JP2001136574A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

Info

Publication number
JP2001136574A
JP2001136574A JP31299999A JP31299999A JP2001136574A JP 2001136574 A JP2001136574 A JP 2001136574A JP 31299999 A JP31299999 A JP 31299999A JP 31299999 A JP31299999 A JP 31299999A JP 2001136574 A JP2001136574 A JP 2001136574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
data communication
data
portable terminal
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31299999A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Tanaka
学 田中
Hideyuki Nagasawa
秀之 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP31299999A priority Critical patent/JP2001136574A/ja
Publication of JP2001136574A publication Critical patent/JP2001136574A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声通信およびデータ通信が可能な携帯端末
の利便性を向上する。 【解決手段】 本発明にかかる携帯端末3は、可搬型パ
ソコン4が接続された状態で無線基地局2との間のデー
タ通信が可能な携帯端末3であって、当該携帯端末3に
上記可搬型パソコン4が接続されているか否かを判定す
るとともに、当該携帯端末3に可搬型パソコン4が接続
されていると判定した場合に限り、当該携帯端末3が前
記無線基地局2との間でデータ通信可能な圏内にあるか
否かを表示34に表示させる制御部31を具備してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線基地局との間
で無線通信を行う携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声通信のみならず、可搬型のパ
ーソナルコンピュータ(以下、「可搬型パソコン」とい
う)をケーブル等を介して接続することにより、データ
通信も行うことができる携帯電話機が普及しつつある。
このような携帯電話機のユーザは、データ通信を行う場
合にのみ携帯電話機を可搬型パソコンを接続し、データ
通信を行わない場合、すなわち音声通信を行っている間
や携帯電話機を持ち歩いている間などには、携帯電話機
と可搬型パソコンとを接続せず別々にしておくのが一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の携
帯電話機においては、音声通信やデータ通信の可否を文
字により表示するものが一般的である。すなわち、例え
ば、携帯電話機が、無線基地局の形成する無線ゾーンの
圏外にあり、音声通信が不可能な場合には「圏外」と表
示する一方、携帯電話機が上記無線ゾーンの圏内にあ
り、音声通信が可能な場合には「圏内」と表示するか、
または「圏外」の表示を消去するといった具合である。
データ通信の可否についても同様であり、データ通信が
不可能な場合には「データ通信圏外」と表示される一
方、データ通信が可能な場合には「データ通信圏内」と
表示されるか、または「データ通信圏外」の表示が消去
される、といった具合になっている。
【0004】しかしながら、この種の携帯電話機では、
パケット通信を行っているか否かに関わらず、常に、音
声通信の可否およびデータ通信の可否が同時に表示され
るため、ユーザが混同を生じ易いという問題がある。例
えば、ユーザが音声通信を行おうとしているにもかかわ
らず、「データ通信圏外」の表示がなされているため、
音声通信ができないと勘違いしてしまう場合が起こり得
る。
【0005】一方、携帯電話機に可搬型パソコンが接続
されていない状態では、データ通信の開始を指示する信
号を無線基地局から受信した場合であっても、データ通
信を実行することができない。かかる場合にあっては、
当該携帯電話機のユーザが、当該信号の受信があったこ
とを知ることができないという問題もある。
【0006】このように、音声通信およびデータ通信に
併用可能な携帯電話機においては、上述したような種々
の問題があるため、利便性に欠けるという問題が生じて
いた。
【0007】本発明は、以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、高い利便性を有する携帯端末を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の携帯端末は、データ端末が接
続された状態で、無線基地局との間のデータ通信が可能
な携帯端末であって、データ通信可否表示指示を与える
ための指示手段と、前記指示手段によってデータ通信可
否表示指示が与えられた場合には、当該携帯端末が前記
無線基地局との間でデータ通信可能な圏内にあるか否か
を表示する表示手段と、を具備することを特徴としてい
る。請求項2に記載の携帯端末は、データ端末が接続さ
れた状態で、無線基地局との間のデータ通信が可能な携
帯端末であって、データ通信の開始を指示する呼出信号
を受信する受信手段と、当該携帯端末に前記データ端末
が接続されているか否かを判定する判定手段と、前記受
信手段が前記呼出信号を受信した際に、前記判定手段
が、当該携帯端末にデータ端末が接続されていないと判
定している場合には、当該呼出信号を受信したことをユ
ーザに対して報知する報知手段とを具備することを特徴
としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。かかる実施の形態は、本発
明の一態様を示すものであり、この発明を限定するもの
ではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。
【0010】 A:第1実施形態 A−1:第1実施形態の構成 図1は、本発明の第1実施形態である携帯端末を用いた
通信システムの構成を示すブロック図である。同図に示
すように、この通信システムは、移動通信網1と、各々
移動通信網1に接続された複数の無線基地局2、2、…
と、携帯端末3と、可搬型パソコン4と、携帯電話機3
および可搬型パソコン4を接続する接続ケーブル5とを
具備している。
【0011】移動通信網1は、移動パケット通信網と移
動電話網とから構成されており、携帯端末3は、移動パ
ケット通信網を介したデータ通信と、移動電話網を介し
た音声通信とを行うことができる。また、移動パケット
通信網は、ゲートウェイサーバを介してインターネット
(図示略)に接続されており、携帯端末3は、このイン
ターネットに接続された複数のインフォメーション・プ
ロバイダ(以下、「IP」と略す)サーバから各種の情
報を取得することができるようになっている。ここで、
ゲートウェイサーバとは、移動パケット通信網とインタ
ーネットとを相互に接続するためのコンピュータシステ
ムであり、ネットワーク間で異なる通信プロトコルの変
換を行う。具体的には、移動パケット通信網が従う移動
パケット通信網用の伝送プロトコルと、インターネット
等の他のネットワークが従うTCP/IPとの相互変換
を行う。
【0012】移動通信網1に接続された複数の無線基地
局2の各々は、所定の間隔を隔てて配置されており、各
々が形成する無線ゾーンに在圏する携帯端末3との間で
無線通信を行う。
【0013】携帯端末3は、無線基地局2および移動通
信網1を介した音声通信およびデータ通信を行うことが
できる通信端末装置である。なお、本明細書において、
「携帯端末」とは、携帯電話、簡易携帯電話(PHS)
および自動車電話等を含む概念である。この携帯端末3
は、図2に示すように、制御部31、記憶部32、操作
部33、表示部34、無線部35、音声入出力部36お
よびインタフェース37と、これらの各部を接続するバ
ス38とにより構成されている。
【0014】制御部31は、バス38を介して接続され
た各部との間で各種情報の授受を行い、この携帯端末3
の制御中枢として機能する。この制御部31は、A/D
コンバータおよびD/Aコンバータからなるコーデック
を内蔵している。記憶部32は、主記憶として使用され
るとともに、制御部31によって実行される各種のプロ
グラム等を記憶している。記憶部32に記憶されたプロ
グラムとしては、例えば音声通信およびデータ通信の可
否を判断するとともにその判断結果を文字として表示部
34に表示するための通信可否表示プログラムがある。
ここで、「音声通信の可否」とは、携帯端末3が無線基
地局2との間で音声通信が可能な圏内にあるか否かとい
う意味であり、「データ通信の可否」とは、携帯端末3
が無線基地局2との間でデータ通信が可能な圏内にある
か否かという意味である。すなわち、携帯端末3が無線
基地局2との間で音声通信を行うことができるエリア
と、携帯端末3が当該無線基地局2と間でデータ通信を
行うことができるエリアとは必ずしも一致しない。
【0015】操作部33は、複数のキーを備えており、
ユーザによって数字入力や文字入力等の操作が行われ
る。また、ユーザは、操作部33に対して所定の操作を
行うことにより、データ通信の可否を表示部34に表示
するか否かを切換えることができるようになっている。
【0016】表示部34は、液晶パネル等により構成さ
れ、制御部31による制御の下、文字や記号等の各種情
報を表示する。具体的には、この表示部34には、上記
操作部33によって入力された文字や電話番号等が表示
される他、制御部31が上記通信可否表示プログラムを
実行する結果、音声通信の可否を示す文字や、データ通
信の可否を示す文字(図4(a)および(b)参照)が
表示されるようになっている。
【0017】無線部35は、アンテナ35aを備え、こ
のアンテナ35aにより無線基地局2との間で無線信号
の送受信を行う。具体的には、無線基地局2から送信さ
れる無線信号を受信し、受信した信号を復調したディジ
タル信号を制御部31に出力する一方、制御部31から
供給されるディジタル信号によって搬送波を変調し、こ
れにより得られる無線信号をアンテナ35aを介して無
線基地局2へ送信する。
【0018】音声入出力部36は、主に音声通信を行う
際に用いられ、音声入力を行うためのマイクと音声出力
を行うためのスピーカとを備えている。音声通信が行わ
れる場合、マイクから入力された音声信号は、制御部3
1内のA/Dコンバータによってディジタル信号に変換
され、無線部35から送信される。また、音声通信が行
われている場合、無線基地局2から送信され無線部35
によって復調されたディジタル信号は、制御部31内の
D/Aコンバータによってアナログ信号に変換され、ス
ピーカから音として出力される。
【0019】インタフェース37には、接続ケーブル5
を介して可搬型パソコン4が接続される。このインタフ
ェース37は、相互に接続された可搬型パソコン4と携
帯端末3内の制御部31との間の情報の授受を仲介する
役割を担っている。
【0020】接続ケーブル5は、一端に上記インタフェ
ース37と接続可能なコネクタが設けられており、他端
に可搬型パソコン4のカードスロット41に挿入可能な
データ通信カード51が設けられている。また、可搬型
パソコン4は、特許請求の範囲における「データ端末」
に相当するものであり、携帯端末3に接続することによ
って移動通信網1を介したデータの送受信を行うことが
できる。
【0021】具体的には、接続ケーブル5によって携帯
端末3と可搬型パソコン4とが接続された状態で、移動
通信網1からのパケットデータを受信した場合、携帯端
末3内の制御部31は、当該パケットデータをインタフ
ェース37および接続ケーブル5を介して可搬型パソコ
ン4に出力する。一方、可搬型パソコン4からインタフ
ェース37を介してパケットデータが供給された場合、
制御部31は、当該パケットデータを無線部35に出力
する。このように、ユーザは、データ通信の開始に先立
ち、この接続ケーブル5によって携帯端末3と可搬型パ
ソコン4とを接続する。なお、データ通信を行わない場
合、例えば音声通信を行っている場合には、携帯端末3
と可搬型パソコン4とを接続する必要がないのは言うま
でもない。
【0022】A−2:実施形態の動作 次に、本実施形態の動作を説明する。携帯端末3内の制
御部31は、一定時間間隔毎に、記憶部32に記憶され
た通信可否表示プログラムを実行することにより、音声
通信の可否およびデータ通信の可否を表示部34に表示
するための処理を行う。以下、図3に示すフローチャー
トを参照して、この処理の詳細について説明する。
【0023】まず、制御部31は、当該携帯端末3が、
音声通信が可能なエリアに在圏しているか否か、および
データ通信が可能なエリアに在圏しているか否かを判定
する(ステップSa1)。この判定については、周知の
種々の手法が使用できるが、例えば、以下に示す手法を
用いることができる。
【0024】この手法では、無線基地局2から送信され
る制御信号の受信状況に基づいて、音声通信の可否およ
びデータ通信の可否を判定するようになっている。ここ
で、制御信号とは、携帯端末の位置を管理するなどのた
めに無線基地局2から携帯端末3に随時送信される信号
である。
【0025】まず、携帯端末3内の制御部31は、無線
基地局2から順次送信される制御信号を、無線部35が
受信したか否かを、一定時間間隔毎に所定回数(例えば
10回)だけ順次判断する。そして、一定時間毎に実行
されるこの判断のうち、連続して制御信号を受信したと
判断した回数をカウントする。
【0026】一方、記憶部32には、音声通信の可否を
判定するための判定値(音声通信用判定値)と、データ
通信の可否を判定するための判定値(データ通信用判定
値)とが記憶されている。ここで、データ通信用判定値
は、音声通信用判定値よりも大きい値に設定されてい
る。
【0027】制御部31は、上記所定回数のカウントが
終了すると、このカウントされた値と、音声通信用判定
値およびデータ通信用判定値とを比較する。この比較の
結果、カウント値が音声通信用判定値よりも大きい場
合、すなわち、携帯端末3が音声通信を行うのに充分な
電波を受信している場合には、音声通信が可能であると
判断する一方、カウント値が音声通信用判定値よりも小
さい場合には、音声通信が不可能であると判断する。同
様に、カウント値がデータ通信用判定値よりも大きい場
合、すなわち、携帯端末3がデータ通信を行うのに充分
な電波を受信している場合には、データ通信が可能であ
ると判断する一方、カウント値がデータ通信用判定値よ
りも小さい場合には、データ通信が不可能であると判断
する。ここで、一般に、データ通信は、通常の音声通信
と比較して高い確実性が要求され、通信状況を厳しく判
定する必要があるため、上述したように、データ通信用
判定値は、音声通信用判定値よりも大きい値に設定され
ているのである。以上が音声通信およびデータ通信の可
否を判定する手法の一例である。
【0028】以上示した処理の結果、音声通信が可能で
あると判断した場合、制御部31は、表示部34に「圏
内」の文字を表示させる(ステップSa2およびSa
3、図4(a)参照)。これに対し、音声通信が不可能
であると判断した場合、制御部31は、表示部34に
「圏外」の文字を表示させる(ステップSa2およびS
a4、図4(b)参照)。
【0029】次に、制御部31は、ユーザにより操作部
33に所定の操作がなされ、データ通信の可否を表示す
べき指示が与えられたか否かを判断する(ステップSa
5)。この判定の結果、データ通信可否表示の指示が与
えられたと判断した場合には、表示部34にデータ通信
の可否を表示するための処理を行う。すなわち、上記ス
テップSa1における処理の結果に基づいてデータ通信
が可能であるか否かを判定し(ステップSa6)、可能
であると判定した場合には表示部34に「データ通信圏
内」の表示を行い(ステップSa7)、処理を終了す
る。これに対し、データ通信が不可能であると判定した
場合には表示部34に「データ通信圏外」の表示を行い
(ステップSa8)、処理を終了する。このデータ通信
の可否の表示は、予め設定された時間が経過することに
より消去される。
【0030】一方、上記ステップSa5における判定の
結果、データ通信の可否を表示すべき旨の指示が与えら
れていないと判定した場合、制御部31は、データ通信
の可否について何ら表示を行うことなく処理を終了す
る。
【0031】以上説明した一連の処理が一定時間間隔毎
に実行される結果、ユーザによってデータ通信の可否を
表示すべき指示が与えられた場合にのみ、図4(a)に
示すように、音声通信およびデータ通信の可否がともに
表示される。なお、データ通信の可否の表示は所定時間
が経過することにより消去される。一方、ユーザによっ
てデータ通信の可否を表示すべき旨の指示が与えられな
い場合には、図4(b)に示すように、データ通信の可
否は表示されず、音声通信の可否のみが表示される。
【0032】このように、本実施形態においては、ユー
ザによって所定の操作が行われた場合にのみデータ通信
の可否が表示されるようになっているため、ユーザは音
声通信の可否の表示とデータ通信の可否の表示とを混同
することが少なくなる。従って、携帯端末の利便性を向
上させることができる。
【0033】B:第2実施形態次に、本発明の第2実施
形態について説明する。なお、本実施形態に係る携帯端
末、およびこの携帯端末を用いた通信システムの構成
は、上記第1実施形態において図1および図2に示した
ものと同様であるから、詳細な説明を省略する。
【0034】本実施形態において、接続ケーブル5のデ
ータ通信カード51は、可搬型パソコン4のカードスロ
ット41に挿入された場合または取り外された場合、そ
の旨を携帯端末3内の制御部31に通知する機能を有し
ている。携帯端末3内の制御部31は、この通知を受け
ると、当該携帯端末3が接続ケーブル5を介して可搬型
パソコンに接続されているか否かを表す情報を(以下、
「接続情報」という)を記憶部32に記憶する。すなわ
ち、制御部31は、記憶部32内の接続情報を参照する
ことにより、当該携帯端末3に可搬型パソコン4が接続
されているか否かを判定することができるようになって
いる。
【0035】また、携帯端末3内の制御部31は、無線
部35によって受信された信号を一定時間間隔毎に監視
し、無線基地局2から送信された呼出信号を受信したか
否かを判定する。この呼出信号は、携帯端末3に対して
音声通信またはパケット通信の開始を指示するための信
号であり、音声通信の開始を指示するための呼出信号A
とパケット通信の開始を指示するための呼出信号Bとに
分けることができる。本実施形態においては、可搬型パ
ソコン4が接続されていない状態で呼出信号Bが受信さ
れた場合、すなわち、パケット通信を行う準備がなされ
ていないにも関わらずパケット通信の開始指示を受信し
た場合に、パケット通信の開始指示を受信した旨をユー
ザに対して報知するようになっている。以下、図5に示
すフローチャートを参照して、本実施形態に係る通信シ
ステムの動作について説明する。
【0036】まず、携帯端末3内の制御部31は、無線
基地局2から送信される呼出信号AおよびBのいずれか
を受信したか否かを一定時間間隔毎に判定する(ステッ
プSb1)。ここで、いずれかの呼出信号を受信したと
判定した場合、制御部31は、当該呼出信号が音声通信
の開始を指示する呼出信号Aとパケット通信の開始を指
示する呼出信号Bのうちのいずれであるかを判定する
(ステップSb2)。この判定の結果、呼出信号Aを受
信したと判定した場合、制御部31は、音声通信を行う
ための処理、例えば着信音の出力等の処理を行う(ステ
ップSb3)。この後、音声通信が終了すると、再びス
テップSb1に戻る。
【0037】ステップSb2における判定の結果、呼出
信号Bを受信したと判定した場合、制御部31は、記憶
部32に記憶された接続情報を参照することにより、当
該携帯端末3に可搬型パソコン4が接続されているか否
かを判定する(ステップSb4)。
【0038】上記判定の結果、可搬型パソコン4が接続
されていると判断した場合、制御部31は、パケット通
信を開始するための処理を行う(ステップSb5)。具
体的には、無線基地局2から送信されるパケットデータ
を無線部35によって受信した場合には、当該パケット
データをインタフェース37および接続ケーブル5を介
して可搬型パソコン4に出力する。この後、パケット通
信が終了した場合には上記ステップSb1の処理に戻
る。
【0039】一方、上記ステップSb4において、可搬
型パソコン4が接続されていないと判断した場合、制御
部31は、表示部34に「パケット着信あり」等の表示
を行うための制御を行い(ステップSb6)、その後、
上記ステップSb1に戻る。この結果、表示部34に
は、図6に例示する画像が表示される。
【0040】このように、本実施形態に係る携帯端末に
おいては、可搬型パソコン4が接続されている状態にお
いてパケット通信の開始指示を受信した場合には、その
ままパケット通信を開始する一方、可搬型パソコン4が
接続されていない状態においてパケット通信の開始指示
を受信した場合には、その旨をユーザに対して報知する
ようになっている。従って、ユーザは、可搬型パソコン
4を接続していない状態においてもパケット通信の着信
があったことを認識することができるから、その後直ち
にパソコンを接続して再度送信されるパケットを受信す
るなど、迅速な対応を行うことができる。
【0041】C:変形例 以上この発明の一実施形態について説明したが、上記実
施形態はあくまでも例示であり、上記実施形態に対して
は、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加
えることができる。変形例としては、例えば以下のよう
なものが考えられる。 <変形例1>上記各実施形態においては、携帯端末3と
可搬型パソコン4とが接続ケーブル5を介して情報の授
受を行う構成としたが、これに限らず、例えば携帯端末
3と可搬型パソコン4とが赤外線信号の送受信を行うこ
とによって各種情報の授受を行う構成としてもよい。
【0042】この場合、上記第2実施形態においては、
携帯端末3と可搬型パソコン4とが赤外線を用いた回線
を介してデータの授受を行うことができない状態で、無
線基地局2から呼出信号Bを受信した場合に、その旨を
表示するようにすればよい。つまり、特許請求の範囲に
おいて、「携帯端末にデータ端末が接続されている」状
態とは、携帯端末とデータ端末とがケーブルを介して接
続されている状態に限られるものではなく、携帯端末3
と可搬型パソコンとがデータの授受を行うことができる
状態であることを意味している。
【0043】<変形例2>上記第1実施形態において
は、データ通信の可否を表示した場合、予め設定された
時間が経過した後に当該表示を消去するようにしたが、
こうするのではなく、例えば、ユーザからデータ通信の
可否を非表示とする旨の指示が与えられた場合に、当該
表示を消去するようにしてもよい。
【0044】<変形例3>上記第2実施形態において
は、パケットデータの受信があった旨を文字表示によっ
てユーザに報知するようにしたが、これをユーザに対し
て報知する手段(特許請求の範囲における「報知手
段」)はこれに限られるものではない。例えば、何等か
の音声(例えばアラーム音など)をスピーカから出力し
たり、携帯端末3自体を振動させたりすることによって
報知するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯端末がデータ端末との間のデータの授受が可能な場
合に限り、無線基地局との間のデータ通信の可否が表示
されるようになっているため、音声通信の可否の表示と
データ通信の可否の表示との混同を少なくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である携帯端末を用いた
通信システムである。
【図2】 同携帯端末の構成を示すブロック図である。
【図3】 同携帯端末の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 同携帯端末の表示例を示す図である。
【図5】 本発明の第2実施形態である携帯端末の動作
を示すフローチャートである。
【図6】 同携帯端末の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1……移動通信網、2……無線基地局、3……携帯端
末、31……制御部(判定手段、表示手段)、32……
記憶部、33……操作部(指示手段)、34……表示部
(表示手段、報知手段)、35……無線部(受信手
段)、35a……アンテナ、36……音声入出力部、3
7……インタフェース、38……バス、4……可搬型パ
ソコン(データ端末)、41……カードスロット、5…
…接続ケーブル、51……データ通信カード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 BB04 CC08 EE15 FF02 FF22 KK02 KK07 MM04 MM17 5K067 AA34 BB03 BB04 CC08 DD13 DD30 EE03 EE37 FF13 FF17 FF23 FF25 FF28 HH22 5K101 KK02 KK20 LL12 MM04 MM05 NN02 NN18 NN22 NN25 RR21 SS07 TT02 UU05 VV01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ端末が接続された状態で、無線基
    地局との間のデータ通信が可能な携帯端末であって、 データ通信可否表示指示を与えるための指示手段と、 前記指示手段によってデータ通信可否表示指示が与えら
    れた場合には、当該携帯端末が前記無線基地局との間で
    データ通信可能な圏内にあるか否かを表示する表示手段
    とを具備することを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 データ端末が接続された状態で、無線基
    地局との間のデータ通信が可能な携帯端末であって、 データ通信の開始を指示する呼出信号を受信する受信手
    段と、 当該携帯端末に前記データ端末が接続されているか否か
    を判定する判定手段と、 前記受信手段が前記呼出信号を受信した際に、前記判定
    手段が、当該携帯端末にデータ端末が接続されていない
    と判定している場合には、当該呼出信号を受信したこと
    をユーザに対して報知する報知手段とを具備することを
    特徴とする携帯端末。
JP31299999A 1999-11-02 1999-11-02 携帯端末 Pending JP2001136574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31299999A JP2001136574A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 携帯端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31299999A JP2001136574A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 携帯端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001136574A true JP2001136574A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18036023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31299999A Pending JP2001136574A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 携帯端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001136574A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161596A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Denso Corp 通信端末および通信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161596A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Denso Corp 通信端末および通信システム
JP4692637B2 (ja) * 2009-01-07 2011-06-01 株式会社デンソー 通信端末および通信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9456073B2 (en) Apparatus and method for controlling built-in microphone of portable terminal
US6198942B1 (en) Telephone apparatus adaptable to different communication systems
US20020042288A1 (en) Multiple-channel portable wireless communication apparatus and method
JP2002281041A (ja) 伝送方法及び伝送装置
EP0713343B1 (en) Portable multi-information communication device
JP2001136574A (ja) 携帯端末
KR100383593B1 (ko) 무선 통신 단말의 원격제어 방법
JPH11308653A (ja) 移動体通信システムにおける待ち受け処理方式
JPH08265856A (ja) 無線インタフェースカード
CA2279708C (en) Portable communication terminal apparatus
KR100501260B1 (ko) 이동통신 단말기의 공유 데이터 제어장치 및 그 제어방법
KR100539957B1 (ko) 이동통신단말기에서 단문 문자서비스 메시지 확인방법
JPH11177713A (ja) 通信端末装置
JP2000013513A (ja) 設備異常監視システム
JPH11261720A (ja) 携帯電話機及びその通信方法
JP3219722B2 (ja) 移動通信装置
KR20050040544A (ko) 그룹통화 기능을 가지는 무선통신 단말기 및 그 방법
KR20030002968A (ko) 이동 통신 단말의 발신자 정보 제공 방법
KR100241779B1 (ko) 씨티-2 단말기에서 직접통화 서비스 접속방법
JP3197741B2 (ja) 移動無線通信装置
KR100291474B1 (ko) 차세대디지탈무선전화기에서등록모드에따른자동링크설정방법
KR19980046093A (ko) 무선전화기에서 휴대장치간 내선통화방법
JPH11215559A (ja) 無線通信端末装置及びそのアラーム設定方法
JPH1175267A (ja) 基地局及び少なくとも1台の送受器からなる電話方式装置と、電話方式装置の接続方法
JPH11341184A (ja) 通信端末

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041109