JP2001139414A - 皮膚化粧料 - Google Patents
皮膚化粧料Info
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Abstract
のび広がりも軽く、後肌も、さらっとしたなめらかな感
触を有する等、軽い延びとさっぱりした使用感を有し、
更に汗、水に強い撥水性を持つと共に、塗布する事によ
り、適度に水分の蒸散を損なうことなく、柔軟性、平滑
性、エモリエント効果を付与し、自然なつやを与える
等、使用性に優れ、良好な経時安定性を有する皮膚化粧
料を提供する。 【解決手段】(A)ポリオキシアルキレン基を有する単
量体と、(B)オルガノポリシロキサン単量体とを構成
成分として含有する共重合体を用いることを特徴とする
皮膚化粧料。
Description
ン基を有する単量体及びオルガノポリシロキサン単量体
を構成成分として有する共重合体を含有する皮膚化粧料
に関する。更に詳細には、上述した特定の共重合体を含
有することによって、軽い延びとさっぱりした使用感、
そして汗、水に強い撥水性を有すると共に、塗布する事
により、柔軟性、平滑性、エモリエント効果を付与し、
自然なつやを与える効果に優れ、良好な経時安定性を有
する皮膚化粧料に関するものである。
ント効果を持たせる目的で、パラフィン、エステル、高
級アルコール、グリセライドなどの液体油を化粧料に含
有したものが用いられているが、これらの化粧料は、油
っぽさやべたつき、油膜感が避けられなかった。そこ
で、このべたつき感を押さえるために分子量が高く、不
飽和度の低い固体油が併用されたりしているが、密着性
が充分でないため剥がれ落ちが生じたり、硬さが生じた
りする問題があった。よって、油っぽさやべたつき、油
膜感を押さえるために、前記構成の化粧料にジメチルポ
リシロキサンなどのシリコーン油を配合した化粧料も知
られている。
ーン油は軽い延びと更に優れた平滑性、撥水性を有する
が、反面、炭化水素系の液体油との相溶性が悪く、ま
た、表面張力が低いためにすばやく拡散して、持続性に
乏しいという欠点があった。従って、さっぱりした使用
感、軽い延び、優れた撥水性を有しながら、なおかつ、
柔軟性、平滑性、エモリエント効果を付与し、自然なつ
やを与える効果に優れ、良好な経時安定性を有する製剤
の開発が望まれていた。
者らは鋭意研究を行なった結果、特定の構成並びに特性
を有する共重合体を含有する化粧料が、上記課題を解決
し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。すな
わち、本発明は、(A)ポリオキシアルキレン基を有す
る単量体と、(B)オルガノポリシロキサン単量体とを
構成成分として有する共重合体を含有することを特徴と
する皮膚化粧料である。以下、詳述する。
構成成分として、(A)ポリオキシアルキレン基を有す
る単量体と、(B)オルガノポリシロキサン単量体を含
有する。(A)のポリオキシアルキレン基を有する単量
体としては、ラジカル重合性基とポリオキシアルキレン
基とを有する単量体が好ましく、下記一般式(1) J(K)p(Q)sT (1) [式中、Jはビニル基(置換基を有していても良い)、
Kは二価の連結基、Qは−(CH2)tO−で表わされ
るポリオキシアルキレン基、Tは水素原子又は炭素数1
〜10のアルキル基若しくはR’−(CO)−で表わさ
れる有機基を示し、pは0又は1、sは1以上の整数、
tは1〜50の整数、R’は炭素数1〜5のアルキル基
を示す。]で表わされるポリオキシアルキレン基を有す
る単量体が挙げられる。具体的には、下記化学式(3)
〜(10)等が挙げられる。これらは、一種又は二種以
上用いても構わない。これらの中でも、tが3以上の整
数が含まれていることが好ましく、特にt=3のポリオ
キシプロピレン基を有する単量体が好ましい。
しては、(A)と共重合可能なラジカル重合性基を有す
るオルガノポリシロキサン単量体が好ましく、下記一般
式(2) W(X)aSi(Y)b(Z)c (2) [式中、Wは(A)と共重合可能なビニル基(置換基を
有していても良い)、Xは二価の連結基、Yは水素原
子、炭素数1〜10のアルキル基、アリール基又はアル
コキシ基を示し、Zは一価のシロキサンポリマーを示
す。aは0又は1、bは0〜2の整数、cは1〜3の整
数を示し、b+c=3である。]で表わされるオルガノ
ポリシロキサン単量体が挙げられる。
しては、例えば以下に示す化学式(11)〜(15)が
挙げられる。
がラジカル重合性基を有する単量体であり、(B)が
(A)と共重合可能なラジカル重合性基を有するオルガ
ノポリシロキサン単量体を構成成分として含有する場合
は、必要に応じてこれらの構成成分と共重合可能なラジ
カル重合性基を有する種々の化合物を使用することがで
きる。これらの化合物としては、例えば、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−
ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、
ベヘニル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、フルオロ炭
素鎖1〜10のパーフルオロアルキル(メタ)アクリレ
ート、(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メ
タ)アクリルアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニ
ルアセトアミド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリ
レート等の窒素基含有単量体、スチレン、置換スチレ
ン、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸、無水マレイン
酸、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、ブタジエ
ン、アクリロニトリル、フッ化オレフィン等を例示する
ことができる。
種の皮膚化粧料に配合することによって、使用感、感触
等の官能特性をより優れたものにすることができる。例
えば、上記共重合体と他の油剤、もしくは更に必要に応
じてゲル化剤とを含有させた油性化粧料、同様に、界面
活性剤及び水性成分と組み合せて乳化した乳化化粧料、
粉体を併用した粉末化粧料や紫外線遮断剤等を得ること
ができる。これらの皮膚化粧料は、上記共重合体を配合
することにより、軽い伸びとさっぱりした使用感、汗、
水に強い撥水性を有すると共に、塗布することにより、
柔軟性、平滑性、エモリエント効果を付与し、自然なつ
やを与える効果に優れる特徴を有するものである。ま
た、界面活性剤として、アニオン性界面活性剤及び/又
は両性界面活性剤を組み合せた場合、単なる汚れの除去
だけでなく、洗浄後の柔軟性、なめらかさ、エモリエン
ト効果に優れた皮膚洗浄剤を得ることができる。本発明
の皮膚化粧料における共重合体の配合量は、その種類に
より異なり特に限定されないが、効果の発現及び使用性
において、0.1〜90質量%(以下、単に「%」で示
す。)が好ましく、更に好ましくは0.1〜80%であ
る。
剤、ゲル化剤、界面活性剤、水性成分、粉体について、
それぞれ特に限定されるものではないが、具体例を以下
に挙げる。
ものであれば、固体、半固体、液状の油剤のいずれのも
のをも使用することができ、天然動植物油脂類及び半合
成油脂、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、エ
ステル油、シリコーン油、フッ素系油剤等がある。例え
ば、天然動植物油脂類及び半合成油脂としては、アボガ
ド油、アマニ油、アーモンド油、イボタロウ、エノ油、
オリーブ油、カカオ脂、カポックロウ、カヤ油、カルナ
ウバロウ、肝油、キャンデリラロウ、牛脂、牛脚脂、牛
骨脂、硬化牛脂、キョウニン油、鯨ロウ、硬化油、小麦
胚芽油、ゴマ油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サトウキビ
ロウ、サザンカ油、サフラワー油、シアバター、シナギ
リ油、シナモン油、ジョジョバロウ、セラックロウ、タ
ートル油、大豆油、茶実油、ツバキ油、月見草油、トウ
モロコシ油、豚脂、ナタネ油、日本キリ油、ヌカロウ、
胚芽油、馬脂、パーシック油、パーム油、パーム核油、
ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ヒマシ油脂肪酸メチルエステ
ル、ヒマワリ油、ブドウ油、ベイベリーロウ、ホホバ
油、マカデミアナッツ油、ミツロウ、ミンク油、綿実
油、綿ロウ、モクロウ、モクロウ核油、モンタンロウ、
ヤシ油、硬化ヤシ油、トリヤシ油脂肪酸グリセライド、
羊脂、落花生油、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリ
ン、ラノリンアルコール、硬質ラノリン、酢酸ラノリ
ン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、POEラノリンアル
コールエーテル、POEラノリンアルコールアセテー
ト、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水
素添加ラノリンアルコールエーテル、卵黄油等である。
ワラン、スクワレン、セレシン、パラフィン、パラフィ
ンワックス、流動パラフィン、プリスタン、ポリイソブ
チレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等;
高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、
オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、
エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸
(DHA)、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステ
アリン酸等;高級アルコールとしては、ラウリルアルコ
ール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデ
シルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリル
アルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノ
ール、セトステアリルアルコール、2−デシルテトラデ
シノール、コレステロール、フィトステロール、POE
コレステロールエーテル、モノステアリルグリセリンエ
ーテル(バチルアルコール)、モノオレイルグリセリン
エーテル(セラキルアルコール)等である。
チル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−
2−ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸N−ア
ルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリ
イソステアリン酸トリメチロールプロパン、2−エチル
ヘキサン酸セチル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレン
グリコール、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグ
リコール、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロール
プロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリス
リトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシルガムエ
ステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデ
シル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグ
リコール、クエン酸トリエチル、コハク酸2−エチルヘ
キシル、酢酸アミル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ステア
リン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジ
イソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳
酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピ
ル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2
−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシ
ル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジペ
ンタエリスリトール脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソ
プロピル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、ミリス
チン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、
ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチ
ル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−グルタ
ミン酸−2−オクチルドデシルエステル、リンゴ酸ジイ
ソステアリル等である。
ル、トリイソオクタン酸グリセリル、トリイソステアリ
ン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、ト
リ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、モノステアリン
酸グリセリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリ
ル、トリミリスチン酸グリセリル等;シリコーン油とし
ては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシ
ロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、オク
タメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペ
ンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサ
ン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシ
ロキサン、ステアロキシシリコーン等の高級アルコキシ
変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、高級脂肪酸
エステル変性シリコーン、高級脂肪酸変性シリコーン、
フッ素変性シリコーン、シリコーン樹脂、シリコーンゴ
ム、シリコーンレジン等;フッ素系油剤としては、パー
フルオロポリエーテル、パーフルオロデカリン、パーフ
ルオロオクタン等が挙げられ、これらの油剤は必要に応
じて一種、又は二種以上用いることができる。油剤の含
有量は特に限定されないが、油性化粧料の場合は60〜
99%が好ましく、乳化化粧料の場合は5〜80%が好
ましい。
ルミニウムステアレート、マグネシウムステアレート、
ジンクミリステート等の金属セッケン、N−ラウロイル
−L−グルタミン酸、α,γ−ジ−n−ブチルアミン等
のアミノ酸誘導体、デキストリンパルミチン酸エステ
ル、デキストリンステアリン酸エステル、デキストリン
2−エチルヘキサン酸パルミチン酸エステル等のデキス
トリン脂肪酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、
ショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステ
ル、モノベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソ
ルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘導体、ジ
メチルベンジルドデシルアンモニウムモンモリロナイト
クレー、ジメチルジオクタデシルアンモニウムモンモリ
ナイトクレー等の有機変性粘土鉱物等から選ばれるゲル
化剤で、必要に応じて一種、又は二種以上用いることが
できる。ゲル化剤の含有量は特に限定されないが、好ま
しくは、油剤に対して1〜40%である。
ン性、カチオン性、非イオン性、及び両性の活性剤があ
る。例えば、アニオン性界面活性剤としては、ステアリ
ン酸ナトリウムやオレイン酸トリエタノールアミン等の
飽和又は不飽和脂肪酸セッケン、アルキルエーテルカル
ボン酸塩、アミノ酸と脂肪酸の縮合等のカルボン酸塩、
アミドエーテルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステ
ル塩、アルキルスルホン酸、α−アシルスルホン酸塩、
アルケンスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルカンス
ルホン酸塩、脂肪酸エステルのスルホン酸塩、脂肪酸ア
ミドのスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩とそのホル
マリン縮合物のスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル
塩、アルケニル硫酸エステル塩、第二級高級アルコール
硫酸エステル塩、アルキル及びアリルエーテル硫酸エス
テル塩、脂肪酸エステル硫酸エステル塩、アルキルアミ
ド硫酸エステル塩、脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エ
ステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル
塩、ロート油等の硫酸エステル塩類、アルキルリン酸
塩、アルケニルリン酸塩、エーテルリン酸塩、アルキル
アリルエーテルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、ア
ルキロイルアルキルタウリン塩、スルホコハク酸塩、N
−アシルアミノ酸塩等;カチオン性界面活性剤として
は、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアミノアルコー
ル脂肪酸誘導体等のアミン塩、アルキル四級アンモニウ
ム塩、芳香族四級アンモニウム塩、ピリジウム塩、イミ
ダゾリウム塩等が挙げられる。
ン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグ
リセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸
エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、シ
ョ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトスタノ
ールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエ
ーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、
ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシ
アルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシア
ルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、ア
ルカノールアミド、糖エーテル、糖アミド等;両性界面
活性剤としては、カルボキシベタイン型、アミドベタイ
ン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン
型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型等のベ
タイン系、アミノカルボン酸塩、アミドアミン系、イミ
ダゾリン誘導体等が挙げられる。界面活性剤の含有量は
特に限定されないが、洗浄剤の場合は10〜70%が好
ましく、また、乳化化粧料の場合は0.01〜20%が
好ましい。
水、アルコール類、保湿剤、水溶性高分子、被膜形成剤
等が挙げられ、これらは必要に応じて一種又は二種以上
用いることができる。
プロパノール等の低級アルコール、ソルビトール、マル
トース等の糖アルコール等、ステロールとして、コレス
テロール、シトステロール、フィトステロール、ラノス
テロール等がある。
ール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ジグリ
セリン、ポリエチレングリコール、ヒアルロン酸、コン
ドロイチン硫酸、ピロリドンカルボン酸塩等がある。
ラガカント、ガラクタン、キャロブガム、グアーガム、
カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインス
シード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、
バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド、トラントガ
ム、ローカストビーンガム等の植物系高分子、キサンタ
ンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等
の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン、アルブミ
ン、ゼラチン等の動物系高分子、カルボキシメチルデン
プン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン
系高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、メチ
ルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸
ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、
結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子、
アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコー
ルエステル等のアルギン酸系高分子、ポリビニルメチル
エーテル、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分
子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル
酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリル
アミド等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カ
チオンポリマー、ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマ
グネシウム、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等
の無機系水溶性高分子等がある。また、この中には、ポ
リビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の皮膜形
成剤も含まれる。
針状、板状等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級
等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、通常の
化粧料に使用されるものであればいずれのものも使用す
ることができ、必要に応じて一種、又は二種以上用いる
ことができる。例えば、無機粉体としては、酸化チタ
ン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化
マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マ
グネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タル
ク、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲
母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸、無
水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、
ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、
ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン
酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、
ハイジライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘク
トライト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リ
ン酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化
ホウ素、窒化ボロン、シリカ等である。
ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプ
ロピレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリウレタ
ン、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグア
ナミンパウダー、テトラフルオロエチレンパウダー、ポ
リメチルメタクリレートパウダー、セルロース、シルク
パウダー、ナイロンパウダー、12ナイロン、6ナイロ
ン、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビニルベンゼン
・スチレン共重合体、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノー
ル樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト樹脂、微結
晶繊維粉体、デンプン、ラウロイルリジン等;界面活性
剤金属塩粉体(金属石鹸)としては、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミ
リスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリ
ン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム等;有色
顔料としては、酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄の無機赤
色顔料、γー酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄
土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等
の無機黒色顔料、マンガンバイオレット、コバルトバイ
オレット等の無機紫色顔料、水酸化クロム、酸化クロ
ム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色顔
料、紺青、群青等の無機青色系顔料、タール系色素をレ
ーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの、及びこ
れらの粉体を複合化した複合粉体等である。
母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化
チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タル
ク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等;金属粉末顔料
としては、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、
ステンレスパウダー等;タール色素としては、赤色3
号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色
202号、赤色204号、赤色205号、赤色220
号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色
230号、赤色401号、赤色505号、黄色4号、黄
色5号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、
黄色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青
色404号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、
緑色205号、橙色201号、橙色203号、橙色20
4号、橙色206号、橙色207号等;天然色素として
は、カルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリ
ン、クロシン等から選ばれる粉体で、これらの粉体を複
合化したり、一般油剤やシリコーン油、又はフッ素化合
物で表面処理を行なった粉体でも良く、必要に応じて一
種、又は二種以上用いることができる。粉体の含有量は
特に限定されず、剤型に応じて配合することができる
が、粉末化粧料の場合、70〜95%が好ましい。
妨げない範囲で、さらに、紫外線吸収剤、防腐剤、酸化
防止剤、美肌用成分(美白剤、細胞賦活剤、肌荒れ改善
剤、血行促進剤、皮膚収斂剤、抗脂漏剤等)、ビタミン
類、アミノ酸類、核酸、等を配合することができる。
酸等の安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸メチル
等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸メチル
等のサリチル酸系紫外線吸収剤、パラメトキシケイ皮酸
オクチル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒド
ロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収
剤、ウロカニン酸エチル等のウロカニン酸系紫外線吸収
剤等が挙げられる。
キルエステル、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビ
ン酸、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール等、
抗菌剤としては、安息香酸、サリチル酸、石炭酸、ソル
ビン酸、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタ
クレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、
感光素、フェノキシエタノール等がある。
チルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエ
ン等、pH調整剤としては、乳酸、クエン酸、グリコー
ル酸、コハク酸、酒石酸、dl−リンゴ酸、炭酸カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等、キ
レート剤としては、アラニン、エデト酸ナトリウム塩、
ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸
等、清涼剤としては、L−メントール、カンフル等、抗
炎症剤としては、アラントイン、グリチルレチン酸、ト
ラネキサム酸、アズレン等が挙げられる。
チン、グルタチオン、ユキノシタ抽出物等の美白剤、ロ
イヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体、幼牛血
液抽出液等の細胞賦活剤、肌荒れ改善剤、ノニル酸ワレ
ニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸
β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロ
ン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タ
ンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロー
ル、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレー
ト、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラ
パミル、セファランチン、γ−オリザノール等の血行促
進剤、酸化亜鉛、タンニン酸等の皮膚収斂剤、イオウ、
チアントロール等の抗脂漏剤等が挙げられる。
ノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等の
ビタミンA類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラ
ビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピリド
キシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート等のビタ
ミンB6類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸
ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫
酸ナトリウム、dl−α−トコフェロール−L−アスコ
ルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC
類、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコ
ール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテ
ニルエチルエーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシ
フェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、
ニコチン酸、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド等
のニコチン酸類、dl−α−トコフェロール、酢酸dl
−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェ
ロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のビタミ
ンE類、ビタミンP、ビオチン等がある。アミノ酸類と
しては、アルギニン、アスパラギン酸、シスチン、シス
テイン、メチオニン、セリン、ロイシン、トリプトファ
ン等、核酸としては、デオキシリボ核酸等、ホルモンと
しては、エストラジオール、エチニルエストラジオール
等が挙げられる。
リーム状、オイル状等のクレンジング料、ボディーソー
プ、ハンドソープ、洗顔料等の洗浄料、油剤可溶化型や
粉体を含有する化粧水、乳液、クリーム、パック、オイ
ルリキッド、マッサージ料、ハンドクリーム、リップク
リーム、日焼け止め乳液や日焼け止めクリーム等のサン
ケア製品等のスキンケア化粧料、メイクアップ下地、粉
白粉、リキッドファンデーション、油性ファンデーショ
ン、口紅、ほほ紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライ
ナー、アイブロウ、オーバーコート剤等のメークアップ
化粧料のみならず、外用医薬品などの使用時に感触が問
題とされる、皮膚に外用されるすべての製品を包含す
る。剤型は液状、乳液状、クリーム状、固形状、ペース
ト状、ゲル状、スプレー状、粉末状、プレス状等種々の
形態を選択することができる。
体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
たガラス製反応器中に下記化学式(16)で表わされる
化合物20g、下記化学式(17)で表わされる化合物
75g、メチルメタクリレート5g、イソプロピルアル
コール100g及びアゾビスイソブチロニトリル2gを
仕込み、80〜85℃に保ちながら攪拌し、8時間共重
合反応を行なった。冷却後、メタノールを加えて、残存
モノマーを抽出、洗浄工程を数回行ない、約94gの軟
固形物の共重合体を得た。 CH2=C(CH3)COO(C2H4O)8・H (16)
れる化合物15g、下記化学式(19)で表わされる化
合物75g、ステアリルメタクリレート5g、メチルメ
タクリレート5g、イソプロピルアルコール100g及
びアゾビスイソブチロニトリル2gを仕込み、製造例1
と同様にして、約96gの液状物の共重合体を得た。 CH2=CHCOO(C2H4O)8・H (18)
れる化合物14g、製造例1で使用した化学式(17)
の化合物68g、N−ビニルピロリドン14g、メチル
メタクリレート4g、トルエン100g及びアゾビスイ
ソブチロニトリル2gを仕込み、温度を110〜115
℃に保ちながら、製造例1と同様にして、約90gの固
形物の共重合体を得た。 CH2=C(CH3)COO(C3H6O)6・H (20)
(20)の化合物6g、下記化学式(21)で表わされ
る化合物87g、ステアリルメタクリレート6g、2−
エチルヘキシルアクリレート1g、トルエン100g及
びアゾビスイソブチロニトリル2gを仕込み、製造例1
と同様にして、約94gの液状物の共重合体を得た。
(20)の化合物14g、製造例2で使用した化学式
(19)の化合物68g、ステアリルメタクリレート1
4g、メチルメタクリレート4g、トルエン150g及
びアゾビスイソブチロニトリル2gを仕込み、製造例1
と同様にして、約98gの軟固形物の共重合体を得た。
(20)の化合物6g、製造例2で使用した化学式(1
9)の化合物87g、ステアリルメタクリレート6g、
ヘプタデカフルオロデシルメタクリレート1g、トルエ
ン100g及びアゾビスイソブチロニトリル2gを加
え、製造例1と同様にして、約95gの液状物の共重合
体を得た。
性について下記の方法より評価を行った。その結果も併
せて表1に示す。
紅を得る。
り使用テストを行ない、塗布時のべたつき、塗布時の密
着感、塗布後のべたつき、塗布後の密着感、色移りのな
さ、色落ちのなさ、にじみのなさ、化粧持ちの良さにつ
いて以下の基準で評価を行ない、その平均点で判定し
た。 (評価) [評価基準] 5点:非常に良好 4点:良好 3点:普通 2点:やや不良 1点:不良 [判定] ◎:平均点4.5以上 ○:平均点3.5以上4.5未満 △:平均点2.5以上3.5未満 ×:平均点2.5未満
共重合体を配合した実施例1〜3の口紅は、比較例1に
比べ、塗布時、塗布後の密着感、にじみのなさ、化粧持
ちの良さに非常に優れていることがわかった。また、比
較例2に比べて、塗布時、塗布後のべたつきに関して非
常に優れているものであることがわかった。
し、その使用感及び使用性について評価を行った。その
結果も併せて表2に示す。
充填して冷却、成型し、油性ファンデーションを得る。
広がり、なめらかさ、おさまりの良さ、後肌のべたつき
のなさ、しっとり感、仕上がりの美しさ、化粧持ちの良
さについて上記の基準で評価を行ない、その平均点で判
定した。
共重合体を配合した実施例4〜6の油性ファンデーショ
ンは、比較例3に比べ、肌へのおさまりも良く、しっと
りとし、化粧持ちの良さに優れていることがわかった。
又、比較例4に比べても、肌へのび広がり、おさまりも
良く、しっとりとした化粧持ちの良い油性ファンデーシ
ョンで、総合的にも非常に優れていることがわかった。
使用性について評価を行った。その結果も併せて表3に
示す。
る。 C:Bを冷却し、成分16を加えて乳液を得る。
広がり、おさまりの良さ、後肌のべたつきのなさ、しっ
とり感、肌の柔らかさ、肌のなめらかさについて上記の
基準で評価を行ない、その平均点で判定した。
共重合体を配合した実施例7〜9の乳液は、比較例5に
比べ、肌へのおさまりも良く、しっとりとし、肌の柔ら
かさに優れていることがわかった。又、比較例6に比べ
ても、肌へののび広がり、べたつきのなさに優れた乳液
で、総合的にも非常に優れていることがわかった。
及び使用性について評価した。その結果も併せて表4に
示す。
乳化する。 C:Bを冷却し、成分19を加えて保湿クリームを得
る。
がり、肌へのおさまり、塗布後のべたつき、しっとり
感、肌への柔らかさ、肌のなめらかさについて上記の基
準で評価を行ない、その平均点で判定した。
共重合体を配合した実施例10〜12の保湿クリーム
は、比較例7に比べ、肌のしっとり感や柔らかさに非常
に優れていることがわかった。また、比較例8に比べ
て、塗布時のべたつきや肌へののび広がり、塗布後のべ
たつきに関して非常に優れており、総合的にも非常に優
れていることがわかった。
及び使用性について評価した。その結果も併せて表5に
示す。
コーニング社製) (注2)NUCシリコーンL−7002(日本ユニカー
社製)
加える。 C:Bを冷却し、成分11を加えてボディソープを得
る。
べ感、しっとり感、肌の柔らかさ、肌のなめらかさにつ
いて上記の基準で評価を行ない、その平均点で判定し
た。
共重合体を配合した実施例13〜14のボディソープ
は、比較例9に比べ、塗布後のべたつきがなく、すべす
べし、肌のしっとり感、柔らかさ、なめらかさに非常に
優れており、また、比較例10に比べては、特にすべす
べ感に関して非常に優れており、総合的にも非常に優れ
ていることがわかった。
プレストパウダー化粧料 次の表6に示す各組成のプレストパウダー化粧料を製造
し、その使用感及び使用性について評価を行った。その
結果も併せて表6に示す。
ストパウダー化粧料を得る。
広がり、なめらかさ、おさまりの良さ、後肌のべたつき
のなさ、しっとり感、仕上がりの美しさ、持ちの良さに
ついて上記の基準で評価を行ない、その平均点で判定し
た。
共重合体を配合した実施例15〜17のプレストパウダ
ー化粧料は、比較例11に比べ、肌へのおさまりも良
く、しっとりとし、仕上がりが美しく、持ちの良さも優
れていることがわかった。又、比較例12に比べても、
おさまりが良く、仕上がりの美しさ、持ちの良さに優れ
たプレストパウダー化粧料で、総合的にも非常に優れて
いることがわかった。
用性について評価を行った。その結果も併せて表7に示
す。
で冷却し、ほほ紅を得る。
のび広がり、肌へのおさまり、塗布後のべたつきのな
さ、しっとり感、肌への柔らかさ、肌のなめらかさにつ
いて上記の基準で評価を行ない、その平均点で判定し
た。
共重合体を配合した実施例18〜20のほほ紅は、比較
例13に比べ、密着感に優れ、にじみがなく化粧持ちが
良いことがわかった。また、比較例14に比べて、塗布
時、塗布後のべたつきはなく、総合的に優れていること
がわかった。
み、冷却固化してスティック状口紅を得る。
ィック状口紅は、塗布時のなめらかさに優れ、べたつき
がなく、のび広がりも軽く、又、密着感に優れ、おさま
りも良く、艶のある美しい仕上がりで、耐水性に優れ、
口唇の乾きや荒れが見られない、優れた特徴を有するも
のであった。
ルリキッドは、塗布時のなめらかさに優れ、べたつきが
なく、のび広がりも軽く、又、密着感に優れ、おさまり
も良く、耐水性に優れ、肌の乾きや荒れが見られない、
優れた特徴を有するものであった。
する。 C:Bを冷却し、成分9を加えて乳液を得る。
は、べたつきがなく、のび広がりも軽く、しかも、密着
感に優れ、おさまりも良く、つやのある仕上がりが得ら
れる乳液であることがわかった。
ら添加して乳化し、二層型日焼け止め乳液を得た。
型日焼け止め乳液は、塗布時のなめらかさに優れ、べた
つかず、しかも、密着感、おさまりも良く、耐水性、化
粧持ちに優れ、しっとり感の持続する優れた特徴を有す
るものであった。
る。 C:Bに成分14〜15を混合したもの、及び、成分1
6を加えて下地用乳液を得る。
用乳液は、べたつきがなく、のび広がりも軽く、しか
も、密着感に優れ、おさまりも良く、化粧持ちの優れた
下地用乳液であることがわかった。
溶解した後、Aを加えて乳化する。 C:Bに成分10を加えてフェイスクリームを得る。
イスクリームは、べたつきがなく、のび広がりも軽く、
しかも、密着感に優れ、おさまりの良いフェイスクリー
ムであることがわかった。
ームは、べたつきがなく、のび広がりも軽く、しかも、
密着感に優れ、おさまりの良いクリームであることがわ
かった。
均一に分散する。 B:成分12〜13及び15を混合した後、Aに加えて
乳化する。 C:Bを冷却し、成分14を加えてリキッドファンデー
ションを得る。
ッドファンデーションは、べたつきがなく、のび広がり
も軽く、しかも、密着感に優れ、おさまりも良く、つや
のある仕上がりで化粧持ちも非常に優れていることがわ
かった。
る。 C:Bを冷却し、成分10を加えて洗顔クリームを得
る。
クリームは、洗顔後の肌の柔軟性、すべすべ感、しっと
り感において、極めて優れた効果を示すものであること
がわかった。
る。 C:Bを金型にプレス成型し、パウダーファンデーショ
ンを得る。
ダーファンデーションは、べたつきがなく、のび広がり
も軽く、しかも、密着感に優れ、おさまりも良く、つや
のある仕上がりが得られるパウダーファンデーションで
あることがわかった。
皮膚化粧料は、塗布時のべたつきや重さがなくさらさら
して、のび広がりも軽く、後肌も、さらっとしたなめら
かな感触を有する等、軽い延びとさっぱりした使用感を
有し、更に汗、水に強い撥水性を持つと共に、塗布する
事により、適度に水分の蒸散を損なうことなく、柔軟
性、平滑性、エモリエント効果を付与し、自然なつやを
与える等、使用性に優れ、良好な経時安定性を有するも
のである。
Claims (11)
- 【請求項1】(A)ポリオキシアルキレン基を有する単
量体と、(B)オルガノポリシロキサン単量体とを構成
成分として有する共重合体を含有する皮膚化粧料。 - 【請求項2】共重合体において、(A)がラジカル重合
性基とポリオキシアルキレン基を有する単量体であり、
(B)が(A)と共重合可能なラジカル重合性基を有す
るオルガノポリシロキサン単量体であることを特徴とす
る請求項1記載の皮膚化粧料。 - 【請求項3】共重合体中の(A)が、下記一般式(1)
で表わされるポリオキシアルキレン基を有する単量体で
あることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の
皮膚化粧料。 J(K)p(Q)sT (1) [式中、Jはビニル基(置換基を有していても良い)、
Kは二価の連結基、Qは−(CH2)tO−で表わされ
るポリオキシアルキレン基、Tは水素原子又は炭素数1
〜10のアルキル基若しくはR’−(CO)−で表わさ
れる有機基を示し、pは0又は1、sは1以上の整数、
tは1〜50の整数、R’は炭素数1〜5のアルキル基
を示す。] - 【請求項4】共重合体中の(B)が、下記一般式(2)
で表されるオルガノポリシロキサン単量体であることを
特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚化粧
料。 W(X)aSi(Y)b(Z)c (2) [式中、Wは(A)と共重合可能なビニル基(置換基を
有していても良い)、Xは二価の連結基、Yは水素原
子、炭素数1〜10のアルキル基、アリール基又はアル
コキシ基を示し、Zは一価のシロキサンポリマーを示
す。aは0又は1、bは0〜2の整数、cは1〜3の整
数を示し、b+c=3である。] - 【請求項5】共重合体中の(A)のtが3以上の整数で
あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
皮膚化粧料。 - 【請求項6】共重合体中の(A)のtが3であることを
特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の皮膚化粧
料。 - 【請求項7】該共重合体と、油剤を含有することを特徴
とする請求項1〜6のいずれかに記載の皮膚化粧料。 - 【請求項8】さらにゲル化剤を含有することを特徴とす
る請求項7記載の皮膚化粧料。 - 【請求項9】該共重合体と、界面活性剤及び水性成分を
含有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記
載の皮膚化粧料。 - 【請求項10】該共重合体と、粉体とを含有することを
特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の皮膚化粧
料。 - 【請求項11】該共重合体を0.1〜90質量%含有す
ることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の
皮膚化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32167199A JP2001139414A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 皮膚化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32167199A JP2001139414A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 皮膚化粧料 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001139414A true JP2001139414A (ja) | 2001-05-22 |
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ID=18135123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32167199A Pending JP2001139414A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 皮膚化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001139414A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001213724A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-07 | Shiseido Co Ltd | 二層型化粧料 |
JP2003012444A (ja) * | 2001-06-11 | 2003-01-15 | L'oreal Sa | 疎水性グラフトを含む2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ポリマー(コポリマー)で安定化された油中水型エマルション形態の化粧品および/または皮膚科学的組成物 |
JP2012072081A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 化粧料 |
WO2014087881A1 (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-12 | 日本電気株式会社 | セルロース系樹脂組成物 |
KR20190003476A (ko) | 2016-04-28 | 2019-01-09 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 유화화장료 |
-
1999
- 1999-11-11 JP JP32167199A patent/JP2001139414A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001213724A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-07 | Shiseido Co Ltd | 二層型化粧料 |
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JP2012072081A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 化粧料 |
WO2014087881A1 (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-12 | 日本電気株式会社 | セルロース系樹脂組成物 |
KR20190003476A (ko) | 2016-04-28 | 2019-01-09 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 유화화장료 |
US11351107B2 (en) | 2016-04-28 | 2022-06-07 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Emulsified cosmetic |
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