JP2004223297A - V字型ヘアアイロン - Google Patents
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Abstract
【課題】髪の毛をウェーブ、真直又はカールする時に、髪の毛を傷めることなく少しの経験で安心して使用できるようにしたV字型ヘアアイロンを提供する。
【解決手段】V字型グリップのケース先端内側の両側に平板状の温熱板を有し、該温熱板を電気で加熱して挟持しながら毛髪を真直にするときに用いるヘアアイロンであって、前記V字型グリップのケース先端内側に設けられた上記温熱板のうち少なくとも一方の温熱板に対し、その角度を自動調整する調整手段を内蔵し、上記温熱板で挟持して毛髪を真直にする際に平板状の両温熱板同士が平行になるように構成した。
【選択図】図1
【解決手段】V字型グリップのケース先端内側の両側に平板状の温熱板を有し、該温熱板を電気で加熱して挟持しながら毛髪を真直にするときに用いるヘアアイロンであって、前記V字型グリップのケース先端内側に設けられた上記温熱板のうち少なくとも一方の温熱板に対し、その角度を自動調整する調整手段を内蔵し、上記温熱板で挟持して毛髪を真直にする際に平板状の両温熱板同士が平行になるように構成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、V字型グリップの先端内側の片側又は両側に温熱板を有し、該温熱板を電気で加熱して挟持しながら髪の毛をウェーブ、真直又はカールするときに用いるV字型ヘアアイロンの改良に関するものである。
従来より使用されているV字型ヘアアイロンを図3に断面図で示し、ケース先端(18)側の左半分を温熱板(17)を取り付け、右半分を温熱板(17)を取り付けていない場合の状態を示す。V字型ヘアアイロン本体(14)のV字型グリップ(15)のケース先端(18)の内側に温熱板(17)を有し、該温熱板(17)を電気で180°C前後に加熱して挟持しながら髪の毛をウェーブ、真直又はカールするときに用られている。
実開昭63−28402
上記従来例では、前記した温熱板(17)が180°C前後の熱によりV字型グリップ(18)のケース本体(14)が歪んで温熱板(17)と温熱板(17)同士の接触した時の隙間が開いて、ロングヘアやショートヘアに限らず髪の毛にアイロン掛けする時の温度が伝わる箇所と伝わらない箇所ができるため、アイロン掛けのでき上がりにムラがあった。
特に、前記V字型ヘアアイロン(14)は前記したように温熱板(17)と温熱板(17)同士の接触した時の隙間の度合いがスイッチを入れる前と入れた後とは異なるため、量産化する時に1本1本微調整をするには難しくアイロン掛けする者が調整をしなければならなかった。
アイロン掛けのでき上がりムラを直すために、再度のアイロン掛けをしたために余分な時間を費やしたり、二度掛けしたことにより加熱しすぎて髪の毛が変色したり、傷めたり、千切れたりすることが多く、前記した温熱板(17)と温熱板(17)同士の接触した時の隙間の度合いによりアイロン掛けする者の技術ノウハウ、知識、体験、経験、熟練等を要するため、無知識のアイロン掛けされた者との口論も耐えなかった。
本案は、以上のような実情に鑑みて発明したもので、V字型グリップのケース先端内側の片側又は両側の温熱板を電気で加熱して挟持しながら髪の毛をウェーブ、真直又はカールする時に、髪の毛を傷めることなく少しの経験で安心して使用できるようにした安全性の高いV字型ヘアアイロンを安価に提供することを目的としたものである。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、V字型グリップのケース先端内側の両側に平板状の温熱板を有し、該温熱板を電気で加熱して挟持しながら毛髪を真直にするときに用いるヘアアイロンであって、前記V字型グリップのケース先端内側に設けられた上記温熱板のうち少なくとも一方の温熱板に対し、その角度を自動調整する調整手段を内蔵し、上記温熱板で挟持して毛髪を真直にする際に平板状の温熱板同士が平行になるように構成されたV字型ヘアアイロンを要旨とする。
本発明は、V字型グリップのケース先端内側の片側又は両側に温熱板を有し、該温熱板を電気で加熱して挟持しながら髪の毛をウェーブ、真直又はカールするときに用いるヘアアイロンであって、該温熱板を無段階に温度設定して使用途中の温度を一定に保つ温度監視機能付制御装置を接続し、前記V字型グリップのケース先端の片側又は両側に設けられた温熱板と平行して、該温熱板の角度を自動調整するための調整手段を内蔵して構成されたことを特徴としたV字型ヘアアイロンである。
以上のような構成であるので、これを図面に基づきながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本案のV字型ヘアアイロンの全体図であって、該V字型ヘアアイロンのケース本体(1)は比較的軽い耐熱樹脂でできており、付け根は回転スプリング(9)付き電源コード(10)を設けて、該電源コード(10)がもつれたり捩じれたりしないように工夫され、V字型グリップ(3)部はガラス繊維入り耐熱樹脂入りグリップを使用している。又、そのケース先端(13)の内側の温熱板(12)はセラミックヒーターを使用し、60度から180度の高温に耐えられるようにアルミナ皮膜にフッ素樹脂を複合した特殊表面処理加工が施され、接触して火傷等の事故に合わないように安全カバーとして防熱特殊フェルトカバー(図示せず)が設けられているが、前記した特殊表面処理加工は、従来のアルマイト加工やテフロン(登録商標)加工に比べて、耐磨耗性、潤滑性、非粘着性、耐蝕性、耐油性、耐水性が大幅に向上されるように設計されている。
図2は、本案のV字型ヘアアイロンを示した図で、図2のイは平面図、ロは左側面図、ハは左半分を温熱板(12)を自動調整するための調整手段を設けた状態を示し、右半分は温熱板(12)や調整手段を設けていない状態を示す断面図、ホは底面図である。該V字型ヘアアイロン(1)のケースは2分割にできるように構成され、該V字型グリップ(3)のケース先端(13)の片側又は両側(図面では片側に取り付けた状態と取り付けていない状態を示している)に設けられている。
この温熱板(12)と並行して、該温熱板(12)の角度を自動調整するための調整手段について説明すると、図2のハの図面に示すように該温熱板(12)の角度を自動調整するために左右に屈曲した金属平板(11)を該温熱板(12)を支えるように固定しているので、電源を入れた際、温熱板(12)に接触した屈曲部だけ伝熱するので該温熱板(12)は、前記した左右に屈曲した金属平板(11)のバネ力により角度は常に平行に維持することができる。又、電源を切っても温熱板(12)全体に接触していないため、冷めるときも早く、その他の箇所が高温で損傷したり、故障することもない。
尚、図2は該温熱板(12)の角度を自動調整するための調整手段として、該V字型グリップ(3)のケース先端(13)の両側に設けた一例を示したが、片側の温熱板は固定して左右に屈曲した金属平板(11)を設けるのを反対側に設けて片側だけにすることもできるものである。
本発明のV字型ヘアアイロンの温度監視機能付制御装置は図1に示すように、電源プラグ(8)と回転スプリング(9)付き電源コード(10)間には該温熱板(12)を無段階に温度設定できて使用途中の温度を一定に保つ温度監視機能付制御装置(スイッチ、温度コントロールダイヤル、パイロットランプなど)(4)が接続され、使用者の衣服などにサスペンダークリップ(2)で固定して、無段階に温度設定して調整しながら長時間使用できるので、漏電などの事故も起きることがない。
本案は以上のような構成であるので、これを使用するときには、先ず電源プラグ(8)を差し込んで、V字型ヘアアイロン本体(1)のガラス繊維入り耐熱樹脂入りV字型グリップ(3)を持って、使用者の衣服などにサスペンダークリップ(2)で固定し、温度監視機能付制御装置(スイッチ、温度コントロールダイヤル、パイロットランプなど)(4)のスイッチ(5)を入れる。暫くすると該温熱板(12)が温められるが、温度コントロールダイヤル(6)により適度な温度に設定し、髪の毛を該温熱板(12)と温熱板(12)の間に挟んで、髪の毛が均一に当たるようにスライドしながらウェーブ、真直又はカールすることができるものである。
温熱板(12)の角度を自動調整するために左右に屈曲した金属平板(11)を該温熱板(12)を支えるように固定しているので、温熱板(12)に接触した屈曲部だけ伝熱するだけで該温熱板(12)のバネ力により角度は常に平行に維持することができるので、掬った髪の毛を温熱板で挟んだときに髪の毛が均一に広がって、髪の毛をムラがないように均一に当てることができ、温熱板(12)と温熱板(12)同士の接触した時の隙間の度合いによりアイロン掛けする者の技術ノウハウ、知識、体験、経験、熟練等を要することもなく、少しの知識、体験、経験だけで良いので作業性が向上され無駄がなく綺麗に仕上げることができるので、従来のように無知識のアイロン掛けされた者との口論もすることがない。
温熱板(12)全体に左右に屈曲した金属平板(11)が一部しか接触していないため、温めるときや冷めるときも早く、その他の箇所が高温で損傷したり、故障することもない。
使用者の衣服などにサスペンダークリップ(2)で固定して、無段階に温度調整しながら長時間使用できるので、漏電などの事故も起きることがない。
髪の毛をウェーブ、真直又はカールする時に、髪の毛が変色したり、傷めたり、千切れたりすることもなく少しの経験で誰でも簡単に安心して使用できるようにした安全性の高いV字型ヘアアイロンとなり量産が可能である。
1 V字型ヘアアイロン本体
2 サスペンダークリップ
3 V字型グリップ
4 温度監視機能付制御装置
5 スイッチ
6 温度コントロールダイヤル
7 パイロットランプ
8 電源プラグ
9 回転スプリング
10 電源コード
11 左右に屈曲した金属平板
12 温熱板
13 ケース先端
14 従来のV字型ヘアアイロン本体
15 従来のV字型ヘアアイロン本体のV字型グリップ
16 電源コード
17 従来のV字型ヘアアイロン本体の温熱板
18 従来のV字型ヘアアイロン本体のケース先端
2 サスペンダークリップ
3 V字型グリップ
4 温度監視機能付制御装置
5 スイッチ
6 温度コントロールダイヤル
7 パイロットランプ
8 電源プラグ
9 回転スプリング
10 電源コード
11 左右に屈曲した金属平板
12 温熱板
13 ケース先端
14 従来のV字型ヘアアイロン本体
15 従来のV字型ヘアアイロン本体のV字型グリップ
16 電源コード
17 従来のV字型ヘアアイロン本体の温熱板
18 従来のV字型ヘアアイロン本体のケース先端
Claims (1)
- V字型グリップのケース先端内側の両側に平板状の温熱板を有し、該温熱板を電気で加熱して挟持しながら毛髪を真直にするときに用いるヘアアイロンであって、前記V字型グリップのケース先端内側に設けられた上記温熱板のうち少なくとも一方の温熱板に対し、その角度を自動調整する調整手段を内蔵し、上記温熱板で挟持して毛髪を真直にする際に平板状の両温熱板同士が平行になるように構成されたことを特徴としたV字型ヘアアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004139282A JP2004223297A (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | V字型ヘアアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004139282A JP2004223297A (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | V字型ヘアアイロン |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36523899A Division JP2001137038A (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | V字型ヘアアイロン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004223297A true JP2004223297A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=32906434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004139282A Pending JP2004223297A (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | V字型ヘアアイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004223297A (ja) |
-
2004
- 2004-05-10 JP JP2004139282A patent/JP2004223297A/ja active Pending
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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