JP2001133118A - 冷却装置 - Google Patents
冷却装置Info
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- cooling device
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
ることができる冷却装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 冷却器6及び送風機7を有する冷却ユニ
ット2と、この冷却ユニット2に接続され、吸込口35
を有する吸音箱体31とを設けた冷却装置1において、
この吸音箱体31の内部に支持板32を設け、この支持
板32には前記冷却ユニット2側に吸音材33を貼り付
ける。
Description
た冷気を貯蔵室に供給する冷却装置に関するもので、よ
り具体的には、被冷却室に置かれて当該被冷却室内に冷
気を供給する冷却装置に関するものである。
ドウィッチや弁当などの食品の製造工場においては、食
品を加工する際に、食品衛生上問題となる鮮度低下を防
止するため、それらの周囲の空気の温度をできるだけ低
く抑える環境を形成するため、冷却装置によって工場全
体に冷気を吹き出し、工場全体を所定の温度に冷却して
いる。
従来の冷却装置では、冷却装置から吐出した冷気を循環
させるための送風機によって生じる運転音および風切音
などが大きく、工場内で働く作業者の作業環境を著しく
悪化させていた。
み、送風機によって生じる騒音を著しく低減させること
ができる冷却装置を提供することを目的とする。
却装置は、冷却器及び送風機を有する冷却ユニットと、
この冷却ユニットの吸込側に接続された吸音箱体とを設
けたものであって、この吸音箱体の内部に仕切板を設
け、この仕切板には前記冷却ユニット側に吸音材が貼り
付けられているものである。
けられた仕切板に吸音材が貼り付けられているので、送
風機の運転によって発生する騒音が吸収されるため、吸
音箱体から外部に洩れにくくなり、騒音を効果的に低減
させることができる。
及び送風機を有する冷却ユニットと、この冷却ユニット
の吸込側に接続された吸音箱体と、前記冷却ユニットの
吐出側に接続されて被冷却室の天井部に吊下された布地
製ソックダクトとを設けたものであって、前記吸音箱体
の内部に仕切板を設け、この仕切板には前記冷却ユニッ
ト側に吸音材が貼り付けられ、前記布地製ソックダクト
は、一端が開口されるとともに、他端が閉塞されている
ものである。
吸込側に接続された吸音箱体内に、吸音材が貼り付けら
れた仕切板が配設されるとともに、吐出側に接続された
布地製ソックダクトを設けているので、送風機の運転に
よって発生する騒音を低減させ、被冷却室である食品工
場内等へ吹き出される冷気を微風としてこの工場内で働
く作業者の作業環境を向上させることができる。
切板は、前記吸音箱体内で前後に間隔をあけて重なり合
わせるように配設されているものである。
請求項2の発明に加えて、冷却装置の送風機の運転によ
って発生する騒音が直接冷却装置の外部に洩れないよう
に、吸音材が貼り付けられた仕切板を配設したものであ
るから、かかる騒音をさらに効果的に低減できる。
切板は、前記吸音箱体内で回動自在に枢支されて設けら
れているものである。
項2または請求項3の発明に加えて、冷却装置の送風機
の運転によって発生する騒音が、直接冷却装置の外部に
洩れないように、吸音材が貼り付けられた仕切板の角度
を変更することができるように設けられているものであ
るから、騒音の洩れる方向に対応して、かかる騒音をさ
らに効果的に低減させることができる。
乃至図7に基づいて説明する。尚、ソックダクト3は、
図2乃至図4においては省略して示す。
ンスストアにおいて販売されるサンドウィッチなどの食
品を製造する食品工場において設置されるものである。
この冷却装置1は、図1に示される如き冷却ユニット2
と、ソックダクト3と、後箱体4と、吸音箱体31と、
さらに冷却ユニット2とともに冷却装置1の周知の冷凍
サイクルを構成する圧縮機や凝縮器などからなる図示し
ないコンデンシングユニットから構成されている。
クダクト3、後箱体4および吸音箱体31は被冷却室と
しての食品工場の作業室WRの天井部Aに架設されてお
り、前記コンデンシングユニットは例えば工場の外部に
設置され、冷却ユニット2とは図示しない冷媒配管によ
って接続されている。
レーム5内に冷却器6、送風機7等を収納して構成され
ており、取付板22を介して、作業室WRの天井部Aに
取り付けられている。このフレーム5の一方の側面には
フレーム5内部と連通したユニット吸込口8が形成され
ているとともに、他方の側面には同じくフレーム5内部
と連通したユニット吐出口9が形成されている。そし
て、このフレーム5のユニット吸込口8側には図示しな
い膨張弁に接続された冷却器6が収納されている。この
冷却器6の側方には、送風機7を構成するモータ10お
よびユニット吐出口9に吐出するプロペラファン11が
設けられている。
吸音箱体31が取り付けられており、図1および図4に
示す如くその内部には、断面がコ字状のルーバー(仕切
板)32、32・・・が、吸音箱体31の内側側面に設
けられた図示しない孔に回動自在に取り付けられてい
る。そして、このルーバー(仕切板)32、32・・・
は被冷却室WRから吸引した空気が冷却器6に直線的に
流れないように図5に示す如く千鳥状に配設されてい
る。このルーバー(仕切板)32、32・・・の冷却器
6側の面には吸音材33、33・・・が貼り付けられて
おり、さらにこの吸音箱体の内部の上下面および側面に
も吸音材34、34が貼り詰められている。
ト2のユニット吐出口9には前記後箱体4が接続されて
いる。この後箱体4は、略同一形状の箱状体4Aを複数
(本実施例においては2個)連結することによって構成
される内部中空の箱状体であり、この後箱体4の送風機
7側の側面には、フレーム5内部と連通するための開口
が形成され、ユニット吐出口9となっている。さらに、
箱状体4Aと箱状体4Aとの連結部には、上下それぞれ
2つの箱体仕切開口13、13が中仕切14を介して形
成されている。さらにまた、前記ソックダクト3が接続
される箱状体4Aは、ソックダクト3側の側面に、後述
するソックダクト3の開口17と連通するための箱体吐
出口16が形成されている。また、この後箱体4(箱状
体4A,4A)内壁面には、吸音材23が隙間なく貼り
詰められている。
体4A,4Aを複数連結して構成しているので、個々の
箱状体を小型化することができるとともに、生産性と組
立およびメンテナンス作業性を改善することができる。
の天井部Aに水平に延在して配設され、天井部Aに複数
の吊下具24、24で着脱可能に吊下げられている。こ
のソックダクト3は、例えばナイロン製の布地により構
成されたダクトであり、一端には前記箱状体4Aの箱体
吐出口16に連通するための開口17が形成されてお
り、他端は閉塞されている。
図1及び図4を参照して説明する。尚、図1において、
実線矢印は、空気の流れを示す。先ず、送風機7が運転
されると、吸音箱体31の吸込口35から作業室WR内
の空気が吸引され、千鳥状に配設されたルーバー(仕切
板)32、32・・・により分流され、このルーバー
(仕切板)32、32・・・を迂回しながら、ユニット
吸込口8に吸引される。この吸音箱体31に流入した空
気は、冷却ユニット2内の冷却器6を通過する過程で熱
交換して冷却され、送風機7によって、ユニット吐出口
9を介して一方の箱状体4A内に流入する。ここで、送
風機7のモータ10およびプロペラファン11は空気吸
込側と空気吐出側の静圧差が2mmAq以上となる性能
のものが選定されている。
送風機7側の箱状体4Aとソックダクト3側の箱状体4
Aとの連結面における中仕切14によって分流され、箱
体仕切開口13、13からソックダクト3側の箱状体4
A内に流入する。さらに、箱体吐出口16より吹き出さ
れた冷気は、ソックダクト3内に流入する。ソックダク
ト3内に流入した冷気は、ソックダクト3の布地の隙間
を通ってその全周囲から染み出し、わずかな風速で作業
室WR内に降下する。これにより、作業室WRにはソッ
クダクト3の全周面から万遍なく冷気が供給される。そ
して、作業室WR内を自然対流の如く循環した後、冷気
は前記吸音箱体31の吸込口35から吸い込まれ、冷却
ユニット2内に帰還し、冷却器7と再び熱交換する。
側の静圧差が2mmAq以上となるようにしたので、ソ
ックダクト3を支障なく膨らませ、その周囲から冷気を
染み出させることができる。
出て降下する冷気は微風となるので、作業室WR内の作
業者が体感する冷たさも緩和され、著しい作業環境の改
善が図れるとともに、露出した状態で加工される食品の
乾燥も抑制される。
箱体4内を介してソックダクト3内に吹き出すので、送
風機7の運転によって発生する騒音を後箱体4内にて効
果的に低減させることができる。これによって、騒音に
よる作業環境の悪化を抑制することが可能となる。ま
た、箱状体4Aと箱状体4Aとの間には、中仕切14を
介した箱体仕切開口13、13が形成されているため、
送風機7から発生する音は直接ソックダクト3に伝達さ
れることなく、一旦中仕切14に干渉されてから箱体仕
切開口13、13を通過してソックダクト3方向に向か
うことになり、よりいっそう送風機7の運転による騒音
を低減することができる。
り詰められているので、後箱体4の騒音吸収効果を向上
させることができ、さらによりいっそう低騒音の冷却装
置1を提供することができる。
・・・は千鳥状に配設され、また、このルーバー(仕切
板)32、32・・・の冷却器6側に吸音材33、33
・・・が貼り付けられており、さらにこの箱31の内部
の上下面および側面にも吸音材34、34が貼り詰めら
れ、冷却装置1の送風機7で発生した騒音は、一旦必ず
ルーバー(仕切板)32、32・・・に遮られ、被冷却
室WRに向かって出難くなっているとともに、吸音箱体
31内の上下面、側面および仕切板に貼られた吸音材に
よっても騒音が吸収されるため、作業者に対する騒音を
さらに低減させることができる。
室WR側に取り付けられた吸音箱体31の内部には、ル
ーバー(仕切板)32、32・・・が回動自在に取り付
けられているので、作業室WR内の作業者の方向に騒音
が流れ出さないようにルーバー(仕切板)32、32・
・・を図6の如く回動させて、作業者に対する騒音をさ
らにいっそう低減させることができる。
線的に冷却器6に流れないように空気の流れる方向を分
散させることができるので、冷却器6を有効に利用する
ことができる。また、ルーバー(仕切板32、32、・
・・)は回動自在に枢支されているので、図1に示す如
く吸音箱体31より冷却器6の外形が大きい場合には、
ルーバー(仕切板)32、32・・・を図6の如く回動
させて、冷却器6の上下両端に流れるように冷気を指向
させることにより、さらに、冷却器6を有効に利用する
ことができる。
り付けられて冷気を供給する冷却装置1に適用するもの
であるが、これに限られず、例えば被冷却室WRの床に
設置された冷却装置1であっても、この冷却装置1の送
風機7の運転によって発生する騒音を効果的に低減する
ことができる。
2、・・・)をL字状に形成し、その冷却器6側に吸音
材33、33・・・を略正方形の断面にして貼り付けた
場合には、吸音箱体4内の冷却ユニット側で空気の渦が
生じ難く吸込み空気が円滑な流れとなるため、騒音の低
減を図れるとともに、冷却器を尚いっそう有効に利用す
ることができる。
設けられた仕切板に吸音材が貼り付けられているので、
送風機の運転によって発生する騒音が吸収されるため、
吸込口から外部に洩れにくくなり、騒音を効果的に低減
させることができる。
吸込側に接続された吸音箱体内に、吸音材が貼り付けら
れた仕切板が配設されるとともに、吐出側に接続された
布地製ソックダクトを設けているので、送風機の運転に
よって発生する騒音を低減させ、被冷却室である食品工
場内等へ吹き出される冷気を微風としてこの工場内で働
く作業者の作業環境を向上させることができる。
請求項2の発明に加えて、冷却装置の送風機の運転によ
って発生する騒音が直接冷却装置の外部に洩れないよう
に、吸音材が貼り付けられた仕切板を前後に間隔をあけ
て重ね合わせて配設したものであるから、かかる騒音を
さらに効果的に低減できる。
項2または請求項3の発明に加えて、冷却装置の送風機
の運転によって発生する騒音が、直接冷却装置の外部に
洩れないように、吸音材が貼り付けられた仕切板の角度
を変更することができるように設けられているものであ
るから、騒音の洩れる方向に対応して、かかる騒音をさ
らに効果的に低減させることができる。
却装置の斜視図である。
面図である。
を示す断面図である。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 冷却器及び送風機を有する冷却ユニット
と、この冷却ユニット吸込側に接続された吸音箱体とを
設けた冷却装置において、この吸音箱体の内部に仕切板
を設け、この仕切板には前記冷却ユニット側に吸音材が
貼り付けられていることを特徴とする冷却装置。 - 【請求項2】 冷却器及び送風機を有する冷却ユニット
と、この冷却ユニットの吸込側に接続された吸音箱体
と、前記冷却ユニットの吐出側に接続されて被冷却室の
天井部に吊下された布地製ソックダクトとを設けた冷却
装置において、前記吸音箱体の内部に仕切板を設け、こ
の仕切板には前記冷却ユニット側に吸音材が貼り付けら
れ、前記布地製ソックダクトは、一端が開口されるとと
もに、他端が閉塞されていることを特徴とする冷却装
置。 - 【請求項3】 前記仕切板は、前記吸音箱体内で前後に
間隔をあけて重なり合わせるように配設されていること
を特徴とする請求項1または請求項2の冷却装置。 - 【請求項4】 前記仕切板は、前記吸音箱体内で回動自
在に枢支されて設けられていることを特徴とする請求項
1、請求項2または請求項3の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31489199A JP2001133118A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | 冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31489199A JP2001133118A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | 冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001133118A true JP2001133118A (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=18058880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31489199A Pending JP2001133118A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | 冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001133118A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2604958A3 (de) * | 2011-12-15 | 2014-10-08 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit einem Lüftungskanal |
-
1999
- 1999-11-05 JP JP31489199A patent/JP2001133118A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2604958A3 (de) * | 2011-12-15 | 2014-10-08 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit einem Lüftungskanal |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040603 |
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RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20051226 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060512 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060926 |