JP2001138316A - ボード状無機質成形体の製造方法 - Google Patents
ボード状無機質成形体の製造方法Info
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- JP2001138316A JP2001138316A JP32117799A JP32117799A JP2001138316A JP 2001138316 A JP2001138316 A JP 2001138316A JP 32117799 A JP32117799 A JP 32117799A JP 32117799 A JP32117799 A JP 32117799A JP 2001138316 A JP2001138316 A JP 2001138316A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加圧脱水成型後、成形した軟質ボード状成形
体を脱型する際の上型への張り付きを防止し、濾布への
落下による成形体のクラックの発生及び上型に張り付い
た成形体が落下しないことによる不具合を予防すること
によって、所定のボード状無機質成形体を確実に、か
つ、生産性よく製造できるようにする。 【解決手段】 成形した軟質ボード状成形体の脱型工程
において、成形金型の上型と軟質ボード状成形体間に空
気を注入又は軟質ボード状成形体を成形金型の下型に吸
着させることによって、上型上昇の際の軟質ボード状成
形体の張り付きを防止できる。
体を脱型する際の上型への張り付きを防止し、濾布への
落下による成形体のクラックの発生及び上型に張り付い
た成形体が落下しないことによる不具合を予防すること
によって、所定のボード状無機質成形体を確実に、か
つ、生産性よく製造できるようにする。 【解決手段】 成形した軟質ボード状成形体の脱型工程
において、成形金型の上型と軟質ボード状成形体間に空
気を注入又は軟質ボード状成形体を成形金型の下型に吸
着させることによって、上型上昇の際の軟質ボード状成
形体の張り付きを防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として和室に敷
設される畳の床材用芯材として用いられ、それ以外に襖
用芯材、天井用芯材、間仕切り壁、ドア用芯材、屋根下
断熱材、内装用ボードなどの建材もしくは建材用芯材と
しても使用可能なボード状無機質成形体の製造方法に関
するものである。
設される畳の床材用芯材として用いられ、それ以外に襖
用芯材、天井用芯材、間仕切り壁、ドア用芯材、屋根下
断熱材、内装用ボードなどの建材もしくは建材用芯材と
しても使用可能なボード状無機質成形体の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のボード状無機質成形体は、ゾノ
ライトまたはトバモライトを主体とする珪酸カルシウム
水和物スラリーに高分子化合物を添加配合してなる水分
95%程度の高含水比原料を脱水して水分85%程度
(固形分15%程度)のボード状に成形した後、そのボ
ード状成形体を乾燥することにより製造される。我々
は、従来の抄造法によっては一定の肉厚を有するボード
状無機質成形体の製造が困難であることを鑑み、新たな
る製造方法を既に提案している(特願平10−403
4)。
ライトまたはトバモライトを主体とする珪酸カルシウム
水和物スラリーに高分子化合物を添加配合してなる水分
95%程度の高含水比原料を脱水して水分85%程度
(固形分15%程度)のボード状に成形した後、そのボ
ード状成形体を乾燥することにより製造される。我々
は、従来の抄造法によっては一定の肉厚を有するボード
状無機質成形体の製造が困難であることを鑑み、新たな
る製造方法を既に提案している(特願平10−403
4)。
【0003】この新たな製造方法とは、珪酸カルシウム
水和物スラリーとこれに添加した高分子化合物との混合
材料を搬送移動可能な濾布上で加圧脱水成形する工程
と、脱水成形されたボード状無機質成形体を上記濾布の
移動により水平姿勢のままで所定方向に搬出させて、こ
の濾布の移動に同期した速度で移動するベルトコンベア
上に移載させる工程と、上記ベルトコンベア上に移載さ
れたボード状無機質成形体の上面に乾燥処理用パレット
を載置する工程と、上記パレットおよびボード状無機質
成形体を一体化して水平軸心周りで180度回転させて
両者の上下位置関係を反転させる工程とを備えているこ
とを特徴とするボード状無機質成形体の製造方法をい
う。この新製造方法は、加圧脱水成形から乾燥可能状態
になるまでの全工程処理を一連の流れをもって連続的に
行えるばかりでなく、脱水直後の軟質状態にあるボード
状成形体(以下軟質ボード状成形体という)に曲げや引
張り等の力を一切加えないですむため、平面度の高いボ
ード状無機質成形体を確実かつ能率良く製造することが
できる優れた製造方法である。
水和物スラリーとこれに添加した高分子化合物との混合
材料を搬送移動可能な濾布上で加圧脱水成形する工程
と、脱水成形されたボード状無機質成形体を上記濾布の
移動により水平姿勢のままで所定方向に搬出させて、こ
の濾布の移動に同期した速度で移動するベルトコンベア
上に移載させる工程と、上記ベルトコンベア上に移載さ
れたボード状無機質成形体の上面に乾燥処理用パレット
を載置する工程と、上記パレットおよびボード状無機質
成形体を一体化して水平軸心周りで180度回転させて
両者の上下位置関係を反転させる工程とを備えているこ
とを特徴とするボード状無機質成形体の製造方法をい
う。この新製造方法は、加圧脱水成形から乾燥可能状態
になるまでの全工程処理を一連の流れをもって連続的に
行えるばかりでなく、脱水直後の軟質状態にあるボード
状成形体(以下軟質ボード状成形体という)に曲げや引
張り等の力を一切加えないですむため、平面度の高いボ
ード状無機質成形体を確実かつ能率良く製造することが
できる優れた製造方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる新たな
製造方法においても、スラリーからボード状無機質成形
体に加圧脱水成形後、成形用金型からボード状無機質成
形体を脱型する際、上型に成形体が張り付き、濾布コン
ベアー上に落下するときに成形体にクラックが入り製造
不良が発生し、また、上型に張り付いた成形体が落下せ
ず製造ラインを停止させなければならないという問題が
生じた。
製造方法においても、スラリーからボード状無機質成形
体に加圧脱水成形後、成形用金型からボード状無機質成
形体を脱型する際、上型に成形体が張り付き、濾布コン
ベアー上に落下するときに成形体にクラックが入り製造
不良が発生し、また、上型に張り付いた成形体が落下せ
ず製造ラインを停止させなければならないという問題が
生じた。
【0005】本発明は上記問題点を解決するべくなされ
たものであり、成形用金型からボード状無機質成形体を
脱型する際の軟質ボード状成形体の金型への張付きを防
止し、脱水成形直後の軟質ボード状成形体に曲げや引張
りなど不要な力を加えることなく当該軟質ボード状成形
体を加圧脱水用金型から脱型することができる方法を提
供することを目的としている。
たものであり、成形用金型からボード状無機質成形体を
脱型する際の軟質ボード状成形体の金型への張付きを防
止し、脱水成形直後の軟質ボード状成形体に曲げや引張
りなど不要な力を加えることなく当該軟質ボード状成形
体を加圧脱水用金型から脱型することができる方法を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1乃至請求項4に記載の発明に係るボード状
無機質成形体の製造方法においては、多孔板とした加工
脱水用金型の少なくとも上型にエアーライン等の空気供
給機構を設けるか又は少なくとも下型に真空ライン等の
空気除去機構を設け、以下のような工程を経ることによ
り、加圧成型後脱型の際の金型(特に上型)への軟質ボ
ード状成形体の張付きを防止する。
に、請求項1乃至請求項4に記載の発明に係るボード状
無機質成形体の製造方法においては、多孔板とした加工
脱水用金型の少なくとも上型にエアーライン等の空気供
給機構を設けるか又は少なくとも下型に真空ライン等の
空気除去機構を設け、以下のような工程を経ることによ
り、加圧成型後脱型の際の金型(特に上型)への軟質ボ
ード状成形体の張付きを防止する。
【0007】上型にエアーラインを設ける場合には、加
圧成形後中型を上昇させた後、上型に設置したエアーラ
インにより上型面と軟質ボード状成形体面の間にエアー
を吹き付けることにより真空状態を解除する。かかる操
作により、上型と軟質ボード状成形体との間の密着性が
失われ、上型が上昇しても上型への張付き及び下型濾布
への落下によるクラック発生が防止できる。また、加圧
成型時において上型に設置した真空ラインにより余剰水
を引くことにより、後工程の乾燥工程の短縮化、クラッ
ク発生の低減を図ることができる。また、脱型前に金型
の上型に設置した真空ラインにより軟質ボード成形体及
び金型の余剰水を除去することにより、軟質ボード成形
体と上型面との密着性をより緩和し、脱型をより円滑に
すると共に、後の乾燥工程の短縮化を図ることも出来
る。
圧成形後中型を上昇させた後、上型に設置したエアーラ
インにより上型面と軟質ボード状成形体面の間にエアー
を吹き付けることにより真空状態を解除する。かかる操
作により、上型と軟質ボード状成形体との間の密着性が
失われ、上型が上昇しても上型への張付き及び下型濾布
への落下によるクラック発生が防止できる。また、加圧
成型時において上型に設置した真空ラインにより余剰水
を引くことにより、後工程の乾燥工程の短縮化、クラッ
ク発生の低減を図ることができる。また、脱型前に金型
の上型に設置した真空ラインにより軟質ボード成形体及
び金型の余剰水を除去することにより、軟質ボード成形
体と上型面との密着性をより緩和し、脱型をより円滑に
すると共に、後の乾燥工程の短縮化を図ることも出来
る。
【0008】下型に真空ラインを設ける場合には、加圧
成型後中型を上昇させた後、金型の下型に設置した真空
ラインにより軟質ボード状成形体内の余剰水を引くとと
もに軟質ボード状成形体を下型に引きつけて、上型を上
昇させることにより、軟質ボード状成形体の上型への張
付きを防止する。さらに、下型の真空ラインの真空を解
除することにより下側濾布への張付きを解除できる。ま
た、必要に応じて下型に設置したエアーラインを吹き付
けることによって下側濾布への張付き解除をより容易に
することもできる。
成型後中型を上昇させた後、金型の下型に設置した真空
ラインにより軟質ボード状成形体内の余剰水を引くとと
もに軟質ボード状成形体を下型に引きつけて、上型を上
昇させることにより、軟質ボード状成形体の上型への張
付きを防止する。さらに、下型の真空ラインの真空を解
除することにより下側濾布への張付きを解除できる。ま
た、必要に応じて下型に設置したエアーラインを吹き付
けることによって下側濾布への張付き解除をより容易に
することもできる。
【0009】上記手段のいずれか一方又は両方の手段を
用いることにより、軟質ボード状成形体にクラックの発
生等の不具合を生じさせることなく加圧脱水工程から次
工程へ移行することができる。
用いることにより、軟質ボード状成形体にクラックの発
生等の不具合を生じさせることなく加圧脱水工程から次
工程へ移行することができる。
【0010】なお、上記ボード状無機質成形体の製造に
使用される珪酸カルシウム水和物スラリーとしては、例
えば特公昭45−25771号公報、特公昭52−43
494号公報、特公昭55−29952号公報等に開示
されている公知の方法、具体的には生石灰、消石灰、カ
ーバイト滓等の石灰質原料と珪藻土、珪酸、石英、無定
形珪酸、珪砂、粘土類、スラグ、長石、白土、フライア
ッシュ、バーミュキライト等の珪酸質原料とを水熱合成
反応して生成されるものであり、その生成される珪酸カ
ルシウム水和物スラリーにおける珪酸カルシウムの結晶
型は針状結晶であるゾノトライトもしくはトバモライト
を主体とし、このようなゾノトライトもしくはトバモラ
イトのような針状結晶を用いることでボード状に成形し
たとき、結晶が互いに絡み合い、強度が優れた成形体が
得られる。
使用される珪酸カルシウム水和物スラリーとしては、例
えば特公昭45−25771号公報、特公昭52−43
494号公報、特公昭55−29952号公報等に開示
されている公知の方法、具体的には生石灰、消石灰、カ
ーバイト滓等の石灰質原料と珪藻土、珪酸、石英、無定
形珪酸、珪砂、粘土類、スラグ、長石、白土、フライア
ッシュ、バーミュキライト等の珪酸質原料とを水熱合成
反応して生成されるものであり、その生成される珪酸カ
ルシウム水和物スラリーにおける珪酸カルシウムの結晶
型は針状結晶であるゾノトライトもしくはトバモライト
を主体とし、このようなゾノトライトもしくはトバモラ
イトのような針状結晶を用いることでボード状に成形し
たとき、結晶が互いに絡み合い、強度が優れた成形体が
得られる。
【0011】また、上記ボード状無機質成形体の製造に
使用される高分子化合物は、珪酸カルシウム水和物の成
形体に曲げ強度を付与するために添加されるもので、こ
のような諸機能を果たす高分子化合物としては、塩化ビ
ニル/アクリル系、塩化ビニル/ウレタン系、塩化ビニ
ル/酢酸ビニル系、スチレン/アクリル系、アクリル酸
エステル系、アクリル/エチレン/酢酸ビニル系、SB
ラテックス系、フェノール系、エポキシ系の中から少な
くとも1種が選択して使用される。
使用される高分子化合物は、珪酸カルシウム水和物の成
形体に曲げ強度を付与するために添加されるもので、こ
のような諸機能を果たす高分子化合物としては、塩化ビ
ニル/アクリル系、塩化ビニル/ウレタン系、塩化ビニ
ル/酢酸ビニル系、スチレン/アクリル系、アクリル酸
エステル系、アクリル/エチレン/酢酸ビニル系、SB
ラテックス系、フェノール系、エポキシ系の中から少な
くとも1種が選択して使用される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面にもと
づいて説明する。本発明に係るボード状無機質成形体の
製造方法は、図1〜3に示す加圧成形工程、図4に示す
移載工程、図5に示すパレット載置及び反転工程からな
る。以下、各工程毎に詳説する。
づいて説明する。本発明に係るボード状無機質成形体の
製造方法は、図1〜3に示す加圧成形工程、図4に示す
移載工程、図5に示すパレット載置及び反転工程からな
る。以下、各工程毎に詳説する。
【0013】加圧脱水成形工程;本発明に係るボード状
無機質成形体の製造方法における加圧脱水成形工程に用
いられる設備は、図1乃至図3に示すように、固定下型
2と、上記下型の上側に配置された昇降可能に構成され
た中型4と、この中型4により形成されるボート成形空
間6内に嵌合する大きさ及び形状を持ち上記中型4に対
して昇降可能に構成された上型7を備えており、当該上
型及び下型の成形体に接する面は多孔板であり、上型面
には濾布17が、下型面上には成形体の搬送も兼ねた濾
布コンベアー1が取り付けてあり、かつ、上型7に少な
くともエアーライン13が設けられ(図1)又は下型2
に少なくとも真空ライン16が設けられ(図2)又は上
型に少なくともエアーライン13と下型に少なくとも真
空ライン16が設けられたもの(図3)である。
無機質成形体の製造方法における加圧脱水成形工程に用
いられる設備は、図1乃至図3に示すように、固定下型
2と、上記下型の上側に配置された昇降可能に構成され
た中型4と、この中型4により形成されるボート成形空
間6内に嵌合する大きさ及び形状を持ち上記中型4に対
して昇降可能に構成された上型7を備えており、当該上
型及び下型の成形体に接する面は多孔板であり、上型面
には濾布17が、下型面上には成形体の搬送も兼ねた濾
布コンベアー1が取り付けてあり、かつ、上型7に少な
くともエアーライン13が設けられ(図1)又は下型2
に少なくとも真空ライン16が設けられ(図2)又は上
型に少なくともエアーライン13と下型に少なくとも真
空ライン16が設けられたもの(図3)である。
【0014】上型に少なくともエアーライン13を設け
た設備においては、図1(A)〜(D)に示す工程によ
り本発明が実施される。まず、図1(A)のように、中
型4を下降させるとともに上型7を上昇させた状態で、
ボード成形空間6内に、ゾノトライト若しくはトバモラ
イトを主体とする珪酸カルシウム水和物スラリーに高分
子化合物の所要重量部を添加して図外の配合槽で混合撹
拌された原料スラリー5をスラリーポンプ(図示を省略
する)を介して供給する。次に、図1(B)のように、
上型7を油圧プレス(図示を省略する)を介して上記ボ
ード成形空間6に嵌合させるように下降させるとともに
水分95%程度の原料スラリー5を加圧し上型の濾布1
7及び下型の濾布コンベアー1を通して脱水すること
で、水分85%程度(固形分15%程度)の軟質ボード
状成形体8を成形する。続いて、図1(C)のようにエ
アーライン13により上型7と軟質ボード状成形体8間
にエアーを吹き付け真空状態を破壊する。また、必要に
応じて上型に真空ライン14を設けることによって、エ
アー吹き付け以前に又はエアー吹き付けと同時に該真空
ラインにより軟質ボード状成形体8及び上型7内の余剰
水を除去することにより脱型をより容易にすることもで
きる。その後、図1(D)のように、上型7を上昇させ
ると軟質ボード状成形体8を持ち上げることなく脱型で
きる。
た設備においては、図1(A)〜(D)に示す工程によ
り本発明が実施される。まず、図1(A)のように、中
型4を下降させるとともに上型7を上昇させた状態で、
ボード成形空間6内に、ゾノトライト若しくはトバモラ
イトを主体とする珪酸カルシウム水和物スラリーに高分
子化合物の所要重量部を添加して図外の配合槽で混合撹
拌された原料スラリー5をスラリーポンプ(図示を省略
する)を介して供給する。次に、図1(B)のように、
上型7を油圧プレス(図示を省略する)を介して上記ボ
ード成形空間6に嵌合させるように下降させるとともに
水分95%程度の原料スラリー5を加圧し上型の濾布1
7及び下型の濾布コンベアー1を通して脱水すること
で、水分85%程度(固形分15%程度)の軟質ボード
状成形体8を成形する。続いて、図1(C)のようにエ
アーライン13により上型7と軟質ボード状成形体8間
にエアーを吹き付け真空状態を破壊する。また、必要に
応じて上型に真空ライン14を設けることによって、エ
アー吹き付け以前に又はエアー吹き付けと同時に該真空
ラインにより軟質ボード状成形体8及び上型7内の余剰
水を除去することにより脱型をより容易にすることもで
きる。その後、図1(D)のように、上型7を上昇させ
ると軟質ボード状成形体8を持ち上げることなく脱型で
きる。
【0015】下型に少なくとも真空ライン16を設けた
設備においては、図2(A)〜(D)に示す工程により
本発明が実施される。まず、図2(A)のように、中型
4を下降させるとともに上型7を上昇させた状態で、ボ
ード成形空間6内に、ゾノトライト若しくはトバモライ
トを主体とする珪酸カルシウム水和物スラリーに高分子
化合物の所要重量部を添加して図外の配合槽で混合撹拌
された原料スラリー5をスラリーポンプ(図示を省略す
る)を介して供給する。次に図2(B)のように、上型
7を油圧プレス(図示を省略する)を介して上記ボード
成形空間6に嵌合させるように下降させるとともに水分
95%程度の原料スラリー5を加圧し上型の濾布17及
び下型の濾布コンベアー1を通して脱水することで、水
分85%程度(固形分15%程度)の軟質ボード状成形
体を成形する。続いて、図2(C)のように、真空ライ
ン16により下型2内に脱水された余剰水を引くと共
に、下型2と軟質ボード状成形体8との間の空気を除去
し両者を引きつけた状態にして、上型7を上昇させると
軟質ボード状成形体8を持ち上げることなく脱型でき
る。その後、図2(D)のように、真空ライン16の真
空解除により、また、必要に応じてエアーライン15に
より下型2と軟質ボード状成形体8との間にエアーを吹
き付け真空状態を解除する。
設備においては、図2(A)〜(D)に示す工程により
本発明が実施される。まず、図2(A)のように、中型
4を下降させるとともに上型7を上昇させた状態で、ボ
ード成形空間6内に、ゾノトライト若しくはトバモライ
トを主体とする珪酸カルシウム水和物スラリーに高分子
化合物の所要重量部を添加して図外の配合槽で混合撹拌
された原料スラリー5をスラリーポンプ(図示を省略す
る)を介して供給する。次に図2(B)のように、上型
7を油圧プレス(図示を省略する)を介して上記ボード
成形空間6に嵌合させるように下降させるとともに水分
95%程度の原料スラリー5を加圧し上型の濾布17及
び下型の濾布コンベアー1を通して脱水することで、水
分85%程度(固形分15%程度)の軟質ボード状成形
体を成形する。続いて、図2(C)のように、真空ライ
ン16により下型2内に脱水された余剰水を引くと共
に、下型2と軟質ボード状成形体8との間の空気を除去
し両者を引きつけた状態にして、上型7を上昇させると
軟質ボード状成形体8を持ち上げることなく脱型でき
る。その後、図2(D)のように、真空ライン16の真
空解除により、また、必要に応じてエアーライン15に
より下型2と軟質ボード状成形体8との間にエアーを吹
き付け真空状態を解除する。
【0016】上型に少なくともエアーライン13と下型
に少なくとも真空ライン16とを設けた設備において
は、図3(A)〜(E)に示す工程により本発明が実施
される。図3(A)、(B)は加圧脱水成型工程で図1
(A),(B)と同様である。続いて、図3(C)のよ
うに、下型真空ライン16と必要に応じて設けられた上
型真空ライン14とにより両型内に脱水された余剰水を
引いた後、上型エアーライン13により上型7と軟質ボ
ード状成形体8間にエアーを吹き付け真空状態を解除す
る。次に、図3(D)のように、下型真空ライン16に
より下型2と軟質ボード状成形体8との間の空気を除去
し両者を引きつけた状態にして、上型7を上昇させると
軟質ボード状成形体8を持ち上げることなく脱型でき
る。その後、図3(E)のように、下型真空ライン16
の真空解除により、また、必要に応じて設けられた下型
エアーライン15により下型2と軟質ボード成形体8と
の間にエアーを吹き付け真空状態を解除する。
に少なくとも真空ライン16とを設けた設備において
は、図3(A)〜(E)に示す工程により本発明が実施
される。図3(A)、(B)は加圧脱水成型工程で図1
(A),(B)と同様である。続いて、図3(C)のよ
うに、下型真空ライン16と必要に応じて設けられた上
型真空ライン14とにより両型内に脱水された余剰水を
引いた後、上型エアーライン13により上型7と軟質ボ
ード状成形体8間にエアーを吹き付け真空状態を解除す
る。次に、図3(D)のように、下型真空ライン16に
より下型2と軟質ボード状成形体8との間の空気を除去
し両者を引きつけた状態にして、上型7を上昇させると
軟質ボード状成形体8を持ち上げることなく脱型でき
る。その後、図3(E)のように、下型真空ライン16
の真空解除により、また、必要に応じて設けられた下型
エアーライン15により下型2と軟質ボード成形体8と
の間にエアーを吹き付け真空状態を解除する。
【0017】移載工程;この工程で用いられる設備は、
コンベア式濾布1の搬送面1aと同一の水平面に沿って
搬送移動可能で、かつ、コンベア式濾布1の移動に同期
した速度で移動するように張設されたベルトコンベア9
および上記コンベア式濾布1の終端部とベルトコンベア
9の始端部との間に配置された自由回転式の乗移り用ロ
ーラ10であって、図4(A)のようにコンベア式濾布
1の搬送面1aに載置されて搬出されてきた軟質ボード
状成形体8は図4(B)のように上記ローラ10に乗り
継がれて図4(C)のように上記ベルトコンベア9上に
移載されて搬送される。
コンベア式濾布1の搬送面1aと同一の水平面に沿って
搬送移動可能で、かつ、コンベア式濾布1の移動に同期
した速度で移動するように張設されたベルトコンベア9
および上記コンベア式濾布1の終端部とベルトコンベア
9の始端部との間に配置された自由回転式の乗移り用ロ
ーラ10であって、図4(A)のようにコンベア式濾布
1の搬送面1aに載置されて搬出されてきた軟質ボード
状成形体8は図4(B)のように上記ローラ10に乗り
継がれて図4(C)のように上記ベルトコンベア9上に
移載されて搬送される。
【0018】パレット載置及び反転工程;この工程で用
いられる設備は、上記ベルトコンベア9と、複数の吸着
具11aを備えた乾燥処理用パレット供給装置11と、
反転装置(具体構成は図示省略する)とであって、図5
(A)のように上記ベルトコンベア9により軟質ボード
状成形体8が所定の位置にまで搬送されたとき、このベ
ルトコンベア9の駆動が停止され、この状態でアルミニ
ウム製の乾燥処理用パレット12は上記パレット供給装
置11の吸着具11aにより水平姿勢に吸着保持されて
軟質ボード状成形体8の上面に載置される。
いられる設備は、上記ベルトコンベア9と、複数の吸着
具11aを備えた乾燥処理用パレット供給装置11と、
反転装置(具体構成は図示省略する)とであって、図5
(A)のように上記ベルトコンベア9により軟質ボード
状成形体8が所定の位置にまで搬送されたとき、このベ
ルトコンベア9の駆動が停止され、この状態でアルミニ
ウム製の乾燥処理用パレット12は上記パレット供給装
置11の吸着具11aにより水平姿勢に吸着保持されて
軟質ボード状成形体8の上面に載置される。
【0019】次に、上記反転装置が作動して図5(B)
〜(D)のように、上記パレット12およびボード状成
形体8を上記ベルトコンベア9にクランプしてそれらを
一体化した状態で水平軸心aの周りで180度回転させ
る。これによって、図5(D)に示すように、上記パレ
ット12とボード状成形体8の上下位置関係が反転され
る。つまり、パレット12が下側でその上にボード状成
形体8が載置された姿勢となる。なお、上記ベルトコン
ベア9、パレット12、ボード状成形体8を180度回
転させる反転装置の水平軸心aは、実際はその軸線が上
記ベルトコンベア9の搬送方向に沿ったものであるが、
図面上では理解しやすいようにその軸線が上記ベルトコ
ンベア9の搬送方向に対して直交するもので示してい
る。
〜(D)のように、上記パレット12およびボード状成
形体8を上記ベルトコンベア9にクランプしてそれらを
一体化した状態で水平軸心aの周りで180度回転させ
る。これによって、図5(D)に示すように、上記パレ
ット12とボード状成形体8の上下位置関係が反転され
る。つまり、パレット12が下側でその上にボード状成
形体8が載置された姿勢となる。なお、上記ベルトコン
ベア9、パレット12、ボード状成形体8を180度回
転させる反転装置の水平軸心aは、実際はその軸線が上
記ベルトコンベア9の搬送方向に沿ったものであるが、
図面上では理解しやすいようにその軸線が上記ベルトコ
ンベア9の搬送方向に対して直交するもので示してい
る。
【0020】そして、最後に図5(E)に示すように、
上記ベルトコンベア9に対してクランプ解除されたパレ
ット12およびその上に載置されたボード状成形体8は
フォークリフトなどによって乾燥機へ送られる。
上記ベルトコンベア9に対してクランプ解除されたパレ
ット12およびその上に載置されたボード状成形体8は
フォークリフトなどによって乾燥機へ送られる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜4に記載の発
明によれば、ボード状成形体に曲げや引張り等の不要の
力を加えることなく連続生産ができるのみならず、加圧
脱水成型後脱型の際の上型への軟質ボード状成形体の張
り付き及び上型から下型の濾布コンベアーベルトへの落
下を防止することができ、これらにより生じる軟質ボー
ド状成形体のクラックによるボード状無機質成形体の不
良を無くすことができる。即ち、製造途中で折損や割れ
を生じることがなく、製造歩留まりの向上も図ることが
できるので、製造コストの大幅な低減を達成することが
できるという効果を奏する。
明によれば、ボード状成形体に曲げや引張り等の不要の
力を加えることなく連続生産ができるのみならず、加圧
脱水成型後脱型の際の上型への軟質ボード状成形体の張
り付き及び上型から下型の濾布コンベアーベルトへの落
下を防止することができ、これらにより生じる軟質ボー
ド状成形体のクラックによるボード状無機質成形体の不
良を無くすことができる。即ち、製造途中で折損や割れ
を生じることがなく、製造歩留まりの向上も図ることが
できるので、製造コストの大幅な低減を達成することが
できるという効果を奏する。
【図1】(A)〜(D)は本発明に係るボード状無機質
成形体の製造方法のうち、上型に真空ライン及び/又は
エアーラインを設けた場合における加圧脱水成形工程の
詳細説明図である。
成形体の製造方法のうち、上型に真空ライン及び/又は
エアーラインを設けた場合における加圧脱水成形工程の
詳細説明図である。
【図2】(A)〜(E)は同上製造方法のうち、下型に
真空ライン及び/又はエアーラインを設けた場合におけ
る加圧脱水工程の詳細説明図である。
真空ライン及び/又はエアーラインを設けた場合におけ
る加圧脱水工程の詳細説明図である。
【図3】(A)〜(E)は同上製造方法のうち、上型と
下型の双方に真空ライン及び/又はエアーラインを設け
た場合における加圧脱水工程の詳細説明図である。
下型の双方に真空ライン及び/又はエアーラインを設け
た場合における加圧脱水工程の詳細説明図である。
【図4】(A)〜(C)は同上製造方法のうち、移載工
程の詳細説明図である。
程の詳細説明図である。
【図5】(A)〜(E)は同上製造方法のうち、パレッ
ト載置及び反転工程の詳細説明図である。
ト載置及び反転工程の詳細説明図である。
1:コンベア式濾布 2:下型 4:中型 5:原料スラリー 6:ボード成形空間 7:上型 8:ボード成形体 9:ベルトコンベア 10:ローラ 11:パレット供給装置 12:パレット 13:上型エアーライン 14:上型真空ライン 15:下型エアーライン 16:下型真空ライン 17:上型濾布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 慎哉 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 4G054 AA01 AA11 AC04 BA22 BA76 4G055 AA05 AA10 AB01 AC01 BA12 CB06 CB09
Claims (4)
- 【請求項1】 珪酸カルシウム水和物スラリーとこれに
添加した高分子化合物との混合材料を搬送移動可能な濾
布上で加圧脱水成形する工程と、脱水成形されたボード
状無機質成形体をこの濾布の移動に同期した速度で移動
するベルトコンベアに移載する工程と、上記ベルトコン
ベア上に移載されたボード状無機質成形体の上面に乾燥
用パレットを載置する工程と、上記パレットおよびボー
ド状無機質成形体を一体化させて両者の上下位置関係を
反転させる工程とを備えるボード状無機質成形体の製造
方法において、 該加圧脱水工程における脱型方法が、金型に設けられた
空気除去機構又は空気供給機構を用いてボード状無機質
成形体の脱型を容易にすることを特徴とするボード状無
機質成形体の製造方法。 - 【請求項2】 上記空気供給機構が金型の上型に設けら
れたエアーラインであって、金型からボード状無機質成
形体を脱型する際、上型とボード状無機質成形体間に空
気を供給することにより上型とボード状無機質成形体間
の脱離を行うことを特徴とする請求項1記載のボード状
無機質成形体の製造方法。 - 【請求項3】 上記空気除去機構が金型の下型に設けら
れた真空ラインであって、加圧脱水成形工程においてボ
ード状無機質成形体を脱型する際に、下型とボード状無
機質成形体間の空気を除去しながら上型とボード状無機
質成形体間の脱離を行うことを特徴とする請求項1記載
のボード状無機質成形体の製造方法。 - 【請求項4】 上記空気供給機構が金型の上型に設けら
れたエアーラインであり、かつ、上記空気除去機構が金
型の下型に設けられた真空ラインであって、金型からボ
ード状無機質成形体を脱型する際、該エアーラインによ
り上型とボード状無機質成形体間に空気を供給すると共
に、該真空ラインにより下型とボード状無機質成形体間
の空気を除去しながら上型とボード状無機質成形体間の
脱型する行うことを特徴とする請求項1記載のボード状
無機質成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32117799A JP2001138316A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | ボード状無機質成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32117799A JP2001138316A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | ボード状無機質成形体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001138316A true JP2001138316A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18129662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32117799A Withdrawn JP2001138316A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | ボード状無機質成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001138316A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009202369A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 無機質板のプレス成形方法 |
WO2012172886A1 (ja) * | 2011-06-14 | 2012-12-20 | ニッコー株式会社 | 内装用建材及びその製造方法 |
CN109287068A (zh) * | 2018-10-29 | 2019-01-29 | 广东华恒智能科技有限公司 | 一种fpc自动吸附模具及其对fpc吸附成型的方法 |
CN110450270A (zh) * | 2019-07-02 | 2019-11-15 | 浙江阿斯克建材科技股份有限公司 | 一种高温硅酸钙板自动化生产中压制用滤布的附着方法 |
CN111716516A (zh) * | 2020-07-01 | 2020-09-29 | 晋江信路达机械设备有限公司 | 一种自动化发泡陶瓷板生产用窑车脱胚整线及其流程 |
-
1999
- 1999-11-11 JP JP32117799A patent/JP2001138316A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009202369A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 無機質板のプレス成形方法 |
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CN110450270B (zh) * | 2019-07-02 | 2021-04-20 | 浙江阿斯克建材科技股份有限公司 | 一种高温硅酸钙板自动化生产中压制用滤布的附着方法 |
CN111716516A (zh) * | 2020-07-01 | 2020-09-29 | 晋江信路达机械设备有限公司 | 一种自动化发泡陶瓷板生产用窑车脱胚整线及其流程 |
CN111716516B (zh) * | 2020-07-01 | 2021-08-17 | 晋江信路达机械设备有限公司 | 一种自动化发泡陶瓷板生产用窑车脱胚整线 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070206 |