JP2001138168A - 製品搬出待機システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のパレットボックス２３によって切断機
３に対して離隔した位置に多数の製品ＷＡを待機せしめ
た後において、各パレットボックス２３に作用する重量
がパレットボックス２３の許容重量未満になるように
し、製品ＷＡを収容したパレットボックス２３のフォー
クリフト等による運搬を安全かつ円滑に行う。 【解決手段】 受取り領域Ａに位置決めした適宜のパレ
ットボックス２３に適数の製品ＷＡを収容した後に同一
材料Ｗから切断分離される別の製品ＷＡをこの適宜のパ
レットボックス２３に収容した場合に適宜のパレットボ
ックス２３に作用する重量がパレットボックス２３の許
容重量以上になると、別のパレットボックス２３を受取
り領域Ａに位置決めするように台車移動手段１９を制御
して別のパレットボックス２３へ上記別の製品ＷＡを上
方向から受渡すように製品搬出装置３３におけるバイス
シリンダ５５を制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、切断機による複数
回の切断加工によって材料から切断分離された複数の製
品を順次搬出方向へ搬出して待機せしめる製品搬出待機
システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の製品搬出待機システムについて簡
単に説明すると、以下のようになる。

【０００３】すなわち、切断機に対して離隔した位置に
は台車が長手方向へ移動可能に設けてあり、適宜位置に
はこの台車を上記長手方向へ移動させる台車移動手段が
設けてある。上記台車には製品を収容する複数のパレッ
トボックスが上記長手方向へ適宜に載置してあり、上記
台車の長手方向へ移動させることにより、複数のパレッ
トボックスのうち選択したパレットボックスを受取り領
域に位置決めできるように構成してある。ここで、受取
り領域の近傍には光電センサが設けてあり、この光電セ
ンサは、パレットボックスに収容した製品によって測定
光の光路が遮られたか否かを測定することにより、パレ
ットボックスにおいて製品のオーバーフロー状態の有無
を検出するものである。そして、切断機の搬出側には製
品を搬出方向へ搬出する製品搬出装置が設けてあり、こ
の製品搬出装置は受取り領域に位置決めしたパレットボ
ックスへ製品を上方向から受渡しできるように構成して
ある。

【０００４】従って、台車移動手段の駆動により台車を
長手方向へ移動させて、選択したパレットボックスを受
取り領域に位置決めする。又、製品搬出装置により材料
から切断分離された製品を搬出方向へ搬出する。そし
て、製品搬出装置により選択したパレットボックスに製
品を上方向から受渡す。これによって、選択したパレッ
トボックスに製品を収容することができる。更に、製品
の搬出、受渡しを適数回（１回又は複数回）行った場合
には、選択したパレットボックスに複数の製品を収容す
ることができる。

【０００５】上述の作用を複数回繰り返すことにより、
複数のパレットボックスに適数（１つ又は複数）の製品
をそれぞれ収容でき、切断機に対して離隔した位置に多
数の製品を待機せしめることができる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところで、各パレット
ボックスが製品のオーバーフロー状態になることなく、
複数のパレットボックスによって切断機に対して離隔し
た位置に多数の製品を待機せしめることができるが、多
数の製品を待機せしめた後に、パレットボックスに作用
する重量、すなわちパレットボックスの自重とパレット
ボックスに収容した適数の製品の重量の和がパレットボ
ックスの許容重量以上になる場合がある。

【０００７】この場合には、製品を収容したパレットボ
ックスのフォークリフト等による運搬を安全かつ円滑に
行うことが困難になる。

【０００８】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明に
あっては、切断機による複数回の切断加工によって材料
から切断分離された複数の製品を順次搬出方向へ搬出し
て待機せしめる製品搬出待機システムにおいて、上記切
断機に対して離隔した位置に台車を長手方向へ移動可能
に設け、この台車を上記長手方向へ移動させる台車移動
手段を設け、上記台車に製品を収容する複数のパレット
ボックスを上記長手方向へ載置し、上記台車を長手方向
へ移動させることにより複数のパレットボックスのうち
選択したパレットボックスを製品を受取り可能な受取り
領域に位置決めできるように構成し、上記切断機の搬出
側に製品を搬出方向へ搬出する製品搬出装置を設け、こ
の製品搬出装置を受取り領域に位置決めしたパレットボ
ックスへ製品を上方向から受渡しできるように構成し、
受取り領域に位置決めした適宜のパレットボックスに適
数（１つ又は複数）の製品を収容した後に同一材料から
切断分離される別の製品を収容した場合にこの適宜のパ
レットボックスに作用する重量がパレットボックスの許
容重量以上になると、別のパレットボックスを受取り領
域に割出すように前記台車移動手段を制御して別のパレ
ットへ上記別の製品を上方向から受渡すように前記製品
搬出装置を制御する制御手段を設けてなることを特徴と
する。

【０００９】ここで、別の製品を収容した場合とは、別
の製品を適宜のパレットボックスに実際に収容した場合
と、別の製品を適宜のパレットボックスに収容したこと
を想定した場合の両方を含む。又、適宜のパレットボッ
クスに作用する重量とは、適宜のパレットボックスの自
重と適宜のパレットボックスに収容した適数の製品の重
量の和のことをいう。更に、パレットボックスの許容重
量とは、フォークリフト等による運搬動作を安全かつ円
滑に行うことができる最大の重量のことをいう。

【００１０】請求項１に記載の発明特定事項によると、
台車移動手段の駆動により台車を長手方向へ移動させ
て、選択したパレットボックスを受取り領域に位置決め
する。

【００１１】また、製品搬出装置の作動により材料から
切断分離された製品を搬出方向へ搬出する。そして、製
品搬出装置の作動により選択したパレットボックスに製
品を上方向から受渡す。これによって、選択したパレッ
トボックスに製品を収容することができる。更に、製品
の搬出、受渡しを適数回行った場合には、選択したパレ
ットボックスに複数の製品を収容することができる。

【００１２】上述の作用を複数回行うことにより、複数
のパレットボックスに適数の製品をそれぞれ収容するこ
とができ、切断機に離隔した位置に多数の製品を待機せ
しめることができる。

【００１３】上述の作用の下で、受取り領域に位置決め
した適宜のパレットボックスに適数の製品を収容した後
に同一材料から切断分離される別の製品をこの適宜のパ
レットボックスに収容した場合に適宜のパレットボック
スに作用する重量が許容重量以上になると、制御手段に
より台車移動手段を制御して別のパレットボックスを受
取り領域に位置決めし、製品搬出装置を制御してこの別
のパレットボックスへ上記別の製品を上方向から受渡
す。従って、複数のパレットボックスによって切断機に
対して離隔した位置に多数の製品を待機せしめた後にお
いて、各パレットボックスに作用する重量がパレットボ
ックスの許容重量未満になるようにすることができ、そ
の結果、各パレットボックスが製品のオーバーフロー状
態になっていないとみなされる。

【００１４】請求項２に記載の発明にあっては、請求項
１に記載の発明特定事項の他に、前記受取り領域に位置
決めしたパレットボックスに作用する重量を測定する重
量測定器を設けてなることを特徴とする。

【００１５】請求項２に記載の発明特定事項によると、
請求項１に記載の発明特定事項による作用の他に、重量
測定器により受取り領域に位置決めしたパレットボック
スに作用する重量を測定する。

【００１６】請求項３に記載の発明にあっては、請求項
２に記載の発明特定事項の他に、前記受取り領域に位置
決めした適宜のパレットボックスに適数の製品を収容し
た後に、この適宜のパレットボックスに作用する重量に
基づいて、同一材料から切断分離される次の製品をこの
適宜のパレットボックスに収容したことを想定した場合
に適宜のパレットボックスに作用する重量を演算する演
算手段を設け、この演算された適宜のパレットボックス
に作用する重量がパレットボックスの許容重量以上にな
ると、別のパレットボックスを受取り領域に位置決める
ように前記台車移動手段を制御して別のパレットへ上記
別の製品を上方向から受渡すように前記製品搬出装置を
制御する制御手段を設けてなることを特徴とする。

【００１７】請求項３に記載の発明特定事項によると、
請求項２に記載の発明特定事項による作用の他に、受取
り領域に位置決めした適宜のパレットボックスに適数の
製品を収容した後に、演算手段により、適宜のパレット
ボックスに作用する重量に基づいて、同一材料から切断
分離される次の製品をこの適宜のパレットボックスに収
容したことを想定した場合に適宜のパレットボックスに
作用する重量を演算する。そして、演算された適宜のパ
レットボックスに作用する重量が許容重量以上になる
と、制御手段により台車移動手段を制御して別のパレッ
トボックスを受取り領域に位置決めし、製品搬出装置を
制御して別のパレットボックスへ上記別の製品を上方向
から受渡す。

【００１８】

【発明の実施の形態】図１〜図３を参照するに、本発明
の実施の形態に係る製品搬出待機システム１は、帯鋸盤
３（切断機の一例）による複数回の切断加工によって材
料Ｗから切断分離された複数の製品ＷＡを順次搬出方向
（前方向、図１において紙面に向って表方向、図２にお
いて下方向、図３において左方向）へ搬出して待機せし
めるシステムである。ここで、帯鋸盤３は、ベースフレ
ーム５と、このベースフレーム５に上下方向（図１及び
図３において上下方向、図２において紙面に向って表裏
方向）へ揺動可能に設けられた鋸刃ハウジング７と、こ
の鋸刃ハウジング７内に循環走行可能に設けられたエン
ドレス状の帯鋸刃９と、ベースフレーム５に設けられか
つ材料Ｗを挟持する本体バイス装置１１とを備えてい
る。

【００１９】以下、製品搬出待機システム１について詳
細に説明する。

【００２０】帯鋸盤３に対して離隔した位置にはベッド
１３が左右方向（図１〜図３において左右方向）へ延伸
して設けてあり、このベッド１３には一対のガイドレー
ル１５が左右方向へ延伸して設けてある。一対のガイド
レール１５には台車１７が左右方向（台車１７の長手方
向）へ移動可能に設けてある。台車１７を左右方向へ移
動させるため、ベッド１３の適宜位置には台車用モータ
１９の駆動により循環走行可能かつ前後方向に延びたエ
ンドレスのチェン２１が設けてあり、このチェン２１の
一部分が台車１７に連結してある。ここで、台車１７を
左右方向へ移動させることにより、複数のパレットボッ
クス２３のうち選択したパレットボックス２３を製品Ｗ
Ａを受取り可能な受取り領域Ａに位置決めできるように
構成してある。

【００２１】上記台車１７には製品ＷＡを収容する複数
のパレットボックス２３が左右方向へ適宜に載置してあ
り、各台車１７はパレットボックス２３に作用する重量
を検出する重量測定器２５をそれぞれ備えている。ここ
で、パレットボックス２３に作用する重量とは、パレッ
トボックス２３の自重とパレットボックス２３に収容し
た適数の製品ＷＡの重量の和のことをいう。又、各パレ
ットボックス２３の下部にはフォークリフト２７のフォ
ーク２７ｆが挿入可能な脚部２９がそれぞれ備えてあっ
て、フォークリフト２７の他にクレーンを用いてパレッ
トボックス２３を運搬するために、パレットボックス２
３の上部には運搬用ロープが挿入可能な複数の挿入穴３
１が設けてある。

【００２２】帯鋸盤３におけるベースフレーム５の搬出
側には製品ＷＡを搬出方向へ搬出する製品搬出装置３３
が設けてある。

【００２３】即ち、帯鋸盤３におけるベースフレーム５
の搬出側には門型フレーム３５が立設してあって、この
門型フレーム３５の上部には一対のガイド部材３７が前
後方向へ延伸して設けてある。一対のガイド部材３７に
はスライダ３９が走行モータ４１の駆動により前後方向
へ移動可能に設けてある。上記スライダ３９には昇降体
４３が複数の昇降バー４５を介して昇降自在に設けてあ
り、昇降体４３を昇降させるため、スライダ３９には昇
降可能（上下方向へ移動可能）なピストンロッド４７を
備えた昇降シリンダ４９が設けてあり、このピストンロ
ッド４７の先端部が昇降体４３に連結してある。

【００２４】上記昇降体４３には製品ＷＡを水平方向か
ら挟持する搬出バイス装置５１が設けてある。この搬出
バイス装置５１は、固定バイス５３と、バイスシリンダ
５５の作動により固定バイス５３に対して接近離反する
左右方向へ移動可能な可動バイス５７とを備えている。
ここで、製品ＷＡを挟持した搬出バイス装置５１を受取
り領域Ａの垂直上方（真上）に位置せしめた後に、バイ
スシリンダ５５の作動により可動バイス５７を固定バイ
ス５３に対して離反する右方向へ移動させることによ
り、製品ＷＡの挟持状態を解除して、受取り領域Ａに位
置決めしたパレットボックス２３へ製品ＷＡを上方向か
ら受渡しできるように構成してある。

【００２５】上記製品搬出待機システム１は図４に示す
演算手段５９と制御手段６１を備えている。上記演算手
段５９には複数の重量測定器２５が接続してあって、演
算手段５９は、受取り領域Ａに位置決めした適宜のパレ
ットボックス２３に適数の製品ＷＡを収容した後に、こ
の適宜のパレットボックス２３に作用する重量に基づい
て、例えば製品ＷＡの単位長さ当たりの重量を求め、同
一材料Ｗから切断分離される次の製品ＷＡをこの適宜の
パレットボックス２３に収容したことを想定した場合に
適宜のパレットボックス２３に作用する重量を演算する
ものである。

【００２６】上記制御手段６１には台車用モータ１９と
昇降シリンダ４９とバイスシリンダ５５が接続してあっ
て、制御手段６１は、演算手段５９により演算された適
宜のパレットボックス２３に作用する重量ＷＡが許容重
量以上になると、別のパレットボックス２３を受取り領
域Ａに位置決めするように台車用モータ１９を制御し
て、昇降体４３を下降させるように昇降シリンダ４９を
制御し、さらに可動バイス５７を固定バイス５３に対し
て離反する右方向へ移動させて上記別のパレットボック
ス２３へ上記別の製品ＷＡを上方向から受渡すようにバ
イスシリンダ５５を制御するものである。ここで、パレ
ットボックス２３の許容重量とは、フォークリフト２７
又はクレーンによる運搬動作を安全かつ円滑に行うこと
ができる最大の重量のことをいう。

【００２７】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。

【００２８】台車用モータ１９の駆動により台車１７を
左右方向へ移動させて、選択したパレットボックス２３
を受取り領域Ａに位置決めする。又、材料Ｗから切断分
離された製品ＷＡを固定バイス５３と可動バイス５７に
より挟持した状態の下で、走行モータ４１の駆動により
スライダ３９を前方向（搬出方向）へ移動させることに
より、製品Ｗを前方向へ搬送して、選択したパレットボ
ックス２３の垂直上方（真上）に位置せしめることがで
きる。そして、昇降シリンダ４９の作動により昇降体４
３を下降させて、バイスシリンダ５５の作動により可動
バイス５７を固定バイス５３に対して離反する右方向へ
移動させることにより、選択したパレットボックス２３
に上記製品ＷＡを受渡すことができる。これによって、
選択したパレットボックス２３に製品ＷＡを収容するこ
とができる。更に、製品ＷＡの搬出、受渡しを適数回行
った場合には、選択したパレットボックス２３に複数の
製品ＷＡを収容することができる。

【００２９】上述の作用を複数回行うことにより、複数
のパレットボックス２３に適数の製品をそれぞれ収容す
ることができ、帯鋸盤３に対して離隔した位置に多数の
製品ＷＡを待機せしめることができる。

【００３０】上述の作用の下で、受取り領域Ａに位置決
めした適宜のパレットボックス２３に適数の製品ＷＡを
収容した後に、演算手段５９によって、この適宜のパレ
ットボックス２３に作用する重量に基づいて、同一材料
Ｗから切断分離される次の製品ＷＡをこの適宜のパレッ
トボックス２３に収容したことを想定した場合に適宜の
パレットボックス２３に作用する重量を演算する。そし
て、演算された適宜のパレットボックス２３に作用する
重量がパレットボックス２３の許容重量以上になると、
制御手段６１によって台車用モータ１９を制御して台車
１７を左右方向へ移動させて別のパレットボックス２３
を受取り領域Ａに位置決めするようにし、昇降シリンダ
４９を制御して昇降体４３を下降させて、さらにバイス
シリンダ５５を制御して可動バイス５７を固定バイス５
３に対して離反する右方向へ移動させて上記別のパレッ
トボックス２３へ上記別の製品ＷＡを上方向から受渡
す。

【００３１】従って、複数のパレットボックス２３によ
って帯鋸盤３に対して離隔した位置に多数の製品ＷＡを
待機せしめた後において、各パレットボックス２３に作
用する重量がパレットボックス２３の許容重量未満にな
ることができ、その結果、各パレットボックス２３が製
品ＷＡのオーバーフロー状態になっていないとみなされ
る。

【００３２】以上のごとき、本発明の実施の形態によれ
ば、複数のパレットボックス２３によって帯鋸盤３に対
して離隔した位置に多数の製品ＷＡを待機せしめた後に
おいて、各パレットボックス２３に作用する重量がパレ
ットボックス２３の許容重量未満になるようにすること
ができるため、製品ＷＡを収容したパレットボックス２
３のフォークリフト２７又はクレーンによる運搬を安全
かつ円滑に行うことができる。

【００３３】

【発明の効果】請求項１〜請求項３のうちのいずれかの
請求項に記載の発明によれば、複数のパレットボックス
によって切断機に対して離隔した位置に多数の製品を待
機せしめた後において、各パレットボックスに作用する
重量がパレットボックスの許容重量未満になるようにす
ることができるため、製品を収容したパレットボックス
のフォークリフト等による運搬を安全かつ円滑に行うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】製品搬出待機システムの正面図であり、一部を
破断している。

【図２】製品搬出待機システムの平面図である。

【図３】図２におけるIII-III線に沿った図である。

【図４】制御ブロック図である。

【符号の説明】

１ 製品搬出待機システム ３ 帯鋸盤 １７ 台車 １９ 台車用モータ ２３ パレットボックス ２５ 重量測定器 ３３ 製品搬出装置 ５９ 演算手段 ６１ 制御手段

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 切断機による複数回の切断加工によって
   材料から切断分離された複数の製品を順次搬出方向へ搬
   出して待機せしめる製品搬出待機システムにおいて、 上記切断機に対して離隔した位置に台車を長手方向へ移
   動可能に設け、この台車を上記長手方向へ移動させる台
   車移動手段を設け、上記台車に製品を収容する複数のパ
   レットボックスを上記長手方向へ載置し、上記台車を長
   手方向へ移動させることにより複数のパレットボックス
   のうち選択したパレットボックスを製品を受取り可能な
   受取り領域に位置決めできるように構成し、上記切断機
   の搬出側に製品を搬出方向へ搬出する製品搬出装置を設
   け、この製品搬出装置を受取り領域に位置決めしたパレ
   ットボックスへ製品を上方向から受渡しできるように構
   成し、受取り領域に位置決めした適宜のパレットボック
   スに適数の製品を収容した後に同一材料から切断分離さ
   れる別の製品を収容した場合にこの適宜のパレットボッ
   クスに作用する重量がパレットボックスの許容重量以上
   になると、別のパレットボックスを受取り領域に割出す
   ように前記台車移動手段を制御して別のパレットへ上記
   別の製品を上方向から受渡すように前記製品搬出装置を
   制御する制御手段を設けてなることを特徴とする製品搬
   出待機システム。
2. 【請求項２】 前記受取り領域に位置決めしたパレット
   ボックスに作用する重量を測定する重量測定器を設けて
   なることを特徴とする請求項１に記載の製品搬出待機シ
   ステム。
3. 【請求項３】 前記受取り領域に位置決めした適宜のパ
   レットボックスに適数の製品を収容した後に、この適宜
   のパレットボックスに作用する重量に基づいて、同一材
   料から切断分離される次の製品をこの適宜のパレットボ
   ックスに収容したことを想定した場合に適宜のパレット
   ボックスに作用する重量を演算する演算手段を設け、こ
   の演算された適宜のパレットボックスに作用する重量が
   パレットボックスの許容重量以上になると、別のパレッ
   トボックスを受取り領域に位置決めるように前記台車移
   動手段を制御して別のパレットへ上記別の製品を上方向
   から受渡すように前記製品搬出装置を制御する制御手段
   を設けてなることを特徴とする請求項２に記載の製品搬
   出待機システム。