JP2001136762A - 超音波モータ付駆動機構および超音波モータ付電子機器 - Google Patents

超音波モータ付駆動機構および超音波モータ付電子機器

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JP2001136762A
JP2001136762A JP31154899A JP31154899A JP2001136762A JP 2001136762 A JP2001136762 A JP 2001136762A JP 31154899 A JP31154899 A JP 31154899A JP 31154899 A JP31154899 A JP 31154899A JP 2001136762 A JP2001136762 A JP 2001136762A
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ultrasonic motor
rotor
drive mechanism
opening
driving
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Akihiro Iino
朗弘 飯野
Makoto Suzuki
鈴木  誠
Masao Kasuga
政雄 春日
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Seiko Instruments Inc
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/12Constructional details
    • H02N2/123Mechanical transmission means, e.g. for gearing
    • H02N2/126Mechanical transmission means, e.g. for gearing for conversion into linear motion
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/16Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
    • H02N2/166Motors with disc stator

Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯車などの伝達機構を介さずに超音波モータ
が直接駆動体を駆動させる駆動機構を提供する。 【解決手段】 超音波モータ10のロータ15の回転軸
以外の部分に、駆動体19aを回動自在かつ一方向に移
動自在に取り付け、駆動体19aを、ガイド部材19b
の溝19cに移動自在に填め込む。超音波モータ10の
ロータ15および回転範囲制限部材15bを回転させる
と、駆動棒19aは、溝19eに一部を填め込まれてい
るため図中左右方向には動けないため、軸15cを孔1
9cに沿って動かしつつ、溝19eに沿った方向すなわ
ち図中上下方向に動く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波モータを用
いた超音波モータ付駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】光学機器には、一般に入光する光量を調
節するために絞り、もしくはシャッタが設けられてい
る。この絞りは、開口部を覆う絞り羽根を動かすことに
より開口量を調節して、入光する光量を調節する構成と
なっている。そして、羽根の駆動には電磁型のアクチュ
エータやステッピングモータが用いられているととも
に、歯車等の動力伝達機構が多数用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
この様に駆動力の小さな電磁型のアクチュエータやステ
ッピングモータとこれらのロータに取り付けられた出力
軸から動力が伝達される複雑な動力伝達機構を有してい
た為、構造が大型化してしまうとともに位置決め分解能
が低く、シャッタの場合には開閉スピードに限界が有っ
た。更に、絞り機構のように特定位置に停止している為
には電流を流していなければならず、特に、カメラやビ
デオ等の携帯機器ではバッテリーの消耗が激しかった。
【0004】更に、電磁ノイズを発生し、通信機器や医
療機器に悪影響を及ぼすとともに、逆に磁場環境下では
誤動作してしまうことが有った。そこで、本発明は、歯
車などの伝達機構を介さずに超音波モータが直接駆動体
を駆動させる駆動機構を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、アクチュエータとして、小型、薄型で高トルク、
静止トルクが得られ、応答性が速く磁気の影響を受けな
い超音波モータを用いるとともに、本発明は、圧電素子
を有する振動体と、前記振動体の振動を受け回転するロ
ータとを有する超音波モータを備え、前記ロータに連結
され、前記ロータの回転運動に連動して駆動する駆動体
と、前記駆動体の回転を規制し、その駆動方向をガイド
するガイド部材とを有する超音波モータ付駆動機構であ
ることを特徴とする。
【0006】超音波モータの回転体であるロータは、超
音波モータの特性上、板状である。このため、ロータの
回転軸以外の部分に駆動体を回動自在に取り付けること
が可能である。この際、ロータの外部に、駆動体がロー
タに伴って回転しないように当該駆動体を移動可能にガ
イドするガイド部材を設けたので、移動体はロータの回
転運動とは別個の動きをする。
【0007】従って、本発明によれば、歯車などの伝達
機構を介さずに超音波モータが直接駆動体を駆動させ
る、小型で位置決め精度のよい駆動機構を提供できる。
ここで、ロータは、圧電素子に直接圧接していてもよい
し、圧電素子の伸縮振動による楕円振動を増幅させる振
動体を介して圧電素子に圧接していてもよい。本発明
は、前記の超音波モータ付駆動機構において、ロータに
設けられた突出部(例えば回転範囲制限部材15b)
と、回転移動してきた前記突出部を受け止めて前記ロー
タの回転範囲を制限して、駆動体の移動範囲を制限する
受け部材(例えばバネ座16a)とを備える構成として
もよい。
【0008】この場合は、ロータの回転範囲は制限され
るため、移動体が許容範囲を超えて動くことはなくな
り、当該超音波モータ付駆動機構の信頼性が向上する。
この発明は、より具体的には、ロータと圧電素子の少な
くとも一方を他方に向けて加圧してこれらの接触圧を増
す加圧バネ(例えば板バネ16)と、この加圧バネを保
持するバネ座(16a)とを備え、このバネ座が受け部
材を兼ねる構成とする。
【0009】また、前記駆動体は、前記突出部を介して
前記ロータに連結されていることを特徴とする。また、
前記の超音波モータ付駆動機構は、突出部と受け部材の
間に、受け止め時の衝撃を吸収する緩衝材を備える構成
とすると、受け止め時の衝撃が当該超音波モータ付駆動
機構を含んだ装置に悪影響を与える可能性は小さくな
る。
【0010】また、本発明は、前記の超音波モータ付駆
動機構(1)において、前記ガイド部材(19b)によ
りガイドされる前記駆動体の駆動方向は、直線的である
ことを特徴とする。この発明によれば、ロータの回転運
動を直接、駆動体の直線運動に変換する超音波モータ付
駆動機構を提供できる。
【0011】また、本発明は、複数の駆動体を互いに異
なる方向に駆動するものであり、より具体的には、同一
のロータの二箇所に別個の駆動体(例えば絞り羽根2
1)を取り付け、これらの駆動体を互いに逆方向に動か
すことを特徴とする。また、本発明は、駆動体に開口部
(21c)を備え、前記開口部を他方の駆動体を用いて
塞ぐように前記2つの駆動体を重ねて、ロータの回転移
動によって前記2つの駆動体の重なり量を変更して、前
記開口部の開口量(21d)を変更する超音波モータ付
駆動機構(2)を得ることができる。
【0012】この機構は、更に、光量調節用の絞りある
いはシャッタとして用いることができる。また、本発明
は、前記の超音波モータ付駆動機構(3)において、圧
電素子を有する振動体と、前記振動体の振動を受け回転
するロータとを有する超音波モータを備え、前記ロータ
に連結され、前記ロータの回転運動に連動して回転する
回転部材と、前記回転部材に連結され、前記回転部材の
回転に伴って駆動する駆動体と、前記駆動体の回転を支
持する軸部材と、を有する超音波モータ付駆動機構であ
ることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、駆動体は、軸部材を支
点としてロータを力点とした梃子になるため、駆動機構
ロータの回転運動を直接動力源として梃子の原理を利用
した駆動機構を提供できる。また、本発明は、開口部
(31a)を有する開口部材(例えば回転部材31)を
備え、駆動体は、少なくとも一部が前記開口部と重なる
ように配置され、ロータの回転移動に伴って前記開口部
との重なり量を変更して、当該開口部の開口量を変更す
る超音波モータ付駆動機構を得ることができる。
【0014】この機構は、光量調節用の絞りあるいはシ
ャッタとして用いることができる。さらに、本発明は、
圧電素子を有する振動体と、前記振動体の振動で回転す
るロータとを有する超音波モータを備え、前記ロータに
連結され、前記ロータの回転運動に連動して駆動する第
1の駆動体と、前記ロータに当接し、前記ロータの回転
運動に連動して回転する回転部材と、前記回転部材に連
結され、前記回転部材の回転運動に連動して駆動する第
2の駆動体と、前記第1及び第2の駆動体の回転を規制
し、その支点となる軸部材と、を有する超音波モータ付
駆動機構であることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、2つの駆動体によって
対象物を挟んで掴むハンドとして使用できるほか、第1
の駆動体および第2の駆動体の解放端側は、互いに重な
るように他方に向けて飛び出して相互に重なる重なり部
を備え、これらの駆動体に囲まれて形成される開口部
(42e)の開口量を、ロータの回転移動によって変更
する機構とすることもできる。
【0016】この機構は、更に、光量調節用の絞りある
いはシャッタとして用いられることができる。上述の超
音波モータ付駆動機構は、ロータの回転量を検知する回
転量検知手段(例えばスリット体17と受発光部16
b)と、この回転量検知手段の検知量に従って超音波モ
ータを制御する制御部(18)と、を備えた構成にして
もよい。
【0017】この場合は、ロータの回転量則ち駆動体の
駆動量を検知しながら超音波モータを制御するため、よ
り高精度に駆動できる超音波モータ付駆動機構となる。
この回転量検知手段としては、例えばロータに設けたス
リット体に光を照射し、デジタル的に得られる透過光或
いは反射光を受光してその数を解析する方法がある。
【0018】更に、前記の超音波モータ付駆動機構に、
開口部を通過する光量を検知する光量センサと、この光
量センサの検知量に従って超音波モータを制御して前記
開口部の開口量を変更する制御部と、を備えた構成とす
ることで、直接、制御対象となる光量を検出しながらロ
ータの移動量を制御することで、高精度の光量調整がで
きる。
【0019】また、本発明は、前記の超音波モータ付駆
動機構を備えた超音波モータ付電子機器であることを特
徴とする。この発明によれば、従来より小さくて位置決
め精度のよい駆動機構である前記の超音波モータ付駆動
機構を用いるので、カメラやビデオカメラ、電子時計、
計測器、プリンタ、印刷機、工作機械、ロボット、移動
装置、記憶装置などの電子機器を従来より小さく、かつ
精度よくできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
例について詳細に説明する。 <第1の実施例>図1は、本発明の第1の実施例である
超音波モータ付駆動機構1の構成を説明する上面概略図
であり、図2は、超音波モータ付駆動機構1の超音波モ
ータ10の構成を説明する断面概略図である。
【0021】超音波モータ付駆動機構1は、超音波モー
タ10と、超音波モータ10を制御する制御部18と、
超音波モータ10のロータ15に回動自在に取り付けら
れている駆動棒19a(駆動体)と、駆動体19aをス
ライド可能に填め込み保持するガイド部材19bと、に
より概略構成されている。超音波モータ10は、図1お
よび図2に示すように、円板状の圧電素子11と、圧電
素子11の上面に固定されている円板状の振動体12
と、振動体12の上面に一体的に設けられた複数の突起
13と、圧電素子11および振動体12の中心を貫いて
いる軸14と、軸14によって回転自在に支えられてい
る円板状のロータ15と、ロータ15を突起13に押し
つける板バネ16と、圧電素子11の電極に駆動信号を
伝達するリード線11aと、により概略構成されてい
る。
【0022】ここで、板バネ16は、軸14から一定距
離ほど離れたバネ座16a上に一端を固定されており、
他端は、ロータ15の上面中心に飛び出していてロータ
を押さえている押さえ具15aの頭頂部に当接してい
る。また、押さえ具15aの頭頂部はバネ座16aの上
面よりも高いため、板バネ16はしなっている。また、
ロータ15は側面から周方向に突出している回転範囲制
限部材15bを軸14を挟んで対象な位置にそれぞれ備
えている。回転範囲制限部材15bの突出長さは、ロー
タ15の回転時にバネ座16aにぶつかる程度とする。
【0023】ここで、バネ座16aの側面には、回転範
囲制限部材15bが接触したことを検知して制御部18
に接触信号を出力する接触センサ16cが設けられてい
る。また、図2に示すように、ロータ15の側面にはス
リット体17が設けられている。スリット体17は、中
心に孔を有する円板の外側面に、スリット孔を一定間隔
毎に複数備え、かつ鏡面仕上げをされている板を、端部
と端部とが結合するように、かつ、鏡面を外側に向けて
巻き付けた形状をしており、ロータ15に上から被さっ
ている。すなわち、スリット体17のスリット孔は、ロ
ータ15の側面を一定間隔毎に覆うように設けられてい
る。
【0024】また、バネ座16aは周知のバネ座の内側
面に、受発光部16bを設けた構成である。受発光部1
6bは、レーザ光等の光をスリット体17に向けて照射
すると共に、スリット体17からの反射光を受光して電
気信号に変換する器械であり、ロータ15の回転に伴っ
て受光・非受光を繰り返して、電気気号をパルス的に生
成して制御部18に出力する。
【0025】すなわち、制御部18は、受発光部16b
から入力される電圧信号のパルス数と、スリット体17
のスリット孔の総数と、から、スリット体17の回転量
すなわちロータ15の回転量を算出して、この回転量を
認識しつつ超音波モータ10を制御するとともに、接触
センサ16cから接触信号を受け取ると超音波モータ1
0を停止する。
【0026】駆動棒19aは、図1に示すように、一端
に略長方形の孔19cを図中横方向に備えており、この
孔19cに、回転範囲制限部材15bの上面端部から上
に飛び出している軸15cを差し込むことにより、回動
自在かつ孔19cに沿って移動自在に取り付けられてい
る。また、ガイド部材19bは超音波モータ1とは別個
に設けられており、駆動棒19aの一部をスライド可能
に填め込み保持する溝19eを備えている。
【0027】上述した構成の超音波モータ付駆動機構1
において、超音波モータ10のロータ15および回転範
囲制限部材15bを図中時計回りに回転させると、駆動
棒19aは、溝19eに一部を填め込まれているため図
中左右方向には動けないため、軸15cを孔19cに沿
って動かしつつ、溝19eに沿った方向すなわち図中上
方向に動く。また、ロータ15および回転範囲制限部材
15bを図中反時計回りに回転すると、同様の作用によ
り駆動棒19aは図中下方向に動く。
【0028】すなわち、超音波モータ付駆動機構1は、
超音波モータ10の回転運動を駆動棒19aの上下運動
に直接変換する駆動機構となる。従って、小型(薄型)
であり、高精度位置決め分解能、静止トルクを有する超
音波モータ10を使用し、また従来と比べて動力伝達機
構を省ける点と合わせ、小型になり、前後運動や左右運
動を行う機構を有する電子機器(カメラやビデオカメ
ラ、電子時計、計測器、プリンタ、印刷機、工作機械、
ロボット、移動装置、記憶装置など)の小型、定消費電
力化が可能になる。
【0029】また、動力伝達のための歯車を用いないた
め、動力伝達機構のあそびがなくなり、駆動棒19aの
位置決め精度が向上する。さらに、制御部18は、ロー
タ15および回転範囲制限部材15bの回転量を検知し
ながら超音波モータ10を制御し、また、接触信号を受
け取ったら超音波モータ10を停止させるため、精度よ
く、かつ、回転させすぎることなく超音波モータ10を
制御できる。従って、駆動棒19aが必要以上に動く可
能性はなくなるため、駆動棒19aの位置決め精度はさ
らによくなり、また超音波モータ付駆動機構1の信頼性
も向上する。
【0030】なお、本実施例は、発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で任意に変形できる。例えばガイド部材19b
に、溝19eの代わりに貫通孔を設け、この貫通孔に駆
動棒19aをスライド可能に挿入しても同様の機能を得
られる。また、図3の側面概略図に示すようにロータ1
5の上面に突起15dを設け、また、駆動棒19の穴1
9cに差し込み、駆動棒19aを駆動させても構わな
い。この場合、衝突音を発生しないだけでなく超音波モ
ータの振動体とロータの摺動部にも衝撃を与えないた
め、寿命は向上する。また、緩衝材の弾性がロータの駆
動方向に力を発生し、超音波モータの機動性は向上す
る。
【0031】また、接触センサ16cのかわりに緩衝材
をはりつけて、回転範囲制限部材15bとバネ座16a
との接触時の衝撃を吸収して当該超音波モータ付駆動機
構を含んだ装置に悪影響を与えないようにしてもよい。 <第2の実施例>次に、図4および図5を用いて本発明
の第2の実施例である超音波モータ付駆動機構2につい
て詳細に説明する。
【0032】図4は超音波モータ付駆動機構2の上面概
略図であり、図5は超音波モータ付駆動機構2の要部の
構成を説明する側面概略図である。超音波モータ付駆動
機構2はカメラに代表される光学機器の絞りやシャッタ
ーとして用いられる駆動機構であり、図4に示すよう
に、超音波モータ10と、超音波モータ10のロータ1
5に直接回動自在に取り付けられた2枚の絞り羽根21
をスライド可能に填め込み保持するガイド部材22と、
により概略構成されている。
【0033】ここで、本実施例においては、ロータ15
の2本の回転範囲制限部材15bの取り付け位置は、他
方の回転範囲制限部材15bから周方向に例えば150
゜程度ずらしてあり、また、超音波モータ10のバネ座
16aの両脇に、回転範囲制限部材15bに接してロー
タ15の回転範囲を制限する止めピン23(受け部材)
をバネ座16aとは別個に設けてある。
【0034】さらに、ロータ15は、軸14付近から径
方向に延びている略長方形の孔15eを、軸14を中心
に対称となる位置にそれぞれ備えている。絞り羽根21
は、超音波モータ10の直径とほぼ同じ幅である長方形
板21aの一角部を突出させた形状であり、その突出部
の端部に軸21bを備えている。また、長方形板21a
は中央部に開口部21cを備えている。
【0035】すなわち、図3及び図4に示すように、2
枚の絞り羽根21は、それぞれ別の孔15eに軸21b
を差し込むことにより、回動自在かつ孔15eに沿って
移動自在に取り付けられている。この際、絞り羽根21
は線対称に取り付けられているため、長方形板21a,
21aは互いに重なっている。ガイド部材22は超音波
モータ1とは別個に設けられており、2枚の絞り羽根2
1の長方形板21aをスライド可能に例えば両側面のみ
で保持する。
【0036】上述した構成の超音波モータ付駆動機構2
においては、超音波モータ付駆動機構1の駆動棒19a
と同様の作用により、一方の絞り羽根21は図中上方向
に動き、他方の絞り羽根21は図中下方向に動く。この
際、ロータ15の回転方向によって2枚の長方形板21
aの重なり部分は大きくなったり小さくなったりする。
長方形板21aの重なり部が大きくなると、開口部21
cと開口部21cの重なり量すなわち開口量21dは大
きくなる。反対に、長方形板21aの重なり部が小さく
なると、開口部21cと開口部21cの開口量21dは
小さくなる。
【0037】すなわち、超音波モータ付駆動機構2によ
れば、超音波モータ10を制御してロータ15の回転量
や回転方向を制御することにより、開口量21dを調節
することが可能である。従って、超音波モータ付駆動機
構2を絞りとして用いることができる。また、ロータ1
5を迅速に動かすと、超音波モータ付駆動機構2はシャ
ッターとして用いることも可能である。特に、応答性に
優れた超音波モータ10を用いることで開閉スピードの
きわめて速いシャッタが実現できる。
【0038】従って、小型(薄型)である超音波モータ
10を使用し、さらに従来と比べて動力伝達機構を省い
た分、絞り羽根21の位置決め精度が向上するとともに
小型になり、これを用いたカメラなどの電子機器を小型
にすることが可能になる。なお、本実施例において、例
えば超音波モータ付駆動機構2をAF(オートフォーカ
ス)カメラに用いた場合は、オートフォーカス機構に用
いられている光量検知手段によって、超音波モータ付駆
動機構2を通過した光量を検知して、この光量により制
御部18が開口量21dを認知して超音波モータ付駆動
機構2を制御する構成としてもよい。
【0039】<第3の実施例>次に、図6の上面概略図
を用いて本発明の第3の実施例である超音波モータ付駆
動機構3について詳細に説明する。超音波モータ付駆動
機構3は、例えばカメラの絞りやシャッターとして用い
られる機構であり、超音波モータ10(図6においては
ロータ15のみ図示)と、中心に入光用の開口部31a
を備えている輪状の回転部材31と、開口部31aを覆
ってその開口量を調節する3枚の絞り羽根32(駆動
体)と、により概略構成されている。
【0040】ここで、回転部材31は、径方向に延びる
略長方形の孔31bを外周縁部に備えており、また、内
周縁部にも径方向に延びる略長方形の孔31cを例えば
120゜おきに計3個備えている。孔31bはロータ1
5上面の突起15dを下面側から差し込む孔であり、ま
た孔31cは、詳細を後述する絞り羽根32の突起32
bを下面側から差し込む孔である。
【0041】また、3枚の絞り羽根32は、一端をロー
タ15,回転部材31以外の他の部品(図示省略)に軸
32aを用いて回転部材31の外側に120゜おきにそ
れぞれ回動自在に取り付けられている。また、各絞り羽
根32は孔31cに差し込まれる突起32bを中央付近
に備えている。すなわち、回転部材31は、絞り羽根3
2を介して軸32aによって回転自在に位置決めされた
ことになる。
【0042】また、3枚の絞り羽根32の他端は回転部
材31の開口部31aを覆う位置にくる。このような構
成の超音波モータ付駆動機構3において、超音波モータ
10のロータ15が回転すると、回転部材31は、突起
15dを孔31bに沿ってスライドさせつつ回転する。
また、回転部材31が回転すると、絞り羽根32は、突
起32bを孔31bに沿ってスライドさせつつ軸32a
を中心に回動して、開口部31aを覆う量を変更して開
口部31aの開口量を変更する。この絞り羽根32が回
動する方向すなわち開口部31aの開口量が多くなるか
少なくなるかは、ロータ15の回転方向によって決ま
る。
【0043】すなわち、超音波モータ付駆動機構3は、
ロータ15を回転させることにより開口部31aの開口
量を調節できるため、カメラの絞りとして用いることが
可能である。また、絞り羽根32の形状や取り付け位置
によっては、絞り羽根32を用いて開口部31aを完全
に覆うことも可能であるため、シャッターとして用いる
ことも可能である。
【0044】従って、小型(薄型)であり、高精度位置
決めが可能で静止トルクを有する超音波モータ10を使
用し、さらに従来と比べて動力伝達機構を省ける点と合
わせ、絞り羽根32の位置決め精度が向上するとともに
小型になり、これを用いたカメラ、ビデオかめら、CC
Dカメラを搭載したロボット、計測器などの電子機器の
小型化、低消費電力化が可能になる。
【0045】なお、本実施例において、例えば超音波モ
ータ付駆動機構3をAFカメラに用いた場合は、オート
フォーカス機構に用いられている光量検知手段によっ
て、超音波モータ付駆動機構3を通過した光量を検知し
て、この光量により制御部18が開口部31aの開口量
を認知して超音波モータ付駆動機構3を制御する構成と
してもよい。
【0046】<第4の実施例>次に、図7の上面概略図
を用いて本発明の第4の実施例である超音波モータ付駆
動機構4について詳細に説明する。超音波モータ付駆動
機構4は、超音波モータ10と、超音波モータ10のロ
ータ15と側面同士が当接していて当該ロータ15に伴
って回転する円板状の回転体41と、ロータ15と回転
体41にそれぞれ回動自在かつ一方向に移動自在に取り
付けられている絞り羽根42(駆動体)と、絞り羽根4
2を二枚共に回動自在に位置決めする軸43と、により
概略構成されている。
【0047】ここで、ロータ15と回転体41の外径は
等しく、双方の回転量は同じである。また、回転体41
は上面に突起41aを備えている。この突起41aはロ
ータ15の突起15dとは点対称な位置に設けられてお
り、この突起15dと同様に、詳細を後述する絞り羽根
42の孔42cに差し込むためのものである。また、絞
り羽根42は2枚共に略L字状であり、下辺部42aの
先端が重なるように互いに裏表逆に取り付けられられて
おり、さらに、垂直辺部42bの上端部近辺に略長方形
の孔42cを垂直方向に備えている。この孔42cは上
述したように突起15d,41aを差し込んで当該絞り
羽根42を回動自在かつ当該孔42cに沿って一方向に
移動自在に取り付けるためのものである。
【0048】また、垂直辺部42bの中央部は下辺部4
2aと同じ向きに飛び出して重なっており、この重なり
部42dにおいて軸43によって回動自在に位置決めさ
れている。すなわち、2枚の絞り羽根42は下辺部42
aと重なり部42dによって開口部42eを形成する。
【0049】このような構成の超音波モータ付駆動機構
4において、超音波モータ10のロータ15を回転させ
ると、回転体41はロータ15とは逆の方向に回転す
る。ロータ15および回転体41が回転すると、2枚の
絞り羽根42は、軸43によって位置決めされているた
め、突起15d,41aと孔42cに沿ってスライドさ
せながら互いに逆方向に回動して、開口部42eの開口
量を変更する。この絞り羽根42が回動する方向すなわ
ち開口部42eの開口量が多くなるか少なくなるかは、
ロータ15の回転方向によって決まる。
【0050】すなわち、超音波モータ付駆動機構4は、
ロータ15を回転させることにより開口部42eの開口
量を調節できるため、そのまま、円形の開口部44aを
備えた部材44を開口部42eと重なるように配置する
ことにより、カメラの絞りとして用いることが可能であ
る。また、絞り羽根42の形状や取り付け位置によって
は、絞り羽根42を用いて開口部44aを完全に覆うこ
とも可能であるため、シャッターとして用いることも可
能である。特に、応答性に優れた超音波モータ10を用
いることにより、開閉スピードの極めて早いシャッタが
実現できる。従って、小型(薄型)であり、高精度位置
決め分解能、および静止トルクを有する超音波モータ1
0を使用し、さらに従来と比べて動力伝達機構を省けた
点と合わせ、絞り羽根42の位置決め精度が向上すると
ともに小型になり、これを用いたカメラなどの電子機器
を小型化、低消費電流化することが可能になる。なお、
本実施例において、例えば超音波モータ付駆動機構4を
AFカメラに用いた場合は、オートフォーカス機構に用
いられている光量検知手段によって、超音波モータ付駆
動機構4を通過した光量を検知して、この光量により制
御部18が開口部42eの開口量を認知して超音波モー
タ付駆動機構4を制御する構成としてもよい。また、本
実施例では回転体41とロータ15を接触させ、摩擦に
よってロータ15の運動を回転体41の運動に変換して
いたがベルトやカム、歯車等の伝達機構を用いても構わ
ない。
【0051】
【発明の効果】以上より、本発明によれば、歯車などの
伝達機構を介さずに超音波モータが直接駆動体を駆動さ
せる、小型で位置決め精度のよい駆動機構を提供でき
る。また、ロータの回転範囲は制限されるため、移動体
が許容範囲を超えて動くことはなくなり、当該超音波モ
ータ付駆動機構の信頼性が向上する。
【0052】さらに、受け止め時の衝撃が当該超音波モ
ータ付駆動機構を含んだ装置に悪影響を与える可能性は
小さくなる。また、ロータの回転運動を直接、駆動体の
直線運動に変換して光量調節用の絞りとして用いること
が可能な超音波モータ付駆動機構を提供できる。また、
駆動体は、ガイド部材を支点としてロータを力点とした
梃子になるため、駆動機構ロータの回転運動を直接動力
源として梃子の原理を利用して、光量調節用の絞りとし
て用いることが可能な超音波モータ付駆動機構を提供で
きる。
【0053】さらに、2つの駆動体によって対象物を挟
んで掴むハンドとして使用できるほか、光量調節用の絞
りとして用いられることができる。また、ロータの回転
量則ち駆動体の駆動量を検知しながら超音波モータを制
御するため、より高精度に駆動できる超音波モータ付駆
動機構となる。また、従来より小さな駆動機構である超
音波モータ付駆動機構を用いるので、カメラやビデオカ
メラ、電子時計、計測器、プリンタ、印刷機、工作機
械、ロボット、移動装置、記憶装置などの電子機器の小
型化、低消費電力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である超音波モータ付駆
動機構の構成を説明する上面概略図である。
【図2】同超音波モータ付駆動機構の超音波モータの構
成を説明する断面概略図である。
【図3】同超音波モータ付駆動機構の変形例に用いるロ
ータの構成を説明する側面概略図である。
【図4】本発明の第2の実施例である超音波モータ付駆
動機構の上面概略図である。
【図5】同超音波モータ付駆動機構の要部の構成を説明
する側面概略図である。
【図6】本発明の第3の実施例である超音波モータ付駆
動機構を説明する上面概略図である。
【図7】本発明の第4の実施例である超音波モータ付駆
動機構を説明する上面概略図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 超音波モータ付駆動機構 11 圧電素子 15 ロータ 15b 回転範囲制限部材(突出部) 16 板バネ(加圧バネ) 16a バネ座 16b 受発光部(回転量検知手段の一構成部) 17 スリット体(回転量検知手段の一構成部) 18 制御部 19a 駆動棒(駆動体) 19b ガイド部材 19c 溝(保持部) 21,32,42 絞り羽根(駆動体) 21c 開口部 21d 開口量 23 止めピン(受け部材) 31 回転部材 31a 開口部 42e 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 春日 政雄 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 5H680 AA00 AA04 AA06 AA12 AA19 BB01 BB13 BB16 BC01 BC02 BC04 BC08 BC09 BC10 DD01 DD15 DD23 DD53 DD66 DD73 DD85 DD92 EE11 EE22 FF14 FF24

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子を有する振動体と、 前記振動体の振動で回転するロータとを有する超音波モ
    ータを備え、 前記ロータに連結され、前記ロータの回転運動に連動し
    て駆動する駆動体と、 前記駆動体の回転を規制し、その駆動方向をガイドする
    ガイド部材と、を有することを特徴とする超音波モータ
    付駆動機構。
  2. 【請求項2】 前記ロータは、ロータに設けられロータ
    とともに回転する突出部を有し、 前記突出部が当接することで前記ロータの回転範囲を制
    限し、前記駆動体の移動範囲を制限する受け部材と、を
    備えることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ
    付駆動機構。
  3. 【請求項3】 前記駆動体は、前記突出部を介して前記
    ロータに連結されていることを特徴とする請求項1及び
    請求項2に記載の超音波モータ付駆動機構。
  4. 【請求項4】 前記ロータと前記振動体を加圧接触させ
    る加圧バネと、 前記加圧バネを保持するバネ座とを有し、 前記バネ座が前記受け部材であることを特徴とする超音
    波モータ付駆動機構。
  5. 【請求項5】 前記突出部及び前記受け部材の間に、緩
    衝材を有することを特徴とする請求項2ないし請求項4
    のいずれかに記載の超音波モータ付駆動機構。
  6. 【請求項6】 前記ガイド部材によりガイドされる前記
    駆動体の駆動方向は、直線的であることを特徴とする請
    求項に記載の超音波モータ付駆動機構。
  7. 【請求項7】 前記駆動体は複数個であり、これらの駆
    動体を互いに異なる方向に駆動することを特徴とする請
    求項1ないし請求項6のいずれかに記載の超音波モータ
    付駆動機構。
  8. 【請求項8】 前記駆動体は開口部を備え、前記開口部
    を他の駆動体を用いて塞ぐように前記複数の駆動体を重
    ね、前記ロータの回転移動によって前記複数の駆動体の
    重なり量を変更し、前記開口部の開口量を変更すること
    を特徴とする請求項7記載の超音波モータ付駆動機構。
  9. 【請求項9】 前記超音波モータ付駆動機構は、光量調
    節用の絞り、もしくはシャッタとして用いられることを
    特徴とする請求項8記載の超音波モータ付駆動機構。
  10. 【請求項10】 圧電素子を有する振動体と、 前記振動体の振動で回転するロータとを有する超音波モ
    ータを備え、 前記ロータに連結され、前記ロータの回転移動に連動し
    て回転する回転部材と、 前記回転部材に連結され、前記回転部材の回転に伴って
    駆動する駆動体と、 前記駆動体の回転を支持する軸部材と、を有することを
    特徴とする超音波モータ付駆動機構。
  11. 【請求項11】 開口部を有する開口部材を有し、 前記駆動体は、前記開口部と重なるように配置され、 前記ロータの回転移動に伴って前記開口部と前記駆動体
    の重なり量を変更して、当該開口部の開口量を変更する
    ことを特徴とする請求項10記載の超音波モータ付駆動
    機構。
  12. 【請求項12】 前記超音波モータ付駆動機構は、光量
    調節用の絞り、もしくはシャッタとして用いられること
    を特徴とする請求項11記載の超音波モータ付駆動機
    構。
  13. 【請求項13】 圧電素子を有する振動体と、 前記振動体の振動で回転するロータとを有する超音波モ
    ータを備え、 前記ロータに連結され、前記ロータの回転運動に連動し
    て駆動する第1の駆動体と、 前記ロータに当接し、前記ロータの回転運動に連動して
    回転する回転部材と、 前記回転部材に連結され、前記回転部材の回転運動に連
    動して駆動する第2の駆動体と、 前記第1及び前記第2の駆動体の回転を規制し、その支
    点となる軸部材と、を有すること特徴とする超音波モー
    タ付駆動機構。
  14. 【請求項14】 前記第1の駆動体および前記第2の駆
    動体の解放端側は、互いに重なるように他方に向けて飛
    び出して相互に重なる重なり部を備え、 前記第1の駆動体および第2の駆動体に囲まれて形成さ
    れる開口部の開口量を、前記ロータの回転移動によって
    変更することを特徴とする請求項13記載の超音波モー
    タ付駆動機構。
  15. 【請求項15】 前記超音波モータ付駆動機構は、 光量調節用の絞り、もしくはシャッタとして用いられる
    ことを特徴とする請求項14記載の超音波モータ付駆動
    機構。
  16. 【請求項16】 前記ロータの回転量を検知する回転量
    検知手段と、 前記回転量検知手段の検知量に従って超音波モータを制
    御する制御部と、を備えることを特徴とする請求項1な
    いし請求項15のいずれかに記載の超音波モータ付駆動
    機構。
  17. 【請求項17】開口部を通過する光量を検知する光量セ
    ンサと、 前記光量センサの検知量に従って超音波モータを制御し
    て前記開口部の開口量を変更する制御部と、を備えるこ
    とを特徴とする請求項9または請求項12または請求項
    15のいずれかに記載の超音波モータ付駆動機構。
  18. 【請求項18】 前記超音波モータ付駆動機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれか
    に記載の超音波モータ付電子機器。
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