JP2001140037A - 成形性に優れた高炭素鋼板 - Google Patents
成形性に優れた高炭素鋼板Info
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Abstract
Si:0.25%以下、Mn:0.3〜1.2%、P:
0.02%以下、S:0.02%以下、Al:0.01
〜0.1%、N:0.008%以下を含有し、必要に応
じてTi:0.01〜0.06%、B:0.0005〜
0.005%のうち1種以上を含有し、残部が不可避的
不純物とFeの組成をもち、パーライト+セメンタイト
分率が10%以下、かつフェライト粒の平均粒径が10
〜20μmの成形性に優れた高炭素鋼板であって、この
鋼板は、自動車部品の一種であるドライブプレート用あ
るいはリクライナーギヤー用として適している。
Description
チックトランスミッションに組み込まれるドライブプレ
ート用、自動車のシートに組み込まれるリクライナー部
品のギヤー等に用いられる鋼板に関するものである。
り加工により、所定の寸法に成形後、焼き入れ、焼戻し
の熱処理が施され、製品に供される。また、複数の部品
を溶接等で接合して製作されていた部品をねじ転造加
工、あるいはファインブランキングの半抜きで精密な加
工が行われる方法が広まっている。例えば、オートマチ
ックトランスミッションに組み込まれるドライブプレー
トは、エンジン始動時にセルモータギアーと噛み合い、
エンジンを始動させる。このドライブプレートは、S4
5C等のSC材を切削加工し、焼き入れ焼戻し熱処理さ
れたギヤー部を普通鋼等で製造されたプレートに溶接、
焼きばめ等で接合して製造されてきた。しかし、自動車
の軽量化、工程省略によるコスト低減等から、プレート
とギヤー部を一体成形することが検討されている。
ギヤー部を転造加工する方法がある。この方法に使用さ
れる鋼板は、プレス加工後、ギヤー転造成形性等の加工
性と共にギヤー部を高周波焼き入れされるため、優れた
焼き入れ性が要求される。即ち、焼き入れ性の優れた高
炭素鋼あるいは高合金鋼はプレス加工性時にネッキン
グ、割れ等は生じ易い。一方、低炭素鋼は、プレス成形
性は良好であるが、ギヤー部の高周波焼き入れしても必
要硬さが得られない。
クライナーシートの角度変更、シートを固定する役割を
有するギヤー部品がある。このギヤー部品は、従来S4
5C、あるいは、S20Cが用いられて、半抜きによ
り、ギヤー部を成形し、S45Cは直接に焼き入れ、焼
戻し、S20Cは浸炭焼き入れ、焼戻しにより、所定の
強度を確保している。しかし、自動車の軽量化、リクラ
イナーのスムースな変動等の要求から、ギヤーの小モジ
ュール化、即ち、ギヤーの歯のピッチを小さくすること
が進められている。このため、従来のS45Cでは成形
時に割れ等が生じ易く、歯のピッチが小さい部品の成形
ができなく、成形ができても工具寿命が短く、成形コス
トが高くなる問題がある。低炭素のS20Cは、浸炭焼
き入れを行う必要があると同時に、未浸炭部の強度が不
足するという問題点がある。
て、特開平8−3687号公報、特開平10−2594
47号公報が開示されている。特開平8−3687号公
報は球状化焼鈍された炭化物の粒径と量を調整してい
る。この方法はドライブプレートのギヤー部を成形する
ときに要求される転造成形性については何ら開示はな
い。また、この方法で製造された鋼板はプレス成形性も
ギヤー部の転造成形性、あるいはファインブランキング
で微細なギヤーの成形には成形性が不十分である。
イブプレート用に適した鋼板が、焼き入れ性は10<3
0C+5Mn+6Cr+300Bを、加工性は5>10
C+Mn+150Sを満足する成分に調整することで得
られるとしている。しかし、この技術は転造加工性の厳
しい場合、冷延後に焼鈍を必要とし、Cr添加が必須の
ため炭化物球状化に必要な焼鈍時間を長くとる必要があ
るため、製造コストが高いという問題点もある。このた
め、より転造加工性の優れた鋼板を安価に提供すること
が望まれている。
た厳しい転造加工でも、厳しいファインブランキング加
工でも成形可能で、かつ安価な高炭素鋼板を提供するこ
とを目的とする。
ついて、鋭意研究した結果、炭化物分率を一定以下に
し、かつフェライト粒径を特定の範囲に制御することに
より転造成形性、ファインブランキング性が共に良好と
なることを知見した。本発明はこの知見に基づき完成し
た。
〜0.45%、Si:0.25%以下、Mn:0.3〜
1.2%、P:0.02%以下、S:0.02%以下、
Al:0.01〜0.1%、N:0.008%以下を含
有し、必要に応じてTi:0.01〜0.06%、B:
0.0005〜0.005%のうち1種以上を含有し、
残部が不可避的不純物とFeの組成をもち、パーライト
+セメンタイト分率が10%以下、かつフェライト粒の
平均粒径が10〜20μmの組成を有し、転造成形性、
ファインブランキング性に優れた高炭素鋼板である。そ
して、この鋼板は、自動車部品の一種であるドライブプ
レート用あるいはリクライナーギヤー用として適してい
る。
説明する。
て、炭化物の占める面積率を10%以下に制御すること
が1つの特徴である。ここでの炭化物はセメンタイトお
よびパーライト組織を併せたものをいう。炭化物の占め
る面積率が10%を超えると、ドライブプレートのギヤ
ー部の転造成形時に割れが生じたり、割れが発生しなく
成形ができたとしても、微小なミクロクラックが発生
し、耐久性が劣る。また、厳しいファインブランキング
加工時もクラックが発生したり、工具寿命が短くなるた
めである。一方、下限の面積率は特に規定する必要はな
いが、本発明は焼き入れ性も必要なため、炭化物の面積
率が少ないと焼き入れ時の硬さが低くなるため、5%以
上が好ましい。
炭化物の形態を変えること、即ち、熱延後の冷却時に生
じるパーライト変態発熱を抑える冷却条件とAc温度以
下でできるだけ高い温度で焼鈍することにより、ラメラ
ー状の炭化物をできるだけ少なくし、球状セメンタイト
のサイズを大きくする方法で実施することができる。
径を10〜20μmに制御することにある。フェライト
粒径が10μm未満になると炭化物の面積率を10%以
下に制御しても、ドライブプレートのギヤー転造成形時
に割れが生じ成形できないか、できたとしてもクラック
が生じる。また、加工度の厳しいファインブランク加工
でもクラックが生じる。一方、20μmを超える大きな
フェライト粒の鋼板は、ギヤー転造成形性は問題となら
ないが、焼き入れ性が不足したり、ドライブプレートの
耐久性が劣るため、ファインブランキング時の工具寿命
が短くなる、また、熱処理後の寸法変化が大きくなる。
したフェライト粒をJISの方法で粒度番号を測定し、
フェライト粒を球とした場合の平均粒径を採用した。フ
ェライト粒径は、熱延板を焼鈍して提供する場合、鋼成
分と熱延条件の組み合わせで制御し、そして、熱延板を
冷延、焼鈍して提供する場合は、鋼成分と熱延条件に加
えて冷延率と焼鈍温度・時間を変えることにより制御す
る。
ェライト変態温度域の冷却速度を変化させることで行う
ことができ、フェライト変態域の冷却速度が速いとフェ
ライト粒径は細粒となり、遅いと粒径が大きくなる。
熱延板の組織、冷延率、焼鈍条件により変化し、C、M
n量が少ないとフェライト粒径が大きくなり、熱延組織
が粗いとフェライト粒径が大きくなり、冷延率が15%
以上の場合、冷延率が高いとフェライト粒径が細粒とな
る。鋼組成、熱延条件、焼鈍条件、冷延条件を制御する
ことにより、フェライト粒径が10〜20μmの範囲の
鋼板が製造できる。
て説明する。
するために0.15%以上必要である。一方、C量が
0.45%を超えると焼き入れ硬さは充分に確保される
が、転造成形性、ファインブランキング性が劣化する。
を劣化させ、また熱延時にスケール疵が発生し易くな
り、表面品質および歩留まり低下を招く。これらの理由
から0.25%以下とする必要がある。好ましい範囲は
同様の理由から0.08%以下である。
同時に不可避的に混入し、熱間脆化の原因となるSをM
nSとして固定するためにも必要である。このため、
0.3%以上の添加が必要である。一方、添加量が多く
なると、連続鋳造時に偏析し、Mnの高密度域の炭化物
密度が高くなり、プレス加工性、転造成形性を悪くす
る。このため、1.2%以下にする必要がある。好まし
い範囲は同様の理由から0.5〜0.8%である。
Mnと同様に連続鋳造時に偏析しやすく、炭化物の分布
を不均一にし、鋼板の加工性を損なう。このため、0.
02%以下に抑える必要がある。好ましい範囲は同様の
理由から0.015%以下である。
結合し、MnSの介在物となり、クラック等の原因とな
り、加工性を劣化する。このため、Sは0.02%以下
にする必要がある。好ましい範囲は同様の理由から0.
008%以下である。下限は特に特定する必要はない
が、Sを0.001%以下まで低めるには製鋼コストが
高くなるので、本発明では主に0.003〜0.008
%の範囲が好ましい。
素であると共に、NをAlNとして固定し、焼き入れ時
のγ粒の微細化に役立ち、靭性を高める。このような作
用には0.01%以上の添加が必要である。一方、添加
量が0.1%を超えると表面性状を劣化させるので、上
限を0.1%に特定したが、上限を0.08%とするこ
とが好ましい。
l、Ti等と結合し窒化物となり、焼き入れ時のγ粒微
細化作用がある。しかし、含有量が増えると加工性が劣
化するため、0.008%以下にする必要がある。
入れ時のγ粒の微細化に有効であると共に、Bと複合添
加すると焼き入れ性向上に寄与するBの比率を高め、焼
き入れ性を高める。このため、0.01%以上を添加す
ることが好ましい。一方、添加量が多くなると鋼板を硬
質化し、加工性を劣化させるため、0.06%以下の添
加が好ましい。
ネルギーを低めることで、微量添加でも焼き入れ性を高
める元素であることが良く知られている。特に焼き入れ
性を必要とする場合は、Tiと複合添加する。焼き入れ
性に有効な添加量は0.0005〜0.005%である
が、0.001〜0.004%とすることが好ましい。
鋳造でスラブを造り、熱間圧延により、板厚2.5mm
および3.8mmの熱延コイルを製造した。このコイル
を酸洗後、2.5mm厚のコイルはそのまま焼鈍し、
3.8mm厚のコイルは2.5mm厚まで冷間圧延した
後に焼鈍した。各々の焼鈍コイルから直径300mmの
ブランクを打ち抜き、プレスでドライブプレート形状の
皿型を造り、これを転造加工し、歯幅8mm、歯丈6m
mのギヤーを持つドライブプレートを造った。
物面積率を走査型電子顕微鏡で測定した。フェライト粒
径は鋼板の長手方向断面の任意の1mm2の結晶粒の数
を基に円相当直径を求め、これを平均粒径とした。炭化
物の面積率は、やはり鋼板の長手方向断面の任意の1m
m2の領域を対象として点算法で求めた。点算法とは、
金属便覧(社団法人、日本金属学会偏)改定5版に記載
されているように、グリッドの交点を使用して、組織を
定量化する方法である。
れ、クラックの有無の目視観察と、変形の大きな部分を
切り出し、断面を光学顕微鏡でミクロクラックの有無を
調査した。外観調査および断面の光学顕微鏡観察でミク
ロクラックが無いものを○、外観検査ではクラックが観
察されないが、光学顕微鏡観察でミクロクラックが観察
されたものを△、外観観察でクラックが観察されたもの
を×、所定の寸法まで成形する前に割れたものを××と
し、転造成形性を評価した。
高周波加熱で900℃に加熱後、注水で冷却し、歯先と
歯元のビッカース硬さを測定し、焼き入れ性を評価し
た。焼き入れされたドライブプレートをオートマチック
トランスミッションに組み込み、耐久試験を行い、割れ
が生じたり、変形したものを×、割れ、変形等が無いも
のを○とし、耐久性を評価した。なお、転造成形で所定
の寸法に成形できなかったものは焼き入れ、耐久試験を
行わなかった。
表2に示した。
1、E1および熱延板を冷延し、焼鈍したA2、B2、
C2、D2、E2の本発明範囲の実施例はいずれも転造
成形性、焼き入れ性が優れ、しかも耐久試験でも良好な
成績である。
延後の冷却速度を速めて製造した、フェライト粒径が本
発明範囲外のA3、C3、パーライト変態発熱を抑え
ず、熱延後冷却して製造した、炭化物分率が本発明範囲
外のB3は、転造成形性が劣り、耐久試験でクラックが
大きくなり、割れが生じ、ドライブプレート用鋼板に適
さない。
外のG、PおよびSが本発明外のHの各比較例は、いず
れも転造成形時に割れが生じ、やはり、ドライブプレー
ト用鋼板に適さない。
発明範囲内であるが、フェライト粒径が大きすぎるC4
は、転造成形性、焼き入れ性は共に良好であったが、耐
久試験でクラックが生じると共に、プレートが変形して
おり、やはり自動車にとって重要な部品であるドライブ
プレートに適用できない。
特定することにより、その効果を発揮できるもので、そ
のいずれかが本発明範囲から外れると、転造成形時に割
れ、クラックが生じ、一体成形でドライブプレートが成
形できないことが分かる。
鋳造でスラブを造り、熱間圧延により、板厚7.0mm
および5.0mmの熱延コイルを製造した。このコイル
を酸洗後、5.0mmのコイルはそのまま焼鈍し、7.
0mmのコイルは5.0mm、4.5mm厚まで冷間圧
延した後に焼鈍した。各々の焼鈍コイルを内歯式のシー
トリクライナーのモジュール:0.4のアームポールを
ファインブランキングで作成した。同時に各コイルのフ
ェライト粒径と炭化物面積率を走査型電子顕微鏡で測定
した。成形されたアームポールの外観に割れ、クラック
の有無を目視観察と、加工度の最も大きな歯先部の断面
を光学顕微鏡で観察し、外観観察および断面の光学顕微
鏡観察でミクロクラックが無いものを○、外観観察では
クラックが観察されないが、光学顕微鏡観察でミクロク
ラックが観察されたものを△、外観観察でクラックが観
察されたものを×で評価した。また、同一工具で連続し
て成形し、良好な成形が可能な個数を調査した。これら
の加工品を860℃×50minの加熱の焼き入れ、4
00℃×50minの焼戻し処理を行い、熱処理前後の
寸法変化と硬さを測定した。寸法変化は10個の熱処理
前後の寸法の差の平均値で評価した。硬さはHRC表面
固さを測定した。なお、ファインブランキングでクラッ
クが生じたものは、焼き入れ、焼戻し処理を行わなかっ
た。得られた成形性、工具寿命、硬さ、寸法変化を表4
に示した。
5、D5、E5、および熱延板を冷延し、焼鈍したA
6、B6、C6、D6、E6の本発明範囲の実施例はい
ずれも、ファインブランキング成形性、工具寿命が良好
で、熱処理後の硬さも必要レベルを確保しており、熱処
理による寸法変化が小さく、リクライナーのギヤー部品
とし良好な特性を有していることが分かる。
延後の冷却速度を速めて製造することでフェライト粒径
が本発明範囲より小さいA7、C7は、ファインブラン
キングで製品が成形できたが、工具寿命が大幅に短く、
リクライナー用ギヤー部品用鋼板として適していない。
きいC8は成形性、熱処理後の硬さは良好であるが、工
具寿命が短く、熱処理前後の寸法変化が大きく、やはり
リクライナーのギヤー部品用鋼板に適していない。
延後の冷却速度を遅くして製造し、焼鈍後の炭化物面積
が本発明範囲より多いB7は、ファインブランキング時
にクラックが発生し、ファインブランキング性が劣る。
量が本発明範囲外の比較例であるが、いずれもファイン
ブランキング性が劣る。特に、G2、H2はフェライト
粒径、炭化物面積率共に本発明範囲内であるが、ファイ
ンブランキング性が劣る。
面積率が共に、特定範囲内で優れたファインブランキン
グ性を発揮することが分かる。
ライト粒径と炭化物分率を特定範囲に制御することによ
り、はじめて成形性の良好な高炭素鋼板を提供できる。
とりわけ、リクライナー用のギヤー用部品、一体成形型
によるドライブプレートの成形が可能となる。また、熱
延板を直接焼鈍しても、優れた成形性を有するので、熱
延板を焼鈍−冷延後に焼鈍する工程、冷延−焼鈍する工
程に対し、省工程で鋼板の製造が可能で工業的に有用な
発明である。
Claims (4)
- 【請求項1】 質量%で、C:0.15〜0.45%、
Si:0.25%以下、Mn:0.3〜1.2%、P:
0.02%以下、S:0.02%以下、Al:0.01
〜0.1%、N:0.008%以下を含有し、残部が不
可避的不純物とFeの組成をもち、パーライト+セメン
タイト分率が10%以下、かつフェライト粒の平均粒径
が10〜20μmの成形性に優れた高炭素鋼板。 - 【請求項2】 質量%で、C:0.15〜0.45%、
Si:0.25%以下、Mn:0.3〜1.2%、P:
0.02%以下、S:0.02%以下、Al:0.01
〜0.08%、N:0.008%以下を含有し、残部が
不可避的不純物とFeの組成をもち、パーライト+セメ
ンタイト分率が10%以下、かつフェライト粒の平均粒
径が10〜20μmの転造成形性に優れたドライブプレ
ート用高炭素鋼板。 - 【請求項3】 質量%で、C:0.15〜0.45%、
Si:0.25%以下、Mn:0.3〜1.2%、P:
0.02%以下、S:0.02%以下、Al:0.01
〜0.1%、N:0.008%以下を含有し、残部が不
可避的不純物とFeの組成をもち、パーライト+セメン
タイト分率が10%以下、かつフェライト粒の平均粒径
が10〜20μmのファインブランキング性に優れたリ
クライナギヤー用高炭素鋼板。 - 【請求項4】 鋼成分として、質量%で更に、Ti:
0.01〜0.06%、B:0.0005〜0.005
%のうち1種以上を含有することを特徴とする請求項1
〜3のいずれか1つに記載の高炭素鋼板。
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JP2000028020A JP3752118B2 (ja) | 1999-08-31 | 2000-02-04 | 成形性に優れた高炭素鋼板 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24466699 | 1999-08-31 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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