JP2001136888A - 殺蟻剤用容器 - Google Patents

殺蟻剤用容器

Info

Publication number
JP2001136888A
JP2001136888A JP32109299A JP32109299A JP2001136888A JP 2001136888 A JP2001136888 A JP 2001136888A JP 32109299 A JP32109299 A JP 32109299A JP 32109299 A JP32109299 A JP 32109299A JP 2001136888 A JP2001136888 A JP 2001136888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
sealing material
termiticide
termicide
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32109299A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ishikawa
浩二 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP32109299A priority Critical patent/JP2001136888A/ja
Publication of JP2001136888A publication Critical patent/JP2001136888A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時に簡単な操作で使用状態にすることが
できる殺蟻剤用容器を提供することにある。 【解決手段】 容器本体と蓋体とを一体化し、内部に前
記容器本体に一体的に突設された周壁により形成された
収納部と、該収納部を剥離可能に密封した密封材と、下
部に複数の開口部とを備えた殺蟻剤用容器において、前
記密封材は前記収納部を密封するための密封部分と、該
密封部分に連接して設けられた開封部分とからなり、前
記密封材は前記開封部分が前記密封材の密封部分で密封
した状態で前記収納部上に折り返し部で折り返されると
共に前記開封部分が前記外部に突出して設けられ、前記
外部に設けられた前記開封部分を引っ張ることにより前
記収納部が開封するように構成されていることを特徴と
する殺蟻剤用容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蟻の駆除に用いら
れる殺蟻剤用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蟻の駆除に用いられる従来の殺蟻剤用容
器としては、蟻が出入りすることができる複数の開口部
を備えた容器に殺蟻剤を収納した包装袋が別添されてお
り、使用時に前記包装袋から殺蟻剤を取り出して容器内
に収納して使用する形態が一般的なものである。
【0003】ところで、上記形態は、使用時に殺蟻剤が
収納された包装袋を開封して殺蟻剤を取り出し、容器内
の所定場所に殺蟻剤を収納するといった収納作業は結構
手間のかかる作業であり、また、容器内の所定場所に殺
蟻剤を収納する際に殺蟻剤をこぼすといった問題、さら
にはこぼした殺蟻剤を所定場所に入れる際に手指を殺蟻
剤で汚染するといった問題があり、満足のいくものでは
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、使用時に殺蟻剤を所定場所に収納するといった
手間のかかる収納作業が不要で、かつ、殺蟻剤をこぼす
ことなく、手指等を殺蟻剤で汚染することがない殺蟻剤
用容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために、請求項1記載の発明は、容器本体と蓋
体とを一体化し、内部に前記容器本体に一体的に突設さ
れた断面略台形状の周壁により形成された収納部と、該
収納部をその周壁の頂部の易剥離性接着部で接着して密
封した密封材と、下部に前記内部と外部とを連通する複
数の開口部とを備えた殺蟻剤用容器において、前記密封
材は前記収納部を密封するための密封部分と密封した前
記収納部から前記密封部分を剥離して開封するための開
封部分とからなり、前記密封材は前記開封部分が前記密
封材の密封部分で密封した状態で前記収納部上に折り返
し部で折り返されると共に前記開封部分が前記外部に突
出して設けられ、前記外部に設けられた前記開封部分を
引っ張ることにより前記収納部が開封するように構成さ
れていることを特徴とするものである。このように構成
することにより、使用時に殺蟻剤を所定場所に収納する
といった手間のかかる収納作業が不要で、かつ、殺蟻剤
をこぼすことなく、手指等を殺蟻剤で汚染することがな
い殺蟻剤用容器とすることができる。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の殺蟻剤用容器において、前記易剥離性接着部が前記
密封材の折り返し部側に突出するように形成されている
ことを特徴とするものである。このように構成すること
により、収納部を容易に開封することができる。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1、
2のいずれかに記載の殺蟻剤用容器において、前記収納
部が隔壁により仕切られていることを特徴とするもので
ある。このように構成することにより、効能の異なる殺
蟻剤を収納することができ、たとえば、2種類の蟻にそ
れぞれ効果を発揮する殺蟻剤を別々に収納することがで
き、一つの殺蟻剤用容器で二つの役を果たすことができ
る。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の殺蟻剤用容器において、前記密封材が前記隔壁の頂
部の易剥離性接着部で接着したことを特徴とするもので
ある。このように構成することにより、効能の異なる殺
蟻剤を流通時等において混ざることなく収納することが
できる。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項3、
4のいずれかに記載の殺蟻剤用容器において、前記隔壁
が前記密封材の開封方向に対して交差するように形成さ
れていることを特徴とするものである。このように構成
することにより、前記密封材が前記隔壁の頂部の易剥離
性接着部で接着されている場合においても、前記密封材
を容易に剥離することができ、収納部を容易に開封する
ことができる。
【0010】また、請求項6記載の発明は、請求項1〜
5のいずれかに記載の殺蟻剤用容器において、前記密封
材が通過するためのスリットが形成されていることを特
徴とするものである。このように構成することにより、
密封材にかかる抵抗をなくすことができ、収納部を容易
に開封することができる。
【0011】また、請求項7記載の発明は、請求項1、
4のいずれかに記載の殺蟻剤用容器において、前記易剥
離性接着部が前記密封材を密封した前記収納部から剥離
する際の剥離強度が800g以下の剥離強度を有してい
ることを特徴とするものである。このように構成するこ
とにより、密封材で密封した収納部を開封する際に、容
易に開封することができ、収納部に収納された殺蟻剤を
こぼすことを防止することができる。なお、前記易剥離
性接着部の下限の強度としては密封状態が保持され得る
程度の強度、すなわち、10g程度の剥離強度でも構わ
ない。
【0012】また、請求項8記載の発明は、請求項1〜
7のいずれかに記載の殺蟻剤用容器において、前記密封
材と前記容器本体の透湿度がそれぞれ2.0 g/m2・24hr
s 以下であることを特徴とするものである。このように
構成することにより、吸湿し易い殺蟻剤、たとえば、ア
ミジノヒドラゾン製剤のような吸湿し易い殺蟻剤に対し
て、殺蟻剤が吸湿することを長期間防止することがで
き、効能を保持することができる。なお、透湿度はJI
SZO2O8(カップ法による測定)に準じて測定した
値である。
【0013】また、請求項9記載の発明は、請求項1〜
8のいずれかに記載の殺蟻剤用容器において、前記蓋体
と前記密封材がいずれも透明であることを特徴とするも
のである。このように構成することにより、外部から殺
蟻剤の有無を確認することができるために、購買者に安
心感を与えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】上記の本発明について、具体的な
実施形態を図面等を用いて以下に更に詳しく説明する。
図1は本発明にかかる殺蟻剤用容器の外観を示す概略的
斜視図、図2は図1の殺蟻剤用容器から蓋体を外した状
態を示す斜視図、図3は本発明にかかる殺蟻剤用容器の
操作方法を説明するための殺蟻剤用容器の一部を破断し
た図であって、図中の1は殺蟻剤用容器、2は側壁、3
は開口部、4はスリット、5は密封材、6は収納部、7
は易剥離性接着部、8は折り返し部、10は容器本体、1
1,21は周縁壁、12,22は切欠、13は周壁、14は隔壁、2
0は蓋体、51は密封材の密封部分、52は密封材の開封部
分をそれぞれ示す。
【0015】図1は本発明にかかる殺蟻剤用容器の外観
を示す概略的斜視図であって、殺蟻剤用容器1は容器本
体10と蓋体20とを嵌合部(図示せず)で嵌合して一体化
したものである。前記殺蟻剤用容器1の側壁2は前記容
器本体10の周縁に形成された周縁壁11と前記蓋体20の周
縁に形成された周縁壁21とで形成されると共に前記側壁
2の下部には前記周縁壁11と21とにそれぞれ設けられた
切欠12と22とにより形成される内部と外部とを連通する
複数の開口部3が設けられている。さらに、前記殺蟻剤
用容器1の側壁2(図上右側の側壁)には、蓋体20の周
壁21の端部を矩形状に切り欠いて形成されたスリット4
が設けられ、該スリット4から密封材5が外部に突出し
て設けられている。前記開口部3が蟻の殺蟻剤用容器1
への出入り口となる。
【0016】図2は図1の殺蟻剤用容器から蓋体を外し
た状態を示す斜視図であって、前記容器本体10の底面に
は前記容器本体10に一体的に突設された断面略台形状の
周壁13により形成されると共に隔壁14により2室に仕切
られた殺蟻剤(図示せず)を収納する収納部6、6が設
けられ、前記収納部6、6は前記収納部6、6を形成す
る前記周壁13と前記隔壁14の頂部で前記密封材5と易剥
離性接着部7で密封されている。前記密封材5は前記収
納部6、6を密封するための密封部分51と密封した前記
収納部6、6から前記密封部分を剥離して開封するため
に前記密封部分51に連接して設けられた開封部分52とか
らなり、前記密封材5は前記開封部分52が前記密封材5
の前記密封部分51で密封した状態で前記収納部6、6上
に折り返し部8で折り返されると共に前記開封部分52が
外部に突出して設けられている。なお、前記収納部6、
6が断面略台形状の周壁13により形成されているのは、
蟻が外部と収納部6、6とを容易に往来できる上りやす
く下りやすい斜面を作るためである。また、必要に応じ
て、斜面の表面を梨地状にすることにより、一層上りや
すく下りやすい斜面とすることができる。なお、説明に
おいて2室の収納部6、6としたのは、少なくとも2種
類の蟻に対してそれぞれに有効な殺蟻剤を収納できると
いうことを例示するためであり、1室からなる収納部で
あってもよいし、また、3室以上の収納部であってもよ
い。
【0017】このように構成された殺蟻剤用容器1は、
前記収納部6、6が前記密封材5で密封されており、流
通時等において殺蟻剤(図示せず)が前記収納部6、6
から殺蟻剤用容器1内外へ飛散することがない。
【0018】次に、本発明の殺蟻剤用容器1の操作方法
について、収納部6、6に収納された殺蟻剤を図示はし
ないが、その一例を説明する。まず、図1に示す殺蟻剤
用容器1を所定場所に設置し、殺蟻剤用容器1を手指等
で固定すると共に、殺蟻剤用容器1に設けられた前記ス
リット4から外部に突出して設けられた前記密封材5を
手指等で引っ張る操作をすることにより、前記密封材5
の前記折り返し部8(図2参照)側から前記収納部6、
6を前記易剥離性接着部7で密封した密封材5が剥がれ
だし、図3(a)に示す状態となる。さらに、引っ張る
操作を継続することにより、前記収納部6、6を密封し
た前記密封材5を完全に剥がし取ることができ、図3
(b)に示す状態、すなわち、使用可能な状態とするこ
とができる。このように、殺蟻剤用容器1は、前記密封
材5を引っ張るという操作をして、前記収納部6、6を
開封するだけで使用可能な状態とすることができるため
に、従来の殺蟻剤用容器のように使用時に殺蟻剤を所定
場所に収納するという結構煩雑な作業をする必要がな
く、また、殺蟻剤をこぼすこともなく、手指等を殺蟻剤
で汚染するということもなく、極めて簡単、かつ、安全
に使用可能な状態とすることができる。
【0019】ところで、前記易剥離性接着部7は、前記
密封材5の前記折り返し部8側において、前記折り返し
部8側に突出する形状に形成されていることが望まし
い。この理由としては、この部分が前記収納部6、6を
開封する剥離開始端となるために、前記密封材5の前記
折り返し部8側に突出する形状に前記易剥離性接着部7
を形成することにより、剥離開始時の引っ張る力を小さ
いものとすることができ、容易に前記収納部5を開封す
ることができるからである。また、前記殺蟻剤用容器1
に前記スリット4を敢えて設ける必要はないが、前記ス
リット4を設けることにより、前記殺蟻剤用容器1と密
封材5との摩擦抵抗をなくすことができ、一層小さな引
っ張り力で前記収納部5を開封することができる。な
お、前記収納部5を開封するための引っ張る力(剥離強
度)としては、経験的に800g以下になるように前記
易剥離性接着部7を形成するのが適当である。なお、剥
離強度はテンシロン等の測定器を用いて、引張速度10
0mmで180度剥離した場合の強度を示す。
【0020】次に、本発明の殺蟻剤用容器1を構成する
容器本体10、蓋体20、密封材5に用いる材料について説
明する。まず、前記容器本体10を形成する合成樹脂とし
ては、射出成形可能なものであれば特に限定するもので
はないが、たとえば、アミジノヒドラゾン製剤のような
吸湿性のある殺蟻剤を用いる場合には、製造してから使
用されるまでの有効期間を考慮すると透湿度が2.0g/m2
・24hrs 以下である必要があり、たとえば、透湿度の小
さい合成樹脂、すなわち、ポリプロピレン系樹脂が適当
である。この容器本体10は必要に応じて顔料等で透明、
あるいは、不透明に着色したものであってもよい。
【0021】また、前記蓋体20を形成する合成樹脂につ
いても、射出成形可能なものであれば特に限定するもの
ではないが、殺蟻剤用容器1の収納部6、6に収納され
た殺蟻剤の有無を外部から確認できる方が購買者に安心
感を与えることができるために、透明性を有する合成樹
脂、たとえば、安価であると共に成形性に優れたポリス
チレン系樹脂が適当である。この場合、透明性を落とす
ことなく顔料等で着色してもよい。
【0022】また、前記密封材5としては、単体ないし
積層体のいずれであってもよく、たとえば、2軸延伸ポ
リエチレンフィルム、2軸延伸ポリプロピレンフィル
ム、2軸延伸ポリエステルフィルム、2軸延伸ポリアミ
ドフィルム、あるいは、これらにポリ塩化ビニリデンの
塗工層、あるいは、アルミニウム、酸化アルミニウム、
酸化珪素等の無機物の蒸着層などの酸素ガスや水蒸気ガ
スに対するガスバリアー性を持たせたものなどの単体、
あるいは、これら単体の積層体、あるいは、前記単体な
いし前記積層体にポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体等の熱接着性樹脂層を設けたものなどを用いること
ができる。
【0023】ところで、前記密封材5においても、前記
容器本体10と同様にアミジノヒドラゾン製剤のような吸
湿性のある殺蟻剤を用いる場合には、前記密封材5の透
湿度は2.0g/m2・24hrs 以下である必要があり、また、
殺蟻剤用容器1の収納部6、6に収納された殺蟻剤の有
無を外部から確認できるようにするためには、前記蓋体
20と同様に前記密封材5についても透明性に優れたもの
である必要があり、前記殺蟻剤用容器1に要求される品
質、たとえば、殺蟻剤の性質や殺蟻剤を外部から確認で
きることなどの要求される品質を考慮して前記密封材5
についても適宜用いる材質を決めればよい。
【0024】次に、前記易剥離性接着部7について説明
する。前記易剥離性接着部7は、前記容器本体10に一体
的に突設された断面略台形状の周壁により形成された前
記収納部6、6の前記周壁の頂部と前記密封材5とを接
着することにより形成される。この易剥離性接着部7
は、前記密封材5を引っ張ることにより800g以下の
力で剥離するように構成する必要があるが、このような
易剥離性を有する接着部は色々な構成が考えられ、たと
えば、前記密封材5に2軸延伸ポリプロピレンフィルム
に低密度ポリエチレンを積層したものを用い、前記容器
本体10にエチレン−プロピレン共重合体を用いて、前記
密封材5の低密度ポリエチレンとエチレン−プロピレン
共重合体からなる前記容器本体10を熱接着することで易
剥離性接着部7を形成することができるし、また、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等のホットメルト型接着剤を
介して前記密封剤5をエチレン−プロピレン共重合体か
らなる前記容器本体10とを接着することによっても易剥
離性接着部7を形成することができるし、また、別の形
成方法としては、たとえば、吸湿性のある殺蟻剤の場合
には前記容器本体10にポリプロピレンを用い、前記密封
材5に酸化珪素を蒸着した2軸延伸ポリエステルフィル
ムと2軸延伸ポリエステルフィルムないし2軸延伸ポリ
アミドフィルムと易剥離性熱接着樹脂〔具体的には
(株)東セロ製のCMPS008C〕とを積層したものを用い、
前記密封材5の前記易剥離性熱接着樹脂〔具体的には
(株)東セロ製のCMPS008C〕とポリプロピレンからなる
前記容器本体10とを熱接着することで易剥離性接着部7
を形成することもできる。なお、前記易剥離性接着部7
を熱接着により形成する場合には、前記容器本体10の前
記収納部6、6を形成する周壁の頂部に接着を容易にす
るために、接着時の熱と圧力で容易に潰すことができる
連続した凸条部(所謂、突起熱接着部)を設ける構成と
するのがよい。この凸条部は1条であってもよいし2条
以上の複数条であってもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明の殺蟻剤用容器は、今まで縷々説
明したように、使用時においては殺蟻剤を所定場所に収
納するという結構煩雑な作業をする必要がなく、また、
殺蟻剤をこぼすこともなく、手指等を殺蟻剤で汚染する
ということもなく、極めて簡単、かつ、安全に使用可能
な状態とすることができるという今までの殺蟻剤用容器
にはない優れた効果を奏するものである。また、流通時
等においても殺蟻剤が収納部から殺蟻剤用容器内外へ飛
散することを防止できるという効果も奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる殺蟻剤用容器の外観を示す概
略的斜視図である。
【図2】 図1の殺蟻剤用容器から蓋体を外した状態を
示す斜視図である。
【図3】 本発明にかかる殺蟻剤用容器の操作方法を説
明するための殺蟻剤用容器の一部を破断した図である。
【符号の説明】
1 殺蟻剤用容器 2 側壁 3 開口部 4 スリット 5 密封材 6 収納部 7 易剥離性接着部 8 折り返し部 10 容器本体 11,21 周縁壁 12,22 切欠 13 周壁 14 隔壁 20 蓋体 51 密封材の密封部分 52 密封材の開封部分

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と蓋体とを一体化し、内部に前
    記容器本体に一体的に突設された断面略台形状の周壁に
    より形成された収納部と、該収納部をその周壁の頂部の
    易剥離性接着部で接着して密封した密封材と、下部に前
    記内部と外部とを連通する複数の開口部とを備えた殺蟻
    剤用容器において、前記密封材は前記収納部を密封する
    ための密封部分と密封した前記収納部から前記密封部分
    を剥離して開封するための開封部分とからなり、前記密
    封材は前記開封部分が前記密封材の密封部分で密封した
    状態で前記収納部上に折り返し部で折り返されると共に
    前記開封部分が前記外部に突出して設けられ、前記外部
    に設けられた前記開封部分を引っ張ることにより前記収
    納部が開封するように構成されていることを特徴とする
    殺蟻剤用容器。
  2. 【請求項2】 前記易剥離性接着部が前記密封材の折り
    返し部側に突出するように形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の殺蟻剤用容器。
  3. 【請求項3】 前記収納部が隔壁により仕切られている
    ことを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の殺蟻
    剤用容器。
  4. 【請求項4】 前記密封材が前記隔壁の頂部の易剥離性
    接着部で接着したことを特徴とする請求項3記載の殺蟻
    剤用容器。
  5. 【請求項5】 前記隔壁が前記密封材の開封方向に対し
    て交差するように形成されていることを特徴とする請求
    項3、4のいずれかに記載の殺蟻剤用容器。
  6. 【請求項6】 前記密封材が通過するためのスリットが
    形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載の殺蟻剤用容器。
  7. 【請求項7】 前記易剥離性接着部が前記密封材を密封
    した前記収納部から剥離する際の剥離強度が800g以
    下の剥離強度を有していることを特徴とする請求項1、
    4のいずれかに記載の殺蟻剤用容器。
  8. 【請求項8】 前記密封材と前記容器本体の透湿度がそ
    れぞれ2.0 g/m2・24hrs 以下であることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれかに記載の殺蟻剤用容器。
  9. 【請求項9】 前記蓋体と前記密封材がいずれも透明で
    あることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の
    殺蟻剤用容器。
JP32109299A 1999-11-11 1999-11-11 殺蟻剤用容器 Pending JP2001136888A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32109299A JP2001136888A (ja) 1999-11-11 1999-11-11 殺蟻剤用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32109299A JP2001136888A (ja) 1999-11-11 1999-11-11 殺蟻剤用容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001136888A true JP2001136888A (ja) 2001-05-22

Family

ID=18128735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32109299A Pending JP2001136888A (ja) 1999-11-11 1999-11-11 殺蟻剤用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001136888A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100205850A1 (en) * 2009-02-13 2010-08-19 Alan Bernard Insect bait station with snap-open cartridge and cradle
US20100325940A1 (en) * 2009-06-26 2010-12-30 Pryor Alan E Rodent Bait Station
US8104224B1 (en) * 2010-06-08 2012-01-31 Doss Munir H Ant exterminator apparatus
US8156684B2 (en) * 2009-06-18 2012-04-17 Nisus Corporation Pest control bait station
JP2012205794A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Dainippon Printing Co Ltd 薬剤蒸散容器
WO2013085002A1 (ja) * 2011-12-06 2013-06-13 アース製薬株式会社 アリ毒餌剤容器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100205850A1 (en) * 2009-02-13 2010-08-19 Alan Bernard Insect bait station with snap-open cartridge and cradle
US8266839B2 (en) * 2009-02-13 2012-09-18 Alan Bernard Insect bait station with snap-open cartridge and cradle
US8156684B2 (en) * 2009-06-18 2012-04-17 Nisus Corporation Pest control bait station
US20100325940A1 (en) * 2009-06-26 2010-12-30 Pryor Alan E Rodent Bait Station
US8683738B2 (en) * 2009-06-26 2014-04-01 De Sangosse U.S., Inc. Rodent bait station
US8104224B1 (en) * 2010-06-08 2012-01-31 Doss Munir H Ant exterminator apparatus
JP2012205794A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Dainippon Printing Co Ltd 薬剤蒸散容器
WO2013085002A1 (ja) * 2011-12-06 2013-06-13 アース製薬株式会社 アリ毒餌剤容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10836518B2 (en) Rigid holding container with breachable perimeter bubble
US6589622B1 (en) Resealable label flap including tamper evident tab
US4301926A (en) Container assembly for liquids
ES2386603T3 (es) Recipiente flexible y elemento de cierre reusable
US5310262A (en) Flexible package with an easy open arrangement
US6691886B1 (en) Resealable plastic packaging container with hook and loop closure
MXPA06000262A (es) Recipiente para alimentos re-sellable.
JPH07508484A (ja) 流動物質もしくは固形物質のパッケージシステム
WO2017167802A1 (en) Container with resealable inner package
US6270255B1 (en) Opening system for beverage container
JP2001136888A (ja) 殺蟻剤用容器
JPH0699991A (ja) 拡散調節機能付き袋
JPH11278556A (ja) 包装袋
JP2000007027A (ja) 液状物質収容容器
JP2004299203A (ja) 芳香剤包装材料
JP2004203414A (ja) 包装袋および収容物の計量方法
JPH0549622U (ja) 包装用容器
JPH1081347A (ja) 小出し機能付き袋
JPS6025211Y2 (ja) 手術用縫合糸の包装体
US20070127855A1 (en) Double wall bags
JP7439449B2 (ja) 包装袋
JP2002347840A (ja) 包装容器
JP4770185B2 (ja) 収容袋
EP0420301A1 (en) A re-sealable dispenser-container
JPS5942370Y2 (ja) 二成分混合用包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090901