JP2001137844A - ダイオキシン光分解装置およびダイオキシン光分解方法 - Google Patents

ダイオキシン光分解装置およびダイオキシン光分解方法

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JP2001137844A
JP2001137844A JP32680399A JP32680399A JP2001137844A JP 2001137844 A JP2001137844 A JP 2001137844A JP 32680399 A JP32680399 A JP 32680399A JP 32680399 A JP32680399 A JP 32680399A JP 2001137844 A JP2001137844 A JP 2001137844A
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Kinzo Ri
勤三 李
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HAMAMATSU AYA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚水に含まれるダイオキシンを効率よく除去
できる技術を提供することである。 【解決手段】 汚水に含まれるダイオキシンを光分解す
る装置であって、内部を汚水が流動する光透過性材料か
らなる導水管と、この導水管の内部を流動する汚水に対
して、波長が12〜172nmの紫外線を照射する第1
の紫外線照射手段と、この第1の紫外線照射手段よりも
下流側に位置し、前記導水管の内部を流動する汚水に対
して、波長が172〜254nmの紫外線を照射する第
2の紫外線照射手段と、この第2の紫外線照射手段より
も下流側に位置し、前記導水管の内部を流動する汚水に
対して、波長が308〜380nmの紫外線を照射する
第3の紫外線照射手段とを具備してなるダイオキシン光
分解装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ゴミ焼却
施設にて排煙冷却に使用された排水に含まれるダイオキ
シンを光分解するための技術に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、ダイオキシン問
題が深刻化してきており、排煙に含まれるダイオキシン
については、燃焼温度を上げるなど、その発生を抑える
ための対策が講じられている。ところで、ダイオキシン
は排煙にのみ含まれるわけではない。例えば、ゴミ焼却
施設にて排煙の冷却に使用された水(汚水)からも、と
きとして、かなりの量のダイオキシンが検出されること
がある。
【0003】しかし現在のところ、こうした汚水に含ま
れるダイオキシンについては、排煙に含まれるものとは
違って、有効な対策(除去方法)が見出されていない。
このため、ダイオキシンを含む汚水は、そのまま河川に
投棄されているのが現状である。なお、汚水に含まれる
ダイオキシンの除去には、活性炭などの吸着材を使用す
ることが考えられる。しかし、この方法では、単位時間
に処理できる汚水の量は極めて僅かであり、ゴミ焼却施
設などから排出される大量の汚水には到底対処できな
い。
【0004】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、汚水に含まれるダイオキシンを効率よく除去でき
る技術を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本課題を解決するため鋭
意研究を推し進めた結果、本発明者は、汚水に含まれる
ダイオキシンを、光の作用によって分解することを思い
ついた。すなわち、効率よくダイオキシンを除去可能な
手法として、本発明者は、光を用いた分解処理法に着目
した。
【0006】さて、本発明者は、汚水に含まれるダイオ
キシンに照射する光として、エネルギーの大きな紫外線
が有効であると考えた。そして更なる研究の結果、紫外
線の波長が12〜172nmであるとき、特に良好にダ
イオキシンが光分解されることを見出した。これは、波
長が12〜172nmの紫外線が、ダイオキシンの分子
における酸素と炭素との結合を確実に切断するからであ
ると考えられる。ちなみに、この反応は次の反応式にて
表される。
【0007】C12n Cl8-n 2 →Cm n Cl8-n
k +O3 +O(1 D) しかし実用化に向けた研究を進めるうち、上記処理のみ
では不十分であることが判ってきた。すなわちダイオキ
シンの分解生成物であるCm n Cl8-n kについて
は、大気中に放出された際の自然環境や生体への悪影響
を考慮すると、より無害なもの(より単純な分子)に変
化させておくのが望ましいことが判明した。
【0008】ところで上記反応式から判るように、ダイ
オキシンを光分解すると、非常に反応性に富んだ励起酸
素原子〔O(1 D)〕が生じる。そして、このO
1 D)は即座に周囲に存在する他の分子と反応する。
実際、このO(1 D)の作用によって、波長が12〜1
72nmの紫外線を照射した直後は、かなりの量のCm
nCl8-n k が酸化(光酸化)されている。すなわ
ちCm n Cl8-n k は、一酸化炭素(CO)、二酸
化炭素(CO2 )、水(H2 O)、更に塩化水素(HC
l)といった、より単純な分子に分解される。
【0009】しかし、波長が12〜172nmの紫外線
による光分解で生じるO(1 D)の量は、全てのCm
n Cl8-n k を分解するには、どうしても不足する。
そこで本発明者は、Cm n Cl8-n k の生成時に、
十分な量のO(1 D)を供給してやれば、このCm n
Cl8-n k を完全に分解できるであろうとの結論に到
達した。
【0010】こうした技術思想に基づき更に研究を進め
る過程で、本発明者は、O(1 D)と共に生じるオゾン
(O3 )を有効活用できないかと考えた。しかし、O3
自体には、Cm n Cl8-n k を分解するほどの反応
性はない。よって、何らかの手段で、O3 をO(1 D)
に変化させる必要がある。本発明者は、これを実現する
手法を検討した結果、波長が172〜254nmの紫外
線を照射する方法が最も効率的であることを見出した。
【0011】ところが、こうした新機軸には、なおも次
のような課題が残されていた。すなわち、上記のごとく
m n Cl8-n k を分解した後も、依然として炭素
と塩素とが結合した分子が残る。したがって、この分子
を分解(炭素と塩素との結合を切断)しなければ、ダイ
オキシンを完全に分解したことにはならない。そこで本
発明者は、これを実現する手法を鋭意探求し、その結
果、波長が308〜380nmの紫外線を照射する方法
が最も効率的であることを見出した。
【0012】本発明は、こうした新知見に基づいてなさ
れたものであり、上記の課題は、汚水に含まれるダイオ
キシンを光分解するための装置であって、内部を汚水が
流動する光透過性材料からなる導水管と、この導水管の
内部を流動する汚水に対して、波長が12〜172nm
の紫外線を照射する第1の紫外線照射手段と、この第1
の紫外線照射手段よりも下流側に位置し、前記導水管の
内部を流動する汚水に対して、波長が172〜254n
mの紫外線を照射する第2の紫外線照射手段と、この第
2の紫外線照射手段よりも下流側に位置し、前記導水管
の内部を流動する汚水に対して、波長が308〜380
nmの紫外線を照射する第3の紫外線照射手段とを具備
してなることを特徴とするダイオキシン光分解装置によ
って解決される。
【0013】なお、本発明のダイオキシン光分解装置に
おいては、導水管が石英系の光透過性材料(例えば合成
石英)から構成されてなることが好ましい。これは、導
水管の周壁面を透過する紫外線のエネルギーロスを最小
限に抑えるためである。また、ダイオキシンの分解効率
を更に向上させるため、少なくとも第1の紫外線照射手
段、第2の紫外線照射手段、および第3の紫外線照射手
段の中のいずれか一つは、導水管の周囲に等間隔で複数
設けられてなることが好ましい。
【0014】そして本発明のダイオキシン光分解装置
は、オゾン供給手段を更に具備し、第1の紫外線照射手
段と第2の紫外線照射手段との間の位置から、このオゾ
ン供給手段によって、導水管の内部を流動する汚水にオ
ゾンが供給されるよう構成されてなることが好ましい。
こうした構造とすることによって、万が一にもオゾン欠
乏といった不具合が起きなくなり、この結果、ダイオキ
シンの光分解が更に確実になされる。ちなみに、上記導
水管内におけるオゾンの濃度は、1ppm程度が好適で
ある。
【0015】また、上記の課題は、汚水に含まれるダイ
オキシンを光分解するための方法であって、光透過性材
料からなる導水管の内部にて汚水を流動させ、前記導水
管の内部を流動する汚水に対して、波長が12〜172
nmの紫外線を照射する第1の紫外線照射処理と、この
第1の紫外線照射処理を経た、前記導水管の内部を流動
する汚水に対して、波長が172〜254nmの紫外線
を照射する第2の紫外線照射処理と、この第2の紫外線
照射処理を経た、前記導水管の内部を流動する汚水に対
して、波長が308〜380nmの紫外線を照射する第
3の紫外線照射処理とを順に実施することを特徴とする
ダイオキシン光分解方法によって解決される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下で本発明の一実施形態として
説明するダイオキシン光分解装置は、汚水に含まれるダ
イオキシンを光分解するためのものである。そして、本
ダイオキシン光分解装置は、内部を汚水が流動する光透
過性材料からなる導水管と、この導水管の内部を流動す
る汚水に対して、波長が12〜172nm、特に126
〜146nmの紫外線を照射する第1の紫外線照射手段
と、この第1の紫外線照射手段よりも下流側に位置し、
上記導水管の内部を流動する汚水に対して、波長が17
2〜254nm、特に253.7nmの紫外線を照射す
る第2の紫外線照射手段と、この第2の紫外線照射手段
よりも下流側に位置し、上記導水管の内部を流動する汚
水に対して、波長が308〜380nm、特に368n
mの紫外線を照射する第3の紫外線照射手段とを具備し
てなる。特に本実施形態では、上記導水管として石英系
の光透過性材料から構成されたものを用いた。また、上
記第1の紫外線照射手段、第2の紫外線照射手段、およ
び第3の紫外線照射手段は全て、導水管の周囲に等間隔
で複数設けられている。そして本ダイオキシン光分解装
置はオゾン供給手段を更に具備し、第1の紫外線照射手
段と第2の紫外線照射手段との間の位置から、このオゾ
ン供給手段によって、導水管の内部を流動する汚水にオ
ゾンが供給されるよう構成されている。
【0017】また、同じく以下で本発明の一実施形態と
して説明するダイオキシン光分解方法も、汚水に含まれ
るダイオキシンを光分解するためのものである。そして
本ダイオキシン光分解方法は、光透過性材料からなる導
水管の内部にて汚水を流動させ、この導水管の内部を流
動する汚水に対して、波長が12〜172nm、特に1
26〜146nmの紫外線を照射する第1の紫外線照射
処理と、この第1の紫外線照射処理を経た、導水管の内
部を流動する汚水に対して、波長が172〜254n
m、特に253.7nmの紫外線を照射する第2の紫外
線照射処理と、この第2の紫外線照射処理を経た、導水
管の内部を流動する汚水に対して、波長が308〜38
0nm、特に368nmの紫外線を照射する第3の紫外
線照射処理とを順に実施することを特徴とする。
【0018】次に、図1を用いて、本発明の一実施形態
を具体的に説明する。なお、同図は本実施形態に係るダ
イオキシン光分解装置の概略図である。本実施形態に係
るダイオキシン光分解装置(以下、単に本装置と言う)
は、ゴミ焼却施設にて排煙冷却に使用された排水(汚
水)を輸送する配管A,Bの間に配置させられる。そし
て、この汚水(図1中、矢印で示す)に含まれるダイオ
キシンを光分解するのに用いられる。なお実際には、本
装置の後に、ゼオライトあるいは活性炭などを用いた吸
着装置が設けられる。
【0019】さて本装置は、図1から判るように、基本
構成要素として、導水管1、複数の第1の紫外線照射手
段2、複数の第2の紫外線照射手段3、複数の第3の紫
外線照射手段4、そしてオゾン供給手段5を具備する。
このうち導水管1は、ゴミ焼却施設にて排煙冷却に使用
された汚水が内部を流動するよう、上記配管A,Bの間
に介在させられている。つまり、導水管1は配管の一部
を兼ねている。なお導水管1は、その全体が光透過性材
料である合成石英から構成されている。
【0020】次に、第1の紫外線照射手段2は、導水管
1の内部を流動する汚水に対して、波長が12〜172
nm、特に126〜146nm、更に具体的には126
nmあるいは146nmの紫外線を照射する役割を果た
す。一方、第2の紫外線照射手段3は、第1の紫外線照
射手段2よりも下流側に位置する。そして、導水管1の
内部を流動する汚水に対して、波長が172〜254n
m、特に253.7nmの紫外線を照射する。更に第3
の紫外線照射手段4は、第2の紫外線照射手段3よりも
下流側に位置する。そして、導水管1の内部を流動する
汚水に対して、波長が308〜380nm、特に368
nmの紫外線を照射する。
【0021】更に言えば、第1の紫外線照射手段2、第
2の紫外線照射手段3、および第3の紫外線照射手段4
のそれぞれは、導水管1の周囲に等間隔で複数(例えば
4〜12個)設けられている。また、ここでは、紫外線
照射手段2〜4として水銀ランプを使用した。加えて本
実施形態では、内面を鏡面処理した筒状のケース6によ
って、上記紫外線照射手段2〜4を覆ってある。
【0022】オゾン供給手段5はオゾン供給ノズル5a
を備える。すなわち、第1の紫外線照射手段2と第2の
紫外線照射手段3との間には、オゾン供給ノズル5aが
配されている。これによって本装置は、第1の紫外線照
射手段2と第2の紫外線照射手段3との間の位置から、
導水管1の内部を流動する汚水にオゾンを供給できるよ
うになっている。但し、オゾンの供給量は、導水管1内
のオゾン濃度が1ppm程度となるよう調整される。
【0023】上記ダイオキシン光分解装置を用いたダイ
オキシンの光分解処理(ダイオキシン光分解方法)は、
次のようにして行われる。すなわち、汚水を上記導水管
1に送り込み、その内部を流動させる。この状態で、ま
ず、導水管1の内部を流動する汚水に対して、波長が1
2〜172nm、特に126〜146nm、更に具体的
には126nmあるいは146nmの紫外線を照射する
(第1の紫外線照射処理)。これによって、汚水に含ま
れるダイオキシンの分子は、Cm n Cl8-n k やO
3 、O(1 D)に分解される。
【0024】次に、上記第1の紫外線照射処理を経た、
導水管1の内部を流動する汚水に対して、波長が172
〜254nm、特に253.7nmの紫外線を照射する
(第2の紫外線照射処理)。これによってO3 が更に分
解されて、O(1 D)が生じるが、これは第1の紫外線
照射処理に伴って生じたO(1 D)と共に、Cm n
8-n k を即時、酸化分解する。特に、O(1 D)の
総量は十分なものであるから、Cm n Cl8-n k
完全に分解される。なお、上記第2の紫外線照射処理中
にオゾン供給手段5を作動させ、導水管1内のオゾン濃
度が1ppm程度になるよう調節してもよい。
【0025】これに続いて本光分解方法では、上記第2
の紫外線照射処理を経た、導水管1の内部を流動する汚
水に対して、波長が308〜380nm、特に368n
mの紫外線を照射する(第3の紫外線照射処理)。これ
によって、Cm n Cl8-nk を分解した後も依然と
して残る、炭素と塩素とが結合した分子は分解(炭素と
塩素との結合が切断)される。この結果、汚水に含まれ
るダイオキシンは完全に分解・除去される。
【0026】なお、上記紫外線照射手段2〜4について
は、防水・耐水処理を施した上で、導水管1の内部に配
置してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、汚水に含まれるダイオ
キシンを効率よく除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るダイオキシン光分解装
置の概略図
【符号の説明】
A,B 排水(汚水)を輸送する配管 1 導水管 2 第1の紫外線照射手段 3 第2の紫外線照射手段 4 第3の紫外線照射手段 5 オゾン供給手段 6 ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D037 AA15 AB14 BA18 BB01 BB09 CA01 CA12 4D038 AA08 AB14 BA06 BB06 BB07 BB16 4D050 AA13 AB19 BB02 BC09 BD03 BD08 CA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚水に含まれるダイオキシンを光分解す
    るための装置であって、 内部を汚水が流動する光透過性材料からなる導水管と、 この導水管の内部を流動する汚水に対して、波長が12
    〜172nmの紫外線を照射する第1の紫外線照射手段
    と、 この第1の紫外線照射手段よりも下流側に位置し、前記
    導水管の内部を流動する汚水に対して、波長が172〜
    254nmの紫外線を照射する第2の紫外線照射手段
    と、 この第2の紫外線照射手段よりも下流側に位置し、前記
    導水管の内部を流動する汚水に対して、波長が308〜
    380nmの紫外線を照射する第3の紫外線照射手段と
    を具備してなることを特徴とするダイオキシン光分解装
    置。
  2. 【請求項2】 導水管が石英系の光透過性材料から構成
    されてなることを特徴とする請求項1に記載のダイオキ
    シン光分解装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも第1の紫外線照射手段、第2
    の紫外線照射手段、および第3の紫外線照射手段の中の
    いずれか一つは、導水管の周囲に等間隔で複数設けられ
    てなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    ダイオキシン光分解装置。
  4. 【請求項4】 オゾン供給手段を更に具備し、第1の紫
    外線照射手段と第2の紫外線照射手段との間の位置か
    ら、前記オゾン供給手段によって、前記導水管の内部を
    流動する汚水にオゾンが供給されるよう構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載
    のダイオキシン光分解装置。
  5. 【請求項5】 汚水に含まれるダイオキシンを光分解す
    るための方法であって、 光透過性材料からなる導水管の内部にて汚水を流動さ
    せ、 前記導水管の内部を流動する汚水に対して、波長が12
    〜172nmの紫外線を照射する第1の紫外線照射処理
    と、 この第1の紫外線照射処理を経た、前記導水管の内部を
    流動する汚水に対して、波長が172〜254nmの紫
    外線を照射する第2の紫外線照射処理と、 この第2の紫外線照射処理を経た、前記導水管の内部を
    流動する汚水に対して、波長が308〜380nmの紫
    外線を照射する第3の紫外線照射処理とを順に実施する
    ことを特徴とするダイオキシン光分解方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045808A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Harison Toshiba Lighting Corp 紫外線処理装置
WO2022196912A1 (ko) * 2021-03-18 2022-09-22 주식회사 오알피이노베이션 오폐수의 정화처리장치 및 방법

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