JP2001031533A - 両性ポリマーとコンディショナーを含有する化粧品用組成物及びそれらの使用 - Google Patents

両性ポリマーとコンディショナーを含有する化粧品用組成物及びそれらの使用

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JP2001031533A JP2000191924A JP2000191924A JP2001031533A JP 2001031533 A JP2001031533 A JP 2001031533A JP 2000191924 A JP2000191924 A JP 2000191924A JP 2000191924 A JP2000191924 A JP 2000191924A JP 2001031533 A JP2001031533 A JP 2001031533A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪のもつれのほぐれ易さ、滑らかさ及び柔
軟性に関し、改善された化粧品特性を有する組成物を提
供する。 【解決手段】 化粧品的に許容可能な媒体中に、合成
油、植物性油、植物性ロウ、セラミド型化合物から選択
される少なくとも1つのコンディショナーと、少なくと
も1つの脂肪鎖を有し、該脂肪鎖が8〜30の炭素原子
を有する少なくとも1つの(メタ)アクリラート又は(メ
タ)アクリルアミド型の少なくとも1種のモノマーを含
有する少なくとも1つの両性ポリマーとを含有せしめ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品的に許容可
能な媒体中に、合成油、植物性油、植物性ロウ、セラミ
ド型化合物から選択される少なくとも1つのコンディシ
ョナーと、少なくとも1つの脂肪鎖を有し、該脂肪鎖が
8〜30の炭素原子を有する少なくとも1つの(メタ)ア
クリラート又は(メタ)アクリルアミド型の少なくとも1
種のモノマーを含む少なくとも1つの両性ポリマーとを
含有してなる新規な化粧品用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】大気中
の成分の作用又は機械的又は化学的処理、例えば、染
色、脱色及び/又はパーマネントウエーブ処理の作用に
より、様々な程度に敏感化された(すなわち、ダメージ
を受け及び/又は脆くなった)毛髪は、しばしば、もつ
れをほぐしたりスタイリングを行うことが困難で、ソフ
ト感に欠けることはよく知られている。
【0003】毛髪のもつれをほぐれ易くし、毛髪にソフ
ト感としなやかさを付与するために、毛髪等のケラチン
物質を洗浄又は手入れする組成物において、コンディシ
ョナー、特にカチオン性ポリマー又はシリコーンを使用
することが既に推奨されている。しかしながら、上述し
たような美容的利点には、残念なことに、乾燥した毛髪
では、望ましくないと考えられるある種の美容的影響、
すなわち毛髪を長く垂れた感じ(lank)にするという影響
(毛髪の軽さの欠如)及び滑らかさの欠如(毛髪の根本か
ら先端までが不均質)が伴う。
【0004】さらに、この目的のためにカチオン性ポリ
マーを使用すると、様々な欠点が生じる。毛髪に対する
その高い親和性のため、これらのポリマーのなかには、
繰り返し使用するうちに多くの量が付着するようにな
り、望ましくない影響、例えば不快感、重い感じ(charg
ed feel)をもたらし、毛髪がごわつき、繊維間が付着し
てスタイリングにも影響を及ぼしてしまっていた。これ
らの欠点は、生き生きとした感じやボリュームが不足し
た細い毛髪の場合により顕著になっていた。要するに、
抗フケ剤を含有する現在の化粧品用組成物は、あまり満
足できるものではないことが分かっている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は、特定の両性ポリマーとある種のコンディショ
ナーを組合せることで、これらの欠点を克服できること
を見いだした。よって、この問題に関して鋭意研究を行
ったところ、本出願人は、組成物、特に特定のコンディ
ショナーをベースとした毛髪用組成物に、特定の両性ポ
リマーを導入することにより、コンディショナーベース
の組成物に伴う他の有利な化粧品特性を同時に保持しな
がら、このような組成物の使用に伴う一般的な問題、す
なわち特に、毛髪を長く垂れた感じにするという影響及
び毛髪の滑らかさとソフト感の欠如を、制限するか除去
させしてしまうことができることを見いだした。
【0006】この組合せにより、いずれかの成分を単独
で使用して得られる特性よりも、顕著に良好な化粧品特
性がもたらされる。さらに、皮膚に適用される本発明の
組成物は、特に泡立て溶剤(バブルバス)又はシャワーゲ
ルの形態では、皮膚の柔軟性を改善する。
【0007】よって、本発明においては、化粧品的に許
容可能な媒体中に、合成油、植物性油、植物性ロウ、セ
ラミド型化合物から選択される少なくとも1つのコンデ
ィショナーと、少なくとも1つの脂肪鎖を有し、該脂肪
鎖が8〜30の炭素原子を有する(メタ)アクリラート又
は(メタ)アクリルアミド型の少なくとも1種のモノマー
を含有する少なくとも1つの両性ポリマーとを含有して
なる、新規の化粧品用組成物が提案される。
【0008】本発明の他の主題は、合成油、植物性油、
植物性ロウ及びセラミド型化合物から選択されるコンデ
ィショナーを含有する化粧品用組成物における、又はそ
の製造における、少なくとも1つの脂肪鎖を有し、該脂
肪鎖が8〜30の炭素原子を有する(メタ)アクリラート
又は(メタ)アクリルアミド型の少なくとも1種のモノマ
ーを含有する両性ポリマーの使用に関する。
【0009】また本発明の主題は、上述したもののよう
なコンディショナーを含有する組成物において、該薬剤
のコンディショニング効果を高めるために、少なくとも
1つの脂肪鎖を有し、該脂肪鎖が8〜30の炭素原子を
有する(メタ)アクリラート又は(メタ)アクリルアミド型
の少なくとも1種のモノマーを含有する両性ポリマーを
使用することである。本発明の種々の主題をここで詳細
に記載する。以下に与えられる本発明で使用される化合
物の意味及び定義の全ては本発明の主題の全てに対して
有効である。
【0010】本発明の両性ポリマーは、一般的に、モノ
マーの全モル数に対して1〜20モル%、好ましくは
1.5〜15モル%の脂肪鎖含有モノマーを含む。
【0011】本発明の両性ポリマーは、 1) 次の式(Ia)又は(Ib):
【化4】 [上式中、R及びRは同一でも異なっていてもよ
く、水素原子又はメチル基を表し、R、R及びR
は同一でも異なっていてもよく、直鎖状又は分枝状で1
〜30の炭素原子を有するアルキル基を表し、ZはNH
基又は酸素原子を表し、nは2から5の整数であり、A
は塩化物又は臭化物等のハロゲン化物又は硫酸メチル
アニオン等の、有機又は無機酸から誘導されるアニオン
である]の少なくとも1種のモノマー; 2)次の式(II):
【化5】 [上式中、R及びRは同一でも異なっていてもよ
く、水素原子又はメチル基を表す]の少なくとも1種の
モノマー;及び 3)次の式(III):
【化6】 [上式中、R及びRは同一でも異なっていてもよ
く、水素原子又はメチル基を表し、Xは酸素又は窒素原
子を示し、Rは直鎖状又は分枝状で1〜30の炭素原
子を有するアルキル基を示す]の少なくとも1種のモノ
マー;で、式(Ia)、(Ib)又は(III)のモノマーの
少なくとも1つが、8〜30の炭素原子を有する少なく
とも1つの脂肪鎖を含有するもの、を共重合させること
により得ることができる。
【0012】好ましくは、本発明の式(Ia)及び(Ib)
のモノマーは: − ジメチルアミノエチルメタクリラート、ジメチルア
ミノエチルアクリラート、 − ジエチルアミノエチルメタクリラート、ジエチルア
ミノエチルアクリラート、 − ジメチルアミノプロピルメタクリラート、ジメチル
アミノプロピルアクリラート、 − ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジメチ
ルアミノプロピルアクリルアミドで、例えばC-C
アルキルハライド又はC-Cジアルキルスルファー
トで第4級化されていてもよいモノマーからなる群から
選択される。
【0013】特に、式(Ia)のモノマーは、アクリルア
ミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド及びメタ
クリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド
から選択される。本発明の式(II)のモノマーは、好ま
しくはアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸及び2-
メチルクロトン酸からなる群から選択される。式(II)
のモノマーは、特にアクリル酸である。本発明の式(I
II)のモノマーは、好ましくはC12-C22、特にC
16-C 18アルキルアクリラート又はメタクリラート
からなる群から選択される。
【0014】本発明の両性ポリマーを構成するモノマー
は、好ましくは既に中和及び/又は第4級化されてい
る。カチオン電荷/アニオン電荷の数量比は、好ましく
は約1に等しい。本発明の両性ポリマーは、1〜10モ
ル%、好ましくは1.5〜6モル%の脂肪鎖を有するモ
ノマー(式(Ia)、(Ib)又は(III)のモノマー)を含
有する。
【0015】本発明の両性ポリマーの重量平均分子量
は、500〜50000000、好ましくは10000
〜5000000の範囲である。本発明のポリマーは、
他のモノマー、例えば非イオン性モノマー、特にC-
アルキルアクリラート又はメタクリラートをさらに
含有してもよい。
【0016】本発明の両性ポリマーは、例えば国際公開
第98/44012号に記載されている。本発明におい
て特に好ましい両性ポリマーは、アクリル酸/アクリル
アミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド/メタ
クリル酸ステアリルのコポリマーから選択される。
【0017】両性ポリマーは、本発明の組成物におい
て、一般的に組成物の全重量に対して0.05〜10重
量%の量で使用される。この量は、好ましくは組成物の
全重量に対して0.1〜5重量%である。
【0018】コンディショナーは、液体、半固体又は固
体形態、例えば油、ロウ又はガムであり得る。本発明に
おいて、コンディショナーは合成油、植物性油、植物性
ロウ及びセラミド型化合物、及びそれらの混合物から選
択することができる。本発明において好ましいコンディ
ショナーは、ポリオレフィン類及び植物性油である。合
成油は、特にポリオレフィン類である。
【0019】ポリオレフィン類は、好ましくはポリ-α-
オレフィン類、特に: − 水素化又は非水素化ポリブテン型のもの、好ましく
は水素化又は非水素化ポリイソブテン、である。100
0未満の分子量を有するイソブチレンオリゴマーと、1
000以上、好ましくは1000〜15000の分子量
を有するポリイソブチレンとの混合物が好ましく使用さ
れる。
【0020】本発明で使用可能なポリ-α-オレフィン類
の例としては、特に、ICI社からアルラモール(Arlam
ol)HD(n=3)の名称で販売されている製品、又はプ
レスパース・インク(Presperse Inc.)からペルメチル(Pe
rmethyl)99A、101A、102A、104A(n=
16)及び106A(n=38)の名称で販売されている
ポリイソブテン(nは重合度を示す)を、また、 − 水素化又は非水素化ポリデセン型のもの、を挙げる
ことができる。このような製品は、例えばICI社から
アルラモールPAO、又はエチル社(Ethyl Corp.)から
エチルフロ(Ethylflo)の名称で販売されている。
【0021】本発明において、セラミド型化合物は、特
に天然又は合成のセラミド類及び/又はグリコセラミド
類及び/又は疑似セラミド類及び/又はネオセラミド類
である。セラミド型化合物は、その教示が出典明示によ
りここに取り込まれる、例えば独国特許出願第4424
530号、独国特許出願第4424533号、独国特許
出願第4402929号、独国特許出願第442073
6号、国際公開第95/23807号、国際公開第94
/07844号、欧州特許公開第0646572号、国
際公開第95/16665号、仏国特許第267317
9号、欧州特許公開第0227994号及び国際公開第
94/07844号、国際公開第94/24097号、
及び国際公開第94/10131号に記載されている。
【0022】本発明において特に好ましいセラミド型化
合物は、例えば: − 2-N-リノレオイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
オール、 − 2-N-オレオイルアミノオクタデカン-1,3-ジオ
ール、 − 2-N-パルミトイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
オール、 − 2-N-ステアロイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
オール、 − 2-N-ベヘノイルアミノオクタデカン-1,3-ジオ
ール、 − 2-N-[2-ヒドロキシパルミトイル]アミノオクタ
デカン-1,3-ジオール、 − 2-N-ステアロイルアミノオクタデカン-1,3,4-
トリオール、及び特にN-ステアロイルフィトスフィン
ゴシン、 − 2-N-パルミトイルアミノヘキサデカン-1,3-ジ
オール、 − ビス(N-ヒドロキシエチル-N-セチル)マロンアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシエチル)-N-(3-セチルオキシ-
2-ヒドロキシプロピル)セチルアミド、 − N-ドコサノイル-N-メチル-D-グルカミン、 又はこれらの化合物の混合物である。
【0023】植物性油は、好ましくはヒマワリ油、コー
ン油、大豆油、アボカド油、ホホバ油、ゼニアオイ(mar
row)油、グレープシード油、ゴマ油、ハゼルナッツ油、
プルセリン(purcellin)油、パーム油、ヒマシ油、ウオ
ールナッツ油、カシューナッツ油又はスイートアルモン
ド油からなる群から選択される。
【0024】天然又は合成の精油、例えばユーカリ油、
ハイブリッド・ラベンダー油(hybridlavender oil)、ラ
ベンダー油、ベチベル油、リトシア・キュベバ油(Litsea
cubeba oil)、レモン油、白檀油、ローズマリー油、カ
モマイル油、キダチハッカ油、ナツメグ油、シナモン
油、ヒソップ油、キャラウェー油、オレンジ油、ゲラニ
オール油、カデ油及びベルガモット油も使用することが
できる。
【0025】植物性ロウは、室温(20〜25℃)で固体
状の天然又は変性した物質である。それらは水に不溶
で、油に溶解し、防水性フィルムを形成することができ
る。植物性ロウ(類)は、特にカルナウバロウ、キャンデ
リラロウ、オリーブの木のロウ(olive tree wax)、ヒマ
ワリロウ、ライスワックス、水素化ホホバ油又は花の無
水ロウ(absolute waxes of blossoms)、例えばバーチン
社(Bertin)(仏国)から販売されているクロフサスグリの
花のエッセンシヤルロウ(essential wax)から選択され
る。
【0026】言うまでもなく、コンディショナーの混合
物を使用することもできる。本発明において、コンディ
ショナー(類)は最終組成物の全重量に対して0.001
〜20重量%、好ましくは0.01〜10重量%、特に
0.1〜3重量%である。
【0027】また本発明の組成物は、有利には、組成物
の全重量に対して約0.1〜60重量%、好ましくは3
〜40%、さらに好ましくは5〜30%の量で一般的に
存在する、少なくとも1つの界面活性剤を含有する。こ
の界面活性剤は、アニオン性、両性及び非イオン性界面
活性剤、又はそれらの混合物から選択することができ
る。
【0028】本発明の実施に適切な界面活性剤は、特に
次のものである: (i)アニオン性界面活性剤(類):本発明において、これ
らの性質は、真に臨界的な重要性は持たない。よって、
本発明において、単独で又は混合物として使用可能なア
ニオン性界面活性剤の例として、特に(非限定的列挙)、
次の化合物:アルキルスルファート類、アルキルエーテ
ルスルファート類、アルキルアミドエーテルスルファー
ト類、アルキルアリールポリエーテルスルファート類、
モノグリセリドスルファート類;アルキルスルホナート
類、アルキルホスファート類、アルキルアミドスルホナ
ート類、アルキルアリールスルホナート類、α-オレフ
ィンスルホナート類、パラフィンスルホナート類;アル
キルスルホスクシナート類;アルキルエーテルスルホス
クシナート類;アルキルアミドスルホスクシナート類;
アルキルスルホスクシナマート類;アルキルスルホアセ
タート類;アルキルエーテルホスファート類;アシルサ
ルコシナート類;アシルイセチオナート類及びN-アシ
ルタウラート類で;これら全ての種々の化合物のアルキ
ル又はアシル基は、好ましくは8〜24の炭素原子を有
し、アリール基は、好ましくはフェニル又はベンジル基
を示すもの、の塩類(特にアルカリ性の塩、特にナトリ
ウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール
塩又はマグネシウム塩)を挙げることができる。また、
さらに使用可能なアニオン性界面活性剤として、脂肪酸
塩、例えば、オレイン酸、リシノレイン酸、パルミチン
酸又はステアリン酸、ヤシ油酸又は水素化ヤシ油酸の
塩;アシル基が8〜20の炭素原子を有するアシルラク
チラート類を挙げることもできる。さらに、弱いアニオ
ン性界面活性剤、例えば、アルキル-D-ガラクトシドウ
ロン酸及びそれらの塩、及びポリオキシアルキレン化
(C-C24)アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキ
シアルキレン化(C-C24)アルキルアリールエーテ
ルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化(C-C24)
アルキルアミドエーテルカルボン酸及びそれらの塩類、
特に2〜50のエチレンオキシド基を有するもの、及び
それらの混合物を使用することもできる。アニオン性界
面活性剤の中でも、本発明ではアルキルスルファート類
及びアルキルエーテルスルファート類の塩及びそれらの
混合物が好ましく使用される。
【0029】(ii)非イオン性界面活性剤(類):非イオ
ン性界面活性剤は、それ自体よく知られている化合物
[これに関して、特に、ブラッキー・アンド・サン社(グ
ラスゴー及びロンドン)から出版されている、エム・アー
ル・ポーター(M.R. Porter)の「界面活性剤ハンドブック
(Handbook of Surfactants)」(1991年、116-178頁)を参
照]であり、本発明において、それらの性質は臨界的な
重要性は持たない。しかして、それらは、特に(非限定
的列挙)、ポリエトキシル化、ポリプロポキシル化又は
ポリグリセロール化された、例えば8〜18の炭素原子
を有する脂肪鎖を有する脂肪酸、アルキルフェノール
類、アルファ-ジオール類又はアルコール類から選択す
ることができ、エチレンオキシド又はプロピレンオキシ
ド基の数を特に2〜50の範囲、グリセロール基の数を
特に2〜30の範囲とすることができる。また、エチレ
ンオキシド及びプロピレンオキシドのコポリマー、脂肪
アルコールとエチレンオキシド及びプロピレンオキシド
の縮合物;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシド
を有するポリエトキシル化脂肪アミド類、平均1〜5、
特に1.5〜4のグリセロール基を有するポリグリセロ
ール化脂肪アミド類;好ましくは2〜30モルのエチレ
ンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミン類;2
〜30モルのエチレンオキシドを有するオキシエチレン
化されたソルビタンの脂肪酸エステル類;スクロースの
脂肪酸エステル類、ポリエチレングリコールの脂肪酸エ
ステル類、アルキルポリグリコシド類、N-アルキルグ
ルカミン誘導体、アミンオキシド類、例えば(C 10-C
14)アルキルアミンオキシド類又はN-アシルアミノプ
ロピルモルホリンオキシド類を挙げることもできる。ア
ルキルポリグリコシド類が、本発明で特に適切な非イオ
ン性界面活性剤を構成することを特筆しておく。
【0030】(iii)両性界面活性剤(類):本発明にお
いて、両性界面活性剤の性質はあまり重要な特徴ではな
く、特に(非限定的列挙)、脂肪族基が8〜22の炭素原
子を有する直鎖状又は分枝状の鎖であり、少なくとも1
つの水溶性のアニオン性基(例えば、カルボキシラー
ト、スルホナート、スルファート、ホスファート又はホ
スホナート)を含有する、脂肪族の第2級又は第3級ア
ミンの誘導体であってよく;さらに、(C-C20)ア
ルキルベタイン類、スルホベタイン類、(C-C20)
アルキルアミド(C-C)アルキルベタイン類又は(C
-C20)アルキルアミド(C-C)アルキルスルホ
ベタイン類を挙げることができる。アミン誘導体として
は、次の式: R-CONHCHCH-N(R)(R)(CHCOO-) (2) [上式中:Rは、加水分解されたヤシ油中に存在する
酸R-COOHから誘導されるアルキル基、ヘプチ
ル、ノニル又はウンデシル基を示し、Rは、β-ヒド
ロキシエチル基を示し、Rはカルボキシメチル基を示
す];及び R-CONHCHCH-N(B)(C) (3) [上式中:Bは-CHCHOX'を示し、Cはz=1
又は2である-(CH) -Y'を示し、X'は、-CH
CH-COOH基又は水素原子を示し、Y'は、-CO
OH又は-CH-CHOH-SOH基を示し、R
は、加水分解された亜麻仁(linseed)油又はヤシ油中
に存在する酸R-COOHのアルキル基、アルキル
基、特にC、C、C11又はC13のアルキル基、
17アルキル基及びそのイソ形、不飽和のC17基を
示す];の構造を有し、米国特許第2528378号及
び同2781354号に記載され、ミラノール(Mirano
l)の名称で販売されている製品を挙げることができる。
【0031】これらの化合物は、ココアンホ二酢酸二ナ
トリウム(Disodium Cocoamphodiacetate)、ラウロアン
ホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Lauroamphodiacetat
e)、カプリルアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Capr
ylamphodiacetate)、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウ
ム(Disodium Capryloamphodiacetate)、ココアンホ二プ
ロピオン酸二ナトリウム(Disodium Cocoamphodipropion
ate)、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disod
ium Lauroamphodipropionate)、カプリルアンホ二プロ
ピオン酸二ナトリウム(Disodium Caprylamphodipropion
ate)、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Dis
odium Capryloamphodipropionate)、ラウロアンホ二プ
ロピオン酸、ココアンホ二プロピオン酸の名称で、CT
FA辞典、第5版、1993年に分類されている。例え
ば、ローン-プーラン社からミラノールC2M濃縮物の
商品名で販売されている、ココアンホジアセタートを挙
げることができる。
【0032】本発明の組成物においては、界面活性剤の
混合物、特にアニオン性界面活性剤の混合物、及びアニ
オン性界面活性剤と両性又は非イオン性界面活性剤との
混合物が好ましく使用される。特に好ましい混合物は、
少なくとも1つのアニオン性界面活性剤と少なくとも1
つの両性界面活性剤からなる混合物である。
【0033】好適に使用されるアニオン性界面活性剤
は、2.2molのエチレンオキシドでオキシエチレン
化されたナトリウム、トリエタノールアミン又はアンモ
ニウムの(C12-C14)アルキルエーテルスルファー
ト、ナトリウム、トリエタノールアミン又はアンモニウ
ムの(C12-C14)アルキルスルファート、ココイル
イセチオン酸ナトリウム及びα-(C14-C16)オレフ
ィンスルホン酸ナトリウムと、− 両性界面活性剤、例
えば、特に、38%の活性物質を含有する水溶液として
「ミラノールC2M・Conc」の商品名で、又はミラ
ノールC32の名称で、ローン-プーラン社から販売さ
れているココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム又はコ
コアンホプロピオン酸ナトリウムとして公知のアミン誘
導体;− 又は双性イオン型の両性界面活性剤、例えば
アルキルベタイン類、特に、ヘンケル社(Henkel)から、
32%の活性物質を含有する水溶液として「デハイトン
(Dehyton)AB30」の名称で販売されているココベタ
イン、のいずれかとの混合物から選択される。
【0034】また本発明の組成物は、増粘剤、香料、真
珠光沢剤、防腐剤、シリコーン性又は非シリコーン性の
サンスクリーン剤、ビタミン類、鉱物性ロウ、カチオン
性、アニオン性又は非イオン性ポリマー、タンパク質、
タンパク質加水分解物、直鎖状又は分枝状のC16-C
40鎖を有する脂肪酸、例えば18-メチルエイコサン
酸、脂肪酸エステル類、脂肪アルコール類、ヒドロキシ
酸、ビタミン類、パンテノール、動物性油、鉱物性油、
カチオン性界面活性剤、及び本発明の組成物の特性に影
響を与えず、化粧品の分野で従来的に使用されている任
意の他の添加剤から選択される、少なくとも1つの添加
剤をさらに含有することができる。これらの添加剤は、
組成物の全重量に対して0〜20重量%の範囲の割合で
本発明の組成物に存在する。各々の添加剤の厳密な量は
その性質と機能に依存し、当業者により容易に決定され
る。
【0035】本発明の組成物は、ケラチン物質、例えば
毛髪、皮膚、睫毛、眉毛、爪、唇、頭皮、特に毛髪の洗
浄又はトリートメントに、特に使用することができる。
特に本発明の組成物は、洗浄用組成物、例えばシャンプ
ー、シャワーゲル及び泡立て溶剤である。この本発明の
実施態様において、組成物は一般的に水性である洗浄基
剤を含有する。
【0036】洗浄基剤を構成する界面活性剤(類)は、上
述したアニオン性、両性、非イオン性及びカチオン性の
界面活性剤から、単独で又は混合物として、独立して選
択することができる。洗浄基剤の量及び質は、最終組成
物に、満足のいく発泡力及び/又は洗浄力を付与するよ
うにされる。よって、本発明においては、洗浄基剤は、
最終組成物の全重量に対して4〜50重量%、好ましく
は6〜35重量%、さらに好ましくは8〜25重量%と
することができる。
【0037】また本発明の主題は、上述した化粧品用組
成物をケラチン物質に適用し、ついで、場合によっては
水ですすぐことからなることを特徴とする、皮膚又は毛
髪等のケラチン物質のトリートメント方法にある。よっ
て、本発明のこの方法により、ヘアスタイルが保持さ
れ、皮膚、毛髪又は任意の他のケラチン物質のメークア
ップの除去、洗浄、手入れ又はトリートメントが可能に
なる。
【0038】また本発明の組成物は、すすがれる又はそ
のまま残るコンディショナーの形態、毛髪のパーマネン
トウエーブ処理、ストレート化、染色又は脱色用の組成
物、又は毛髪のパーマネントウエーブ又はストレート化
施術の2つの工程の間、又は毛髪の染色、脱色、パーマ
ネントウエーブ処理又はストレート化の前後に適用され
てすすがれる組成物の形態にすることもできる。
【0039】さらに本発明の組成物は、皮膚用組成物の
形態、特に風呂用又はシャワー用溶剤又はゲル、又はメ
ークアップ除去用製品の形態にすることもできる。また
さらに、本発明の組成物はスキンケア及び/又はヘアケ
アの水性又は水性-アルコールローションの形態にする
こともできる。本発明の化粧品用組成物は、ゲル、ミル
ク、クリーム、エマルション、増粘ローション又はムー
スの形態にすることができ、皮膚、爪、睫毛、唇、特に
毛髪に使用することができる。また、噴霧される形態又
はムースの形態で組成物を適用するために、種々の形
態、特に噴霧器、ポンプ式ディスペンサーボトル又はエ
アゾール容器に包装することができる。このような包装
形態は、例えば、毛髪のトリートメント用のムース、ラ
ッカー又はスプレーを得ることが望まれている場合に示
される。
【0040】
【実施例】上述した及び以下の全ての記載において、パ
ーセンテージは重量に基づいて表している。次に、実施
例により本発明をさらに詳しく例証するが、記載した実
施例に限定されるものではない。実施例において、AM
は活性物質を意味する。実施例1 次の組成のシャンプーを調製した:
【表1】 このシャンプーで処理された毛髪は柔軟で滑らかであ
り、容易にもつれもほぐれた。
【0041】実施例2 次の組成のシャンプーを調製した:
【表2】 このシャンプーで処理された毛髪は柔軟で滑らかであ
り、容易にもつれもほぐれた。
【0042】実施例3 次の組成のすすがないコンディショナー組成物を調製し
た:
【表3】 このコンディショナーで処理された毛髪は柔軟で滑らか
であり、容易にもつれもほぐれた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/09 A61K 7/09 7/50 7/50 C11D 1/88 C11D 1/88 3/18 3/18 3/20 3/20 3/26 3/26 17/08 17/08

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成油、植物性油、植物性ロウ、セラミ
    ド型化合物から選択される少なくとも1つのコンディシ
    ョナーと、8〜30の炭素原子を有する少なくとも1つ
    の脂肪鎖を含む(メタ)アクリラート又は(メタ)アクリル
    アミド型の少なくとも1種のモノマーを含有する少なく
    とも1つの両性ポリマーとを化粧品的に許容可能な媒体
    中に含有してなることを特徴とする化粧品用組成物。
  2. 【請求項2】 前記両性ポリマーが、モノマーの全モル
    数に対して1〜20モル%、好ましくは1.5〜15モ
    ル%の脂肪鎖含有モノマーを含有することを特徴とする
    請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記両性ポリマーが、 1)次の式(Ia)又は(Ib): 【化1】 [上式中、R及びRは同一でも異なっていてもよ
    く、水素原子又はメチル基を表し、R、R及びR
    は同一でも異なっていてもよく、直鎖状又は分枝状で1
    〜30の炭素原子を有するアルキル基を表し、ZはNH
    基又は酸素原子を表し、nは2から5の整数であり、A
    は有機又は無機酸から誘導されるアニオンである]の
    少なくとも1種のモノマー; 2)次の式(II): 【化2】 [上式中、R及びRは同一でも異なっていてもよ
    く、水素原子又はメチル基を表す]の少なくとも1種の
    モノマー;及び 3)次の式(III): 【化3】 [上式中、R及びRは同一でも異なっていてもよ
    く、水素原子又はメチル基を表し、Xは酸素又は窒素原
    子を示し、Rは直鎖状又は分枝状で1〜30の炭素原
    子を有するアルキル基を示す]の少なくとも1種のモノ
    マー;で、式(Ia)、(Ib)又は(III)のモノマーの
    少なくとも1つが、8〜30の炭素原子を有する少なく
    とも1つの脂肪鎖を含有するもの、を共重合させること
    により得られるものであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記式(Ia)及び(Ib)のモノマーが: − ジメチルアミノエチルメタクリラート、ジメチルア
    ミノエチルアクリラート、 − ジエチルアミノエチルメタクリラート、ジエチルア
    ミノエチルアクリラート、 − ジメチルアミノプロピルメタクリラート、ジメチル
    アミノプロピルアクリラート、 − ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジメチ
    ルアミノプロピルアクリルアミドで、 第4級化されていてもよいもの、からなる群から選択さ
    れることを特徴とする請求項3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 式(Ia)のモノマーが、アクリルアミド
    プロピルトリメチルアンモニウムクロリド及びメタクリ
    ルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドから
    選択されることを特徴とする請求項3又は4に記載の組
    成物。
  6. 【請求項6】 式(II)のモノマーが、アクリル酸、メ
    タクリル酸、クロトン酸及び2-メチルクロトン酸から
    なる群から選択されることを特徴とする請求項3ないし
    5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 式(III)のモノマーが、C12-C
    22、特にC16-C アルキルアクリラート類又は
    メタクリラート類からなる群から選択されることを特徴
    とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載の組成
    物。
  8. 【請求項8】 前記両性ポリマーが、アクリル酸/アク
    リルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド/
    メタクリル酸ステアリルのコポリマーから選択されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    の組成物。
  9. 【請求項9】 前記両性ポリマーが、組成物の全重量に
    対して0.05〜10重量%の量で組成物中に使用され
    ることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に
    記載の組成物。
  10. 【請求項10】 合成油がポリオレフィン類であること
    を特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の
    組成物。
  11. 【請求項11】 ポリオレフィン類が水素化又は非水素
    化ポリブテン型のもの、又は水素化又は非水素化ポリデ
    セン型のものであることを特徴とする請求項10に記載
    の組成物。
  12. 【請求項12】 セラミド型化合物が: − 2-N-リノレオイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
    オール、 − 2-N-オレオイルアミノオクタデカン-1,3-ジオ
    ール、 − 2-N-パルミトイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
    オール、 − 2-N-ステアロイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
    オール、 − 2-N-ベヘノイルアミノオクタデカン-1,3-ジオ
    ール、 − 2-N-[2-ヒドロキシパルミトイル]アミノオクタ
    デカン-1,3-ジオール、 − 2-N-ステアロイルアミノオクタデカン-1,3,4-
    トリオール、及び特にN-ステアロイルフィトスフィン
    ゴシン、 − 2-N-パルミトイルアミノヘキサデカン-1,3-ジ
    オール、 − ビス(N-ヒドロキシエチル-N-セチル)マロンアミ
    ド、 − N-(2-ヒドロキシエチル)-N-(3-セチルオキシ-
    2-ヒドロキシプロピル)セチルアミド、 − N-ドコサノイル-N-メチル-D-グルカミン、 又はこれらの化合物の混合物から選択されることを特徴
    とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成
    物。
  13. 【請求項13】 植物性油が、ヒマワリ油、コーン油、
    大豆油、アボカド油、ホホバ油、ゼニアオイ油、グレー
    プシード油、ゴマ油、ヘーゼルナッツ油、プルセリン
    油、パーム油、ヒマシ油、ウオールナッツ油、カシュナ
    ッツ油又はスイートアルモンド油、及びユーカリ油、ハ
    イブリッド・ラベンダー油、ラベンダー油、ベチベル
    油、リトシア・キュベバ油、レモン油、白檀油、ローズ
    マリー油、カモマイル油、キダチハッカ油、ナツメグ
    油、シナモン油、ヒソップ油、キャラウェー油、オレン
    ジ油、ゲラニオール油、カデ油及びベルガモット油等の
    天然又は合成の精油からなる群から選択されることを特
    徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の組
    成物。
  14. 【請求項14】 植物性ロウが、カルナウバロウ、キャ
    ンデリラロウ、オリーブの木のロウ、ヒマワリロウ、ラ
    イスワックス、水素化ホホバワックス又はクロフサスグ
    リの花の必須ロウ等の花の無水ロウから選択されること
    を特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載
    の組成物。
  15. 【請求項15】 コンディショナーが、組成物の全重量
    に対して0.001〜20重量%、好ましくは0.01
    〜10重量%の濃度で存在することを特徴とする請求項
    1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つの界面活性剤をさらに
    含有することを特徴とする請求項1ないし15のいずれ
    か1項に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 界面活性剤が組成物の全重量に対して
    0.1〜60重量%、好ましくは3〜40%の濃度で存
    在することを特徴とする請求項16に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 増粘剤、香料、真珠光沢剤、防腐剤、
    シリコーン性又は非シリコーン性のサンスクリーン剤、
    ビタミン類、鉱物性ロウ、カチオン性、アニオン性又は
    非イオン性ポリマー、タンパク質、タンパク質加水分解
    物、18-メチルエイコサン酸等の直鎖状又は分枝状の
    16-C40鎖を有する脂肪酸、脂肪酸エステル類、
    脂肪アルコール類、ヒドロキシ酸、パンテノール、動物
    性油、鉱物性油、カチオン性界面活性剤、及び化粧品の
    分野で従来から使用されている任意の他の添加剤から選
    択される少なくとも1つの添加剤をさらに含有している
    ことを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1項に
    記載の組成物。
  19. 【請求項19】 シャンプー、コンディショナー、パー
    マネントウエーブ処理、ストレート化、染色又は脱色用
    の毛髪用組成物、パーマネントウエーブ又はストレート
    化施術の2つの工程の間に適用されてすすがれる組成
    物、又は皮膚用組成物の形態であることを特徴とする請
    求項1ないし18のいずれか1項に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし19のいずれか1項に
    記載の組成物からなる、ケラチン物質の手入れ又は洗浄
    に使用される組成物。
  21. 【請求項21】 請求項1ないし19のいずれか1項に
    記載の化粧品用組成物を毛髪等のケラチン物質に適用
    し、ついで場合によっては水ですすぐことからなること
    を特徴とする、毛髪等のケラチン物質のトリートメント
    方法。
  22. 【請求項22】 合成油、植物性油、植物性ロウ及びセ
    ラミド型化合物から選択されるコンディショナーを含有
    する組成物における、該コンディショナーのコンディシ
    ョニング効果を増大させるための、少なくとも1つの脂
    肪鎖を有し、該脂肪鎖が8〜30の炭素原子を有する
    (メタ)アクリラート又は(メタ)アクリルアミド型の少な
    くとも1種のモノマーを含む両性ポリマーの使用。
  23. 【請求項23】 合成油、植物性油、植物性ロウ及びセ
    ラミド型化合物から選択されるコンディショナーを含有
    する化粧品用組成物における、又はその製造における、
    請求項1ないし8のいずれか1項に記載の脂肪鎖を有す
    る両性ポリマーの使用。
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