JP2001139418A - ビニルジメチコーン/ジメチコーンコポリマーとコンディショナーを含有する化粧品組成物とその使用 - Google Patents

ビニルジメチコーン/ジメチコーンコポリマーとコンディショナーを含有する化粧品組成物とその使用

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JP2001139418A
JP2001139418A JP2000322032A JP2000322032A JP2001139418A JP 2001139418 A JP2001139418 A JP 2001139418A JP 2000322032 A JP2000322032 A JP 2000322032A JP 2000322032 A JP2000322032 A JP 2000322032A JP 2001139418 A JP2001139418 A JP 2001139418A
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デコステ サンドリーヌ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪のもつれのほぐれ易さ、滑らかさ及び柔
軟性に関し、改善された化粧品特性を有する組成物を提
供する。 【解決手段】 所定のコンディショナーと、次の式
(I): 【化1】 [上式中、Rは、水素原子又はエチレン性不飽和を含
む脂肪族基等の連鎖付加反応により反応可能な基を表
し;R基はアルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、アルキルアリール基又はヒドロキシル基を表し、ま
たエーテル、アミン、カルボキシル、ヒドロキシル、チ
オール等の官能基を含んでいてもよく、nは、式(I)の
ポリシロキサンが好ましくは1〜1x10mm/s
の動粘度を有するようにする整数]のポリシロキサン
(a)と、R基と反応可能な基を含むシリコーン化合物
(b)の付加反応により得られる10〜100x10
cPの粘度を持つシリコーンポリマーとを化粧品として
許容可能な媒体中に含有せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
特定のコンディショナーとエチレン性不飽和を含むジメ
チコーン/ジメチコーンの少なくとも1つのコポリマー
とを化粧品的に許容可能な媒体中に含有する新規な化粧
品用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】大気中
の成分の作用又は機械的作用又は化学的処理、例えば、
染色、脱色及び/又はパーマネントウエーブ処理の作用
により、様々な程度に敏感化された(すなわち、ダメー
ジを受け及び/又は脆くなった)毛髪は、もつれをほぐ
したりスタイリングを行うことが困難で、ソフト感に欠
けることがしばしばあることはよく知られている。
【0003】毛髪のもつれをほぐれ易くし、毛髪にソフ
ト感としなやかさを付与するために、毛髪等のケラチン
物質を洗浄又は手入れする組成物において、コンディシ
ョナー、特にカチオン性ポリマー又はシリコーンを使用
することは既に推奨されている。しかしながら、上述し
たような美容的利点には、残念なことに、乾燥した毛髪
では、望ましくないと考えられるある種の美容的影響、
すなわちヘアースタイルの長く垂れた感じ(lankness)
(毛髪の軽さの欠如)、滑らかさの欠如(毛髪の根本から
先端までが不均質)が伴う。さらに、この目的のために
カチオン性ポリマーを使用すると、様々な欠点が生じ
る。毛髪に対するその高い親和性のため、これらのポリ
マーのなかには、繰り返し使用するうちに多くの量が付
着するようになり、望ましくない影響、例えば不快感、
重い感じ(laden feel)をもたらし、毛髪がごわつき、繊
維間が付着してスタイリングにも影響を及ぼしてしまっ
ていた。これらの欠点は細い毛髪の場合により顕著にな
り、生き生きとした感じやボリュームが不足したものに
なる。要するに、コンディショナーを含有する現在の化
粧品用組成物は、完全には満足できるものではないこと
が分かった。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は、あるコンディショナーと、10〜100x
10cPの粘度を持つ以下に定義するシリコーンコポ
リマーを組合せることで、これらの欠点を克服できるこ
とを見いだした。よって、この問題に関して鋭意研究を
行ったところ、本出願人は、コンディショナーをベース
とする従来の組成物、特に毛髪用組成物に、10〜1
00x10cPの粘度を持つ以下に定義するシリコー
ンコポリマーを導入することにより、コンディショナー
をベースとした組成物に伴う他の有利な化粧品特性を同
時に保持しながら、そのような組成物に一般に伴う問
題、すなわち特に、毛髪を長く垂れた感じにする点(繰
り返し適用した後の重い感じ)及び毛髪の滑らかさとソ
フト感の欠如を、制限するか除去させしてしまうことが
できることを見いだした。
【0005】更に、特に泡立て溶剤(バブルバス)又はシ
ャワーゲルの形態で、皮膚に適用した場合、本発明の組
成物は皮膚の柔軟性を改善する。
【0006】よって、本発明においては、化粧品的に許
容可能な媒体中に、以下に定義する少なくとも1つのシ
リコーンコポリマーで、10〜100x10cPの
粘度を持つものと、 −合成油、 −動物性又は植物性油、 −フルオロ油又はパーフルオロ油、 −天然又は合成ロウ、 −以下の式(I):
【化4】 (上式中、 −Rは、C14−C30脂肪酸から誘導された直鎖状
又は分枝状の飽和又は不飽和のアルキル基であり、α位
においてヒドロキシル基で、あるいはω位において飽和
又は不飽和のC16−C30脂肪酸でエステル化された
ヒドロキシル基で置換されることが可能であり; −Rは、水素原子又は(グリコシル)n、(ガラクトシ
ル)m又はスルホガラクトシル基であり、nは1から4
の整数であり、mは1から8の整数であり、 −Rは、α位において飽和又は不飽和のC15−C
26炭化水素系基であり、この基は1又はそれ以上のC
−C14アルキル基で置換されていてもよい)のセラ
ミドであって、天然のセラミド又はグリコセラミドの場
合は、RはC −C26α-ヒドロキシアルキル基
であってもよく、該ヒドロキシル基は任意にC16−C
30αヒドロキシ酸基でエステル化されていてもよいも
の;から選択される少なくとも1種のコンディショナー
とを含有する新規の化粧品用組成物が提案される。
【0007】本発明の他の主題は、上述のコンディショ
ナーを含有する化粧品組成物における、又はその製造に
おける、10〜100x10cPの粘度を持つ、以
下に定義するシリコーンコポリマーの使用に関する。本
発明の種々の主題をここで詳細に記載する。以下に与え
られる本発明で使用される化合物の意味及び定義の全て
は本発明の主題の全てに対して有効である。本特許出願
において、「コンディショナー」という用語は、その機
能が、毛髪の化粧品特性、特にソフト感、もつれのほぐ
し易さ、手触り及び静電気を改善することにある任意の
薬剤を意味する。
【0008】シリコーンコポリマーは、 −式(I):
【化5】 [上式中、 Rは、水素原子又はエチレン性不飽和、特にビニル、
アリル又はヘキセニルを含む脂肪族基等の連鎖付加反応
により反応可能な基を表す。式(I)のR基は、アルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基、アルキルアリー
ル基又はヒドロキシル基を表し、またエーテル、アミ
ン、カルボキシル、ヒドロキシル、チオール、エステ
ル、スルホナート又はスルファート等の官能基を含んで
いてもよい。アルキル基は、例えば1〜20の炭素原子
を含み;シクロアルキル基は例えば5又は6の炭素原子
を含み;アリール基は特にフェニル基であり;アルキル
アリール基は7〜20の炭素原子を含むものとできる。
はより詳細にはメチルを表す。nは、式(I)のポリ
シロキサンが好ましくは1〜1x10mm/sの動
粘度を有するような整数であり、nは特に5〜5000
の範囲である。]の少なくとも1つのポリシロキサン
(a)と、 −ポリシロキサン(a)のR基と反応可能な少なくとも
1つで2つ以下の基を含む少なくとも1つのシリコーン
化合物(b)の、触媒の存在下での付加反応により得ら
れ、ここでタイプ(a)又は(b)の少なくとも1つの化合
物がエチレン性不飽和を含む脂肪族基を含む。
【0009】タイプ(b)の化合物は、ポリシロキサン
(b)のR基がポリシロキサン(a)のR基と反応可能
なタイプ(a)の他のポリシロキサンである。好ましく
は、シリコーンコポリマーは、少なくとも、 −(a)1つのα,ω-ジビニルポリジメチルシロキサンと −(b)1つのα,ω-ジヒドロゲノポリジメチルシロキサ
ンとの、ヒドロシリル化触媒(例えば白金触媒)の存在下
での付加反応により得られる。シリコーンコポリマー
は、一般に1500Paの応力に対して0.01Hzの
剪断速度でまた約25℃の温度で測定して、10〜1
00x10cP、好ましくは5x10cP〜30x
10cPの動粘度を有する。本特許出願において与え
られる動粘度の全ての測定は、約25℃の温度で、Carr
i-Med CSL2−500器で実施した。動粘度は例えば
ASTM規格445アペンディクスCに従って25℃に
て測定される。本発明に係るシリコーンコポリマーは本
質的には非架橋のものである。
【0010】本発明に係る組成物中に存在するシリコー
ンコポリマーは水性エマルションの形態である。「水性
エマルション」という表現は、エマルションの連続相を
形成する水性相に粒子又は液滴の形でシリコーンコポリ
マーが分散した水中油型エマルションを意味する。この
エマルションは通常の乳化系で安定化させることができ
る。このシリコーンエマルションは、10nm〜50μ
m、好ましくは0.3μm〜20μmの範囲のシリコー
ン液滴サイズ又は粒径を有しうる。粒径はレーザー粒径
測定器(laser granulometry)により測定することができ
る。
【0011】乳化系はシリコーンエマルションに通常使
用される界面活性剤を含んでなる。これらの界面活性剤
は、非イオン性、カチオン性、アニオン性又は両性、あ
るいはその混合物で、例えば、以下に記載したものであ
る。乳化系はエマルションの全重量に対して0.5〜1
0重量%を占める。これらのシリコーンエマルションの
合成は特に欧州特許出願公開第874017号に記載さ
れている。
【0012】このようなエマルションは特にダウコーニ
ング社からDC2-1997 Cationic Emulsion の名称
で販売されている。このエマルションは、約15x10
cPの動粘度を持つα,ω-ジビニルジメチコーン/
α,ω-ジヒドロゲノジメチコーンのコポリマー、セチル
トリメチルアンモニウムクロリドのようなカチオン型の
乳化剤、ヒドロキシエチルセルロースのような安定剤及
び水を含有する。シリコーンコポリマーは、好ましくは
組成物の全重量に対して0.05〜10重量%の量で使
用される。この量は、より好ましくは、組成物の全重量
に対して0.1〜5重量%である。
【0013】コンディショナーは、液体、半固体又は固
体の形態、例えば油、ロウ又はガムの形態で提供してよ
い。合成油は、特にポリ-α-オレフィン、更に詳細には
次のものである。 − 硬化(水素化)又は非硬化のポリブテン型、好まし
くは硬化又は非硬化のポリイソブテンである。1000
未満の分子量を持つイソブチレンオリゴマー、又はその
1000以上、好ましくは1000〜15000の分子
量を持つポリイソブチレンとの混合物が好ましく用いら
れる。本発明において用いることのできるポリ-α-オレ
フィンの例としては、特に、プレスパース(Presperse)
社によりパーメチル(Permethyl)99A、101A、1
02A、104A(n=16)及び106A(n=38)の
名称で市販されている製品、あるいはICI社によりア
ーラモル(Arlamol)HD(n=3)の名称で市販されてい
る製品を挙げることができる(但し、nは重合度を示
す)。
【0014】− 硬化又は非硬化のポリデセン型であ
る。これらの製品は、エチル社(Ethyl Corp.)によりエ
チルフロ(Ethylflo)の名称で、及びICI社によりアー
ラモルPAOの名称で市販されている。
【0015】動物性又は植物性油は、好ましくは、ヒマ
ワリ油、コーン油、大豆油、アボカド油、ホホバ油、ゼ
ニアオイ油、グレープシード油、ゴマ油、ヘーゼルナッ
ツ油、魚油、グリセリルトリカプロカプリレート、又は
式RCOOR10(ここで、Rは、7〜29の炭素
原子を含む高級脂肪酸残基を表し、R10は、3〜30
の炭素原子を含む直鎖又は分枝状の炭化水素系鎖、特に
アルキル又はアルケニル基を表す)の植物性又は動物性
油、例えばオウルセリン(purcellin)油又は液状ホホバ
ワックスから形成される群から選択される。また、例え
ばユーカリ油、ハイブリッド・ラベンダー油、ラベンダ
ー油、ベチベル油、リトシア・キュベバ油、レモン油、
白檀油、ローズマリー油、カモマイル油、キダチハッカ
油、ナツメグ油、シナモン油、ヒソップ油、キャラウェ
ー油、オレンジ油、ゲラニオール油、カデ油及びベルガ
モット油等の天然又は合成の精油を使用することもでき
る。
【0016】ロウは、室温(20℃〜25℃)で個体であ
る天然(動物性又は植物性)あるいは合成物質である。
これらは、水に不溶で油に可溶であり、撥水膜を形成可
能である。ロウの定義については、例えばP.D. Dorgan,
Drug and Cosmetic Industry, December 1983, pp.30-
33を挙げることができる。ロウは、特に、カルナウバロ
ウ、キャンデリラロウ、アルファルファロウ、パラフィ
ンロウ、オゾケライト、植物性ロウ、例えばオリーブの
木のロウ、ライスワックス、硬化ホホバワックス又はBe
rtin社(仏国)が市販しているクロフサスグリの花のエッ
センシャルロウ等の花の無水ロウ、動物性ロウ、例えば
ミツロウ、又は変性ミツロウ(セラベリナ:cerabellin
a)から選択される;本発明において使用することがで
きる他のロウ又はロウ状の出発物質は、特に参照番号M
82の下にソフィム(Sophim)社から販売されている製品
のようなマリンロウ、及びポリエチレンロウ又は一般に
ポリオレフィンである。
【0017】本発明において、セラミド型化合物は、特
に一般式(I):
【化6】 (上式中、 −Rは、C14−C30脂肪酸から誘導された直鎖状
又は分枝状の飽和又は不飽和のアルキル基であり、α位
においてヒドロキシル基で、あるいはω位において飽和
又は不飽和のC16−C30脂肪酸でエステル化された
ヒドロキシル基で置換されることが可能であり; −Rは、水素原子又は(グリコシル)n、(ガラクトシ
ル)m又はスルホガラクトシル基であり、nは1から4
の整数であり、mは1から8の整数であり、 −Rは、α位において飽和又は不飽和のC15−C
26炭化水素系基であり、この基は1又はそれ以上のC
−C14アルキル基で置換されていてもよく;天然の
セラミド又はグリコセラミドの場合は、RはC15
26α-ヒドロキシアルキル基であってもよく、該ヒ
ドロキシル基は任意にC16−C30αヒドロキシ酸で
エステル化されていてもよいと理解される)の天然又は
合成のセラミド類及び/又はグリコセラミド類及び/又
は疑似セラミド類及び/又はネオセラミド類である。
【0018】本発明において、特に好適であるセラミド
類は、Rが、C16−C22脂肪酸から誘導された飽
和又は不飽和のアルキルを示し、Rが水素原子を示
し、R が飽和した直鎖状C15基である式(I)の化合
物である。このような化合物は、例えば、 − N-リノレイルジヒドロスフィンゴシン、− N-オ
レイルジヒドロスフィンゴシン、 − N-パルミトイルジヒドロスフィンゴシン、 − N-ステアリルジヒドロスフィンゴシン、 − N-ベヘニイルジヒドロスフィンゴシン、 又はこれらの化合物の混合物である。
【0019】更により好ましくは、使用される化合物
は、式(I)において、Rが脂肪酸から誘導された飽
和又は不飽和のアルキル基を示し、Rがガラクトシル
又はスルホガラクトシル基を示し、Rが基-CH=CH
-(CH)12-CHを示すものである。例として、ワ
イタキ(Waitaki)インターナショナルバイオサイエンス
社からグリコセル(Glycocer)の商品名で販売されている
これらの化合物の混合物からなる製品を挙げることがで
きる。
【0020】本発明において特に好適なセラミド型化合
物は、例えば、 − 2−N−リノレイルアミノオクタデカン−1,3−
ジオール、 − 2−N−オレイルアミノオクタデカン−1,3−ジ
オール、 − 2−N−パルミトイルアミノオクタデカン−1,3
−ジオール、 − 2−N−ステアリルアミノオクタデカン−1,3−
ジオール、 − 2−N−ベヘニイルアミノオクタデカン−1,3−
ジオール、 − 2−N−[2−ヒドロキシパルミトイル]アミノオク
タデカン−1,3−ジオール、 − 2−N−ステアリルアミノオクタデカン−1,3,4
−トリオール、特にN−ステアリル−フィトスフィンゴ
シン、 − 2−N−パルミトイルアミノ−ヘキサデカン−1,
3−ジオール あるいはこれらの混合物である。
【0021】フルオロ油は、特に欧州特許出願公開第4
86135号に記載されたパーフルオロポリエーテル及
び特に国際公開93/11103号に記載されたフルオ
ロ炭化水素化合物である。これら2つの出願の教示は、
本出願に出典明示により全体を取り込むものとする。
「フルオロ炭化水素化合物」なる用語は、その化学構造
が炭素骨格を含み、その幾つかの水素原子がフッ素原子
で置き換えられているものを意味する。フルオロ油はさ
らにフルオロアミンのようなフルオロ炭素であり、例え
ばフルオロデカヒドロナフタレン、フルオロエステル及
びフルオロエーテルである。
【0022】パーフルオロポリエーテルは、例えば、モ
ントフリュアス(Montefluos)社からフォムブリン(Fombl
in)及デュポン社からクライトックス(Krytox)の商品名
で販売されている。フルオロ炭化水素化合物の中で、ニ
ッポンオイル(Nippon Oil)社からノファブル(Nofable)
FOの名称で市販されている製品のような、フッ素含有
脂肪酸エステルも挙げることができる。言うまでもな
く、コンディショナーの混合物を使用することもでき
る。
【0023】本発明において、コンディショナー類は、
最終組成物の全重量に対して0.001〜20重量%、
好ましくは0.01〜10重量%、より詳細には0.1
〜3重量%を占めることができる。本発明の組成物はま
た少なくとも1つの界面活性剤を好適には含むことがで
き、これは、一般に、組成物の全重量に対して0.1〜
60重量%、好ましくは3〜40重量%、より好ましく
は5〜30重量%の量で存在する。この界面活性剤はア
ニオン性、両性、非イオン性界面活性剤もしくはそれら
の混合物から選択することができる。
【0024】本発明を実施するための特に好適な界面活
性剤は、特に次のものである: (i)アニオン性界面活性剤(類):本発明において、その
性質は真に臨界的な重要性を持たない。本発明におい
て、単独で又は混合物として使用可能なアニオン性界面
活性剤の例として、特に(非限定的列挙)、次の化合物:
アルキルスルファート類、アルキルエーテルスルファー
ト類、アルキルアミドエーテルスルファート類、アルキ
ルアリールポリエーテルスルファート類、モノグリセリ
ドスルファート類;アルキルスルホナート類、アルキル
ホスファート類、アルキルアミドスルホナート類、アル
キルアリールスルホナート類、α-オレフィンスルホナ
ート類、パラフィンスルホナート類;アルキルスルホス
クシナート類;アルキルエーテルスルホスクシナート
類、アルキルアミドスルホスクシナート類;アルキルス
ルホスクシナマート類;アルキルスルホアセタート類;
アルキルエーテルホスファート類;アシルサルコシナー
ト類;アシルイセチオナート類及びN-アシルタウラー
ト類の塩類(特にアルカリ性の塩、中でもナトリウム
塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩又
はマグネシウム塩)を挙げることができ;これら全ての
種々の化合物のアルキル又はアシル基は、好ましくは8
〜24の炭素原子を有し、アリール基は、好ましくはフ
ェニル又はベンジル基である。また、使用可能なアニオ
ン性界面活性剤として、脂肪酸塩、例えばオレイン酸、
リシノレイン酸、パルミチン酸又はステアリン酸の塩、
ヤシ油酸又は水素化ヤシ油酸の塩;アシル基が8〜20
の炭素原子を有するアシルラクチラート類を挙げること
もできる。さらに、弱アニオン性界面活性剤として、例
えばアルキル-D-ガラクトシドウロン酸及びそれらの
塩、並びにポリオキシアルキレン化(C-C24)アル
キルエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化(C
-C24)アルキルアリールエーテルカルボン酸、ポリ
オキシアルキレン化(C-C24)アルキルアミドエー
テルカルボン酸及びそれらの塩類、特に2〜50のエチ
レンオキシド基を有するもの、及びそれらの混合物を挙
げることもできる。本発明において好適に使用されるア
ニオン性界面活性剤には、アルキルスルファート塩とア
ルキルエーテルスルファートの塩及びその混合物があ
る。
【0025】(ii)非イオン性界面活性剤(類):非イオ
ン性界面活性剤は、それ自体よく知られている化合物
[これに関して、特に、ブラッキー・アンド・サン社(グ
ラスゴー及びロンドン)から出版されている、エム・アー
ル・ポーター(M.R. Porter)の「界面活性剤ハンドブック
(Handbook of Surfactants)」(1991年、116-178頁)を参
照]であり、本発明において、それらの性質はあまり重
要な特徴ではないと仮定している。しかして、それら
は、特に(非限定的列挙)、例えば8〜18の炭素原子を
有する脂肪鎖を有するポリエトキシル化、ポリプロポキ
シル化又はポリグリセロール化された脂肪酸、アルキル
フェノール類、α-ジオール類又はアルコール類から選
択可能で、特に、エチレンオキシド又はプロピレンオキ
シド基の数が2〜50、グリセロール基の数が2〜30
の範囲とされるものである。また、エチレンオキシド及
びプロピレンオキシドのコポリマー、脂肪アルコールと
エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの縮合物;好
ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを有するポリ
エトキシル化脂肪アミド類、平均1〜5、特に1.5〜
4のグリセロール基を有するポリグリセロール化脂肪ア
ミド類;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを
有するポリエトキシル化脂肪アミン類;2〜30モルの
エチレンオキシドを有するオキシエチレン化されたソル
ビタンの脂肪酸エステル類;スクロースの脂肪酸エステ
ル類、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類、ア
ルキルポリグリコシド類、N-アルキルグルカミン誘導
体、アミンオキシド類、例えば(C10-C14)アルキ
ルアミンオキシド類又はN-アシルアミノプロピルモル
ホリンオキシド類を挙げることもできる。アルキルポリ
グリコシド類が、本発明において、特に適切な非イオン
性界面活性剤を構成することを特筆しておく。
【0026】(iii)両性界面活性剤(類):本発明にお
いて、両性界面活性剤の性質は臨界的な重要性を持つも
のではなく、特に(非限定的列挙)、脂肪族基が8〜22
の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の鎖であり、少な
くとも1つの水溶性のアニオン基(例えば、カルボキシ
ラート、スルホナート、スルファート、ホスファート又
はホスホナート)を含有する、脂肪族の第2級又は第3
級アミンの誘導体であってよく;さらに、(C-
)アルキルベタイン類、スルホベタイン類、(C
-C20)アルキルアミド(C -C)アルキルベタイン
類又は(C-C20)アルキルアミド(C-C)アルキ
ルスルホベタイン類を挙げることができる。
【0027】アミン誘導体としては: R-CONHCHCH-N(R)(R)(CHCOO-) (2) [上式中;Rは、加水分解されたヤシ油中に存在する
酸R-COOHのアルキル基、ヘプチル、ノニル又は
ウンデシル基を示し、Rはβ-ヒドロキシエチル基を
示し、Rはカルボキシメチル基を示す];及び R-CONHCHCH-N(B)(C) (3) [上式中、Bは、-CHCHOX'を示し、Cは、Z
=1又は2である-(CH)-Y'を示し、X'は、-C
CH-COOH基又は水素原子を示し、Y'は、-
COOH又は-CH-CHOH-SOH基を示し、R
は、加水分解された亜麻仁油又はヤシ油中に存在する
酸R-COOHのアルキル基、アルキル基、特に
、C、C11又はC13アルキル基、C アル
キル基及びそのイソ形、又は不飽和のC17基を示
す];の構造を有し、米国特許第2528378号及び
同2781354号に記載されているような、ミラノー
ル(Miranol)の名称で販売されている製品を挙げること
ができる。
【0028】これらの化合物は、ココアンホ二酢酸二ナ
トリウム(Disodium Cocoamphodiacetate)、ラウロアン
ホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Lauroamphodiacetat
e)、カプリルアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Capr
ylamphodiacetate)、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウ
ム(Disodium Capryloamphodiacetate)、ココアンホ二プ
ロピオン酸二ナトリウム(Disodium Cocoamphodipropion
ate)、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disod
ium Lauroamphodipropionate)、カプリルアンホ二プロ
ピオン酸二ナトリウム(Disodium Caprylamphodipropion
ate)、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Dis
odium Capryloamphodipropionate)、ラウロアンホ二プ
ロピオン酸、ココアンホ二プロピオン酸の名称で、CT
FA辞典、第5版、1993に分類されている。例えば、ロ
ーン・プーラン社からミラノールC2M濃縮物の商品名
で市販されている、ココアンホジアセタートを挙げるこ
とができる。
【0029】本発明の組成物においては、界面活性剤の
混合物、特にアニオン性界面活性剤と両性又は非イオン
性界面活性剤との混合物が好ましく使用される。特に好
ましい混合物は、少なくとも1つのアニオン性界面活性
剤と、少なくとも1つの両性界面活性剤からなる混合物
である。好適に使用されるアニオン性界面活性剤は、
(C12-C14)アルキルスルファートのアンモニウ
ム、トリエタノールアミン又はナトリウム、2.2mo
lのエチレンオキシドでオキシエチレン化された(C
12-C14)アルキルエーテルスルファートのアンモニ
ウム、トリエタノールアミン又はナトリウム、ココイル
イセチオン酸ナトリウム及び(C14-C16)-α-オレ
フィンスルホン酸ナトリウム及び; − 両性界面活性剤、例えば、特に、38%の活性物質
を含有する水溶液として「ミラノールC2M・Con
c」の商品名で、又は「ミラノールC32」の名称で、
ローン・プーラン社から市販されているココアンホ二プ
ロピオン酸二ナトリウム又はココアンホプロピオン酸ナ
トリウムと称されるアミン誘導体か; − 又は双性イオン性型の両性界面活性剤、例えばアル
キルベタイン類、特に、ヘンケル社から、32%の活性
物質を含有する水溶液として「デハイトン(Dehyton)A
B30」の名称で市販されているココベタイン等のアル
キルベタイン類、のいずれかとの混合物から選択され
る。
【0030】更により好ましくは、本発明に係る組成物
は少なくとも1種のカチオン性界面活性剤を含有するこ
とができる。カチオン性界面活性剤は、次のものから選
択される: A) − 以下の一般式(IV)の第4級アンモニウム
塩:
【化7】 [ここで、Xは、ハロゲン化物(塩化物、臭化物又はヨウ
化物)又は(C−C)アルキルスルファート、より詳
細には硫酸メチル、ホスファート、アルキル又はアルキ
ルアリールスルホナート、アセテート又はラクタートの
ような有機酸から誘導されるアニオンから選択されるア
ニオンであり、また、 i) RないしR基は、同一でも異なっていてもよ
く、直鎖状または分枝状の1ないし4の炭素原子を有す
る脂肪族基、又はアリールもしくはアルキルアリールの
ような芳香族基を表す。脂肪族基は、特に酸素、窒素、
イオウ又はハロゲンのようなヘテロ原子を含んでいても
よい。脂肪族基は、例えばアルキル、アルコキシ及びア
ルキルアミド基から選択され、Rは16〜30の炭素
原子を含む直鎖状または分枝状のアルキル基を示す。カ
チオン性界面活性剤は好ましくはベヘニルトリメチルア
ンモニウム塩(例えば塩化物)である。 ii) RないしR基は、同一でも異なっていても
よく、直鎖状または分枝状の1〜4の炭素原子を有する
脂肪族基、又はアリールもしくはアルキルアリールのよ
うな芳香族基を表す。脂肪族基は、特に酸素、窒素、イ
オウ又はハロゲンのようなヘテロ原子を含んでいてもよ
い。脂肪族基は、例えば約1〜4の炭素原子を含むアル
キル、アルコキシ及びアルキルアミド基及びヒドロキシ
アルキル基から選択される。R及びRは、同一でも
異なっていてもよく、12〜30の炭素原子を有する直
鎖状または分枝状のアルキル基を表し、該基は少なくと
も1つのエステル又はアミド官能基を含む。R及びR
は、特に(C12−C22)アルキルアミド(C−C
)アルキル及び酢酸(C12−C22)アルキル基から
選択される。カチオン性界面活性剤は、好ましくはステ
アラミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)アン
モニウム塩(例えば塩化物)である。
【0031】B) − 例えば以下の式(V)のものの
ようなイミダゾリニウムの第4級アンモニウム塩:
【化8】 [ここで、Rは例えば獣脂の脂肪酸誘導体のような、
8〜30の炭素原子を有するアルケニル又はアルキル基
を表し、Rは水素原子、C−Cアルキル基、又は
8〜30の炭素原子を有するアルケニル又はアルキル基
を表し、RはC −Cアルキル基を表し、Rは水
素原子又はC−Cアルキル基を表し、Xはハロゲン
化物、ホスファート、アセテート、ラクタート、アルキ
ルスルファート、アルキルスルホナート又はアルキルア
リールスルホナートからなる群から選択されるアニオン
である。R及びRは、好ましくは、12〜21の炭
素原子を含むアルケニル又はアルキル基の混合物、例え
ば獣脂の脂肪酸誘導体を示し、Rはメチルを示し、R
は水素を示す。このような製品は、例えばWitco
社により「レオクォート(Rewoquat)」W75、W90、
W75PG、及びW75HPGなる名称で販売されてい
るクアテルニウム(Quaternium)-27(CTFA1997)又
はクアテルニウム-83(CTFA 1997)がある。]
【0032】C) − 次の式(VI)のジ第4級アンモ
ニウム塩:
【化9】 [ここで、Rは約16〜30の炭素原子を有する脂肪
族基、R10、R11、R12、R13及びR14は同
一でも異なっていてもよく、水素及び1ないし4個の炭
素原子を有するアルキル基からなる群から選ばれ、Xは
ハロゲン化物、アセテート、ホスファート、ニトラート
及びメチルスルファートからなる群から選ばれるアニオ
ンである。このような第4級ジアンモニウム塩は特にプ
ロパン獣脂ジアンモニウムジクロリドからなる。]
【0033】D) − 以下の式(VII)の少なくとも
1つのエステル官能基を含む第4級アンモニウム塩:
【化10】 {ここで、 − R15はC−Cアルキル基、C−Cのヒド
ロキシアルキル基又はジヒドロキシアルキル基から選択
され; − R16は、 − 以下の基
【化11】 − 直鎖状もしくは分枝状で飽和又は不飽和のC−C
22炭化水素系基であるR20、 − 水素原子 から選択され、 − R18は、 − 以下の基
【化12】 − 直鎖状もしくは分枝状で飽和又は不飽和のC−C
炭化水素系基であるR22、 − 水素原子 から選択され、 − R17、R19及びR21は、同一でも異なってい
てもよく、直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和のC
21炭化水素系基から選択され; − n、p及びrは、同一でも異なっていてもよい、2
から6の範囲の整数であり; − yは1から10までの範囲の整数であり; − xとzは、同一でも異なっていてもよく、0から1
0の範囲の整数であり; − Xは有機または無機の単または複アニオンであ
り;ここで、x+y+zの合計が1〜15の範囲であ
り、xは0であればR16がR 20,zが0であればR
18がR22である}のものである。
【0034】より詳細には、式(VII)において、 − R15がメチル又はエチル基を示し、 − xとyが1に等しく; − zが0又は1に等しく; − n、p及びrが2に等しく; − R16が、 − 次の式:
【化13】 の基、 − メチル、エチル又はC14−C22炭化水素系基、 − 水素原子 から選ばれ;R17、R19及びR21が、同一でも異
なっていてもよく、直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和
のC−C21炭化水素系基から選択され、 − R18が、 − 次の式:
【化14】 の基、 − 水素原子 のアンモニウム塩が使用される。
【0035】このような化合物は、例えば、ヘンケル社
によってデハイクォート(Dehyquart)の商品名で、ステ
パン(Stepan)社によってステパンクォート(Stepanquat)
の商品名で、セカ(Ceca)社によってノキサミウム(Noxam
ium)の商品名で、リウォウィティコ(Rewo-Witco)社によ
ってリウォクォート(Rewoquat)WE18の商品名で市販
されている。好適な第4級アンモニウムの塩としては、
ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド及びヴァンダ
イク(Van Dyk)社から「セラフィル(Cepharyl)70」の
名称で販売されているステアラミドプロピルジメチル
(ミリスチルアセテート)アンモニウムクロリド、及びウ
ィトコ(Witco)社から販売されているクアテルニウム(Qu
aternium)-27又はクアテルニウム-83が挙げられ
る。カチオン性界面活性剤は、組成物の全重量に対して
0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜7重量%、よ
り好ましくは1〜5重量%の範囲の濃度で一般に存在す
る。
【0036】本発明の組成物は、また、増粘剤、香料、
真珠光沢剤、防腐剤、シリコーン又は非シリコーンサン
スクリーン剤、ビタミン類、プロビタミン類、カチオン
性、両性、アニオン性又は非イオン性ポリマー、タンパ
ク質、タンパク加水分解物、18-メチルエイコサン
酸、ヒドロキシ酸、パンテノール、揮発性又は非揮発性
で、環状又は線形又は架橋の変性又は未変性シリコー
ン、及び化粧品に一般的に使用されている任意の他の添
加剤で、本発明の組成物の性質に影響を及ぼさないもの
から選択される少なくとも1つの添加剤をさらに含有す
ることができる。これらの添加剤は、組成物の全重量に
対して0〜20重量%の範囲の割合で本発明の組成物中
に存在する。各添加剤の厳密な量は、その性質とその機
能に応じて当業者が容易に決定することができる。
【0037】本発明に係る組成物は、ケラチン繊維、例
えば毛髪、皮膚、睫毛、眉毛、爪、唇又は頭皮、そして
より詳細には毛髪を洗浄又はトリートメントするために
使用することができる。本発明に係る組成物は洗い流す
コンディショナー又は洗い流さないリーブインコンディ
ショナー組成物とすることができる。本発明に係る組成
物は、シャンプー、シャワーゲル及び泡立て浴剤又はメ
ークアップ除去製品のような洗浄組成物とすることがで
きる。本発明のこの実施態様では、組成物は一般的に水
性である洗浄基剤を含有する。洗浄基剤を構成する界面
活性剤は、上述のアニオン性、両性及び非イオン性及び
カチオン性界面活性剤から、単独に又は混合物として、
優劣なく選択することができる。洗浄基剤の量と質は、
満足できる発泡力及び/又は満足できる洗浄力を最終組
成物に付与するのに十分なものである。しかして、本発
明において、洗浄基剤は、最終組成物の全重量に対し
て、4〜50重量%、好ましくは6〜35重量%、更に
好ましくは8〜25重量%である。
【0038】本発明の主題はまた皮膚又は毛髪のような
ケラチン物質をトリートメントするための方法であっ
て、上述の化粧品組成物をケラチン物質に適用し、つい
で必要に応じてそれを水で洗い流すことからなることを
特徴とする。しかして、本発明のこの方法によれば、皮
膚、毛髪又は任意の他のケラチン物質からのメークアッ
プの除去、洗浄、ケア、トリートメント及びヘアスタイ
ルの維持をすることが可能になる。本発明の組成物は、
また、毛髪のパーマネント処理、ストレートパーマ処
理、染毛又はブリーチング用の組成物の形態、あるいは
染毛、毛髪のブリーチング、パーマネント処理又はスト
レートパーマ処理の前又は後に、あるいはパーマネント
処又はストレートパーマ処理の施術の2工程間に適用さ
れる洗い流す組成物の形態とすることができる。
【0039】本発明に係る組成物はまた皮膚のケア及び
/又は毛髪のケアのための水性又は水性-アルコール性
ローションの形態とすることもできる。本発明に係る化
粧品組成物は、ゲル、ミルク、クリーム、エマルショ
ン、増粘ローション又はムースの形態にすることがで
き、皮膚、爪、睫毛、唇、そしてより詳細には毛髪に対
して使用することができる。本組成物は様々な形態に包
装することができ、特に組成物を気化した形又は泡の形
で適用することを可能にするために、ベーパライザー、
ポンプ式ディスペンサーボトル又はエアロゾール容器に
収容することができる。このような包装形態は、例え
ば、毛髪を処理するためのスプレー、ラッカー又はムー
スを得ることが望ましい場合に好適である。
【0040】
【実施例】上述した及び以下の全ての記載において、パ
ーセンテージは重量に基づいて表している。次に、実施
例により本発明をさらに詳しく例証するが、記載した実
施例に限定されるものではない。実施例において、AM
は活性物質を意味する。 実施例1 次の組成を有する本発明に係るコンディショナーを調製
した: − ミリスチン酸、パルミチン酸及びステアリン酸 ミリスチル、セチル及びステアリルの混合物 0.5g − ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド (Clariant社のGenamin KDMP) 1.2gAM − N-オレイルジヒドロスフィンゴシン 0.01g − α,ω-ビニル基を含むポリジメチルシロキサン/ α,ω-ヒドロゲノ基を含むポリジメチルシロキサンの コポリマーを67%AM含むカチオン性エマルション (ダウコーニング社のDC-1997) 1.36gAM − セチルアルコールとステアリルアルコール の混合物(重量比50/50) 3g − プロピレングリコール中に75%AMを含有 するメチルアルキルアルキルアミドエチルイミダ ゾリニウムメトスルファート溶液 (Rewo社のRewoquat W75PG) 0.05gAM − 91%AMを含むラウリルジメチコーンコポ リオール(ダウコーニング社のQ2-5200) 0.23gAM − 香料、防腐剤 適量 − 水 全体を100gとする量 洗浄して乾燥させた毛髪にこの組成物を適用した。毛髪
を2分間放置した後、水で洗い流した。このコンディシ
ョナーでトリートメントした毛髪はソフトで、滑らか
で、容易にもつれがほぐれた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/06 A61K 7/06 7/075 7/075 7/08 7/08 7/09 7/09 7/13 7/13 7/50 7/50 (72)発明者 ヴィルジニ バイイ フランス国 92110 クリシー,リュ デ バテリェ 12

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 −合成油、 −動物性又は植物性油、 −フルオロ油又はパーフルオロ油、 −天然又は合成ロウ、 −以下の式(I): 【化1】 (上式中、 −Rは、C14−C30脂肪酸から誘導された直鎖状
    又は分枝状の飽和又は不飽和のアルキル基であり、α位
    においてヒドロキシル基で、あるいはω位において飽和
    又は不飽和のC16−C30脂肪酸でエステル化された
    ヒドロキシル基で置換されることが可能であり; −Rは、水素原子又は(グリコシル)n、(ガラクトシ
    ル)m又はスルホガラクトシル基であり、nは1から4
    の整数であり、mは1から8の整数であり、 −Rは、α位において飽和又は不飽和のC15−C
    26炭化水素系基であり、この基は1又はそれ以上のC
    −C14アルキル基で置換されていてもよい)のセラ
    ミドであって、天然のセラミド又はグリコセラミドの場
    合は、RはC −C26α-ヒドロキシアルキル基
    であってもよく、該ヒドロキシル基は任意にC16−C
    30αヒドロキシ酸でエステル化されていてもよいも
    の;から選択される少なくとも1種のコンディショナー
    と、−次の式(I): 【化2】 [上式中、Rは、水素原子又はエチレン性不飽和、特
    にビニル、アリル又はヘキセニルを含む脂肪族基等の連
    鎖付加反応により反応可能な基を表し;式(I)のR
    は1〜20の炭素原子を持つアルキル基、5〜6の炭素
    原子を有するシクロアルキル基、アリール基、7〜20
    の炭素原子を有するアルキルアリール基又はヒドロキシ
    ル基を表し、またエーテル、アミン、カルボキシル、ヒ
    ドロキシル、チオール、エステル、スルホナート又はス
    ルファート等の官能基を含んでいてもよく、nは、式
    (I)のポリシロキサンが好ましくは1〜1x10mm
    /sの動粘度を有するような整数である]の少なくと
    も1つのポリシロキサン(a)と、−ポリシロキサン(a)
    のR基と反応可能な少なくとも1つで2つ以下の基を
    含む少なくとも1つのシリコーン化合物(b)の、触媒の
    存在下での付加反応により得られる10〜100x1
    cPの粘度を持つ少なくとも1つのシリコーンポリ
    マーであって、ここでタイプ(a)又は(b)の少なくとも
    1つの化合物がエチレン性不飽和を含む脂肪族基を含む
    ものとを、化粧品として許容可能な媒体中に含有するこ
    とを特徴とする化粧品組成物。
  2. 【請求項2】 Rがメチルを示すことを特徴とする請
    求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 タイプ(b)の化合物が、ポリシロキサン
    (b)のR基がポリシロキサン(a)のR基と反応可能
    なタイプ(a)の他のポリシロキサンであることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 シリコーンコポリマーが、少なくとも、 −(a)1つのα,ω-ジビニルポリジメチルシロキサンと −(b)1つのα,ω-ジヒドロゲノポリジメチルシロキサ
    ンとの、ヒドロシリル化触媒の存在下での付加反応によ
    り得られることを特徴とする請求項1ないし3の何れか
    1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 シリコーンコポリマーが水性エマルショ
    ンの形態であることを特徴とする請求項1ないし4の何
    れか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 シリコーンコポリマーが、組成物の全重
    量に対して0.05〜10重量%の濃度で存在すること
    を特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の組
    成物。
  7. 【請求項7】 合成油が、硬化又は非硬化ポリブテン型
    あるいは硬化又は非硬化ポリデセン型のポリオレフィン
    類であることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1
    項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 動物性又は植物性油が、ヒマワリ油、コ
    ーン油、大豆油、アボカド油、ホホバ油、ゼニアオイ
    油、グレープシード油、ゴマ油、ヘーゼルナッツ油、魚
    油、グリセリルトリカプロカプリレート、又は式R
    OOR10(ここで、Rは、7〜29の炭素原子を含
    む高級脂肪酸残基を表し、R10は、3〜30の炭素原
    子を含む直鎖又は分枝状の炭化水素系鎖、特にアルキル
    又はアルケニル基を表す)の植物性又は動物性油、ユー
    カリ油、ハイブリッド・ラベンダー油、ラベンダー油、
    ベチベル油、リトシア・キュベバ油、レモン油、白檀
    油、ローズマリー油、カモマイル油、キダチハッカ油、
    ナツメグ油、シナモン油、ヒソップ油、キャラウェー
    油、オレンジ油、ゲラニオール油、カデ油及びベルガモ
    ット油等の天然又は合成の精油からなる群から選択され
    ることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記
    載の組成物。
  9. 【請求項9】 ロウが、カルナウバロウ、キャンデリラ
    ロウ、アルファルファロウ、パラフィンロウ、オゾケラ
    イト、オリーブの木のロウ、ライスワックス、硬化ホホ
    バワックス又はクロフサスグリの花のエッセンシャルロ
    ウ等の花の無水ロウ等の植物性ロウ、ミツロウ、マリン
    ロウ等の動物性ロウ、及びポリエチレンロウ又はポリオ
    レフィンロウから選択されることを特徴とする請求項1
    ないし6の何れか1項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 セラミド型化合物が、 − 2-N-リノレイルアミノオクタデカン-1,3-ジオ
    ール、 − 2-N-オレイルアミノオクタデカン-1,3-ジオー
    ル、 − 2-N-パルミトイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
    オール、 − 2-N-ステアリルアミノオクタデカン-1,3-ジオ
    ール、 − 2-N-ベヘノイルアミノオクタデカン-1,3-ジオ
    ール、 − 2-N-[2-ヒドロキシパルミトイル]アミノオクタ
    デカン-1,3-ジオール、 − 2-N-ステアリルアミノオクタデカン-1,3,4-ト
    リオール、及び特にN-ステアリルフィトスフィンゴシ
    ン、 − 2-N-パルミトイルアミノヘキサデカン-1,3-ジ
    オール、 又はこれらの化合物の混合物から選択されることを特徴
    とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 コンディショナーが、組成物の全重量
    に対して0.001〜20重量%、好ましくは0.01
    〜10重量%の濃度で存在することを特徴とする請求項
    1ないし10の何れか1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 アニオン性、非イオン性及び両性界面
    活性剤、及びそれらの混合物から選択される少なくとも
    1つの界面活性剤を更に含有することを特徴とする請求
    項1ないし11の何れか1項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 界面活性剤類が、組成物の全重量に対
    して0.1〜60重量%、好ましくは3〜40重量%、
    より好ましくは5〜30重量%の濃度で存在することを
    特徴とする請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 少なくとも1つのカチオン性界面活性
    剤を更に含有することを特徴とする請求項1ないし13
    の何れか1項に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 カチオン性界面活性剤が、組成物の全
    重量に対して0.1〜10重量%の濃度で存在すること
    を特徴とする請求項14に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 増粘剤、香料、真珠光沢剤、防腐剤、
    シリコーン又は非シリコーンサンスクリーン剤、ビタミ
    ン類、プロビタミン類、カチオン性、両性、アニオン性
    又は非イオン性ポリマー、タンパク質、タンパク加水分
    解物、18-メチルエイコサン酸、ヒドロキシ酸、パン
    テノール、揮発性又は非揮発性で、環状又は直鎖もしく
    は架橋された、変性又は未変性シリコーン類から選択さ
    れる少なくとも1つの添加剤を含有していることを特徴
    とする請求項1ないし15の何れか1項に記載の組成
    物。
  17. 【請求項17】 シャンプー、すすぎ式又は非すすぎ式
    コンディショナー、毛髪のパーマネント処理、ストレー
    トパーマ処理、染毛又はブリーチング用の組成物、パー
    マネント処又はストレートパーマ処理の施術の2工程間
    に適用されるすすぎ式組成物、あるいはボディ洗浄組成
    物の形態であることを特徴とする請求項1ないし16の
    何れか1項に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 ケラチン物質の洗浄又はケアのための
    用途を有する請求項1ないし17の何れか1項に記載の
    組成物。
  19. 【請求項19】 請求項1ないし18の何れか1項に記
    載の化粧品組成物をケラチン物質に適用し、その後必要
    に応じて水で洗い流すことを特徴とする髪等のケラチン
    物質の処理方法。
  20. 【請求項20】 −合成油、 −動物性又は植物性油、 −フルオロ油又はパーフルオロ油、 −天然又は合成ロウ、 −以下の式(I): 【化3】 (上式中、 −Rは、C14−C30脂肪酸から誘導された直鎖状
    又は分枝状の飽和又は不飽和のアルキル基であり、α位
    においてヒドロキシル基で、あるいはω位において飽和
    又は不飽和のC16−C30脂肪酸でエステル化された
    ヒドロキシル基で置換されることが可能であり; −Rは、水素原子又は(グリコシル)n、(ガラクトシ
    ル)m又はスルホガラクトシル基であり、nは1から4
    の整数であり、mは1から8の整数であり、 −Rは、α位において飽和又は不飽和のC15−C
    26炭化水素系基であり、この基は1又はそれ以上のC
    −C14アルキル基で置換されていてもよく;天然の
    セラミド又はグリコセラミドの場合は、RはC15
    26α-ヒドロキシアルキル基であってもよく、該ヒ
    ドロキシル基は任意にC16−C30αヒドロキシ酸で
    エステル化されていてもよい)から選択されるコンディ
    ショナーを含有する化粧品組成物における、又は該組成
    物の製造における、請求項1ないし5の何れか1項に記
    載のシリコーンコポリマーの使用。
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