JP2001138709A - 重荷重用ラジアルタイヤ - Google Patents
重荷重用ラジアルタイヤInfo
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Abstract
向上しうる。 【解決手段】 第1〜第4のベルトプライ71〜74か
らなるベルト層7を具える。第4のベルトプライ74の
プライ巾W4を最小、第2のベルトプライ72のプライ
巾W2を最大とし、かつ第2または第3のベルトプライ
72、73は、中抜きプライ9で形成する。中抜き巾W
Eは、2枚以上のベルトプライ重複巾Wの20%〜60
%、かつ第4のベルトプライ74のプライ巾W4より小
である。
Description
かつ耐久性能を向上しうる重荷重用ラジアルタイヤに関
する。
年、道路網の整備化、車両の高速化、高性能化にともな
い、例えばトラック、バス用の重荷重車両用のタイヤに
おいてもラジアル化、チューブレス化、さらに、偏平化
が促進されている。又このような重荷重用のラジアルタ
イヤでは、高内圧かつ高荷重を支承するために、ベルト
層のタガ効果を充分に高める必要があり、従来、このよ
うなベルト層には、少なくとも3枚のスチールコードプ
ライが用いられている。
800kPa程度の高内圧を充填して使用される。この
内圧により、ほぼ90°に配列されたコードからなるカ
ーカスプライは、その断面形状が円形になるように変化
しようとするが、高剛性のベルト層により、カーカスは
タイヤ半径方向に膨らむことが抑制されて一定形状に保
たれ、トレッド表面は、その断面において、略円弧形状
を保持する。しかし、偏平率70%以下の低偏平タイヤ
にあっては、円弧形状断面に移行しようとする力が強
く、かつタイヤ赤道付近では、高剛性のベルト層による
強力なタガ効果によって抑制されるが、ベルト端部で
は、ベルト剛性が低下するため、タガ効果が弱い。なお
ベルト端部のタガ効果を増加させるため、ベルト層全体
の剛性を上げるとさらにタイヤ赤道付近のベルト剛性と
ベルト端部付近のベルト剛性の差が拡大する。
は、空気内圧充填によるタイヤ半径方向外方への外形の
増加が、タイヤ赤道付近とショルダー部とで差が極めて
大きく、図9に示すような、2つの円弧形状R、Rを有
するトレッド輪郭形状になりやすい。このようなトレッ
ド輪郭形状を有するタイヤの接地面形状Fは、図10に
示すように、トレッド中央部の接地長Lcが短く、トレ
ッドショルダー部の接地長Lsが長い形になる。こうい
った不均一な接地面形状Fは、走行中のトレッド表面と
路面との間の不均一な滑りを生じせしめ、偏摩耗を誘発
しやすい。またトレッドショルダー部の接地圧が高く、
ベルト端での機械疲労、熱疲労によるセパレーションも
発生しやすく耐久性能の低下の要因となる。
するためには、図11に示すように、タイヤ赤道付近の
トレッドゴム厚さtcをショルダー部のゴム厚さtsよ
りもかなり厚くし、空気内圧充填前のカーカスラインを
タイヤ赤道付近でタイヤ半径方向内方に位置させるよう
な構造をとる必要があった。しかしこのような形状で
は、トレッドのタイヤ赤道付近での発熱が増加するとと
もに、内圧充填後のベルト層での残留歪みが大きくなる
ため、タイヤの構造耐久性能に悪影響を及ぼしやい。
圧で使用される偏平率の低い重荷重用ラジアルタイヤに
おいて、そのトレッド輪郭形状を適正化し、それによっ
て偏摩耗の発生を抑制しかつ耐久性能を向上させること
を目的としている。
に、本願の第1の発明は、トレッド部の内方かつカーカ
スの半径方向外側に、スチールフィラメントを用いたベ
ルトコードからなり前記カーカス側から半径方向外側に
向かって順次重なる第1のベルトプライ、第2のベルト
プライ、第3のベルトプライ及び第4のベルトプライを
具えるベルト層を設けた重荷重用ラジアルタイヤであっ
て、前記第4のベルトプライのタイヤ軸方向のプライ巾
W4を最小、前記第2のベルトプライのタイヤ軸方向の
プライ巾W2を最大とし、かつ前記第2のベルトプライ
または第3のベルトプライは、中央部分が除去された中
抜き部を有する中抜きプライで形成するとともに、前記
中抜き部のタイヤ軸方向の中抜き巾WEは、2枚以上の
ベルトプライが重複する重複領域のタイヤ軸方向の重複
巾Wの20%〜60%、かつ前記第4のベルトプライの
プライ巾W4より小であり、しかも前記第1のベルトプ
ライのベルトコードのタイヤ赤道に対する角度α1は4
5°〜70°、第2のベルトプライ及び第3のベルトプ
ライの各ベルトコードのタイヤ赤道に対する角度α2、
α3は15°〜30°、かつ第1のベルトプライと第2
のベルトプライの各ベルトコードのタイヤ赤道に対する
傾斜の向きを、第3のベルトプライのベルトコードの傾
斜の向きと違えたことを特徴としている。
かつカーカスの半径方向外側に、スチールフィラメント
を用いたベルトコードからなり前記カーカス側から半径
方向外側に向かって順次重なる第1のベルトプライ、第
2のベルトプライ、及び第3のベルトプライを具えるベ
ルト層を設けた重荷重用ラジアルタイヤであって、前記
第2のベルトプライのタイヤ軸方向のプライ巾W2を最
大とし、かつこの第2のベルトプライは、中央部分が除
去された中抜き部を有する中抜きプライで形成するとと
もに、前記中抜き部のタイヤ軸方向の中抜き巾WEは、
2枚以上のベルトプライが重複する重複領域のタイヤ軸
方向の重複巾Wの20%〜60%、かつ前記第4のベル
トプライのプライ巾W4より小であり、しかも前記第1
のベルトプライのベルトコードのタイヤ赤道に対する角
度α1は45°〜70°、第2のベルトプライ及び第3
のベルトプライの各ベルトコードのタイヤ赤道に対する
角度α2、α3は15°〜30°、かつ第1のベルトプ
ライと第2のベルトプライの各ベルトコードのタイヤ赤
道に対する傾斜の向きを、第3のベルトプライのベルト
コードの傾斜の向きと違えたことを特徴としている。
ライのうちの1枚を中抜きプライで形成することによっ
て、ベルト層中央部のタガ効果を低下させ、トレッド輪
郭形状を均一化することが可能になる。特に、各ベルト
プライのベルトコードの角度とその向きを特定し、しか
もタイヤ半径方向の最内側及び最外側に配置されるベル
トプライ以外のベルトプライのうちの1枚を前記中抜き
プライとすることにより、ベルト層の中央部のタガ効果
が必要以上に低下するのを防止することができ、ラジア
ルタイヤの他の性能への悪影響を回避することが可能と
なる。
ラジアルタイヤを図面に基づき説明する。図1、図2、
図4は、本願の第1発明の第1実施例を示す。図1にお
いて、重荷重用ラジアルタイヤ1(以下タイヤ1とい
う)は、トレッド部2と、その両端からタイヤ半径方向
内方にのびる一対のサイドウォール部3と、各サイドウ
ォール部3のタイヤ半径方向内方端に配されるビード部
4とを具える。
るトロイド状のカーカス6と、このカーカス6の半径方
向外側かつトレッド部2の内方に配置されるベルト層7
とによって補強される。
サイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5の
廻りで折返される1枚以上、本例では1枚のカーカスプ
ライからなり、該カーカスプライは、カーカスコードを
タイヤ赤道Cに対して75〜90度の角度で配列してい
る。カーカスコードとしては、本例では、スチールコー
ドが用いられる。
ドの他、芳香族ポリアミド、ナイロン、レーヨン、ポリ
エステルなどの有機繊維コードを用いた1枚ないし複数
枚のプライで構成してもよい。またカーカス6の折返し
部6aは、ビードコア5の上方かつタイヤの最大巾位置
下方で途切れ、この折返し部6aとカーカス本体部6b
との間には、ビードコア5から半径方向外側に立ち上が
るビードエーペックスゴム8が充填され、ビード部4を
補強しかつタイヤ横剛性を高めている。
面2Aに向かって順に配される第1のベルトプライ7
1、第2のベルトプライ72、第3のベルトプライ7
3、および巾狭の第4のベルトプライ74からなる4層
構造をなし、各ベルトプライ71〜74はスチールフィ
ラメントを用いたベルトコードから形成される。
いて、ベルト層7は、4枚のベルトプライ71〜74の
うち、第4のベルトプライ74のタイヤ軸方向のプライ
巾W4を最小、前記第2のベルトプライ72のタイヤ軸
方向のプライ巾W2を最大としており、本例では、さら
に第3のベルトプライ73のタイヤ軸方向のプライ巾W
3を、第1のベルトプライ71のタイヤ軸方向のプライ
巾W1よりやや大きい、すなわち、 W4<W1<W3<W2 とした場合を例示している。なお、 W4<W1=W3<W2 或いは W4<W3<W1<W2 であっても良い。なお本願では特に規制されないが、前
記プライ巾W1、W3はプライ巾W2の80〜90%程
度、プライ巾W4はプライ巾W2の40〜60%程度で
ある。
ライ72または第3のベルトプライ73の何れか一方、
本例では、第2のベルトプライ72を、その中央部分が
除去された中抜き部9Aを有する中抜きプライ9で形成
する。
の中抜き巾WEは、2枚以上のベルトプライが重複する
重複領域のタイヤ軸方向の重複巾Wの20%〜60%の
範囲、すなわち、 0.20×W≦WE≦0.60×W とすることが必要である。なお前記重複巾Wは、言い換
えると、第2のベルトプライ72の次に巾広となるベル
トプライのプライ巾に相当し、本例では、第3のベルト
プライ73のプライ巾W3が前記重複巾Wと一致する。
%未満では、前述のトレッド輪郭形状の均一化の効果が
充分発揮されず、また60%を越えると、ベルト層7の
タガ効果が不足し、ラジアルタイヤの一般的性能、例え
ば、耐摩耗性能、低燃費性能等に悪影響を及ぼしやすく
なる。
イ74のプライ巾W4より小、すなわち、 WE<W4 に設定される。この構成により、第4のベルトプライ7
4と中抜きプライ9(第2のベルトプライ72)との間
に重なり部分OPが生じ、ベルト剛性の大きな低下を防
止することができる。
大巾を有する第2のベルトプライ72の外端部からタイ
ヤ赤道Cにかけての各位置において、ベルト枚数が、1
枚→2枚→3枚→2枚→3枚 と変化するなど、トレッ
ド中央部とトレッドショルダー部との間にベルト剛性が
急激に低下する2枚部分が生じるため、トレッド輪郭形
状が均一になりにくい。また、WE=W4の場合には、
第4のベルトプライ端と中抜きプライ9(第2のベルト
プライ72)のタイヤ軸方向内端部とで不連続部分が生
じ、同様にトレッド輪郭形状に不均一部分が発生しやす
い。
て、最大巾を有する第2のベルトプライ72の外端部か
らタイヤ赤道Cにかけての各位置において、ベルト枚数
が、1枚→2枚→3枚→4枚→3枚 と変化し、必要な
ベルト剛性を確保することができる。
る前記重なり部分OPのタイヤ軸方向距離WOPを、前
記重複巾Wの10%〜30%の範囲に設定するのが好ま
しい。
方向外方から見た概念図を示す。図の如く、第1のベル
トプライ71のベルトコードのタイヤ赤道Cに対する角
度α1は45〜70°、第2〜第4のベルトプライ7
2、73、74の各ベルトコードのタイヤ赤道Cに対す
る角度α2、α3、α4は15〜30°としている。又
第1のベルトプライ71及び第2のベルトプライ72の
ベルトコードの向きを例えば右上がりとし、例えば左上
がりとした第3のベルトプライ73及び第4のベルトプ
ライ74のベルトコードの傾斜の向きと相違させてい
る。
トプライ71のベルトコードと第2のベルトプライ72
のベルトコードと第3のベルトプライ73のベルトコー
ドとが、その3枚のプライ重複部分L1において、強固
なトラス構造を構成し、最大のタガ効果を発揮する。ま
た中抜き部9Aに相当するL2の部分では、トラス構造
を形成していないため前記プライ重複部分L1よりはタ
ガ効果が少ないが、交差するスチールベルトコードによ
り必要なタガ効果は発生し、かつ第4のベルトプライ7
4により、外傷を防止することができる。
イヤの第2実施例を示している。図3において、各ベル
トプライ71〜74は、第1実施例と同様、第4のベル
トプライ74のプライ巾W4を最小、第2のベルトプラ
イ72のプライ巾W2を最大とした、W4<W1<W3
<W2の場合を例示している。
中央部分が除去された中抜き部9Aを有する中抜きプラ
イ9で形成している。
実施例と同様、前記重複巾Wの20%〜60%の範囲、
すなわち本例では、第3のベルトプライ73のプライ巾
W3の20%〜60%の範囲としている。又中抜き巾W
Eは、第1実施例と同様、前記第4のベルトプライ74
のプライ巾W4よりも小に設定される。この構成によ
り、第4のベルトプライ74と中抜きプライ9(第3の
ベルトプライ73)との重なり部分OPが生じ、ベルト
剛性の大きな低下を防止することができる。
る前記重なり部分OPのタイヤ軸方向距離WOPを、前
記重複巾Wの10%〜30%の範囲に設定するのが好ま
しい。
方向外方から見た概念図を示す。図の如く、第1のベル
トプライ71のベルトコードのタイヤ赤道Cに対する角
度α1は45〜70°、第2〜第4のベルトプライ7
2、73、74の各ベルトコードのタイヤ赤道Cに対す
る角度α2、α3、α4は15〜30°としている。又
第1のベルトプライ71及び第2のベルトプライ72の
ベルトコードの向きを例えば右上がりとし、左上がりと
した第3のベルトプライ73及び第4のベルトプライ7
4のベルトコードの傾斜の向きと相違させている。
実施例とは異なり、中抜き部分9Aにおいても、第1の
ベルトプライ71のベルトコードと第2のベルトプライ
72のベルトコードと第4のベルトプライ74のベルト
コードとにより、トラス構造を形成するため、中抜き部
分9Aと4枚のベルトプライが重複する部分とのタガ効
果の差異が小さい。
るかは、本発明を適用するタイヤの偏平率、ベルトコー
ドの種類、要求される性能等により適宜決定することが
できる。
の第1実施例を示している。図において、タイヤ1に
は、トレッド部2の内方かつカーカス6の半径方向外側
に、スチールフィラメントを用いたベルトコードからな
る第1〜第3のベルトプライ71、72、73からなる
ベルト層7が配置される。
プライ巾W2を最大とし、かつこの第2のベルトプライ
72を、中央部分が除去された中抜き部9Aを有する中
抜きプライ9で形成している。
WEは、第2の発明と同様、2枚以上のベルトプライが
重複する重複領域のタイヤ軸方向の重複巾Wの20%〜
60%の範囲、すなわち、 0.20×W≦WE≦0.60×W に設定される。なおプライ巾W1、W3は、プライ巾W
2の80〜90%程度であって、本例では、W1<W3
<W2 の場合を例示することにより、本例では、前記
重複巾Wは、プライ巾W3と一致する。なお W3≦W
1<W2 であっても良く、係る場合には、前記重複巾
Wは、プライ巾W1と一致する。
イ73のプライW3より小であることが必要であり、こ
の構成により、第3のベルトプライ73と中抜きプライ
9(第2のベルトプライ72)との間に重なり部分OP
が生じ、ベルト剛性の大きな低下を防止することができ
る。
のタイヤ赤道Cに対する角度α1は45〜70°、第
2、第3のベルトプライ72、73の各ベルトコードの
タイヤ赤道Cに対する角度α2、α3は15〜30°と
し、しかも第1のベルトプライ71及び第2のベルトプ
ライ72のベルトコードの向きを例えば右上がりとし、
左上がりとした第3のベルトプライ73のベルトコード
の傾斜の向きと相違させている。
する第2のベルトプライ72の外端部からタイヤ赤道C
にかけての各位置において、ベルト枚数が、1枚→2枚
→3枚→2枚となり、トレッド中央部でのタガ効果がト
レッドショルダー部に比べて低く、前述のトレッド輪郭
形状の均一性を向上させることができる。しかも、中抜
き部分9Aは、第1のベルトプライ71のベルトコード
と第3のベルトプライのベルトコードとが交差するた
め、ベルト剛性の過度の低下を防止しうる。
%未満では、前述のトレッド輪郭形状の均一化の効果が
充分発揮されず、また60%を越えると、ベルト層7の
タガ効果が不足し、ラジアルタイヤの一般的性能、すな
わち、耐摩耗性能、低燃費性能等に悪影響を及ぼしやす
い。
小さなサイズの重荷重用ラジアルタイヤ、例えば、リム
径が18インチ以下、あるいは、17.5インチ以下の
サイズの従来3枚のベルトプライからなるベルト層を有
するタイヤに適用することができる。
ヤとの比較を行った。その結果を表1に示す。(比較例
3が従来タイヤである。)タイヤサイズが265/70
R22.5のタイヤを表1の仕様に基づき試作するとと
もに、各試供タイヤの破壊エネルギー値を、JISD4
230に定められるタイヤ強度試験に準じ、使用リム
(7.5x22.5)、内圧(700kPa)のもとで
測定し、またJATMA規格の最大荷重値を負荷したと
きの接地形状を測定した。
うに、本発明のタイヤは、十分なタイヤ強度を維持しな
がら、均一な接地形状を確保することができる。これに
より、耐偏摩耗及び耐久性能を向上しうるのが推測でき
る。
の如く構成しているため、必要なタイヤ強度を維持しつ
つ、均一な接地形状を有することができ、偏摩耗を防止
し、かつ耐久性能を向上しうる。
面図である。
ド部の詳細図である。
ド部の詳細図である。
層の詳細図である。
層の詳細図である。
部の詳細図である。
の詳細図である。
す線図である。
状を示す線図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】トレッド部の内方かつカーカスの半径方向
外側に、スチールフィラメントを用いたベルトコードか
らなり前記カーカス側から半径方向外側に向かって順次
重なる第1のベルトプライ、第2のベルトプライ、第3
のベルトプライ及び第4のベルトプライを具えるベルト
層を設けた重荷重用ラジアルタイヤであって、 前記第4のベルトプライのタイヤ軸方向のプライ巾W4
を最小、前記第2のベルトプライのタイヤ軸方向のプラ
イ巾W2を最大とし、かつ前記第2のベルトプライまた
は第3のベルトプライは、中央部分が除去された中抜き
部を有する中抜きプライで形成するとともに、 前記中抜き部のタイヤ軸方向の中抜き巾WEは、2枚以
上のベルトプライが重複する重複領域のタイヤ軸方向の
重複巾Wの20%〜60%、かつ前記第4のベルトプラ
イのプライ巾W4より小であり、 しかも前記第1のベルトプライのベルトコードのタイヤ
赤道に対する角度α1は45°〜70°、第2のベルト
プライ及び第3のベルトプライの各ベルトコードのタイ
ヤ赤道に対する角度α2、α3は15°〜30°、かつ
第1のベルトプライと第2のベルトプライの各ベルトコ
ードのタイヤ赤道に対する傾斜の向きを、第3のベルト
プライのベルトコードの傾斜の向きと違えたことを特徴
とする重荷重用ラジアルタイヤ。 - 【請求項2】トレッド部の内方かつカーカスの半径方向
外側に、スチールフィラメントを用いたベルトコードか
らなり前記カーカス側から半径方向外側に向かって順次
重なる第1のベルトプライ、第2のベルトプライ、及び
第3のベルトプライを具えるベルト層を設けた重荷重用
ラジアルタイヤであって、 前記第2のベルトプライのタイヤ軸方向のプライ巾W2
を最大とし、かつこの第2のベルトプライは、中央部分
が除去された中抜き部を有する中抜きプライで形成する
とともに、前記中抜き部のタイヤ軸方向の中抜き巾WE
は、2枚以上のベルトプライが重複する重複領域のタイ
ヤ軸方向の重複巾Wの20%〜60%、かつ前記第4の
ベルトプライのプライ巾W4より小であり、 しかも前記第1のベルトプライのベルトコードのタイヤ
赤道に対する角度α1は45°〜70°、第2のベルト
プライ及び第3のベルトプライの各ベルトコードのタイ
ヤ赤道に対する角度α2、α3は15°〜30°、かつ
第1のベルトプライと第2のベルトプライの各ベルトコ
ードのタイヤ赤道に対する傾斜の向きを、第3のベルト
プライのベルトコードの傾斜の向きと違えたことを特徴
とする重荷重用ラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32317599A JP3553836B2 (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 重荷重用ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32317599A JP3553836B2 (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 重荷重用ラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001138709A true JP2001138709A (ja) | 2001-05-22 |
JP3553836B2 JP3553836B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=18151923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32317599A Expired - Fee Related JP3553836B2 (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 重荷重用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3553836B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006502040A (ja) * | 2002-10-10 | 2006-01-19 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 重機械用のタイヤ |
JP2006335242A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
-
1999
- 1999-11-12 JP JP32317599A patent/JP3553836B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006502040A (ja) * | 2002-10-10 | 2006-01-19 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 重機械用のタイヤ |
JP2006335242A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
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---|---|
JP3553836B2 (ja) | 2004-08-11 |
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JP2001001717A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ |
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