JP2001135859A - 電子部品の電磁シールド用キャップおよび赤外線データ通信モジュール - Google Patents

電子部品の電磁シールド用キャップおよび赤外線データ通信モジュール

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価にかつ効率良く電子部品に固定できる電
子部品の電磁シールド用キャップを提供する。 【解決手段】 トランスファーモールド法によって成形
されて半導体チップを保護する固形の封止部3を有する
赤外線データ通信モジュール1に装着されて、赤外線デ
ータ通信モジュール1の電磁シールドを行なう電磁シー
ルド用キャップ11であって、封止部3との接触面に、
封止部3の成形の際にエジェクトピンによって形成され
た封止部表面の凹部に嵌入可能な嵌入部16を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば赤外線デ
ータ通信モジュールなどの電子部品に装着されて、電子
部品の電磁シールドを行なうキャップ、およびそのキャ
ップが装着された赤外線データ通信モジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば赤外線データ通信モジュールの
ように、外来ノイズの影響を防止する必要のある電子部
品などにおいては、電磁シールドが施される。この電磁
シールドは、電子部品の実装された基板自体が金属製の
筐体に収容される場合、その筐体によって実現されるの
で、電子部品自体に個別に電磁シールドを施す必要は必
ずしもない。しかし、近年、携帯電話装置などのような
携帯機器の需要が急速に増大しており、このような携帯
機器においては、軽量化のために金属製の筐体を採用し
ない傾向にある。このような場合、電子部品に金属製の
キャップを装着することにより、電磁シールドを施して
いた。
【0003】そして、従来の電子部品の電磁シールド用
キャップは、電子部品の基板への実装時などにおける電
磁シールド用キャップの脱落を防止するために、接着剤
により電子部品に固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の電子部品の電磁シールド用キャップでは、電子部品
に固定するために接着剤を用いているので、接着剤自体
の材料費が必要であるばかりでなく、接着剤を塗布する
ための工程が必要であり、生産性の低下や設備費の増大
を招くという課題があった。
【0005】本発明は、このような事情のもとで考え出
されたものであって、安価にかつ効率良く電子部品に固
定できる電子部品の電磁シールド用キャップ、およびそ
のキャップが装着された赤外線データ通信モジュールを
提供することをその課題としている。
【0006】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0007】本発明の第1の側面によれば、半導体チッ
プを保護する固形の封止部を有する電子部品に装着され
て、電子部品の電磁シールドを行なうキャップであっ
て、封止部との接触面に、封止部側に屈曲する切起こし
部を設けたことを特徴とする、電子部品の電磁シールド
用キャップが提供される。
【0008】本発明の第2の側面によれば、トランスフ
ァーモールド法によって成形されて半導体チップを保護
する固形の封止部を有する電子部品に装着されて、電子
部品の電磁シールドを行なうキャップであって、封止部
との接触面に、封止部の成形の際にエジェクトピンによ
って形成された封止部表面の凹部に嵌入可能な嵌入部を
設けたことを特徴とする、電子部品の電磁シールド用キ
ャップが提供される。
【0009】好ましい実施の形態によれば、嵌入部は、
凹部の底面に向けて先細り状に形成されており、嵌入部
の側壁は、凹部の軸芯に対して30度以上60度以下の
角度で傾斜している。
【0010】他の好ましい実施の形態によれば、封止部
との接触面に、封止部側に屈曲する切起こし部を設け
た。
【0011】他の好ましい実施の形態によれば、電子部
品は、赤外線の発光素子と受光素子とを含む赤外線デー
タ通信モジュールである。
【0012】本発明の第3の側面によれば、赤外線の発
光素子としての半導体チップと、赤外線の受光素子とし
ての半導体チップと、各半導体チップを保護する固形の
封止部とを有し、電磁シールドのためのキャップが装着
された赤外線データ通信モジュールであって、キャップ
は、封止部との接触面に、封止部側に屈曲する切起こし
部が設けられていることを特徴とする、赤外線データ通
信モジュールが提供される。
【0013】本発明の第4の側面によれば、赤外線の発
光素子としての半導体チップと、赤外線の受光素子とし
ての半導体チップと、トランスファーモールド法によっ
て成形されて各半導体チップを保護する固形の封止部と
を有し、電磁シールドのためのキャップが装着された赤
外線データ通信モジュールであって、キャップは、封止
部との接触面に、封止部の成形の際にエジェクトピンに
よって形成された封止部表面の凹部に嵌入可能な嵌入部
が設けられていることを特徴とする、赤外線データ通信
モジュールが提供される。
【0014】このように、封止部との接触面に、封止部
側に屈曲する切起こし部を設けることにより、電磁シー
ルド用キャップを電子部品に装着した状態で、切起こし
部が弾性力により電子部品の封止部を押圧することか
ら、接着剤を用いることなく、電子部品からの電磁シー
ルド用キャップの脱落を良好に防止できる。
【0015】また、封止部との接触面に、封止部の成形
の際にエジェクトピンによって形成された封止部表面の
凹部に嵌入可能な嵌入部を設けることにより、電磁シー
ルド用キャップを電子部品に装着した状態で、嵌入部が
電子部品の封止部の凹部に嵌入することから、接着剤を
用いることなく、電子部品からの電磁シールド用キャッ
プの脱落を良好に防止できる。しかも、封止部の凹部と
して、トランスファーモールド時のエジェクトピンによ
って形成される凹部を利用するので、嵌入部が嵌入する
ための凹部を特別に封止部に形成する必要がない。
【0016】したがって、安価にかつ効率良く電子部品
に固定できる。
【0017】本発明のその他の特徴および利点は、添付
図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明
らかとなろう。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0019】図1は、本発明に係る電磁シールド用キャ
ップを装着した電子部品の正面図、図2は、同平面図、
図3は、同底面図、図4は、同背面図、図5は、同右側
面図、図6は、同左側面図である。また、図7は、電磁
シールド用キャップを装着していない状態の電子部品の
正面図、図8は、電磁シールド用キャップの正面図であ
る。本実施形態においては、電子部品として、赤外線デ
ータ通信モジュールを用いている。
【0020】赤外線データ通信モジュール1は、基板部
2と、封止部3とを有している。基板部2は、たとえば
ガラスエポキシからなり、図3に表れているように、複
数のスルーホール4が形成されている。基板部2の赤外
線データ通信モジュール1背面側には、図4に表れてい
るように、スルーホール4内部の導体と一体の電極5が
形成されている。基板部2上には、図示していないが、
赤外線の発光素子としての発光ダイオードチップと、赤
外線の受光素子としてのPINホトダイオードチップ
と、制御用のLSIチップとが実装されており、これら
のチップが封止部3によって封止されている。
【0021】封止部3は、たとえば顔料を含んだエポキ
シ樹脂からなり、トランスファーモールド法により基板
部2上に形成されている。この封止部3は、可視光に対
しては透明ではないが、赤外線を充分良好に透過させ
る。封止部3には、半球状のレンズ6,7が一体に形成
されている。レンズ6は、PINホトダイオードチップ
の受光特性に指向性を付与するものであり、レンズ7
は、発光ダイオードチップの発光特性に指向性を付与す
るものである。
【0022】赤外線データ通信モジュール1は、大きな
基板を切断することにより多数が得られる。すなわち、
大きな基板に所定の配線パターンやスルーホールなどを
施しておき、それに発光ダイオードチップとPINホト
ダイオードチップとLSIチップとを適当なピッチで多
数実装し、所要箇所にワイヤボンディングを行なって、
トランスファーモールド法により樹脂封止した後、大き
な基板をカッターなどで縦横に切断することにより、多
数の赤外線データ通信モジュール1が得られる。
【0023】トランスファーモールドに際しては、金型
への樹脂注入後、金型から赤外線データ通信モジュール
1を抜き取るために、金型の適所にエジェクトピンをセ
ットしておく。このエジェクトピンのセットに際して、
金型の内面とエジェクトピンの先端面とを完全に面一に
することは事実上不可能であるため、エジェクトピンの
先端面が金型の内面から微小に突出するようにセットす
る。これは、エジェクトピンの先端面が金型の内面より
も凹入した状態になれば、封止部3の表面にエジェクト
ピンの位置に対応する突出部が形成されることになり、
バリの発生などの問題を生じるからである。したがっ
て、封止部3の表面には、図7に示すように、エジェク
トピンの先端部に対応する凹部8が形成されることにな
る。この凹部8は、円柱形あるいはほぼ円柱形であっ、
たとえば50μm程度の深さである。ちなみに、赤外線
データ通信モジュール1の横方向すなわち図7の左右方
向の寸法は7mm程度、縦方向すなわち図7の上下方向
の寸法は1.5mm程度、奥行き方向すなわち図7の紙
面と直交する方向の寸法はレンズ6,7部分を含めて2
mm程度である。
【0024】大きな基板を切断するに際しては、スルー
ホール4の部分をスルーホール4の軸芯方向に沿って切
断し、円柱状のスルーホール4の略半分が残るようにす
る。この結果、図3に表れているように、基板部2の赤
外線データ通信モジュール1底面側にスルーホール4が
露出する。
【0025】電磁シールド用キャップ11は、金属製で
あり、赤外線データ通信モジュール1への装着に際して
は、図1の矢印A方向に嵌め込む。この電磁シールド用
キャップ11は、底面および正面が開放された箱形であ
り、図1に表れているように、平面の正面側端部中央部
からは、赤外線データ通信モジュール1の正面中央部を
覆う第1折曲部12が突出している。この第1折曲部1
2は、赤外線データ通信モジュール1のレンズ6とレン
ズ7との間に位置している。第1折曲部12の先端から
は、赤外線データ通信モジュール1の底面と平行な第2
折曲部13が突出している。この第2折曲部13は、底
面が赤外線データ通信モジュール1の底面とほぼ面一で
あり、赤外線データ通信モジュール1が実装される配線
基板に必要に応じて半田付けされる。電磁シールド用キ
ャップ11の右側面には、図5に表れているように、レ
ンズ7側の端部から下方に突出する矩形の突出部14が
突設されている。この突出部14は、レンズ7を覆う面
積を極力大きくし、発光ダイオードによって放射される
赤外線に対する外来ノイズの影響を極力軽減するための
ものである。電磁シールド用キャップ11の左側面に
は、図6に表れているように、レンズ6側の端部から下
方に突出する矩形の突出部15が突設されている。この
突出部15は、レンズ6を覆う面積を極力大きくし、P
INホトダイオードによって受光される赤外線に対する
外来ノイズの影響を極力軽減するためのものである。
【0026】電磁シールド用キャップ11の第1折曲部
12には、図1および図8に表れているように、平面視
円形の嵌入部16が形成されている。この嵌入部16
は、第1折曲部12の表面および裏面が、図1および図
8における紙面の表面側から裏面側に先細り状に突出す
るように形成されたものであって、最大径部分が、赤外
線データ通信モジュール1の凹部8よりも若干小径であ
る。嵌入部16は、電磁シールド用キャップ11が基板
部2に装着された状態では、凹部8に嵌入する。
【0027】電磁シールド用キャップ11の右側面に
は、図5に表れているように、切起こし部17が形成さ
れている。この切起こし部17は、所定寸法の矩形の4
辺のうちの下辺を除く3辺に切り目を形成したものであ
って、電磁シールド用キャップ11を赤外線データ通信
モジュール1に装着する前の状態では、内側すなわち左
側面側に若干屈曲している。
【0028】電磁シールド用キャップ11の左側面に
は、図6に表れているように、切起こし部18が形成さ
れている。この切起こし部18は、所定寸法の矩形の4
辺のうちの下辺を除く3辺に切り目を形成したものであ
って、電磁シールド用キャップ11を赤外線データ通信
モジュール1に装着する前の状態では、内側すなわち右
側面側に若干屈曲している。
【0029】図9は、赤外線データ通信モジュール1の
凹部8および電磁シールド用キャップ11の嵌入部16
部分の概略拡大断面図であって、図7および図8におけ
る矢視B−B方向の断面である。嵌入部16は、第1折
曲部12から離れるに従って次第に小径になるように、
すなわち先細り状に形成されており、嵌入部16の側壁
16aは、凹部8の軸芯と平行な直線Lに対してθの角
度で傾斜している。この角度θは、30度以上60度以
下の範囲のうちの所定角度であって、本実施形態では3
7度である。
【0030】赤外線データ通信モジュール1に電磁シー
ルド用キャップ11を装着するに際しては、たとえば、
赤外線データ通信モジュール1および電磁シールド用キ
ャップ11を図外の自動装着装置の適所にセットするこ
とにより、電磁シールド用キャップ11が赤外線データ
通信モジュール1に対して図1および図9の矢印A方向
に嵌め込まれる。もちろん、嵌め込みに際して、電磁シ
ールド用キャップ11を移動させるか、赤外線データ通
信モジュール1を移動させるか、あるいは電磁シールド
用キャップ11と赤外線データ通信モジュール1とを同
時に移動させるかは、任意である。このとき、電磁シー
ルド用キャップ11の第1折曲部12には嵌入部16が
形成されているので、第1折曲部12が赤外線データ通
信モジュール1によって若干外側に押し広げられた状態
で、嵌入部16が赤外線データ通信モジュール1の表面
を滑っていき、嵌入部16の位置と凹部8の位置とが一
致した時点で、第1折曲部12の弾性復元力により嵌入
部16が凹部8に嵌入する。
【0031】一方、切起こし部17,18は、電磁シー
ルド用キャップ11が赤外線データ通信モジュール1に
嵌め込まれることにより、赤外線データ通信モジュール
1の側面に当接し、傾斜角度が小さくなるように変位さ
せられる。この結果、切起こし部17,18は、その弾
性復元力によって赤外線データ通信モジュール1の側面
を押圧する。
【0032】したがって、電磁シールド用キャップ11
を赤外線データ通信モジュール1に装着した後に、電磁
シールド用キャップ11に図1の矢印A方向と逆方向の
力が作用しても、嵌入部16および切起こし部17,1
8によって、電磁シールド用キャップ11の赤外線デー
タ通信モジュール1からの抜け出しが良好に防止され
る。
【0033】このように、電磁シールド用キャップ11
に嵌入部16および切起こし部17,18を形成するこ
とにより、接着剤を用いることなく、電磁シールド用キ
ャップ11の赤外線データ通信モジュール1からの脱落
を防止するので、電磁シールド用キャップ11を安価に
かつ効率良く電子部品に固定できる
【0034】特に、嵌入部16が嵌入する凹部8は、封
止部3の成形時に必然的に生じるエジェクトピン跡であ
るので、エジェクトピン跡を有効に利用でき、金型に凹
部8を形成するための凸部を特別に形成しておく必要が
ないことから、金型の設計や製作に要するコストが上昇
することがない。
【0035】また、嵌入部16を先細り状に形成し、嵌
入部16の側壁16aを、直線Lに対して30度以上6
0度以下の角度で傾斜させたので、赤外線データ通信モ
ジュール1への電磁シールド用キャップ11の装着を容
易かつ円滑に行え、封止部3の角部3aなどに損傷を与
えることがない。
【0036】すなわち、電磁シールド用キャップ11の
装着に際して、角部3aが側壁16aに当接するのであ
るが、側壁16aが30度以上の角度で充分に傾斜して
いるので、角部3aによって側壁16aが滑らかに押し
上げられることから、角部3aと側壁16aとの間に不
必要に大きな力が作用することがなく、容易かつ円滑に
装着が行われると共に、角部3aなどにクラックや割れ
などの損傷を発生させることがない。しかも、側壁16
aの傾斜角度は60度以下であるので、電磁シールド用
キャップ11を赤外線データ通信モジュール1に装着し
た後には、凹部8と嵌入部16との充分な嵌合により、
電磁シールド用キャップ11の抜け出しを良好に防止で
きる。
【0037】なお上記実施形態においては、嵌入部16
と切起こし部17,18との双方を設けたが、いずれか
一方のみを設けてもよい。
【0038】また上記実施形態においては、嵌入部16
を1箇所に設けたが、凹部8が複数箇所に存在する場
合、複数箇所に設けてもよい。
【0039】また、上記実施形態においては、2箇所に
切起こし部17,18を設けたが、1箇所あるいは3箇
所以上に切起こし部を設けてもよい。
【0040】また、上記実施形態においては、電子部品
として赤外線データ通信モジュール1を用いたが、本発
明は、電磁シールドが必要な他の電子部品に装着される
電磁シールド用キャップにももちろん適用可能である。
【0041】また、上記実施形態においては、直線Lに
対する側壁16aの傾斜角度θを37度としたが、角度
θは30度以上60度以下の範囲で任意に選択すればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁シールド用キャップを装着し
た電子部品の正面図である。
【図2】図1に示す電子部品の平面図である。
【図3】図1に示す電子部品の底面図である。
【図4】図1に示す電子部品の背面図である。
【図5】図1に示す電子部品の右側面図である。
【図6】図1に示す電子部品の左側面図である。
【図7】本発明に係る電磁シールド用キャップを装着し
ていない状態の電子部品の正面図である。
【図8】本発明に係る電磁シールド用キャップの正面図
である。
【図9】赤外線データ通信モジュールの凹部および電磁
シールド用キャップの嵌入部部分の概略拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 赤外線データ通信モジュール 3 封止部 3a 角部 8 凹部 11 電磁シールド用キャップ 16 嵌入部 16a 側壁 17 切起こし部 18 切起こし部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップを保護する固形の封止部を
    有する電子部品に装着されて、電子部品の電磁シールド
    を行なうキャップであって、 前記封止部との接触面に、前記封止部側に屈曲する切起
    こし部を設けたことを特徴とする、電子部品の電磁シー
    ルド用キャップ。
  2. 【請求項2】 トランスファーモールド法によって成形
    されて半導体チップを保護する固形の封止部を有する電
    子部品に装着されて、電子部品の電磁シールドを行なう
    キャップであって、 前記封止部との接触面に、前記封止部の成形の際にエジ
    ェクトピンによって形成された封止部表面の凹部に嵌入
    可能な嵌入部を設けたことを特徴とする、電子部品の電
    磁シールド用キャップ。
  3. 【請求項3】 前記嵌入部は、前記凹部の底面に向けて
    先細り状に形成されており、 前記嵌入部の側壁は、前記凹部の軸芯に対して30度以
    上60度以下の角度で傾斜している、請求項2に記載の
    電子部品の電磁シールド用キャップ。
  4. 【請求項4】 前記封止部との接触面に、前記封止部側
    に屈曲する切起こし部を設けた、請求項2または3に記
    載の電子部品の電磁シールド用キャップ。
  5. 【請求項5】 前記電子部品は、赤外線の発光素子と受
    光素子とを含む赤外線データ通信モジュールである、請
    求項1ないし4のいずれかに記載の電子部品の電磁シー
    ルド用キャップ。
  6. 【請求項6】 赤外線の発光素子としての半導体チップ
    と、赤外線の受光素子としての半導体チップと、前記各
    半導体チップを保護する固形の封止部とを有し、電磁シ
    ールドのためのキャップが装着された赤外線データ通信
    モジュールであって、 前記キャップは、前記封止部との接触面に、前記封止部
    側に屈曲する切起こし部が設けられていることを特徴と
    する、赤外線データ通信モジュール。
  7. 【請求項7】 赤外線の発光素子としての半導体チップ
    と、赤外線の受光素子としての半導体チップと、トラン
    スファーモールド法によって成形されて前記各半導体チ
    ップを保護する固形の封止部とを有し、電磁シールドの
    ためのキャップが装着された赤外線データ通信モジュー
    ルであって、 前記キャップは、前記封止部との接触面に、前記封止部
    の成形の際にエジェクトピンによって形成された封止部
    表面の凹部に嵌入可能な嵌入部が設けられていることを
    特徴とする、赤外線データ通信モジュール。
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Cited By (3)

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