JPH03247390A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、洗濯運転を制御するためのマイクロコンピュ
ータを備えると共に、ダイナミック表示される表示素子
を備えた洗濯機の制御装置に関する。

（従来の技術） 従来、洗濯機では、マイクロコンピュータに基づき、洗
濯機モータ等を制御することにより洗濯運転を制御する
ようにしたものがある。この種の洗濯機では、洗濯運転
を現在時点より先の１１Ｊ点で開始する予約機能のため
の時刻表示、またはコース設定内容表示等を行なうよう
にしている。この場合、表示素子例えば複数桁の７セグ
メントＬＥＤをダイナミック表示するようにしている。

この場合、そのダイナミック表示制御は、マイクロコン
ピュータによって行なうようにしている。すなわち、マ
イクロコンピュータの運転プログラム中には、表示制御
のための割り込みプログラムが設けられており、この割
り込みプログラムに従って、次のことを実行する。この
割り込みプログラムの一例を第６図に示す。この割り込
みプログラムはメインプログラムの実行時に周期的に実
行されるもので、具体的には、マイクロコンピユーなは
、その割り込みプログラムが実行される都度、各セグメ
ントをオフしそして桁を変更し、さらに各各セグメント
をオンする。

（発明が解決しようとする課題） ［７かしながら、割り込みプログラムはメインプログラ
ムにおいである定められた周期で実行されるから、割り
込みプログラムのルーチンが多くなると、メインプログ
ラムが制約されてしまう。特に割り込みプログラムによ
るダイナミック表示制御は、割り込みプログラムの実行
周期として早い周期が要求されることと、割り込みプロ
グラムの動作部分でバグが発生し易いことから、メイン
プログラムに対する制約が大きいと共にプログラム作成
に多大な配慮を必要とする。従って、その他の割り込み
プログラム制御、例えば、洗濯機モータ用トライアック
の通断電制御に影響がでる。また、表示素子がＦＬ（螢
光表示管）である場合には、割り込みプログラムの実行
周期としてＬＥＤの場合より５倍以上早い周期が要求さ
れるが、従来の割り込みプログラム制御では、表示制御
のための割り込みプログラムの実行周期が、メインプロ
グラムおよび他の割り込みプログラムの関係であまり早
くできず、このため表示素子として螢光表示管を使用す
ることができないというのが実情である。

そこで、本発明の目的は、洗濯運転を制御するためのマ
イクロコンピュータを備えると共に、ダイナミック表示
される表示素子を備えたものにおいて、マイクロコンピ
ュータのプログラムの制約を少な（できると共に、表示
素子としてＬＥＤ以外にも螢光表示管を使用することが
可能となり、しかも、電子制御回路の防湿工数の削減お
よび外部ノイズの影響低減を図ることができる洗濯機の
制御装置を提供するにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の洗濯機の制御装置は、洗濯運転を制御するため
のマイクロコンピュータを備えると共に、ダイナミック
表示される表示素子を備えたものにおいて、順送りパル
ス発生回路と、前記マイクロコンピュータに表示制御指
令が発生したときに該順送りパルス発生回路から出力さ
れるパルスに基づいて前記表示素子をダイナミック駆動
する駆動制御回路とを設け、前記マイクロコンピュータ
並びにこれら順送りパルス発生回路および駆動制御回路
を、一つのチップ上にＭＯＳトランジスタ並びにバイポ
ーラトランジスタから作成したＢｉ−ＭＯＳ集積回路構
成として成るところに特徴を有する。

（作用） 上記手段によれば、駆動制御回路が順送りパルス発生回
路からのパルスに基づいて表示素子を駆動するから、マ
イクロコンピュータでは、順送りパルスを所定の周期で
出力して表示素子を表示制御するための割り込みプログ
ラムを行わずにすみ、マイクロコンピュータの割り込み
プログラムを削減できてマイクロコンピュータにおける
プログラムの制約を少なくできる。また、順送りパルス
の出力をマイクロコンピュータとは別に行なうから、順
送りパルスの出力周期がマイクロコンビコータのプログ
ラムにて制約されていた場合と異なり、該順送りパルス
の出力周期を速くすることができ、表示素子として螢光
表示管の使用が可能となる。

この場合、構成要素としてマイクロコンピュータの他に
も、順送りパルス発生回路、駆動制御回路があり、これ
らを例えば別々のチップにて構成すると、防湿工数も多
くなり、またこれらのチップを従前のようにプリント配
線基板に配設する回路構成とすると、各回路基板の導体
パターンが多くなることから外部ノイズの影響も受は易
くなる。

しかるに本手段によれば、マイクロコンピュータ並びに
これら順送りパルス発生回路および駆動制御回路を、一
つのチップ上にＭＯＳ）ランジスタ並びにバイポーラト
ランジスタから作成したＢｉ−ＭＯＳ集積回路構成とし
たから、防湿工数も少なく、また外部ノイズの影響を受
けやすい導体パターン数が少なくなって、外部ノイズの
影響を受けにくくなる。

（実施例） 以下、本発明を脱水兼用洗濯機に適用した一実施例につ
き第１図ないし第５図を参照しながら説明する。

第３図には、全体的な電気的構成を示しており、交流電
源に接続される電源プラグ１の電源ラインｌａ、ｌｂに
は、負荷である例えばモータ２、給水弁３および排水弁
４がスイッチング素子であるトライアック５〜８を介し
て図示のように接続されている。また、電源ラインｌａ
、ｌｂにはＢ１−ＭＯＳ集積回路９に制御電源を与える
ための定電圧回路１０が接続されている。なお、定電圧
回路１０は整流回路１０ａと直流電源作成部１０ｂとか
ら構成されている。

上記ＢＬ−ＭＯ５集積回路９は、洗濯運転を制御するた
めのマイクロコンピュータ１１と、リセット回路部１２
と、トライアック駆動回路部１３と、表示部１４を駆動
するための表示駆動回路部１５と、入力部１６からのス
イッチ入力をマイクロコンピュータ１１に与えるスイッ
チ入力回路部１７とを備えて構成されている。

さて、上記表示部１４は、第１図および第２図に示すよ
うに、表示素子として例えばセグメント形のＬＥＤ１８
を８桁で備えて構成されている。

ｒ（ −お、各セグメントを符号１８ａ〜１８ｈで示している
。また、表示駆動回路部１５は、８個の出力端子００〜
０７からパルスを順送りで出力する順送りパルス発生回
路１９と、次に述べる駆動制御回路２０とから構成され
ている。駆動制御回路２０は、マイクロコンピュータ１
１から出力される表示データを各桁に対応して記憶する
ところの上位・下位一対で８対のメモリ２１〜２８と、
マイクロコンピュータ１１からの表示制御指令に基づい
て６対のメモリ２１〜２８のいずれかを選択するメモリ
切り替え回路２９と、ＬＥＤ用の周波数パルスと螢光表
示管用の周波数パルスとを出力するタイマ回路３０と、
このタイマ回路３０からの両パルスのいずれか（この場
合ＬＥＤ用の周波数パルス）を切り替えて前記順送りパ
ルス発生回路１９に与える切替回路３１と、順送り、＜
ルス発生回路１９から出力されるパルスに同期して前記
各メモリ２１〜２８のデータを取り込んで出力する８対
の出力メモリ３２〜３９と、この出力メモリ３２〜３９
からの出力を表示部１４の８本のセグメントラインに出
力するセグメントドライバ４０と、前記順送りパルス発
生回路１９からのパルスを表示部１４のデジットライン
（図では最上位と最下位ラインのみ示す）に出力するデ
ジットドライバ４１とを備えてなる。

ここで、表示駆動回路部１５のうちセグメントドライバ
４０およびデジットドライバ４１はバイポーラトランジ
スタから構成され、残る回路はＣＭＯＳ）ランジスタに
て構成されている。さらに、マイクロコンピュータ１１
もｃＭＯ８）ランジスタから構成され、そして前記リセ
ット回路部１２、トライアック駆動回路部１３、スイッ
チ入力部１７はバイポーラトランジスタから構成されて
いる。

そしてこれらが一つのチップに作成されてＢ１−ＭＯＳ
集積回路９が構成されている。

しかして、上記構成において、マイクロコンピュータ１
１はメインプログラムにおいてはｊｆｌＪ図のように制
御する。つまり、表示制御に関しては６対のメモリ２１
ないし２８およびメモリ切り替え回路２９へそれぞれ表
示データおよび表示制御指令が出力するといった制御が
実行される。しかして、マイクロコンピュータ１１から
表示データおよび表示制御指令が出力されると、順送り
パルス発生回路１９から順送りに出力されるパルスに基
づいて該当桁のＬＥＤ１８がダイナミック点灯されるも
のである。

例えば、２桁のＬＥＤにより「１２時」の時刻表示のた
めに「１２」を表示する場合には、マイクロコンピュー
タ１１のＤ０〜Ｄ３端子から「０」ｒｌｉ　　ｒｌｉ　
　ｒＯＪが出力されてメモリ（上位）２１に格納され、
次にＤ０〜Ｄ３端子からｒｏｂ、ｒＯＪ、ｒＯＪ、ｒＯ
Ｊが出力されてメモリ（下位）２１に格納される。そし
て、順送りパルス発生回路１９からのパルスに基づいて
上位桁のＬＥＤ１８ａ　〜１８ｈのうち、１８ｂ、１８
ｃのみがダイナミック点灯される。次にマイクロコンピ
ュータ１１のり。−Ｄ３端子から「１」。

ｒｌＪ、ｒＯＪ、ｒｌＪが出力されて前記メモリ２１の
次段のメモリ（上位）に格納され、次に夢り、−Ｄ３端
子からｒｌＪ、ｒＯＪ、ｒｌＪ。

「０」が出力されて同メモリ（下位）に格納される。そ
して、順送りパルス発生回路１９がらのパルスに基づい
て下位桁のＬＥＤ１８ａ〜１８ｈのうち、１８ａ、１８
ｂ、１８ｄ、　　１ｙｅ、１８ｇがダイナミック点灯さ
れる。なお、各桁の切り替えタイミングすなわち順送り
パルス発生回路１９からの順送りパルスの出力タイミン
グは第３図に示すように、各パルス間に適当なずれをも
たせるように設定されていて、隣の桁のＬＥＤかにじま
ないようにしている。

本実施例によれば、駆動制御回路２０は順送りパルス発
生回路１９からのパルスに基づいて表示素子としてのＬ
ＥＤ１８ａ〜１８ｈを駆動するから、マイクロコンピュ
ータ１１では、順送りパルスを所定の周期で出力して表
示素子１８を制御するといった割り込みプログラムを行
わずにすみ、マイクロコンピュータ１１の割り込みプロ
グラムを削減できてマイクロコンピュータ１１における
プログラムの制約を少なくできる。また、順送りパルス
の出力をマイクロコンピュータ１１とは別に行なうから
、順送りパルスの出力周期がマイクロコンピュータのプ
ログラムにて制約されていた場合と異なり、該順送りパ
ルスの出力周期を速くすることができ、表示素子として
螢光表示管の使用も可能となる。この螢光表示管をを使
用する場合、前記表示部１４にかえて、該螢光表示管を
備えた表示部を接続した上で、切り替え回路３１により
タイマ回路３０からの出力周波数を切り替えるようにす
れば良い。

この場合、構成要素としてマイクロコンピュータ１１の
他にも、順送りパルス発生回路１９、駆動制御回路２０
があり、これらを例えば別々のチップにて構成すると、
防湿工数も多くなり、またこれらのチップを従前のよう
にプリント配線基板に配設する回路構成とすると、各回
路基板の導体パターンが多くなることから外部ノイズの
影響も受は易くなる。

しかるに本実施例によれば、マイクロコンピュータ１１
並びにこれら順送りパルス発生回路１９および駆動制御
回路２０を、一つのチップ上にＭＯＳトランジスタ並び
にバイポーラトランジスタから作成したＢ１−ＭＯＳ集
積回路構成としたから、防湿工数も少なく、また外部ノ
イズの影響を受けやすい導体パターン数が少なくなって
、外部ノイズの影響を受けにくくなる。

なお、上記実施例では、ＭＯＳトランジスタとしてｃＭ
Ｏ３）ランジスタを例示したが、これは必要に応じてｐ
ＭＯＳ）ランジスタあるいはｎＭＯＳトランジスタとし
ても良い。

その他、本発明は上記実施例に限定されず、要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更して実施できるものである。

［発明の効果］ 本発明は以上の説明から明らかなように、洗濯運転を制
御するためのマイクロコンピュータを備えると共に、ダ
イナミック表示される表示素子を備えたものにおいて、
順送りパルス発生回路と、前記マイクロコンピュータに
表示制御指令が発生したときに該順送りパルス発生回路
から出力されるパルスに基づいて前記表示素子をダイナ
ミック駆動する駆動制御回路とを設け、前記マイクロコ
ンピュータ並びにこれら順送りパルス発生回路および駆
動制御回路を、一つのチップ上にＭＯＳ）ランジスタ並
びにバイポーラトランジスタから作成したＢｉ−ＭＯＳ
集積回路構成として成ることを特徴とするものであり、
これにて、マイクロコンピュータにおける表示制御が極
めて簡単となり、マイクロコンピュータのプログラムの
制約を少なくできると共に、表示素子としてＬＥＤ以外
にも螢光表示管を使用することが可能となり、しかも、
電子制御回路の防湿工数の削減および外部ノイズの影響
低減を図ることができるという優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の一実施例を示すもので、
第１図は要部の電気的構成図、第２図はＬＥＤ部分を示
す図、第３図は全体の電気的構成因、第４図はマイクロ
コンピュータの制御内容を示すフローチャート、第５図
は順送りパルス発生回路からの出力パルス波形図である
。第６図は従来例を示す第４図相当図である。 図面中、５〜８はトライアック、１１はマイクロコンピ
ュータ、１５は表示駆動回路部、１８はＬＥＤ　（表示
素子）、１９は順送りパルス発生回路、２０は駆動制御
回路を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、洗濯運転を制御するためのマイクロコンピュータを
   備えると共に、ダイナミック表示される表示素子を備え
   たものにおいて、順送りパルス発生回路と、前記マイク
   ロコンピュータに表示制御指令が発生したときに該順送
   りパルス発生回路から出力されるパルスに基づいて前記
   表示素子をダイナミック駆動する駆動制御回路とを設け
   、前記マイクロコンピュータ並びにこれら順送りパルス
   発生回路および駆動制御回路を、一つのチップ上にＭＯ
   Ｓトランジスタ並びにバイポーラトランジスタから作成
   したＢｉ−ＭＯＳ集積回路構成として成ることを特徴と
   する洗濯機の制御装置。