JP2001133088A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2001133088A JP2001133088A JP31399399A JP31399399A JP2001133088A JP 2001133088 A JP2001133088 A JP 2001133088A JP 31399399 A JP31399399 A JP 31399399A JP 31399399 A JP31399399 A JP 31399399A JP 2001133088 A JP2001133088 A JP 2001133088A
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- Japan
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- heat exchanger
- outdoor heat
- defrosting operation
- time
- defrosting
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多量の霜が付着する環境であって、厳寒地域
においても効率的かつ確実に除霜することができる空気
調和機を提供する。 【解決手段】 空気調和機21は、圧縮機22、四方弁
23、室外熱交換器24、膨張装置25、室外熱交換器
26、およびそれらを接続する冷媒管27とによって構
成され、室外熱交換器26の近傍には、外気温度センサ
32、室外熱交換器温度センサ33が設けられ、圧縮機
22の吸入側冷媒管27には、吸入温度センサ34が備
えられる。暖房運転中に、室外熱交換器26に付着した
霜を取り除く除霜運転を行うとき、まず四方弁23を冷
房側に切換えてリバースサイクル方式で除霜運転を行
う。このとき、除霜運転開始からの除霜運転時間ITd
efを計数し、この除霜運転時間ITdefが、予め定
める切換時間ITdef,mに達したとき、四方弁23
を暖房側に切換え、かつ電磁2方弁30を開いてバイパ
スサイクル方式で除霜運転を行う。これによって、室外
熱交換器26に付着した霜を完全に除去することができ
る。
においても効率的かつ確実に除霜することができる空気
調和機を提供する。 【解決手段】 空気調和機21は、圧縮機22、四方弁
23、室外熱交換器24、膨張装置25、室外熱交換器
26、およびそれらを接続する冷媒管27とによって構
成され、室外熱交換器26の近傍には、外気温度センサ
32、室外熱交換器温度センサ33が設けられ、圧縮機
22の吸入側冷媒管27には、吸入温度センサ34が備
えられる。暖房運転中に、室外熱交換器26に付着した
霜を取り除く除霜運転を行うとき、まず四方弁23を冷
房側に切換えてリバースサイクル方式で除霜運転を行
う。このとき、除霜運転開始からの除霜運転時間ITd
efを計数し、この除霜運転時間ITdefが、予め定
める切換時間ITdef,mに達したとき、四方弁23
を暖房側に切換え、かつ電磁2方弁30を開いてバイパ
スサイクル方式で除霜運転を行う。これによって、室外
熱交換器26に付着した霜を完全に除去することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室外熱交換器の除
霜機能を備えた空気調和機に関する。
霜機能を備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】図9はリバースサイクル方式で、除霜運
転を行う空気調和機1の簡略化した配管系統図であり、
図10はバイパスサイクル方式で除霜運転を行う空気調
和機11の簡略化した配管系統図である。空気調和機1
および空気調和機11はともに圧縮機2、四方弁3、室
内熱交換器4、膨張装置5、室外熱交換器6、冷媒管
7、室内側送風機8および室外側送風機9とを含んで構
成される。空気調和機11は、さらに圧縮機2の吐出口
2aと、室外熱交換器6および膨張装置5の接続配管7
aとの間に電磁2方弁12を介在させたバイパス管路1
3を含んで構成される。
転を行う空気調和機1の簡略化した配管系統図であり、
図10はバイパスサイクル方式で除霜運転を行う空気調
和機11の簡略化した配管系統図である。空気調和機1
および空気調和機11はともに圧縮機2、四方弁3、室
内熱交換器4、膨張装置5、室外熱交換器6、冷媒管
7、室内側送風機8および室外側送風機9とを含んで構
成される。空気調和機11は、さらに圧縮機2の吐出口
2aと、室外熱交換器6および膨張装置5の接続配管7
aとの間に電磁2方弁12を介在させたバイパス管路1
3を含んで構成される。
【0003】空気調和機1,11の冷房運転時には、冷
媒は図9および図10の実線の矢符に示すように流れる
冷房サイクルを繰り返す。圧縮機2で圧縮されて加熱さ
れた冷媒は、四方弁3を経由し、室外熱交換器6で室外
の空気に排熱して冷却されて凝縮する。室外熱交換器6
を出た冷媒は、膨張装置5で膨張して低温、かつ低圧と
なり、室内熱交換器4で室内空気を冷却して蒸発する。
蒸発して気化した冷媒は、四方弁3を経由して、再び圧
縮機2に吸入される。
媒は図9および図10の実線の矢符に示すように流れる
冷房サイクルを繰り返す。圧縮機2で圧縮されて加熱さ
れた冷媒は、四方弁3を経由し、室外熱交換器6で室外
の空気に排熱して冷却されて凝縮する。室外熱交換器6
を出た冷媒は、膨張装置5で膨張して低温、かつ低圧と
なり、室内熱交換器4で室内空気を冷却して蒸発する。
蒸発して気化した冷媒は、四方弁3を経由して、再び圧
縮機2に吸入される。
【0004】空気調和機1,11の暖房運転時には、冷
媒は図9および図10の一点鎖線の矢符に示すように流
れる暖房サイクルを繰り返す。圧縮機2で圧縮されて加
熱された冷媒は、四方弁3を経由し、室内熱交換器4で
室内の空気に排熱して冷却されて凝縮し、室内空気を加
熱する。その後、膨張装置5で膨張して低温、かつ低圧
となり、室外熱交換器6で室外空気から受熱して蒸発す
る。受熱して蒸発した冷媒は、四方弁3を経由して再び
圧縮機2に吸入される。
媒は図9および図10の一点鎖線の矢符に示すように流
れる暖房サイクルを繰り返す。圧縮機2で圧縮されて加
熱された冷媒は、四方弁3を経由し、室内熱交換器4で
室内の空気に排熱して冷却されて凝縮し、室内空気を加
熱する。その後、膨張装置5で膨張して低温、かつ低圧
となり、室外熱交換器6で室外空気から受熱して蒸発す
る。受熱して蒸発した冷媒は、四方弁3を経由して再び
圧縮機2に吸入される。
【0005】上述の暖房運転時において、たとえば室外
の温度が低いとき、あるいは室外の湿度が高いときに
は、室外熱交換器6の冷媒の流れる配管およびこの配管
に取付けられるフィンに霜がつくことがある。室外熱交
換器6が着霜すると、暖房能力が低下し室内が暖かくな
らないので、このような状態になったときには、室外熱
交換器6の除霜を行う必要がある。
の温度が低いとき、あるいは室外の湿度が高いときに
は、室外熱交換器6の冷媒の流れる配管およびこの配管
に取付けられるフィンに霜がつくことがある。室外熱交
換器6が着霜すると、暖房能力が低下し室内が暖かくな
らないので、このような状態になったときには、室外熱
交換器6の除霜を行う必要がある。
【0006】上述の室外熱交換器6の除霜を行う方法と
しては、図9に示すリバースサイクル方式と、図10に
示すバイパスサイクル方式とがある。リバースサイクル
方式による除霜運転時には、冷媒は図9の実線の矢符に
示すように流れ、これは前述した冷房サイクルと同一で
ある。暖房運転時に、リバースサイクル方式で除霜運転
を行うには、四方弁3を冷房側に切換える。すると、圧
縮機2で圧縮されて加熱された冷媒が、四方弁3を経由
して室外熱交換器6に直接流入し、室外熱交換器6で放
熱して蒸発する。このとき霜は冷媒の熱によって溶解し
て除霜される。その後膨張装置5で低温、かつ低圧にな
り、室内熱交換器4で受熱して蒸発する。蒸発して気化
した冷媒は、四方弁3を経て再び圧縮機2に吸入され
る。なお、リバースサイクル方式による除霜運転時に
は、室内側送風機8および室外側送風機9は停止してい
る。このリバースサイクル方式は、除霜能力が高いので
除霜運転時間が短くて済むという利点があるが、暖房運
転を中断してしまう上、室内の温度の低下を招き、室内
の温度の変動が大きくなっていしまうという欠点があ
る。
しては、図9に示すリバースサイクル方式と、図10に
示すバイパスサイクル方式とがある。リバースサイクル
方式による除霜運転時には、冷媒は図9の実線の矢符に
示すように流れ、これは前述した冷房サイクルと同一で
ある。暖房運転時に、リバースサイクル方式で除霜運転
を行うには、四方弁3を冷房側に切換える。すると、圧
縮機2で圧縮されて加熱された冷媒が、四方弁3を経由
して室外熱交換器6に直接流入し、室外熱交換器6で放
熱して蒸発する。このとき霜は冷媒の熱によって溶解し
て除霜される。その後膨張装置5で低温、かつ低圧にな
り、室内熱交換器4で受熱して蒸発する。蒸発して気化
した冷媒は、四方弁3を経て再び圧縮機2に吸入され
る。なお、リバースサイクル方式による除霜運転時に
は、室内側送風機8および室外側送風機9は停止してい
る。このリバースサイクル方式は、除霜能力が高いので
除霜運転時間が短くて済むという利点があるが、暖房運
転を中断してしまう上、室内の温度の低下を招き、室内
の温度の変動が大きくなっていしまうという欠点があ
る。
【0007】バイパスサイクル方式による除霜運転時に
は、冷媒は図10の二点鎖線の矢符に示すように流れ
る。暖房運転時に、バイパスサイクル方式で除霜運転を
行う場合には、四方弁3を暖房側に保持したままで電磁
2方弁12を開く。すると、圧縮機2から吐出された冷
媒の一部が、電磁2方弁12およびバイパス管路13を
経て、接続配管7aで暖房サイクルを経由した残りの冷
媒と合流する。この合流した冷媒が、室外熱交換器6で
放熱して凝縮し、このとき霜は冷媒の熱によって溶解さ
れて除霜される。その後、四方弁3を経て再び圧縮機2
に吸入される。このバイパスサイクル方式は、除霜運転
と暖房運転とを同時に行うことができるので、除霜運転
の終了後の暖房の立上りが速く、かつ室内の温度の変動
が小さいという利点があるが、リバースサイクル方式に
比較して、除霜能力が弱いので、除霜運転時間が長くな
ってしまうという欠点がある。
は、冷媒は図10の二点鎖線の矢符に示すように流れ
る。暖房運転時に、バイパスサイクル方式で除霜運転を
行う場合には、四方弁3を暖房側に保持したままで電磁
2方弁12を開く。すると、圧縮機2から吐出された冷
媒の一部が、電磁2方弁12およびバイパス管路13を
経て、接続配管7aで暖房サイクルを経由した残りの冷
媒と合流する。この合流した冷媒が、室外熱交換器6で
放熱して凝縮し、このとき霜は冷媒の熱によって溶解さ
れて除霜される。その後、四方弁3を経て再び圧縮機2
に吸入される。このバイパスサイクル方式は、除霜運転
と暖房運転とを同時に行うことができるので、除霜運転
の終了後の暖房の立上りが速く、かつ室内の温度の変動
が小さいという利点があるが、リバースサイクル方式に
比較して、除霜能力が弱いので、除霜運転時間が長くな
ってしまうという欠点がある。
【0008】また、前述のリバースサイクル方式と、バ
イパスサイクル方式との両方の除霜方式を備えて、この
2つの除霜方式を選択的に切換えて除霜運転を行うこと
ができる空気調和機が、特開平11−182995号公
報に開示されている。この空気調和機では、室外熱交換
器の入口部と出口部とに冷媒の温度を検出する温度検出
器を設けている。この温度検出器によって検出された入
口温度あるいは出口温度が、除霜動作値以下になるとバ
イパスサイクル方式で除霜運転を行い、その後出口温度
の所定時間当りの変化率が予め定める所定値未満になる
と、リバースサイクル方式に切換えて除霜運転を行う構
成である。
イパスサイクル方式との両方の除霜方式を備えて、この
2つの除霜方式を選択的に切換えて除霜運転を行うこと
ができる空気調和機が、特開平11−182995号公
報に開示されている。この空気調和機では、室外熱交換
器の入口部と出口部とに冷媒の温度を検出する温度検出
器を設けている。この温度検出器によって検出された入
口温度あるいは出口温度が、除霜動作値以下になるとバ
イパスサイクル方式で除霜運転を行い、その後出口温度
の所定時間当りの変化率が予め定める所定値未満になる
と、リバースサイクル方式に切換えて除霜運転を行う構
成である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】リバースサイクル方式
の場合では、室外熱交換器6に流入した高圧の冷媒蒸気
が、室外熱交換器6の配管内を冷房サイクル方向(図9
の実線の矢符方向)に流れるときに、放熱し除霜を行っ
て凝縮される。このとき冷媒蒸気は、室外熱交換器6の
冷房サイクル方向出口部10に近づくにつれて冷却され
て温度が低くなり、この出口部10の近傍では過冷却状
態となってしまう。冷媒蒸気が過冷却状態になってしま
うと、放熱量が減少し、出口部10近傍の除霜が困難で
あり、室外熱交換器6に多量の霜が付着していた場合で
は、霜が残ってしまうといった問題があった。
の場合では、室外熱交換器6に流入した高圧の冷媒蒸気
が、室外熱交換器6の配管内を冷房サイクル方向(図9
の実線の矢符方向)に流れるときに、放熱し除霜を行っ
て凝縮される。このとき冷媒蒸気は、室外熱交換器6の
冷房サイクル方向出口部10に近づくにつれて冷却され
て温度が低くなり、この出口部10の近傍では過冷却状
態となってしまう。冷媒蒸気が過冷却状態になってしま
うと、放熱量が減少し、出口部10近傍の除霜が困難で
あり、室外熱交換器6に多量の霜が付着していた場合で
は、霜が残ってしまうといった問題があった。
【0010】バイパスサイクル方式の場合では、室外熱
交換器6に流入した高圧の冷媒蒸気は、室外熱交換器6
の配管内を、暖房サイクル方向(図10の二点鎖線矢符
で示す方向)に流れるときに放熱し、除霜を行って凝縮
される。このとき、冷媒蒸気は室外熱交換器6の冷房サ
イクル方向入口部14に近付くにつれて、冷却されて温
度が低くなるので、この入口部14近傍の除霜は困難で
あった。
交換器6に流入した高圧の冷媒蒸気は、室外熱交換器6
の配管内を、暖房サイクル方向(図10の二点鎖線矢符
で示す方向)に流れるときに放熱し、除霜を行って凝縮
される。このとき、冷媒蒸気は室外熱交換器6の冷房サ
イクル方向入口部14に近付くにつれて、冷却されて温
度が低くなるので、この入口部14近傍の除霜は困難で
あった。
【0011】また、圧縮機2から吐出された高圧、かつ
高温の冷媒蒸気の一部のみを除霜に使用しているので、
リバースサイクル方式に比較して、除霜能力が低く、多
量の霜が付着する環境や、厳寒地域では適さないという
問題があった。
高温の冷媒蒸気の一部のみを除霜に使用しているので、
リバースサイクル方式に比較して、除霜能力が低く、多
量の霜が付着する環境や、厳寒地域では適さないという
問題があった。
【0012】また、特開平11−182995号公報に
開示される空気調和機では、除霜運転時の室外熱交換機
の出口温度の所定時間当りの変化率に基づいて、バイパ
スサイクル方式からリバースサイクル方式に切換えてい
るので、制御が複雑になってしまうという問題がある。
開示される空気調和機では、除霜運転時の室外熱交換機
の出口温度の所定時間当りの変化率に基づいて、バイパ
スサイクル方式からリバースサイクル方式に切換えてい
るので、制御が複雑になってしまうという問題がある。
【0013】本発明の目的は、多量の霜が付着する環境
において、充分に除霜できる空気調和機を提供すること
である。
において、充分に除霜できる空気調和機を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機と、室
内熱交換器と、膨張装置と、室外熱交換器とによって室
内空気を加熱する暖房運転、および室外熱交換器に付着
した霜を取り除く除霜運転とを交互に行う空気調和機で
あって、暖房運転時には、圧縮装置から吐出した冷媒を
室内熱交換器、膨張装置および室外熱交換器を介して再
び圧縮機に吸入する暖房サイクルによって室内を加熱
し、除霜運転方式として、圧縮機から吐出した冷媒を室
外熱交換器、膨張装置および室内熱交換器を介して再び
圧縮機に吸入する冷房サイクルによって除霜するリバー
スサイクル方式と、前記暖房サイクルで、圧縮機から吐
出した冷媒の一部をバイパスして、直接室外熱交換器に
流入させて除霜するバイパスサイクル方式とを有する空
気調和機において、除霜運転開始からの除霜運転時間を
計時し、この除霜運転時間が、予め定める切換時間に達
するまで、リバースサイクル方式で除霜運転を行い、除
霜運転時間が前記切換時間に達すると、バイパスサイク
ル方式で除霜運転を行うことを特徴とする空気調和機で
ある。
内熱交換器と、膨張装置と、室外熱交換器とによって室
内空気を加熱する暖房運転、および室外熱交換器に付着
した霜を取り除く除霜運転とを交互に行う空気調和機で
あって、暖房運転時には、圧縮装置から吐出した冷媒を
室内熱交換器、膨張装置および室外熱交換器を介して再
び圧縮機に吸入する暖房サイクルによって室内を加熱
し、除霜運転方式として、圧縮機から吐出した冷媒を室
外熱交換器、膨張装置および室内熱交換器を介して再び
圧縮機に吸入する冷房サイクルによって除霜するリバー
スサイクル方式と、前記暖房サイクルで、圧縮機から吐
出した冷媒の一部をバイパスして、直接室外熱交換器に
流入させて除霜するバイパスサイクル方式とを有する空
気調和機において、除霜運転開始からの除霜運転時間を
計時し、この除霜運転時間が、予め定める切換時間に達
するまで、リバースサイクル方式で除霜運転を行い、除
霜運転時間が前記切換時間に達すると、バイパスサイク
ル方式で除霜運転を行うことを特徴とする空気調和機で
ある。
【0015】また本発明は、圧縮機と、室内熱交換器
と、膨張装置と、室外熱交換器とによって室内空気を加
熱する暖房運転、および室外熱交換器に付着した霜を取
り除く除霜運転とを交互に行う空気調和機であって、暖
房運転時には、圧縮装置から吐出した冷媒を室内熱交換
器、膨張装置および室外熱交換器を介して再び圧縮機に
吸入する暖房サイクルによって室内を加熱し、除霜運転
方式として、圧縮機から吐出した冷媒を室外熱交換器、
膨張装置および室内熱交換器を介して再び圧縮機に吸入
する冷房サイクルによって除霜するリバースサイクル方
式と、前記暖房サイクルで、圧縮機から吐出した冷媒の
一部をバイパスして、直接室外熱交換器に流入させて除
霜するバイパスサイクル方式とを有する空気調和機にお
いて、除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、この
除霜運転時間が、予め定める切換時間に達するまで、バ
イパスサイクル方式で除霜運転を行い、除霜運転時間が
前記切換時間に達すると、リバースサイクル方式で除霜
運転を行うことを特徴とする空気調和機である。
と、膨張装置と、室外熱交換器とによって室内空気を加
熱する暖房運転、および室外熱交換器に付着した霜を取
り除く除霜運転とを交互に行う空気調和機であって、暖
房運転時には、圧縮装置から吐出した冷媒を室内熱交換
器、膨張装置および室外熱交換器を介して再び圧縮機に
吸入する暖房サイクルによって室内を加熱し、除霜運転
方式として、圧縮機から吐出した冷媒を室外熱交換器、
膨張装置および室内熱交換器を介して再び圧縮機に吸入
する冷房サイクルによって除霜するリバースサイクル方
式と、前記暖房サイクルで、圧縮機から吐出した冷媒の
一部をバイパスして、直接室外熱交換器に流入させて除
霜するバイパスサイクル方式とを有する空気調和機にお
いて、除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、この
除霜運転時間が、予め定める切換時間に達するまで、バ
イパスサイクル方式で除霜運転を行い、除霜運転時間が
前記切換時間に達すると、リバースサイクル方式で除霜
運転を行うことを特徴とする空気調和機である。
【0016】本発明の空気調和機は、室内空気を加熱す
る暖房運転と、室外熱交換器に付着した霜を取り除く除
霜運転とを交互に行うことができ、除霜運転方式として
は、リバースサイクル方式とバイパスサイクル方式とを
備える。
る暖房運転と、室外熱交換器に付着した霜を取り除く除
霜運転とを交互に行うことができ、除霜運転方式として
は、リバースサイクル方式とバイパスサイクル方式とを
備える。
【0017】本発明に従えば、暖房運転中に室外熱交換
器に霜が付着すると、まずリバースサイクル方式で除霜
運転を行うので、少なくとも室外熱交換器の冷房サイク
ル方向入口部の霜を完全に除去することができる。この
とき、除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、その
後、除霜運転時間が、予め定める切換時間に達すると、
バイパスサイクル方式の除霜運転に切換えるので、リバ
ースサイクル方式で除霜されなかった室外熱交換器の冷
房サイクル方向出口部の霜を完全に除去することができ
る。これによって室外熱交換器に付着した霜を完全に除
去することができる。
器に霜が付着すると、まずリバースサイクル方式で除霜
運転を行うので、少なくとも室外熱交換器の冷房サイク
ル方向入口部の霜を完全に除去することができる。この
とき、除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、その
後、除霜運転時間が、予め定める切換時間に達すると、
バイパスサイクル方式の除霜運転に切換えるので、リバ
ースサイクル方式で除霜されなかった室外熱交換器の冷
房サイクル方向出口部の霜を完全に除去することができ
る。これによって室外熱交換器に付着した霜を完全に除
去することができる。
【0018】また本発明に従えば、暖房運転中に室外熱
交換器に霜が付着すると、まずバイパスサイクル方式で
除霜運転を行うので、少なくとも室外熱交換器の冷房サ
イクル方向出口部の霜を完全に除去することができる。
このとき、除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、
その後、除霜運転時間が、予め定める切換時間に達する
と、リバースサイクル方式の除霜運転に切換えるので、
バイパスサイクル方式で完全に除去されなかった、室外
熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜も完全に除去す
ることができる。これによって室外熱交換器に付着した
霜を完全に除去することができる。また、リバースサイ
クル方式からバイパスサイクル方式への切換え、および
バイパスサイクル方式からリバースサイクル方式への切
換えは、除霜運転時間に基づいて制御しているので、制
御を簡単に行うことができる。
交換器に霜が付着すると、まずバイパスサイクル方式で
除霜運転を行うので、少なくとも室外熱交換器の冷房サ
イクル方向出口部の霜を完全に除去することができる。
このとき、除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、
その後、除霜運転時間が、予め定める切換時間に達する
と、リバースサイクル方式の除霜運転に切換えるので、
バイパスサイクル方式で完全に除去されなかった、室外
熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜も完全に除去す
ることができる。これによって室外熱交換器に付着した
霜を完全に除去することができる。また、リバースサイ
クル方式からバイパスサイクル方式への切換え、および
バイパスサイクル方式からリバースサイクル方式への切
換えは、除霜運転時間に基づいて制御しているので、制
御を簡単に行うことができる。
【0019】以上のように本発明に従えば、多量の霜が
付着する環境または厳寒の地域であっても、室外熱交換
器に付着した霜を完全に除去することができ、充分に除
霜性能を得ることができる。
付着する環境または厳寒の地域であっても、室外熱交換
器に付着した霜を完全に除去することができ、充分に除
霜性能を得ることができる。
【0020】本発明は、圧縮機と、室内熱交換器と、膨
張装置と、室外熱交換器とによって室内空気を加熱する
暖房運転および室外熱交換器に付着した霜を取り除く除
霜運転とを交互に行う空気調和機であって、暖房運転時
には、圧縮装置から吐出した冷媒を室内熱交換器、膨張
装置および室外熱交換器を介して再び圧縮機に吸入する
暖房サイクルによって室内を加熱し、除霜運転方式とし
て、圧縮機から吐出した冷媒を室外熱交換器、膨張装置
および室内熱交換器を介して再び圧縮機に吸入する冷房
サイクルによって除霜するリバースサイクル方式と、前
記暖房サイクルで、圧縮機から吐出した冷媒の一部をバ
イパスして、直接室外熱交換器に流入させて除霜するバ
イパスサイクル方式とを有する空気調和機において、前
回の除霜運転終了から次の除霜運転開始までの暖房運転
時間を計時し、この暖房運転時間が、予め定める設定時
間よりも短い場合、リバースサイクル方式とバイパスサ
イクル方式とを併用して次の除霜運転を行い、前記暖房
運転時間が前記設定時間よりも長い場合、リバースサイ
クル方式のみで、次の除霜運転を行うことを特徴とする
空気調和機である。
張装置と、室外熱交換器とによって室内空気を加熱する
暖房運転および室外熱交換器に付着した霜を取り除く除
霜運転とを交互に行う空気調和機であって、暖房運転時
には、圧縮装置から吐出した冷媒を室内熱交換器、膨張
装置および室外熱交換器を介して再び圧縮機に吸入する
暖房サイクルによって室内を加熱し、除霜運転方式とし
て、圧縮機から吐出した冷媒を室外熱交換器、膨張装置
および室内熱交換器を介して再び圧縮機に吸入する冷房
サイクルによって除霜するリバースサイクル方式と、前
記暖房サイクルで、圧縮機から吐出した冷媒の一部をバ
イパスして、直接室外熱交換器に流入させて除霜するバ
イパスサイクル方式とを有する空気調和機において、前
回の除霜運転終了から次の除霜運転開始までの暖房運転
時間を計時し、この暖房運転時間が、予め定める設定時
間よりも短い場合、リバースサイクル方式とバイパスサ
イクル方式とを併用して次の除霜運転を行い、前記暖房
運転時間が前記設定時間よりも長い場合、リバースサイ
クル方式のみで、次の除霜運転を行うことを特徴とする
空気調和機である。
【0021】また本発明は、前記暖房運転時間が前記設
定時間より短い場合、まずリバースサイクル方式で除霜
運転を行い、その後バイパスサイクル方式で除霜運転を
行うことを特徴とする。
定時間より短い場合、まずリバースサイクル方式で除霜
運転を行い、その後バイパスサイクル方式で除霜運転を
行うことを特徴とする。
【0022】また本発明は、前記暖房運転時間が前記設
定時間よりも短い場合、まずバイパスサイクル方式で除
霜運転を行い、その後リバースサイクル方式で除霜運転
を行うことを特徴とする。
定時間よりも短い場合、まずバイパスサイクル方式で除
霜運転を行い、その後リバースサイクル方式で除霜運転
を行うことを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、前回の除霜運転終了から
次の除霜運転開始までの暖房運転時間は室外の環境によ
って決定される。つまり、室外が比較的低温で高湿度の
とき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつきやすいの
で、暖房運転時間が短くなる。また、室外が比較的高温
で低湿度のとき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつき
にくいので、暖房運転時間が長くなる。この暖房運転時
間が、予め定める設定時間よりも長いとき室外熱交換器
への着霜速度は遅いので、リバースサイクル方式の除霜
運転のみで室外熱交換器に付着した霜を完全に除去する
ことができる。
次の除霜運転開始までの暖房運転時間は室外の環境によ
って決定される。つまり、室外が比較的低温で高湿度の
とき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつきやすいの
で、暖房運転時間が短くなる。また、室外が比較的高温
で低湿度のとき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつき
にくいので、暖房運転時間が長くなる。この暖房運転時
間が、予め定める設定時間よりも長いとき室外熱交換器
への着霜速度は遅いので、リバースサイクル方式の除霜
運転のみで室外熱交換器に付着した霜を完全に除去する
ことができる。
【0024】また本発明に従えば、暖房運転時間が予め
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずリバ
ースサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜を完全に除去
し、その後、バイパスサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜も完全に除
去することができる。
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずリバ
ースサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜を完全に除去
し、その後、バイパスサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜も完全に除
去することができる。
【0025】また本発明に従えば、暖房運転時間が予め
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずバイ
パスサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜を完全に除去
し、その後、リバースサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜も完全に除
去する。
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずバイ
パスサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜を完全に除去
し、その後、リバースサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜も完全に除
去する。
【0026】また、リバースサイクル方式から、バイパ
スサイクル方式への切換え、およびバイパスサイクル方
式からリバースサイクル方式への切換えは、暖房運転時
間に基づいて制御しているので、制御を簡単に行うこと
ができる。
スサイクル方式への切換え、およびバイパスサイクル方
式からリバースサイクル方式への切換えは、暖房運転時
間に基づいて制御しているので、制御を簡単に行うこと
ができる。
【0027】以上のように本発明に従えば、暖房運転時
間が長い比較的高温で低湿度の室外環境では、リバース
サイクル方式のみで、室外熱交換器の出口部の霜を完全
に除去することができる。また、暖房運転時間が短い比
較的低温で高湿度の室外環境、すなわち室外熱交換器に
多量の霜が付着しない環境では、リバースサイクル方式
とバイパスサイクル方式と併用することによって、室外
熱交換器に付着した霜を完全に除去することができる。
これによって厳寒地域であっても、暖房時に室外熱交換
器に付着した霜を完全に除去することができる。
間が長い比較的高温で低湿度の室外環境では、リバース
サイクル方式のみで、室外熱交換器の出口部の霜を完全
に除去することができる。また、暖房運転時間が短い比
較的低温で高湿度の室外環境、すなわち室外熱交換器に
多量の霜が付着しない環境では、リバースサイクル方式
とバイパスサイクル方式と併用することによって、室外
熱交換器に付着した霜を完全に除去することができる。
これによって厳寒地域であっても、暖房時に室外熱交換
器に付着した霜を完全に除去することができる。
【0028】本発明は、圧縮機と、室内熱交換器と、膨
張装置と、室外熱交換器とによって室内空気を加熱する
暖房運転および室外熱交換器に付着した霜を取り除く除
霜運転とを交互に行う空気調和機であって、暖房運転時
には、圧縮装置から吐出した冷媒を室内熱交換器、膨張
装置および室外熱交換器を介して再び圧縮機に吸入する
暖房サイクルによって室内を加熱し、除霜運転方式とし
て、圧縮機から吐出した冷媒を室外熱交換器、膨張装置
および室内熱交換器を介して再び圧縮機に吸入する冷房
サイクルによって除霜するリバースサイクル方式と、前
記暖房サイクルで、圧縮機から吐出した冷媒の一部をバ
イパスして、直接室外熱交換器に流入させて除霜するバ
イパスサイクル方式とを有する空気調和機において、前
回の除霜運転終了から次の除霜運転開始までの暖房運転
時間を計時し、この暖房運転時間が、予め定める設定時
間よりも短い場合、リバースサイクル方式とバイパスサ
イクル方式とを併用して次の除霜運転を行い、前記暖房
運転時間が前記設定時間よりも長い場合、バイパスサイ
クル方式のみで次の除霜運転を行うことを特徴とする空
気調和機である。
張装置と、室外熱交換器とによって室内空気を加熱する
暖房運転および室外熱交換器に付着した霜を取り除く除
霜運転とを交互に行う空気調和機であって、暖房運転時
には、圧縮装置から吐出した冷媒を室内熱交換器、膨張
装置および室外熱交換器を介して再び圧縮機に吸入する
暖房サイクルによって室内を加熱し、除霜運転方式とし
て、圧縮機から吐出した冷媒を室外熱交換器、膨張装置
および室内熱交換器を介して再び圧縮機に吸入する冷房
サイクルによって除霜するリバースサイクル方式と、前
記暖房サイクルで、圧縮機から吐出した冷媒の一部をバ
イパスして、直接室外熱交換器に流入させて除霜するバ
イパスサイクル方式とを有する空気調和機において、前
回の除霜運転終了から次の除霜運転開始までの暖房運転
時間を計時し、この暖房運転時間が、予め定める設定時
間よりも短い場合、リバースサイクル方式とバイパスサ
イクル方式とを併用して次の除霜運転を行い、前記暖房
運転時間が前記設定時間よりも長い場合、バイパスサイ
クル方式のみで次の除霜運転を行うことを特徴とする空
気調和機である。
【0029】また本発明は、前記暖房運転時間が前記設
定時間よりも短い場合、まずリバースサイクル方式で除
霜運転を行い、その後バイパスサイクル方式で除霜運転
を行うことを特徴とする。
定時間よりも短い場合、まずリバースサイクル方式で除
霜運転を行い、その後バイパスサイクル方式で除霜運転
を行うことを特徴とする。
【0030】また本発明は、前記暖房運転時間が前記設
定時間より短い場合、まずバイパスサイクル方式で除霜
運転を行い、その後リバースサイクル方式で除霜運転を
行うことを特徴とする。
定時間より短い場合、まずバイパスサイクル方式で除霜
運転を行い、その後リバースサイクル方式で除霜運転を
行うことを特徴とする。
【0031】本発明に従えば、前回の除霜運転終了から
次の除霜運転開始までの暖房運転時間は室外の環境によ
って決定される。つまり、室外が比較的低温で高湿度の
とき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつきやすいの
で、暖房運転時間が短くなる。また、室外が比較的高温
で低湿度のとき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつき
にくいので、暖房運転時間が長くなる。この暖房運転時
間が、予め定める設定時間よりも長いとき、バイパスサ
イクル方式の除霜運転のみで霜を完全に除去することが
できる。
次の除霜運転開始までの暖房運転時間は室外の環境によ
って決定される。つまり、室外が比較的低温で高湿度の
とき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつきやすいの
で、暖房運転時間が短くなる。また、室外が比較的高温
で低湿度のとき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつき
にくいので、暖房運転時間が長くなる。この暖房運転時
間が、予め定める設定時間よりも長いとき、バイパスサ
イクル方式の除霜運転のみで霜を完全に除去することが
できる。
【0032】また本発明に従えば、暖房運転時間が予め
定める設定時間よりも短いとき、着霜速度は速く、多量
の霜が付着する。このとき、まずリバースサイクル方式
で除霜運転を行って、少なくとも室外熱交換器の冷房サ
イクル方向入口部の霜を完全に除去し、その後、バイパ
スサイクル方式で除霜運転を行って室外熱交換器の冷房
サイクル方向出口部の霜も完全に除去することができ
る。
定める設定時間よりも短いとき、着霜速度は速く、多量
の霜が付着する。このとき、まずリバースサイクル方式
で除霜運転を行って、少なくとも室外熱交換器の冷房サ
イクル方向入口部の霜を完全に除去し、その後、バイパ
スサイクル方式で除霜運転を行って室外熱交換器の冷房
サイクル方向出口部の霜も完全に除去することができ
る。
【0033】また本発明に従えば、暖房運転時間が予め
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずバイ
パスサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜を完全に除去
し、その後、リバースサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜を完全に除
去することができる。
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずバイ
パスサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜を完全に除去
し、その後、リバースサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜を完全に除
去することができる。
【0034】また、リバースサイクル方式から、バイパ
スサイクル方式への切換え、およびバイパスサイクル方
式からリバースサイクル方式への切換えは、暖房運転時
間に基づいて制御しているので、制御を簡単に行うこと
ができる。
スサイクル方式への切換え、およびバイパスサイクル方
式からリバースサイクル方式への切換えは、暖房運転時
間に基づいて制御しているので、制御を簡単に行うこと
ができる。
【0035】以上のように本発明に従えば、比較的高温
で、低湿度の室外環境ではバイパスサイクル方式のみで
室外熱交換器に付着した霜を完全に除去することができ
る。また、比較的低温で高湿度の室外環境、すなわち室
外熱交換器に多量の霜が付着しやすい環境では、リバー
スサイクル方式とバイパスサイクル方式とを併用するこ
とによって、室外熱交換器に付着する霜を完全に除去す
ることができる。これによって、厳寒地域であっても、
暖房時に室外熱交換器に付着した霜を完全に除去するこ
とができ、除霜性能が向上する。
で、低湿度の室外環境ではバイパスサイクル方式のみで
室外熱交換器に付着した霜を完全に除去することができ
る。また、比較的低温で高湿度の室外環境、すなわち室
外熱交換器に多量の霜が付着しやすい環境では、リバー
スサイクル方式とバイパスサイクル方式とを併用するこ
とによって、室外熱交換器に付着する霜を完全に除去す
ることができる。これによって、厳寒地域であっても、
暖房時に室外熱交換器に付着した霜を完全に除去するこ
とができ、除霜性能が向上する。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態の空
気調和機21の配管系統図であり、図2は空気調和機2
1のブロック図である。空気調和機21は、気体の冷媒
を圧縮し、かつ加熱する圧縮機22と、冷房運転または
暖房運転の切換えを行う四方弁23と、冷媒と室内空気
との熱交換が行われる室内熱交換器24と、室内熱交換
器24で冷却または加熱された空気を室内に送風する室
内側送風機28と、冷媒を膨張し、かつ冷却する膨張装
置25と、冷媒と室外空気との熱交換が行われる室外熱
交換器26と、室外熱交換器26で冷却または加熱され
た室外空気を外気に送風する室外側送風機29とを含ん
で構成される。
気調和機21の配管系統図であり、図2は空気調和機2
1のブロック図である。空気調和機21は、気体の冷媒
を圧縮し、かつ加熱する圧縮機22と、冷房運転または
暖房運転の切換えを行う四方弁23と、冷媒と室内空気
との熱交換が行われる室内熱交換器24と、室内熱交換
器24で冷却または加熱された空気を室内に送風する室
内側送風機28と、冷媒を膨張し、かつ冷却する膨張装
置25と、冷媒と室外空気との熱交換が行われる室外熱
交換器26と、室外熱交換器26で冷却または加熱され
た室外空気を外気に送風する室外側送風機29とを含ん
で構成される。
【0037】圧縮機22の吐出口22aと四方弁23と
は第1冷媒管27aによって接続され、四方弁23と室
内熱交換器24とは第2冷媒管27bによって接続さ
れ、室内熱交換器24と膨張装置25とは第3冷媒管2
7cによって接続され、膨張装置25と室外熱交換器2
6とは第4冷媒管27dによって接続され、室外熱交換
器26と四方弁23とは第5冷媒管27eによって接続
され、四方弁23と圧縮機22の吸入口22bとは第6
冷媒管27fによって接続される。これらの圧縮機2
2、四方弁23、室内熱交換器24、膨張装置25、室
外熱交換器26および各冷媒管27a〜27fによっ
て、冷媒が循環する閉回路である冷凍サイクルを形成す
る。また、第1冷媒管27aと第4冷媒管27dとの間
には、バイパス管路31が設けられ、このバイパス管路
31には、電磁2方弁30が介在される。
は第1冷媒管27aによって接続され、四方弁23と室
内熱交換器24とは第2冷媒管27bによって接続さ
れ、室内熱交換器24と膨張装置25とは第3冷媒管2
7cによって接続され、膨張装置25と室外熱交換器2
6とは第4冷媒管27dによって接続され、室外熱交換
器26と四方弁23とは第5冷媒管27eによって接続
され、四方弁23と圧縮機22の吸入口22bとは第6
冷媒管27fによって接続される。これらの圧縮機2
2、四方弁23、室内熱交換器24、膨張装置25、室
外熱交換器26および各冷媒管27a〜27fによっ
て、冷媒が循環する閉回路である冷凍サイクルを形成す
る。また、第1冷媒管27aと第4冷媒管27dとの間
には、バイパス管路31が設けられ、このバイパス管路
31には、電磁2方弁30が介在される。
【0038】室外熱交換器26の室外空気吸込口(図示
せず)の近傍には、室外空気の温度を検出する外気温度
センサ32が設けられ、室外熱交換器26と膨張装置2
5とを接続する第4冷媒管27dには、この第4冷媒管
27dの温度、すなわち第4冷媒管27d内を流れる冷
媒の温度Texを検出する室外熱交換器温度センサ33
が設けられ、四方弁23と圧縮機22の吸入口22bと
を連結する第6冷媒管27fには、この第6冷媒管27
fの温度、すなわち第6冷媒管27f内を流れる冷媒の
温度Tsucを検出する吸入温度センサ34が設けられ
る。
せず)の近傍には、室外空気の温度を検出する外気温度
センサ32が設けられ、室外熱交換器26と膨張装置2
5とを接続する第4冷媒管27dには、この第4冷媒管
27dの温度、すなわち第4冷媒管27d内を流れる冷
媒の温度Texを検出する室外熱交換器温度センサ33
が設けられ、四方弁23と圧縮機22の吸入口22bと
を連結する第6冷媒管27fには、この第6冷媒管27
fの温度、すなわち第6冷媒管27f内を流れる冷媒の
温度Tsucを検出する吸入温度センサ34が設けられ
る。
【0039】空気調和機21の室内側に配置される室内
機38には、室内熱交換器24、室内側送風機28、リ
モコンなどの操作装置40および室内機38の全体の制
御を行う室内機中央制御装置41が設けられる。また、
空気調和機21の室外側に配置される室外機39には、
圧縮機22、四方弁23、膨張装置25、電磁2方弁3
0、室外熱交換器26、室外側送風機29、外気温度セ
ンサ32、室外熱交換器温度センサ33、吸入温度セン
サ34および室外機39の全体の制御を行う室外機中央
制御装置42が設けられる。
機38には、室内熱交換器24、室内側送風機28、リ
モコンなどの操作装置40および室内機38の全体の制
御を行う室内機中央制御装置41が設けられる。また、
空気調和機21の室外側に配置される室外機39には、
圧縮機22、四方弁23、膨張装置25、電磁2方弁3
0、室外熱交換器26、室外側送風機29、外気温度セ
ンサ32、室外熱交換器温度センサ33、吸入温度セン
サ34および室外機39の全体の制御を行う室外機中央
制御装置42が設けられる。
【0040】室内機中央制御装置41は、操作装置40
および室外機中央制御装置42の命令に基づいて、室内
側送風機28の制御を行い、室外機中央制御装置42
は、室内機中央制御装置41の命令と、外気温度センサ
32、室外熱交換器温度センサ33および吸入温度セン
サ34の検出結果とに基づいて、圧縮機22、四方弁2
3、膨張装置25、電磁2方弁30および室外側送風機
29の制御を行う。
および室外機中央制御装置42の命令に基づいて、室内
側送風機28の制御を行い、室外機中央制御装置42
は、室内機中央制御装置41の命令と、外気温度センサ
32、室外熱交換器温度センサ33および吸入温度セン
サ34の検出結果とに基づいて、圧縮機22、四方弁2
3、膨張装置25、電磁2方弁30および室外側送風機
29の制御を行う。
【0041】次に図1を参照して、空気調和機21の冷
房運転時の冷媒の流れについて説明する。冷房運転時に
は、まず四方弁23を冷房側に切換える。このとき、冷
媒は図1の二点鎖線の矢符に示すように流れる冷房サイ
クルを繰り返す。圧縮機22で圧縮されて加熱された冷
媒は、第1冷媒管27a、四方弁23および第5冷媒管
27eを介して、室外熱交換器26に流入する。室外熱
交換器26に流入した高圧、かつ高温の冷媒は、室外熱
交換器26で室外空気と熱交換して室外空気を加熱する
と、自身は冷却されて凝縮する。このとき暖められた室
外空気は、室外側送風機29によって外気に放散され
る。室外熱交換器26で冷却された高圧の冷媒は、第4
冷媒管27dを経由して、膨張装置25に流入し、膨張
装置25で膨張して低温、かつ低圧となる。
房運転時の冷媒の流れについて説明する。冷房運転時に
は、まず四方弁23を冷房側に切換える。このとき、冷
媒は図1の二点鎖線の矢符に示すように流れる冷房サイ
クルを繰り返す。圧縮機22で圧縮されて加熱された冷
媒は、第1冷媒管27a、四方弁23および第5冷媒管
27eを介して、室外熱交換器26に流入する。室外熱
交換器26に流入した高圧、かつ高温の冷媒は、室外熱
交換器26で室外空気と熱交換して室外空気を加熱する
と、自身は冷却されて凝縮する。このとき暖められた室
外空気は、室外側送風機29によって外気に放散され
る。室外熱交換器26で冷却された高圧の冷媒は、第4
冷媒管27dを経由して、膨張装置25に流入し、膨張
装置25で膨張して低温、かつ低圧となる。
【0042】膨張装置25を出た低温、かつ低圧の冷媒
は、第3冷媒管27cを介して室内熱交換器24に流入
し、室内熱交換器24で、室内の空気と熱交換して室内
空気を冷却すると、自身は加熱されて蒸発して気化す
る。このとき冷却された室内空気が、室内側送風機28
によって室内に送風されて室内は冷却される。室内熱交
換器24で蒸発して気化した冷媒は、第2冷媒管27
b、四方弁23および第6冷媒管27fを介して、再び
圧縮機22に吸入される。上述の冷房サイクルが連続的
に繰り返されて室内が冷却される。なお、このとき電磁
2方弁30は閉じたままである。
は、第3冷媒管27cを介して室内熱交換器24に流入
し、室内熱交換器24で、室内の空気と熱交換して室内
空気を冷却すると、自身は加熱されて蒸発して気化す
る。このとき冷却された室内空気が、室内側送風機28
によって室内に送風されて室内は冷却される。室内熱交
換器24で蒸発して気化した冷媒は、第2冷媒管27
b、四方弁23および第6冷媒管27fを介して、再び
圧縮機22に吸入される。上述の冷房サイクルが連続的
に繰り返されて室内が冷却される。なお、このとき電磁
2方弁30は閉じたままである。
【0043】次に図1を参照して空気調和機21の暖房
運転時の冷媒の流れについて説明する。暖房運転時に
は、まず四方弁23を暖房側に切換える。すると、冷媒
は図1の一点鎖線の矢符に示すように流れる暖房サイク
ルを繰り返す。圧縮機22で圧縮されて加熱された冷媒
は、第1冷媒管27a、四方弁23および第2冷媒管2
7bを介して、室内熱交換器24に流入する。室内熱交
換器24に流入した高圧、かつ高温の冷媒は、室内熱交
換器24で室内の空気と熱交換して、室内空気を加熱す
ると自身は冷却されて凝縮する。このとき暖められた室
内空気は、室内側送風機28によって室内に送風され、
室内が暖められる。室内熱交換器24で冷却されて凝縮
した冷媒は、第3冷媒管27cを経由して膨張装置25
に流入し、膨張装置25で膨張して、低温、かつ低圧と
なる。
運転時の冷媒の流れについて説明する。暖房運転時に
は、まず四方弁23を暖房側に切換える。すると、冷媒
は図1の一点鎖線の矢符に示すように流れる暖房サイク
ルを繰り返す。圧縮機22で圧縮されて加熱された冷媒
は、第1冷媒管27a、四方弁23および第2冷媒管2
7bを介して、室内熱交換器24に流入する。室内熱交
換器24に流入した高圧、かつ高温の冷媒は、室内熱交
換器24で室内の空気と熱交換して、室内空気を加熱す
ると自身は冷却されて凝縮する。このとき暖められた室
内空気は、室内側送風機28によって室内に送風され、
室内が暖められる。室内熱交換器24で冷却されて凝縮
した冷媒は、第3冷媒管27cを経由して膨張装置25
に流入し、膨張装置25で膨張して、低温、かつ低圧と
なる。
【0044】膨張装置25を出た低温、かつ低圧の冷媒
は、第4冷媒管27dを介して室外熱交換器26に流入
し、室外熱交換器26で室外の空気と熱交換して、室外
空気を冷却し、自身は加熱されて蒸発して気化する。こ
のとき冷却された室外空気は、室外側送風機29によっ
て外気に放散される。蒸発して気化した冷媒は、第5冷
媒管27e、四方弁23および第6冷媒管27fを介し
て、再び圧縮機22に吸入される。上述の暖房サイクル
は連続的に繰り返されて、室内が暖められる。なお、こ
のとき電磁2方弁30は閉じたままである。
は、第4冷媒管27dを介して室外熱交換器26に流入
し、室外熱交換器26で室外の空気と熱交換して、室外
空気を冷却し、自身は加熱されて蒸発して気化する。こ
のとき冷却された室外空気は、室外側送風機29によっ
て外気に放散される。蒸発して気化した冷媒は、第5冷
媒管27e、四方弁23および第6冷媒管27fを介し
て、再び圧縮機22に吸入される。上述の暖房サイクル
は連続的に繰り返されて、室内が暖められる。なお、こ
のとき電磁2方弁30は閉じたままである。
【0045】上述の暖房運転時において、たとえば室外
の温度が低いとき、あるいは室内の湿度が高いときに
は、室外熱交換器26の冷媒の流れる配管およびこの配
管に取付けられているフィンに霜がつくことがある。こ
のように室外熱交換器26が着霜すると、暖房能力が低
下し室内が暖かくならないので、このような状態となっ
たときには、除霜を行う必要がある。本実施形態の空気
調和機21は、冷房サイクルで冷媒を流して除霜するリ
バースサイクル方式と、圧縮機22から吐出される冷媒
の一部をバイパスさせて除霜するバイパスサイクル方式
とを備えており、両方式を切換えて除霜運転をすること
ができる。
の温度が低いとき、あるいは室内の湿度が高いときに
は、室外熱交換器26の冷媒の流れる配管およびこの配
管に取付けられているフィンに霜がつくことがある。こ
のように室外熱交換器26が着霜すると、暖房能力が低
下し室内が暖かくならないので、このような状態となっ
たときには、除霜を行う必要がある。本実施形態の空気
調和機21は、冷房サイクルで冷媒を流して除霜するリ
バースサイクル方式と、圧縮機22から吐出される冷媒
の一部をバイパスさせて除霜するバイパスサイクル方式
とを備えており、両方式を切換えて除霜運転をすること
ができる。
【0046】次に図1を参照して、リバースサイクル方
式による除霜運転時の冷媒の流れについて説明する。暖
房運転中に、リバースサイクル方式で除霜運転を行う場
合には、まず四方弁23を冷房側に切換える。すると、
冷媒は図1の二点鎖線の矢符に示すように流れる冷房サ
イクルを繰り返す。圧縮機22で圧縮されて加熱された
冷媒は、第1冷媒管27a、四方弁23および第5冷媒
管27eを介して室外熱交換器26に流入する。室外熱
交換器26に流入した高温、かつ高圧の冷媒が、室外熱
交換器26に付着した霜と熱交換すると、霜は溶解して
除去されて、自身は冷却されて凝縮する。室外熱交換器
26で冷却された冷媒は、第4冷媒管27dを経由し
て、膨張装置25に流入し、膨張装置25で膨張して低
温、かつ低圧となる。
式による除霜運転時の冷媒の流れについて説明する。暖
房運転中に、リバースサイクル方式で除霜運転を行う場
合には、まず四方弁23を冷房側に切換える。すると、
冷媒は図1の二点鎖線の矢符に示すように流れる冷房サ
イクルを繰り返す。圧縮機22で圧縮されて加熱された
冷媒は、第1冷媒管27a、四方弁23および第5冷媒
管27eを介して室外熱交換器26に流入する。室外熱
交換器26に流入した高温、かつ高圧の冷媒が、室外熱
交換器26に付着した霜と熱交換すると、霜は溶解して
除去されて、自身は冷却されて凝縮する。室外熱交換器
26で冷却された冷媒は、第4冷媒管27dを経由し
て、膨張装置25に流入し、膨張装置25で膨張して低
温、かつ低圧となる。
【0047】膨張装置25を出た冷媒は第3冷媒管27
cを介して、室内熱交換器24に流入し、室内熱交換器
24で室内空気と熱交換して、加熱されて蒸発して気化
する。このリバースサイクル方式の除霜運転時には室内
側送風機28および室外側送風機29は、運転を停止し
ているので、除霜運転時に、室内熱交換器で冷却された
室内空気は室内に送風されることはない。このとき、電
磁2方弁30は閉じたままである。このリバースサイク
ル方式の除霜運転は、室外熱交換器26の冷房サイクル
方向入口部36の霜を効果的に除去することができる。
cを介して、室内熱交換器24に流入し、室内熱交換器
24で室内空気と熱交換して、加熱されて蒸発して気化
する。このリバースサイクル方式の除霜運転時には室内
側送風機28および室外側送風機29は、運転を停止し
ているので、除霜運転時に、室内熱交換器で冷却された
室内空気は室内に送風されることはない。このとき、電
磁2方弁30は閉じたままである。このリバースサイク
ル方式の除霜運転は、室外熱交換器26の冷房サイクル
方向入口部36の霜を効果的に除去することができる。
【0048】なお、リバースサイクル方式の除霜運転時
には、冷媒は図1の二点鎖線の矢符に示す冷房サイクル
方向に流れているので、室外機中央制御装置42は、室
外熱交換器26の冷房サイクル方向下流側にある室外熱
交換器温度センサ33の検出温度Texと、予め定める
第1除霜終了温度Tex,fとを比較することによっ
て、除霜が終了したか否かを判断することができる。検
出温度Texが第1除霜終了温度Tex,f以上のとき
は、室外熱交換器26に付着した霜が除去された状態で
あり、検出温度Texが第1除霜終了温度Tex,f未
満のときは、室外熱交換器26には、霜が付着した状態
である。
には、冷媒は図1の二点鎖線の矢符に示す冷房サイクル
方向に流れているので、室外機中央制御装置42は、室
外熱交換器26の冷房サイクル方向下流側にある室外熱
交換器温度センサ33の検出温度Texと、予め定める
第1除霜終了温度Tex,fとを比較することによっ
て、除霜が終了したか否かを判断することができる。検
出温度Texが第1除霜終了温度Tex,f以上のとき
は、室外熱交換器26に付着した霜が除去された状態で
あり、検出温度Texが第1除霜終了温度Tex,f未
満のときは、室外熱交換器26には、霜が付着した状態
である。
【0049】次に図1を参照して、バイパスサイクル方
式による除霜運転時の冷媒の流れについて説明する。暖
房運転中にバイパスサイクル方式で除霜運転を行う場合
には、まず四方弁23を暖房側に保持した状態で、電磁
2方弁30を開く。すると、圧縮機22から吐出された
高温、かつ高圧の冷媒の一部が、図1の実線の矢符で示
すようにバイパス管路31に分岐され、この分岐された
冷媒の一部が電磁2方弁30およびバイパス管路31を
流れる。このバイパス管路31を流れる冷媒の一部が、
第4冷媒管27dとバイパス管路31との接続部35
で、図1の一点鎖線の矢符で示す暖房サイクル方向に流
れている残りの冷媒と合流する。この合流した冷媒が、
室外熱交換器26で放熱して凝縮し、室外熱交換器26
に付着した霜を溶解して除去する。その後、この合流し
た冷媒は、図1の一点鎖線の矢符で示す暖房サイクルで
流れ、四方弁23を介して再び圧縮機22に吸入され
る。このバイパスサイクル方式の除霜運転は、室外熱交
換器26の冷房サイクル方向出口部37の霜を効果的に
除去することができる。
式による除霜運転時の冷媒の流れについて説明する。暖
房運転中にバイパスサイクル方式で除霜運転を行う場合
には、まず四方弁23を暖房側に保持した状態で、電磁
2方弁30を開く。すると、圧縮機22から吐出された
高温、かつ高圧の冷媒の一部が、図1の実線の矢符で示
すようにバイパス管路31に分岐され、この分岐された
冷媒の一部が電磁2方弁30およびバイパス管路31を
流れる。このバイパス管路31を流れる冷媒の一部が、
第4冷媒管27dとバイパス管路31との接続部35
で、図1の一点鎖線の矢符で示す暖房サイクル方向に流
れている残りの冷媒と合流する。この合流した冷媒が、
室外熱交換器26で放熱して凝縮し、室外熱交換器26
に付着した霜を溶解して除去する。その後、この合流し
た冷媒は、図1の一点鎖線の矢符で示す暖房サイクルで
流れ、四方弁23を介して再び圧縮機22に吸入され
る。このバイパスサイクル方式の除霜運転は、室外熱交
換器26の冷房サイクル方向出口部37の霜を効果的に
除去することができる。
【0050】なお、バイパスサイクル方式の除霜運転時
には、冷媒は図1の実線の矢符に示すバイパスサイクル
方向に流れているので、室外機中央制御装置42は室外
熱交換器26のバイパスサイクル方向下流側にある吸入
温度センサ34の検出温度Tsucと、予め定める第2
除霜終了温度Tsuc,fとを比較することによって、
除霜が終了したか否かを判断することができる。検出温
度Tsucが、第2除霜終了温度Tsuc,f以上のと
きは、室外熱交換器26に付着した霜が除去された状態
であり、検出温度Tsucが第2除霜終了温度Tsu
c,f未満のときは、室外熱交換器26には霜が付着し
た状態である。
には、冷媒は図1の実線の矢符に示すバイパスサイクル
方向に流れているので、室外機中央制御装置42は室外
熱交換器26のバイパスサイクル方向下流側にある吸入
温度センサ34の検出温度Tsucと、予め定める第2
除霜終了温度Tsuc,fとを比較することによって、
除霜が終了したか否かを判断することができる。検出温
度Tsucが、第2除霜終了温度Tsuc,f以上のと
きは、室外熱交換器26に付着した霜が除去された状態
であり、検出温度Tsucが第2除霜終了温度Tsu
c,f未満のときは、室外熱交換器26には霜が付着し
た状態である。
【0051】次に図2を参照して、暖房運転の空気調和
機21の制御について説明する。ユーザが、操作装置4
0を操作して、暖房運転開始の命令を室内機中央制御装
置41に入力すると、室内機中央制御装置41は、室内
側送風機28を制御するとともに、その命令を室外機中
央制御装置42に出力する。室外機中央制御装置42
は、この命令に基づいて、圧縮機22、四方弁23、膨
張装置25、電磁2方弁30および室外側送風機26を
制御することによって前述した暖房運転が行われる。
機21の制御について説明する。ユーザが、操作装置4
0を操作して、暖房運転開始の命令を室内機中央制御装
置41に入力すると、室内機中央制御装置41は、室内
側送風機28を制御するとともに、その命令を室外機中
央制御装置42に出力する。室外機中央制御装置42
は、この命令に基づいて、圧縮機22、四方弁23、膨
張装置25、電磁2方弁30および室外側送風機26を
制御することによって前述した暖房運転が行われる。
【0052】次に図1〜図3を参照して、室外機中央制
御装置42の除霜運転の制御方法について説明する。図
3は、本発明の実施の一形態の室外機中央制御装置42
の制御方法を示すフローチャートである。ステップa1
で暖房運転が行われると、ステップa2に進み、暖房運
転中に室外熱交換器26に付着した霜を除霜するか否
か、すなわち室外熱交換器26に除霜を行う必要がある
程度の霜が付着したか否かを判断する。このとき、室外
機中央制御装置42は、外気温度センサ32の検出温度
T、および室外熱交換器温度センサ33の検出温度Te
xに基づいて、室外熱交換器26の除霜を行うか否かを
判定する。たとえば、外気温度センサ32の検出温度T
と室外熱交換器温度センサ33の検出温度Texとの差
ΔT=T−Texが、予め定める温度差ΔT1以上にな
ったとき、室外熱交換器中央制御装置42は、除霜を行
う必要があると判断する。本実施形態では、この除霜開
始温度差ΔT1は、たとえば10℃である。ステップa
2で除霜を行う必要がないと判断すると、ステップa1
に戻り暖房運転を継続する。
御装置42の除霜運転の制御方法について説明する。図
3は、本発明の実施の一形態の室外機中央制御装置42
の制御方法を示すフローチャートである。ステップa1
で暖房運転が行われると、ステップa2に進み、暖房運
転中に室外熱交換器26に付着した霜を除霜するか否
か、すなわち室外熱交換器26に除霜を行う必要がある
程度の霜が付着したか否かを判断する。このとき、室外
機中央制御装置42は、外気温度センサ32の検出温度
T、および室外熱交換器温度センサ33の検出温度Te
xに基づいて、室外熱交換器26の除霜を行うか否かを
判定する。たとえば、外気温度センサ32の検出温度T
と室外熱交換器温度センサ33の検出温度Texとの差
ΔT=T−Texが、予め定める温度差ΔT1以上にな
ったとき、室外熱交換器中央制御装置42は、除霜を行
う必要があると判断する。本実施形態では、この除霜開
始温度差ΔT1は、たとえば10℃である。ステップa
2で除霜を行う必要がないと判断すると、ステップa1
に戻り暖房運転を継続する。
【0053】ステップa2で、除霜を行う必要があると
判断すると、ステップa3に進み、四方弁23を冷房側
に切換えてステップa4に進む。ステップa4で、前述
したリバースサイクル方式で除霜運転を開始し、除霜運
転開始からの除霜運転時間ITdefを計時する。その
後、ステップa5に進み、除霜運転時間ITdefが、
予め定める切換時間ITdef,mに達したか否かを判
断する。本実施形態では、この切換時間ITdef,m
は、たとえば8分である。
判断すると、ステップa3に進み、四方弁23を冷房側
に切換えてステップa4に進む。ステップa4で、前述
したリバースサイクル方式で除霜運転を開始し、除霜運
転開始からの除霜運転時間ITdefを計時する。その
後、ステップa5に進み、除霜運転時間ITdefが、
予め定める切換時間ITdef,mに達したか否かを判
断する。本実施形態では、この切換時間ITdef,m
は、たとえば8分である。
【0054】ステップa5で、除霜運転時間ITdef
が切換時間ITdef,mに達していないと判断する
と、ステップa6に進み室外熱交換器温度センサ33の
検出温度Texが、予め定める第1除霜終了温度Te
x,f以上であるか否か、すなわち除霜が終了したか否
かの判断をする。このとき、検出温度Texが、第1除
霜終了温度Tex,f未満のとき、すなわち除霜が終了
していないと判断すると、ステップa4に戻りリバース
サイクル方式で除霜運転を継続する。ステップa6で検
出温度Texが、第1除霜終了温度Tex,f以上のと
き、すなわち除霜が終了したと判断すると、ステップa
1に戻り再び暖房運転を再開する。本実施形態では、こ
の除霜終了温度Tex,fは、たとえば10℃である。
が切換時間ITdef,mに達していないと判断する
と、ステップa6に進み室外熱交換器温度センサ33の
検出温度Texが、予め定める第1除霜終了温度Te
x,f以上であるか否か、すなわち除霜が終了したか否
かの判断をする。このとき、検出温度Texが、第1除
霜終了温度Tex,f未満のとき、すなわち除霜が終了
していないと判断すると、ステップa4に戻りリバース
サイクル方式で除霜運転を継続する。ステップa6で検
出温度Texが、第1除霜終了温度Tex,f以上のと
き、すなわち除霜が終了したと判断すると、ステップa
1に戻り再び暖房運転を再開する。本実施形態では、こ
の除霜終了温度Tex,fは、たとえば10℃である。
【0055】ステップa5で除霜運転時間ITdef
が、切換時間ITdef,mに達したと判断すると、ス
テップa7に進み、四方弁23を暖房側に切換えるとと
もに、電磁2方弁30を開いてステップa8に進む。ス
テップa8で、前述したバイパスサイクル方式で除霜運
転を行う。その後、ステップa9で吸入温度センサ34
の検出温度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度T
suc,f以上であるか否か、すなわち除霜が終了した
か否かを判断する。なお、本実施形態では、この予め定
める除霜終了温度Tsuc,fは、たとえば10℃であ
る。検出温度Tsucが、第2除霜終了温度Tsuc,
f未満のとき、すなわち除霜が終了していないと判断す
ると、ステップa8に戻り、バイパスサイクル方式で除
霜運転を継続する。ステップa9で検出温度Tsuc
が、除霜終了温度Tsuc,f以上のとき、すなわち除
霜が終了したと判断すると、ステップa1に戻り、暖房
運転を再開する。
が、切換時間ITdef,mに達したと判断すると、ス
テップa7に進み、四方弁23を暖房側に切換えるとと
もに、電磁2方弁30を開いてステップa8に進む。ス
テップa8で、前述したバイパスサイクル方式で除霜運
転を行う。その後、ステップa9で吸入温度センサ34
の検出温度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度T
suc,f以上であるか否か、すなわち除霜が終了した
か否かを判断する。なお、本実施形態では、この予め定
める除霜終了温度Tsuc,fは、たとえば10℃であ
る。検出温度Tsucが、第2除霜終了温度Tsuc,
f未満のとき、すなわち除霜が終了していないと判断す
ると、ステップa8に戻り、バイパスサイクル方式で除
霜運転を継続する。ステップa9で検出温度Tsuc
が、除霜終了温度Tsuc,f以上のとき、すなわち除
霜が終了したと判断すると、ステップa1に戻り、暖房
運転を再開する。
【0056】以上のように、本実施形態の制御方法によ
れば、リバースサイクル方式で室外熱交換器26の冷房
サイクル方向出口部37近傍の霜が除去されなかったと
しても、除霜開始からの除霜運転時間ITdefが、予
め定める切換時間ITdef,mになるとバイパスサイ
クル方式に切換えるので、この出口部37近傍の霜も除
去することができ、これによって室外熱交換器26に付
着した霜を完全に除去することができる。また、リバー
スサイクル方式からバイパスサイクル方式への切換えを
除霜運転時間ITdefに基づいて行っているので、制
御が簡単である。
れば、リバースサイクル方式で室外熱交換器26の冷房
サイクル方向出口部37近傍の霜が除去されなかったと
しても、除霜開始からの除霜運転時間ITdefが、予
め定める切換時間ITdef,mになるとバイパスサイ
クル方式に切換えるので、この出口部37近傍の霜も除
去することができ、これによって室外熱交換器26に付
着した霜を完全に除去することができる。また、リバー
スサイクル方式からバイパスサイクル方式への切換えを
除霜運転時間ITdefに基づいて行っているので、制
御が簡単である。
【0057】次に図1、図2および図4を参照して室外
機中央制御装置42の除霜運転の制御方法について説明
する。図4は、本発明の他の実施の形態の除霜運転の制
御方法を示すフローチャートである。ステップb1で暖
房運転が行われるとステップb2に進み、前述のステッ
プa2と同様にして、室外熱交換器26に除霜を行う必
要がある程度の霜が着霜したか否かを判断する。ステッ
プb2で除霜を行う必要がないと判断すると、ステップ
b1に戻り、暖房運転を継続する。ステップb2で除霜
を行う必要があると判断すると、ステップb3に進み電
磁2方弁30を開いて、ステップb4でバイパスサイク
ル方式の除霜運転を開始し、除霜運転開始からの除霜運
転時間ITdefを検出する。その後ステップb5に進
み、除霜運転時間ITdefが、予め定める切換時間I
Tdef,mに達したか否かを判断する。なお、本実施
形態では、この切換時間ITdef,mは、たとえば8
分である。
機中央制御装置42の除霜運転の制御方法について説明
する。図4は、本発明の他の実施の形態の除霜運転の制
御方法を示すフローチャートである。ステップb1で暖
房運転が行われるとステップb2に進み、前述のステッ
プa2と同様にして、室外熱交換器26に除霜を行う必
要がある程度の霜が着霜したか否かを判断する。ステッ
プb2で除霜を行う必要がないと判断すると、ステップ
b1に戻り、暖房運転を継続する。ステップb2で除霜
を行う必要があると判断すると、ステップb3に進み電
磁2方弁30を開いて、ステップb4でバイパスサイク
ル方式の除霜運転を開始し、除霜運転開始からの除霜運
転時間ITdefを検出する。その後ステップb5に進
み、除霜運転時間ITdefが、予め定める切換時間I
Tdef,mに達したか否かを判断する。なお、本実施
形態では、この切換時間ITdef,mは、たとえば8
分である。
【0058】ステップb5で、除霜運転時間ITdef
が、前記切換時間ITdef,mに達していないと判断
すると、ステップb6に進み吸入温度センサ34の検出
温度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度Tsu
c,f以上であるか否か、すなわち除霜がを終了したか
否かを判断する。なお、本実施形態では、この予め定め
る第2除霜終了温度Tsuc,fは、たとえば10℃で
ある。検出温度Tsucが、第2除霜終了温度Tsu
c,f未満、すなわち除霜が終了していないと判断する
と、ステップb4に戻り、バイパスサイクル方式で除霜
運転を継続する。ステップb6で、検出温度Tsucが
第2除霜終了温度Tsuc,f以上のとき、すなわち除
霜が終了したと判断すると、ステップb1に戻り、暖房
運転を再開する。
が、前記切換時間ITdef,mに達していないと判断
すると、ステップb6に進み吸入温度センサ34の検出
温度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度Tsu
c,f以上であるか否か、すなわち除霜がを終了したか
否かを判断する。なお、本実施形態では、この予め定め
る第2除霜終了温度Tsuc,fは、たとえば10℃で
ある。検出温度Tsucが、第2除霜終了温度Tsu
c,f未満、すなわち除霜が終了していないと判断する
と、ステップb4に戻り、バイパスサイクル方式で除霜
運転を継続する。ステップb6で、検出温度Tsucが
第2除霜終了温度Tsuc,f以上のとき、すなわち除
霜が終了したと判断すると、ステップb1に戻り、暖房
運転を再開する。
【0059】ステップb5で、除霜運転時間ITdef
が、前記切換時間ITdef,mに達したと判断する
と、ステップb7に進み、四方弁23を冷房側に切換
え、かつ電磁2方弁を閉じてステップb8に進み、リバ
ースサイクル方式で除霜運転を開始する。その後、ステ
ップb9で室外熱交換器温度センサ33の検出温度Te
xが、予め定める第1除霜終了温度Tex,f以上であ
るか否か、すなわち除霜が終了したか否かの判断を行
う。なお、本実施形態では、この予め定める第1除霜終
了温度Tex,fは、たとえば10℃である。このと
き、検出温度Texが、第1除霜終了温度Tex,f未
満のとき、すなわち除霜が終了していないと判断する
と、ステップb8に戻り、リバースサイクル方式で除霜
運転を継続する。ステップb9で検出温度Texが、第
1除霜終了温度Tex,f以上のとき、すなわち除霜が
終了したと判断すると、ステップb1に戻り、再び暖房
運転を再開する。
が、前記切換時間ITdef,mに達したと判断する
と、ステップb7に進み、四方弁23を冷房側に切換
え、かつ電磁2方弁を閉じてステップb8に進み、リバ
ースサイクル方式で除霜運転を開始する。その後、ステ
ップb9で室外熱交換器温度センサ33の検出温度Te
xが、予め定める第1除霜終了温度Tex,f以上であ
るか否か、すなわち除霜が終了したか否かの判断を行
う。なお、本実施形態では、この予め定める第1除霜終
了温度Tex,fは、たとえば10℃である。このと
き、検出温度Texが、第1除霜終了温度Tex,f未
満のとき、すなわち除霜が終了していないと判断する
と、ステップb8に戻り、リバースサイクル方式で除霜
運転を継続する。ステップb9で検出温度Texが、第
1除霜終了温度Tex,f以上のとき、すなわち除霜が
終了したと判断すると、ステップb1に戻り、再び暖房
運転を再開する。
【0060】以上のように、本実施形態の制御方法によ
れば、バイパスサイクル方式で室外熱交換器26の冷房
サイクル方向入口部36近傍の付近は霜が除去されなか
ったとしても、除霜運転開始からの除霜運転時間ITd
efが、予め定める切換時間ITdef,mになると、
リバースサイクル方式に切換えて除霜運転を行うので、
冷房サイクル方向入口部36近傍の霜も除去することが
できる。これによって、室外熱交換器26に付着した霜
を完全に除去することができる。また、バイパスサイク
ル方式からリバースサイクル方式への切換えを除霜運転
時間ITdefに基づいて行っているので、制御が簡単
である。
れば、バイパスサイクル方式で室外熱交換器26の冷房
サイクル方向入口部36近傍の付近は霜が除去されなか
ったとしても、除霜運転開始からの除霜運転時間ITd
efが、予め定める切換時間ITdef,mになると、
リバースサイクル方式に切換えて除霜運転を行うので、
冷房サイクル方向入口部36近傍の霜も除去することが
できる。これによって、室外熱交換器26に付着した霜
を完全に除去することができる。また、バイパスサイク
ル方式からリバースサイクル方式への切換えを除霜運転
時間ITdefに基づいて行っているので、制御が簡単
である。
【0061】次に図1、図2および図5を参照して、室
外機中央制御装置42の制御方法を説明する。図5は、
本発明のさらに他の実施の形態の室外機中央制御装置4
2の制御方法を示すフローチャートである。ステップc
1では、暖房運転が行われると、ステップc2に進み、
前述のステップa2と同様にして、室外熱交換器26に
除霜を行う必要がある程度の霜が付着しているか、すな
わち除霜を行うか否かを判断する。ステップc2で、除
霜を行う必要がないと判断すると、ステップc1に戻り
暖房運転を継続する。
外機中央制御装置42の制御方法を説明する。図5は、
本発明のさらに他の実施の形態の室外機中央制御装置4
2の制御方法を示すフローチャートである。ステップc
1では、暖房運転が行われると、ステップc2に進み、
前述のステップa2と同様にして、室外熱交換器26に
除霜を行う必要がある程度の霜が付着しているか、すな
わち除霜を行うか否かを判断する。ステップc2で、除
霜を行う必要がないと判断すると、ステップc1に戻り
暖房運転を継続する。
【0062】ステップc2で、除霜を行う必要があると
判断すると、ステップc3に進む。ステップc3で、前
回の除霜運転の終了時点から、今回の除霜運転を開始す
るまでの暖房運転時間ITh、すなわち前回の室外熱交
換器26の除霜終了から再び室外熱交換器26に除霜を
行う必要がある程度の霜が付着するまでの暖房運転時間
を計時し、この暖房運転時間が、予め定める設定時間I
Th,minよりも長いか否かを判断する。
判断すると、ステップc3に進む。ステップc3で、前
回の除霜運転の終了時点から、今回の除霜運転を開始す
るまでの暖房運転時間ITh、すなわち前回の室外熱交
換器26の除霜終了から再び室外熱交換器26に除霜を
行う必要がある程度の霜が付着するまでの暖房運転時間
を計時し、この暖房運転時間が、予め定める設定時間I
Th,minよりも長いか否かを判断する。
【0063】室外が比較的低温で高湿度のとき、暖房運
転中に室外熱交換器26に霜がつきやすいので、暖房運
転時間IThは、短くなる。また室外が比較的高温で低
湿度のとき、暖房運転中に室外熱交換器26に霜がつき
にくいので暖房運転時間IThは長くなる。すなわち、
暖房運転時間IThが設定時間ITh、minよりも長
いとき、室外は霜がつきにくい環境であると判断し、暖
房運転時間IThが設定時間ITh,minよりも短い
とき、室外は霜がつきやすい環境であると判断する。な
お、本実施形態では、この予め定める設定時間ITh,
minは30分である。
転中に室外熱交換器26に霜がつきやすいので、暖房運
転時間IThは、短くなる。また室外が比較的高温で低
湿度のとき、暖房運転中に室外熱交換器26に霜がつき
にくいので暖房運転時間IThは長くなる。すなわち、
暖房運転時間IThが設定時間ITh、minよりも長
いとき、室外は霜がつきにくい環境であると判断し、暖
房運転時間IThが設定時間ITh,minよりも短い
とき、室外は霜がつきやすい環境であると判断する。な
お、本実施形態では、この予め定める設定時間ITh,
minは30分である。
【0064】ステップc3で、暖房運転時間IThが、
設定時間ITh,min以上であると判断すると、ステ
ップc8に進み、四方弁23を冷房側に切換えて、ステ
ップc9に進み、リバースサイクル方式で除霜運転を行
う。その後、ステップc10で、室外熱交換器温度セン
サ33の検出温度Texが、予め定める第1除霜終了温
度Tex,f以上であるか否か、すなわち除霜運転を終
了するか否かの判断を行う。なお、本実施形態では、こ
の第1除霜終了温度Tex,fはたとえば10℃であ
る。このとき検出温度Texが、第1除霜終了温度Te
x,f以下未満であるとき、すなわち除霜が終了してい
ないと判断すると、ステップc10に進み、リバースサ
イクル方式で除霜運転を継続する。ステップc10で、
検出温度Texが第1除霜終了温度Tex,f以上であ
るとき、すなわち除霜が終了したと判断すると、ステッ
プc1に戻り、再び暖房運転を再開する。
設定時間ITh,min以上であると判断すると、ステ
ップc8に進み、四方弁23を冷房側に切換えて、ステ
ップc9に進み、リバースサイクル方式で除霜運転を行
う。その後、ステップc10で、室外熱交換器温度セン
サ33の検出温度Texが、予め定める第1除霜終了温
度Tex,f以上であるか否か、すなわち除霜運転を終
了するか否かの判断を行う。なお、本実施形態では、こ
の第1除霜終了温度Tex,fはたとえば10℃であ
る。このとき検出温度Texが、第1除霜終了温度Te
x,f以下未満であるとき、すなわち除霜が終了してい
ないと判断すると、ステップc10に進み、リバースサ
イクル方式で除霜運転を継続する。ステップc10で、
検出温度Texが第1除霜終了温度Tex,f以上であ
るとき、すなわち除霜が終了したと判断すると、ステッ
プc1に戻り、再び暖房運転を再開する。
【0065】ステップc3で、暖房運転時間IThが、
前記設定時間ITh,minより短いと判断するとステ
ップc4に進み、四方弁23を冷房側に切換えてステッ
プc5に進む。ステップc5でリバースサイクル方式で
除霜運転を開始し、除霜運転開始からの除霜運転時間I
Tdefを計時する。その後、ステップc6に進み、除
霜切換時間ITdefが、切換時間ITdef,mに達
したか否かを判断する。本実施形態では、この切換時間
ITdef,mは、たとえば4分である。
前記設定時間ITh,minより短いと判断するとステ
ップc4に進み、四方弁23を冷房側に切換えてステッ
プc5に進む。ステップc5でリバースサイクル方式で
除霜運転を開始し、除霜運転開始からの除霜運転時間I
Tdefを計時する。その後、ステップc6に進み、除
霜切換時間ITdefが、切換時間ITdef,mに達
したか否かを判断する。本実施形態では、この切換時間
ITdef,mは、たとえば4分である。
【0066】ステップc6で除霜運転時間ITdef
が、切換時間ITdef,mに達していないと判断する
とステップc7に進み、室外熱交換器温度センサ33の
検出温度Texが、予め定める第1除霜終了温度Te
x,f以上であるか否か、すなわち除霜運転を終了する
か否かを判断する。検出温度Texが、第1除霜終了温
度Tex,f未満であるとき、すなわち除霜が終了して
いないと判断すると、ステップc5に戻り、リバースサ
イクル方式で除霜運転を継続する。ステップc7で検出
温度Texが、第1除霜終了温度Tex,f以上である
とき、すなわち除霜が終了したと判断すると、ステップ
c1に戻り、再び暖房運転を再開する。
が、切換時間ITdef,mに達していないと判断する
とステップc7に進み、室外熱交換器温度センサ33の
検出温度Texが、予め定める第1除霜終了温度Te
x,f以上であるか否か、すなわち除霜運転を終了する
か否かを判断する。検出温度Texが、第1除霜終了温
度Tex,f未満であるとき、すなわち除霜が終了して
いないと判断すると、ステップc5に戻り、リバースサ
イクル方式で除霜運転を継続する。ステップc7で検出
温度Texが、第1除霜終了温度Tex,f以上である
とき、すなわち除霜が終了したと判断すると、ステップ
c1に戻り、再び暖房運転を再開する。
【0067】ステップc6で、除霜運転時間ITdef
が、切換時間ITdef,mに達したと判断するとステ
ップc11に進み、四方弁23を暖房側に切換え、かつ
電磁2方弁30を開き、ステップc12に進み、バイパ
スサイクル方式で除霜運転を開始する。その後、ステッ
プc13で、吸入温度センサ34の検出温度Tsuc
が、予め定める第2除霜終了温度Tsuc,f以上であ
るか否か、すなわち除霜運転を終了するか否かを判断す
る。なお、本実施形態では、この予め定める第2除霜終
了温度Tsuc,fは、たとえば10℃である。検出温
度Tsucが、第2除霜終了温度Tsuc,f未満であ
るとき、すなわち除霜が終了していないと判断すると、
ステップc12に戻り、バイパスサイクル方式で除霜運
転を継続する。ステップc13で検出温度Tsucが、
第2除霜終了温度Tsuc,f以上であるとき、すなわ
ち除霜が終了したと判断すると、ステップc1に戻り、
再び暖房運転を再開する。
が、切換時間ITdef,mに達したと判断するとステ
ップc11に進み、四方弁23を暖房側に切換え、かつ
電磁2方弁30を開き、ステップc12に進み、バイパ
スサイクル方式で除霜運転を開始する。その後、ステッ
プc13で、吸入温度センサ34の検出温度Tsuc
が、予め定める第2除霜終了温度Tsuc,f以上であ
るか否か、すなわち除霜運転を終了するか否かを判断す
る。なお、本実施形態では、この予め定める第2除霜終
了温度Tsuc,fは、たとえば10℃である。検出温
度Tsucが、第2除霜終了温度Tsuc,f未満であ
るとき、すなわち除霜が終了していないと判断すると、
ステップc12に戻り、バイパスサイクル方式で除霜運
転を継続する。ステップc13で検出温度Tsucが、
第2除霜終了温度Tsuc,f以上であるとき、すなわ
ち除霜が終了したと判断すると、ステップc1に戻り、
再び暖房運転を再開する。
【0068】以上のように本実施形態の制御方法によれ
ば、暖房運転時間IThが予め定める設定時間ITh,
minより長いときは、室外は着霜の起こりにくい比較
的高温で低湿度の環境であるので、室外熱交換器26へ
の着霜速度は遅い。このとき、リバースサイクル方式の
除霜運転のみで霜を完全に除去することができる。ま
た、暖房運転時間IThが、設定時間ITh,min以
下のとき、室外は着霜の起こりやすい比較的低温で高湿
度の環境であり、室外熱交換器26への着霜速度は早
い。このとき、リバースサイクル方式で除霜運転を行っ
て少なくとも室外熱交換器26の冷房サイクル方向入口
部36の霜を完全に除去し、その後、バイパスサイクル
方式で除霜運転を行って室外熱交換器26の冷房サイク
ル方向出口部37の霜を完全に除去することができる。
ば、暖房運転時間IThが予め定める設定時間ITh,
minより長いときは、室外は着霜の起こりにくい比較
的高温で低湿度の環境であるので、室外熱交換器26へ
の着霜速度は遅い。このとき、リバースサイクル方式の
除霜運転のみで霜を完全に除去することができる。ま
た、暖房運転時間IThが、設定時間ITh,min以
下のとき、室外は着霜の起こりやすい比較的低温で高湿
度の環境であり、室外熱交換器26への着霜速度は早
い。このとき、リバースサイクル方式で除霜運転を行っ
て少なくとも室外熱交換器26の冷房サイクル方向入口
部36の霜を完全に除去し、その後、バイパスサイクル
方式で除霜運転を行って室外熱交換器26の冷房サイク
ル方向出口部37の霜を完全に除去することができる。
【0069】次に図1、図2および図6を参照して室外
機中央制御装置42の除霜運転の制御方法について説明
する。図6は、本発明のさらに他の実施の一形態の室外
機中央制御装置42の除霜運転の制御方法を示すフロー
チャートである。ステップd1で、暖房運転を行うとス
テップd2に進み、前述のステップa2と同様にして室
外熱交換器26に除霜が必要な程度の霜が付着したか否
か、すなわち除霜を行うか否かの判断を行う。ステップ
d2で、除霜運転を行う必要がないと判断すると、ステ
ップd1に戻り暖房運転を継続する。
機中央制御装置42の除霜運転の制御方法について説明
する。図6は、本発明のさらに他の実施の一形態の室外
機中央制御装置42の除霜運転の制御方法を示すフロー
チャートである。ステップd1で、暖房運転を行うとス
テップd2に進み、前述のステップa2と同様にして室
外熱交換器26に除霜が必要な程度の霜が付着したか否
か、すなわち除霜を行うか否かの判断を行う。ステップ
d2で、除霜運転を行う必要がないと判断すると、ステ
ップd1に戻り暖房運転を継続する。
【0070】ステップd2で、除霜を行う必要があると
判断すると、ステップd3に進み、前述のステップc3
と同様にして暖房運転時間IThが、予め定める設定時
間ITh,minより長いか否かを判断する。なお、本
実施形態では、この予め定める設定時間ITh,min
は、たとえば30分である。
判断すると、ステップd3に進み、前述のステップc3
と同様にして暖房運転時間IThが、予め定める設定時
間ITh,minより長いか否かを判断する。なお、本
実施形態では、この予め定める設定時間ITh,min
は、たとえば30分である。
【0071】ステップd3で、暖房運転時間IThが、
予め定める設定時間ITh,minよりも長いと判断す
ると、ステップd8に進み、四方弁23を冷房側に切換
え、ステップd9でリバースサイクル方式で除霜運転を
開始する。その後、ステップd10に進み、室外熱交換
器温度センサ33の検出温度Texが、予め定める第1
除霜終了温度Tex,f以上であるか否か、すなわち除
霜運転を終了するか否かの判断を行う。なお、本実施形
態では、この予め定める第1除霜終了温度Tex,f
は、たとえば10℃である。このとき、検出温度Tex
が、第1除霜終了温度Tex,f未満のとき、すなわち
除霜が終了していないと判断すると、ステップd9に戻
り、リバースサイクル方式で除霜運転を継続する。ステ
ップd10で、検出温度Texが、第1除霜終了温度T
ex,f以上であるとき、すなわち除霜が終了したと判
断すると、ステップd1に戻り、再び暖房運転を再開す
る。
予め定める設定時間ITh,minよりも長いと判断す
ると、ステップd8に進み、四方弁23を冷房側に切換
え、ステップd9でリバースサイクル方式で除霜運転を
開始する。その後、ステップd10に進み、室外熱交換
器温度センサ33の検出温度Texが、予め定める第1
除霜終了温度Tex,f以上であるか否か、すなわち除
霜運転を終了するか否かの判断を行う。なお、本実施形
態では、この予め定める第1除霜終了温度Tex,f
は、たとえば10℃である。このとき、検出温度Tex
が、第1除霜終了温度Tex,f未満のとき、すなわち
除霜が終了していないと判断すると、ステップd9に戻
り、リバースサイクル方式で除霜運転を継続する。ステ
ップd10で、検出温度Texが、第1除霜終了温度T
ex,f以上であるとき、すなわち除霜が終了したと判
断すると、ステップd1に戻り、再び暖房運転を再開す
る。
【0072】ステップd3で、暖房運転時間IThが、
予め定める設定時間ITh,min以下であると判断す
ると、ステップd4に進み、電磁2方弁30を開き、ス
テップd5でバイパスサイクル方式で除霜運転を開始
し、除霜運転開始からの除霜運転時間ITdefを検出
する。その後、ステップd6に進み、除霜切換時間IT
defが、予め定める切換時間ITdef,mに達した
か否かをを判断する。なお、本実施形態では、予め定め
る切換時間ITdef,mは、たとえば4分である。ス
テップd6で、除霜運転時間ITdefが、前記切換時
間ITdef,mに達していないと判断すると、ステッ
プd7に進み、吸入温度センサ34の検出温度Tsuc
が、予め定める第2除霜終了温度Tsuc,f以上であ
るか否か、すなわち除霜運転を終了するか否かの判断を
行う。なお、本実施形態では、この予め定める第2除霜
終了温度Tsuc,fは、たとえば10℃である。この
とき、検出温度Tsucが、第2除霜終了温度Tsu
c,f未満であるとき、すなわち除霜が終了していない
と判断すると、ステップd5に戻り、バイパスサイクル
方式で除霜運転を継続する。ステップd7で、検出温度
Tsucが第2除霜終了温度Tsuc,f以上であると
き、すなわち除霜が終了したと判断するとステップd1
に戻り、再び暖房運転を再開する。
予め定める設定時間ITh,min以下であると判断す
ると、ステップd4に進み、電磁2方弁30を開き、ス
テップd5でバイパスサイクル方式で除霜運転を開始
し、除霜運転開始からの除霜運転時間ITdefを検出
する。その後、ステップd6に進み、除霜切換時間IT
defが、予め定める切換時間ITdef,mに達した
か否かをを判断する。なお、本実施形態では、予め定め
る切換時間ITdef,mは、たとえば4分である。ス
テップd6で、除霜運転時間ITdefが、前記切換時
間ITdef,mに達していないと判断すると、ステッ
プd7に進み、吸入温度センサ34の検出温度Tsuc
が、予め定める第2除霜終了温度Tsuc,f以上であ
るか否か、すなわち除霜運転を終了するか否かの判断を
行う。なお、本実施形態では、この予め定める第2除霜
終了温度Tsuc,fは、たとえば10℃である。この
とき、検出温度Tsucが、第2除霜終了温度Tsu
c,f未満であるとき、すなわち除霜が終了していない
と判断すると、ステップd5に戻り、バイパスサイクル
方式で除霜運転を継続する。ステップd7で、検出温度
Tsucが第2除霜終了温度Tsuc,f以上であると
き、すなわち除霜が終了したと判断するとステップd1
に戻り、再び暖房運転を再開する。
【0073】ステップd6で、除霜切換時間ITdef
が、切換時間ITdef,mに達したと判断すると、ス
テップd11に進み、ステップd11で、四方弁23を
冷房側に切換え、かつ電磁2方弁30を閉じて、ステッ
プd12に進み、リバースサイクル方式で除霜運転を開
始する。その後、ステップd13で、室外熱交換器温度
センサ33の検出温度Texが、予め定める第1除霜終
了温度Tex,f以上であるか否か、すなわち除霜運転
を終了するか否かを判断する。検出温度Texが、第1
除霜終了温度Tex,f未満であるとき、すなわち除霜
が終了していないと判断すると、ステップd12に戻
り、リバースサイクル方式で除霜運転を継続する。ステ
ップd13で、検出温度Texが、予め定める第1除霜
終了温度Tex,f以上であるとき、すなわち除霜が終
了したと判断すると、ステップd1に戻り、再び暖房運
転を再開する。
が、切換時間ITdef,mに達したと判断すると、ス
テップd11に進み、ステップd11で、四方弁23を
冷房側に切換え、かつ電磁2方弁30を閉じて、ステッ
プd12に進み、リバースサイクル方式で除霜運転を開
始する。その後、ステップd13で、室外熱交換器温度
センサ33の検出温度Texが、予め定める第1除霜終
了温度Tex,f以上であるか否か、すなわち除霜運転
を終了するか否かを判断する。検出温度Texが、第1
除霜終了温度Tex,f未満であるとき、すなわち除霜
が終了していないと判断すると、ステップd12に戻
り、リバースサイクル方式で除霜運転を継続する。ステ
ップd13で、検出温度Texが、予め定める第1除霜
終了温度Tex,f以上であるとき、すなわち除霜が終
了したと判断すると、ステップd1に戻り、再び暖房運
転を再開する。
【0074】以上のように本実施形態の制御方法によれ
ば、暖房運転時間IThが予め定める設定時間ITh,
min以下のとき、室外は着霜の起こりやすい、比較的
低温で高湿度の環境であり、室外熱交換器26への着霜
速度は速い。このとき、まずバイパスサイクル方式で除
霜運転を行って、少なくとも室外熱交換器26の冷房サ
イクル方向出口部37の霜を完全に除去して、その後リ
バースサイクル方式で除霜運転を行って、室外熱交換器
26の冷房サイクル方向入口部36の霜を完全に除去す
ることができる。
ば、暖房運転時間IThが予め定める設定時間ITh,
min以下のとき、室外は着霜の起こりやすい、比較的
低温で高湿度の環境であり、室外熱交換器26への着霜
速度は速い。このとき、まずバイパスサイクル方式で除
霜運転を行って、少なくとも室外熱交換器26の冷房サ
イクル方向出口部37の霜を完全に除去して、その後リ
バースサイクル方式で除霜運転を行って、室外熱交換器
26の冷房サイクル方向入口部36の霜を完全に除去す
ることができる。
【0075】以上のように、比較的高温で、低湿度の室
外環境では、リバースサイクル方式の除霜運転のみで、
室外熱交換器26に付着した霜を完全に除去することが
できる。また、比較的低温で高湿度の室外環境、すなわ
ち室外熱交換器26に多量の霜が付着する環境では、リ
バースサイクル方式とバイパスサイクル方式とを併用し
て除霜運転を行うことによって、室外熱交換器26に付
着した霜を完全に除去することができる。これによっ
て、厳寒地域であっても暖房時に室外熱交換器26に付
着した霜を完全に除去することができる。
外環境では、リバースサイクル方式の除霜運転のみで、
室外熱交換器26に付着した霜を完全に除去することが
できる。また、比較的低温で高湿度の室外環境、すなわ
ち室外熱交換器26に多量の霜が付着する環境では、リ
バースサイクル方式とバイパスサイクル方式とを併用し
て除霜運転を行うことによって、室外熱交換器26に付
着した霜を完全に除去することができる。これによっ
て、厳寒地域であっても暖房時に室外熱交換器26に付
着した霜を完全に除去することができる。
【0076】次に図1、図2および図7を参照して室外
機中央制御装置42の除霜運転の制御方法について説明
する。図7は、本実施のさらに他の形態の室外機中央制
御装置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャート
である。ステップe1で、暖房運転を行うと、ステップ
e2に進み、ステップa2と同様にして、室外熱交換器
26に除霜が必要な程度の霜が付着したか否か、すなわ
ち室外熱交換器26の除霜を行うか否かを判断する。ス
テップe2で、除霜運転を行う必要がないと判断する
と、ステップe1に戻り暖房運転を継続する。
機中央制御装置42の除霜運転の制御方法について説明
する。図7は、本実施のさらに他の形態の室外機中央制
御装置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャート
である。ステップe1で、暖房運転を行うと、ステップ
e2に進み、ステップa2と同様にして、室外熱交換器
26に除霜が必要な程度の霜が付着したか否か、すなわ
ち室外熱交換器26の除霜を行うか否かを判断する。ス
テップe2で、除霜運転を行う必要がないと判断する
と、ステップe1に戻り暖房運転を継続する。
【0077】ステップe2で、除霜運転を行う必要があ
ると判断すると、ステップe3に進み、前述のステップ
c3と同様にして、暖房運転時間IThが、予め定める
設定時間ITh,mよりも短いか否かを判断する。な
お、本実施形態では、この予め定める設定時間ITh,
minはたとえば30分である。
ると判断すると、ステップe3に進み、前述のステップ
c3と同様にして、暖房運転時間IThが、予め定める
設定時間ITh,mよりも短いか否かを判断する。な
お、本実施形態では、この予め定める設定時間ITh,
minはたとえば30分である。
【0078】ステップe3で、暖房運転時間IThが、
予め定める設定時間ITh,minよりも長いと判断す
ると、ステップe8に進み、電磁2方弁30を開き、ス
テップe9でバイパスサイクル方式で除霜運転を行う。
その後、ステップe10で、吸入温度センサ34の検出
温度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度Tsu
c,f以上であるか否か、すなわち除霜運転を終了する
か否かの判断を行う。なお、本実施形態では、この予め
定める第2除霜終了温度Tsuc,fは、たとえば10
℃である。このとき、検出温度Tsucが、第2除霜終
了温度Tsuc,f未満であるとき、すなわち除霜が終
了していないと判断すると、ステップe9に戻り、バイ
パスサイクル方式で除霜運転を継続する。ステップe1
0で、検出温度Tsucが、第2除霜終了温度Tsu
c,f以上であるとき、すなわち除霜が終了したと判断
すると、ステップe1に戻り、再び暖房運転を再開す
る。
予め定める設定時間ITh,minよりも長いと判断す
ると、ステップe8に進み、電磁2方弁30を開き、ス
テップe9でバイパスサイクル方式で除霜運転を行う。
その後、ステップe10で、吸入温度センサ34の検出
温度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度Tsu
c,f以上であるか否か、すなわち除霜運転を終了する
か否かの判断を行う。なお、本実施形態では、この予め
定める第2除霜終了温度Tsuc,fは、たとえば10
℃である。このとき、検出温度Tsucが、第2除霜終
了温度Tsuc,f未満であるとき、すなわち除霜が終
了していないと判断すると、ステップe9に戻り、バイ
パスサイクル方式で除霜運転を継続する。ステップe1
0で、検出温度Tsucが、第2除霜終了温度Tsu
c,f以上であるとき、すなわち除霜が終了したと判断
すると、ステップe1に戻り、再び暖房運転を再開す
る。
【0079】ステップe3で、暖房運転時間IThが、
予め定める設定時間ITh,min以下であると判断す
ると、ステップe4に進み、四方弁23を冷房側に切換
えて、ステップe5でリバースサイクル方式で除霜運転
を開始し、除霜運転開始からの除霜運転時間ITdef
を検出する。その後、ステップe6で、除霜運転時間I
Tdefが、予め定める切換時間ITdef,mに達し
たか否かを判断する。なお、本実施形態では、この予め
定める切換時間ITdef,mは、たとえば4分であ
る。
予め定める設定時間ITh,min以下であると判断す
ると、ステップe4に進み、四方弁23を冷房側に切換
えて、ステップe5でリバースサイクル方式で除霜運転
を開始し、除霜運転開始からの除霜運転時間ITdef
を検出する。その後、ステップe6で、除霜運転時間I
Tdefが、予め定める切換時間ITdef,mに達し
たか否かを判断する。なお、本実施形態では、この予め
定める切換時間ITdef,mは、たとえば4分であ
る。
【0080】ステップe6で、除霜運転時間ITdef
が、切換時間ITdef,mに達していないと判断する
と、ステップe7に進み、ステップe7で、室外熱交換
器温度センサ33の検出温度Texが、予め定める第1
除霜終了温度Tex,f以上であるか否か、すなわち除
霜運転を終了するか否かを判断する。なお、本実施形態
では、この予め定める第1除霜終了温度Tex,fは、
たとえば10℃である。このとき、検出温度Texが、
第1除霜終了温度Tex,f未満であるとき、すなわち
除霜が終了していないと判断すると、ステップe5に戻
り、リバースサイクル方式で除霜運転を継続する。ステ
ップe7で、検出温度Texが、第1除霜終了温度Te
x,f以上であるとき、すなわち除霜が終了したと判断
すると、ステップe1に戻り、再び暖房運転を再開す
る。ステップe6で、除霜切換時間ITdefが、切換
時間ITdef,mに達したと判断すると、ステップe
11に進み、四方弁23を暖房側に切換え、かつ電磁2
方弁30を閉じて、ステップe12でバイパスサイクル
方式で除霜運転を行う。
が、切換時間ITdef,mに達していないと判断する
と、ステップe7に進み、ステップe7で、室外熱交換
器温度センサ33の検出温度Texが、予め定める第1
除霜終了温度Tex,f以上であるか否か、すなわち除
霜運転を終了するか否かを判断する。なお、本実施形態
では、この予め定める第1除霜終了温度Tex,fは、
たとえば10℃である。このとき、検出温度Texが、
第1除霜終了温度Tex,f未満であるとき、すなわち
除霜が終了していないと判断すると、ステップe5に戻
り、リバースサイクル方式で除霜運転を継続する。ステ
ップe7で、検出温度Texが、第1除霜終了温度Te
x,f以上であるとき、すなわち除霜が終了したと判断
すると、ステップe1に戻り、再び暖房運転を再開す
る。ステップe6で、除霜切換時間ITdefが、切換
時間ITdef,mに達したと判断すると、ステップe
11に進み、四方弁23を暖房側に切換え、かつ電磁2
方弁30を閉じて、ステップe12でバイパスサイクル
方式で除霜運転を行う。
【0081】ステップe13で、吸入温度センサ34の
検出温度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度Ts
uc,f以上であるか否か、すなわち除霜を終了するか
否かを判断する。検出温度Tsucが、第2除霜終了温
度Tsuc,f以下であるとき、すなわち除霜が終了し
ていないと判断すると、ステップe12に戻り、バイパ
スサイクル方式で除霜運転を継続する。ステップe13
で、検出温度Tsucが、第2除霜終了温度Tsuc,
f未満であるとき、すなわち除霜が終了したと判断する
と、ステップe1に戻り、再び暖房運転を再開する。
検出温度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度Ts
uc,f以上であるか否か、すなわち除霜を終了するか
否かを判断する。検出温度Tsucが、第2除霜終了温
度Tsuc,f以下であるとき、すなわち除霜が終了し
ていないと判断すると、ステップe12に戻り、バイパ
スサイクル方式で除霜運転を継続する。ステップe13
で、検出温度Tsucが、第2除霜終了温度Tsuc,
f未満であるとき、すなわち除霜が終了したと判断する
と、ステップe1に戻り、再び暖房運転を再開する。
【0082】以上のように本実施形態の制御方法によれ
ば、暖房運転時間IThが、予め定める設定時間IT
h,minよりも長いとき、室外は着霜の起こりにく
い、比較的高温で低湿度の環境であり、室外熱交換器2
6への着霜速度は遅い。このとき、バイパスサイクル方
式の除霜運転のみで霜を完全に除去することができる。
また暖房運転時間IThが、設定時間ITh,min以
下のとき、室外は着霜の起こりやすい比較的低温で高湿
度の環境であり、室外熱交換器26への着霜速度は速
い。このとき、まずリバースサイクル方式で除霜運転を
行って、少なくとも室外熱交換器26の冷房サイクル方
向入口部36の霜を完全に除去し、その後バイパスサイ
クル方式で除霜運転を行って、室外熱交換器26の冷房
サイクル方向出口部37の霜も完全に除去することがで
きる。
ば、暖房運転時間IThが、予め定める設定時間IT
h,minよりも長いとき、室外は着霜の起こりにく
い、比較的高温で低湿度の環境であり、室外熱交換器2
6への着霜速度は遅い。このとき、バイパスサイクル方
式の除霜運転のみで霜を完全に除去することができる。
また暖房運転時間IThが、設定時間ITh,min以
下のとき、室外は着霜の起こりやすい比較的低温で高湿
度の環境であり、室外熱交換器26への着霜速度は速
い。このとき、まずリバースサイクル方式で除霜運転を
行って、少なくとも室外熱交換器26の冷房サイクル方
向入口部36の霜を完全に除去し、その後バイパスサイ
クル方式で除霜運転を行って、室外熱交換器26の冷房
サイクル方向出口部37の霜も完全に除去することがで
きる。
【0083】次に図1、図2および図8を参照して、室
外機中央制御装置42の除霜運転の制御方法について説
明する。図8は、本実施のさらに他の形態の室外機中央
制御装置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャー
トである。ステップf1で、暖房運転が行われると、ス
テップf2に進み、前述したステップa2と同様にし
て、室外熱交換器26の除霜を行うか否かを判断する。
ステップf2で、除霜運転を行う必要がないと判断する
と、ステップf1に戻り、暖房運転を継続する。
外機中央制御装置42の除霜運転の制御方法について説
明する。図8は、本実施のさらに他の形態の室外機中央
制御装置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャー
トである。ステップf1で、暖房運転が行われると、ス
テップf2に進み、前述したステップa2と同様にし
て、室外熱交換器26の除霜を行うか否かを判断する。
ステップf2で、除霜運転を行う必要がないと判断する
と、ステップf1に戻り、暖房運転を継続する。
【0084】ステップf2で、除霜運転を行う必要があ
ると判断すると、ステップf3に進み、前述したステッ
プc3と同様にして、暖房運転時間IThが、予め定め
る設定時間ITh,minよりも短いか否かを判断す
る。なお、本実施形態では、この予め定める設定時間I
Th,minは、たとえば30分である。
ると判断すると、ステップf3に進み、前述したステッ
プc3と同様にして、暖房運転時間IThが、予め定め
る設定時間ITh,minよりも短いか否かを判断す
る。なお、本実施形態では、この予め定める設定時間I
Th,minは、たとえば30分である。
【0085】ステップf3で、暖房運転時間IThが、
設定時間ITh,minよりも長いと判断すると、ステ
ップf8に進み、ステップf8で、電磁2方弁30を開
き、ステップf9でバイパスサイクル方式で除霜運転を
行う。その後、ステップf10で、吸入温度センサ34
の検出温度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度T
suc,f以上であるか否か、すなわち除霜を終了する
か否かを判断する。なお、本実施形態では、この予め定
める第2除霜終了温度Tsuc,fは、たとえば10℃
である。ステップf10で、検出温度Tsucが、第2
除霜終了温度Tsuc,f以上のとき、すなわち除霜運
転が終了したと判断すると、ステップf1に戻り暖房運
転を再開する。ステップf10で、検出温度Tsucが
第2除霜終了温度Tsuc,f未満のとき、すなわち除
霜が終了していないときは、ステップf9に戻り、バイ
パスサイクル方式で除霜運転を継続する。
設定時間ITh,minよりも長いと判断すると、ステ
ップf8に進み、ステップf8で、電磁2方弁30を開
き、ステップf9でバイパスサイクル方式で除霜運転を
行う。その後、ステップf10で、吸入温度センサ34
の検出温度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度T
suc,f以上であるか否か、すなわち除霜を終了する
か否かを判断する。なお、本実施形態では、この予め定
める第2除霜終了温度Tsuc,fは、たとえば10℃
である。ステップf10で、検出温度Tsucが、第2
除霜終了温度Tsuc,f以上のとき、すなわち除霜運
転が終了したと判断すると、ステップf1に戻り暖房運
転を再開する。ステップf10で、検出温度Tsucが
第2除霜終了温度Tsuc,f未満のとき、すなわち除
霜が終了していないときは、ステップf9に戻り、バイ
パスサイクル方式で除霜運転を継続する。
【0086】ステップf3で、暖房運転時間IThが、
予め定める設定時間ITh,min以下のとき、ステッ
プf4に進み、ステップf4で電磁2方弁30を開き、
ステップf5でバイパスサイクル方式で除霜運転を開始
し、除霜運転開始からの除霜運転時間ITdefを検出
する。その後、ステップf6に進み、除霜切換時間IT
defが、予め定める切換時間ITdef,mに達した
か否かを判断する。本実施形態では、この切換時間IT
def,mは、たとえば4分である。
予め定める設定時間ITh,min以下のとき、ステッ
プf4に進み、ステップf4で電磁2方弁30を開き、
ステップf5でバイパスサイクル方式で除霜運転を開始
し、除霜運転開始からの除霜運転時間ITdefを検出
する。その後、ステップf6に進み、除霜切換時間IT
defが、予め定める切換時間ITdef,mに達した
か否かを判断する。本実施形態では、この切換時間IT
def,mは、たとえば4分である。
【0087】ステップf6で、除霜切換時間ITdef
が、切換時間ITdef,mに達していないと判断する
と、ステップf7に進み、吸入温度センサ34の検出温
度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度Tsuc,
f以上であるか否か、すなわち除霜運転を終了するか否
かを判断する。検出温度Tsucが、第2除霜終了温度
Tsuc,f未満のとき、すなわち除霜が終了していな
いと判断すると、ステップf5に戻り、バイパスサイク
ル方式で除霜運転を継続する。ステップf7で、検出温
度Tsucが、第2除霜終了温度Tsuc,f以上であ
るとき、すなわち除霜が終了したと判断すると、ステッ
プf1に戻り、暖房運転を再開する。
が、切換時間ITdef,mに達していないと判断する
と、ステップf7に進み、吸入温度センサ34の検出温
度Tsucが、予め定める第2除霜終了温度Tsuc,
f以上であるか否か、すなわち除霜運転を終了するか否
かを判断する。検出温度Tsucが、第2除霜終了温度
Tsuc,f未満のとき、すなわち除霜が終了していな
いと判断すると、ステップf5に戻り、バイパスサイク
ル方式で除霜運転を継続する。ステップf7で、検出温
度Tsucが、第2除霜終了温度Tsuc,f以上であ
るとき、すなわち除霜が終了したと判断すると、ステッ
プf1に戻り、暖房運転を再開する。
【0088】ステップf6で、除霜運転時間ITdef
が、切換時間ITdef,mに達したと判断すると、ス
テップf11に進み、ステップf11で、四方弁23を
冷房側に切換え、かつ電磁2方弁30を閉じて、ステッ
プf12でリバースサイクル方式で除霜運転を行う。そ
の後、ステップf13に進み、室外熱交換器温度センサ
33の検出温度Texが、予め定める第1除霜終了温度
Tex,f以上であるか否か、すなわち除霜を終了する
か否かを判断する。なお、本実施形態では、この予め定
める第1除霜終了温度Tex,fは、たとえば10℃で
ある。ステップf13で、検出温度Texが、第1除霜
終了温度Tex,f未満であるとき、すなわち除霜が終
了していないと判断すると、ステップf12に戻り、リ
バースサイクル方式で除霜運転を継続する。ステップf
13で、検出温度Texが、除霜終了温度Tex,f以
上であるとき、すなわち除霜が終了したと判断すると、
ステップf1に戻り、暖房運転を再開する。
が、切換時間ITdef,mに達したと判断すると、ス
テップf11に進み、ステップf11で、四方弁23を
冷房側に切換え、かつ電磁2方弁30を閉じて、ステッ
プf12でリバースサイクル方式で除霜運転を行う。そ
の後、ステップf13に進み、室外熱交換器温度センサ
33の検出温度Texが、予め定める第1除霜終了温度
Tex,f以上であるか否か、すなわち除霜を終了する
か否かを判断する。なお、本実施形態では、この予め定
める第1除霜終了温度Tex,fは、たとえば10℃で
ある。ステップf13で、検出温度Texが、第1除霜
終了温度Tex,f未満であるとき、すなわち除霜が終
了していないと判断すると、ステップf12に戻り、リ
バースサイクル方式で除霜運転を継続する。ステップf
13で、検出温度Texが、除霜終了温度Tex,f以
上であるとき、すなわち除霜が終了したと判断すると、
ステップf1に戻り、暖房運転を再開する。
【0089】以上のように本実施形態の制御方法によれ
ば、暖房運転時間IThが、予め定める設定時間より長
いとき、室外は着霜の起こりにくい比較的高温で低湿度
の環境であり、室外熱交換器26への着霜速度は遅い。
このとき、バイパスサイクル方式の除霜運転のみで室外
熱交換器26に付着した霜を完全に除去することができ
る。また、暖房運転時間IThが、設定時間ITh,m
inよりも短いとき、室外は着霜の起こりやすい比較的
低温で高湿度の環境であり、室外熱交換器26への着霜
速度は速い。このとき、まずバイパスサイクル方式で除
霜運転を行って、少なくとも室外熱交換器26の冷房サ
イクル方向出口部37の霜を完全に除去し、その後、リ
バースサイクル方式で除霜運転を行って、室外熱交換器
26の冷房サイクル方向入口部36の霜も完全に除去す
ることができる。
ば、暖房運転時間IThが、予め定める設定時間より長
いとき、室外は着霜の起こりにくい比較的高温で低湿度
の環境であり、室外熱交換器26への着霜速度は遅い。
このとき、バイパスサイクル方式の除霜運転のみで室外
熱交換器26に付着した霜を完全に除去することができ
る。また、暖房運転時間IThが、設定時間ITh,m
inよりも短いとき、室外は着霜の起こりやすい比較的
低温で高湿度の環境であり、室外熱交換器26への着霜
速度は速い。このとき、まずバイパスサイクル方式で除
霜運転を行って、少なくとも室外熱交換器26の冷房サ
イクル方向出口部37の霜を完全に除去し、その後、リ
バースサイクル方式で除霜運転を行って、室外熱交換器
26の冷房サイクル方向入口部36の霜も完全に除去す
ることができる。
【0090】以上のように、比較的高温で、低湿度の室
外環境では、バイパスサイクル方式のみで、室外熱交換
器26に付着した霜を完全に除去することができる。ま
た、比較的低温で、高湿度の室外環境、すなわち室外熱
交換器26に多量の霜が付着する環境であっても、リバ
ースサイクル方式とバイパスサイクル方式とを併用する
ことによって室外熱交換器26に付着した霜を完全に除
去することができる。これによって、厳寒地域であって
も、暖房時に室外熱交換器26に付着する霜を完全に除
去することができる。
外環境では、バイパスサイクル方式のみで、室外熱交換
器26に付着した霜を完全に除去することができる。ま
た、比較的低温で、高湿度の室外環境、すなわち室外熱
交換器26に多量の霜が付着する環境であっても、リバ
ースサイクル方式とバイパスサイクル方式とを併用する
ことによって室外熱交換器26に付着した霜を完全に除
去することができる。これによって、厳寒地域であって
も、暖房時に室外熱交換器26に付着する霜を完全に除
去することができる。
【0091】なお、予め定める切換時間ITdef,
m、設定時間ITh,min、除霜終了温度Tsuc,
fおよび除霜終了温度Tex,fは、空気調和機21の
設置される環境の違いなどによって、任意に決定される
値であり、前述の実施の形態の数値には限定されない。
m、設定時間ITh,min、除霜終了温度Tsuc,
fおよび除霜終了温度Tex,fは、空気調和機21の
設置される環境の違いなどによって、任意に決定される
値であり、前述の実施の形態の数値には限定されない。
【0092】
【発明の効果】本発明の空気調和機は、室内空気を加熱
する暖房運転と、室外熱交換器に付着した霜を取り除く
除霜運転とを交互に行うことができ、除霜運転方式とし
ては、リバースサイクル方式とバイパスサイクル方式と
を備える。
する暖房運転と、室外熱交換器に付着した霜を取り除く
除霜運転とを交互に行うことができ、除霜運転方式とし
ては、リバースサイクル方式とバイパスサイクル方式と
を備える。
【0093】本発明によれば、暖房運転中に室外熱交換
器に霜が付着すると、まずリバースサイクル方式で除霜
運転を行うので、少なくとも室外熱交換器の冷房サイク
ル方向入口部の霜を完全に除去することができる。この
とき、除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、その
後、除霜運転時間が、予め定める切換時間に達すると、
バイパスサイクル方式の除霜運転に切換えるので、リバ
ースサイクル方式で除霜されなかった室外熱交換器の冷
房サイクル方向出口部の霜を完全に除去することができ
る。これによって室外熱交換器に付着した霜を完全に除
去することができる。
器に霜が付着すると、まずリバースサイクル方式で除霜
運転を行うので、少なくとも室外熱交換器の冷房サイク
ル方向入口部の霜を完全に除去することができる。この
とき、除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、その
後、除霜運転時間が、予め定める切換時間に達すると、
バイパスサイクル方式の除霜運転に切換えるので、リバ
ースサイクル方式で除霜されなかった室外熱交換器の冷
房サイクル方向出口部の霜を完全に除去することができ
る。これによって室外熱交換器に付着した霜を完全に除
去することができる。
【0094】また本発明によれば、暖房運転中に室外熱
交換器に霜が付着すると、まずバイパスサイクル方式で
除霜運転を行うので、少なくとも室外熱交換器の冷房サ
イクル方向出口部の霜を完全に除去することができる。
このとき、除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、
その後、除霜運転時間が、予め定める切換時間に達する
と、リバースサイクル方式の除霜運転に切換えるので、
バイパスサイクル方式で完全に除去されなかった、室外
熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜も完全に除去す
ることができる。これによって室外熱交換器に付着した
霜を完全に除去することができる。また、リバースサイ
クル方式からバイパスサイクル方式への切換え、および
バイパスサイクル方式からリバースサイクル方式への切
換えは、除霜運転時間に基づいて制御しているので、制
御を簡単に行うことができる。
交換器に霜が付着すると、まずバイパスサイクル方式で
除霜運転を行うので、少なくとも室外熱交換器の冷房サ
イクル方向出口部の霜を完全に除去することができる。
このとき、除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、
その後、除霜運転時間が、予め定める切換時間に達する
と、リバースサイクル方式の除霜運転に切換えるので、
バイパスサイクル方式で完全に除去されなかった、室外
熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜も完全に除去す
ることができる。これによって室外熱交換器に付着した
霜を完全に除去することができる。また、リバースサイ
クル方式からバイパスサイクル方式への切換え、および
バイパスサイクル方式からリバースサイクル方式への切
換えは、除霜運転時間に基づいて制御しているので、制
御を簡単に行うことができる。
【0095】以上のように本発明によれば、多量の霜が
付着する環境または厳寒の地域であっても、室外熱交換
器に付着した霜を完全に除去することができ、充分に除
霜性能を得ることができる。
付着する環境または厳寒の地域であっても、室外熱交換
器に付着した霜を完全に除去することができ、充分に除
霜性能を得ることができる。
【0096】本発明によれば、前回の除霜運転終了から
次の除霜運転開始までの暖房運転時間は室外の環境によ
って決定される。つまり、室外が比較的低温で高湿度の
とき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつきやすいの
で、暖房運転時間が短くなる。また、室外が比較的高温
で低湿度のとき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつき
にくいので、暖房運転時間が長くなる。この暖房運転時
間が、予め定める設定時間よりも長いとき室外熱交換器
への着霜速度は遅いので、リバースサイクル方式の除霜
運転のみで室外熱交換器に付着した霜を完全に除去する
ことができる。
次の除霜運転開始までの暖房運転時間は室外の環境によ
って決定される。つまり、室外が比較的低温で高湿度の
とき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつきやすいの
で、暖房運転時間が短くなる。また、室外が比較的高温
で低湿度のとき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつき
にくいので、暖房運転時間が長くなる。この暖房運転時
間が、予め定める設定時間よりも長いとき室外熱交換器
への着霜速度は遅いので、リバースサイクル方式の除霜
運転のみで室外熱交換器に付着した霜を完全に除去する
ことができる。
【0097】また本発明によれば、暖房運転時間が予め
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずリバ
ースサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜を完全に除去
し、その後、バイパスサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜も完全に除
去することができる。
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずリバ
ースサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜を完全に除去
し、その後、バイパスサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜も完全に除
去することができる。
【0098】また本発明によれば、暖房運転時間が予め
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずバイ
パスサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜を完全に除去
し、その後、リバースサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜も完全に除
去する。
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずバイ
パスサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜を完全に除去
し、その後、リバースサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜も完全に除
去する。
【0099】また、リバースサイクル方式から、バイパ
スサイクル方式への切換え、およびバイパスサイクル方
式からリバースサイクル方式への切換えは、暖房運転時
間に基づいて制御しているので、制御を簡単に行うこと
ができる。
スサイクル方式への切換え、およびバイパスサイクル方
式からリバースサイクル方式への切換えは、暖房運転時
間に基づいて制御しているので、制御を簡単に行うこと
ができる。
【0100】以上のように本発明によれば、暖房運転時
間が長い比較的高温で低湿度の室外環境では、リバース
サイクル方式のみで、室外熱交換器の出口部の霜を完全
に除去することができる。また、暖房運転時間が短い比
較的低温で高湿度の室外環境、すなわち室外熱交換器に
多量の霜が付着しない環境では、リバースサイクル方式
とバイパスサイクル方式と併用することによって、室外
熱交換器に付着した霜を完全に除去することができる。
これによって厳寒地域であっても、暖房時に室外熱交換
器に付着した霜を完全に除去することができる。
間が長い比較的高温で低湿度の室外環境では、リバース
サイクル方式のみで、室外熱交換器の出口部の霜を完全
に除去することができる。また、暖房運転時間が短い比
較的低温で高湿度の室外環境、すなわち室外熱交換器に
多量の霜が付着しない環境では、リバースサイクル方式
とバイパスサイクル方式と併用することによって、室外
熱交換器に付着した霜を完全に除去することができる。
これによって厳寒地域であっても、暖房時に室外熱交換
器に付着した霜を完全に除去することができる。
【0101】本発明によれば、前回の除霜運転終了から
次の除霜運転開始までの暖房運転時間は室外の環境によ
って決定される。つまり、室外が比較的低温で高湿度の
とき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつきやすいの
で、暖房運転時間が短くなる。また、室外が比較的高温
で低湿度のとき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつき
にくいので、暖房運転時間が長くなる。この暖房運転時
間が、予め定める設定時間よりも長いとき、バイパスサ
イクル方式の除霜運転のみで霜を完全に除去することが
できる。
次の除霜運転開始までの暖房運転時間は室外の環境によ
って決定される。つまり、室外が比較的低温で高湿度の
とき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつきやすいの
で、暖房運転時間が短くなる。また、室外が比較的高温
で低湿度のとき、暖房運転中に室外熱交換器に霜がつき
にくいので、暖房運転時間が長くなる。この暖房運転時
間が、予め定める設定時間よりも長いとき、バイパスサ
イクル方式の除霜運転のみで霜を完全に除去することが
できる。
【0102】また本発明によれば、暖房運転時間が予め
定める設定時間よりも短いとき、着霜速度は速く、多量
の霜が付着する。このとき、まずリバースサイクル方式
で除霜運転を行って、少なくとも室外熱交換器の冷房サ
イクル方向入口部の霜を完全に除去し、その後、バイパ
スサイクル方式で除霜運転を行って室外熱交換器の冷房
サイクル方向出口部の霜も完全に除去することができ
る。
定める設定時間よりも短いとき、着霜速度は速く、多量
の霜が付着する。このとき、まずリバースサイクル方式
で除霜運転を行って、少なくとも室外熱交換器の冷房サ
イクル方向入口部の霜を完全に除去し、その後、バイパ
スサイクル方式で除霜運転を行って室外熱交換器の冷房
サイクル方向出口部の霜も完全に除去することができ
る。
【0103】また本発明によれば、暖房運転時間が予め
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずバイ
パスサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜を完全に除去
し、その後、リバースサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜を完全に除
去することができる。
定める設定時間よりも短いとき、室外熱交換器への着霜
速度は速く、多量の霜が付着する。このとき、まずバイ
パスサイクル方式で除霜運転を行って、少なくとも室外
熱交換器の冷房サイクル方向出口部の霜を完全に除去
し、その後、リバースサイクル方式で除霜運転を行って
室外熱交換器の冷房サイクル方向入口部の霜を完全に除
去することができる。
【0104】また、リバースサイクル方式から、バイパ
スサイクル方式への切換え、およびバイパスサイクル方
式からリバースサイクル方式への切換えは、暖房運転時
間に基づいて制御しているので、制御を簡単に行うこと
ができる。
スサイクル方式への切換え、およびバイパスサイクル方
式からリバースサイクル方式への切換えは、暖房運転時
間に基づいて制御しているので、制御を簡単に行うこと
ができる。
【0105】以上のように本発明によれば、比較的高温
で、低湿度の室外環境ではバイパスサイクル方式のみで
室外熱交換器に付着した霜を完全に除去することができ
る。また、比較的低温で高湿度の室外環境、すなわち室
外熱交換器に多量の霜が付着しやすい環境では、リバー
スサイクル方式とバイパスサイクル方式とを併用するこ
とによって、室外熱交換器に付着する霜を完全に除去す
ることができる。これによって、厳寒地域であっても、
暖房時に室外熱交換器に付着した霜を完全に除去するこ
とができ、除霜性能が向上する。
で、低湿度の室外環境ではバイパスサイクル方式のみで
室外熱交換器に付着した霜を完全に除去することができ
る。また、比較的低温で高湿度の室外環境、すなわち室
外熱交換器に多量の霜が付着しやすい環境では、リバー
スサイクル方式とバイパスサイクル方式とを併用するこ
とによって、室外熱交換器に付着する霜を完全に除去す
ることができる。これによって、厳寒地域であっても、
暖房時に室外熱交換器に付着した霜を完全に除去するこ
とができ、除霜性能が向上する。
【図1】本発明の実施の一形態の空気調和機21の配管
系統図である。
系統図である。
【図2】空気調和機21のブロック図である。
【図3】本発明の実施の一形態の室外機中央制御装置4
2の除霜運転の制御方法を示すフローチャートである。
2の除霜運転の制御方法を示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施の一形態の室外機中央制御装
置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャートであ
る。
置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明のさらに他の実施の一形態の室外機中央
制御装置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャー
トである。
制御装置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の他の実施の一形態の室外機中央制御装
置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャートであ
る。
置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の他の実施の一形態の室外機中央制御装
置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャートであ
る。
置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の他の実施の一形態の室外機中央制御装
置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャートであ
る。
置42の除霜運転の制御方法を示すフローチャートであ
る。
【図9】リバースサイクル方式で除霜運転を行う従来の
空気調和機1の配管系統図である。
空気調和機1の配管系統図である。
【図10】バイパスサイクル方式で除霜運転を行う従来
の空気調和機11の配管系統図である。
の空気調和機11の配管系統図である。
1,11,21 空気調和機 2,22 圧縮機 3,23 四方弁 4,24 室内熱交換器 5,25 膨張装置 6,26 室外熱交換器 7,27 冷媒管 12,30 電磁2方弁 31 バイパス管路 32 外気温度センサ 33 室外熱交換器温度センサ 34 吸入温度センサ 41 室内機中央制御装置 42 室外機中央制御装置
Claims (8)
- 【請求項1】 圧縮機と、室内熱交換器と、膨張装置
と、室外熱交換器とによって室内空気を加熱する暖房運
転、および室外熱交換器に付着した霜を取り除く除霜運
転とを交互に行う空気調和機であって、 暖房運転時には、圧縮装置から吐出した冷媒を室内熱交
換器、膨張装置および室外熱交換器を介して再び圧縮機
に吸入する暖房サイクルによって室内を加熱し、 除霜運転方式として、圧縮機から吐出した冷媒を室外熱
交換器、膨張装置および室内熱交換器を介して再び圧縮
機に吸入する冷房サイクルによって除霜するリバースサ
イクル方式と、 前記暖房サイクルで、圧縮機から吐出した冷媒の一部を
バイパスして、直接室外熱交換器に流入させて除霜する
バイパスサイクル方式とを有する空気調和機において、 除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、この除霜運
転時間が、予め定める切換時間に達するまで、リバース
サイクル方式で除霜運転を行い、除霜運転時間が前記切
換時間に達すると、バイパスサイクル方式で除霜運転を
行うことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 圧縮機と、室内熱交換器と、膨張装置
と、室外熱交換器とによって室内空気を加熱する暖房運
転、および室外熱交換器に付着した霜を取り除く除霜運
転とを交互に行う空気調和機であって、 暖房運転時には、圧縮装置から吐出した冷媒を室内熱交
換器、膨張装置および室外熱交換器を介して再び圧縮機
に吸入する暖房サイクルによって室内を加熱し、 除霜運転方式として、圧縮機から吐出した冷媒を室外熱
交換器、膨張装置および室内熱交換器を介して再び圧縮
機に吸入する冷房サイクルによって除霜するリバースサ
イクル方式と、 前記暖房サイクルで、圧縮機から吐出した冷媒の一部を
バイパスして、直接室外熱交換器に流入させて除霜する
バイパスサイクル方式とを有する空気調和機において、 除霜運転開始からの除霜運転時間を計時し、この除霜運
転時間が、予め定める切換時間に達するまで、バイパス
サイクル方式で除霜運転を行い、除霜運転時間が前記切
換時間に達すると、リバースサイクル方式で除霜運転を
行うことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項3】 圧縮機と、室内熱交換器と、膨張装置
と、室外熱交換器とによって室内空気を加熱する暖房運
転および室外熱交換器に付着した霜を取り除く除霜運転
とを交互に行う空気調和機であって、 暖房運転時には、圧縮装置から吐出した冷媒を室内熱交
換器、膨張装置および室外熱交換器を介して再び圧縮機
に吸入する暖房サイクルによって室内を加熱し、 除霜運転方式として、圧縮機から吐出した冷媒を室外熱
交換器、膨張装置および室内熱交換器を介して再び圧縮
機に吸入する冷房サイクルによって除霜するリバースサ
イクル方式と、 前記暖房サイクルで、圧縮機から吐出した冷媒の一部を
バイパスして、直接室外熱交換器に流入させて除霜する
バイパスサイクル方式とを有する空気調和機において、 前回の除霜運転終了から次の除霜運転開始までの暖房運
転時間を計時し、この暖房運転時間が、予め定める設定
時間よりも短い場合、リバースサイクル方式とバイパス
サイクル方式とを併用して次の除霜運転を行い、 前記暖房運転時間が前記設定時間よりも長い場合、リバ
ースサイクル方式のみで、次の除霜運転を行うことを特
徴とする空気調和機。 - 【請求項4】 前記暖房運転時間が前記設定時間より短
い場合、まずリバースサイクル方式で除霜運転を行い、
その後バイパスサイクル方式で除霜運転を行うことを特
徴とする請求項3記載の空気調和機。 - 【請求項5】 前記暖房運転時間が前記設定時間よりも
短い場合、まずバイパスサイクル方式で除霜運転を行
い、その後リバースサイクル方式で除霜運転を行うこと
を特徴とする請求項3記載の空気調和機。 - 【請求項6】 圧縮機と、室内熱交換器と、膨張装置
と、室外熱交換器とによって室内空気を加熱する暖房運
転および室外熱交換器に付着した霜を取り除く除霜運転
とを交互に行う空気調和機であって、 暖房運転時には、圧縮装置から吐出した冷媒を室内熱交
換器、膨張装置および室外熱交換器を介して再び圧縮機
に吸入する暖房サイクルによって室内を加熱し、 除霜運転方式として、圧縮機から吐出した冷媒を室外熱
交換器、膨張装置および室内熱交換器を介して再び圧縮
機に吸入する冷房サイクルによって除霜するリバースサ
イクル方式と、 前記暖房サイクルで、圧縮機から吐出した冷媒の一部を
バイパスして、直接室外熱交換器に流入させて除霜する
バイパスサイクル方式とを有する空気調和機において、 前回の除霜運転終了から次の除霜運転開始までの暖房運
転時間を計時し、この暖房運転時間が、予め定める設定
時間よりも短い場合、リバースサイクル方式とバイパス
サイクル方式とを併用して次の除霜運転を行い、 前記暖房運転時間が前記設定時間よりも長い場合、バイ
パスサイクル方式のみで次の除霜運転を行うことを特徴
とする空気調和機。 - 【請求項7】 前記暖房運転時間が前記設定時間よりも
短い場合、まずリバースサイクル方式で除霜運転を行
い、その後バイパスサイクル方式で除霜運転を行うこと
を特徴とする請求項6記載の空気調和機。 - 【請求項8】 前記暖房運転時間が前記設定時間より短
い場合、まずバイパスサイクル方式で除霜運転を行い、
その後リバースサイクル方式で除霜運転を行うことを特
徴とする請求項7記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP31399399A JP2001133088A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 空気調和機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1999
- 1999-11-04 JP JP31399399A patent/JP2001133088A/ja active Pending
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