JPH06805A - セメント・モルタル成型品の成型方法および製造装置 - Google Patents
セメント・モルタル成型品の成型方法および製造装置Info
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- JPH06805A JPH06805A JP16271092A JP16271092A JPH06805A JP H06805 A JPH06805 A JP H06805A JP 16271092 A JP16271092 A JP 16271092A JP 16271092 A JP16271092 A JP 16271092A JP H06805 A JPH06805 A JP H06805A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はセメント・モルタル成型品の成型方
法および製造装置に関し、成型品の成型時に高圧縮力を
かけてもタイル陶片等の表装固形物がひび割れやカケが
生ずることなく、時間と手間がかからずに成型品を能率
的に成型することを目的とする。 【構成】 下型1′の上面に設けた設置凹部1′a内
に、表装固形物Hをその表面側を下方に向けて収容し、
セメント・モルタルSをその上面から投入して加圧、圧
縮する構成により、圧縮時にセメント・モルタルSから
水が表装固形物Hの下面に浸出して圧縮力に抗して緩衝
し、表装固形物Hの割れやカケを防止する。
法および製造装置に関し、成型品の成型時に高圧縮力を
かけてもタイル陶片等の表装固形物がひび割れやカケが
生ずることなく、時間と手間がかからずに成型品を能率
的に成型することを目的とする。 【構成】 下型1′の上面に設けた設置凹部1′a内
に、表装固形物Hをその表面側を下方に向けて収容し、
セメント・モルタルSをその上面から投入して加圧、圧
縮する構成により、圧縮時にセメント・モルタルSから
水が表装固形物Hの下面に浸出して圧縮力に抗して緩衝
し、表装固形物Hの割れやカケを防止する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば建築物に使用す
る外壁パネル、内装パネル、化粧板、または舗道板等を
製造するのに適したセメント・モルタル成型品の成型方
法および製造装置に関する。
る外壁パネル、内装パネル、化粧板、または舗道板等を
製造するのに適したセメント・モルタル成型品の成型方
法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば外壁パネル、舗道板には化
粧用の表装部品としてタイル陶片を使用するとともにこ
のタイル陶片をセメント・モルタルのベース基板部に固
定することにより成型したセメント・モルタル成型品が
あった。
粧用の表装部品としてタイル陶片を使用するとともにこ
のタイル陶片をセメント・モルタルのベース基板部に固
定することにより成型したセメント・モルタル成型品が
あった。
【0003】このセメント・モルタル成型品の成型方法
は、例えば図12に示すように型枠50内に石粉、石灰
のように固化後に水に溶解可能な固定材料51を所望厚
みにて打設し、次いでこの固定材料51の上に表面Ta
を下に向けたタイル陶片Tを目地部Mの深さに 相当し
て略下半部ほど埋込み、その後必要に応じて鉄筋52を
配してセメント・モルタルSを打設することにより、前
記タイル陶片Tの上半部をセメント・モルタルSに埋込
んで養生、固化後にベース基板部Bを成型し、さらに離
型後に既に固化している前記固定材料51を水洗いにて
溶解してタイル陶片Tから除去することによりタイル陶
片Tの表面を露出する洗出作業を行い、外壁パネル、舗
道板のようなセメント・モルタルの成型品S″を成型す
るという流し込みによる方法が行われていた。
は、例えば図12に示すように型枠50内に石粉、石灰
のように固化後に水に溶解可能な固定材料51を所望厚
みにて打設し、次いでこの固定材料51の上に表面Ta
を下に向けたタイル陶片Tを目地部Mの深さに 相当し
て略下半部ほど埋込み、その後必要に応じて鉄筋52を
配してセメント・モルタルSを打設することにより、前
記タイル陶片Tの上半部をセメント・モルタルSに埋込
んで養生、固化後にベース基板部Bを成型し、さらに離
型後に既に固化している前記固定材料51を水洗いにて
溶解してタイル陶片Tから除去することによりタイル陶
片Tの表面を露出する洗出作業を行い、外壁パネル、舗
道板のようなセメント・モルタルの成型品S″を成型す
るという流し込みによる方法が行われていた。
【0004】ところで、例えば屋根瓦や床パネル等のセ
メント・モルタル単体にて形成されるセメント・モルタ
ルの成型品を自動的に製造する製造装置を出願人は特許
出願し、既に出願公告済(特公昭54−20209号)
である。
メント・モルタル単体にて形成されるセメント・モルタ
ルの成型品を自動的に製造する製造装置を出願人は特許
出願し、既に出願公告済(特公昭54−20209号)
である。
【0005】この製造装置は、成型面に搾水吸引孔を有
し、一側に搾水吸引通路を設けるとともに上下動する高
圧プレスピストンの下端に取付けられた上型と、該上型
が衝合可能になる下型と、該下型の周囲に上下動自在に
配置した型枠とから構成することにより、上型と下型と
により加圧、圧縮してセメント・モルタルの成型品を成
型するものであるが、成型時に上型より真空吸引により
搾水して成型品を成型する結果、成型品は材料の均質化
がはかれた良質なものを得ることができ、しかも搾水成
型によるので、30秒以内という短時間で成形され、量
産化が可能でセメント・モルタルの養生固化作業後に型
より成型品を取外すという非能率な作業を必要としない
ものであった。
し、一側に搾水吸引通路を設けるとともに上下動する高
圧プレスピストンの下端に取付けられた上型と、該上型
が衝合可能になる下型と、該下型の周囲に上下動自在に
配置した型枠とから構成することにより、上型と下型と
により加圧、圧縮してセメント・モルタルの成型品を成
型するものであるが、成型時に上型より真空吸引により
搾水して成型品を成型する結果、成型品は材料の均質化
がはかれた良質なものを得ることができ、しかも搾水成
型によるので、30秒以内という短時間で成形され、量
産化が可能でセメント・モルタルの養生固化作業後に型
より成型品を取外すという非能率な作業を必要としない
ものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図12に示す流し込み
による上記従来の成型方法は、セメント・モルタルSよ
りなるベース基板部Bが養生、固化しないと、型枠50
から成型品S″を離型することができない。しかも成型
品S″の離型後には石粉、石灰のような固定材料51が
固化した後に水洗いしてタイル陶片Tの表面を露出させ
るという、いわゆる洗出作業を行わなければならないの
で、成型には工程数が多くなって時間と手間がかかり、
非能率的であった。またこの流し込みによる成型方法
は、大きさが比較的小さなセメント・モルタルの成型品
を成型する場合しか採用されずに実情には適さなかっ
た。
による上記従来の成型方法は、セメント・モルタルSよ
りなるベース基板部Bが養生、固化しないと、型枠50
から成型品S″を離型することができない。しかも成型
品S″の離型後には石粉、石灰のような固定材料51が
固化した後に水洗いしてタイル陶片Tの表面を露出させ
るという、いわゆる洗出作業を行わなければならないの
で、成型には工程数が多くなって時間と手間がかかり、
非能率的であった。またこの流し込みによる成型方法
は、大きさが比較的小さなセメント・モルタルの成型品
を成型する場合しか採用されずに実情には適さなかっ
た。
【0007】しかもタイル陶片、大理石、石灰岩、鉄平
石、ガラス、合成樹脂等の表装固形物を型内においてセ
メント・モルタルとともに高圧縮力をかけて成型加工す
ることは前記表装固形物の耐破壊強度が成型加工時の圧
縮力よりも小さくなければひび割れやカケを生じ易く破
損されることがあった。しかも例えばタイル陶片、大理
石はその表面に微細な凹凸が形成されて構造的に脆弱な
組織であったり、またタイル陶片等の焼成物は焼成時に
ねじ曲がりや曲面を描いて形成されることがあるので、
高圧縮力がかかると、破壊を生じ易かった。
石、ガラス、合成樹脂等の表装固形物を型内においてセ
メント・モルタルとともに高圧縮力をかけて成型加工す
ることは前記表装固形物の耐破壊強度が成型加工時の圧
縮力よりも小さくなければひび割れやカケを生じ易く破
損されることがあった。しかも例えばタイル陶片、大理
石はその表面に微細な凹凸が形成されて構造的に脆弱な
組織であったり、またタイル陶片等の焼成物は焼成時に
ねじ曲がりや曲面を描いて形成されることがあるので、
高圧縮力がかかると、破壊を生じ易かった。
【0008】そこで本発明は、成型品の成型時に高圧縮
力をかけてもタイル陶片等の表装固形物がひび割れや破
壊が生ずることなく、しかも工程数が少なく簡素化され
て時間と手間がかからず、能率的に成型が行なえるセメ
ント・モルタル成型品の成型方法および製造装置を提供
することを目的とする。
力をかけてもタイル陶片等の表装固形物がひび割れや破
壊が生ずることなく、しかも工程数が少なく簡素化され
て時間と手間がかからず、能率的に成型が行なえるセメ
ント・モルタル成型品の成型方法および製造装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は搾水吸引通路を
設けるとともに成型面に搾水吸引孔を有する上型と、下
型とを用いて加圧・搾水することにより成型されるセメ
ント・モルタル成型品の成型方法にして、前記下型に略
板状の表装固形物をその表面を下方にして配置する工程
と、次いで該表装固形物を配置するベース基板部を形成
するのに、該表装固形物の上方からセメント・モルタル
を投入する工程と、前記上型と下型とにより前記表装固
形物と前記セメント・モルタルとを加圧・圧縮する工程
とから成り、その圧縮力により前記セメント・モルタル
に含まれる水分の一部を前記表装固形物の表面側下面に
浸出させて前記圧縮と前記表面側下面の圧力を略同一に
して保持させるという手段を採用した。
設けるとともに成型面に搾水吸引孔を有する上型と、下
型とを用いて加圧・搾水することにより成型されるセメ
ント・モルタル成型品の成型方法にして、前記下型に略
板状の表装固形物をその表面を下方にして配置する工程
と、次いで該表装固形物を配置するベース基板部を形成
するのに、該表装固形物の上方からセメント・モルタル
を投入する工程と、前記上型と下型とにより前記表装固
形物と前記セメント・モルタルとを加圧・圧縮する工程
とから成り、その圧縮力により前記セメント・モルタル
に含まれる水分の一部を前記表装固形物の表面側下面に
浸出させて前記圧縮と前記表面側下面の圧力を略同一に
して保持させるという手段を採用した。
【0010】また本発明は成型面に搾水吸引孔を有し、
搾水吸引通路を設けるとともに上下動する高圧プレスピ
ストンの下端に取付けられた上型と、該上型が衝合可能
な下型と、該下型の周囲に上下動自在に配置した型枠と
から成るセメント・モルタル成型品の製造装置にして、
略板状の表装固形物の下方部を目地部に相当する深さに
収容する設置凹部を前記下型の上面に設けるという手段
を採用した。
搾水吸引通路を設けるとともに上下動する高圧プレスピ
ストンの下端に取付けられた上型と、該上型が衝合可能
な下型と、該下型の周囲に上下動自在に配置した型枠と
から成るセメント・モルタル成型品の製造装置にして、
略板状の表装固形物の下方部を目地部に相当する深さに
収容する設置凹部を前記下型の上面に設けるという手段
を採用した。
【0011】
【作用】下型1′の上面に設けた設置凹部1′a内に表
装固形物Hをその表面側を下方にして収容し、その上面
からセメント・モルタルSを投入して上型1と下型1′
とにより加圧、圧縮すると、セメント・モルタルSに含
まれている水が表装固形物Hの表面側下面に浸出するの
で、この水が前記圧縮力と略同受圧力になり、表装固形
物の割れやカケを防止する。
装固形物Hをその表面側を下方にして収容し、その上面
からセメント・モルタルSを投入して上型1と下型1′
とにより加圧、圧縮すると、セメント・モルタルSに含
まれている水が表装固形物Hの表面側下面に浸出するの
で、この水が前記圧縮力と略同受圧力になり、表装固形
物の割れやカケを防止する。
【0012】
【実施例】以下、図1乃至図7に従って本発明の第1実
施例を使用する製造装置とともに説明する。図1は本発
明において使用するセメント・モルタル成型品製造装置
の一例を示し、1は上型、1′はこの上型1と協同して
加圧、圧縮することによりセメント・モルタルSの成型
品S′を成型する下型である。
施例を使用する製造装置とともに説明する。図1は本発
明において使用するセメント・モルタル成型品製造装置
の一例を示し、1は上型、1′はこの上型1と協同して
加圧、圧縮することによりセメント・モルタルSの成型
品S′を成型する下型である。
【0013】前記上型1は、上下動する高プレスとして
の油圧シリンダー2の下端に、ピストン棒3を介して固
定した摺動台4の下側に取付けられる空気シリンダ5に
よって摺動するピストン6に連結された摺動ブロック7
を介して摺動自在に装架される。
の油圧シリンダー2の下端に、ピストン棒3を介して固
定した摺動台4の下側に取付けられる空気シリンダ5に
よって摺動するピストン6に連結された摺動ブロック7
を介して摺動自在に装架される。
【0014】8は前記上型1の成型面である下面1aに
略一定間隔で形成された多数の搾水吸引孔であり、この
搾水吸引孔8は前記上型1の一側に設けた搾水吸引通路
9を介して装置外の真空源、例えば真空ブロワーに接続
されることによりセメント・モルタルSの成型品S′か
らの排水を行う。
略一定間隔で形成された多数の搾水吸引孔であり、この
搾水吸引孔8は前記上型1の一側に設けた搾水吸引通路
9を介して装置外の真空源、例えば真空ブロワーに接続
されることによりセメント・モルタルSの成型品S′か
らの排水を行う。
【0015】前記搾水吸引通路9は、略水平に並設され
た複数の集水管10を介して前記搾水吸引孔8に接続さ
れている。
た複数の集水管10を介して前記搾水吸引孔8に接続さ
れている。
【0016】11は前記集水管10の一側を閉塞する止
板であり、この止板11は前記搾水吸引通路9とは反対
の他側に配設されている。
板であり、この止板11は前記搾水吸引通路9とは反対
の他側に配設されている。
【0017】12は大気吸引管であり、この大気吸引管
12は前記止板11の設置個所付近に連結孔13を介し
て前記集水管10と連通される。またこの大気吸引管1
2は、図示のように上型1の前記集水管10よりも上方
の平面においてこれと略直交する方向に設けるとよい。
12は前記止板11の設置個所付近に連結孔13を介し
て前記集水管10と連通される。またこの大気吸引管1
2は、図示のように上型1の前記集水管10よりも上方
の平面においてこれと略直交する方向に設けるとよい。
【0018】14は前記大気吸引管12内に略同心的に
挿設された給水管であり、この給水管14は、その管壁
に孔が設けらて前記大気吸引管12と連通することによ
り、集水管10側からの吸引力により給水管14の水は
大気吸引管12内に生ずる空気を混合して搾水吸引通路
9を絶えず洗浄しながら、成型時に搾水吸引孔8からの
搾水と合流して吸引される。
挿設された給水管であり、この給水管14は、その管壁
に孔が設けらて前記大気吸引管12と連通することによ
り、集水管10側からの吸引力により給水管14の水は
大気吸引管12内に生ずる空気を混合して搾水吸引通路
9を絶えず洗浄しながら、成型時に搾水吸引孔8からの
搾水と合流して吸引される。
【0019】15は前記上型1の下面に取付金具16を
用いて取付けられる濾過板ユニットであり、この濾過板
ユニット15は金網、脱水布、水切鉄板等を重合して形
成される。
用いて取付けられる濾過板ユニットであり、この濾過板
ユニット15は金網、脱水布、水切鉄板等を重合して形
成される。
【0020】17は前記摺動ブロック7に連結されるピ
ストン棒6とは反対側の設置個所に設けられた原料供給
装置であり、この原料供給装置17によって原料として
のセメント・モルタルSのベース基板部Bを形成する場
合に下型1′に対して供給される。
ストン棒6とは反対側の設置個所に設けられた原料供給
装置であり、この原料供給装置17によって原料として
のセメント・モルタルSのベース基板部Bを形成する場
合に下型1′に対して供給される。
【0021】前記摺動ブロック7は、2位置間を略水平
方向に移動可能である。このうち第1の位置(図1に示
す位置)は、上型1が下降することにより、下型1′お
よび型枠18とともに成型品S′を成型するための成型
空間ができる位置である。また第2の位置は、シリンダ
19によって上下動する受台20に上型1の下面1aが
上下方向に整合し、この位置で成型後に上型1が搬送す
る成型品Sを受台20に受け渡す位置である。
方向に移動可能である。このうち第1の位置(図1に示
す位置)は、上型1が下降することにより、下型1′お
よび型枠18とともに成型品S′を成型するための成型
空間ができる位置である。また第2の位置は、シリンダ
19によって上下動する受台20に上型1の下面1aが
上下方向に整合し、この位置で成型後に上型1が搬送す
る成型品Sを受台20に受け渡す位置である。
【0022】1′aは成型時に多数の表装固形物Hを下
型1′の上面に並設するために、前記下型1′の上面に
表装固形物Hの外形寸法よりも僅かに大きい平面寸法に
形成された設置凹部であり、この設置凹部1′aの深さ
hは隣接する相互間に成型される目地部Mに相当するよ
うに、設置凹部1′a内に収納される前記表装固形物H
の略下半部が埋め込まれるようになっている。図示の設
置凹部1′aの深さhは例示であり、その増減変更は成
型される成型品S′の目地部Mに応じて自由に調整でき
る。
型1′の上面に並設するために、前記下型1′の上面に
表装固形物Hの外形寸法よりも僅かに大きい平面寸法に
形成された設置凹部であり、この設置凹部1′aの深さ
hは隣接する相互間に成型される目地部Mに相当するよ
うに、設置凹部1′a内に収納される前記表装固形物H
の略下半部が埋め込まれるようになっている。図示の設
置凹部1′aの深さhは例示であり、その増減変更は成
型される成型品S′の目地部Mに応じて自由に調整でき
る。
【0023】前記下型1′の周囲に設けた前記型枠18
は、シリンダ21の駆動によって下型1′に対して上下
方向に摺動し、また成型後に下降することにより成型品
S′の側面から完全に離れて離型を容易且つ確実に行
う。
は、シリンダ21の駆動によって下型1′に対して上下
方向に摺動し、また成型後に下降することにより成型品
S′の側面から完全に離れて離型を容易且つ確実に行
う。
【0024】前記成型品S′は図2、図3、図4に示す
ように、多数、並設した略板状の表装固形物Hと、該表
装固形物Hを表面側に所望間隔、所望深さの目地部Mを
あけて固定するためのセメント・モルタルSにて形成さ
れるベース基板部Bとから形成される。
ように、多数、並設した略板状の表装固形物Hと、該表
装固形物Hを表面側に所望間隔、所望深さの目地部Mを
あけて固定するためのセメント・モルタルSにて形成さ
れるベース基板部Bとから形成される。
【0025】前記表装固形物Hとしては、例えばタイル
陶片T、セラミック、ガラス等の無機焼成物、御影石、
大理石、げんしょう石、鉄平石等の天然石、さらには合
成樹脂が挙げられる。
陶片T、セラミック、ガラス等の無機焼成物、御影石、
大理石、げんしょう石、鉄平石等の天然石、さらには合
成樹脂が挙げられる。
【0026】本発明において使用する装置の一例は上記
構成からなり、本方法発明を表装固形物Hとしてタイル
陶片Tを使用し、外壁パネルを製造する場合を一実施例
として以下工程順に説明する。
構成からなり、本方法発明を表装固形物Hとしてタイル
陶片Tを使用し、外壁パネルを製造する場合を一実施例
として以下工程順に説明する。
【0027】これには先ず第1工程として図1、図2、
図3および図5に示すように、下型1′の上面に設けた
多数の設置凹部1′a内に表装固形物Hとしてのタイル
陶片Tを、その表面Taを下向きにして各々収容させる
ことにより、下型1′の上面に多数、配置する。この
際、設置凹部1′aは、表装固形物Hの外形寸法よりも
僅かに大きい平面寸法に形成され、その深さhは隣接す
る表装固形物Hの相互間に成型される目地部Mに相当す
るように、設置凹部1′a内に収容されるタイル陶片T
の略下半部が埋め込まれるようになっている。その後、
シリンダ21が駆動して下型1′に対して型枠18が図
5に示すように上昇する。
図3および図5に示すように、下型1′の上面に設けた
多数の設置凹部1′a内に表装固形物Hとしてのタイル
陶片Tを、その表面Taを下向きにして各々収容させる
ことにより、下型1′の上面に多数、配置する。この
際、設置凹部1′aは、表装固形物Hの外形寸法よりも
僅かに大きい平面寸法に形成され、その深さhは隣接す
る表装固形物Hの相互間に成型される目地部Mに相当す
るように、設置凹部1′a内に収容されるタイル陶片T
の略下半部が埋め込まれるようになっている。その後、
シリンダ21が駆動して下型1′に対して型枠18が図
5に示すように上昇する。
【0028】次いで第2工程として原料供給装置17が
駆動して原料のセメント・モルタルSを前記表装固形物
Hとしてのタイル陶片Tの上方から下型1′内へ投入す
る(図6参照)。そして型枠18をさらに上げてシリン
ダ21の駆動によって上型1に接着し、また上型1に設
けた搾水吸引通路9を通じて真空にしながら高圧プレス
ピストンとしての油圧シリンダー2を下降させてセメン
ト・モルタルSを加圧して圧縮すると、このセメント・
モルタルSの組成物としての砂、セメントの間に存する
空隙内に含まれている水が50〜100kg/cm 2 の加圧
時の高圧縮力によって下型1′内へセメント・モルタル
Sから追い出される(図2、図7参照)。
駆動して原料のセメント・モルタルSを前記表装固形物
Hとしてのタイル陶片Tの上方から下型1′内へ投入す
る(図6参照)。そして型枠18をさらに上げてシリン
ダ21の駆動によって上型1に接着し、また上型1に設
けた搾水吸引通路9を通じて真空にしながら高圧プレス
ピストンとしての油圧シリンダー2を下降させてセメン
ト・モルタルSを加圧して圧縮すると、このセメント・
モルタルSの組成物としての砂、セメントの間に存する
空隙内に含まれている水が50〜100kg/cm 2 の加圧
時の高圧縮力によって下型1′内へセメント・モルタル
Sから追い出される(図2、図7参照)。
【0029】そしてこの水の一部はタイル陶片Tの表面
Ta側の下面に浸出されて微細な凹凸面内に入り込むの
で、セメント・モルタルSおよびタイル陶片Tが上記の
ように50〜100kg/cm 2 の高圧縮力にて加圧されて
もタイル陶片Tの下面に浸出した水が圧縮力と略同受圧
力となり、タイル陶片Tの緩衝作用を発揮するため、タ
イル陶片Tの割れやカケが防止されながら搾水が行なわ
れる(図3参照)。一方、搾水は金網、脱水布、水切鉄
板等を組合わせた濾過板ユニット15とにより濾過され
て上型1の搾水吸引孔8内に吸引されて搾水吸引通路9
により排水される。
Ta側の下面に浸出されて微細な凹凸面内に入り込むの
で、セメント・モルタルSおよびタイル陶片Tが上記の
ように50〜100kg/cm 2 の高圧縮力にて加圧されて
もタイル陶片Tの下面に浸出した水が圧縮力と略同受圧
力となり、タイル陶片Tの緩衝作用を発揮するため、タ
イル陶片Tの割れやカケが防止されながら搾水が行なわ
れる(図3参照)。一方、搾水は金網、脱水布、水切鉄
板等を組合わせた濾過板ユニット15とにより濾過され
て上型1の搾水吸引孔8内に吸引されて搾水吸引通路9
により排水される。
【0030】そしてタイル陶片Tは、その略上半部がセ
メント・モルタルSのベース基板部Bに埋め込まれて固
定される。
メント・モルタルSのベース基板部Bに埋め込まれて固
定される。
【0031】その後、油圧シリンダー21の圧抜きをし
て型枠18を下げ、セメント・モルタルSのベース基板
部Bに裏面側の略上半部が固定された多数のタイル陶片
Tによって表面が張られた外壁パネルとしての成型品
S′を上型1に吸着したままピストン棒3を上げる。そ
してその上昇が終わると同時にピストン6で上型1を移
動し、同時に真空バルブを止めると、成型品S′は濾過
板ユニット15の金網と脱水布とから離れてシリンダ1
9により上昇した受台20で受けられ、適時に搬出さ
れ、シリンダ19は下降する。
て型枠18を下げ、セメント・モルタルSのベース基板
部Bに裏面側の略上半部が固定された多数のタイル陶片
Tによって表面が張られた外壁パネルとしての成型品
S′を上型1に吸着したままピストン棒3を上げる。そ
してその上昇が終わると同時にピストン6で上型1を移
動し、同時に真空バルブを止めると、成型品S′は濾過
板ユニット15の金網と脱水布とから離れてシリンダ1
9により上昇した受台20で受けられ、適時に搬出さ
れ、シリンダ19は下降する。
【0032】そして表装固形物Hを下型1′の下面に供
給後に摺動ブロック6に設けられていた原料供給装置1
7から再びセメント・モルタルSは下型1′に投入さ
れ、上型1に吸着されていた成型品S′が離れると、上
型1は旧位に戻り、同時に型枠18も上昇して加圧位置
に復するとピストン棒3が下降して再び成型作業を繰返
す。
給後に摺動ブロック6に設けられていた原料供給装置1
7から再びセメント・モルタルSは下型1′に投入さ
れ、上型1に吸着されていた成型品S′が離れると、上
型1は旧位に戻り、同時に型枠18も上昇して加圧位置
に復するとピストン棒3が下降して再び成型作業を繰返
す。
【0033】図8は扁平な上面部1′a1 を有する前記
下型1′の上面に取付けられる型補助板30に下型1′
の上面に形成する設置凹部1′aを多数形成した本発明
の他の実施例であり、設置凹部1′aの製作、加工を容
易且つ確実になして製作コストを安価にするとともに成
型品S′に応じた種々の形状、大きさ、目地部Mに対応
する深さhの設置凹部1′aを有する数種の型補助板3
0を共通の下型1′の上面に交換可能に取付け、或いは
表装固形物Hを張付けて供給することにより種々の成型
品S′を成型して汎用性を発揮するようにする点が上記
実施例と異なる。
下型1′の上面に取付けられる型補助板30に下型1′
の上面に形成する設置凹部1′aを多数形成した本発明
の他の実施例であり、設置凹部1′aの製作、加工を容
易且つ確実になして製作コストを安価にするとともに成
型品S′に応じた種々の形状、大きさ、目地部Mに対応
する深さhの設置凹部1′aを有する数種の型補助板3
0を共通の下型1′の上面に交換可能に取付け、或いは
表装固形物Hを張付けて供給することにより種々の成型
品S′を成型して汎用性を発揮するようにする点が上記
実施例と異なる。
【0034】また図9に示すものは本発明の第3実施例
であり、この実施例においては下型1′の上面に設ける
設置凹部1′aを下型1′の外縁部から僅かな間隙Kを
介して略全域に配置して形成することにより、大判のタ
イル陶片T′をセメント・モルタルSによって形成した
ベース基板部Bにその略上半部を埋め込んで固定するこ
とによって成型品S′を成型するようにした点が前記各
実施例とは異なる。
であり、この実施例においては下型1′の上面に設ける
設置凹部1′aを下型1′の外縁部から僅かな間隙Kを
介して略全域に配置して形成することにより、大判のタ
イル陶片T′をセメント・モルタルSによって形成した
ベース基板部Bにその略上半部を埋め込んで固定するこ
とによって成型品S′を成型するようにした点が前記各
実施例とは異なる。
【0035】さらに図10および図11に示すものは本
発明の第4実施例であり、この実施例においては下型
1′の上面に設ける多数の設置凹部1′a相互の略中央
に仕切板40を突設し、合成繊維等の繊維状物42で補
強したベース基板部Bの目地部Mに相当する個所の表装
固形物H相互間に凹溝41を形成した成型品S′を成型
するものである。そして、この成型品S′を例えば舗道
板として使用することにより、敷設現場における敷設個
所の床面に、凹凸があって平らではなかったとしても、
その床面に敷設した成型品S′が凹溝41を設ける相当
個所のA部において割れるようなことがあっても成型品
S′は分割されてバラバラになることなく、床面の凹凸
になじんで屈曲することにより成型品S′の上面は略扁
平になって著しい段差を生じないようになした点が前記
第1実施例と異なる。
発明の第4実施例であり、この実施例においては下型
1′の上面に設ける多数の設置凹部1′a相互の略中央
に仕切板40を突設し、合成繊維等の繊維状物42で補
強したベース基板部Bの目地部Mに相当する個所の表装
固形物H相互間に凹溝41を形成した成型品S′を成型
するものである。そして、この成型品S′を例えば舗道
板として使用することにより、敷設現場における敷設個
所の床面に、凹凸があって平らではなかったとしても、
その床面に敷設した成型品S′が凹溝41を設ける相当
個所のA部において割れるようなことがあっても成型品
S′は分割されてバラバラになることなく、床面の凹凸
になじんで屈曲することにより成型品S′の上面は略扁
平になって著しい段差を生じないようになした点が前記
第1実施例と異なる。
【0036】上記各実施例においては略板状の表装固形
物Hとしてタイル陶片T,T′を使用し、このタイル陶
片T,T′をセメント・モルタルSにて形成するベース
基板部Bよりなる外壁パネルに固定することによって外
壁パネルを成型品S′として成型する場合につき説明し
たが、表装固形物Hとしてはタイル陶片T,T′のほか
に御影石、大理石、げんしょう石、鉄平石等の天然石、
またセラミック、ガラス等の無機的な焼成材料、さらに
は合成樹脂等がある。
物Hとしてタイル陶片T,T′を使用し、このタイル陶
片T,T′をセメント・モルタルSにて形成するベース
基板部Bよりなる外壁パネルに固定することによって外
壁パネルを成型品S′として成型する場合につき説明し
たが、表装固形物Hとしてはタイル陶片T,T′のほか
に御影石、大理石、げんしょう石、鉄平石等の天然石、
またセラミック、ガラス等の無機的な焼成材料、さらに
は合成樹脂等がある。
【0037】また上記実施例においては、下型1′の上
面に設けた設置凹部1′a内に1枚づつ表装固形物Hと
してのタイル陶片T′等を収容するようにしたが、これ
に代えて例えば接着剤付のビニール・シートのような離
型シートの表面に剥離可能に所定位置に多数の表装固形
物Hを接着しておくことにより、設置凹部1′a内に表
装固形物Hを一度に位置決めして多数収容でき、その後
セメント・モルタルSを下型1′内に表装固形物Hの上
面から投入して表装固形物Hをベース基板部Bに固定後
に前記離型シートを表装固形物Hから剥がすようにすれ
ば、表装固形物Hの下型1′に対する設置凹部1′aへ
の位置決めと、ベース基板部Bに対する位置決めと固定
作業とを上記実施例よりも迅速且つ正確に行なうことが
できる。
面に設けた設置凹部1′a内に1枚づつ表装固形物Hと
してのタイル陶片T′等を収容するようにしたが、これ
に代えて例えば接着剤付のビニール・シートのような離
型シートの表面に剥離可能に所定位置に多数の表装固形
物Hを接着しておくことにより、設置凹部1′a内に表
装固形物Hを一度に位置決めして多数収容でき、その後
セメント・モルタルSを下型1′内に表装固形物Hの上
面から投入して表装固形物Hをベース基板部Bに固定後
に前記離型シートを表装固形物Hから剥がすようにすれ
ば、表装固形物Hの下型1′に対する設置凹部1′aへ
の位置決めと、ベース基板部Bに対する位置決めと固定
作業とを上記実施例よりも迅速且つ正確に行なうことが
できる。
【0038】さらに、成型品S′としては上記実施例の
ように外壁パネルに限らず、内装パネル、床板、天井
板、化粧板、舗道板等、適用範囲は広範であり、用途は
広い。
ように外壁パネルに限らず、内装パネル、床板、天井
板、化粧板、舗道板等、適用範囲は広範であり、用途は
広い。
【0039】
【発明の効果】上述のように本発明は、成型品の成型時
に高圧縮力をかけてもタイル陶片等の表装固形物がひび
割れや破壊が生ずることなく、しかも工程数が少なく簡
素化されて時間と手間がかからず、能率的に成型が行な
える。
に高圧縮力をかけてもタイル陶片等の表装固形物がひび
割れや破壊が生ずることなく、しかも工程数が少なく簡
素化されて時間と手間がかからず、能率的に成型が行な
える。
【図1】図1は本発明の製造装置の一実施例を示す断面
図である。
図である。
【図2】図2は要部の断面図である。
【図3】図3は同じく拡大断面図である。
【図4】成型品としての外壁パネルを示す平面図であ
る。
る。
【図5】下型に対して型枠を上昇して下型の上面に設け
た設置凹部内に表装固形物を収容した状態の第1工程を
説明的に示した工程断面図である。
た設置凹部内に表装固形物を収容した状態の第1工程を
説明的に示した工程断面図である。
【図6】同じく下型内の表装固形物の上面ににベース基
板部としてのセメント・モルタルを投入した第2工程を
説明的に示した工程断面図である。
板部としてのセメント・モルタルを投入した第2工程を
説明的に示した工程断面図である。
【図7】さらに加圧、搾水を行う成型時の第3工程を説
明的に示した工程断面図である。
明的に示した工程断面図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図9】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図10】本発明の第4実施例を示す断面図である。
【図11】同じくその結果物をしての成型品を示す断面
図である。
図である。
【図12】従来の流し込みによる成型方法を示す断面図
である。
である。
1 上型 1a 下面 1′ 下型 2 油圧シリンダー 3 ピストン棒 8 搾水吸引孔 9 搾水吸引通路 18 型枠 21 シリンダ 41 凹溝 S セメント・モルタル S′ 成型品 B ベース基板部 M 目地部 H 表装固形物 T タイル陶片
Claims (8)
- 【請求項1】 搾水吸引通路を設けるとともに成型面に
搾水吸引孔を有する上型と、下型とを用いて加圧・搾水
することにより成型されるセメント・モルタル成型品の
成型方法にして、前記下型に略板状の表装固形物をその
表面を下方にして配置する工程と、次いで該表装固形物
を配置するベース基板部を形成するのに、該表装固形物
の上方からセメント・モルタルを投入する工程と、前記
上型と下型とにより前記表装固形物と前記セメント・モ
ルタルとを加圧・圧縮する工程とから成り、その圧縮力
により前記セメント・モルタルに含まれる水分の一部を
前記表装固形物の表面側下面に浸出させて前記圧縮と前
記表面側下面の圧力を略同一にして保持させることを特
徴としたセメント・モルタル成型品の成型方法。 - 【請求項2】 前記表装固形物がセメント・モルタルに
て形成される前記ベース基板部の表面に多数、固定され
ることを特徴とした請求項1に記載のセメント・モルタ
ル成型品の成型方法。 - 【請求項3】 前記表装固形物相互間の前記ベース基板
部に、下型の上面に設けた多数の設置凹部相互の略中央
に突設した仕切板により凹溝を形成することを特徴とし
た請求項1または請求項2の何れかに記載のセメント・
モルタル成型品の成型方法。 - 【請求項4】 前記表装固形物が前記ベース基板部の外
縁部から僅かな間隙を存して略全域に固定されることを
特徴とした請求項1に記載のセメント・モルタル成型品
の成型方法。 - 【請求項5】 前記表装固形物は、剥離シートに剥離可
能に仮固定されて前記下型の設置凹部内に収容し、次い
で前記表装固形物をベース基板部に固定し離型後に前記
離型シートを離型することを特徴とした請求項1に記載
のセメント・モルタル成型品の成型方法。 - 【請求項6】 前記表装固形物がタイル陶片、御影石、
大理石、げんしょう石、鉄平石、セラミック、ガラス、
合成樹脂の何れかであることを特徴とした請求項1に記
載のセメント・モルタル成型品の成型方法。 - 【請求項7】 成型面に搾水吸引孔を有し、搾水吸引通
路を設けるとともに上下動する高圧プレスピストンの下
端に取付けられた上型と、該上型が衝合する下型と、該
下型の周囲に上下動自在に配置した型枠とから成るセメ
ント・モルタル成型品の製造装置にして、ベース基板部
の下面に表面を下向きにして固定される略板状の表装固
形物の下方部を目地部に相当する深さに収容する設置凹
部を前記下型の上面に設けたことを特徴とするセメント
・モルタル成型品の製造装置。 - 【請求項8】 前記設置凹部は、略扁平な上面部を有す
る前記下型の上面に重合して取付けられる型補助板に形
成されたことを特徴とする請求項7に記載のセメント・
モルタル成型品の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16271092A JPH06102329B2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | セメント・モルタル成型品の成型方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16271092A JPH06102329B2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | セメント・モルタル成型品の成型方法および製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06805A true JPH06805A (ja) | 1994-01-11 |
JPH06102329B2 JPH06102329B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=15759826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16271092A Expired - Lifetime JPH06102329B2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | セメント・モルタル成型品の成型方法および製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102329B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114131744A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-03-04 | 浙江诺丰环保科技有限公司 | 一种印染污泥固化产品的制备装置及制备工艺 |
WO2022236987A1 (zh) * | 2021-05-13 | 2022-11-17 | 福建群峰机械有限公司 | 制砖机压头及制砖模具 |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP16271092A patent/JPH06102329B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022236987A1 (zh) * | 2021-05-13 | 2022-11-17 | 福建群峰机械有限公司 | 制砖机压头及制砖模具 |
CN114131744A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-03-04 | 浙江诺丰环保科技有限公司 | 一种印染污泥固化产品的制备装置及制备工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06102329B2 (ja) | 1994-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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