JPH09993A - 静電塗装装置 - Google Patents

静電塗装装置

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JPH09993A
JPH09993A JP15186295A JP15186295A JPH09993A JP H09993 A JPH09993 A JP H09993A JP 15186295 A JP15186295 A JP 15186295A JP 15186295 A JP15186295 A JP 15186295A JP H09993 A JPH09993 A JP H09993A
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JP
Japan
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paint
coating
high voltage
rotary shaft
supply pipe
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JP15186295A
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English (en)
Inventor
Masaaki Shoji
正明 庄司
Hideji Minoura
秀二 箕浦
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09993A publication Critical patent/JPH09993A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • B05B3/10Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces
    • B05B3/1064Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces the liquid or other fluent material to be sprayed being axially supplied to the rotating member through a hollow rotating shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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    • B05B3/1092Means for supplying shaping gas

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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】塗装ガンの本体を構成するハウジング全体を高
電圧に印加することなく、塗装ガンに帯電する静電容量
を小さくすることを可能とし、塗装効率を向上させた静
電塗装装置を提供すること。 【構成】静電塗装装置10は、タービン14の貫通孔1
8内に非接触状態で軸線方向に沿って延在し、回転霧化
頭16に塗料を供給する塗料供給管20と、端子92に
接触する保持部材70を通じて前記塗料供給管20に対
して高電圧を印加する高電圧発生部90とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料供給管を介して塗
装ガンに供給される塗料に高電圧を印加して静電塗装を
行う静電塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、塗料に高電圧を印加して自動
車車体等の被塗装物に静電塗装を施す静電塗装装置が知
られている。
【0003】例えば、特公平4−36749号公報に開
示された技術的思想では、高電圧発生装置に接続された
高電圧ケーブルを介して供給された高電圧がコロナ放電
を利用してハウジング、回転軸および回転霧化頭に順次
印加されて静電塗装を行う構成が採用されている。
【0004】また、特公昭63−11059号公報に開
示された技術的思想では、高電圧発生装置から供給され
た高電圧が後部ハウジングに保持されたコロナ放電用電
極に印加され、コロナ放電を利用して回転軸および噴霧
頭に電圧が順次印加されて静電塗装を行う構成が採用さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
公平4−36749号公報および特公昭63−1105
9号公報に開示された従来技術に係る静電塗装装置で
は、塗装ガン本体を構成するハウジング全体に高電圧が
印加されるため、塗装ガン全体に帯電する静電容量が大
きくなる。この結果、塗装作業を停止する際に、高電圧
発生装置をオフ状態にして塗装ガンに対する高電圧の供
給を停止しても、前記塗装ガンに印加された電圧が所定
値まで降下するのに時間がかかるとともに、塗装作業を
開始する際に、前記高電圧供給装置をオン状態にして前
記塗装ガンに対する印加電圧を所定値まで上昇させるの
に時間がかかり、被塗装物に対する静電塗装工程を効率
的に行うことができないという不都合がある。
【0006】また、ハウジング全体が大きな静電容量に
よって帯電されているため、塗装ガンがワークに近接し
過ぎた場合には、前記塗装ガンに印加された電圧が所定
値まで降下するのに時間がかかり、スパークが発生しや
すいという不都合がある。
【0007】さらに、前述したように、静電容量が大と
なるために塗装ガンに供給される塗料の色替時間および
前記塗装ガンの洗浄時間等が長くなり、被塗装物に対す
る静電塗装工程に多くの時間を費やさなければならない
という不都合がある。
【0008】さらにまた、塗装ガンに対する印加電圧を
上昇および下降させるのに時間がかかるため、被塗装物
に対し塗料を吐出していないときでも塗装ガンに対して
常時、電圧を印加しなければならないという不都合があ
る。
【0009】本発明は、前記の種々の不都合を克服する
ためになされたものであり、塗装ガンの本体を構成する
ハウジング全体を高電圧で印加することなく、塗装ガン
に帯電する静電容量を小さくすることを可能とし、それ
によって静電塗装工程を効率化し、しかもスパーク等の
発生も阻止されるとともに、使用電力量も著しく削減で
きる静電塗装装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、塗料供給管を介して塗装ガンに供給さ
れる塗料に高電圧を印加して静電塗装を施す静電塗装装
置において、塗装ガン本体を形成するハウジングと、前
記ハウジング内に回動自在に軸支され、絶縁材料で形成
される回転軸と、前記回転軸の一端部に固定されて該回
転軸と一体的に回動する回転霧化頭と、前記回転軸の孔
部内に該回転軸に対して非接触状態で軸線方向に沿って
延在し、前記回転霧化頭に塗料を供給する塗料供給管
と、前記塗料供給管に対して高電圧を印加する電源と、
を備えることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、塗料供給管を介して塗装
ガンに供給される塗料に高電圧を印加して静電塗装を施
す静電塗装装置において、塗装ガン本体を形成するハウ
ジングと、前記ハウジング内に回動自在に軸支される回
転軸と、前記回転軸の一端部に固定されて該回転軸と一
体的に回動する回転霧化頭と、前記回転軸の孔部内に該
回転軸に対して非接触状態で軸線方向に沿って延在し、
前記回転霧化頭に導電性塗料を供給する塗料供給管と、
前記塗料供給管内に変位自在に設けられ、着座部に離着
することにより前記回転霧化頭に対する導電性塗料の供
給量を制御する弁部を有する弁体と、前記弁体に対して
高電圧を印加する電源と、を備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記の本発明に係る静電塗装装置では、塗料が
塗料供給管を介して回転軸と一体的に回動する回転霧化
頭に供給され、前記回転霧化頭の回転によって生ずる遠
心力によって霧化状態の塗料が被塗装物に塗布される。
【0013】この場合、電源は、前記塗料供給管に対し
て高電圧を印加し、あるいは前記塗料供給管内の弁体に
対して高電圧を印加するため、塗装ガン全体に帯電する
静電容量を小さくすることができる。この結果、印加電
圧の降下・上昇時間を短縮することが可能となる。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係る静電塗装装置について好
適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
【0015】図1および図2は、本発明の実施例に係る
静電塗装装置の縦断面図であり、図3は、図1のIII
−III線に沿った縦断面図である。
【0016】この静電塗装装置10は、塗装ガン本体を
形成するハウジング12と、前記ハウジング12の軸線
に沿って延在する略円筒状のタービン(回転軸)14
と、前記タービン14の一端部に固定され、該タービン
14と一体的に矢印方向に回動する回転霧化頭16と、
前記タービン14の軸線に沿って延在する貫通孔18の
内壁面に非接触状態で挿入される大径の塗料供給管20
および小径の洗浄液供給管22(図3参照)と、前記塗
料供給管20内に設けられた弁体24を矢印XまたはY
方向に変位させるシリンダ26とを含む。この場合、前
記塗料供給管20を導電性材料で形成し、一方、前記ハ
ウジング12、タービン14および回転霧化頭16を、
例えば、セラミック、合成樹脂等の絶縁材料で形成する
とよい。
【0017】前記ハウジング12内には軸線と略平行に
延在するエアー供給通路28(図2参照)が画成され、
前記エアー供給通路28に連通する環状通路30を介し
て軸線に向かって所定角度傾斜するエアー噴出通路32
が画成される。前記エアー噴出通路32に連通するエア
ー噴出孔34から噴出されるエアーは、実質的にシェー
ビングエアーとして機能するものであり、回転霧化頭1
6の遠心力によって霧化状となった塗料の被塗装物に対
する塗布面積が設定される。
【0018】タービン14は、軸受部材36a、36b
に回動自在に軸支される円筒部38と、前記円筒部38
と一体的に連結される羽根車40とから構成される。な
お、前記軸受部材36a、36bとして空気軸受を用い
てもよい。前記タービン14は、タービン用エアー供給
ポート42(図2参照)を介して供給されるエアーを羽
根車40に向かって送風することにより該タービン14
が軸線を回転中心として所定方向に回転する。前記羽根
車40に向かって送風されたエアーは、タービン用エア
ー排出ポート44(図1参照)を介して外部に排気され
る。前記塗料供給管20の内部に画成された塗料供給通
路46には、該塗料供給管20の内壁面に非接触状態で
軸線方向に沿って延在する弁体24が設けられる。前記
弁体24は、一端部に設けられたテーパ状の弁部48
と、前記弁部48と一体的に形成されたシャフト部50
とから構成される。前記弁部48は、着座部52に離間
または着座することにより回転霧化頭16の中心部に設
けられた塗料吐出孔54から吐出される塗料の供給量を
制御するものであり、前記弁部48と反対側のシャフト
部50の終端部は弁体24を矢印Y方向に向かって変位
させるシリンダ26に連結されている。
【0019】このシリンダ26は、図2に示されるよう
に、シリンダボデイ56と、前記シリンダボデイ56の
端部に嵌合されて実質的にシリンダ室58を画成するヘ
ッドカバー60と、シャフト部50の終端部に連結され
るピストン62と、前記ピストン62とヘッドカバー6
0との間に介装され、常時、ピストン62を弾発力によ
って矢印X方向に押圧するばね部材64とを含む。な
お、通常、前記ばね部材64の弾発力によって弁部48
が着座部52に着座しており、塗料吐出孔54と塗料供
給通路46とは非連通状態にある。
【0020】前記シリンダボデイ56には、シリンダ室
58に連通するエアー出入ポート66が設けられ、図示
しないエアー供給源から前記エアー出入ポート66を介
してエアーをシリンダ室58に導入することにより、ば
ね部材64の弾発力に抗してピストン62が矢印Y方向
に押圧され、この結果、前記ピストン62に連結された
弁体24が矢印Y方向に変位する。
【0021】図1に示されるように、前記シリンダ26
とハウジング12との間には、環状のフランジ68が形
成され塗料供給管20を保持する保持部材70と、前記
保持部材70と気密に連結され塗料供給通路46に連通
するポート72を有する連結ブロック74とが介装され
る。この場合、前記保持部材70は導電性材料で形成さ
れ、一方、連結ブロック74は絶縁材料で形成される。
【0022】前記ポート72は、L字状の継手76に連
結されたチューブを介して図示しない塗料供給源および
洗浄液供給源にそれぞれ接続され、図示しない切換弁の
切換作用下に塗料または洗浄液がポート72に供給され
る。従って、前記塗料供給源の付勢作用下に塗料供給通
路46を介して塗料吐出孔54から塗料が吐出され、あ
るいは、ポート72から洗浄液を導入することにより塗
料吐出孔54に連通する塗料供給通路46および弁体2
4等を洗浄することが可能となる。前記連結ブロック7
4にはシリンダ26と並設してダンプバルブ78が連結
され、前記ダンプバルブ78の開閉作用下に前記ポート
72に連通する通路80を介して排出ポート82から洗
浄液が排出される。
【0023】前記ダンプバルブ78は、弁部84が着座
部86に離着して排出ポート82を開閉するピストンロ
ッド88を除いて前記シリンダ26と略同一構成に形成
されることから、対応する構成要素と同一の参照数字に
符号aを付してその詳細な説明を省略する。なお、ばね
部材64aの弾発力によって、通常、前記弁部84が着
座部86に着座していることから、排出ポート82は閉
塞された状態にある。
【0024】回転霧化頭16と反対側のハウジング12
の端部には高電圧発生部(高圧電源)90が設けられ、
前記高電圧発生部90は、半球状の端子92に接触する
フランジ68を介して保持部材70に高電圧を印加す
る。前記保持部材70に印加された高電圧は、該保持部
材70に保持された塗料供給管20に印加される。
【0025】本発明の実施例に係る静電塗装装置10
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその動作並びに作用効果について説明する。
【0026】まず、図示しない塗料供給源を付勢し、ポ
ート72を介して塗料供給管20内の塗料供給通路46
に塗料を導入する。続いて、図示しないエアー供給源の
駆動作用下にタービン用エアー供給ポート42からエア
ーを導入し、タービン14を所定方向に回動させる。こ
の場合、前記タービン14と一体的に回転霧化頭16も
回動する。
【0027】次に、エアー出入ポート66を介してシリ
ンダ室58にエアーを導入してシリンダ26を駆動させ
る。エアーの導入作用下にばね部材64の弾発力に抗し
てピストン62が矢印Y方向に押圧され、前記ピストン
62に連結された弁体24が矢印Y方向に変位する。こ
の結果、前記弁体24の弁部48が着座部52から離間
し、塗料供給通路46に連通する塗料吐出孔54から被
塗装物に向かって塗料が吐出され、回転霧化頭16の遠
心力によって霧化状態に形成された塗料が被塗装物に塗
布される。
【0028】前記塗料が被塗装物に向かって塗布される
際、図示しない電源(低圧電源)を付勢して高電圧発生
部90をオン状態にし、フランジ68に接触する端子9
2を介して保持部材70に高電圧を印加する。前記高電
圧は、保持部材70を介して導電性材料で形成される塗
料供給管20に印加される。この結果、前記塗料供給管
20内を流通する塗料に対して高電圧が印加され、前記
印加された塗料が塗料吐出孔54から被塗装物に向かっ
て吐出される。この場合、ハウジング12、タービン1
4および連結ブロック74は絶縁材料で形成され且つタ
ービン14と塗料供給管20とが非接触状態にあること
から、前記ハウジング12、連結ブロック74、および
タービン14に対する高電圧の印加が阻止される。
【0029】すなわち、負の高電圧に印加された塗料は
回転霧化頭16の回転により生ずる遠心力によって霧化
状態となり、通常、零電位となっている被塗装物の被塗
装面に対して前記塗料が電気的に吸引されることにより
静電塗装が行われる。
【0030】なお、エアー出入ポート66に対するエア
ーの供給を停止することにより、ばね部材64の弾発力
によって塗料供給管20内の弁体24が矢印X方向に変
位し、弁部48が着座部52に着座して塗料吐出孔54
が閉塞され、塗料吐出孔54から塗料の吐出状態が停止
される。また、図示しない洗浄液供給源を付勢し、洗浄
液供給管22を介して塗料吐出孔54の外周部に洗浄液
を吐出することにより、該塗料吐出孔54の外周部を洗
浄することができる。
【0031】本実施例に係る静電塗装装置10では、ハ
ウジング12、タービン14等に高電圧が印加されるこ
とがなく塗料供給管20に高電圧を印加しているため、
塗装ガン全体に帯電する静電容量を小さくすることがで
きる。従って、塗装ガンに印加される電圧の降下・上昇
時間が大幅に短縮されることから、高電圧発生部90の
オン・オフ制御を迅速に行うことができる。
【0032】この結果、本実施例に係る静電塗装装置1
0では、常時、塗料供給管20を高電圧に印加すること
なく、塗料を吐出している時にのみ電圧を印加すればよ
い。
【0033】また、ハウジング12全体が高電圧に印加
されることがないために帯電する静電容量が小さく、塗
装ガンが被塗装物に接近し過ぎた場合であっても、スパ
ークが発生することを防止することができる。
【0034】さらに、塗料の色替時間、弁体24または
塗料吐出孔54等の洗浄時間を短縮することができ、静
電塗装工程に費やす時間を短縮することができる。
【0035】なお、軸受部材36a、36bを、例え
ば、セラミック、合成樹脂等の絶縁材料で形成すれば、
ハウジング12、タービン14等に高電圧が印加される
のを確実に防止することができる。
【0036】次に、本実施例に係る静電塗装装置10の
変形例について説明する。
【0037】この静電塗装装置10aは、図1〜図3に
示す静電塗装装置10と同様な形状を有しているが、塗
料供給管20を絶縁材料で形成し、且つ導電性材料で形
成された連結ブロック74を介して弁体24に高電圧を
印加する点で異なる。
【0038】すなわち、高電圧発生部90をオン状態に
し、端子92を介して保持部材70に高電圧を印加す
る。前記高電圧は、連結ブロック74を介して導電性材
料で形成された弁体24に印加される。この結果、前記
弁体24を介して塗料供給通路46内を流通する塗料に
対して高電圧が印加され、前記印加された塗料が塗料吐
出孔54から被塗装物に向かって吐出される。
【0039】上記した変形例に係る静電塗装装置10a
では、ハウジング12、タービン14等に高電圧が印加
されることがなく弁体24に高電圧を印加しているた
め、塗装ガン全体に帯電する静電容量を小さくすること
ができる。なお、その他の構成および作用効果は前記実
施例に係る静電塗装装置10と同様であるため、その詳
細な説明を省略する。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る静電塗装装置によれば、以
下の効果が得られる。
【0041】すなわち、電源によって、塗料供給管ある
いは弁体に高電圧が印加されるため、塗装ガン全体に帯
電する静電容量を小さくすることができる。この結果、
印加される電圧の降下・上昇時間が大幅に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る静電塗装装置の縦断面図
である。
【図2】本発明の実施例に係る静電塗装装置の縦断面図
である。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
10、10a…静電塗装装置 12…ハウジン
グ 14…タービン 16…回転霧化
頭 18…貫通孔 20…塗料供給
管 22…洗浄液供給管 24…弁体 26…シリンダ 28…エアー供
給通路 36a、36b…軸受部材 38…円筒部 40…羽根車 46…塗料供給
通路 48…弁部 50…シャフト
部 52…着座部 54…塗料吐出
孔 66…エアー出入ポート 68…フランジ 70…保持部材 72…ポート 74…連結ブロック 90…高電圧発
生部 92…端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗料供給管を介して塗装ガンに供給される
    塗料に高電圧を印加して静電塗装を施す静電塗装装置に
    おいて、 塗装ガン本体を形成するハウジングと、 前記ハウジング内に回動自在に軸支され、絶縁材料で形
    成される回転軸と、 前記回転軸の一端部に固定されて該回転軸と一体的に回
    動する回転霧化頭と、 前記回転軸の孔部内に該回転軸に対して非接触状態で軸
    線方向に沿って延在し、前記回転霧化頭に塗料を供給す
    る塗料供給管と、 前記塗料供給管に対して高電圧を印加する電源と、 を備えることを特徴とする静電塗装装置。
  2. 【請求項2】塗料供給管を介して塗装ガンに供給される
    塗料に高電圧を印加して静電塗装を施す静電塗装装置に
    おいて、 塗装ガン本体を形成するハウジングと、 前記ハウジング内に回動自在に軸支される回転軸と、 前記回転軸の一端部に固定されて該回転軸と一体的に回
    動する回転霧化頭と、 前記回転軸の孔部内に該回転軸に対して非接触状態で軸
    線方向に沿って延在し、前記回転霧化頭に塗料を供給す
    る塗料供給管と、 前記塗料供給管内に変位自在に設けられ、着座部に離着
    することにより前記回転霧化頭に対する塗料の供給量を
    制御する弁部を有する弁体と、 前記弁体に対して高電圧を印加する電源と、 を備えることを特徴とする静電塗装装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の装置において、塗料供給管
    および/または回転軸は絶縁材料で形成されることを特
    徴とする静電塗装装置。
JP15186295A 1995-06-19 1995-06-19 静電塗装装置 Pending JPH09993A (ja)

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JP15186295A JPH09993A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 静電塗装装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1298435C (zh) * 2003-04-21 2007-02-07 日本兰氏公司 旋转雾化式喷涂机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1298435C (zh) * 2003-04-21 2007-02-07 日本兰氏公司 旋转雾化式喷涂机

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