JP2001134473A - 負荷監視・連動処理自動起動方式 - Google Patents

負荷監視・連動処理自動起動方式

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JP2001134473A
JP2001134473A JP31616599A JP31616599A JP2001134473A JP 2001134473 A JP2001134473 A JP 2001134473A JP 31616599 A JP31616599 A JP 31616599A JP 31616599 A JP31616599 A JP 31616599A JP 2001134473 A JP2001134473 A JP 2001134473A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータシステムの稼動情報を監視し負荷
異常が発生したときに、これに連動して所定の処理(連
動処理)を自動的に起動させる。 【解決手段】監視情報登録手段1は、負荷監視項目のし
きい値,および負荷監視項目の負荷値がしきい値を越え
た場合に起動される連動処理に関する情報を監視情報登
録ファイル2に登録するとともに監視情報テーブル3に
展開する。稼動情報採取手段6はコンピュータシステム
100の稼動情報を採取して稼動情報ファイル7に登録
するとともに稼動情報を出力し、負荷監視手段4は稼動
情報に基づいて負荷監視項目の負荷値を計算し、負荷値
と監視情報テーブル3の負荷監視項目のしきい値とを比
較する。連動処理起動手段5は、負荷監視手段4により
負荷監視項目の負荷値がしきい値を越えると判定された
場合に監視情報テーブル3を参照して連動処理を起動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は負荷監視・連動処理
自動起動方式に関し、特にコンピュータシステムの負荷
を監視して連動処理を自動的に起動する負荷監視・連動
処理自動起動方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の負荷監視方式の一例が、特開平6
−67938号公報に記載されている。この負荷監視方
式は、システム稼動情報採取手段と、異常負荷監視手段
と、システム稼動情報ファイルと、しきい値テーブル
と、システム稼動情報編集表示手段とを備えて構成され
ていた。
【0003】このような従来の負荷監視方式では、シス
テム稼動情報採取手段が、システム稼動情報を採取し、
システム稼動情報ファイルに出力する。しきい値テーブ
ルは、あらかじめ作成されシステム稼動情報について異
常負荷と思われる値を設定している。異常負荷監視手段
がシステム稼動情報としきい値テーブルの異常負荷値と
を比較し、システム稼動情報が連続して異常負荷値を越
えた場合、システム稼動情報編集表示手段がシステム稼
動情報を端末装置に表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の負荷監視方式には、次のような問題点があった。
【0005】第1の問題点は、コンピュータシステムの
負荷異常の検出時に新たな情報の採取が自動的にできな
いということである。その理由は、負荷異常の検出時に
既存の稼動情報の端末装置への表示を行うのみであり、
情報採取間隔などの指定はオペレータの手に委ねられて
いたからである。
【0006】第2の問題点は、コンピュータシステムの
負荷異常の判定方法が固定であるということである。そ
の理由は、それぞれの負荷監視項目の関係についての考
慮がなされていないためである。
【0007】本発明の目的は、コンピュータシステムの
稼動情報を監視し負荷異常が発生したときに、これに連
動して所定の処理(以下、連動処理という)を起動させ
るようにした負荷監視・連動処理自動起動方式を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の負荷監視・連動
処理自動起動方式は、負荷監視項目のしきい値,および
負荷監視項目の負荷値がしきい値を越えた場合に起動さ
れる連動処理に関する情報を展開する監視情報テーブル
と、コンピュータシステムの稼動情報を採取して出力す
る稼動情報採取手段と、前記稼動情報採取手段から出力
された稼動情報に基づいて負荷監視項目の負荷値を計算
し、該負荷値と前記監視情報テーブルの負荷監視項目の
しきい値とを比較する負荷監視手段と、前記負荷監視手
段により負荷監視項目の負荷値がしきい値を越えると判
定された場合に前記監視情報テーブルを参照して連動処
理を起動する連動処理起動手段とを有することを特徴と
する
【0009】また、本発明の負荷監視・連動処理自動起
動方式は、負荷監視項目のしきい値,および負荷監視項
目の負荷値がしきい値を越えた場合に起動される連動処
理に関する情報を監視情報登録ファイルに登録するとと
もに監視情報テーブルに展開する監視情報登録手段と、
コンピュータシステムの稼動情報を採取して稼動情報フ
ァイルに登録するとともに稼動情報を出力する稼動情報
採取手段と、前記稼動情報採取手段から出力された稼動
情報に基づいて負荷監視項目の負荷値を計算し、該負荷
値と前記監視情報テーブルの負荷監視項目のしきい値と
を比較する負荷監視手段と、前記負荷監視手段により負
荷監視項目の負荷値がしきい値を越えると判定された場
合に前記監視情報テーブルを参照して連動処理を起動す
る連動処理起動手段とを有することを特徴とする。
【0010】一方、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、負荷監視項目のしきい値,および負荷監視項目の負
荷値がしきい値を越えた場合に起動される連動処理に関
する情報を展開する監視情報テーブル,コンピュータシ
ステムの稼動情報を採取して出力する稼動情報採取手
段,前記稼動情報採取手段から出力された稼動情報に基
づいて負荷監視項目の負荷値を計算し、該負荷値と前記
監視情報テーブルの負荷監視項目のしきい値とを比較す
る負荷監視手段,ならびに前記負荷監視手段により負荷
監視項目の負荷値がしきい値を越えると判定された場合
に前記監視情報テーブルを参照して連動処理を起動する
連動処理起動手段として機能させるためのプログラムを
記録する。
【0011】また、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、負荷監視項目のしきい値,および負荷監視項目の負
荷値がしきい値を越えた場合に起動される連動処理に関
する情報を監視情報登録ファイルに登録するとともに監
視情報テーブルに展開する監視情報登録手段,コンピュ
ータシステムの稼動情報を採取して稼動情報ファイルに
登録するとともに稼動情報を出力する稼動情報採取手
段,前記稼動情報採取手段から出力された稼動情報に基
づいて負荷監視項目の負荷値を計算し、該負荷値と前記
監視情報テーブルの負荷監視項目のしきい値とを比較す
る負荷監視手段,ならびに前記負荷監視手段により負荷
監視項目の負荷値がしきい値を越えると判定された場合
に前記監視情報テーブルを参照して連動処理を起動する
連動処理起動手段として機能させるためのプログラムを
記録する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
負荷監視・連動処理自動起動方式の構成を示すブロック
図である。本実施の形態に係る負荷監視・連動処理自動
起動方式は、監視情報登録手段1と、監視情報登録ファ
イル2と、監視情報テーブル3と、負荷監視手段4と、
連動処理起動手段5と、稼動情報採取手段6と、稼動情
報ファイル7とから、その主要部が構成されている。な
お、図1中、符号100は、プログラム制御により動作
するコンピュータシステムを示す。
【0014】監視情報登録手段1は、コンピュータシス
テム100の負荷監視項目(CPU(Central
Processing Unit)使用率,ミッシング
ページ回数,ディスク使用率等)のしきい値と、負荷監
視項目の負荷値がしきい値を越えたときに連動して起動
される連動処理(システム性能低下要因に関連する情報
の採取処理等)に関する情報とを監視情報登録ファイル
2に登録し、またメモリ(図示せず)上の監視情報テー
ブル3に展開する。
【0015】監視情報登録ファイル2には、しきい値設
定テーブル21,連動処理設定テーブル22,および監
視条件設定テーブル23が格納されている。
【0016】しきい値設定テーブル21には、稼動情報
採取手段6により稼動情報が採取される負荷監視項目の
しきい値が設定される。たとえば、図2に示すように、
しきい値設定テーブル21には、項番,負荷監視項目,
およびしきい値からなるエントリが1つ以上登録され
る。
【0017】連動処理設定テーブル22は、連動処理に
関する情報が設定される。たとえば、図3に示すよう
に、連動処理設定テーブル22には、項番,連動処理,
起動方法,コマンドイメージ,および起動ジョブファイ
ル名からなるエントリが1つ以上登録される。具体的に
は、項番と、連動処理と、連動処理に応じた起動方法
(「コマンド投入」か「ジョブ起動」かの別)と、起動
方法が「コマンド投入」であるときに投入されるコマン
ドのコマンドイメージと、起動方法が「ジョブ起動」で
あるときに起動されるジョブの起動ジョブファイル名と
が設定される。起動ジョブファイルには、連動処理(ジ
ョブ)を起動するためのジョブ制御言語が記述されてい
る。
【0018】監視条件設定テーブル23には、監視条件
式をしきい値テーブル21の項番を用いて設定し、その
監視条件式を満たしたときに起動される連動処理を連動
処理設定テーブル22の項番を用いて設定する。たとえ
ば、図4に示すように、監視条件設定テーブル23に
は、条件名,監視条件式,および連動処理項番からなる
エントリが1つ以上登録される。
【0019】負荷監視手段4は、コンピュータシステム
100の稼動情報から負荷監視項目の負荷値を計算し、
計算された負荷値と監視情報テーブル3の負荷監視項目
のしきい値とを比較して、負荷値がしきい値を越える場
合に連動処理起動手段5を呼び出す。図5を参照する
と、負荷監視手段4の処理は、負荷値計算ステップA1
と、負荷値/しきい値比較ステップA2と、監視条件式
満足判定ステップA3と、連動処理起動手段呼び出しス
テップA4とからなる。
【0020】連動処理起動手段5は、監視情報テーブル
3を参照して設定されている連動処理を起動する。図6
を参照すると、連動処理起動手段5の処理は、連動処理
項番取得ステップA4−1と、「コマンド投入」判定ス
テップA4−2と、「ジョブ起動」判定ステップA4−
3と、ジョブ起動ステップA4−4と、コマンド投入ス
テップA4−5とからなる。
【0021】稼動情報採取手段6は、コンピュータシス
テム100の稼動情報を採取して稼動情報ファイル7に
登録するとともに、負荷監視手段4を呼び出して稼動情
報を渡す。
【0022】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係る負荷監視・連動処理自動起動方式の動作につ
いて、図1ないし図6を参照して詳細に説明する。
【0023】まず、利用者は、監視情報登録手段1によ
り、監視情報を監視情報登録ファイル2に登録する。利
用者は、しきい値設定テーブル21,連動処理設定テー
ブル22および監視条件設定テーブル23の3つのテー
ブルに、負荷監視項目に関する情報および連動処理に関
する情報を自由に設定することができる。
【0024】次に、監視情報登録手段1は、監視情報フ
ァイル2に登録されたしきい値設定テーブル21,連動
処理設定テーブル22および監視条件設定テーブル23
の3つのテーブルをメモリ上の監視情報テーブル3に展
開する。
【0025】一方、稼動情報採取手段6は、コンピュー
タシステム100におけるCPU(Central P
rocessing Unit)情報,メモリ情報,デ
ィスクI/O(Input/Output)情報等の稼
動情報を定期的に採取し、稼動情報ファイル7に登録す
るとともに、負荷監視手段4を呼び出して稼動情報を渡
す。
【0026】負荷監視手段4は、稼動情報採取手段6か
ら渡された稼動情報に基づいて負荷監視項目の負荷値を
計算し(ステップA1)、計算した負荷値と監視情報テ
ーブル3の負荷監視項目のしきい値とを比較する(ステ
ップA2)。比較結果が監視情報テーブル3の監視条件
式を満たさない場合には(ステップA3でいいえ)、負
荷監視手段4は、処理を終了し、監視条件式を満たす場
合には(ステップA3ではい)、連動処理起動手段5を
呼び出す(ステップA4)。
【0027】連動処理起動手段5は、負荷監視手段4か
ら呼び出されると、負荷監視手段4から起動する連動処
理の項番を得(ステップA4−1)、監視情報テーブル
3を参照して項番に対応する起動方法が「コマンド投
入」であれば(ステップA4−2ではい)、監視情報テ
ーブル3の項番に対応するコマンドイメージのコマンド
を投入する(ステップA4−5)。また、項番に対応す
る起動方法が「ジョブ起動」であれば(ステップA4−
3ではい)、連動処理起動手段5は、監視情報テーブル
3の項番に対応する起動ジョブファイル名のファイルに
記述されているジョブ制御言語を実行して連動処理(ジ
ョブ)を起動する(ステップA4−4)。
【0028】(1) 次に、ディスクの負荷監視を行う
場合の動作例を、図7を参照しながら具体的に説明す
る。
【0029】利用者は、監視情報登録手段1により、し
きい値設定テーブル21の項番「e」に対応させて、負
荷監視項目として「平均ディスクI/O回数」を、しき
い値として「25回/秒以上」をそれぞれ設定する。ま
た、負荷が高いディスクにあるファイルを使用している
プログラムを特定するために、連動処理設定テーブル2
2の項番「7」に対応させて、連動処理として「ファイ
ル使用情報の採取」を、起動方法として「コマンド投
入」を、コマンドイメージとして「.L SA,FIL
E」をそれぞれ設定する。さらに、監視条件設定テーブ
ル23の条件名「条件1」に対応させて、監視条件式と
してしきい値設定テーブル21の項番「e」を、連動処
理項番として連動処理設定テーブル22の項番「7」を
それぞれ設定する。
【0030】稼動情報採取手段6は、コンピュータシス
テム100におけるディスク毎のI/O回数を稼動情報
として採取して稼動情報ファイル7に格納するととも
に、負荷監視手段4を呼び出して稼動情報を渡す。
【0031】負荷監視手段4は、図7に示すように、渡
された稼動情報に基づいて負荷値としてディスク毎の平
均I/O回数を計算し(ステップA1)、計算されたデ
ィスク毎の平均I/O回数を、しきい値設定テーブル2
1の負荷監視項目「平均ディスクI/O回数」に対応す
るしきい値「25回/秒以上」と比較する(ステップA
2)。
【0032】次に、負荷監視手段4は、平均ディスクI
/O回数が25回/秒を越えるディスクが有るかどうか
を判定する(ステップA3)。
【0033】平均ディスクI/O回数が25回/秒を越
えるディスクが有る場合、負荷監視手段4は、しきい値
設定テーブル21の負荷監視項目「平均ディスクI/O
回数」に対応する項番「e」を監視条件式とする、監視
条件設定テーブル23のエントリの連動処理番号「7」
を、連動処理起動手段5に通知する。
【0034】連動処理起動手段5は、負荷監視手段4か
ら通知された連動処理項番「7」を得(ステップA4−
1)、項番「7」で連動処理設定テーブル22を検索し
て、連動処理が「ファイル使用情報の採取」、起動方法
が「コマンド投入」であることを知り(ステップA4−
2)、コマンドイメージ「.L SA,FILE」のコ
マンドを投入する(A4−5)。
【0035】この結果、平均ディスクI/O回数が25
回/秒を越えるディスクがあった場合には、「ファイル
使用情報の採取」を行う連動処理が起動され、負荷が高
いディスクにあるファイルを使用しているプログラムを
特定することが可能になる。
【0036】(2) 次に、CPUの負荷監視を行う場
合の動作例について、図8を参照しながら具体的に説明
する。
【0037】利用者は、監視情報登録手段1により、し
きい値設定テーブル21の項番「a」に対応させて、負
荷監視項目として「CPU使用率」を、しきい値として
「80%以上」をそれぞれ設定する。また、特定のプロ
グラムがCPUでループしていないかどうかを確認する
ために、連動処理設定テーブル22の項番「2」に対応
させて、連動処理として「プロセスの稼動情報の採取」
を、起動方法として「ジョブ起動」を、起動ジョブファ
イル名として「SAISYU(SYS@UM)」をそれ
ぞれ設定する。さらに、監視条件設定テーブル23の条
件名「条件2」に対応させて、監視条件式としてしきい
値設定テーブル21の項番「a」を、連動処理項番とし
て連動処理設定テーブル22の項番「2」をそれぞれ設
定する。
【0038】稼動情報採取手段6は、コンピュータシス
テム100におけるCPUの稼動情報を採取して稼動情
報ファイル7に格納するとともに、負荷監視手段4を呼
び出して稼動情報を渡す。
【0039】負荷監視手段4は、図8に示すように、渡
された稼動情報に基づいて負荷値としてCPU使用率を
計算し(ステップA1)、計算されたCPU使用率を、
しきい値設定テーブル21の負荷監視項目「CPU使用
率」に対応するしきい値「80%以上」と比較して(ス
テップA2)、CPU使用率がしきい値「80%以上」
であったかどうかを判定する(ステップA3)。
【0040】CPU使用率がしきい値「80%以上」で
あった場合、負荷監視手段4は、しきい値設定テーブル
21の負荷監視項目「CPU使用率」に対応する項番
「a」を監視条件式として持つ、監視条件設定テーブル
23のエントリの連動処理項番「2」を連動処理起動手
段5に通知する。
【0041】連動処理起動手段5は、負荷監視手段4か
ら通知された連動処理項番「2」を得(ステップA4−
1)、項番「2」で連動処理設定テーブル22を検索し
て(ステップA4−2)、連動処理が「プロセスの稼動
情報の採取」、起動方法が「ジョブ起動」であることを
知り(ステップA4−3)、起動ジョブファイル名「S
AISYU(SYS@UM)」のファイルに記述されて
いるジョブ制御言語を実行して連動処理(ジョブ)を起
動する(ステップA4−4)。
【0042】この結果、CPU使用率が80%以上を越
えた場合には、「プロセスの稼動情報採取」の連動処理
が起動され、特定のプログラムがCPUでループしてい
ないかどうかを確認することが可能となる。
【0043】図9は、負荷監視手段4の処理の変形例を
示すフローチャートである。このフローチャートは、図
5に示した負荷監視手段4の処理を示すフローチャート
におけるステップA3を、結果あてはめステップA3−
1と、監視条件満足判定ステップA3−2とに分割変更
したものである。
【0044】このような負荷監視手段4を使用した場
合、負荷監視手段4は、図9に示すように、稼動情報か
ら負荷監視項目の負荷値を計算し(ステップA1)、計
算した負荷値と監視情報テーブル3の負荷監視項目のし
きい値とを比較する(ステップA2)。続いて、負荷監
視手段4は、比較結果を監視条件式にあてはめ(ステッ
プA3−1)、監視条件式を満たさない場合には(ステ
ップA3−2でいいえ)、処理を終了し、監視条件式を
満たす場合には(ステップA3−2ではい)、連動処理
起動手段5を呼び出す(ステップA4)。
【0045】なお、連動処理起動手段5等の他の手段の
動作は、第1の実施の形態において対応する他の手段の
動作と同様である。
【0046】(3) 次に、メモリの負荷監視を行う場
合の動作例について、図10を参照しながら具体的に説
明する。
【0047】利用者は、監視情報登録手段1により、し
きい値設定テーブル21の項番「b」に対応させて、負
荷監視項目として「平均ミッシングページ回数」を、し
きい値として「10回/秒以上」をそれぞれ設定する。
また、利用者は、監視情報登録手段1により、しきい値
設定テーブル21の項番「c」に対応させて、負荷監視
項目として「ページリクライム率(メモリ上のページの
再使用率)」を、しきい値として「50%以下」をそれ
ぞれ設定する。
【0048】また、利用者は、メモリの高負荷状態を通
知するために、監視情報登録手段1により、連動処理設
定テーブル22の項番「1」に対応させて、連動処理と
して「保守用端末への通報」を、起動方法として「ジョ
ブ起動」を、起動ジョブファイル名として「HOSYU
(SYS@UM)」をそれぞれ設定する。
【0049】さらに、利用者は、監視情報登録手段1に
より、監視条件設定テーブル23の条件名「条件3」に
対応させて、監視条件式として平均ミッシングページ回
数およびページリクライム率の両方を満たすことを意味
する、しきい値設定テーブル21の項番「b」と項番
「c」との論理積「b and c」を、連動処理項番
として連動処理設定テーブル22の項番「1」をそれぞ
れ設定する。
【0050】稼動情報採取手段6は、コンピュータシス
テム100におけるメモリについての稼動情報を採取し
て稼動情報ファイル7に格納するとともに、採取した稼
動情報を負荷監視手段4に渡す。
【0051】負荷監視手段4は、図10に示すように、
稼動情報採取手段6から渡された稼動情報に基づいて負
荷値として平均ミッシングページ回数およびページリク
ライム率を計算し(ステップA1)、計算した平均ミッ
シングページ回数をしきい値設定テーブル21の負荷監
視項目「平均ミッシングページ回数」に対応するしきい
値「10回/秒以上」と比較するとともに、計算したペ
ージリクライム率をしきい値設定テーブル21の負荷監
視項目「ページリクライム率」に対応するしきい値「5
0%以下」と比較する(ステップA2)。
【0052】次に、負荷監視手段4は、監視条件設定テ
ーブル23の監視条件式「b andc」にステップA
2の比較結果をあてはめ(ステップA3−1)、監視条
件式「b and c」を満たすか否かを判定する(ス
テップA3−2)。監視条件式「b and c」を満
たさない場合には(ステップA3−2でいいえ)、負荷
監視手段4は、処理を終了し、監視条件式「b and
c」を満たす場合には(ステップA3−2ではい)、
連動処理起動手段5を呼び出して対応する連動処理の項
番「1」を通知する(ステップA4−1)。
【0053】連動処理起動手段5は、負荷監視手段4か
ら通知された連動処理項番「1」を得(ステップA4−
1)、項番「1」で連動処理設定テーブル22を検索し
て、連動処理が「保守端末への通報」、起動方法が「ジ
ョブ起動」であることを知り(ステップA4−3)、起
動ジョブファイル名「HOSYU(SYS@UM)」の
ファイルに記述されているジョブ制御言語を実行して連
動処理(ジョブ)を起動する(ステップA4−4)。
【0054】この結果、平均ミッシングページ回数が1
0回/秒以上であり、かつページリクライム率が50%
以下であった場合には、「保守用端末への通報」を行う
連動処理(ジョブ)が起動され、メモリの高負荷状態が
通知されることになる。
【0055】次に、本発明の第2の実施の形態に係る負
荷監視・連動処理自動起動方式について、図面を参照し
て説明する。
【0056】図11は、本発明の第2の実施の形態に係
る負荷監視・連動処理自動起動方式の構成を示すブロッ
ク図である。本実施の形態に係る負荷監視・連動処理自
動起動方式は、図1に示した第1の実施の形態に係る負
荷監視・連動処理自動起動方式に対して監視情報登録手
段1,負荷監視手段4,連動処理起動手段5,および稼
動情報採取手段6として機能させるための負荷監視・連
動処理自動起動プログラムを記録する記録媒体200を
備えている点だけが異なっている。この記録媒体200
は、磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体で
あってよい。
【0057】このような第2の実施の形態に係る負荷監
視・連動処理自動起動方式では、負荷監視・連動処理自
動起動プログラムは記録媒体200からコンピュータシ
ステム100に読み込まれ、コンピュータシステム10
0の動作を監視情報登録手段1,負荷監視手段4,連動
処理起動手段5,および稼動情報採取手段6として制御
する。これら各手段の制御によるコンピュータシステム
100の動作は、第1の実施の形態に係る負荷監視・連
動処理自動起動方式における場合と全く同様になるの
で、その詳しい説明を割愛する。
【0058】
【発明の効果】第1の効果は、コンピュータシステムの
負荷異常への対応を迅速化できることにある。その理由
は、コンピュータシステムの負荷異常が検出されたとき
に連動して所定の処理を起動できるので、原因調査のた
めに必要となる資料をタイムリーに採取でき、現象再現
時を待つ必要がないことから、迅速な対応が可能となる
ためである。
【0059】第2の効果は、コンピュータシステムの稼
動情報の採取作業を省力化できることにある。その理由
は、稼動情報の採取を人手を介さずに自動的に行えるこ
とから作業時間を削減できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る負荷監視・連
動処理自動起動方式の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のしきい値設定テーブルの内容を示す図
である。
【図3】図1中の連動処理設定テーブルの内容を示す図
である。
【図4】図1中の監視条件設定テーブルの内容を示す図
である。
【図5】図1中の負荷監視手段の処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】図1中の連動処理起動手段の処理を示すフロー
チャートである。
【図7】ディスクの負荷監視を行う場合の動作例を示す
工程遷移図である。
【図8】CPUの負荷監視を行う場合の動作例を示す工
程遷移図である。
【図9】図1中の負荷監視手段の処理の変形例を示すフ
ローチャートである。
【図10】メモリの負荷監視を行う場合の動作例を示す
工程遷移図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る負荷監視・
連動処理自動起動方式の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 監視情報登録手段 2 監視情報登録ファイル 3 監視情報テーブル 4 負荷監視手段 5 連動処理起動手段 6 稼動情報採取手段 7 稼動情報ファイル 21 しきい値設定テーブル 22 連動処理設定テーブル 23 監視条件設定テーブル 100 コンピュータシステム 200 記録媒体
【0012】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷監視項目のしきい値,および負荷監視
    項目の負荷値がしきい値を越えた場合に起動される連動
    処理に関する情報を展開する監視情報テーブルと、コン
    ピュータシステムの稼動情報を採取して出力する稼動情
    報採取手段と、前記稼動情報採取手段から出力された稼
    動情報に基づいて負荷監視項目の負荷値を計算し、該負
    荷値と前記監視情報テーブルの負荷監視項目のしきい値
    とを比較する負荷監視手段と、前記負荷監視手段により
    負荷監視項目の負荷値がしきい値を越えると判定された
    場合に前記監視情報テーブルを参照して連動処理を起動
    する連動処理起動手段とを有することを特徴とする負荷
    監視・連動処理自動起動方式。
  2. 【請求項2】負荷監視項目のしきい値,および負荷監視
    項目の負荷値がしきい値を越えた場合に起動される連動
    処理に関する情報を監視情報登録ファイルに登録すると
    ともに監視情報テーブルに展開する監視情報登録手段
    と、コンピュータシステムの稼動情報を採取して稼動情
    報ファイルに登録するとともに稼動情報を出力する稼動
    情報採取手段と、前記稼動情報採取手段から出力された
    稼動情報に基づいて負荷監視項目の負荷値を計算し、該
    負荷値と前記監視情報テーブルの負荷監視項目のしきい
    値とを比較する負荷監視手段と、前記負荷監視手段によ
    り負荷監視項目の負荷値がしきい値を越えると判定され
    た場合に前記監視情報テーブルを参照して連動処理を起
    動する連動処理起動手段とを有することを特徴とする負
    荷監視・連動処理自動起動方式。
  3. 【請求項3】前記監視情報テーブルが、負荷監視項目の
    しきい値が設定されるしきい値設定テーブルと、連動処
    理に関する情報が設定される連動処理設定テーブルと、
    前記しきい値テーブルの項番を用いて監視条件式が設定
    されるとともに前記連動処理設定テーブルの項番を用い
    て監視条件式が満たされたときに起動される連動処理が
    設定される監視条件設定テーブルとからなる請求項1ま
    たは2記載の負荷監視・連動処理自動起動方式。
  4. 【請求項4】前記しきい値設定テーブルが、項番,負荷
    監視項目,およびしきい値からなるエントリを1つ以上
    格納する請求項3記載の負荷監視・連動処理自動起動方
    式。
  5. 【請求項5】前記連動処理設定テーブルが、項番,連動
    処理,起動方法,コマンドイメージ,および起動ジョブ
    ファイル名からなるエントリを1つ以上格納する請求項
    3記載の負荷監視・連動処理自動起動方式。
  6. 【請求項6】前記監視条件設定テーブルが、条件名,監
    視条件式,および連動処理項番からなるエントリを1つ
    以上格納する請求項3記載の負荷監視・連動処理自動起
    動方式。
  7. 【請求項7】コンピュータを、負荷監視項目のしきい
    値,および負荷監視項目の負荷値がしきい値を越えた場
    合に起動される連動処理に関する情報を展開する監視情
    報テーブル,コンピュータシステムの稼動情報を採取し
    て出力する稼動情報採取手段,前記稼動情報採取手段か
    ら出力された稼動情報に基づいて負荷監視項目の負荷値
    を計算し、該負荷値と前記監視情報テーブルの負荷監視
    項目のしきい値とを比較する負荷監視手段,ならびに前
    記負荷監視手段により負荷監視項目の負荷値がしきい値
    を越えると判定された場合に前記監視情報テーブルを参
    照して連動処理を起動する連動処理起動手段として機能
    させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】コンピュータを、負荷監視項目のしきい
    値,および負荷監視項目の負荷値がしきい値を越えた場
    合に起動される連動処理に関する情報を監視情報登録フ
    ァイルに登録するとともに監視情報テーブルに展開する
    監視情報登録手段,コンピュータシステムの稼動情報を
    採取して稼動情報ファイルに登録するとともに稼動情報
    を出力する稼動情報採取手段,前記稼動情報採取手段か
    ら出力された稼動情報に基づいて負荷監視項目の負荷値
    を計算し、該負荷値と前記監視情報テーブルの負荷監視
    項目のしきい値とを比較する負荷監視手段,ならびに前
    記負荷監視手段により負荷監視項目の負荷値がしきい値
    を越えると判定された場合に前記監視情報テーブルを参
    照して連動処理を起動する連動処理起動手段として機能
    させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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