太
陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側から軒側へ表面
を上にして平面状に複数並べ、第一の太陽電池パネルを
棟側に第二の太陽電池パネルを軒側に隣り合って配置し
た構成のものにおいて、第二の太陽電池の棟側端を挟み
込むように固着支持する第二の太陽電池パネルの棟側フ
レームのパネル棟側端面支持部と、パネル棟側端面支持
部に設けられ第二の太陽電池パネルの表面方向に突出し
た第二の太陽電池パネルの棟側フレーム凸部と、パネル
棟側端面支持部に設けられ棟側フレーム凸部よりも棟側
でかつ第二の太陽電池パネルの表面方向に開口した第二
の太陽電池パネルの棟側フレーム凹部と、第一の太陽電
池の軒側端を挟み込むように固着支持する第一の太陽電
池パネルの軒側フレームのパネル軒側端面支持部と、パ
ネル軒側端面支持部に設けられ軒側方向に延出した第一
の太陽電池パネルの軒側フレーム延出部と、棟側フレー
ム凹部に収納され棟側フレーム凹部よりも若干突出し弾
力性を有するシール材と、を備え、軒側フレーム延出部
が棟側フレーム凸部と係合し、軒側フレーム延出部が棟
側フレーム凹部内に収納されたシール材を完全に覆うよ
うに配置されシール材を圧縮固定するようにしたので、
シール材により雨漏りを防止できると共に、吹上げる雨
等はパネル面を下から上に流れができるが棟側フレーム
の凸部が障壁となりパネル間の隙間に入りにくくなり、
雨漏りのしない屋根材形太陽電池装置が得られる。
【0070】請求項2に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べて配置した構成のものにおいて、最も軒側の太陽電
池パネルよりも軒側に配置され軒側よりの雨水の侵入を
防止する軒側取り付け部材と、最も軒側の太陽電池の軒
側端を挟み込むように固着支持する最も軒側の太陽電池
パネルの軒側フレームのパネル軒側端面支持部と、パネ
ル軒側端面支持部に設けられ軒側方向に延出した最も軒
側の太陽電池パネルの軒側フレーム延出部と、最も軒側
の太陽電池パネルの表面方向に突出し軒側取り付け部材
に設けられた凸部と、軒側取りつけ部材に設けられ凸部
よりも棟側でかつ最も軒側の太陽電池パネルの表面方向
に開口した凹部と、凹部に収納され凹部より若干突出し
弾力性を有するシール材と、を備え、軒側フレーム延出
部が凸部と係合し軒側フレーム延出部が凹部に収納され
たシール材を完全に覆うように配置されシール材を圧縮
固定するようにしたので、最も軒側の太陽電池パネルの
軒側よりの雨水の侵入ない信頼性の高い屋根材形太陽電
池装置が得られる。
【0071】請求項3に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べて配置した構成のものにおいて、最も棟側の太陽電
池パネルよりも棟側に配置され棟側よりの雨水の侵入を
防止する棟側取り付け部材と、最も棟側の太陽電池の棟
側端を挟み込むように固着支持する最も棟側の太陽電池
パネルの棟側のフレームのパネル棟側端面支持部と、パ
ネル棟側端面支持部に設けられ最も棟側の太陽電池パネ
ルの表面方向に突出した最も棟側の太陽電池パネルの棟
側フレームの凸部と、パネル棟側端面支持部に設けられ
凸部よりも棟側でかつ最も棟側の太陽電池パネルの表面
方向に開口した最も棟側の太陽電池パネルの棟側フレー
ムの凹部と、凹部に収納され凹部より若干突出し弾力性
を有するシール材と、棟側取り付け部材に設けられ軒側
方向に延出した延出部と、を備え、延出部が凸部と係合
し、延出部が凹部に収納されたシール材を完全に覆うよ
うに配置されシール材を圧縮固定するようにしたので、
最も棟側の太陽電池パネルの棟側よりの雨水の侵入ない
信頼性の高い屋根材形太陽電池装置が得られる。
【0072】請求項4に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べて配置した構成のものにおいて、屋根の傾斜方向に
対して左右方向に隣り合って配置される右側の太陽電池
パネルおよび左側の太陽電池パネルと、右側の太陽電池
の左側端を挟み込むように固着支持する右側の太陽電池
パネルの左側フレームのパネル左端面支持部と、パネル
左端面支持部に設けられ右側の太陽電池パネルの表面方
向に突出した右側の太陽電池パネルの左フレーム凸部
と、パネル左端面支持部に設けられ左フレーム凸部より
も左側でかつ右側の太陽電池パネルの表面方向に開口し
た右側太陽電池パネルの左フレーム凹部と、左フレーム
凹部に収納され左フレーム凹部より若干突出し弾力性を
有するシール材と、左側の太陽電池パネルの表面方向に
突出し左側の太陽電池の右側端を挟みこむように固着支
持するパネル右端面支持部と、パネル右端面支持部に設
けられ左側の太陽電池パネルの右フレーム凸部と、右フ
レーム凸部よりも右側でかつ左側の太陽電池パネルの表
面方向に開口した左側の太陽電池パネルの右フレーム凹
部と、右フレーム凹部に収納され右フレーム凹部より若
干突出し弾力性を有するシール材と、を備え、右フレー
ム凸部と左フレーム凸部との間に配置され右フレーム凹
部および左フレーム凹部に収納されたシール材を完全に
覆いシール材を圧縮固定するようにした押さえ板を設け
たので、左右の太陽電池パネル間よりの雨漏りを防止で
き信頼性の高い屋根材形太陽電池装置が得られる。
【0073】請求項5に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べて配置した構成のものにおいて、最も左側の太陽電
池パネルよりも左側に配置され雨水の侵入を防止する左
側取り付け部材と、最も左側の太陽電池の左側端を挟み
こむように固着支持する最も左側の太陽電池パネルの左
フレームのパネル左端面支持部と、パネル左端面支持部
に設けられ最も左側の太陽電池パネルの表面方向に突出
した最も左側の太陽電池パネルの左フレーム凸部と、左
フレーム凸部よりも左側でかつ最も左側の太陽電池パネ
ルの表面方向に開口した最も左側の太陽電池パネルの左
フレーム凹部と、左フレーム凹部に収納され左フレーム
凹部より若干突出し弾力性を有するシール材と、左側取
り付け部材の上端面に形成された平坦部を有するパネル
接続部と、を備え、最も左側の太陽電池パネルの左フレ
ーム凹部の開口部を上にした状態で左フレームをパネル
接続部の平坦部を上にした状態で左側取り付け部材に当
接させ、左フレーム凸部に係合し左フレーム凸部よりも
左側で左フレーム凹部と平坦部を覆うように押さえ板を
装着しシール材を圧縮固定するようにしたので、左側取
り付け部材と最も左側の太陽電池パネルの左フレームと
の間より雨水が侵入しない信頼性の高い屋根材形太陽電
池装置が得られる。
【0074】請求項6に記載の発明は、太陽電池パネル
に設けられた左フレームを右フレームと左右対称形状と
したので、太陽電池パネルの組み付け時の標準化が図れ
組み付け時間が短縮できる屋根材形太陽電池装置が得ら
れる。
【0075】請求項7に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べ、第一の太陽電池パネルを棟側に第二の太陽電池パ
ネルを軒側に隣り合って配置した構成のものにおいて、
第二の太陽電池の棟側端を挟み込むように固着支持する
第二の太陽電池パネルの棟側フレームのパネル棟側端面
支持部と、パネル棟側端面支持部に設けられ第二の太陽
電池パネルの裏面方向に延出した第二の太陽電池パネル
の棟側フレームの裏面延出部と、裏面延出部に左右自在
に勘合する勘合部を有する第一の固定部材と、を備え、
裏面延出部と第一の固定部材の勘合部を勘合固定させ、
第一の固定部材を屋根のベースを構成する野地板に固定
支持したので、第一の固定部材を左右方向に移動させて
垂木の有る部分に選択して取り付けることができ強風等
大きな力がかかる場合の固定強度の確保ができる信頼性
の高い屋根材形太陽電池装置が得られる。
【0076】請求項8に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べ、第一の太陽電池パネルを棟側に第二の太陽電池パ
ネルを軒側に隣り合って配置した構成のものにおいて、
第一の太陽電池の軒側端を挟み込むように固着支持する
第一の太陽電池パネルの軒側フレームのパネル軒側端面
支持部と、パネル軒側端面支持部に設けられ第一の太陽
電池パネルの裏面方向に延出した第一の太陽電池パネル
の軒側フレームの裏面延出部と、裏面延出部に左右自在
に勘合する勘合部を有する第二の固定部材と、を備え、
裏面延出部と第二の固定部材の勘合部を勘合固定させた
ので、第二の固定部材を左右方向に移動させて垂木の有
る部分に選択して取り付けることができ強風等大きな力
がかかる場合の固定強度の確保ができる信頼性の高い屋
根材形太陽電池装置が得られる。
【0077】請求項9に記載の発明は、太陽光発電の機
能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間を
接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され太
陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の傾
斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複数
並べて配置した構成のものにおいて、太陽電池の周囲を
挟み込むように固着支持するフレームの端面支持部と、
端面支持部に設けられ太陽電池パネルの裏面方向に延出
し屋根を構成する野地板に太陽電池パネルを固着支持す
るフレームの裏面延出部と、太陽電池パネルの裏面側で
かつ野地板の上面側に設けられた空間と、を備え、裏面
延出部は太陽電池パネルに対して少なくとも1つ以上の
切り欠きまたは穴を有するか、あるいは少なくとも2つ
以上に分割されており、切り欠きまたは穴あるいは分割
された裏面延出部間の隙間を通して軒側から棟側にある
いは左右間に空間を連通させ、きり欠きまたは穴あるい
は分割された裏面延出部間の隙間を空気の流路および太
陽電池パネル間の接続配線の配線スペースにしたので、
別途配線スペースを必要とせずコンパクトな屋根材形太
陽電池装置が得られる。
【0078】請求項10に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べて配置した構成のものにおいて、太陽電池パネル
の左側のフレームに設けられ太陽電池パネルの表面方向
に開口した左側フレーム凹部あるいは太陽電池パネルの
右側のフレームに設けられ太陽電池パネルの表面方向に
開口した右側フレーム凹部をフレームの全長に渡って設
け、凹部にシール材を収納したので、隣り合う太陽電池
パネルのシール材間のシールを隙間なく連続して敷設で
き、雨水の侵入の無い信頼性の高い屋根材形太陽電池装
置が得られる。
【0079】請求項11に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして屋根のベー
スを構成する野地板の上面に平面状に複数並べて配置し
た構成のものにおいて、複数の太陽電池パネルのうち必
要な1つのみを交換可能としたので、交換作業の時間短
縮が図れる屋根材形太陽電池装置が得られる。
【0080】請求項12に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べ、第一の太陽電池パネルを棟側に第二の太陽電池
パネルを軒側に隣り合って配置した構成のものにおい
て、第二の太陽電池の棟側端を挟み込むように固着支持
する第二の太陽電池パネルの棟側フレームのパネル棟側
端面支持部と、パネル棟側端面支持部に設けられ第二の
太陽電池パネルの表面方向に突出した第二の太陽電池パ
ネルの棟側フレームの凸部と、第一の太陽電池の軒側端
を挟み込むように固着支持する第一の太陽電池パネルの
軒側フレームのパネル軒側端面支持部と、パネル軒側端
面支持部に設けられ軒側方向に延出した第一の太陽電池
パネルの軒側フレーム延出部と、を備え、凸部に軒側フ
レーム延出部を当接さて位置決めしながら軒側から棟側
に順次組み付けて行くようにしたので、組み付けの標準
化ができる屋根材形太陽電池装置が得られる。
【0081】請求項13の発明によれば、フレームの形
状を全ての太陽電池パネルに対して同じ構成としたの
で、太陽電池パネルのフレームの標準化および組み付け
時の標準化が図れ組み付け時間が短縮できる屋根材形太
陽電池装置が得られる。
【0082】請求項14に記載の発明は、最も軒側の太
陽電池パネルの最も軒側の裏面空間を閉塞している軒側
取り付け部材の裏面に空気取り入れ口を設け、空気取り
入れ口よりも下方まで延出した雨よけ部材を軒側取りつ
け部材の空気取り入れ口よりも軒側に備えたので、空気
取り入れ口からの雨水の侵入の無い信頼性の高い屋根材
形太陽電池装置が得られる。
【0083】請求項15に記載の発明は、最も棟側の太
陽電池パネルの棟側を閉塞する棟側取り付け部材に設け
られた太陽電池パネルの表面方向に開口する開口部と、
開口部の周囲を囲うように太陽電池パネルの表面方向に
延出する囲いと、囲いの棟側部の先端を棟側に折り曲げ
た棟側折り曲げ部と、囲いの軒側部の先端を棟側に折り
曲げた軒側折り曲げ部と、を備え、軒側折り曲げ部が開
口部及び棟側折り曲げ部の上面を覆い、かつ軒側折り曲
げ部と棟側折り曲げ部との間には間隙を有し、開口部が
間隙と連通し棟側に開口するようにしたので、開口部よ
り雨水の侵入のない信頼性の高い屋根材形太陽電池装置
が得られる。
【0084】請求項16に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べて配置した構成のものにおいて、最も左側の太陽
電池パネルよりも左側に配置され雨水の侵入を防止する
左側取り付け部材と、左側取りつけ部材よりも左側に配
設さる屋根材と、左側取りつけ部材の左端側に設けられ
最も左側の太陽電池パネルの表面方向に突出した突出部
と、突出部に設けられ最も左側の太陽電池パネルの表面
方向に開口した突出凹部と、突出凹部よりも右側で最も
左側の太陽電池パネルの左フレームとの間で左側取りつ
け部材に設けられた雨水を棟側から軒側に流す桶部と、
突出凹部に収納され突出凹部よりも若干突出し弾力性を
有するシール材と、を備え、屋根材が突出凹部に収納さ
れたシール材を完全に覆いシール材を圧縮固定するよう
に左側取り付け部材を配設したので、左側取り付け部材
と屋根材との間より雨水が侵入しない信頼性の高い屋根
材形太陽電池装置が得られる。
【0085】請求項17に記載の発明は、屋根を構成す
る野地板あるいは垂木に固定される固定部を有する第一
の固定部材と、第一の固定部材の固定部を覆い野地板あ
るいは垂木に押圧固定する固定部材覆い部を有する第三
の固定部材と、を備え、第三の固定部材の固定部材覆い
部により第一の固定部材の固定部を押圧固定するように
したので、第一の固定部材または第二の固定部材の固定
部を第三の固定部材により押圧固定したあとでも軒側へ
抜き取ることができ、分解が容易な屋根材形太陽電池装
置が得られる。
【0086】請求項18に記載の発明は、第三の固定部
材の固定部材覆い部は先端が第一の固定部材または第二
の固定部材の固定部が挿入しやすいようにガイド部を有
するようにしたので、部品不良などで交換する場合、第
一の固定部材が第三の固定部材をはずさなくても挿入組
み付けできるので組み付け時間の短縮ができる屋根材形
太陽電池装置が得られる。
【0087】請求項19の発明によれば、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べて配置した構成のものにおいて、太陽電池の周囲
を挟み込むように固着支持するフレームの端面支持部
と、端面支持部に設けられ太陽電池パネルの裏面方向に
延出し屋根を構成する野地板に太陽電池パネルを固着支
持するフレームの裏面延出部と、を備え、裏面延出部を
野地板に挟み込み押圧固定するようにした押圧固定部材
を備えたので、押圧固定部材をはずさなくても固定部材
を挿入組み付けできるので組み付け時間の短縮ができる
屋根材形太陽電池装置が得られる。
【0088】請求項20に記載の発明は、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べて配置した構成のものにおいて、最も棟側の太陽
電池パネルよりも棟側に配置され最も棟側の太陽電池パ
ネルの棟側を閉塞し棟側よりの雨水の侵入を防止する棟
側取り付け部材と、棟側取り付け部材に設けられた太陽
電池パネルの表面方向に開口する開口部と、開口部の周
囲を囲うように太陽電池パネルの表面方向に延出する囲
いと、囲いの棟側部の先端を棟側に折り曲げた棟側折り
曲げ部と、囲いの軒側部の先端を棟側に折り曲げた軒側
折り曲げ部と、を備え、軒側折り曲げ部が開口部及び棟
側折り曲げ部の上面を覆い、かつ軒側折り曲げ部と棟側
折り曲げ部との間には間隙を有し、開口部が間隙と連通
し棟側に開口するようにしたので、開口部より雨水の侵
入のない信頼性の高い屋根材形太陽電池装置が得られ
る。
【0089】請求項21の発明によれば、太陽光発電の
機能を備えた太陽電池を固着支持し隣り合う太陽電池間
を接続するフレームが太陽電池の周囲に枠状に装着され
太陽電池パネルを形成し、この太陽電池パネルを屋根の
傾斜に沿って棟側から軒側へ表面を上にして平面状に複
数並べて配置した構成のものにおいて、枠状に装着され
たフレームが全ての太陽電池パネルに対して同じ構成と
したので、特別に端部に配置される太陽電池パネルを製
作する必要が無く製作時間の短縮、および部品点数の削
減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の太陽電池装置の太陽電池パ
ネルを示す正面図である。
【図2】 本発明の棟側の太陽電池パネルと軒
側の太陽電池パネル間の接続部を示す部分断面図であ
る。
【図3】 本発明の太陽電池装置の最も軒側部
分の接続を示す部分断面図である。
【図4】 本発明の太陽電池装置の最も棟側部
分の接続を示す部分断面図である。
【図5】 本発明の太陽電池装置の棟側取り付け部材の
開口部を上面より見た図である。
【図6】 本発明の太陽電池装置の左右の太陽電池パネ
ルの接合部を示す断面図である。
【図7】 本発明の太陽電池装置の最も左側部分の接続
を示す部分断面図である。
【図8】 本発明の太陽電池装置を屋根に取り
付けた図である。
【図9】 従来の太陽電池装置の接合部を示す部分断面
図である。
【図10】 従来の太陽電池パネルの斜視図である。
【符号の説明】
1、1a 太陽電池パネル、2 左フレーム、2a 第
四の凹部、2b 左端面接続固定部、2c パネル左端
面支持部、2d 凸部、2e 延出部、3 右フレー
ム、3a 第三の凹部、3b 右端面接続固定部、3c
パネル右端面支持部、3d 凸部、3f 延出部、4
棟側フレーム、4a 凸部、4c パネル棟側面支持
部、5、5a 軒側フレーム、5c パネル軒側面支持
部、5d軒側接続固定部、6 シール材、9 第一のの
凹部、10 棟側接続固定部 11 裏面側延出部、1
2 第一の固定部材、12a 勘合部、12b 締結
部、12c 固定部、13 第三の固定部材、13a
立ち上がり部、13b ストッパ部、14 軒側延出
部、15 裏面側延出部、16 第二の固定部材、16
a 勘合部、16b 締結部、16c 固定部、17
シール材、18 軒側取付け部材、19 前板
部、19a 野地板固定部、19b 前板延出部、19
c 凸部、20 空気取入れ口、22 第二の凹部、2
3 接続固定部、24 野地板、25 防水シート、2
6 垂木、27 棟側取付け部材、27aパネル側接続
部、27b 野地板側固定部、27c ネジ固定部、2
7d 屋根材シール部、28 開口部、28a 囲い、
28b 棟側の囲い、28c 軒側の囲い、28d 左
側の囲い、28e 右側の囲い、28f 折り返し部、
29 雨除け、29a 折れ曲がり部、29b 隙間、
30 パネル間押え板、31 取付け部材、32 左側
取り付け部材、32a パネル接続部、32b 横板
部、32c 野地板側固定部、32d ネジ固定部、3
2e 屋根材シール部、33、33a シール材、3
4、34a 屋根材、42、右側取り付け部材、50、
50a 太陽電池、101 ベースパネル、110 太
陽電池パネル、111 太陽電池、112 フレーム、
113 棟側フレーム、114 軒側フレーム、114
a 延出部、115 縦フレーム、120 シール材、
125 支持材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 昭彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 林 義之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 直樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小栗 敦 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2E108 GG08 GG09 GG16 KK01 KK04 LL01 MM00 NN07 5F051 BA18 EA01 JA02 JA09

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を
    固着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前
    記太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形
    成し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側か
    ら軒側へ表面を上にして平面状に複数並べ、第一の太陽
    電池パネルを棟側に第二の太陽電池パネルを軒側に隣り
    合って配置した構成のものにおいて、前記第二の太陽電
    池の棟側端を挟み込むように固着支持する第二の太陽電
    池パネルの棟側フレームのパネル棟側端面支持部と、前
    記パネル棟側端面支持部に設けられ前記第二の太陽電池
    パネルの表面方向に突出した第二の太陽電池パネルの棟
    側フレーム凸部と、前記パネル棟側端面支持部に設けら
    れ前記棟側フレーム凸部よりも棟側でかつ前記第二の太
    陽電池パネルの表面方向に開口した第二の太陽電池パネ
    ルの棟側フレーム凹部と、前記第一の太陽電池の軒側端
    を挟み込むように固着支持する第一の太陽電池パネルの
    軒側フレームのパネル軒側端面支持部と、前記パネル軒
    側端面支持部に設けられ軒側方向に延出した第一の太陽
    電池パネルの軒側フレーム延出部と、前記棟側フレーム
    凹部に収納され前記棟側フレーム凹部よりも若干突出し
    弾力性を有するシール材と、を備え、前記軒側フレーム
    延出部が前記棟側フレーム凸部と係合し、前記軒側フレ
    ーム延出部が前記棟側フレーム凹部内に収納されたシー
    ル材を完全に覆うように配置され前記シール材を圧縮固
    定するようにしたことを特徴とする太陽電池装置。
  2. 【請求項2】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を
    固着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前
    記太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形
    成し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側か
    ら軒側へ表面を上にして平面状に複数並べて配置した構
    成のものにおいて、最も軒側の太陽電池パネルよりも軒
    側に配置され軒側よりの雨水の侵入を防止する軒側取り
    付け部材と、前記最も軒側の太陽電池の軒側端を挟み込
    むように固着支持する最も軒側の太陽電池パネルの軒側
    フレームのパネル軒側端面支持部と、前記パネル軒側端
    面支持部に設けられ軒側方向に延出した最も軒側の太陽
    電池パネルの軒側フレーム延出部と、前記最も軒側の太
    陽電池パネルの表面方向に突出し前記軒側取り付け部材
    に設けられた凸部と、前記軒側取りつけ部材に設けられ
    前記凸部よりも棟側でかつ前記最も軒側の太陽電池パネ
    ルの表面方向に開口した凹部と、前記凹部に収納され前
    記凹部より若干突出し弾力性を有するシール材と、を備
    え、前記軒側フレーム延出部が前記凸部と係合し前記軒
    側フレーム延出部が前記凹部に収納されたシール材を完
    全に覆うように配置され前記シール材を圧縮固定するよ
    うにしたことを特徴とする太陽電池装置。
  3. 【請求項3】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を固
    着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前記
    太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形成
    し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側から
    軒側へ表面を上にして平面状に複数並べて配置した構成
    のものにおいて、最も棟側の太陽電池パネルよりも棟側
    に配置され棟側よりの雨水の侵入を防止する棟側取り付
    け部材と、前記最も棟側の太陽電池の棟側端を挟み込む
    ように固着支持する最も棟側の太陽電池パネルの棟側の
    フレームのパネル棟側端面支持部と、前記パネル棟側端
    面支持部に設けられ前記最も棟側の太陽電池パネルの表
    面方向に突出した最も棟側の太陽電池パネルの棟側フレ
    ームの凸部と、前記パネル棟側端面支持部に設けられ前
    記凸部よりも棟側でかつ前記最も棟側の太陽電池パネル
    の表面方向に開口した最も棟側の太陽電池パネルの棟側
    フレームの凹部と、前記凹部に収納され前記凹部より若
    干突出し弾力性を有するシール材と、前記棟側取り付け
    部材に設けられ軒側方向に延出した延出部と、を備え、
    前記延出部が前記凸部と係合し、前記延出部が前記凹部
    に収納されたシール材を完全に覆うように配置され前記
    シール材を圧縮固定するようにしたことを特徴とする太
    陽電池装置。
  4. 【請求項4】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を固
    着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前記
    太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形成
    し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側から
    軒側へ表面を上にして平面状に複数並べて配置した構成
    のものにおいて、屋根の傾斜方向に対して左右方向に隣
    り合って配置される右側の太陽電池パネルおよび左側の
    太陽電池パネルと、前記右側の太陽電池の左側端を挟み
    込むように固着支持する右側の太陽電池パネルの左側フ
    レームのパネル左端面支持部と、前記パネル左端面支持
    部に設けられ前記右側の太陽電池パネルの表面方向に突
    出した前記右側の太陽電池パネルの左フレーム凸部と、
    前記パネル左端面支持部に設けられ前記左フレーム凸部
    よりも左側でかつ前記右側の太陽電池パネルの表面方向
    に開口した前記右側太陽電池パネルの左フレーム凹部
    と、前記左フレーム凹部に収納され前記左フレーム凹部
    より若干突出し弾力性を有するシール材と、前記左側の
    太陽電池パネルの表面方向に突出し前記左側の太陽電池
    の右側端を挟みこむように固着支持するパネル右端面支
    持部と、前記パネル右端面支持部に設けられ前記左側の
    太陽電池パネルの右フレーム凸部と、前記右フレーム凸
    部よりも右側でかつ前記左側の太陽電池パネルの表面方
    向に開口した前記左側の太陽電池パネルの右フレーム凹
    部と、前記右フレーム凹部に収納され前記右フレーム凹
    部より若干突出し弾力性を有するシール材と、を備え、
    前記右フレーム凸部と前記左フレーム凸部との間に配置
    され前記右フレーム凹部および前記左フレーム凹部に収
    納されたシール材を完全に覆い前記シール材を圧縮固定
    するようにした押さえ板を設けたことを特徴とする太陽
    電池装置。
  5. 【請求項5】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を固
    着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前記
    太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形成
    し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側から
    軒側へ表面を上にして平面状に複数並べて配置した構成
    のものにおいて、最も左側の太陽電池パネルよりも左側
    に配置され雨水の侵入を防止する左側取り付け部材と、
    前記最も左側の太陽電池の左側端を挟みこむように固着
    支持する前記最も左側の太陽電池パネルの左フレームの
    パネル左端面支持部と、前記パネル左端面支持部に設け
    られ前記最も左側の太陽電池パネルの表面方向に突出し
    た前記最も左側の太陽電池パネルの左フレーム凸部と、
    前記左フレーム凸部よりも左側でかつ前記最も左側の太
    陽電池パネルの表面方向に開口した前記最も左側の太陽
    電池パネルの左フレーム凹部と、前記左フレーム凹部に
    収納され前記左フレーム凹部より若干突出し弾力性を有
    するシール材と、前記左側取り付け部材の上端面に形成
    された平坦部を有するパネル接続部と、を備え、前記最
    も左側の太陽電池パネルの左フレーム凹部の開口部を上
    にした状態で前記左フレームを前記パネル接続部の平坦
    部を上にした状態で前記左側取り付け部材に当接させ、
    前記左フレーム凸部に係合し前記左フレーム凸部よりも
    左側で前記左フレーム凹部と前記平坦部を覆うように押
    さえ板を装着し前記シール材を圧縮固定するようにした
    ことを特徴とする太陽電池装置。
  6. 【請求項6】 太陽電池パネルに設けられた左フレーム
    を右フレームと左右対称形状としたことを特徴とする請
    求項5に記載の太陽電池装置。
  7. 【請求項7】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を固
    着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前記
    太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形成
    し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側から
    軒側へ表面を上にして平面状に複数並べ、第一の太陽電
    池パネルを棟側に第二の太陽電池パネルを軒側に隣り合
    って配置した構成のものにおいて、前記第二の太陽電池
    の棟側端を挟み込むように固着支持する第二の太陽電池
    パネルの棟側フレームのパネル棟側端面支持部と、前記
    パネル棟側端面支持部に設けられ前記第二の太陽電池パ
    ネルの裏面方向に延出した前記第二の太陽電池パネルの
    棟側フレームの裏面延出部と、前記裏面延出部に左右自
    在に勘合する勘合部を有する第一の固定部材と、を備
    え、前記裏面延出部と前記第一の固定部材の勘合部を勘
    合固定させ、前記第一の固定部材を屋根のベースを構成
    する野地板に固定支持したことを特徴とする太陽電池装
    置。
  8. 【請求項8】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を固
    着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前記
    太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形成
    し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側から
    軒側へ表面を上にして平面状に複数並べ、第一の太陽電
    池パネルを棟側に第二の太陽電池パネルを軒側に隣り合
    って配置した構成のものにおいて、前記第一の太陽電池
    の軒側端を挟み込むように固着支持する第一の太陽電池
    パネルの軒側フレームのパネル軒側端面支持部と、前記
    パネル軒側端面支持部に設けられ前記第一の太陽電池パ
    ネルの裏面方向に延出した前記第一の太陽電池パネルの
    軒側フレームの裏面延出部と、前記裏面延出部に左右自
    在に勘合する勘合部を有する第二の固定部材と、を備
    え、前記裏面延出部と前記第二の固定部材の勘合部を勘
    合固定させたことを特徴とする太陽電池装置。
  9. 【請求項9】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を
    固着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前
    記太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形
    成し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側か
    ら軒側へ表面を上にして平面状に複数並べて配置した構
    成のものにおいて、前記太陽電池の周囲を挟み込むよう
    に固着支持するフレームの端面支持部と、前記端面支持
    部に設けられ前記太陽電池パネルの裏面方向に延出し屋
    根を構成する野地板に前記太陽電池パネルを固着支持す
    るフレームの裏面延出部と、前記太陽電池パネルの裏面
    側でかつ前記野地板の上面側に設けられた空間と、を備
    え、前記裏面延出部は前記太陽電池パネルに対して少な
    くとも1つ以上の切り欠きまたは穴を有するか、あるい
    は少なくとも2つ以上に分割されており、前記切り欠き
    または穴あるいは分割された裏面延出部間の隙間を通し
    て軒側から棟側にあるいは左右間に前記空間を連通さ
    せ、前記きり欠きまたは穴あるいは前記分割された裏面
    延出部間の隙間を空気の流路および太陽電池パネル間の
    接続配線の配線スペースにしたことを特徴とする請求項
    1または請求項2または請求項7または請求項8に記載
    の太陽電池装置。
  10. 【請求項10】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を
    固着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前
    記太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形
    成し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側か
    ら軒側へ表面を上にして平面状に複数並べて配置した構
    成のものにおいて、前記太陽電池パネルの左側のフレー
    ムに設けられ前記太陽電池パネルの表面方向に開口した
    左側フレーム凹部あるいは前記太陽電池パネルの右側の
    フレームに設けられ前記太陽電池パネルの表面方向に開
    口した右側フレーム凹部をフレームの全長に渡って設
    け、前記凹部にシール材を収納したことを特徴とする太
    陽電池装置。
  11. 【請求項11】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を
    固着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前
    記太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形
    成し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側か
    ら軒側へ表面を上にして屋根のベースを構成する野地板
    の上面に平面状に複数並べて配置した構成のものにおい
    て、前記複数の太陽電池パネルのうち必要な1つのみを
    交換可能としたことを特徴とする太陽電池装置。
  12. 【請求項12】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を
    固着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前
    記太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形
    成し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側か
    ら軒側へ表面を上にして平面状に複数並べ、第一の太陽
    電池パネルを棟側に第二の太陽電池パネルを軒側に隣り
    合って配置した構成のものにおいて、前記第二の太陽電
    池の棟側端を挟み込むように固着支持する第二の太陽電
    池パネルの棟側フレームのパネル棟側端面支持部と、前
    記パネル棟側端面支持部に設けられ前記第二の太陽電池
    パネルの表面方向に突出した第二の太陽電池パネルの棟
    側フレームの凸部と、前記第一の太陽電池の軒側端を挟
    み込むように固着支持する第一の太陽電池パネルの軒側
    フレームのパネル軒側端面支持部と、前記パネル軒側端
    面支持部に設けられ軒側方向に延出した前記第一の太陽
    電池パネルの軒側フレーム延出部と、を備え、前記凸部
    に前記軒側フレーム延出部を当接さて位置決めしながら
    軒側から棟側に順次組み付けて行くことを特徴とする屋
    根材形太陽電池装置の組み付け方法。
  13. 【請求項13】 フレームの形状を全ての太陽電池パネ
    ルに対して同じ構成としたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項12のうちの少なくとも1項に記載の太陽電池
    装置。
  14. 【請求項14】 最も軒側の太陽電池パネルの最も軒側
    の裏面空間を閉塞している軒側取り付け部材の裏面に空
    気取り入れ口を設け、前記空気取り入れ口よりも下方ま
    で延出した雨よけ部材を前記軒側取りつけ部材の前記空
    気取り入れ口よりも軒側に備えたことを特徴とする請求
    項2に記載の太陽電池装置。
  15. 【請求項15】 最も棟側の太陽電池パネルの棟側を閉
    塞する棟側取り付け部材に設けられた前記太陽電池パネ
    ルの表面方向に開口する開口部と、前記開口部の周囲を
    囲うように前記太陽電池パネルの表面方向に延出する囲
    いと、前記囲いの棟側部の先端を棟側に折り曲げた棟側
    折り曲げ部と、前記囲いの軒側部の先端を棟側に折り曲
    げた軒側折り曲げ部と、を備え、前記軒側折り曲げ部が
    前記開口部及び前記棟側折り曲げ部の上面を覆い、かつ
    前記軒側折り曲げ部と前記棟側折り曲げ部との間には間
    隙を有し、前記開口部が前記間隙と連通し棟側に開口す
    るようにしたことを特徴とする請求項3に記載の太陽電
    池装置。
  16. 【請求項16】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を
    固着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前
    記太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形
    成し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側か
    ら軒側へ表面を上にして平面状に複数並べて配置した構
    成のものにおいて、最も左側の太陽電池パネルよりも左
    側に配置され雨水の侵入を防止する左側取り付け部材
    と、前記左側取りつけ部材よりも左側に配設さる屋根材
    と、前記左側取りつけ部材の左端側に設けられ最も左側
    の太陽電池パネルの表面方向に突出した突出部と、前記
    突出部に設けられ最も左側の太陽電池パネルの表面方向
    に開口した突出凹部と、前記突出凹部よりも右側で前記
    最も左側の太陽電池パネルの左フレームとの間で前記左
    側取りつけ部材に設けられた雨水を棟側から軒側に流す
    桶部と、前記突出凹部に収納され前記突出凹部よりも若
    干突出し弾力性を有するシール材と、を備え、前記屋根
    材が前記突出凹部に収納されたシール材を完全に覆い前
    記シール材を圧縮固定するように前記左側取り付け部材
    を配設したことを特徴とする太陽電池装置。
  17. 【請求項17】 屋根を構成する野地板あるいは垂木に
    固定される固定部を有する第一の固定部材と、前記第一
    の固定部材の固定部を覆い前記野地板あるいは垂木に押
    圧固定する固定部材覆い部を有する第三の固定部材と、
    を備え、前記第三の固定部材の固定部材覆い部により前
    記第一の固定部材の固定部を押圧固定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項7に記載の太陽電池装置。
  18. 【請求項18】 第三の固定部材の固定部材覆い部は先
    端が第一の固定部材または第二の固定部材の固定部が挿
    入しやすいようにガイド部を有していることを特徴とす
    る請求項17に記載の太陽電池装置。
  19. 【請求項19】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を
    固着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前
    記太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形
    成し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側か
    ら軒側へ表面を上にして平面状に複数並べて配置した構
    成のものにおいて、前記太陽電池の周囲を挟み込むよう
    に固着支持するフレームの端面支持部と、前記端面支持
    部に設けられ前記太陽電池パネルの裏面方向に延出し屋
    根を構成する野地板に前記太陽電池パネルを固着支持す
    るフレームの裏面延出部と、を備え、前記裏面延出部を
    前記野地板に挟み込み押圧固定するようにした押圧固定
    部材を備えたことを特徴とする請求項11に記載の屋根
    材形太陽電池装置。
  20. 【請求項20】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を
    固着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前
    記太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形
    成し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側か
    ら軒側へ表面を上にして平面状に複数並べて配置した構
    成のものにおいて、最も棟側の太陽電池パネルよりも棟
    側に配置され最も棟側の太陽電池パネルの棟側を閉塞し
    棟側よりの雨水の侵入を防止する棟側取り付け部材と、
    前記棟側取り付け部材に設けられた前記太陽電池パネル
    の表面方向に開口する開口部と、前記開口部の周囲を囲
    うように前記太陽電池パネルの表面方向に延出する囲い
    と、前記囲いの棟側部の先端を棟側に折り曲げた棟側折
    り曲げ部と、前記囲いの軒側部の先端を棟側に折り曲げ
    た軒側折り曲げ部と、を備え、前記軒側折り曲げ部が前
    記開口部及び前記棟側折り曲げ部の上面を覆い、かつ前
    記軒側折り曲げ部と前記棟側折り曲げ部との間には間隙
    を有し、前記開口部が前記間隙と連通し棟側に開口する
    ようにしたことを特徴とする太陽電池装置。
  21. 【請求項21】 太陽光発電の機能を備えた太陽電池を
    固着支持し隣り合う太陽電池間を接続するフレームが前
    記太陽電池の周囲に枠状に装着され太陽電池パネルを形
    成し、この太陽電池パネルを屋根の傾斜に沿って棟側か
    ら軒側へ表面を上にして平面状に複数並べて配置した構
    成のものにおいて、前記枠状に装着されたフレームが全
    ての太陽電池パネルに対して同じ構成としたことを特徴
    とする太陽電池装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007120054A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Sekisui Chem Co Ltd 太陽発電システムの防水構造
JP2012162870A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Inoue Shoji Kk 太陽電池モジュールの取付構造

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