JP5473366B2 - 光量調節装置及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光量調節装置及びその光量調節装置を搭載する、ビデオカメラ、デジタルカメラ等の撮像装置に関するものである。
固体撮像素子を内蔵したビデオカメラ、デジタルカメラ等のカメラやフイルムを使用するカメラには、レンズの焦点深度の確認、フイルムや固体撮像素子に結像される被写体の光量を調節するために、開口径を制御する絞り装置(光量調節装置)が設けられている。また、映像を投影するための光学機器にも光量調節装置を有したものもある。
これらの光量調節装置は、遮光羽根として複数の絞り羽根を用い、ステッピングモータを駆動動力源として開口径を変化させるものが主流となっている。
ところで、ステッピングモータを駆動動力源とした光量調節装置においては、例えば、一眼レフカメラの場合には、ステッピングモータに所定の相から通電を開始して、何ステップ、ロータを回転させるかで絞り口径を決定している。そのため、高い精度の絞り口径を得るためには、1ステップ当りにロータが回転する角度が少ない方が望ましい。
一方、電源となる電池の消耗を避けるために、比較的長時間露光を行う場合には、モータへの通電を切る率が高い方が望ましく、そのためには、コギングトルクによりロータ1回転当りでロータが安定に停止する停止位置が数多くあることが望ましい。
一般的なステッピングモータを駆動動力源とした光量調節装置においては、通電を継続した際に、ロータが停止できる位置の数に対し、通電を切った時にロータがコギングトルクにより安定して停止していられる位置の数は、1/2である。
通電を切った時に不安定となる停止位置で通電を切ると、コギングトルクによって、小絞り方向へ1ステップ分ずれるか、開放方向へ1ステップ分ずれるかを特定できず、結果的に±1ステップの誤差が生じる。その結果、通電を切った場合には、高い絞り口径精度が得られないという問題点がある。
そのため、比較的長時間の露光を行う場合にも、高い絞り口径精度を得るためにはコイルへの通電を継続しなければならず、電源となる電池の消耗がはげしいという欠点があった。
この欠点を解決したものとして、特許文献1の電磁駆動露光量調節装置が提案されている。
これは、マグネット外周面に磁極中心から所定角度ずれた位置に溝を設けることで、通電を切った時にコギングトルクにより回転させられる方向を特定させることができ、長時間露光時に電池を消耗させることなく絞り精度を向上できるものである。
しかしながら、上記特許文献1に開示の電磁駆動露光量調節装置は、マグネット外周面に溝を設ける必要があり、磁力の高い焼結マグネットやコンプレッションマグネットではそのような複雑で精度の必要な形状は作成できない。
従って、磁力の劣るインジェクションマグネットを使用しなければならないという制約があるため、モータトルクが低いものとなるか、マグネット径を大きくしたりコイル巻数を増やしたりする必要が生じ、モータが大型化してしまう。
また、マグネット外周面に溝を設けると、コギングトルクが増大するため、低い電圧での作動を保証するためには、よりコイルを大型化しなければならず、さらに、駆動音もかなり大きなものになるという欠点があった。
一方、カメラのシャッタタイムラグの短縮化がますます望まれており、そのため、光量調節装置は、絞り込みまでの駆動時間をさらに短くする必要性が生じている。駆動時間を短縮するには、駆動動力源のステッピングモータを高速で回転した後、素早く停止するのが望ましいが、このような急加速・急減速駆動を行った場合、絞り羽根の振動が発生してしまう。
その結果、絞り口径精度が悪化したり、或いは振動が収まるまで待つことになるが、振動が収まるまで待つと、結果的に絞り込みまでの駆動時間が長くなってしまう。
また、大口径の光量調節装置では、絞り羽根を所定の開口径までステッピングモータで駆動した後、停止する時に絞り羽根の慣性モーメントが大きいことにより絞り羽根の振動が発生しやすい。このため、停止時直前までにステッピングモータを減速する必要が生じる。
ステッピングモータの減速を緩やかに行うほど絞り羽根の振動は収まる傾向にあるが、絞り込み終了までの駆動時間が長くなることになり、カメラのシャッタタイムラグが長くなってしまうという欠点があった。
また、上記の絞り羽根の振動現象は、絞り羽根と絞り羽根を動かす部材とのがた(例えば絞り羽根の軸と軸が摺動するカムとの嵌合がた)が大きいほど振動の収まりが悪くなり、絞り口径精度が悪化する傾向にある。
この嵌合がたは、部品公差を加味して部品がスムーズに動くように設定されるもので、嵌合がたを少なくするには部品公差をきつくするしかないが、そのような部品はコストが高くなるし、大量生産に向いた樹脂成型部品では限界がある。
この欠点を解決したものとして、特許文献2のカメラの絞り機構が提案されている。
これは、絞り羽根に形成されたカムフォロア(ガイドピン)をカム部に常時当接させる付勢手段を、絞り羽根ごとに備えたもので、絞り羽根のカムとの嵌合がたをなくして遥動を防止するものである。
特許第02566031号 特開平11−160754号公報
上記特許文献2に開示のカメラの絞り機構では、駆動源であるモータの通電を維持している時は、上記機構により遥動が防止されて絞り精度の向上は見込める。しかしながら、電源となる電池の消耗対策としてモータの通電を切った場合、モータのコギングトルクによって、小絞り方向へ1ステップ分ずれるか、開放方向へ1ステップ分ずれるかを特定できない。その結果、±1ステップの誤差が生じ、高い絞り口径精度が得られないという問題点があった。
本発明の目的は、絞り込み駆動時間が速く、エネルギーロスが少なく、且つ高い絞り口径精度を得ることのできる光量調節装置及び撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の光量調節装置は、一方面に第1軸部が形成され、前記一方面とは反対側となる他方面に第2軸部が形成される複数枚の遮光羽根と、前記遮光羽根に形成される前記第1軸部が嵌合する穴部が形成される開閉部材と、前記遮光羽根に形成される前記第2軸部が嵌合するカム溝部が形成されるカム部材と、前記遮光羽根に形成される前記第1軸部を付勢することで、前記遮光羽根を前記カム部材の方向に付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする。
本発明の光量調節装置によれば、絞り込み駆動時間が速く、エネルギーロスが少なく、且つ高い絞り口径精度を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る光量調節装置の分解斜視図である。 図1の光量調節装置における遮光羽根とカム部材との位置関係を表す図である。 図1の光量調節装置における遮光羽根とカム部材との位置関係を表す図である。 図1の光量調節装置における遮光羽根とカム部材との位置関係を表す図である。 図3は、図1の光量調節装置における遮光羽根と付勢手段との関係を表す部分断面拡大図である。 図1におけるステッピングモータのコギングトルクを表す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光量調節装置の遮光羽根と付勢手段との関係を表す部分断面拡大図である。 本発明の第3の実施の形態に係る光量調節装置の分解斜視図である。 図6の光量調節装置における遮光羽根と付勢手段との関係を表す部分断面拡大図である。 本発明の第4の実施の形態に係る光量調節装置の遮光羽根と付勢手段との関係を表す部分断面拡大図である。
以下、本発明を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施の形態による光量調節装置について説明する。本実施の形態の光量調節装置は、撮像装置に備えられる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光量調節装置の分解斜視図である。図2は、図1の光量調節装置における遮光羽根とカム部材との位置関係を表す図であり、図2Aは開放状態、図2Bは中間絞り状態、図2Cは小絞り状態を表し、遮光羽根は重なり状態がわかるように陰線を表示してある。図3は、図1の光量調節装置における遮光羽根と付勢手段との関係を表す部分断面拡大図である。
図1において、光量調節部材としての、複数枚の遮光羽根1、2、3、4、5、6、7、8は、遮光性を有し、開口量を規制する薄板状の羽根基部1a、2a、3a、4a、5a、6a、7a、8aを有する。
また、遮光羽根1〜8は、羽根基部1a乃至8aの一方の面に設けられる先端が球R形状で円柱状の第1軸部1b、2b、3b、4b、5b、6b、7b、8bを有する。また、遮光羽根1〜8は、羽根基部1a〜8aの他方の面に設けられる円柱或いは円筒状の第2軸部1c、2c、3c、4c、5c、6c、7c、8cを有する。
遮光羽根1〜8を開閉する開閉部材9は、中央に開口部9aが設けられたリング状に形成され、穴部9b、9c、9d、9e、9f、9g、9h、9iと、回転嵌合突起部9jと、ギア部9kと、3つの球R突起部9m、9n、9oが設けられている。また、開閉部材9には遮光部9lを備える。
中央に開口部10aが形成されたリング状のカム部材10には、遮光羽根1〜8の動きを規制するカムとしてのカム溝部10b、10c、10d、10e、10f、10g、10h、10iが設けられている。
遮光羽根1〜8を互いが重なる方向に付勢する付勢手段としてのバネ部材11は、Cリング形状の基部11aと、基部11aに一端が固定されている弾性変形可能な板バネ部11b、11c、11d、11f、11g、11h、11iとを有する。板バネ部11b〜11iは、金属の薄板をプレス加工することで形成される。
基部11aと板バネ部11b〜11iとは厚みは同一であるが、径方向の幅は、板バネ部11b〜11iよりも基部11aの方が広く形成されており、板バネ部11b〜11iが弾性変形しても基部11aが変形しないようになっている。
尚、本実施の形態では、バネ部材11は金属のプレス加工品を用いて説明しているが、厚みや幅を異ならせることで樹脂成型でも形成可能なものである。
中央に開口部12aが形成されたリング状のベース部材12には、穴部12bと、モータ固定部12cが設けられている。
開閉部材9を駆動する駆動手段であるステッピングモータ13の軸先端には、ピニオンギア14が固定されており、ベース部材12のモータ固定部12cに取り付けられる。その際、ピニオンギア14は、ベース部材12の穴部12bを貫通して開閉部材9のギア部9kと噛み合う。
ステッピングモータ13は、一般的な2つのコイルを備える2相のステッピングモータであり、本実施の形態の光量調節装置におけるステッピングモータの駆動方式は1−2相励磁となる。
初期位置センサ15は、開閉部材9に設けられる遮光部9lの初期位置センサ15への挿入、退避状態を検知することで、開閉部材9が初期位置状態にあるかどうかを検知する。
バネ部材11は、基部11aが開閉部材9の一方の面に固定される。ベース部材12は、バネ部材11が固定されている開閉部材9と遮光羽根1〜8を間に挟んでカム部材10に固定され、開閉部材9の表面を覆うとともに開閉部材9と遮光羽根1〜8の光軸方向の抜け止めの役割を果たす。その際、開閉部材9の回転嵌合突起部9jは、ベース部材12の開口部12aに嵌合して回転可能に支持される。
また、遮光羽根1〜8の第1軸部1b〜8bは開閉部材9の穴部9b〜9iにそれぞれ回動可能に嵌合しており、第2軸部1c〜8cはカム部材10のカム溝部10b〜10iにそれぞれ摺動可能に嵌合している。
遮光羽根1〜8は、光軸を中心に円周方向に均等配置されて、遮光性を有する羽根基部1a〜8aが重ね合わされることで絞り開口を制御可能となる(図2参照)。
バネ部材11は、基部11aが開閉部材9の一方の面に固定された状態で、バネ部材11の板バネ部11b〜11iが遮光羽根1〜8の第1軸部1b〜8bの先端部を軸方向に付勢する。これにより遮光羽根1〜8は、隣接する羽根同士が重なる方向に付勢される。ここで、遮光羽根1〜8の第1軸部1b〜8bの先端部を球R形状にすることで、板バネ部11b〜11iが第1軸部1b〜8bを安定して軸方向に付勢することが可能となる。
また、バネ部材11の板バネ部11b〜11iが遮光羽根1〜8の第1軸部1b〜8bを付勢すると、開閉部材9は第1軸部1b〜8bが穴部9b〜9iから抜けようとする方向(図3上方向)に移動する。そして、球R突起部9m、9n、9oがベース部材12の裏面に当接した状態で安定する(図3参照)。これにより、開閉部材9は軸方向にがたつくことなく、常に球R突起部9m、9n、9oがベース部材12の裏面に当接した状態で回転することが可能となる。
即ち、バネ部材11は、遮光羽根1〜8を隣接する羽根同士が重なる方向に付勢することで、遮光羽根1〜8は軸方向にがたつくことなく、様々な絞り状態においてもほぼ一定の摩擦力で回転可能になるとともに、開閉部材9をベース部材12に付勢することで、開閉部材9は軸方向にがたつくことなく、スムーズな回転が可能となる。
以上により、光量調節装置が構成される。
次に、図4を用いて本実施の形態による光量調節装置の駆動源となるステッピングモータ13のコギングトルクについて説明する。
図4は、図1におけるステッピングモータ13のコギングトルクを表す図であり、一般的な2つのコイルを備えた2相のステッピングモータも同様となる。
図の横軸はステッピングモータ13のステップ位置を示し、図の縦軸はトルク値を表す。サインカーブで示される実線がコギングトルク曲線である。ステップ1、3、5は、1−2相励磁時の1相通電時(片方のコイルに通電)の位置であり、ステップ2、4は、1−2相励磁時の2相通電時(両方のコイルに通電)の位置である。
ステップ1、3、5の位置は、その位置から左右に少しずれてもコギングトルクにより元の位置に戻す力が働く安定位置である。また、ステップ2、4の位置は、その位置から左右に少しずれただけでコギングトルクにより1ステップ進むか1ステップ戻る力が働く不安定位置である。
即ち、ステッピングモータ13を1相通電後に通電をOFFしても、コギングトルクによりその位置に留まる力が働く。しかし、ステッピングモータ13を2相通電後に通電をOFFすると、その位置に止まる場合はごく稀で、コギングトルクにより1ステップ進むか1ステップ戻る位置で止まる場合が多い。これは、ステッピングモータ13の回転精度により通電ON時の停止位置にばらつきが生じることによるものである。
次に、本実施の形態の光量調節装置の動作を説明する。
遮光羽根1〜8が、図2Aの開放状態にある時、開閉部材9の初期位置状態を検知する初期位置センサ15により、遮光羽根1〜8の初期位置状態が検知されたなら、所定の絞り位置に応じてステッピングモータ13を制御する。即ち、制御手段により、任意の絞り位置までステッピングモータ13を1−2相駆動させる。
ステッピングモータ13を、図1の時計方向に回転させることで、ピニオンギア14が回転し、ピニオンギア14は、開閉部材9のギア部9kに噛み合っているので、開閉部材9は、図1の反時計方向に回転する。
開閉部材9の穴部9b〜9iには遮光羽根1〜8の第1軸部1b〜8bが嵌合しているので、遮光羽根1〜8は、それぞれ第1軸部1b〜8bが動かされることで、第2軸部1c〜8cがカム部材10のカム溝部10b〜10iに沿って移動する。これら8枚の遮光羽根1〜8が同様の回転動作をすることで、カム部材10の開口部10aから所定の絞り径となる絞り位置への挿入状態になる。
ステッピングモータ13を駆動していくと、図2Bの中間絞り状態となり、さらにステッピングモータ13を駆動していくと、図2Cの小絞り状態となる。
所定の絞り位置から初期位置状態に戻る時は、ステッピングモータ13を制御する制御手段により、ステッピングモータ13を絞り方向とは逆方向に駆動させる。
従来、光量調節装置おける遮光羽根の軸方向スペースは、遮光羽根の厚みのばらつきやその他の部品の公差や、温度変化による軸方向スペースの変化を考慮して、余裕のあるスペースが設けられていた。そのため、遮光羽根は軸方向にがたつきがあった。同様に、開閉部材も軸方向にがたつきがあった。
ここで、初期位置から所定の絞り位置までの駆動を高速化するために、ステッピングモータ13を急加速した後、急減速すると、従来は遮光羽根1〜8に大きな振動が発生して、絞り精度が悪化してしまう問題点があった。
本実施の形態では、バネ部材11の付勢力により遮光羽根1〜8同士が重なり合う方向にほぼ一定の摩擦力が働いており、軸方向にがたつきがないため、遮光羽根1〜8の振動は抑制される。従って、絞り込み駆動時間が速くて且つ高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
また、遮光羽根1〜8の厚みのばらつきや開閉部材9、カム部材10、ベース部材12の部品公差や、温度変化による軸方向スペースの変化に対しては、バネ部材11が吸収するため、作動不良の心配はない。
さらに、大口径の光量調節装置では、遮光羽根を所定の開口径までステッピングモータで駆動した後、停止する時に絞り羽根の慣性モーメントが大きいことにより絞り羽根の振動が発生しやすい。
本実施の形態では、バネ部材11の付勢力により遮光羽根1〜8同士が重なり合う方向にほぼ一定の摩擦力が働いており、軸方向にがたつきがないため、遮光羽根1〜8の振動は抑制される。従って、大口径の光量調節装置でも高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
初期位置から所定の絞り位置まで駆動後に、1−2相励磁駆動の2相通電時のような不安定位置でステッピングモータ13の通電をOFFした場合は、開閉部材9にステッピングモータ13のコギングトルクにより1ステップ分回転させられる力がかかる。
バネ部材11の付勢力による開閉部材9とベース部材12との摩擦力、及び遮光羽根1〜8同士が重なり合う摩擦力、及び遮光羽根1〜8とカム部材10との摩擦力の合計をステッピングモータ13のコギングトルクによる回転力よりも大きく設定する。
このことで、開閉部材9は動かされない。よって、絞り精度は通電ONの状態と変わらずに安定する。従って、ステッピングモータ13を駆動する電源の消耗を少なくしながら高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
(第2の実施の形態)
以下、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態による、光量調節装置について説明する。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る光量調節装置の遮光羽根と付勢手段との関係を表す部分断面拡大図である。
第2の実施の形態に係る光量調節装置は、第1の実施の形態とは遮光羽根の第2軸部とカム部材のカム溝部形状のみが異なり、その他の構成要素は同一であり、説明は省略する。
図5において、光量調節部材としての遮光羽根101は、遮光性を有し、開口量を規制する薄板状の羽根基部101aと、羽根基部101aの一方の面に設けられる先端が球R形状で円柱状の第1軸部101bとを有する。また、遮光羽根101は、羽根基部101aの他方の面に設けられる先端が球R形状で円柱状の第2軸部101cを有する。遮光羽根102以下も同様である。
第1の実施の形態との違いは、第2軸部101cの先端が球R形状になっている点である。
カム溝部110bの底面は、カム溝の幅方向中央に向かって低くなるV字状の傾斜面形状となっている。バネ部材11により遮光羽根101(を含む全ての遮光羽根、以下同様)が軸方向(図5下方向)に付勢されると、球R形状をなす第2軸部101cの先端がカム溝部110bの底面のV字状の傾斜面に当接する。そのため、第2軸部101cがカム溝部110bの幅中心に寄せられる力が働く。
従って、部品公差を加味してカム溝部110bの幅寸法と第2軸部101cの外径に所定のがたを持たせても、遮光羽根101は、がたつきなく作動することが可能となる。
ここで、カム溝部110bの底面をカム溝の幅方向中央に向かって低くなるV字状の傾斜面形状としたが、底面を幅方向の片側が低くなる単一の傾斜面としてもよい。その場合、バネ部材11により遮光羽根101が軸方向(図5下方向)に付勢されると、球R形状をなす第2軸部101cの先端がカム溝部110b底面の傾斜面に当接する。
尚、遮光羽根101の第2軸部101cとカム部材110のカム溝部110bとの嵌合部は、少なくとも一方の当接面が傾斜面で構成されていればよい。
そのため、第2軸部101cがカム溝部110bの片側(傾斜面の低い側)に片寄せられる力が働く。従って、上記と同様に、部品公差を加味して、カム溝部110bの幅寸法と第2軸部101cの外径に所定のがたを持たせても、遮光羽根101は、がたつきなく作動することが可能となる。
よって、バネ部材11は、遮光羽根101を互いが重なる方向に付勢するとともに遮光羽根101の第2軸部101cをカム部材110のカム溝部110bに当接する方向に付勢する。
初期位置から所定の絞り位置までの駆動を高速化するために、ステッピングモータ13を急加速した後、急減速しても、本実施の形態では、バネ部材11の付勢力により遮光羽根同士が重なり合う方向にほぼ一定の摩擦力が働いている。
そのため、軸方向にがたつきがないとともに、カム溝部110bとの嵌合がたつきもないので、遮光羽根101の振動は抑制される。従って、絞り込み駆動時間が速くて且つ高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
また、大口径の光量調節装置の場合でも、本実施の形態では、バネ部材11の付勢力により遮光羽根同士が重なり合う方向にほぼ一定の摩擦力が働いており、軸方向にがたつきがないとともに、カム溝部110bとの嵌合がたつきもない。そのため、遮光羽根101の振動は抑制される。従って、大口径の光量調節装置でも高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
さらに、初期位置から所定の絞り位置まで駆動後にステッピングモータ13の通電をOFFした場合、本実施の形態において、以下の条件で、開閉部材9は動かされない。即ち、バネ部材11の付勢力による開閉部材9とベース部材12との摩擦力、遮光羽根同士が重なり合う摩擦力、遮光羽根101とカム部材110との摩擦力の合計をステッピングモータ13のコギングトルクによる回転力よりも大きく設定する。
このように、開閉部材9が動かされないことで、絞り精度は通電ONの状態と変わらずに安定する。従って、ステッピングモータ13を駆動する電源の消耗を少なくしながら高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
(第3の実施の形態)
図6及び図7を参照して、本発明の第3の実施の形態による光量調節装置について説明する。
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る光量調節装置の分解斜視図、図7は、図6の光量調節装置における遮光羽根と付勢手段との関係を表す部分断面拡大図である。第1の実施の形態と同様のものには同一符号を記して説明は省略する。
図6において、光量調節部材としての遮光羽根201、202、203、204、205、206、207、208(以下の要素の総称)は以下の要素を有する。
即ち、これらの遮光羽根201〜208は、遮光性を有し、開口量を規制する薄板状の羽根基部201a、202a、203a、204a、205a、206a、207a、208aを有する。
また、遮光羽根201〜208は、羽根基部201a〜208aの一方の面に設けられる先端が球R形状で円柱状の第1軸部201b、202b、203b、204b、205b、206b、207b、208bを有する。
また、遮光羽根201〜208は、羽根基部201a〜208aの他方の面に設けられる円柱或いは円筒状の第2軸部201c、202c、203c、204c、205c、206c、207c、208cを有する。
また、遮光羽根201〜208は、羽根基部201a〜208aの第1軸部201b〜208bと同一の面に設けられる半球R形状の突起部201d、202d、203d、204d、205d、206d、207d、208dを有する。突起部201d〜208dは、軸方向に垂直な面から見て第1軸部201b〜208bと第2軸部201c〜208cとの間に配置される。
遮光羽根201乃至208を開閉する開閉部材209は、中央に開口部209aが設けられたリング状に形成される。開閉部材209には、穴部209b、209c、209d、209e、209f、209g、209h、209iと、回転嵌合突起部209jと、ギア部209kと、3つのV溝部209m、209n、209oが設けられている。また、開閉部材209には遮光部209lを有する。
遮光羽根201乃至208を互いが重なる方向に付勢する付勢手段211(以下の要素の総称)は以下の要素を有する。
即ち、付勢手段211は、圧縮コイルスプリング211a、211b、211cと、円柱形状の付勢部材211d、211e、211fと、球形状のボール211g、211h、211iとで構成される。
中央に開口部212aが形成されたリング状のベース部材212には、穴部212bと、モータ固定部212cと、付勢手段211が収納されるホルダー部212d、212e、212fが設けられている。
ベース部材212は、開閉部材209と遮光羽根201〜208を間に挟んでカム部材10に固定され、開閉部材209の表面を覆うとともに開閉部材209と遮光羽根201〜208の光軸方向の抜け止めの役割を果たす。
その際、開閉部材209の回転嵌合突起部209jは、ベース部材212の開口部212aに嵌合して回転可能に支持される。また、遮光羽根201〜208の第1軸部201b〜208bは、開閉部材209の穴部209b〜209iにそれぞれ回動可能に嵌合しており、第2軸部201c〜208cは、カム部材10のカム溝部10b〜10iにそれぞれ摺動可能に嵌合している。
遮光羽根201〜208は、光軸を中心に円周方向に均等配置されて、遮光性を有する羽根基部201a〜208aが重ね合わされることで絞り開口を制御可能となる。
付勢手段211のボール211g、211h、211iは、開閉部材209のV溝部209m、209n、209o上に配置される。また、付勢部材211d、211e、211fは、ボール211g、211h、211iを軸方向上部(図7上)から半分包み込むように回動可能に保持する。
また、圧縮コイルスプリング211a、211b、211cは、付勢部材211d、211e、211fとベース部材212のホルダー部212d、212e、212f内側との間に配置される。
この状態で、付勢部材211d、211e、211fは、ベース部材212のホルダー部212d、212e、212fによりボール211g、211h、211iとともに軸方向(図7上下方向)に移動可能に支持されている。
付勢手段211は、圧縮コイルスプリング、付勢部材、ボールの3部品の組み合わせを開閉部材209の円周方向に3つ設けられており、開閉部材209を回転軸方向(図7下方向)に付勢している。
開閉部材209は、遮光羽根201〜208を間に挟んでカム部材10の方向(図7下方向)に付勢される。これにより遮光羽根201〜208は、隣接する羽根同士が重なる方向に付勢される。ここで、遮光羽根201〜208は、突起部201d〜208dが開閉部材209の下面に当接して図7下方向に押し付けられる。
即ち、付勢手段211は、遮光羽根201〜208を隣接する羽根同士が重なる方向に付勢することで、遮光羽根201〜208は軸方向にがたつくことなく、様々な絞り状態においてもほぼ一定の摩擦力で回転可能になる。また、開閉部材209を遮光羽根201〜208に当接する方向に付勢することで、開閉部材209は軸方向にがたつくことなく、スムーズな回転が可能となる。
また、付勢手段211は、ボール211g、211h、211iが開閉部材209のV溝部209m、209n、209oを付勢するため、開閉部材209は径方向にがたつきなく、滑らかに回転可能になる。
以上により、光量調節装置が構成される。
尚、光量調節装置の動作に関しては、第1の実施の形態と同様なので説明は省略する。
ここで、初期位置から所定の絞り位置までの駆動を高速化するために、ステッピングモータ13を急加速した後、急減速すると、従来は遮光羽根201〜208に大きな振動が発生して、絞り精度が悪化してしまう問題点があった。
本実施の形態では、付勢手段211の付勢力により遮光羽根201〜208同士が重なり合う方向にほぼ一定の摩擦力が働いており、軸方向にがたつきがないため、遮光羽根201〜208の振動は抑制される。従って、絞り込み駆動時間が速くて且つ高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
また、遮光羽根201〜208の厚みのばらつきや開閉部材209、カム部材10、ベース部材212の部品公差や、温度変化による軸方向スペースの変化に対しては、付勢手段211が吸収するため、作動不良の心配はない。
さらに、大口径の光量調節装置では、遮光羽根を所定の開口径までステッピングモータで駆動した後、停止する時に絞り羽根の慣性モーメントが大きいことにより絞り羽根の振動が発生しやすい。
本実施の形態では、付勢手段211の付勢力により遮光羽根201〜208同士が重なり合う方向にほぼ一定の摩擦力が働いており、軸方向にがたつきがないため、遮光羽根201〜208の振動は抑制される。従って、大口径の光量調節装置でも高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
初期位置から所定の絞り位置まで駆動後に、1−2相励磁駆動の2相通電時のような不安定位置でステッピングモータ13の通電をOFFした場合は、開閉部材209にステッピングモータ13のコギングトルクにより1ステップ分回転させられる力がかかる。
本実施の形態において、以下の条件で、開閉部材9は動かされない。即ち、付勢手段211の付勢力による開閉部材209と遮光羽根201〜208との摩擦力、遮光羽根同士が重なり合う摩擦力、遮光羽根とカム部材10との摩擦力の合計をステッピングモータ13のコギングトルクによる回転力よりも大きく設定する。
よって、絞り精度は通電ONの状態と変わらずに安定する。従って、ステッピングモータ13を駆動する電源の消耗を少なくしながら高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
(第4の実施の形態)
以下、図8を参照して、本発明の第4の実施の形態による、光量調節装置について説明する。
図8は、本発明の第4の実施の形態に係る光量調節装置の遮光羽根と付勢手段との関係を表す部分断面拡大図である。第4の実施の形態に係る光量調節装置は、第3の実施の形態とは遮光羽根の第2軸部とカム部材のカム溝部形状のみが異なり、その他の構成要素は同一であり、説明は省略する。
図8において、光量調節部材としての遮光羽根301は、遮光性を有し、開口量を規制する薄板状の羽根基部301aと、羽根基部301aの一方の面に設けられる先端が球R形状で円柱状の第1軸部301bを有する。また、遮光羽根301は、羽根基部301aの他方の面に設けられる先端が球R形状で円柱状の第2軸部301cと、羽根基部301aの第1軸部301bと同一の面に設けられる半球R形状の突起部301dを有する。遮光羽根302以下も同様である。
突起部301dは、軸方向に垂直な面から見て第1軸部301bと第2軸部301cとの間に配置される。第3実施の形態との違いは第2軸部301cの先端が球R形状になっている点である。
中央に開口部310aが形成されたリング状のカム部材310には、遮光羽根301の動きを規制するカムとしてのカム溝部310bが設けられている。
カム溝部310bの底面はカム溝の幅方向中央に向かって低くなるV字状の傾斜面形状となっている。付勢手段211により遮光羽根301が軸方向(図8下方向)に付勢されると、球R形状をなす第2軸部301cの先端がカム溝部310b底面のV字状の傾斜面に当接するため、第2軸部301cがカム溝部310bの幅中心に寄せられる力が働く。
従って、部品公差を加味してカム溝部310bの幅寸法と第2軸部301cの外径に所定のがたを持たせても、遮光羽根301はがたつきなく作動することが可能となる。
ここで、カム溝部310bの底面をカム溝の幅方向中央に向かって低くなるV字状の傾斜面形状としたが、底面を幅方向の片側が低くなる単一の傾斜面としてもよい。その場合、付勢手段211により遮光羽根301が軸方向(図8下方向)に付勢されると、球R形状をなす第2軸部301cの先端がカム溝部310b底面の傾斜面に当接する。そのため、第2軸部301cがカム溝部310bの片側(傾斜面の低い側)に片寄せられる力が働く。
従って、上記と同様に、部品公差を加味してカム溝部310bの幅寸法と第2軸部301cの外径に所定のがたを持たせても、遮光羽根301は、がたつきなく作動することが可能となる。
よって、付勢手段211は、遮光羽根を互いが重なる方向に付勢するとともに、遮光羽根301の第2軸部301cをカム部材310のカム溝部310bに当接する方向に付勢する。
初期位置から所定の絞り位置までの駆動を高速化するために、ステッピングモータ13を急加速した後、急減速しても、本実施の形態では付勢手段211の付勢力により遮光羽根同士が重なり合う方向にほぼ一定の摩擦力が働いている。
そのため、軸方向にがたつきがないとともに、カム溝部310bとの嵌合がたつきもないので、遮光羽根301の振動は抑制される。従って、絞り込み駆動時間が速くて且つ高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
また、大口径の光量調節装置の場合でも、本実施の形態では付勢手段211の付勢力により遮光羽根同士が重なり合う方向にほぼ一定の摩擦力が働いており、軸方向にがたつきがないとともに、カム溝部310bとの嵌合がたつきもない。そのため、遮光羽根301の振動は抑制される。従って、大口径の光量調節装置でも高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
さらに、初期位置から所定の絞り位置まで駆動後にステッピングモータ13の通電をOFFした場合、以下の条件で開閉部材209は動かされない。即ち、付勢手段211の付勢力による開閉部材209と遮光羽根301との摩擦力、遮光羽根同士が重なり合う摩擦力、遮光羽根301とカム部材310との摩擦力の合計をステッピングモータ13のコギングトルクによる回転力よりも大きく設定する。
よって、絞り精度は通電ONの状態と変わらずに安定する。従って、ステッピングモータ13を駆動する電源の消耗を少なくしながら高い絞り口径精度を得ることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1〜8 遮光羽根
1a〜8a 羽根基部
1b〜8b 第1軸部
1c〜8c 第2軸部
9 開閉部材
10 カム部材
10b〜10i カム溝部
11 バネ部材
12 ベース部材
13 ステッピングモータ
14 ピニオンギア
15 初期位置センサ

Claims (7)

  1. 一方面に第1軸部が形成され、前記一方面とは反対側となる他方面に第2軸部が形成される複数枚の遮光羽根と、
    前記遮光羽根に形成される前記第1軸部が嵌合する穴部が形成される開閉部材と、
    前記遮光羽根に形成される前記第2軸部が嵌合するカム溝部が形成されるカム部材と、
    前記遮光羽根に形成される前記第1軸部を付勢することで、前記遮光羽根を前記カム部材の方向に付勢する付勢手段と備えることを特徴とする光量調節装置。
  2. 前記付勢手段は、前記開閉部材に配置され、前記遮光羽根の前記第1軸部を付勢する板バネ部を有することを特徴とする請求項1記載の光量調節装置。
  3. 前記板バネ部と当接する前記第1軸部の先端を球R形状とすることを特徴とする請求項2記載の光量調節装置。
  4. 一方面に第1軸部が形成され、前記一方面とは反対側となる他方面に第2軸部が形成される複数枚の遮光羽根と、
    前記遮光羽根に形成される前記第1軸部が嵌合する穴部が形成される開閉部材と、
    前記遮光羽根に形成される前記第2軸部が嵌合するカム溝部が形成されるカム部材と、
    前記開閉部材を前記遮光羽根の方向に付勢することで、前記遮光羽根を前記カム部材の方向に付勢する付勢手段と、を備えることを特徴とする光量調節装置。
  5. 前記付勢手段は、前記開閉部材の少なくとも1つの表面を覆うベース部材に配置されことを特徴とする請求項4記載の光量調節装置。
  6. 前記開閉部材にV溝部を形成するとともに、前記付勢手段は前記V溝部にボールを付勢することを特徴とする請求項4または5に記載の光量調節装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の光量調節装置を備える撮像装置。
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