JP2001136789A - Ic駆動回路 - Google Patents

Ic駆動回路

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JP2001136789A
JP2001136789A JP31449299A JP31449299A JP2001136789A JP 2001136789 A JP2001136789 A JP 2001136789A JP 31449299 A JP31449299 A JP 31449299A JP 31449299 A JP31449299 A JP 31449299A JP 2001136789 A JP2001136789 A JP 2001136789A
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Japan
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signal
actuator
output
drive circuit
input
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JP31449299A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Sakamoto
哲男 坂本
Hirobumi Seki
関  博文
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Nidec Precision Corp
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータは通常の二値制御信号
を出力する端子に加え、PWM信号などの特別な制御信
号を出力する端子を備えていることがある。これに対応
して、マイクロコンピュータに接続されるドライバIC
がこの特別な制御信号を有効に活用出来る手段を付加し
て、複数のアクチュエータの間で利用価値の高い特別な
制御信号を共通に用いる。 【解決手段】IC駆動回路1は入力部、出力部及びこれ
らに給電する電源部を備え、入力部から取り込んだ信号
に応じて出力部に接続したアクチュエータ3,4をオン
/オフ駆動する。入力部は、駆動すべきアクチュエータ
を選択する信号を取り込む入力端子IN4と、アクチュ
エータの駆動のオン/オフを制御する信号を取り込む共
通入力端子IN1と、取り込んだ信号を処理して選択さ
れたアクチュエータ3又は4に割り当てられた出力端子
OUT1,OUT2又はOUT3,OUT4を特定し且
つ特定された出力端子をオン/オフ制御する論理手段と
を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力部、出力部及
びこれらに給電する電源部を備え、入力部で取り込んだ
マイクロコンピュータ等からの信号に応じて出力部に接
続したアクチュエータを駆動するIC駆動回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】チップ化されたマイクロコンピュータに
同じくチップ化されたIC駆動回路(ドライバIC)を
接続してモータなどのアクチュエータを駆動する制御系
は様々な電気機械器具に応用されている。図5は、その
一例としてプログラム制御方式のカメラを模式的に表わ
したものである。この例は二個のドライバIC1−1,
1−2とマイクロコンピュータ2とシャッタモータ3と
鏡胴モータ4とを含んでいる。マイクロコンピュータ2
の出力端子PWM及びP01はドライバIC1−1の入
力端子IN1,IN2にそれぞれ接続している。ドライ
バIC1−1の出力端子OUT1,OUT2にはシャッ
タの開閉作動に用いるアクチュエータであるシャッタモ
ータ3が接続されている。マイクロコンピュータ2の出
力端子P02,P03にはドライバICI−2の入力端
子IN1,IN2がそれぞれ接続されている。ドライバ
ICI−2の出力端子OUT1,OUT2にはレンズの
繰り出し作動を行なうアクチュエータである鏡胴モータ
4が接続されている。マイクロコンピュータ2の出力端
子P01,P02及びP03は通常の二値制御信号を出
力する一方、残りの出力端子PWMはPWM(Puls
e Width Modulation)信号を出力す
る。ドライバIC1−1は入力端子IN1から取り込ん
だPWM信号に応じてシャッタモータ3を駆動する。シ
ャッタモータ3の駆動波形のオン/オフはPWM信号の
デューティに対応しており、駆動波形の周期もPWM信
号の周期に対応している。又、ドライバIC1−1は入
力端子IN2に取り込んだ二値制御信号に応じて、シャ
ッタモータ3の回転方向を正逆に切り換える。一方、ド
ライバICI−2は入力端子IN1に取り込んだ二値制
御信号に応じて駆動モータ4のオン/オフを制御する。
又、入力端子IN2に取り込んだ二値制御信号に応じて
鏡胴モータ4の回転方向を正逆に切り換える。以上の構
成から明らかな様に、マイクロコンピュータ2から出力
されるPWM信号は専らシャッタモータ3の駆動制御に
用いられており、鏡胴モータ4の駆動制御に適用するこ
とはできない。PWM信号はそのデューティ及び周期に
よってアクチュエータのオン/オフ駆動とその速度を制
御可能であり、通常の二値制御信号に比べプログラムが
簡潔になる等の利点を有する。
【0003】図6は、図5に示した従来例の変形を表わ
しており、対応する部分には対応する参照番号を付して
ある。この変形例は一対のドライバIC1−1,1−2
に代えてこれらをワンパッケージ化したドライバIC
1’を用いている。この場合、ドライバICの入力端子
IN1,IN2,IN3及びIN4はそれぞれマイクロ
コンピュータ2の出力端子PWM,P01,P02及び
P03に接続されている。ドライバIC1’の出力端子
OUT1,OUT2にはシャッタモータ3が接続され、
OUT3,OUT4には鏡胴モータ4が接続される。ド
ライバIC1’は入力端子IN2から取り込んだ二値制
御信号に応じてシャッタモータ3を選択し且つその回転
方向を制御するとともに、入力端子IN1から取り込ん
だPWM信号に応じた駆動波形をシャッタモータ3に印
加する。又、入力端子IN4から取り込んだ二値制御信
号に応じて鏡胴モータ4を選択し且つその回転方向を制
御するとともに、入力端子IN3から取り込んだ二値制
御信号に応じて鏡胴モータ4の駆動を逐次オン/オフす
る。この例では、ドライバICをワンパッケージ化した
にも関わらず、マイクロコンピュータ2から供給される
PWM信号は専らシャッタモータ3の駆動に適用され、
鏡胴モータ4の駆動には利用されない。
【0004】図7は、図6に示したドライバIC1’の
論理的な動作を表わした真理値表である。各入力端子に
受け入れた信号の二値レベルをL,Hで表わし、各出力
端子に表われる矩形の駆動波形のレベルをL,Hで表わ
し、各アクチュエータの選択状態をモードとして二値表
現している。尚、本明細書では以下各入力信号及び出力
信号を対応する入力端子名及び出力端子名で表わすこと
にする。真理値表に示した様に、IN1及びIN3によ
りモードを切り換える。IN1が信号を取り込んだ時シ
ャッタ駆動モードになり、IN3が信号を取り込んだ時
鏡胴駆動モードになる。又、IN2及びIN4のレベル
に応じて対応するモータの回転方向が切り換えられる。
例えば、IN2がLの時OUT1がLとなりOUT2が
Hとなってシャッタモータ3は正転する。逆にIN2が
Hの時、OUT1がHとなりOUT2がLとなってシャ
ッタモータ3は逆転する。同様に、IN4がLの時OU
T3がLとなりOUT4がHとなって鏡胴モータ4は正
転する。IN4がHの時、OUT3がHとなりOUT4
がLとなって鏡胴モータ4に印加される駆動波形の極性
が反転する為、鏡胴モータ4は正転から逆転に切り換え
られる。一方、シャッタ駆動モードの時、シャッタモー
タ3はIN1に応じてオン/オフ駆動が制御される。即
ち、IN1がLの時OUT1,OUT2はインアクティ
ブ(OFF)となり、シャッタモータ3の駆動はオフさ
れる。IN1がHの時OUT1,OUT2はアクティブ
となり、シャッタモータ3の駆動がオンになる。この様
に、IN1がLとHの間を変化する毎に出力端子OUT
1,OUT2はインアクティブな状態とアクティブな状
態を切り換えてシャッタモータ3を間欠的にオン/オフ
駆動する。この場合、IN1はPWM信号を取り込んで
いる為そのデューティ及び周期によりL及びHを自在に
制御することが可能である。これに対し、鏡胴駆動モー
ドが選択されている場合には、IN3がLとHの間を変
化する毎に、OUT3,OUT4がインアクティブな状
態とアクティブな状態を切り換えて鏡胴モータ4を間欠
的にオン/オフ駆動する。IN3は通常の二値制御信号
を取り込んでおり、そのレベルをLとHで切り換える為
にプログラムが繁雑化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したカメラに関わ
らず、近年の工業製品はマイクロコンピュータでプログ
ラム化又は自動化されたものが多数開発されている。工
業製品の多くはマイクロコンピュータの持つ制御機能に
委ねられることが少なくない。マイクロコンピュータは
通常の二値制御信号を出力する端子に加え、PWM信号
などの特別な制御信号を出力する端子を備えていること
がある。しかしながら、マイクロコンピュータに接続さ
れるドライバICはこの特別な制御信号を有効に活用す
る手段を備えておらず、複数のアクチュエータの間で利
用価値の高い特別な制御信号を共通に用いることができ
なかった。この為、例えばPWM信号を複数のアクチュ
エータ間で使い分けたい場合、別途スイッチを介在させ
て切り換える必要があり、コスト増加の要因になる。或
いは、PWM信号の出力端子を二個以上備えたハイグレ
ードのマイクロコンピュータを選択することも可能であ
るが、この場合にもコスト増の要因になってしまう。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上述した従来の技術の課題
を解決する為に以下の手段を講じた。即ち、本発明は、
入力部、出力部及びこれらに給電する電源部を備え、入
力部から取り込んだ信号に応じて出力部に接続したアク
チュエータをオン/オフ駆動するIC駆動回路であっ
て、前記出力部は複数のアクチュエータを別々に接続可
能な複数の出力端子を含み、前記入力部は、駆動すべき
アクチュエータを選択する信号を取り込む入力端子と、
アクチュエータの駆動のオン/オフを制御する信号を取
り込む共通入力端子と、取り込んだ信号を処理して該選
択されたアクチュエータに割り当てられた出力端子を特
定し且つ該特定された出力端子をオン/オフ制御する論
理手段とを含んでおり、共通入力端子に取り込んだ信号
を選択したアクチュエータに対して共通に適用可能とし
たことを特徴とする。一態様では、前記出力部はカメラ
の作動に必要な複数のアクチュエータを別々に接続する
複数の出力端子を備えている。具体例では、前記複数の
出力端子は、カメラのシャッタを開閉するアクチュエー
タを接続する出力端子と、カメラのレンズの繰り出し又
はフィルムの給送を行なうアクチュエータを接続する出
力端子とを含む。好ましくは、前記共通入力端子は矩形
波形の信号(PWM信号)を取り込み、前記論理手段は
該矩形波形のデューティによりアクチュエータの駆動の
オン/オフを制御し且つ矩形波形の周期によりアクチュ
エータの駆動の速度を制御する。
【0007】本発明によれば、IC駆動回路は複数のア
クチュエータから何れか一つを選択する出力モードを選
定する為の入力端子と、各出力端子をアクティブな状態
とインアクティブな状態とで交互に切り換えアクチュエ
ータのオン/オフ駆動を制御する共通入力端子とを備え
ている。この共通入力端子に例えばマイクロコンピュー
タ側から供給されるPWM信号などの特別制御信号を取
り込み、残りの入力端子にはモード選択の為通常の二値
制御信号を取り込む。係る構成により、共通入力端子に
取り込んだPWM信号は、別の入力端子が取り込んだ二
値制御信号によって選択される全ての出力モードで共通
に利用できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係るIC駆動
回路の基本的な構成を示すブロック図であり、図5及び
図6に示した従来例と対応する部分には対応する参照番
号を付してある。本IC駆動回路(ドライバIC1)は
入力部、出力部及びこれらに給電する電源部を備え、入
力部から取り込んだ信号に応じて出力部に接続したアク
チュエータをオン/オフ駆動する。入力部から取り込ま
れる信号はマイクロコンピュータ2から供給されてお
り、通常の二値制御信号に加え特別なPWM信号を含ん
でいる。又、出力部に接続するアクチュエータはシャッ
タモータ3と鏡胴モータ4である。但し、本発明に係る
ドライバICは図示の構成に限られるものではなく、カ
メラの他マイクロコンピュータによって自動化された種
々の工業製品に適用可能である。
【0009】ドライバIC1の出力部はシャッタモータ
3及び鏡胴モータ4を別々に接続可能な複数の出力端子
OUT1,OUT2とOUT3,OUT4を含んでい
る。ドライバIC1の入力部は、駆動すべきモータ3,
4の何れか一方を選択する情報を含んだ二値制御信号を
取り込む入力端子IN2,IN3及びIN4と、各モー
タ3,4の駆動のオン/オフを共通に制御可能なPWM
信号を取り込む共通入力端子IN1を備えている。更に
入力部は、取り込んだ二値制御信号及びPWM信号を処
理して選択されたモータに割り当てられた出力端子を特
定し且つ特定された出力端子をオン/オフ制御する論理
手段を含んでいる。係る構成により、ドライバIC1は
共通入力端子IN1に取り込んだPWM信号を選択した
モータに対して共通に適用可能である。図示する様に、
シャッタモータ3が選択された場合には、PWM信号に
対応した駆動波形をシャッタモータ3に供給することが
できる。鏡胴モータ4が選択された場合にも、PWM信
号に応じた駆動波形を印加することが可能である。PW
M信号は矩形波形を有しており、そのデューティにより
各モータ3,4の駆動のオン/オフ(従って回転のステ
ップ数)を制御し、且つ矩形波形の周期により各モータ
の駆動速度(回転スピード)を制御することが可能であ
る。マイクロコンピュータ2は単にPWM信号のデュー
ティ(一周期当たりのHとLの比)及び周期を指定する
だけで、各モータのステップ数及び回転スピードを制御
できる為、アクチュエータの合理的な制御が実現でき
る。尚、本実施形態の場合、シャッタモータ3はカメラ
のシャッタを開閉作動する為に用いられ、鏡胴モータ4
はレンズの繰り出しに用いられる。これに加え、鏡胴モ
ータ4をカメラのフィルムの給送に兼用することも可能
である。この場合、鏡胴モータ4の正転駆動をレンズの
繰り出しに用い、逆転駆動をフィルムの給送に用いるこ
とが可能である。
【0010】図2は、図1に示したドライバIC1に組
み込まれる論理手段の動作を模式的に表わした真理値表
であり、図7に示した従来例の真理値表と対応する部分
には対応する参照番号を付してある。IN1がLの時O
UT1,OUT2,OUT3及びOUT4はインアクテ
ィブな状態に置かれる。IN1がHの時、OUT1,O
UT2,OUT3及びOUT4はアクティブな状態に置
かれる。これにより、IN1がLとHの間を反転する毎
に、出力端子はインアクティブな状態とアクティブな状
態の間を変化し、アクチュエータはオフ/オン駆動され
る。IN4がLの時OUT1,OUT2が選択され、O
UT3,OUT4が非選択な状態(OFF)に置かれ
る。これにより、シャッタ駆動モードが選択される。一
方、IN4がHの時、OUT1,OUT2がOFFにな
る一方OUT3,OUT4が選択され、鏡胴駆動モード
になる。シャッタ駆動モードでIN2がH且つIN3が
Lの時、OUT1がHで且つOUT2がLとなり、シャ
ッタモータは一方向に回転する。逆に、IN2がLでI
N3がHの時、OUT1がLでOUT2がHとなりシャ
ッタモータは反対方向に切り換えられる。尚、本実施形
態ではIN2がLでIN3がLの状態及びIN2がHで
IN3がHの状態は特に制御機能を割り当てていない。
一方鏡胴駆動モードでは、IN2がHでIN3がLの時
OUT3がHでOUT4がLとなり、鏡胴モータは一方
向に回転する。IN2がLでIN3がHに切り換わった
時、OUT3がLでOUT4がHとなり、鏡胴モータは
反対方向に切り換えられる。IN2がLでIN3がLの
時シャッタ駆動モードと同様に制御機能は割り当てられ
ていない。但し、IN2がHでIN3がHの時、OUT
3がHとなりOUT4がHとなって、鏡胴モータの両端
が短絡(ショート)する。これにより、鏡胴モータには
ショートブレーキが掛けられる。
【0011】図3は、図2に示した真理値表を実現する
為の論理手段の具体的な構成を示すブロック図である。
前述した様に、IC駆動回路1は入力部11と出力部1
2を備えている。入力部11は入力端子IN1,IN
2,IN3,IN4に加え、多数の論理素子を接続した
論理手段を含んでいる。この論理手段は十個のアンドゲ
ート素子A1乃至A10と、五個のオアゲート素子O1
乃至O5と一個のエクスクルーシブオアゲート素子E1
と三個のインバータ素子I1乃至I3とから構成されて
いる。一方、出力部12はシャッタモータ3を接続する
出力端子OUT1,OUT2と鏡胴モータ4を接続する
出力端子OUT3,OUT4に加え、これらの端子に駆
動波形を供給するブリッジ回路を含んでいる。シャッタ
モータ3側のブリッジ回路は四個のトランジスタTr1
乃至Tr4で構成され、鏡胴モータ4側のブリッジ回路
は四個のトランジスタTr5乃至Tr8で構成されてい
る。
【0012】IN4がLの時、A3及びA5が開く一方
A8及びA10が閉じる。これにより、シャッタモータ
3側が選択され、鏡胴モータ4側が非選択になる。この
状態でIN1がLになるとアンドゲート素子A1が閉
じ、対応するブリッジ回路がインアクティブな状態に置
かれる。IN1がHになるとA1が開き対応するブリッ
ジ回路はアクティブな状態に置かれる。この状態で、I
N2がHになるとA2を介してTr1がオンになる一方
O1を介してTr3がオフになる。同時に、IN3がL
になるとA4を介してTr2がオフになり、O2を介し
てTr4がオンになる。ブリッジ回路は選択的にオンに
なったTr1及びTr4を介してシャッタモータ3に一
方向の通電を行なう。以下同様にして、入力部11のロ
ジック手段はIN1乃至IN4から取り込んだ信号を処
理して選択されたモータに割り当てられた出力端子OU
T1,OUT2又はOUT3,OUT4を特定し且つ特
定された出力端子をオン/オフ制御する。
【0013】図4は、本発明に係るIC駆動回路の実施
例を示すブロック図である。図示する様に、本IC駆動
回路は入力部11、出力部12及び電源部13から構成
されており、外部の電池BATによって給電される。入
力部11は前述した入力端子IN1,IN2,IN3及
びIN4に加え電源投入端子PONを含む他、図3に示
したロジック構成と基本的に同等なロジック111を含
んでいる。出力部12はシャッタモータ3及び鏡胴モー
タ4を接続する出力端子OUT1,OUT23及びOU
T4を備えている。尚、中間の出力端子OUT23はシ
ャッタモータ3と鏡胴モータ4とで共用されている。こ
れらのモータに対応して二個のブリッジ回路が出力部1
2に組み込まれている。但し、出力端子OUT23が二
個のモータ間で共用されている関係で、二個のブリッジ
回路は一部合体化され、六個のトランジスタTrで構成
されている。これら六個のトランジスタTrのオン/オ
フをロジック111で制御することになる。なお、出力
部12はブリッジ回路を給電する定電圧回路121と定
電圧/飽和切換回路122を含んでいる。シャッタモー
タ3を駆動する時にはブリッジ回路は定電圧給電を受け
る一方、鏡胴モータ4を駆動する時には定電圧/飽和切
換回路122を介して、電池BATの電源電圧がそのま
ま給電される。電源部13は入力部11や出力部12を
給電する為に、定電圧回路131、基準電圧回路13
2、リセット回路133等を含んでいる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
IC駆動回路は駆動すべきアクチュエータを選択する信
号を取り込む入力端子と、アクチュエータの駆動のオン
/オフを制御する信号を取り込む共通入力端子とを備え
ており、マイクロコンピュータ側から取り込んだ信号を
処理して選択されたアクチュエータに割り当てられた出
力端子を特定し且つ特定された出力端子をオン/オフ制
御する。係る構成により、共通入力端子に取り込んだP
WM信号などの利用価値の高い制御信号を選択されたア
クチュエータに対して共通に適用することが可能にな
り、IC駆動回路の効率的且つ汎用的な利用が達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るIC駆動回路の基本的な構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係るIC駆動回路の動作説明に供する
真理値表である。
【図3】本発明に係るIC駆動回路の実施形態を示す回
路図である。
【図4】本発明に係るIC駆動回路の実施例を示す回路
図である。
【図5】従来のIC駆動回路の一例を示すブロック図で
ある。
【図6】従来のIC駆動回路の他の例を示すブロック図
である。
【図7】図6に示したIC駆動回路の動作説明に供する
真理値表である。
【符号の説明】
1・・・ドライバIC(IC駆動回路)、2・・・マイ
クロコンピュータ、3・・・シャッタモータ、4・・・
鏡胴モータ、11・・・入力部、12・・・出力部、1
3・・・電源部、111・・・ロジック
フロントページの続き Fターム(参考) 2H020 MA09 MC43 MC44 MC59 MC60 ME15 ME24 2H044 BE02 2H081 BB12 5H572 AA20 BB10 CC02 DD01 EE10 FF09 HB09 HC01 HC08 KK05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部、出力部及びこれらに給電する電
    源部を備え、入力部から取り込んだ信号に応じて出力部
    に接続したアクチュエータをオン/オフ駆動するIC駆
    動回路であって、 前記出力部は複数のアクチュエータを別々に接続可能な
    複数の出力端子を含み、 前記入力部は、駆動すべきアクチュエータを選択する信
    号を取り込む入力端子と、 アクチュエータの駆動のオン/オフを制御する信号を取
    り込む共通入力端子と、 取り込んだ信号を処理して該選択したアクチュエータに
    割り当てられた出力端子を特定し且つ該特定された出力
    端子をオン/オフ制御する論理手段とを含んでおり、 共通入力端子に取り込んだ信号を選択したアクチュエー
    タに対して共通に適用可能としたことを特徴とするIC
    駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記出力部はカメラの作動に必要な複数
    のアクチュエータを別々に接続する複数の出力端子を備
    えていることを特徴とする請求項1記載のIC駆動回
    路。
  3. 【請求項3】 前記複数の出力端子は、カメラのシャッ
    タを開閉するアクチュエータを接続する出力端子と、カ
    メラのレンズの繰り出し又はフィルムの給送を行なうア
    クチュエータを接続する出力端子とを含むことを特徴と
    する請求項2記載のIC駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記共通入力端子は矩形波形の信号を取
    り込み、前記論理手段は該矩形波形のデューティにより
    アクチュエータの駆動のオン/オフを制御し且つ矩形波
    形の周期によりアクチュエータの駆動の速度を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載のIC駆動回路。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100438310C (zh) * 2006-10-20 2008-11-26 佛山普立华科技有限公司 一种便携式电子产品微型马达的驱动及刹车方式
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