JP2001137038A - V字型ヘアアイロン - Google Patents

V字型ヘアアイロン

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JP2001137038A
JP2001137038A JP36523899A JP36523899A JP2001137038A JP 2001137038 A JP2001137038 A JP 2001137038A JP 36523899 A JP36523899 A JP 36523899A JP 36523899 A JP36523899 A JP 36523899A JP 2001137038 A JP2001137038 A JP 2001137038A
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JP
Japan
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hair
heating plate
shaped
temperature
iron
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JP36523899A
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English (en)
Inventor
Kenji Okabe
健二 岡部
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Hakko Kogyo Co Ltd
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Hakko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】V字型グリップのケース先端内側の片側又は両
側の温熱板を電気で加熱して挟持しながら髪の毛をウェ
ーブ、真直又はカールする時に、髪の毛を傷めることな
く少しの経験で安心して使用できるようにした安全性の
高いV字型ヘアアイロンを安価に提供するものである。 【構成】V字型グリップのケース先端内側の片側又は両
側に温熱板を有し、該温熱板を電気で加熱して挟持しな
がら髪の毛をウェーブ、真直又はカールするときに用い
るヘアアイロンであって、該温熱板を無段階に温度設定
して使用途中の温度を一定に保つ温度監視機能付制御装
置を接続し、前記V字型グリップのケース先端の片側又
は両側に設けられた温熱板と並行して、該温熱板の角度
を自動調整するための調整手段を内蔵して構成されたV
字型ヘアアイロンである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、V字型グリップの
先端内側の片側又は両側に温熱板を有し、該温熱板を電
気で加熱して挟持しながら髪の毛をウェーブ、真直又は
カールするときに用いるV字型ヘアアイロンの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているV字型ヘアアイ
ロンを図3に断面図で示し、ケース先端(18)側の左
半分を温熱板(17)を取り付け、右半分を温熱板(1
7)を取り付けていない場合の状態を示す。V字型ヘア
アイロン本体(14)のV字型グリップ(15)のケー
ス先端(18)の内側に温熱板(17)を有し、該温熱
板(17)を電気で180°C前後に加熱して挟持しな
がら髪の毛をウェーブ、真直又はカールするときに用ら
れているが、前記した温熱板(17)が180°C前後
の熱によりV字型グリップ(18)のケース本体(1
4)が歪んで温熱板(17)と温熱板(17)同志の接
触した時の隙間が開いて、ロングヘアやショートヘアに
限らず髪の毛にアイロン掛けする時の温度が伝わる箇所
と伝わらない箇所ができるため、アイロン掛けのでき上
がりにムラがあった。
【0003】特に、前記V字型ヘアアイロン(14)は
前記したように温熱板(17)と温熱板(17)同志の
接触した時の隙間の度合いがスイッチを入れる前と入れ
た後とは異なるため、量産化する時に1本1本微調整を
するには難しくアイロン掛けする者が調整をしなければ
ならなかった。
【0004】アイロン掛けのでき上がりムラを直すため
に、再度のアイロン掛けをしたために余分な時間を費や
したり、二度掛けしたことにより加熱しすぎて髪の毛が
変色したり、傷めたり、千切れたりすることが多く、前
記した温熱板(17)と温熱板(17)同志の接触した
時の隙間の度合いによりアイロン掛けする者の技術ノウ
ハウ、知識、体験、経験、熟練等を要するため、無知識
のアイロン掛けされた者との口論も耐えなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本案は、以上のような
実情に鑑みて発明したもので、V字型グリップのケース
先端内側の片側又は両側の温熱板を電気で加熱して挟持
しながら髪の毛をウェーブ、真直又はカールする時に、
髪の毛を傷めることなく少しの経験で安心して使用でき
るようにした安全性の高いV字型ヘアアイロンを安価に
提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、V字型グリップのケース先端内側の片側又
は両側に温熱板を有し、該温熱板を電気で加熱して挟持
しながら髪の毛をウェーブ、真直又はカールするときに
用いるヘアアイロンであって、該温熱板を無段階に温度
設定して使用途中の温度を一定に保つ温度監視機能付制
御装置を接続し、前記V字型グリップのケース先端の片
側又は両側に設けられた温熱板と並行して、該温熱板の
角度を自動調整するための調整手段を内蔵して構成され
たことを特徴としたV字型ヘアアイロンとしたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は以上のような構成である
ので、これを図面に基づきながら本発明の実施の形態を
説明する。
【0008】図1は、本案のV字型ヘアアイロンの全体
図であって、該V字型ヘアアイロンのケース本体(1)
は比較的軽い耐熱樹脂でできており、付け根は回転スプ
リング(9)付き電源コード(10)を設けて、該電源
コード(10)がもつれたり捩じれたりしないように工
夫され、V字型グリップ(3)部はガラス繊維入り耐熱
樹脂入りグリップを使用している。又、そのケース先端
(13)の内側の温熱板(12)はセラミックヒーター
を使用し、60度から180度の高温に耐えられるよう
にアルミナ皮膜にフッ素樹脂を複合した特殊表面処理加
工が施され、接触して火傷等の事故に合わないように安
全カバーとして防熱特殊フェルトカバー(図示せず)が
設けられているが、前記した特殊表面処理加工は、従来
のアルマイト加工やテフロン加工に比べて、耐磨耗性、
潤滑性、非粘着性、耐蝕性、耐油性、耐水性が大幅に向
上されるように設計されている。
【0009】図2は、本案のV字型ヘアアイロンを示し
た図で、図2のイは平面図、ロは左側面図、ハは左半分
を温熱板(12)を自動調整するための調整手段を設け
た状態を示し、右半分は温熱板(12)や調整手段を設
けていない状態を示す断面図、ホは底面図である。該V
字型ヘアアイロン(1)のケースは2分割にできるよう
に構成され、該V字型グリップ(3)のケース先端(1
3)の片側又は両側(図面では片側に取り付けた状態と
取り付けていない状態を示している)に設けられてい
る。この温熱板(12)と並行して、該温熱板(12)
の角度を自動調整するための調整手段について説明する
と、図2のハの図面に示すように該温熱板(12)の角
度を自動調整するために左右に屈曲した金属平板(1
1)を該温熱板(12)を支えるように固定しているの
で、電源を入れた際、温熱板(12)に接触した屈曲部
だけ伝熱するので該温熱板(12)は、前記した左右に
屈曲した金属平板(12)のバネ力により角度は常に並
行に維持することができる。又、電源を切っても温熱板
(12)全体に接触していないため、冷めるときも早
く、その他の箇所が高温で損傷したり、故障することも
ない。
【0010】尚、図2は該温熱板(12)の角度を自動
調整するための調整手段として、該V字型グリップ
(3)のケース先端(13)の両側に設けた一例を示し
たが、片側の温熱板は固定して左右に屈曲した金属平板
(11)を設けるのを反対側に設けて片側だけにするこ
ともできるものである。
【0011】本発明のV字型ヘアアイロンの温度監視機
能付制御装置は図1に示すように、電源プラグ(8)と
回転スプリング(9)付き電源コード(10)間には該
温熱板(12)を無段階に温度設定できて使用途中の温
度を一定に保つ温度監視機能付制御装置(スイッチ、温
度コントロールダイヤル、パイロットランプなど)
(4)が接続され、使用者の衣服などにサスペンダーク
リップ(2)で固定して、無段階に温度設定して調整し
ながら長時間使用できるので、漏電などの事故も起きる
ことがない。
【実施例】
【0012】本案は以上のような構成であるので、これ
を使用するときには、先ず電源プラグ(8)を差し込ん
で、V字型ヘアアイロン本体(1)のガラス繊維入り耐
熱樹脂入りV字型グリップ(3)を持って、使用者の衣
服などにサスペンダークリップ(2)で固定し、温度監
視機能付制御装置(スイッチ、温度コントロールダイヤ
ル、パイロットランプなど)(4)のスイッチ(5)を
入れる。暫くすると該温熱板(12)が温められるが、
温度コントロールダイヤル(6)により適度な温度に設
定し、髪の毛を該温熱板(12)と温熱板(12)の間
に挟んで、髪の毛が均一に当たるようにスライドしなが
らウェーブ、真直又はカールすることができるものであ
る。
【発明の効果】
【0013】温熱板(12)の角度を自動調整するため
に左右に屈曲した金属平板(11)を該温熱板(12)
を支えるように固定しているので、温熱板(12)に接
触した屈曲部だけ伝熱するだけで該温熱板(12)のバ
ネ力により角度は常に並行に維持することができるの
で、髪の毛をムラがないように均一に当てることがで
き、温熱板(12)と温熱板(12)同志の接触した時
の隙間の度合いによりアイロン掛けする者の技術ノウハ
ウ、知識、体験、経験、熟練等を要することもなく、少
しの知識、体験、経験だけで良いので作業性が向上され
無駄がなく綺麗に仕上げることができるので、従来のよ
うに無知識のアイロン掛けされた者との口論もすること
がない。
【0014】温熱板(12)全体に左右に屈曲した金属
平板(11)が一部しか接触していないため、温めると
きや冷めるときも早く、その他の箇所が高温で損傷した
り、故障することもない。
【0015】使用者の衣服などにサスペンダークリップ
(2)で固定して、無段階に温度調整しながら長時間使
用できるので、漏電などの事故も起きることがない。
【0016】髪の毛をウェーブ、真直又はカールする時
に、髪の毛が変色したり、傷めたり、千切れたりするこ
ともなく少しの経験で誰でも簡単に安心して使用できる
ようにした安全性の高いV字型ヘアアイロンとなり量産
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案のV字型ヘアアイロンの全体図。
【図2】本案のV字型ヘアアイロンの実施例図。 イ 回転スプリングに外側ケースを取り付けていない状
態の平面図。 ロ V字型ヘアアイロンの左側面図。 ハ 左半分を温熱板(12)を自動調整するための調整
手段を設けた状態を示し、右半分は温熱板(12)や調
整手段を設けていない状態を示す断面図。 ニ V字型ヘアアイロンの右側面図。 ホ V字型ヘアアイロンの底面図。
【図3】従来のV字型ヘアアイロン本体(14)のケー
ス先端(18)が歪んだ状態を示す断面図であって、左
半分に温熱板(17)を取り付けた状態、右半分は温熱
板(17)を取り付けていない状態を示す。
【符号の説明】
1 V字型ヘアアイロン本体 2 サスペンダークリップ 3 V字型グリップ 4 温度監視機能付制御装置 5 スイッチ 6 温度コントロールダイヤル 7 パイロットランプ 8 電源プラグ 9 回転スプリング 10 電源コード 11 左右に屈曲した金属平板 12 温熱板 13 ケース先端 14 従来のV字型ヘアアイロン本体 15 従来のV字型ヘアアイロン本体のV字型グリッ
プ 16 電源コード 17 従来のV字型ヘアアイロン本体の温熱板 18 従来のV字型ヘアアイロン本体のケース先端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】V字型グリップのケース先端(13)内側
    の片側又は両側に温熱板を有し、該温熱板を電気で加熱
    して挟持しながら髪の毛をウェーブ、真直又はカールす
    るときに用いるヘアアイロンであって、該温熱板を無段
    階に温度設定して使用途中の温度を一定に保つ温度監視
    機能付制御装置を接続し、前記V字型グリップのケース
    先端の片側又は両側に設けられた温熱板と並行して、該
    温熱板の角度を自動調整するための調整手段を内蔵して
    構成されたことを特徴としたV字型ヘアアイロン。
JP36523899A 1999-11-17 1999-11-17 V字型ヘアアイロン Pending JP2001137038A (ja)

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