JP2001137309A - 足温浴器 - Google Patents

足温浴器

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JP2001137309A
JP2001137309A JP32762299A JP32762299A JP2001137309A JP 2001137309 A JP2001137309 A JP 2001137309A JP 32762299 A JP32762299 A JP 32762299A JP 32762299 A JP32762299 A JP 32762299A JP 2001137309 A JP2001137309 A JP 2001137309A
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JP
Japan
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inner container
foot
footrest
placing stand
inner bottom
Prior art date
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Pending
Application number
JP32762299A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Konno
弘 紺野
Kazuo Sato
和男 佐藤
Mitsuru Kimura
充 木村
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湯と薬剤を入れた内容器内に、健康法増進の
ため青竹踏み突起を有する足乗せ台を収納したものにお
いて、内容器と足乗せ台の清掃性を向上させ、しかも足
乗せ台に長く足を乗せても低温火傷をしないようにし
た。 【解決手段】 上面が開口した樹脂製内容器1の外側底
面に発熱体2を取り付け、内底面に、該内底面と一定の
距離を確保する足乗せ台8を収納した足温浴器におい
て、足乗せ台8を内容器1内に取り出し自在に収納する
とともに、その下面の一部に磁石9を取り付け、さらに
内容器1の外側底面の前記磁石9と対応する位置に磁力
で動作するリードスイッチ6を設け、足乗せ台8を内容
器1の内底面に、該内底面と一定の距離を確保して収納
されたときのみ発熱体2に通電されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湯を用いて足を暖
める足温浴器に関し、詳しくはその安全性の確保に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の足温浴器として図3及び図4に示
すものが公知である。このものの構成はポリプロピレン
樹脂等の電気絶縁材料により成形され、上面が開口した
略方形の内容器1の外側底面に、防水性のコード状発熱
体2を設けるとともに、これらの内容器1及び発熱体2
をポリプロピレン樹脂等の電気絶縁材料で成形され、外
郭を構成する外容器3で覆い、さらに内容器1の外側底
面に発熱体2の発熱量を制御する制御体10と、温度ヒ
ューズ11、上面に温度設定手段5を備えたものであ
る。(特開平7−100180号公報) このものの使用方法は、あらかじめ適当な温度に調整し
た湯13を内容器1内に入れ、その後温度設定手段5で
湯温を適当に設定して電源を投入する。
【0003】これによって発熱体2に通電が開始され、
制御体10が通電動作を制御するまで発熱を続け、設定
された温度に達すると発熱体2への通電が断続される動
作を繰返して湯13の温度を一定に保つ。
【0004】使用者は湯13の中に浴用薬剤14を規定
量投入し、図5に示すように椅子15に腰掛けて内容器
1内の湯13に足を入れ、15〜30分間その状態を保
つ。
【0005】これによって使用者は、湯13のエネルギ
ーと浴用薬剤14の作用で足の皮膚を通して人体を加温
し、血液の流れにより全身に湯の熱や薬剤14の作用を
伝え、血行を良くして疲労回復、健康の維持を図るもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、内
容器1の外側底面に発熱体2を設けているため、保温の
面で効果があるが、長時間内容器1内に足を入れて発熱
体2と対応する面に足の裏を接していると、所謂低温火
傷を起こすという安全上問題があり、何らかの対策が必
要であった。
【0007】この低温火傷は、内容器1の発熱体2を張
り付けた面に密着して足の裏を接することにより、発熱
体2の熱移動が直接行われるために発生するもので、こ
の間に湯が介在することで防止できるものであり、図3
に示すように内容器1の内底面に青竹踏み突起16など
を形成することは有効な手段である。
【0008】しかし、このものは、内容器1内の湯に浴
用薬剤などを入れて使用するため、非常に汚れやすく、
清掃は必須の使用条件であるが、内底面に青竹踏み突起
16があると清掃面で非常にやりずらく、隅々まで洗浄
することは不可能であった。
【0009】そこで、青竹踏み突起16を形成した足乗
せ台を別途成形して内容器1内に着脱自在に挿入し、清
掃時はこの足乗せ台を取り外して洗う方法も考えられる
が、そののちに足乗せ台を取り外したままで使用される
と、低温火傷を起こすポテンシャルがあるため採用には
至っていない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、内容器内に健康増進の
ため青竹踏み突起を有する足乗せ台を取り出し自在に収
納して清掃性を向上させ、しかも低温火傷を防止するた
めに、この足乗せ台を取り外したときには発熱体には通
電されないようにしたものであり、その具体的手段とし
て足乗せ台の裏面に磁石を設け、これに対向する内容器
の外側低面に、この磁石の磁力により動作するリードス
イッチを設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1では、上面が開
口した樹脂製内容器の外側底面に発熱体等を取り付け、
その外側全体を同じく樹脂製の外容器で覆い、内容器の
内底面に、該内底面と一定の距離を確保する足乗せ台を
収納した足温浴器において、前記足乗せ台を内容器内に
取り出し自在に収納するとともに、その下面の一部に磁
石を取り付け、さらに内容器の外側底面の前記磁石と対
応する位置に磁力で動作するリードスイッチを設け、足
乗せ台を内容器の内底面に、該内底面と一定の距離を確
保して収納したときのみ発熱体に通電されるようにした
ものである。
【0012】また、請求項2では、足乗せ台は内容器の
内底面と略形状が一致し、上面に大小多数の青竹踏み突
起を形成し、下面に足温浴器の内底面とある距離を確保
する複数個の支持部を形成したものである。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1及び図2によっ
て説明する。
【0014】図において、1は上面が開口した内容器
で、耐熱性の樹脂で成形され、使用者の両足を収納する
のに適した容積を有している。2は内容器1の外側底面
に設けたコード状の発熱体で、電熱線をガラスなどで構
成した芯糸に巻き、シリコンゴム等の電気絶縁材料で被
覆され、さらに熱伝導の良いアルミシートで連接されて
おり、その飽和温度は100℃以下になるよう設定され
ている。
【0015】3は外容器で、耐熱性樹脂により成形さ
れ、外郭を構成している。4は内容器の上面を覆う外蓋
で、内容器1と着脱自在に取り付けられており樹脂で成
形されている。
【0016】10は制御体で、発熱体2の出力をサーミ
スタの抵抗変化を利用して湯温を38〜45℃程度に保
つよう制御している。5はシートスイッチなどの湯温設
定手段で、使用者が湯の温度を適当に設定するためのも
のであり、上面に露出している。11は温度過昇防止装
置としての温度ヒューズで、内容器1の外側底面に取り
付けられており、制御体10が故障したときの安全装置
として発熱体2の異常過熱を防止する。
【0017】6は磁気(磁束)により電気接点を開閉す
るリードスイッチで、内容器1の外側底面に取り付けら
れており、電子回路を介して電源を「切り」「入り」す
る。
【0018】8は内容器1の内底面と形状が略同一の足
乗せ台であり、樹脂により成形されていて上面に足を乗
せる大小多数の青竹踏み突起部8a、下面にそれを支え
る複数個の支持部8bを一体に成形しており、また内容
器1の外側底面に取り付けたリードスイッチ6と対向す
る位置に取り付け部材7によりマグネット9が取り付け
られている。
【0019】この足乗せ台8は内容器1の底部内面に平
坦に設置されて使用されるものであり、前記支持部8b
を適当な高さに設定することにより、内容器1の底部内
面との間に隙間12を確保している。
【0020】本発明は以上の構成よりなっており、使用
方法は外蓋4を取り外し、あらかじめ適当な温度に調整
した湯13を内容器1に入れ、外蓋4を取り付けて電源
を接続し、設定手段5を使用者の好みの温度にセットす
る。これによって発熱体2に通電が開始され、内容器1
の底部が加熱されるとともに、そこに接する湯13も加
熱されて上昇し、足乗せ台8の裏面に当たって4方に分
散して上昇攪拌され温度分布の良い湯が得られる。
【0021】又、制御体10が発熱体2の通電動作を制
御して設定温度に達すると通電を停止する動作を繰り介
して、湯13の温度を一定に保持する。
【0022】使用者は湯13の中に浴用薬剤14を規定
量投入し、図5に示すように椅子15に腰掛けて内容器
1の湯13の中の足乗せ台8に足を乗せ、約20分間そ
の状態を保つが、足は足乗せ台8の青竹踏み突起16の
上に載せているため青竹踏み効果が得られ、又内容器1
の高温部に接することはなく、低温火傷の心配が無く、
使用者の血行をよくすることが出来る。
【0023】次に、使用者が足乗せ台8を内容器1から
取り外すと内容器1の底部外面に取り付けられたリード
スイッチ6を動作させる磁気(磁束)が無くなり、電源
を「切り」にして湯13の保温加熱を停止する。
【0024】これによって使用者は、足乗せ台8がない
状態で使用しても低温火傷に至ることはない、しかもこ
の足乗せ台8を取り外せば内容器1の内面は凹凸のない
平面で、清掃が非常にやりやすく、隅々まできれいに洗
浄することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、内容器内にその内側底
面と湯が対流できる隙間を確保して青竹踏み突起を形成
した足乗せ台を取外し自在に収納したことにより低温火
傷を防止し、青竹踏みにより足湯の効果を高めることが
出来る。
【0026】また、足乗せ台を取り外し可能にしている
ため、清掃が非常にやりやすく、隅々まできれいに洗浄
することができる。
【0027】さらに、足乗せ台の裏面に付けた磁石と、
これにより動作するリードスイッチにより足乗せ台の取
り外し時、電源を「切り」にするようにしたので誤使用
による低温火傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す足温浴器の断面図。
【図2】本発明の一実施例を示す足温浴器の平面図。
【図3】従来例を示す足温浴器の断面図。
【図4】従来例を示す足温浴器の平面図。
【図5】使用状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 内容器 2 発熱体 3 外容器 4 外蓋 5 設定手段 6 リードスイッチ 8 足乗せ台 8a 青竹踏み突起 8b 支持部 9 磁石 12 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C094 AA02 BB01 BB15 BC25 CC09 DD14 DD17 EE20 EE24 FF01 FF17 GG08 GG11 GG16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した樹脂製内容器(1)の外
    側底面に発熱体(2)等を取り付け、その外側全体を同
    じく樹脂製の外容器(3)で覆い、内容器(1)の内底
    面に、該内底面と一定の距離を確保して足乗せ台(8)
    を収納した足温浴器において、前記足乗せ台(8)を内
    容器(1)内に取り出し自在に収納するとともに、その
    下面の一部に磁石(9)を取り付け、さらに内容器
    (1)の外側底面の前記磁石(9)と対応する位置に磁
    力で動作するリードスイッチ(6)を設け、足乗せ台
    (8)を内容器(1)の内底面に、該内底面と一定の距
    離を確保して収納したときのみ発熱体(2)に通電され
    ることを特徴とする足温浴器。
  2. 【請求項2】 足乗せ台(8)は内容器(1)の内底面
    と略形状が一致し、上面に大小多数の青竹踏み突起(8
    a)を形成し、下面に内容器(1)の内底面とある距離
    を確保する複数個の支持部(8b)を形成してなる請求
    項1記載の足温浴器。
JP32762299A 1999-11-18 1999-11-18 足温浴器 Pending JP2001137309A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013142429A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Oiles Corp 免震機構
CN112386468A (zh) * 2020-11-16 2021-02-23 王怀进 一种具有提高药效的中药泡脚桶

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