JP2001137497A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2001137497A
JP2001137497A JP32440999A JP32440999A JP2001137497A JP 2001137497 A JP2001137497 A JP 2001137497A JP 32440999 A JP32440999 A JP 32440999A JP 32440999 A JP32440999 A JP 32440999A JP 2001137497 A JP2001137497 A JP 2001137497A
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Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主制御基盤と払出制御基盤との間で行われる
通信が主制御基盤から払出制御基盤への一方向に限られ
ているパチンコ遊技機において、賞品球が適正に払い出
されているか否かを容易に把握することができる様にす
る。 【解決手段】 累積カウンタCaの値は、入賞球が検出
される毎に増加し(S56、S58)、賞品球が検出さ
れる毎に減少する(S64)。累積カウンタCaの値が
正であるにも関わらす賞品球が検出されない状態(賞品
球払出不足)で20秒間経過する(S68において「N
O」)と、累積保存カウンタCpの値に累積カウンタC
aの値が加算されて行く(S70)。そして、累積保存
カウンタCpの値が100を上回る(S74において
「YES」)と、遊技停止処理、具体的には、図柄表示
装置に異常内容を表示させ、パチンコ球払出装置やパチ
ンコ球発射装置の機能を停止させる処理が行われる(S
80)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、賞品球が適正に払
い出されているか否かを把握することができるパチンコ
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機は、パチンコ球が
入賞口へ入賞したこと、又はパチンコ球がゲートを通過
したことを検出する入賞球センサ(入賞検出手段)と、
各種遊技制御を行う主制御基盤(主制御部)と、パチン
コ球払出装置(パチンコ球払出手段)を駆動してパチン
コ球を払い出させる払出制御基盤(払出制御部)と、を
備えており、主制御基盤は、入賞球センサによる検出結
果に基づいて、遊技者に賞品球として払い出すべきパチ
ンコ球の個数を確定して払出個数信号として払出制御基
盤に出力し、払出制御基盤は、この払出個数信号に基づ
いて、パチンコ球払出装置を駆動して所定個数のパチン
コ球を払い出させる様に構成されている。そして、外部
から主制御基盤へ不正な信号が入力されない様にするた
めに、主制御基盤と払出制御基盤との間で行われる通信
は、主制御基盤から払出制御基盤への一方向に限られて
いる(特開平9−226981号公報等参照)。この様
に払出制御基盤から主制御基盤への通信が禁止される
と、主制御基盤に対する入力を大幅に少なくすることが
できるので、主制御基盤の信頼性が向上する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様に払出
制御基盤から主制御基盤への通信が禁止されていると、
主制御基盤は、自身が出力した払出個数信号に基づいて
パチンコ球の払い出しが適正に行われているか否かを判
断することができない。このため、パチンコ球払出装置
等の故障によって賞品球の払い出しが適正に行われなく
なったとしても、主制御基盤は、その旨を把握すること
ができないので、何等対処することができない。
【0004】そこで、本発明は、主制御基盤と払出制御
基盤との間で行われる通信が主制御基盤から払出制御基
盤への一方向に限られているパチンコ遊技機において、
賞品球が適正に払い出されているか否かを容易に把握す
ることができる様にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】この様
な目的を達成するため、第1の発明にかかるパチンコ遊
技機は、請求項1に記載されている様に、パチンコ球が
入賞口へ入賞したこと、又はパチンコ球がゲートを通過
したことを検出する入賞検出手段と、該入賞検出手段に
よる検出結果に基づいて、遊技者に払い出すべき賞品球
の個数を確定して払出個数信号として出力する払出個数
信号出力手段を有する主制御部と、前記払出個数信号出
力手段から出力される払出個数信号に基づいて、遊技者
にパチンコ球を払い出すためのパチンコ球払出手段を駆
動して所定個数のパチンコ球を払い出させる払出指令手
段を有する払出制御部と、を備え、前記主制御部と前記
払出制御部との間で行われる通信が当該主制御部から当
該払出制御部への一方向に限られるパチンコ遊技機にお
いて、前記パチンコ球払出手段から賞品球として払い出
されたパチンコ球を検出する賞品球検出手段を設け、前
記主制御部に、前記パチンコ球払出手段から賞品球とし
て払い出されるべきパチンコ球の個数である未払出個数
を記憶しておくための主制御部側記憶手段と、前記入賞
検出手段による検出結果に基づいて前記主制御部側記憶
手段に記憶されている未払出個数を加算更新する主制御
部側加算更新手段と、前記賞品球検出手段による検出結
果に基づいて前記主制御部側記憶手段に記憶されている
未払出個数を減算更新する主制御部側減算更新手段と、
前記主制御部側記憶手段に記憶されている未払出個数が
予め設定された適正範囲にない場合に、パチンコ球の払
い出しが適正に行われていないと判断し、判断結果を出
力する第1払出適正判断手段と、を設けたことを特徴と
する。
【0006】本発明にかかるパチンコ遊技機では、従来
のパチンコ遊技機と同様に、パチンコ球が例えば入賞口
に入賞し、入賞検出手段がその旨を検出すると、入賞検
出手段の検出結果に基づいて、主制御部を構成する払出
個数信号出力手段が、賞品球として払い出すべきパチン
コ球の個数を確定して払出個数信号として払出制御部へ
出力する。そして、この払出個数信号に基づいて、払出
制御部を構成する払出指令手段が、パチンコ球払出手段
を駆動する。すると、パチンコ球払出手段から、払出個
数信号に応じた個数のパチンコ球が賞品球として払い出
される。そして、賞品球検出手段によって、パチンコ球
払出手段から賞品球として払い出されたパチンコ球が検
出される。
【0007】又、本発明にかかるパチンコ遊技機の主制
御部には、パチンコ球払出手段から賞品球として払い出
されるべきパチンコ球の個数である未払出個数を記憶し
ておくための主制御部側記憶手段が設けられており、入
賞検出手段による検出結果に基づいて主制御部側加算更
新手段が未払出個数を加算更新すると共に、賞品球検出
手段による検出結果に基づいて主制御部側減算更新手段
が未払出個数を減算更新することにより、主制御部側記
憶手段に記憶されている未払出個数が書き換えられる様
に構成されている。例えば、大入賞口にパチンコ球が1
個入賞すると15個払い出し、その他の入賞口にパチン
コ球が入賞すると5個払い出す様に構成されている場合
には、主制御部側加算更新手段は、入賞検出手段により
大入賞口への入賞球が検出される毎に未払出個数を15
ずつ加算すると共に、入賞検出手段により他の入賞口へ
の入賞球が検出される毎に未払出個数を5ずつ加算し、
主制御部側減算更新手段は、賞品球検出手段により賞品
球が検出される毎に未払出個数を1ずつ減算して行く。
【0008】そして、主制御部側記憶手段に記憶されて
いる未払出個数が異常な値となっている場合には、第1
払出適正判断手段によって、パチンコ球の払い出しが適
正に行われていないと判断される。即ち、パチンコ遊技
機が適正である場合には、入賞検出手段により入賞球が
検出されて未払出個数が加算された分と同数の賞品球が
払い出されるはずであり、賞品球検出手段により賞品球
が検出されて未払出個数が減算されると未払出個数は0
となる(未払出個数が0となる前に次の入賞球が検出さ
れて未払出個数が加算されても、賞品球は次々に払い出
されて最終的に未払出個数は0となる)はずであるの
で、未払出個数が異常な値となった場合には、パチンコ
球の払い出しが適正に行われていないと判断するのであ
る。
【0009】例えば、大入賞口へ入賞する毎に15個払
い出す様に構成されている払出制御部が、大入賞口へ入
賞する毎に10個払い出す様に不正改造された場合に
は、入賞球1個について未払出個数が5ずつ増加して行
くことになり、未払出個数は僅かの間に非常に大きな値
となる。逆に、大入賞口へ入賞する毎に15個払い出す
様に構成されている払出制御部が、大入賞口へ入賞する
毎に20個払い出す様に不正改造された場合には、入賞
球1個について未払出個数が5ずつ減少して行くことに
なり、未払出個数は僅かの間に非常に小さな値(負の大
きな値)となる。
【0010】この様に、本発明にかかるパチンコ遊技機
によれば、主制御部に設けられている主制御部側記憶手
段,主制御部側加算更新手段,主制御部側減算更新手
段,第1払出適正判断手段によって、パチンコ球払出手
段から払い出されるパチンコ球を監視しているので、パ
チンコ球払出手段からパチンコ球が適正に払い出されな
くなった場合にその旨を容易に把握することができる。
【0011】又、本発明にかかるパチンコ遊技機では、
主制御部側加算更新手段が入賞球検出手段により入賞球
が検出される毎に未払出個数を加算し、主制御部側減算
更新手段が賞品球検出手段により賞品球が検出される毎
に未払出個数を減算し、第1払出適正判断手段がパチン
コ球の払い出しが適正であるか否かを判断する、という
処理と、払出個数信号出力手段が入賞検出手段による検
出結果に基づいて払出個数信号を出力する処理とは、互
いに干渉することなく別個独立に行われる。即ち、ある
払出個数信号に対応する個数の賞品球が払い出された旨
が確認されるまで次の払出個数信号を出力してはならな
い、という様な制約はなく、払出個数信号出力手段は、
入賞検出手段が入賞球を検出する毎に、随時、払出制御
部に払出個数信号を出力する。従って、入賞球が検出さ
れてから賞品球を払い出すまでの一連の処理を速やかに
行うことができる。
【0012】そして、請求項2に記載されている様に、
前記第1払出適正判断手段からパチンコ球の払い出しが
適正に行われていない旨の判断結果が出力された場合に
その旨を報知する報知手段を設ければ、遊技者に知らせ
ることによって自主的に遊技を中止させる、又は、パチ
ンコ遊技場の店員に知らせることによって店員から遊技
者に事情を伝えて遊技を中止させることができる。この
ため、遊技者側の不正によって規定の個数より多く賞品
球が払い出された場合や、パチンコ遊技場側の不正によ
って規定の個数より少なく払い出された場合に、即座に
対処することができる。従って、善良な遊技者及び善良
なパチンコ遊技場が大きな損害を被る事態を回避するこ
とができる。
【0013】又、請求項3に記載されている様に、前記
第1払出適正判断手段からパチンコ球の払い出しが適正
に行われていない旨の判断結果が出力された場合に遊技
を停止させる遊技停止手段を設ければ、遊技が強制的に
停止され、不適正な状態の下でそれ以上遊技が行われな
くなるので、同様に、善良な遊技者及び善良なパチンコ
遊技場が大きな損害を被る事態を回避することができ
る。尚、遊技をどの様に停止させるかは任意であるが、
少なくとも払出制御部による制御を停止させる様に構成
されていれば、不適正な払出動作をそれ以上行わない様
にすることができるので、簡単な構成で充分な効果を得
ることができる。又、パチンコ球発射装置の機能を停止
させる様に構成されていても良いし、図柄表示装置の機
能を停止させる、あるいはパチンコ球が適正に払い出さ
れていない旨を図柄表示装置に表示させる様に構成され
ていても良いし、複数の装置(払出制御部,パチンコ球
発射装置,図柄表示装置等)の機能をまとめて停止させ
る様に構成されていても良い。
【0014】ところで、極希に、賞品球検出手段が賞品
球を検出し損なうことや、賞品球検出手段から主制御部
までの伝送線に外部からノイズが入り込むこと等がある
ので、賞品球検出手段による検出結果に1,2個程度の
誤差が生じることがあり、この誤差はそのまま未払出個
数の誤差として現れる。1,2個の誤差であれば未払出
個数の適正範囲を逸脱することはないので問題ないが、
この誤差が、例えば開店時から閉店時まで累積される
と、場合によっては適正範囲を逸脱することがあり、実
際には払い出しが適正に行われているにもかかわらず、
報知や遊技の停止を行ってしまうことになり得る。
【0015】そこで、請求項4に記載されている様に、
前記主制御部に、前記払出個数信号出力手段が払出個数
信号を出力した回数が予め設定された所定回数に達した
場合に前記主制御部側記憶手段に記憶されている未払出
個数を0にする第1初期化手段を設けると良い。又は、
請求項5に記載されている様に、前記主制御部に、前記
賞品球検出手段が検出したパチンコ球の個数が予め設定
された所定個数に達した場合に前記主制御部側記憶手段
に記憶されている未払出個数を0にする第2初期化手段
を設けると良い。
【0016】この様に構成されている場合には、払出個
数信号の出力回数が所定回数に達すると、又は、賞品球
の個数が所定個数に達すると、未払出個数が0となるの
で、所定回数又は所定個数を適切な値に設定すれば、累
積された誤差によって払い出しが適正に行われていない
と判断することがないので、不必要な報知や遊技の停止
を行うことがない。
【0017】又、第2の発明にかかるパチンコ遊技機
は、請求項6に記載されている様に、パチンコ球が入賞
口へ入賞したこと、又はパチンコ球がゲートを通過した
ことを検出する入賞検出手段と、該入賞検出手段による
検出結果に基づいて、遊技者に払い出すべき賞品球の個
数を確定して払出個数信号として出力する払出個数信号
出力手段を有する主制御部と、前記払出個数信号出力手
段から出力される払出個数信号に基づいて、遊技者にパ
チンコ球を払い出すためのパチンコ球払出手段を駆動し
て所定個数のパチンコ球を払い出させる払出指令手段を
有する払出制御部と、外部電源装置からの電力供給に基
づいて前記主制御部及び前記払出制御部に動作電力を供
給する電源部と、を備え、前記主制御部と前記払出制御
部との間で行われる通信が当該主制御部から当該払出制
御部への一方向に限られるパチンコ遊技機において、前
記パチンコ球払出手段から賞品球として払い出されたパ
チンコ球を検出する賞品球検出手段を設け、前記主制御
部に、前記パチンコ球払出手段から賞品球として払い出
されるべきパチンコ球の個数である未払出個数を記憶し
ておくための主制御部側記憶手段と、前記入賞検出手段
による検出結果に基づいて前記主制御部側記憶手段に記
憶されている未払出個数を加算更新する主制御部側加算
更新手段と、前記賞品球検出手段による検出結果に基づ
いて前記主制御部側記憶手段に記憶されている未払出個
数を減算更新する主制御部側減算更新手段と、を設け、
更に、少なくとも前記外部電源装置からの電力供給が遮
断されて前記電源部が機能しなくなった場合に、前記主
制御部側記憶手段に記憶されている未払出個数を保持す
るために当該主制御部側記憶手段に動作電力を供給する
予備電源手段を設けたことを特徴とするパチンコ遊技
機。尚、未払出個数を記憶する代わりに払出個数信号出
力手段により出力された払出個数信号の数を記憶してお
き、電源部が機能しなくなった場合に未払出個数に換算
する様に構成されていても良い。又、払出個数信号が複
数種類ある場合、例えば、5個払い出す旨の払出個数信
号と15個払い出す旨の払出個数信号の2種類がある場
合には、種類別に払出個数信号の数を記憶する様に構成
されていても良い。
【0018】本発明にかかるパチンコ遊技機によれば、
停電等の事故が発生しても、主制御部側記憶手段の記憶
内容、即ちパチンコ球払出手段から賞品球として払い出
されるべきパチンコ球の個数は保持されるので、主制御
部側記憶手段の記憶内容を確認すれば、パチンコ球払出
手段からパチンコ球が適正に払い出されているか否かを
容易に把握することができる。
【0019】又、パチンコ球払出手段から賞品球として
払い出されるべきパチンコ球の個数は保持されるので、
遊技者が損害を被ることはない。従って、遊技者は安心
して遊技を行うことができる。又、従来は、入賞口に入
賞したパチンコ球を物理的に保存しておき、当該入賞球
に対応する個数の賞品球が払い出されると当該入賞球を
遊技島内へ排出することにより、パチンコ球払出手段か
ら賞品球として払い出されるべきパチンコ球の個数を把
握することができる様に構成されており、入賞球を保存
しておくための空間が必要であったが、本発明にかかる
パチンコ遊技機によれば、入賞球を保存しておくための
空間が必要ないので、パチンコ遊技機に設置される他の
装置の配置の自由度が増す。
【0020】又、請求項7に記載されている様に、前記
主制御部側記憶手段に記憶されている未払出個数を表示
するための未払出個数表示手段と、少なくとも前記外部
電源装置からの電力供給が遮断されて前記電源部が機能
しなくなった場合に、前記未払出個数表示手段に未払出
個数の表示を指令する表示指令手段と、を設けると良
い。尚、前述した様に、未払出個数を記憶する代わりに
払出個数信号の数を記憶する様に構成されている場合に
は、払出個数信号の数をパチンコ球の個数に換算する換
算手段を設けると良い。
【0021】この様に構成されている場合には、遊技者
は、未払出個数表示手段を見ることによって復旧後に払
い出される個数を確認することができるので、遊技者と
パチンコ遊技場の店員との間における無用のトラブルを
回避することができる。又、予備電源手段は、電源部に
設けても良いが、請求項8に記載されている様に、前記
電源部から前記主制御部,前記払出制御部等に動作電力
を供給するために前記電源部と前記主制御部,前記払出
制御部等との間に設けられている電源中継部に前記予備
電源手段を設けると良い。
【0022】この様に構成されている場合には、電源中
継部の構成を変更するだけで、主制御部側記憶手段のた
めの予備電源手段の他に、払出制御部等のための予備電
源手段を容易に設けることができるので、経済的であ
る。又、第1の発明,第2の発明にかかるパチンコ遊技
機は、請求項9に記載されている様に、前記主制御部を
被覆して外部から当該主制御部を構成する電子部品に触
れることができない様にするための遮蔽手段と、該遮蔽
手段が開披された場合に痕跡が残る様に封印する封印手
段と、を備えていると更に良い。
【0023】第1の発明,第2の発明にかかるパチンコ
遊技機がこの様に構成されている場合には、主制御部に
対して不正な加工を施すことが困難であるので、パチン
コ球払出手段からパチンコ球が適正に払い出されている
か否かを確実に把握することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。まず、本実施例のパチンコ遊技機の
構成について説明する。図1は、本実施例のパチンコ遊
技機の主制御基盤や払出制御基盤等の配置を説明するた
めの背面図である。図2は、パチンコ遊技機の主要部の
電気的接続を説明するためのブロック図である。
【0025】本実施例のパチンコ遊技機1は、図1,2
に示す様に、主制御基盤10と、払出制御基盤20と、
パチンコ球払出装置30と、入賞球センサ40と、補給
球センサ41と、図柄表示装置50と、パチンコ球発射
装置60と、プリペイドカードユニット70と、電源基
盤80と、電源中継基盤90と、を備える。
【0026】主制御基盤10は、図2に示す様に、マイ
クロコンピュータ11と、入出力I/F12と、未払出
賞品球数表示器13と、を備える。主制御基盤10は、
外部から当該主制御基盤10を構成する電子部品(マイ
クロコンピュータ11のICチップ等)に触れることが
できない様に樹脂製のカバーで被覆されており、このカ
バーは、万一開披された場合にその痕跡が残る様にかし
めでしっかりと封印され、パチンコ遊技機1に固定され
ている。
【0027】マイクロコンピュータ11は、入出力I/
F12を介して外部と情報の送受を行うと共に各種演算
処理を行うためのものであり、CPU11aと、ROM
11bと、RAM11cと、を備える。入出力I/F1
2は、未払出賞品球数表示器13,入賞球センサ40,
補給球センサ41,図柄表示装置50,ホールコンピュ
ータH,入出力I/F22とマイクロコンピュータ11
とを接続するためのものである。尚、入出力I/F12
は、所謂ランプ制御基盤や音声制御基盤等とも接続され
ているが、説明は省略する。
【0028】未払出賞品球数表示器13は、0から9ま
での数字を表示することができる7セグメント表示器3
個によって構成されており、3桁の数字を表示する。未
払出賞品球数表示器13は、マイクロコンピュータ11
からの指令に従って動作する。尚、具体的な動作内容に
ついては後述する。
【0029】払出制御基盤20は、図2に示す様に、マ
イクロコンピュータ21と、入出力I/F22と、異常
内容表示器24と、リセット釦25と、残球処理釦26
と、を備える。マイクロコンピュータ21は、入出力I
/F22を介して外部と情報の送受を行うと共に各種演
算処理を行うためのものであり、CPU21aと、RO
M21bと、RAM21cと、を備える。
【0030】入出力I/F22は、異常内容表示器2
4,リセット釦25,残球処理釦26,パチンコ球払出
装置30,パチンコ球発射装置60,プリペイドカード
ユニット70,入出力I/F12とマイクロコンピュー
タ21とを接続するためのものである。
【0031】異常内容表示器24は、0から9までの数
字を表示することができる7セグメント表示器1個によ
って構成されており、1桁の数字を表示する。異常内容
表示器24も、マイクロコンピュータ21からの指令に
従って動作する。尚、具体的な動作内容については後述
する。
【0032】リセット釦25は、パチンコ遊技場の店員
が、点検・修理の後で押圧するためのものであり、押釦
式のスイッチによって構成されている。リセット釦25
の押圧状態は、マイクロコンピュータ21に入力され
る。残球処理釦26は、パチンコ遊技場の店員が、球抜
きの際に押圧するためのものであり、押釦式のスイッチ
によって構成されている。残球処理釦26の押圧状態
は、マイクロコンピュータ21に入力される。
【0033】そして、主制御基盤10と払出制御基盤2
0との間で行われる通信は、主制御基盤10から払出制
御基盤20への一方向に限られており、主制御基盤10
から払出制御基盤20へは、図3に示す様なコマンドデ
ータが送信される。コマンドデータには、賞品球の払い
出しを要求するためのもの(10H〜1EH)や異常の
発生及び異常の解除を知らせるもの(20H〜28H)
があり、特に、コマンド14H(5個払出信号),1E
H(15個払出信号)が頻繁に送信される。各コマンド
データと払出制御基盤20の制御内容との関係について
の詳細は後述する。尚、主制御基盤10と払出制御基盤
20との間の通信は、この様なコマンドデータ形態によ
るものに限られず、計数線によるものであっても良い。
【0034】パチンコ球払出装置30は、図2に示す様
に、パチンコ球払出部31と、賞品球センサ33と、貸
出球センサ34と、を備える。パチンコ球払出部31
は、払出制御基盤20(マイクロコンピュータ21)か
らの指令に従って、パチンコ球を賞品球又は貸出球とし
て払い出す様に構成されている。
【0035】賞品球センサ33は、パチンコ球払出部3
1から賞品球として払い出されたパチンコ球の存在を検
出するためのものであり、所謂近接センサによって構成
されている。賞品球センサ33の検出結果は、主制御基
盤10(マイクロコンピュータ11)及び払出制御基盤
20(マイクロコンピュータ21)に入力される。
【0036】貸出球センサ34は、パチンコ球払出部3
1から貸出球として払い出されたパチンコ球の存在を検
出するためのものであり、賞品球センサ33と同じく近
接センサによって構成されている。貸出球センサ34の
検出結果は、払出制御基盤20(マイクロコンピュータ
21)に入力される。
【0037】入賞球センサ40は、パチンコ遊技機1の
遊技盤に設けられている入賞口(一般入賞口,始動入賞
口,大入賞口)にパチンコ球が入賞したことを検出する
ためのものであり、賞品球センサ33,貸出球センサ3
4と同じく近接センサによって構成されている。入賞球
センサ40の検出結果は、主制御基盤10(マイクロコ
ンピュータ11)に入力される。尚、本実施例のパチン
コ遊技機1においては、一般入賞口に入賞した場合には
賞品球を5個払い出し、始動入賞口に入賞した場合には
賞品球を5個払い出し、大入賞口に入賞した場合には賞
品球を15個払い出すように構成されており、払い出す
賞品球の個数に関しては、一般入賞口と始動入賞口とは
同じものとして扱われる。
【0038】補給球センサ41は、パチンコ球払出装置
30の上流に適量のパチンコ球が存在するか否かを検出
するためのものであり、賞品球センサ33,貸出球セン
サ34,入賞球センサ40と同じく近接センサによって
構成されている。補給球センサ41の検出結果は、主制
御基盤10(マイクロコンピュータ11)に入力され
る。
【0039】図柄表示装置50は、抽選画像,大当り画
像等を表示するためのものであり、液晶ディスプレイに
よって構成されており、主制御基盤10(マイクロコン
ピュータ11)からの指令に従って動作する。パチンコ
球発射装置60は、遊技者による発射ハンドル(図示せ
ず)の操作にに応じてパチンコ球を遊技盤の遊技領域に
発射するためのものであり、モータ等によって構成され
ている。
【0040】プリペイドカードユニット70は、遊技者
によるパチンコ球の貸出要求を受け付けるためのもので
あり、プリペイドカード挿入口(図示せず)等を備え
る。プリペイドカードユニット70は、遊技者によって
プリペイドカードがプリペイドカード挿入口に挿入さ
れ、パチンコ遊技機1正面の上皿(図示せず)に設けら
れている貸出要求釦(図示せず)が押圧されると、貸出
要求信号を払出制御基盤20(マイクロコンピュータ2
1)に送信する。
【0041】電源基盤80は、外部電源装置(図示せ
ず)からの電力供給を受け、電源中継基盤90を介し
て、主制御基盤10,払出制御基盤20,図柄表示装置
50,パチンコ球発射装置60等に、32V,24V,
12V,5Vの4通りの電圧で動作電力を供給するため
のものであり、主制御基盤10には、32V,12V,
5Vの3通りの電圧で、動作電力が供給される様に構成
されている。そして、主制御基盤10と電源中継基盤9
0との間は、32Vの動作電力を供給するための32V
供給線、12Vの動作電力を供給するための12V供給
線、5Vの動作電力を供給するための5V供給線によっ
て接続されている。
【0042】電源中継基盤90は、外部電源装置からの
電力供給が遮断されて電源基盤80が機能しなくなった
場合に、主制御基盤10のマイクロコンピュータ11を
構成するRAM11cの記憶内容及び払出制御基盤20
のマイクロコンピュータ21を構成するRAM21cの
記憶内容を保持するための動作電力を供給する予備電源
用コンデンサ(図示せず)を備えている。
【0043】続いて、本実施例のパチンコ遊技機の作用
について説明する。まず、主制御基盤10のマイクロコ
ンピュータ11が行う基本的な処理について簡単に説明
する。本実施例のパチンコ遊技機1は、パチンコ球が一
般入賞口又は始動入賞口に1個入賞すると賞品球を5個
払い出し、パチンコ球が大入賞口に1個入賞すると賞品
球を15個払い出す様に構成されており、各入賞口へパ
チンコ球が入賞すると、各入賞球センサ40がその旨を
検出し、主制御基盤10のマイクロコンピュータ11に
検出結果が入力される。
【0044】主制御基盤10のマイクロコンピュータ1
1は、一般入賞口又は始動入賞口へパチンコ球が入賞し
た旨の検出結果が入力される毎にRAM11c内の5個
払出用カウンタAの値を1増加させ、大入賞口へパチン
コ球が入賞した旨の検出結果が入力される毎にRAM1
1c内の15個払出用カウンタBの値を1増加させる。
そして、5個払出用カウンタAの値が1以上であればコ
マンド14H(5個払出信号)を払出制御基盤20へ送
信して、5個払出用カウンタAの値を1減少させ、5個
払出用カウンタAの値が0であり、かつ、15個払出用
カウンタBの値が1以上であればコマンド1EH(15
個払出信号)を払出制御基盤20へ送信して、15個払
出用カウンタBの値を1減少させる。尚、主制御基盤1
0は、パチンコ球が入賞した旨の検出結果が入力される
と即座に払出制御基盤20へコマンド14H(5個払出
信号)又はコマンド1EH(15個払出信号)を送信す
るので、実際には、5個払出用カウンタA及び15個払
出用カウンタBの値が2以上の大きな値になることは殆
どない。
【0045】又、主制御基盤10のマイクロコンピュー
タ11は、始動入賞口への入賞に伴う大当り抽選処理や
各種電動役物の制御等の各種制御も行うが、これらの処
理は従来のパチンコ遊技機と同様であるので説明は省略
する。次に、主制御基盤10のマイクロコンピュータ1
1がこれら基本的な処理に並行して行う特徴的な処理
を、図4,5,6,7に示すフローチャートに沿って説
明する。
【0046】図4に示すメインルーチンの処理は、図示
しない電源装置からパチンコ遊技機1の各部に動作電力
が供給され、マイクロコンピュータ11のCPU11a
がROM11bに記憶されている処理手順を読み出して
実行することにより開始される。
【0047】この処理が開始されると、マイクロコンピ
ュータ11は、RAM11c内の判定フラグF2が1で
あるか否かを判断する(S10)。そして、判定フラグ
F2の値が1でない場合には(S10において「N
O」)、RAM11c内の判定フラグF1,累積カウン
タCa,累積保存カウンタCp,送信回数カウンタC
s,未払出賞品球数カウンタCxの値を0にする(S1
1)。そして、図5に示す電源監視処理を行う(S2
0)。一方、判定フラグF2の値が1である場合には
(S10において「YES」)、判定フラグF2の値を
0にする(S12)。そして、累積カウンタCaに未払
出賞品球数カウンタCxの値を代入する(S13)。そ
して、電源監視処理を行う(S20)。
【0048】電源監視処理が開始されると、マイクロコ
ンピュータ11は、電源基盤80,電源中継基盤90か
らの電力供給が正常であるか、具体的には、32V供給
線の電圧が20Vを上回っているか否かを判断する(S
21)。そして、20Vを上回っている場合には(S2
1において「YES」)、電力供給に異常がないとして
メインルーチンに戻る。一方、20Vを上回っていない
場合には(S21において「NO」)、20Vを上回っ
ていない状態で50ミリ秒間経過しているか否かを判断
する(S22)。そして、50ミリ秒間経過していない
場合には(S22において「NO」)、電力供給に異常
がないとしてメインルーチンに戻る。一方、50ミリ秒
間経過している場合には(S22において「YE
S」)、電力供給に異常がある旨を知らせるためのコマ
ンド27H(図3参照)を、払出制御基盤20のマイク
ロコンピュータ21に送信する(S23)。そして、判
定フラグF2の値を1にする(S24)そして、未払出
賞品球数カウンタCxに累積カウンタCaの値を代入し
(S25)、未払出賞品球数表示器13に未払出賞品球
数カウンタCxの値を表示させる(S26)。そして、
メインルーチンに戻る。ここで、32V供給線の電圧が
20Vを上回っていなくても50ミリ秒間経過するまで
コマンド27Hの送信を猶予するのは、瞬間的な電圧低
下の場合には各部の機能に支障を来さないからである。
尚、S23においてコマンド27Hを払出制御基盤20
のマイクロコンピュータ21に送信した後、パチンコ遊
技場の店員によって一旦電源が切られ、電源基盤80,
電源中継基盤90等が点検され、再度電源が入れられ、
32V供給線の電圧が回復すると、マイクロコンピュー
タ11は、電力供給の異常が解消された旨を知らせるた
めのコマンド28H(図3参照)を、払出制御基盤20
のマイクロコンピュータ21に送信する様に構成されて
いるが、フローチャートは省略する。
【0049】次に、マイクロコンピュータ11は、判定
フラグF1の値が1であるか否かを判断する(S3
0)。そして、判定フラグF1の値が1である場合には
(S30において「YES」)、後述する遊技停止処理
を行う(S80)。一方、判定フラグF1の値が1でな
い場合には(S30において「NO」)、図6に示す送
信回数判定処理を行う(S40)。
【0050】送信回数判定処理が開始されると、マイク
ロコンピュータ11は、コマンド14H(5個払出信
号)又はコマンド1EH(15個払出信号)を送信した
か否かを判断する(S41)。そして、何れも送信して
いない場合には(S41において「NO」)、メインル
ーチンに戻る。一方、何れかを送信した場合には(S4
1において「YES」)、送信回数カウンタCsの値を
1増加させる(S42)。次に、送信回数カウンタCs
の値が5000を上回っているか否かを判断する(S4
3)。そして、送信回数カウンタCsの値が5000を
上回っていない場合には(S43において「NO」)、
メインルーチンに戻る。一方、送信回数カウンタCsの
値が5000を上回っている場合には(S43において
「YES」)、累積保存カウンタCp及び送信回数カウ
ンタCsの値を0にする(S44)。そして、メインル
ーチンに戻る。即ち、コマンド14H(5個払出信号)
又は1EH(15個払出信号)の送信回数が5000を
上回ると、累積保存カウンタCpの値が初期化されるの
である。
【0051】次に、マイクロコンピュータ11は、入賞
球センサ40により入賞球が検出されたか否かを判断す
る(S50)。そして、入賞球センサ40により入賞球
が検出された場合には(S50において「YES」)、
検出されたのが大入賞口への入賞球であるか否かを判断
し(S54)、検出されたのが一般入賞口又は始動入賞
口への入賞球である場合には(S54において「N
O」)、累積カウンタCaの値を5増加させ(S5
6)、検出されたのが大入賞口への入賞球である場合に
は(S54において「YES」)、累積カウンタCaの
値を15増加させる(S58)。そして、S62に進
む。一方、入賞球センサ40により入賞球が検出されて
いない場合には(S50において「NO」)、累積カウ
ンタCaの値が0であるか否かを判断する(S60)。
そして、累積カウンタCaの値が0でない場合には(S
60において「NO」)、S62に進む。
【0052】次に、マイクロコンピュータ11は、賞品
球センサ33により賞品球が検出されたか否かを判断す
る(S62)。そして、賞品球センサ33により賞品球
が検出された場合には(S62において「YES」)、
累積カウンタCaの値を1減少させる(S64)。そし
て、タイマTの値を0にする(S66)。そして、S2
0に戻って処理を繰り返す。尚、タイマTは、1秒間経
過する毎にその値が1ずつ増加していくものであり、そ
の値は、タイマTの値を0にした時点からの経過時間
(単位は秒)を表す。
【0053】一方、賞品球センサ33により賞品球が検
出されていない場合には(S62において「NO」)、
タイマTの値が20より小さいか否かを判断する(S6
8)。そして、タイマTの値が20より小さい場合には
(S68において「YES」)、S20に戻って処理を
繰り返す。一方、タイマTの値が20以上である場合に
は(S68において「NO」)、S70に進む。
【0054】又、入賞球センサ40により入賞球が検出
されておらず、かつ、累積カウンタCaの値が0である
場合には(S50において「NO」,S60において
「YES」)、タイマTの値を0にし(S92)、賞品
球センサ33により賞品球が検出されたか否かを判断す
る(S94)。そして、賞品球センサ33により賞品球
が検出されていない場合には(S94において「N
O」)、S20に戻って処理を繰り返す。一方、賞品球
センサ33により賞品球が検出された場合には(S94
において「YES」)、累積カウンタCaの値を1減少
させる(S96)。そして、S70に進む。
【0055】次に、マイクロコンピュータ11は、累積
保存カウンタCpの値に累積カウンタCaの値を加算し
(S70)、未払出賞品球数カウンタCxに累積カウン
タCaの値を代入し(S71)、累積カウンタCa及び
タイマTの値を0にする(S72)。そして、累積保存
カウンタCpの値が100を上回っている、又は、−1
00を下回っているか否かを判断する(S74)。そし
て、累積保存カウンタCpの値が−100以上100以
下である場合には(S74において「NO」)、S20
に戻って処理を繰り返す。一方、累積保存カウンタCp
の値が100を上回っている、又は、−100を下回っ
ている場合には(S74において「YES」)、判定フ
ラグF1,F2の値を1にする(S76)。そして、図
7に示す遊技停止処理を行う(S80)。
【0056】遊技停止処理が開始されると、マイクロコ
ンピュータ11は、大当り遊技中であるか否かを判断す
る(S81)。そして、大当り遊技中である場合には
(S81において「YES」)、その時点における全て
の遊技情報、具体的には、大当り遊技のラウンド数やカ
ウント数に関する情報,始動入賞記憶数に関する情報,
確率変動に関する情報等をマイクロコンピュータ11の
RAM11cに保存し(S82)、大入賞口を閉塞し
(S83)、S87に進む。一方、大当り遊技中でない
場合には(S81において「NO」)、図柄表示装置5
0の図柄が変動表示中であるか否か、即ち大当りの抽選
中であるか否かを判断する(S84)。そして、図柄が
変動表示中でない場合には(S84において「N
O」)、遊技情報、具体的には、始動入賞記憶数に関す
る情報,確率変動に関する情報等をマイクロコンピュー
タ11のRAM11cに保存し(S86)、S87に進
む。一方、図柄が変動表示中である場合には(S84に
おいて「YES」)、図柄を速やかに停止表示させ(S
85)、その後で遊技情報を保存し(S86)、S87
に進む。
【0057】次に、マイクロコンピュータ11は、パチ
ンコ球の払い出しに異常がある旨を知らせるためのコマ
ンド26H(図3参照)を、払出制御基盤20のマイク
ロコンピュータ21に送信する(S87)。そして、未
払出賞品球数表示器13に未払出賞品球数カウンタCx
の値を表示させる(S88)。そして、図柄表示装置5
0に指令を出して図柄等の表示を消去させ、代わりに異
常が発生した旨のメッセージを表示させる(S89)。
又、ホールコンピュータHにもその旨を連絡すると共
に、パチンコ遊技機1と一対一に対応させて遊技島に設
置さている所謂呼出ランプ,遊技島の両端に設置されて
いる所謂代表ランプを点灯させる。そして、メインルー
チンに戻り、S20から処理を繰り返す。
【0058】尚、遊技停止処理が行われた場合には、一
旦電源を切り、再度電源を入れることにより、復帰させ
る。続いて、払出制御基盤20のマイクロコンピュータ
21が行う基本的な処理について簡単に説明する。
【0059】払出制御基盤20のマイクロコンピュータ
21は、プリペイドカードユニット70から貸出要求信
号が送られて来る毎にRAM21c内の貸出球払出用カ
ウンタLの値を1増加させ、主制御基盤10からコマン
ド14H(5個払出信号)が送られて来る毎にRAM2
1c内の5個賞品球払出用カウンタMの値を1増加さ
せ、主制御基盤10からコマンド1EH(15個払出信
号)が送られて来る毎にRAM21c内の15個賞品球
払出用カウンタNの値を1増加させる。
【0060】次に、払出制御基盤20のマイクロコンピ
ュータ21がこれら基本的な処理に並行して行う特徴的
な処理を、図8,9に示すフローチャートに沿って説明
する。図8に示すメインルーチンの処理は、図示しない
電源装置からパチンコ遊技機1の各部に動作電力が供給
され、マイクロコンピュータ21のCPU21aがRO
M21bに記憶されている処理手順を読み出して実行す
ることにより開始される。
【0061】この処理が開始されると、マイクロコンピ
ュータ21は、図9に示す異常処理を行う(S10
0)。異常処理が開始されると、マイクロコンピュータ
21は、主制御基盤10からコマンド26Hが送られて
来たか否かを判断する(S101)。そして、主制御基
盤10からコマンド26Hが送られて来ていない場合に
は(S101において「NO」)、S104に進む。一
方、主制御基盤10からコマンド26Hが送られて来て
いる場合には(S101において「YES」)、パチン
コ球払出装置30及びパチンコ球発射装置60の機能を
停止させる(S102)。そして、異常内容表示器24
に異常内容を表示させる(S103)。そして、S10
4に進む。
【0062】次に、マイクロコンピュータ21は、主制
御基盤10からコマンド27Hが送られて来たか否かを
判断する(S104)。そして、主制御基盤10からコ
マンド27Hが送られて来ていない場合には(S104
において「NO」)、メインルーチンに戻る。一方、主
制御基盤10からコマンド27Hが送られて来ている場
合には(S104において「YES」)、パチンコ球払
出装置30及びパチンコ球発射装置60の機能を停止さ
せる(S105)。そして、異常内容表示器24に異常
内容を表示させる(S106)。そして、メインルーチ
ンに戻る。
【0063】次に、マイクロコンピュータ21は、判定
フラグF3の値が0であるか否かを判断する(S11
0)。尚、初期状態における判定フラグF3の値は0で
ある。そして、判定フラグF3の値が0でない場合には
(S110において「NO」)、S144に進む。一
方、判定フラグF3の値が0である場合には(S110
において「YES」)、貸出球払出用カウンタLの値が
正であるか否かを判断する(S112)。そして、貸出
球払出用カウンタLの値が正である場合には(S112
において「YES」)、貸出球払出用カウンタLの値を
1減少させ(S114)、パチンコ球払出部31に指令
を出して貸出球を125個払い出させる(S116)。
そして、貸出球センサ34によって125個の貸出球が
検出されたか否かを判断する(S118)。そして、貸
出球センサ34によって125個の貸出球が検出された
場合には(S118において「YES」)、S112に
戻って処理を繰り返す。一方、貸出球センサ34によっ
て125個の貸出球が検出されなかった場合には(S1
18において「NO」)、S136に進む。
【0064】又、貸出球払出用カウンタLの値が0であ
る場合には(S112において「NO」)、5個賞品球
払出用カウンタMの値が正であるか否かを判断する(S
120)。そして、5個賞品球払出用カウンタMの値が
正である場合には(S120において「YES」)、5
個賞品球払出用カウンタMの値を1減少させ(S12
2)、パチンコ球払出部31に指令を出して賞品球を5
個払い出させる(S124)。そして、賞品球センサ3
3によって5個の賞品球が検出されたか否かを判断する
(S126)。そして、賞品球センサ33によって5個
の賞品球が検出された場合には(S126において「Y
ES」)、S100に戻って処理を繰り返す。一方、賞
品球センサ33によって5個の賞品球が検出されなかっ
た場合には(S126において「NO」)、S136に
進む。
【0065】又、5個賞品球払出用カウンタMの値が0
である場合には(S120において「NO」)、15個
賞品球払出用カウンタNの値が正であるか否かを判断す
る(S128)。そして、15個賞品球払出用カウンタ
Nの値が正である場合には(S128において「YE
S」)、15個賞品球払出用カウンタNの値を1減少さ
せ(S130)、パチンコ球払出部31に指令を出して
賞品球を15個払い出させる(S132)。そして、賞
品球センサ33によって15個の賞品球が検出されたか
否かを判断する(S134)。そして、賞品球センサ3
3によって15個の賞品球が検出された場合には(S1
34において「YES」)、S100に戻って処理を繰
り返す。一方、賞品球センサ33によって15個の賞品
球が検出されなかった場合には(S134において「N
O」)、S136に進む。
【0066】又、15個賞品球払出用カウンタNの値が
0である場合には(S128において「NO」)、S1
00に戻って処理を繰り返す。次に、マイクロコンピュ
ータ21は、パチンコ球払出部31に指令を出して不足
分のパチンコ球を貸出球又は賞品球として払い出させる
(S136)。そして、貸出球センサ34又は賞品球セ
ンサ33によって当該不足分のパチンコ球が検出された
か否かを判断する(S138)。そして、貸出球センサ
34又は賞品球センサ33によって不足分のパチンコ球
が検出された場合には(S138において「YE
S」)、S100に戻って処理を繰り返す。一方、不足
分のパチンコ球が検出されなかった場合には(S138
において「NO」)、異常内容表示器24に異常内容を
表示させる(S140)。そして、パチンコ球払出装置
30及びパチンコ球発射装置60の機能を停止させる
(S141)。そして、判定フラグF3の値を1にする
(S142)。
【0067】次に、マイクロコンピュータ21は、リセ
ット釦25が押圧されたか否かを判断する(S14
4)。そして、リセット釦25が押圧されていない場合
には(S144において「NO」)、S100に戻って
処理を繰り返す。一方、リセット釦25が押圧されてい
る場合には(S144において「YES」)、パチンコ
球払出装置30及びパチンコ球発射装置60の機能の停
止を解除し(S146)、判定フラグF3の値を0にす
る(S148)。そして、S100に戻って処理を繰り
返す。
【0068】尚、主制御基盤10からコマンド27Hが
送られて来たことにより、S105及びS106の処理
を行った後、主制御基盤10からコマンド28Hが送ら
れて来た場合には、パチンコ球払出装置30の機能の停
止を解除し、パチンコ球払出部31に指令を出して、5
個賞品球払出用カウンタMの値に相当する個数分の賞品
球及び15個賞品球払出用カウンタNの値に相当する個
数分の賞品球を払い出させ、その後、パチンコ球発射装
置60の機能の停止も解除する様に構成されているが、
フローチャートは省略する。又、主制御基盤10からコ
マンド22Hが送られて来た後、20秒間経過するまで
に残球処理釦26が押圧された場合には、パチンコ球払
出部31に指令を出して賞品球を28個払い出させる様
に構成されているが、フローチャートは省略する。
【0069】続いて、本実施例のパチンコ遊技機におい
て実際に遊技を行った場合の具体的な動作内容の一例に
ついて説明する。まず、遊技者がプリペイドカードユニ
ット70にプリペイドカードを挿入して貸出要求釦を押
圧すると、プリペイドカードユニット70によって、貸
出要求信号が、払出制御基盤20のマイクロコンピュー
タ21に送信される。そして、マイクロコンピュータ2
1によって貸出要求信号が受信されると、貸出球払出用
カウンタLの値が1になり、S112において「YE
S」となる。すると、貸出球払出用カウンタLの値が1
減少して0になり、パチンコ球払出部31から貸出球が
125個払い出される(S114,S116)。そし
て、遊技者は、この貸出球を用いて遊技を開始する。
【0070】この様にして遊技が開始され、パチンコ球
が例えば一般入賞口に入賞すると、入賞球センサ40に
よってその旨が検出される。すると、主制御基盤10の
マイクロコンピュータ11から払出制御基盤20のマイ
クロコンピュータ21に5個払出信号が送られる。払出
制御基盤20のマイクロコンピュータ21によって5個
払出信号が受信されると、5個賞品球払出用カウンタM
の値が1になり、S120において「YES」となる。
すると、5個賞品球払出用カウンタMの値が1減少して
0になり、パチンコ球払出部31から賞品球が5個払い
出される(S122,S124)。同様に、大入賞口に
入賞すると、主制御基盤10のマイクロコンピュータ1
1から払出制御基盤20のマイクロコンピュータ21に
15個払出信号が送られ、15個賞品球払出用カウンタ
Nの値が1になり、S128において「YES」とな
り、15個賞品球払出用カウンタNの値が1減少して0
になり、パチンコ球払出部31から賞品球が15個払い
出される(S130,S132)。
【0071】又、主制御基盤10においては、パチンコ
球が一般入賞口に入賞すると、累積カウンタCaの値が
5になる(S50,S54,S56)。そして、パチン
コ球払出部31から賞品球が払い出されて、賞品球セン
サ33により賞品球が検出されると、累積カウンタCa
の値が5から4になる(S62,S64)。又、タイマ
Tの値が0になる(S66)。この状態で、入賞球が検
出されないと、S50において「NO」となり、累積カ
ウンタCaが0でないので、S60において「NO」と
なり、再び賞品球センサ33により賞品球が検出される
と、累積カウンタCaの値が4から3になる(S62,
S64)。これを繰り返して累積カウンタCaの値が0
になると、S60において「YES」となり、この状態
で賞品球が検出されなければ、S94において「NO」
となり、S20に戻ってS20,S30,S40,S5
0,S60,S92,S94の処理が繰り返される。
【0072】又、累積カウンタCaの値が0になる前に
次々とパチンコ球が入賞した場合には、一般入賞口又は
始動入賞口への入賞であれば累積カウンタCaの値は5
ずつ増加し、大入賞口への入賞であれば累積カウンタC
aの値は15ずつ増加し(S50乃至S58)、賞品球
が払い出される毎に累積カウンタCaの値は1ずつ減少
する(S62,S64)。
【0073】パチンコ遊技機1が適正である場合には、
入賞球センサ40により入賞球が検出されて累積カウン
タCaの値が増加した分と同数の賞品球が払い出される
はずであり、賞品球センサ33により賞品球が検出され
て累積カウンタCaの値が減少すると最終的には0にな
るはずであるので、累積カウンタCaの値が0より大き
いにもかかわらず賞品球が払い出されない場合には、パ
チンコ球の払い出しが適正に行われていないおそれがあ
る(賞品球払出不足)。但し、賞品球が払い出されてい
る最中に貸出球が払い出されると、約20秒間賞品球は
払い出されないので、最後に賞品球が払い出されてから
(S66においてタイマTの値が0となってから)20
秒間経過するまで(S68において「NO」)は、賞品
球が検出されなくても(S62において「NO」)、S
20に戻ってS20乃至S62,S68の処理を繰り返
す。ここで、S68において20秒間を閾値としている
のは、パチンコ球払出装置30を駆動して貸出球を12
5個払い出させるために要する時間と、払い出された貸
出球の個数が不足しているためにパチンコ球払出装置3
0を再度駆動して不足分を払い出させるために要する時
間と、を合計した時間が約20秒間であるからである。
【0074】そして、累積カウンタCaの値が正である
状態で最後に賞品球が払い出されてから20秒間経過し
ても賞品球が検出されない場合には、S68において
「NO」となり、累積保存カウンタCpの値に累積カウ
ンタCaの値が加算され、未払出賞品球数カウンタCx
に累積カウンタCaの値が代入され、累積カウンタCa
及びタイマTの値が0になる(S70乃至S72)。そ
して、累積保存カウンタCpの値が100を上回ってい
るか、又は−100を下回っているか否かが判断される
(S74)。累積保存カウンタCpの値が例えば50程
度であれば、誤差の許容範囲内であるとして、S20に
戻って処理を繰り返すが、再び、累積カウンタCaの値
が正である状態で最後に賞品球が払い出されてから20
秒間経過しても賞品球が検出されなくなり、S70にお
いて累積保存カウンタCpの値に累積カウンタCaの値
が加算されて100を上回ってしまうと、判定フラグF
1,F2の値が1になる(S76)。そして、遊技停止
処理が行われる(S80)。具体的には、大当り遊技中
であれば、S81において「YES」となり、遊技情報
が保存されると共に大入賞口が閉塞され(S82,S8
3)、図柄表示装置50の図柄が変動表示中であれば、
S84において「YES」となり、図柄が停止表示され
(S85)、遊技情報が保存される(S86)。そし
て、払出制御基盤20にコマンド26Hが送信され(S
87)、未払出賞品球数表示器13に未払出賞品球数カ
ウンタCxの値が表示され(S88)、異常が発生した
旨のメッセージが図柄表示装置50に表示される(S8
9)。判定フラグF1の値が1になると、S20,S3
0,S80が繰り返される。
【0075】このとき、払出制御基盤20はコマンド2
6Hを受信しているので、S101において「YES」
となり、パチンコ球払出装置30及びパチンコ球発射装
置60の機能が停止され、異常内容表示器24に異常内
容が表示される(S102,S103)。
【0076】又、逆に、累積カウンタCaの値が0であ
るにもかかわらず賞品球が払い出された場合にも(S6
0において「YES」,S94において「YES」)、
パチンコ球の払い出しが適正に行われていないおそれが
ある(賞品球払出過剰)。この場合には、まず、累積カ
ウンタCaの値が1減算され、−1になる(S96)。
そして、累積保存カウンタCpの値に累積カウンタCa
の値が加算される、即ち、累積保存カウンタCpの値が
1減少する(S70)。そして、前述した賞品球払出不
足の場合と同様に、未払出賞品球数カウンタCxに累積
カウンタCaの値が代入され(S71)、累積カウンタ
Ca及びタイマTの値が0になり(S72)、累積保存
カウンタCpの値が100を上回っているか、又は−1
00を下回っているか否かが判断される(S74)。そ
して、累積保存カウンタCpの値が−100を下回って
しまうと、S74において「YES」となり、判定フラ
グF1,F2の値が1になる(S76)。そして、遊技
停止処理が行われる(S80)。又、同様に、払出制御
基盤20により、パチンコ球払出装置30及びパチンコ
球発射装置60の機能が停止され、異常内容表示器24
に異常内容が表示される(S102,S103)。
【0077】ところで、極希に、賞品球センサ33が賞
品球を検出し損なうことや、賞品球センサ33から主制
御基盤10までの伝送線に外部からノイズが入り込むこ
と等があるので、賞品球センサ33による検出結果に
1,2個程度の誤差が生じることがあり、賞品球払出不
足又は賞品球払出過剰と判断され、累積保存カウンタC
pに残ってしまうが、送信回数判定処理により、主制御
基盤10から払出制御基盤20へのコマンド14H(5
個払出信号)又はコマンド1EH(15個払出信号)の
送信回数が5000回を上回ると(S43において「Y
ES」)、累積保存カウンタCpの値は0になる(S4
4)。
【0078】又、電源監視処理により、電源基盤80,
電源中継基盤90からの電力供給が正常であるかが監視
されており、32V供給線の電圧が20Vを上回ってい
ない状態で50ミリ秒間経過すると(S21において
「NO」,S22において「YES」)、払出制御基盤
20にコマンド27Hが送信される(S23)。そし
て、判定フラグF2の値が1になり(S24)、未払出
賞品球数カウンタCxに累積カウンタCaの値が代入さ
れ(S25)、未払出賞品球数カウンタCxの値が未払
出賞品球数表示器13に表示される(S26)。又、払
出制御基盤20がコマンド27Hを受信すると、S10
4において「YES」となり、パチンコ球払出装置30
及びパチンコ球発射装置60の機能が停止され(S10
5)、異常内容表示器24に異常内容が表示される(S
106)。
【0079】そして、パチンコ遊技場の店員によって一
旦電源が切られ、電源基盤80,電源中継基盤90等が
点検され、再度電源が入れられると、払出制御基盤20
により、パチンコ球払出装置30の機能の停止が解除さ
れ、5個賞品球払出用カウンタMの値に相当する個数分
の賞品球及び15個賞品球払出用カウンタNの値に相当
する個数分の賞品球が払い出される。このとき、主制御
基盤10においては、判定フラグF2の値が1であるの
で、S10において「YES」となり、判定フラグF2
の値を0になり(S12)、累積カウンタCaに未払出
賞品球数カウンタCxの値が代入される(S13)。そ
して、賞品球が検出される毎に、累積カウンタCaの値
が1ずつ減算されて行く(S62において「YES」,
S64)。そして、その後、払出制御基盤20により、
パチンコ球発射装置60の機能の停止が解除される。
【0080】又、点検等のために所謂球抜きを行う場合
には、まず、パチンコ遊技場の店員が補給球センサ41
の上流側に設けられている球抜き弁(図示せず)を開け
て、球抜き弁の上流に存在するパチンコ球を全て排出さ
せ、その後、何れかの入賞口にパチンコ球を1個入賞さ
せて、球抜き弁から補給球センサ41までに存在するパ
チンコ球をパチンコ球払出装置30に払い出させる。す
ると、補給球センサ41によってパチンコ球が検出され
なくなり、主制御基盤10からコマンド22Hが送られ
て来る。そして、主制御基盤10からコマンド22Hが
送られて来た後、20秒間経過するまでに残球処理釦2
6を押圧すると、補給球センサ41からパチンコ球払出
装置30までに存在するパチンコ球が払い出され、これ
によって、パチンコ遊技機のパチンコ球は1つ残らず抜
き取られる。
【0081】尚、本実施例において、主制御基盤10が
前述の主制御部に相当し、主制御基盤10を被覆する樹
脂製カバーが前述の遮蔽手段に相当し、かしめが前述の
封印手段に相当し、マイクロコンピュータ11が行う基
本的な処理の内、5個払出用カウンタ,15個払出用カ
ウンタの値に基づいてコマンド14H(5個払出信
号),コマンド1EH(15個払出信号)を払出制御基
盤20へ送信する処理が前述の払出個数信号出力手段の
作用に相当し、マイクロコンピュータ11のRAM11
c(累積カウンタCa,累積保存カウンタCp,未払出
賞品球数カウンタCx)が前述の主制御部側記憶手段に
相当し、マイクロコンピュータ11が行う主制御基盤の
メインルーチンのS56,S58の処理が前述の主制御
部側加算更新手段の作用に相当し、S64,S96の処
理が前述の主制御部側減算更新手段の作用に相当し、S
78の処理が前述の第1払出適正判断手段の作用に相当
し、マイクロコンピュータ11が行う遊技停止処理が前
述の遊技停止手段の作用に相当し、マイクロコンピュー
タ11が行う送信回数判定処理が前述の第1初期化手段
の作用に相当し、マイクロコンピュータ11が行う電源
監視処理のS26の処理が前述の表示指令手段の作用に
相当し、未払出賞品球数表示器13が前述の未払出個数
表示手段に相当し、払出制御基盤20が前述の払出制御
部に相当し、マイクロコンピュータ21が行う払出制御
基盤のメインルーチンのS116,S124,S13
2,S136の処理が前述の払出指令手段の作用に相当
し、異常内容表示器24,図柄表示装置50が前述の報
知手段に相当し、パチンコ球払出装置30が前述のパチ
ンコ球払出手段に相当し、賞品球センサ33が前述の賞
品球検出手段に相当し、入賞球センサ40が前述の入賞
検出手段に相当し、電源基盤80が前述の電源部に相当
し、電源中継基盤90が前述の電源中継部に相当し、予
備電源用コンデンサが前述の予備電源手段に相当する。
【0082】続いて、本実施例のパチンコ遊技機の効果
について説明する。本実施例のパチンコ遊技機1では、
主制御基盤10に設けられているマイクロコンピュータ
11によって、賞品球の払い出しが適正に行われている
か否かを監視しているので、主制御基盤10と払出制御
基盤20との間で行われる通信が主制御基盤10から払
出制御基盤20への一方向に限られていても、パチンコ
球払出装置30から賞品球が適正に払い出されなくなっ
た場合にその旨を容易に把握することができる。
【0083】又、マイクロコンピュータ11は、累積カ
ウンタCa,累積保存カウンタCpの値を加減し、累積
保存カウンタCpの値が適正範囲にあるか否かを判断す
る処理と、コマンド14H(5個払出信号),コマンド
1EH(15個払出信号)を出力する処理とを、別個独
立に行っている。即ち、コマンド14H(5個払出信
号),コマンド1EH(15個払出信号)に対応する個
数の賞品球が払い出された旨が確認されるまで次のコマ
ンドを出力してはならない、という様な制約はなく、逐
次、払出制御基盤20にコマンド14H(5個払出信
号),コマンド1EH(15個払出信号)を出力する。
従って、入賞球が検出されてから賞品球を払い出すまで
の一連の処理を速やかに行うことができる。
【0084】そして、賞品球の払い出しが適正に行われ
ていない場合には異常内容表示器24,図柄表示装置5
0にその旨が表示されると共に、パチンコ球払出装置3
0,パチンコ球発射装置60等の機能が停止されるの
で、遊技者に知らせることによって自主的に遊技を中止
させる、又は、パチンコ遊技場の店員に知らせることに
よって店員から遊技者に事情を伝えて遊技を中止させる
ことができる。このため、遊技者側の不正によって規定
の個数より多く賞品球が払い出された場合や、パチンコ
遊技場側の不正によって規定の個数より少なく払い出さ
れた場合に、即座に対処することができる。従って、善
良な遊技者及び善良なパチンコ遊技場が大きな損害を被
る事態を回避することができる。
【0085】又、主制御基盤10から払出制御基盤20
へのコマンド14H(5個払出信号)又はコマンド1E
H(15個払出信号)の送信回数が5000回を上回る
と、累積保存カウンタCpの値が0になるので、賞品球
センサ33の検出誤差が累積されることによって累積保
存カウンタCpの値が100を上回ることや−100を
下回ることが殆どなくなるので、不必要な報知及び遊技
の停止を防止することができる。
【0086】又、電源中継基盤90は、外部電源装置か
らの電力供給が遮断されて電源基盤80が機能しなくな
った場合でもマイクロコンピュータ11のRAM11c
及びマイクロコンピュータ21のRAM21cの記憶内
容を保持することができる様に動作電力を供給する予備
電源用コンデンサを備えており、停電等の事故が発生し
ても、パチンコ球払出装置30から賞品球として払い出
されるべきパチンコ球の個数は保持されるので、遊技者
が大きな損害を被ることはない。従って、遊技者は安心
して遊技を行うことができる。加えて、電源基盤80,
電源中継基盤90からの電力供給が正常でなくなると、
未払出賞品球数カウンタCxの値が未払出賞品球数表示
器13に表示されるので、遊技者は、未払出賞品球数表
示器13を見ることによって復旧後に払い出される個数
を確認することができるので、遊技者とパチンコ遊技場
の店員との間における無用のトラブルを回避することが
できる。
【0087】又、予備電源用コンデンサは、電源基盤8
0と主制御基盤10,払出制御基盤20等との間に設け
られている電源中継基盤90に設けられているので、電
源基盤80の構成を何等変更することなく、電源中継基
盤90の構成を変更するだけで、例えば、マイクロコン
ピュータ11のRAM11c及びマイクロコンピュータ
21のRAM21cに加えて図柄表示装置の記憶内容等
も保持することができる様になる。従って、経済的であ
る。
【0088】主制御基盤10は、樹脂製のカバーで被覆
されており、かしめによって封印されてパチンコ遊技機
1にしっかり固定されているので、主制御基盤10に対
して不正な加工を施すことが困難である。従って、パチ
ンコ球払出装置30からパチンコ球が適正に払い出され
ているか否かを確実に把握することができる。
【0089】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は前述した実施例に何等限定されるものでは
なく、更に種々の態様において実施しても良いことはも
ちろんである。例えば、実施例では、送信回数が500
0回を上回る毎に累積保存カウンタCpの値を0にする
様に構成されているが、賞品球センサ33により検出さ
れた賞品球の個数が例えば20000個を上回る毎に累
積保存カウンタCpの値を0にする様に構成されていて
も良い。尚、この様に、賞品球センサ33により検出さ
れた賞品球の個数が所定個数を上回る毎に累積保存カウ
ンタCpの値を0にする処理は、前述の第2初期化手段
の作用に相当する。
【0090】又、実施例では、未払出賞品球数表示器1
3は主制御基盤10に備えられているが、払出制御基盤
20に備えられていても良い。この様に構成されている
場合には、5個賞品球払出用カウンタMの値の5倍と1
5個賞品球払出用カウンタNの値の15倍との和を演算
し、その値を未払出賞品球数表示器に表示することにな
る。
【0091】又、実施例では、主制御基盤10から払出
制御基盤20へコマンド27Hが送信され、払出制御基
盤20によってパチンコ球払出装置30,パチンコ球発
射装置60の機能が停止された後、パチンコ遊技場の店
員によって一旦電源が切られ、電源基盤80,電源中継
基盤90等が点検され、再度電源が入れられると、主制
御基盤10から払出制御基盤20へコマンド28Hが送
信され、コマンド28Hを受けた払出制御基盤20は、
まず、未払出賞品球数表示器23に表示されている個数
分の賞品球が払い出させ、その後で、パチンコ球発射装
置60の機能の停止を解除する様に構成されているが、
コマンド28Hを受信したら即座にパチンコ球発射装置
60の機能の停止を解除する様に構成されていても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 主制御基盤,払出制御基盤等の配置を説明す
るためのパチンコ遊技機の背面図である。
【図2】 パチンコ遊技機の主要部の電気的接続を説明
するためのブロック図である。
【図3】 コマンドデータの一覧を表す説明図である。
【図4】 主制御基盤のメインルーチンの流れを説明す
るためのフローチャートである。
【図5】 主制御基盤の電源監視処理の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【図6】 主制御基盤の送信回数判定処理の流れを説明
するためのフローチャートである。
【図7】 主制御基盤の遊技停止処理の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【図8】 払出制御基盤のメインルーチンの流れを説明
するためのフローチャートである。
【図9】 払出制御基盤の異常処理の流れを説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機 10…主制御基盤 11…マ
イクロコンピュータ 11a…CPU 11b…ROM 11c…RAM
12…入出力I/F 13…未払出賞品球数表示
器 20…払出制御基盤 21…マイクロコンピュ
ータ 21a…CPU 21b…ROM 21c
…RAM 22…入出力I/F 24…異常内容表示器 25
…リセット釦 26…残球処理釦 30…パチンコ
球払出装置 31…パチンコ球払出部 33…賞品
球センサ 34…貸出球センサ 40…入賞球セン
サ 41…補給球センサ 60…パチンコ球発射装
置 70…プリペイドカードユニット 80…電源基盤 90…電源中継基盤 H…ホール
コンピュータ。
フロントページの続き (72)発明者 梁川 誠市 愛知県春日井市美濃町2丁目102番地 Fターム(参考) 2C088 BA13 BA42 BC07 BC22 BC37 BC58 CA14 DA09 EA16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球が入賞口へ入賞したこと、又
    はパチンコ球がゲートを通過したことを検出する入賞検
    出手段と、 該入賞検出手段による検出結果に基づいて、遊技者に払
    い出すべき賞品球の個数を確定して払出個数信号として
    出力する払出個数信号出力手段を有する主制御部と、 前記払出個数信号出力手段から出力される払出個数信号
    に基づいて、遊技者にパチンコ球を払い出すためのパチ
    ンコ球払出手段を駆動して所定個数のパチンコ球を払い
    出させる払出指令手段を有する払出制御部と、 を備え、前記主制御部と前記払出制御部との間で行われ
    る通信が当該主制御部から当該払出制御部への一方向に
    限られるパチンコ遊技機において、 前記パチンコ球払出手段から賞品球として払い出された
    パチンコ球を検出する賞品球検出手段を設け、 前記主制御部に、 前記パチンコ球払出手段から賞品球として払い出される
    べきパチンコ球の個数である未払出個数を記憶しておく
    ための主制御部側記憶手段と、 前記入賞検出手段による検出結果に基づいて前記主制御
    部側記憶手段に記憶されている未払出個数を加算更新す
    る主制御部側加算更新手段と、 前記賞品球検出手段による検出結果に基づいて前記主制
    御部側記憶手段に記憶されている未払出個数を減算更新
    する主制御部側減算更新手段と、 前記主制御部側記憶手段に記憶されている未払出個数が
    予め設定された適正範囲にない場合に、パチンコ球の払
    い出しが適正に行われていないと判断し、判断結果を出
    力する第1払出適正判断手段と、 を設けたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記第1払出適正判断手段からパチンコ
    球の払い出しが適正に行われていない旨の判断結果が出
    力された場合にその旨を報知する報知手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第1払出適正判断手段からパチンコ
    球の払い出しが適正に行われていない旨の判断結果が出
    力された場合に遊技を停止させる遊技停止手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技
    機。
  4. 【請求項4】 前記主制御部に、前記払出個数信号出力
    手段が払出個数信号を出力した回数が予め設定された所
    定回数に達した場合に前記主制御部側記憶手段に記憶さ
    れている未払出個数を0にする第1初期化手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載されて
    いるパチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】 前記主制御部に、前記賞品球検出手段が
    検出したパチンコ球の個数が予め設定された所定個数に
    達した場合に前記主制御部側記憶手段に記憶されている
    未払出個数を0にする第2初期化手段を設けたことを特
    徴とする請求項1乃至4の何れかに記載されているパチ
    ンコ遊技機。
  6. 【請求項6】 パチンコ球が入賞口へ入賞したこと、又
    はパチンコ球がゲートを通過したことを検出する入賞検
    出手段と、 該入賞検出手段による検出結果に基づいて、遊技者に払
    い出すべき賞品球の個数を確定して払出個数信号として
    出力する払出個数信号出力手段を有する主制御部と、 前記払出個数信号出力手段から出力される払出個数信号
    に基づいて、遊技者にパチンコ球を払い出すためのパチ
    ンコ球払出手段を駆動して所定個数のパチンコ球を払い
    出させる払出指令手段を有する払出制御部と、 外部電源装置からの電力供給に基づいて前記主制御部及
    び前記払出制御部に動作電力を供給する電源部と、 を備え、前記主制御部と前記払出制御部との間で行われ
    る通信が当該主制御部から当該払出制御部への一方向に
    限られるパチンコ遊技機において、 前記パチンコ球払出手段から賞品球として払い出された
    パチンコ球を検出する賞品球検出手段を設け、 前記主制御部に、 前記パチンコ球払出手段から賞品球として払い出される
    べきパチンコ球の個数である未払出個数を記憶しておく
    ための主制御部側記憶手段と、 前記入賞検出手段による検出結果に基づいて前記主制御
    部側記憶手段に記憶されている未払出個数を加算更新す
    る主制御部側加算更新手段と、 前記賞品球検出手段による検出結果に基づいて前記主制
    御部側記憶手段に記憶されている未払出個数を減算更新
    する主制御部側減算更新手段と、 を設け、 更に、 少なくとも前記外部電源装置からの電力供給が遮断され
    て前記電源部が機能しなくなった場合に、前記主制御部
    側記憶手段に記憶されている未払出個数を保持するため
    に当該主制御部側記憶手段に動作電力を供給する予備電
    源手段を設けたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  7. 【請求項7】 前記主制御部側記憶手段に記憶されてい
    る未払出個数を表示するための未払出個数表示手段と、 少なくとも前記外部電源装置からの電力供給が遮断され
    て前記電源部が機能しなくなった場合に、前記未払出個
    数表示手段に未払出個数の表示を指令する表示指令手段
    と、 を設けたことを特徴とする請求項6に記載のパチンコ遊
    技機。
  8. 【請求項8】 前記電源部から前記主制御部,前記払出
    制御部等に動作電力を供給するために前記電源部と前記
    主制御部,前記払出制御部等との間に設けられている電
    源中継部に前記予備電源手段を設けたことを特徴とする
    請求項6又は7に記載のパチンコ遊技機。
  9. 【請求項9】 前記主制御部を被覆して外部から当該主
    制御部を構成する電子部品に触れることができない様に
    するための遮蔽手段と、 該遮蔽手段が開披された場合に痕跡が残る様に封印する
    封印手段と、 を備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記
    載のパチンコ遊技機。
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