JP2001137745A - 静電塗装装置 - Google Patents

静電塗装装置

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JP2001137745A
JP2001137745A JP32443599A JP32443599A JP2001137745A JP 2001137745 A JP2001137745 A JP 2001137745A JP 32443599 A JP32443599 A JP 32443599A JP 32443599 A JP32443599 A JP 32443599A JP 2001137745 A JP2001137745 A JP 2001137745A
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JP
Japan
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paint
high voltage
coating
main body
electric voltage
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Application number
JP32443599A
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English (en)
Inventor
Masaaki Shoji
正明 庄司
Hideji Minoura
秀二 箕浦
Daisuke Nakazono
大輔 中囿
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、装置本体の直径を有効に小型化
するとともに、高電圧のリークを確実に阻止することを
可能にする。 【解決手段】塗装装置10を構成する装置本体12の一
端側に回転霧化頭20が装着されるとともに、他端12
a側には、前記回転霧化頭20に導電性塗料を供給する
ための塗料供給口60および高電圧発生手段50に電気
を供給する低電圧ケーブル52が設けられている。他端
12aには、塗料供給口60と低電圧ケーブル52との
間に配置され、前記他端12a側に接触する取り付け面
70と、この取り付け面70とは反対側の面側で複数の
凹面72および凸面74とを有する絶縁材料製ブラケッ
ト部材62がねじ止めされており、沿面距離を大きくす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性塗料に高電
圧を印加してワークに静電塗装を行う静電塗装装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、導電性塗料(液体塗料)に高
電圧を直接印加して自動車車体等の被塗装物に静電塗装
を施す静電塗装装置が採用されている。例えば、回転霧
化頭の回転作用下に、前記回転霧化頭の先端縁から遠心
力の作用により塗料を放出する回転霧化式塗装装置等が
知られている。
【0003】この種の静電塗装装置では、回転霧化頭等
の塗料吐出手段から高電圧に帯電された導電性塗料が噴
射される直接帯電方式と、前記塗料吐出手段から吐出さ
れた導電性塗料に高電圧を印加する間接帯電方式とが採
用されている。このため、塗料吐出手段を装着する装置
本体には、導電性塗料に高電圧を印加するための高電圧
発生手段が内蔵されている。その際、装置本体内には、
塗料吐出手段に導電性塗料を供給するための塗料経路が
設けられるとともに、この塗料経路を絶縁材、例えば、
樹脂材で構成することにより、高電圧のリークを防止す
る工夫がなされている。
【0004】ところが、上記のように、装置本体に高電
圧発生手段が内蔵されているため、樹脂材の表面に沿っ
て高電圧がリークし、絶縁破壊が発生するおそれがあ
る。このため、沿面距離を有効に確保して絶縁性を向上
させるべく、種々の提案がなされており、例えば、特開
平8−1047号公報に開示されている静電塗装機が知
られている。
【0005】この塗装機は、図3に示すように、装置本
体1内に配設されたエアモータ2の中空状回転軸3の先
端に回転霧化頭4が装着されており、この回転霧化頭4
は前記エアモータ2の駆動作用下に前記回転軸3と一体
的に高速回転可能である。装置本体1には高電圧発生器
6が内蔵されており、この高電圧発生器6が塗料弁5を
介して回転霧化頭4に供給される導電性塗料に高電圧を
印加するように構成されている。
【0006】この高電圧発生器6は、出力側端面に環状
の凸部6aと凹部6bとを形成している。これにより、
高電圧発生器6の沿面距離を大きくするとともに、前記
高電圧発生器6の軸方向の長さを短尺化するようにして
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、高電圧発生器6の出力側端面に環状の凸
部6aおよび凹部6bを形成することにより、この高電
圧発生器6の軸方向の長さが短縮化されるものの、前記
高電圧発生器6の径方向の寸法を短尺化することができ
ない。このため、塗装機全体として径方向の寸法が相当
に大きくなってしまい、用途によっては使用することが
できないという問題が指摘されている。
【0008】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、所望の沿面距離を確保するとともに、装置全体の径
方向の寸法を有効に短尺化することが可能な静電塗装装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る静電塗装装
置では、高電圧発生手段を内蔵した装置本体の一端側に
塗料吐出手段が装着されるとともに、この装置本体の他
端側には、前記塗料吐出手段に導電性塗料を供給するた
めの塗料供給口および前記高電圧発生手段に電気を供給
するための低電圧ケーブルが設けられ、前記塗料供給口
と前記低電圧ケーブルとの間に絶縁材料製ブラケット部
材が配設される。このブラケット部材は、一方の面が装
置本体の他端側に接触するとともに、他方の面が凹凸形
状に設定されている。
【0010】これにより、ブラケット部材の凹凸形状に
沿って沿面距離を大きく設定することが可能になり、高
電圧のリークを防止するとともに、塗料供給口と低電圧
ケーブルとを互いに近接して配置することができる。従
って、装置本体の径方向の寸法を有効に短尺化すること
が可能になり、静電塗装装置全体の径方向の小型化が容
易に図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
回転霧化式塗装装置(静電塗装装置)10の一部分解斜
視説明図であり、図2は、前記回転霧化式塗装装置10
の概略内部構成説明図である。
【0012】塗装装置10は装置本体12を備えてお
り、この装置本体12内にエアモータ14が配設される
とともに、このエアモータ14を構成するエアタービン
16には、円筒状回転軸18が一体的に設けられ、前記
回転軸18の先端に回転霧化頭20が固着される。装置
本体12の中央には、管部材22が回転軸18内に配置
されており、この管部材22内に塗料経路24が形成さ
れる。
【0013】塗料経路24は、塗料弁28の作用下に開
放されることにより、図示しないワークに対して所定の
導電性塗料を吐出可能に構成される。塗料経路24は、
導電性塗料を吐出する吐出口24aと、この吐出口24
aの内方に設けられる弁座部30と、一端側が前記弁座
部30に連通し、かつ他端側が塗料弁28を構成する後
述するケーシング部32に連通する収容部34と、前記
収容部34の他端側に連通する塗料導入部36と、前記
塗料導入部36に連通する塗料通路38とを備える。
【0014】塗料弁28は、装置本体12内に固着され
るケーシング部32を備え、このケーシング部32内に
は、流体圧、例えば、空気圧によって軸方向(矢印A方
向)に進退自在なピストン42が配設される。ピストン
42の端部から軸方向にロッド部44が延在するととも
に、このロッド部44の先端部に弁棒部46が設けられ
る。
【0015】装置本体12内には、回転霧化頭20から
放出される導電性塗料に静電気を帯電させるための高電
圧発生手段50が収容されている。この高電圧発生手段
50は、例えば、60,000Vの高電圧を導電性塗料
に印加するものであり、前記高電圧発生手段50には低
電圧ケーブル52が接続されている。低電圧ケーブル5
2を囲繞して管体54が設けられ、この管体54は、装
置本体12に対し回転霧化頭20が装着される一端側と
は反対の他端12a側に設けられる。
【0016】装置本体12の他端12a側には、図1に
示すように、角柱部56および円筒部58が膨出形成さ
れるとともに、この角柱部56には、塗料経路24に導
電性塗料を供給するために塗料通路38に連通する塗料
供給口60と、塗装停止時等に前記導電性塗料を排出す
るための塗料排出口61とが設けられる。円筒部58に
は、低電圧ケーブル52を囲繞する管体54が嵌合して
いる。
【0017】装置本体12の他端12aには、絶縁材料
製ブラケット部材62を取り付けるためのねじ孔64a
〜64dが設けられている。ブラケット部材62に形成
された孔部66a〜66dにボルト68が挿通され、前
記ボルト68がねじ孔64a〜64dに螺合することに
より、前記ブラケット部材62が装置本体12に固定さ
れる。
【0018】ブラケット部材62は、装置本体12の他
端12aに接触する取り付け面70を設けており、この
取り付け面70とは反対側には、凹面72と凸面74と
が複数形成されて全体として凹凸形状面が構成されてい
る。ブラケット部材62は、装置本体12に膨出形成さ
れた角柱部56に接触する平坦面76を有するととも
に、円筒部58を挿入するための開口部78および管体
54を嵌合支持するための支持用孔部80を設ける。ブ
ラケット部材62は、支持用孔部80の下方に位置して
ステイ部82を有しており、このステイ部82が、図示
しないロボットの手首部に取り付けられる。
【0019】このように構成される塗装装置10の動作
について、以下に説明する。
【0020】図示しない塗料供給源から塗料経路24に
導電性塗料が供給されており、塗料弁28を構成する弁
棒部46が弁座部30に着座することによって前記導電
性塗料の吐出が停止される。そこで、エアモータ14の
作用下にエアタービン16を介して回転霧化頭20が高
速回転されるとともに、塗料弁28が駆動されて弁棒部
46が内方(矢印A1方向)に移動し、この弁棒部46
の先端が弁座部30から離間する。
【0021】このため、塗料経路24に供給された導電
性塗料は、吐出口24aから回転霧化頭20に放出され
るとともに、高電圧発生手段50を介して高電圧が印加
される。これにより、静電気を帯電した導電性塗料は、
霧化状態で放出され、図示しないワークに対して所望の
静電塗装作業が遂行される。
【0022】この場合、本実施形態では、装置本体12
の他端12a側に、塗料経路24に導電性塗料を供給す
るための塗料供給口60と、高電圧発生手段50に電気
を供給するための低電圧ケーブル52とが設けられると
ともに、前記塗料供給口60と前記低電圧ケーブル52
との間にはブラケット部材62が配設される。このブラ
ケット部材62は、絶縁材料で構成されるとともに、装
置本体12に取り付けられる取り付け面70とは反対側
に、複数の凹面72および凸面74が設けられた凹凸形
状面が構成されている。
【0023】従って、塗料供給口60と低電圧ケーブル
52との間の沿面距離が相当に大きくなっており、絶縁
性が向上して装置本体12の直径を大幅に短尺化するこ
とができる。これにより、高電圧のリークを確実に阻止
するとともに、塗装装置10全体の直径を容易に小型化
することが可能になるという効果が得られる。
【0024】しかも、ブラケット部材62は、ボルト6
8を介して、直接、装置本体12に取り付けられるとと
もに、低電圧ケーブル52を囲繞する管体54を挿入支
持するための孔部80と、前記装置本体12を図示しな
いロボットの手首部に装着するためのステイ部82とを
一体的に備えている。このため、管体54が円筒部58
に対してぶれることを確実に阻止することができるとと
もに、ブラケット部材62自体の構成を有効に簡素化す
ることが可能になる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る静電塗装装置では、装置本
体の同一の端部側に、塗料吐出手段に導電性塗料を供給
するための塗料供給口と、高電圧発生手段に電気を供給
するための低電圧ケーブルとが設けられるとともに、前
記塗料供給口と前記低電圧ケーブルとの間には凹凸形状
に設定される絶縁材料製ブラケット部材が配設される。
これにより、沿面距離を大きくすることができ、塗料供
給口と低電圧ケーブルとの間隔を小さく設定することが
可能になり、装置本体全体の直径を短尺化して静電塗装
装置全体の直径を有効に小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る塗装装置の一部分解斜
視説明図である。
【図2】前記塗装装置の概略内部構成説明図である。
【図3】従来技術に係る塗装装置の一部断面説明図であ
る。
【符号の説明】
10…塗装装置 12…装置本体 14…エアモータ 24…塗料経路 28…塗料弁 30…弁座部 32…ケーシング部 38…塗料通路 42…ピストン 46…弁棒部 50…高電圧発生手段 52…低電圧ケーブル 54…管体 60…塗料供給口 62…ブラケット部材 64a〜64d…ねじ
孔 66a〜66d…孔部 68…ボルト 70…取り付け面 72…凹面 74…凸面 80…支持用孔部 82…ステイ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中囿 大輔 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AA10 AA90 4F034 AA03 BA22 BB04 BB13 BB14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークに対して導電性塗料を吐出可能な塗
    料吐出手段と、 一端側に前記塗料吐出手段を装着するとともに、前記導
    電性塗料に高電圧を印加するための高電圧発生手段を内
    蔵した装置本体と、 を備えた静電塗装装置であって、 前記装置本体の前記一端側とは反対の他端側には、前記
    塗料吐出手段に前記導電性塗料を供給するための塗料経
    路に連通する塗料供給口および前記高電圧発生手段に電
    気を供給する低電圧ケーブルが設けられるとともに、 前記塗料供給口と前記低電圧ケーブルとの間には、一方
    の面が前記装置本体の前記他端側に接触しかつ他方の面
    が凹凸形状に設定される絶縁材料製ブラケット部材が配
    設されることを特徴とする静電塗装装置。
JP32443599A 1999-11-15 1999-11-15 静電塗装装置 Pending JP2001137745A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022618A1 (ja) * 2007-08-10 2009-02-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 静電塗装装置

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