JP2001131843A - マルチフィラメントヤーンを噴流絡合させる装置 - Google Patents

マルチフィラメントヤーンを噴流絡合させる装置

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JP2001131843A
JP2001131843A JP2000305389A JP2000305389A JP2001131843A JP 2001131843 A JP2001131843 A JP 2001131843A JP 2000305389 A JP2000305389 A JP 2000305389A JP 2000305389 A JP2000305389 A JP 2000305389A JP 2001131843 A JP2001131843 A JP 2001131843A
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blow
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Peter-Bernhard Jansen
ヤンセン ペーター−ベルンハルト
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Enka Tecnica GmbH
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    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J1/00Modifying the structure or properties resulting from a particular structure; Modifying, retaining, or restoring the physical form or cross-sectional shape, e.g. by use of dies or squeeze rollers
    • D02J1/22Stretching or tensioning, shrinking or relaxing, e.g. by use of overfeed and underfeed apparatus, or preventing stretch
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J1/00Modifying the structure or properties resulting from a particular structure; Modifying, retaining, or restoring the physical form or cross-sectional shape, e.g. by use of dies or squeeze rollers
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    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G1/00Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
    • D02G1/16Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics using jets or streams of turbulent gases, e.g. air, steam
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチフィラメントヤーンを噴流絡合させる
装置であって、1つの糸通路と該糸通路に開口する少な
くとも1つのブロー通路とを有する噴流絡合器と、前記
ブロー通路への圧縮空気供給装置とを備えており、この
場合、各ブロー通路が前記糸通路に向かって拡大する横
断面を有しているものも改良して、マルチフィラメント
ヤーンの噴流絡合特性の安定性が該マルチフィラメント
ヤーンの後続加工でできるだけ変化しないように、該マ
ルチフィラメントヤーンが噴流絡合されるようにするこ
と。 【解決手段】 前記糸通路が各ブロー通路のために、該
ブロー通路の開口の入口の前にある第1の区分と該ブロ
ー通路の入口の領域にある第2の区分と、該ブロー通路
の入口の後ろにある第3の区分とを有し、前記糸通路の
前記第2の区分が該糸通路軸線に対して垂直に、前記第
1の区分と第3の区分の横断面よりも大きい横断面を有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチフィラメン
トヤーンを噴流絡合させる装置であって、1つの糸通路
と該糸通路に開口する少なくとも1つのブロー通路とを
有する噴流絡合器と、前記ブロー通路への圧縮空気供給
装置とを備えており、この場合、各ブロー通路が前記糸
通路に向かって拡大する横断面を有している形式のもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】このような装置は例えばWO82/00
668号明細書により公知である。この公知の装置は通
常コンスタントな横断面を有する糸通路を有している。
特殊な場合には糸通路の横断面はその長さに亘って連続
的に又は段階的に変化することができる。糸通路は狭隘
部又は広幅部を有していることができる。この公知の装
置はLaval ノズルの形を有する。
【0003】マルチフィラメントヤーンの噴流絡合は、
噴流絡合によってフィラメント相互の保持が助成させら
れ、ひいてはマルチフィラメントの後続の加工で、糸を
案内する機構が、突出するフィラメントによって損傷さ
れることが減じられるので有意義である。これは平滑ヤ
ーンにも加工ヤーンにも同様に当嵌まる。噴流絡合され
たヤーン(インタレースドヤーン)の判断基準として
は、ヤーンのメータあたりの固定点もしくは平均及び最
大開放長さ(噴流絡合節とも呼ばれる2つの連続する噴
流絡合個所の間の長さ)が検出される。しかしながらヤ
ーンの後続加工によっては、ヤーンの負荷に基づき、例
えば製織に際して、噴流絡合節の一部が再び解かれ、し
たがって平均及び最大開放長さが拡大しかつヤーンのメ
ートルあたりの固定点が減少させられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は冒頭に
述べた形式のマルチフィラメントヤーンを噴流絡合させ
る装置を改良し、マルチフィラメントヤーンの噴流絡合
特性の安定性が後加工でできるだけ変化しないようにす
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、マルチ
フィラメントヤーンを噴流絡合させる装置であって、1
つの糸通路と該糸通路に開口する少なくとも1つのブロ
ー通路とを有する噴流絡合器と、前記ブロー通路への圧
縮空気供給装置とを備えており、この場合、各ブロー通
路が前記糸通路に向かって拡大する横断面を有してお
り、前記糸通路が各ブロー通路のために、該ブロー通路
の入口の前にある第1の区分と該ブロー通路の入口の領
域にある第2の区分と、該ブロー通路の入口の後ろにあ
る第3の区分とを有し、前記糸通路の前記第2の区分が
該糸通路軸線に対し垂直に、前記第1の区分と第3の区
分の横断面よりも大きい横断面を有していることによっ
て解決された。
【0006】特に前記第2の区分は、前記糸通路へのブ
ロー通路の入口から、該入口に向き合った糸通路の壁に
向かって少なくとも区分的に拡大する幅を有している。
【0007】さらに、前記第2の区分が、前記糸通路へ
のブロー通路の入口から、該入口に向き合った前記糸通
路の壁に向かって少なくとも区分的に拡大する長さを有
していると有利であることが証明された。
【0008】前記長さ及び/又は幅の拡大はブロー通路
の入口からまず拡大し、次いで一定の値に移行すること
ができる。しかしながら前記長さ及び/又は幅の拡大は
糸通路の第2の区分全体に亘って、ブロー通路に向き合
った壁まで達していることもできる。この場合に特に有
利であることは前記長さ及び/又は幅の拡大が連続的に
行われることである。
【0009】前記処置によっては、ブロー通路が糸通路
へ開口する噴流絡合器の区分が糸通路のはっきりした拡
大を有し、糸通路がこの区分にて、ブロー通路の入口の
前後にある残った糸通路区分の幅よりもはっきりと大き
い幅を有し、糸通路が該区分にて糸通路の底から少なく
とも部分的に糸通路の向き合った壁に向かって同様に拡
大する噴流絡合器が与えられるようになった。この場
合、糸通路の幅とは、糸通路軸線に対し垂直及びブロー
軸線に対して垂直に配置された横断面寸法であり、糸通
路の長さとは糸通路軸線に対して平行に配置された横断
面寸法である。糸通路の底とは糸通路の側面の上を糸通
路軸線に対して平行に延びる糸通路の壁部であって、ブ
ロー通路の入口が位置している壁部のことである。
【0010】驚くべきことには、前記処置によって、本
発明による装置で処理されたヤーンにおいて高い均等性
で高い固定点密度がわずかなエネルギで得られることが
判った。この場合には多くの場合、マルチフィラメント
ヤーンを噴流絡合させる従来の装置を使用した場合より
も高い加工速度で噴流絡合が行われる。さらに噴流絡合
個所ははっきりと改善された安定性を示す。つまり、噴
流絡合されたヤーンを評価するために測定された特性
は、このヤーンを後続加工する場合にこのヤーンが負荷
を受けたあとでも、従来の装置で噴流絡合した場合に較
べてはっきりとわずかにしか変化しない。
【0011】本発明による装置においては、第2の区分
の長さと幅とが糸通路軸線に対して垂直に、ブロー通路
の入口開口に対し同心的に拡大していると特に有利であ
る。
【0012】ブロー通路が90°よりも少ない角度で糸
通路へ開口する装置においては特に、第2の区分の長と
幅とがブロー通路の軸線に対し同心的に、ブロー通路の
入口から遠ざかって拡大すると有利である。
【0013】本発明による装置において特に有利である
ことは第2の区分の糸通路の輪郭が少なくとも幅の方向
でU字形に構成されていることである。この場合にはU
字の脚を外へ曲げ、ひいては糸通路の第2の区分の輪郭
が少なくとも幅の方向で放物線の形を有し、この放物線
の頂部がブロー通路の入口によって中断されるようにす
ることもできる。
【0014】有利には第2の区分の糸通路の輪郭は、ブ
ロー通路の入口によって中断された割球の形を有してい
る。割球とは球表面の一部を平らな切断面で切取ること
で生じた部分球表面である。この場合には前記平らな切
断面と前記球表面のもっとも遠い点との間の間隔は最高
でも球表面の1/2直径に相応している。前記平らな切
断面から球表面のもっとも遠い点までの間隔が球表面の
1/2直径と等しいと前記球表面は半球表面となる。
【0015】さらに本発明の装置は糸通路の第2の区分
の最大幅が糸通路の第1の区分と第3の区分との平均幅
と同じであることも有利である。
【0016】特に良好な結果は、糸通路の第2の区分
の、ブロー通路の入口に向き合った壁が平らに構成さ
れ、ブロー通路の軸線が前記壁に対して垂直に向けられ
ていると達成される。このような装置ではマルチフィラ
メントヤーンの特に強い噴流絡合が達成される。ブロー
通路の入口に向き合った壁を平らに構成すると同時に、
糸通路の第2の区分における糸通路の拡大を同心的に構
成することによって、ブロー通路から来た空気は衝突面
として作用する平らな壁に垂直に衝突し、これにより、
同じ大きさの、反対に旋回する2つの部分流の形をした
渦流が発生する。このような形式でマルチフィラメント
ヤーンの特に強力な噴流絡合が達成される。
【0017】この場合に特に有利であることは、ブロー
通路の入口に向き合った壁が糸通路のすべての区分にて
平らに構成されていることである。さらに本発明による
装置ではブロー通路の軸線と糸通路の軸線とが90°と
30°との間の角度αを有していると有利である。この
場合には平滑ヤーンでは前記角度は90°であることが
有利である。平滑ヤーンの場合に90°よりも小さい角
度が選ばれる限り、ブロー角が糸走行方向とは反対に傾
けて配置されるように噴流絡合器を通してマルチフィラ
メントヤーンが案内されるようにしたい。テクスチャー
ド加工されたマルチフィラメントヤーンが噴流絡合され
るようにしたい場合には90°よりも小さい角度が有利
である。この場合にはブロー通路の方向は、ブロー空気
が糸走行方向で糸通路の第2の区分へ侵入するように選
択されていると特に有利である。
【0018】ブロー通路の横断面の拡大は円錐台の形態
を有していることができる。この場合、ブロー通路は糸
通路に向かって有利にはまず横断面狭窄部を有し、該横
断面狭窄部が最小横断面のあと横断面拡大部へ移行す
る。しかしながら特に有利であるには、ブロー通路がラ
バール(Laval)ノズルの形を有していることである。
【0019】本発明の装置においては、ブロー通路の横
断面が糸通路への入口にて、ブロー通路のもっとも狭い
横断面の1.2〜3倍の面積を有していると特に良好な
流動関係が得られる。
【0020】通常は糸通路は第1の区分と第3の区分と
においては一定の横断面を有している。この場合には、
糸通路は噴流絡合器への入口側にまず大きい横断面を有
し、この横断面が本来の糸通路横断面に先細になってい
ることも合目的的である。同様に糸通路は噴流絡合器の
出口側にて拡大されて構成されていることもできる。さ
らに糸通路の横断面を第1の区分において、第3の区分
の横断面よりも小さく又は大きく構成することが有利な
場合もある。テクスチャード加工されたマルチフィラメ
ントヤーンを噴流絡合する場合には、糸通路横断面が有
利には第1の区分にて平均的に第3の区分もしくは最後
の区分におけるよりも小さく選ばれる。しかしながら糸
通路の第1の区分が第3の区分へ継続する連続的な横断
面の拡大を有していることが有利であることもある。し
かし、ここで記載した実施例では第2の区分における糸
通路横断面がいずれの場合にも第1の区分と第3の区分
とにおけるよりも大きく構成されることが重要である。
【0021】噴流絡合器が少なくとも2つのブロー通路
を有している場合には本発明の装置においては、先行す
るブロー通路に関する糸通路の第3の区分が後に続くブ
ロー通路に関する糸通路の第1の区分であると特に有利
である。この場合には糸通路の第1の区分と第3の区分
とが同じ長さを有していることが特に有利である。少な
くとも2つのブロー通路がある場合にはこれは、噴流絡
合器の入口側の糸通路の長さと、2つの隣り合ったブロ
ー通路の入口の間の糸通路の長さと、噴流絡合器の出口
側の糸通路の長さとが同じ長さを有していることを意味
する。
【0022】原理的には本発明による装置に含まれる噴
流絡合器は単一構造であるか2部構造又は多部構造に製
造し、その製造後に再び1つの部分に、場合によっては
解離不能に結合することができる。このような実施例で
は、噴流絡合器に糸通路まで達する側方のスリットが設
けられ、該スリットを介してマルチフィラメントヤーン
が導入されかつ取出されるようにすることが有利であ
る。この場合には本発明の装置においては、噴流絡合器
が第1の部分と第2の部分とから構成され、噴流絡合器
の長方向側面に沿って1つの糸挿入スリットが配置され
ていることが有利である。この場合には有利には噴流絡
合器の第1の部分と第2の部分は、糸挿入スリットが噴
流絡合器の第1の部分と第2の部分との間に配置される
ように構成されることができる。
【0023】しかしながら噴流絡合器は2部分から構成
されていると有利である。これによって糸通路へマルト
フィラメントヤーンを挿入することが簡易化される。何
故ならばマルチフィラメントヤーンの挿入は、2部構造
の噴流絡合器の開放により簡単に行うことができるから
である。
【0024】糸通路は第1の区分と第3の区分とにおい
て溝の形を有し、該溝の開放側は平らな壁で制限されて
おり、第2の区分におけるブロー通路の入口は有利には
第1の区分と第3の区分の溝底の平面に配置されてい
る。この場合には糸通路の溝の横断面はU字形に構成さ
れていると有利である。
【0025】製造を容易にするためには、第1の部分が
ブロー通路と溝とを有し、第2の部分が溝を覆う平らな
板である2部構造で噴流絡合器が構成されている。
【0026】噴流絡合しようとするマルチフィラメント
の挿入もしくは取出しを簡易化するためには噴流絡合器
が第1の部分と第2の部分とから成り、糸通路が第1の
部分及び/又は第2の部分を移動又は旋回させることに
より、マルチフィラメントヤーンを挿入もしくは取出す
ために開放位置へもたらされかつマルチフィラメントヤ
ーンを噴流絡合するために閉じられた位置へもたらされ
るようになっている。
【0027】
【実施例】図1のa及び図2のaには本発明による噴流
絡合器が側面図で示されている。噴流絡合器を受容する
装置並びにブロー通路への圧縮空気供給装置は図1から
図6までにおいては図面を見やすくするために図示され
ていない。噴流絡合器は、図示の場合には平らな板であ
る上方部分1と、糸通路3を有する下方部分2とから成
っている。図1のaもしくは図2のaのA−A線に沿っ
た断面である図1のaもしくは図2のbから判るよう
に、糸通路3は第1の区分3′、第2の区分3″、第3
の区分3″′を有している。さらに噴流絡合器はブロー
通路5′,5″もしくは6′,6″を有している。この
ブロー通路5′,5″もしくは6′,6″は糸通路3に
向かってまず横断面狭窄部5′もしくは6′を有し、次
いで横断面拡大部5″もしくは6″を有している。
【0028】糸通路3の第2の区分3″とブロー通路
5′,5″(図1のa)もしくはブロー通路6′,6″
(図2のa)は側面図に破線で示されている。したがっ
て図1のaもしくは図2のaに破線で示された輪郭4は
糸通路3の第2の区分3″の幅を示し、図1のbもしく
は図2のbに示された輪郭4は糸通路3の第2の区分
3″の長さを示している。糸通路3の第2の区分3″は
半球状の輪郭を有し、この場合、輪郭4の長さと幅はブ
ロー通路5″もしくは6″から遠ざかって拡大してい
る。
【0029】図1のa,bに示された噴流絡合器は軸線
が糸通路3の長手方向に対し垂直にかつ噴流絡合器の上
方部分1の表面に対し垂直に配置されているブロー通路
5′,5″を有するのに対し、図2のaとbに示された
噴流絡合器は軸線が糸通路3の長手方向に対し90゜よ
りも小さい角度αを有しかつ噴流絡合器の上方部分1の
表面に対し垂直に配置されているブロー通路6′,6″
を有している。
【0030】図3のaと図4のaには本発明による噴流
絡合器が概略的に側面図で示されている。噴流絡合器は
図示の場合には平らな板である上方部分1と、糸通路3
を有する下方部分2とから成っている。図3のaもしく
は図4のaの断面図AAである図3のbもしくは図4の
bから判るように糸通路3は第1の区分3′と第2の区
分3″と第3の区分3″′とを有している。さらに噴流
絡合器は糸通路3に向かってまず横断面狭窄部5′もし
くは6′を有し、次いで横断面拡大部5″もしくは6″
を有するブロー通路5′,5″もしくは6′,6″を有
している。
【0031】噴流絡合器の内部に配置された糸通路の第
2の区分3″とブロー通路5′,5″(図3のa)もし
くはブロー通路6′,6″は側面図に破線で示されてい
る。したがって図3のaと図4のaとに破線で示された
輪郭7は糸通路3の第2の区分3″の幅を示し、図3の
bもしくは図4のbに示された輪郭7は糸通路3の第2
の区分3″の長さを示している。糸通路3の第2の区分
3″の輪郭はU字形を成している。この場合、輪郭の長
さと幅はブロー通路5″もしくは6″から遠ざかる方向
で拡大している。
【0032】図3のaとbとに示された噴流絡合器は、
軸線が糸通路3の長手方向に対し垂直にかつ噴流絡合器
の上方部分1の表面に対し垂直に配置されたブロー通路
5′,5″を有しているのに対し、図4のaと図4のb
とに示された噴流絡合器は、軸線が90゜よりも小さい
角度αを糸通路3の長手方向に対して成してかつ噴流絡
合器の上方部分1の表面に対して垂直に配置されている
ブロー通路6′,6″を有している。
【0033】図5には2部分から構成されかつマルチフ
ィラメントヤーンを挿入もしくは取出すために開放でき
る、本発明による噴流絡合器の1実施例が示されてい
る。図示の実施例ではマルチフィラメントヤーンを噴流
絡合器の下方部分2の糸通路(図示せず)に挿入するか
あるいは該糸通路から除くことができるように、本発明
による噴流絡合器の上方部分1は後ろへ向かって移動さ
せられている。本発明の噴流絡合器を稼働させるために
は、噴流絡合器の上方部分1が、図1のaに例えば示さ
れているように、閉じられた位置へ移動させられる。テ
クスチャード加工ノズルを開閉するために使用される前
記形式の装置は例えばWO97/11214号明細書に
より公知である。
【0034】図6には単体である噴流絡合器が示されて
いる。この場合には簡単な製作を可能にするためにまず
上方部分8と下方部分9とが製作される。次いで両方の
部分8と9は解離可能に、例えばねじ結合で又は解離不
能に、例えばリベット結合又は接着で相互に結合され
る。マルチフィラメントヤーンを挿入するか取出すこと
ができるように、この噴流絡合器は糸挿入スリット10
を有している。この糸挿入スリット10は噴流絡合器の
長手側面に沿って延在し、全長に亘って糸通路まで達し
ている。
【0035】図6には糸通路が原則的には噴流絡合器の
下方部分9に配置されていなければならないことはな
く、糸通路の部分は噴流絡合器の上方部分8に形成され
ていることもできることが示されている。図示の場合に
は、糸通路11も糸通路の第2の区分の拡大された糸通
路12も部分的には噴流絡合器の下方部分9に形成され
かつ部分的には上方部分8に形成されている。ブロー通
路は先きの図に相応して符号5′,5″で示されてい
る。このような形式で分割された糸通路は本発明による
一体構造の実施例だけに示されているにも拘わらず、こ
のような形式の配置は、先きに述べた実施例においても
用いることができる。
【0036】図7のaとbにおいては2部構造の本発明
の装置が閉じられた状態aと開かれた状態bで示されて
いる。ホルダ13に、上方部分1と下方部分2とを有す
る本発明による噴流絡合器が保持されている。下方部分
2はねじ16を介してホルダ13と結合されている。ブ
ロー通路5′,5″には圧縮空気接続部19を介して圧
縮空気が供給される。レバー15を介して上方部分1は
閉じられた位置(図7のa)と開かれた位置(図7の
b)とに動かされる。上方部分1はねじ17を介してホ
ルダ13に結合された保持板14とばね18とによって
保持される。
【0037】図8には単体構造の本発明による装置が横
断面で示されている。下方部分9はホルダ20にねじ2
2で結合されている。上方部分8は同様にホルダ20に
ねじ23と下方部分9とを介して結合されている。この
場合、上方部分8及び/又は下方部分9には、組み立て
られたあとで上方部分8と下方部分9との間に糸挿入ス
リット10が残されるような形が与えられている。この
場合にも、接続部21を介してブロー通路5′,5″に
圧縮空気が供給される。
【0038】図9のcとdには2部構造の本発明による
装置の別の実施例が閉じられた状態(図9のc)と開か
れた状態(図9のd)で、それぞれ平面図で示されてい
る。この実施例については、図9のaとbには、図9の
cとdに示した断面に沿った断面図が示されている。こ
の場合、図9のaはA−A線(図9のc)、図9のbは
B−B線(図9のd)に沿った断面図である。
【0039】底板24には本発明による噴流絡合器の下
方部分2が配置されている。上方部分1は圧縮ばね25
とねじ26とでホルダ27に挿入されている。ホルダ2
7はねじ33で底板24と結合されている。これにより
本発明による上方部分1と下方部分2も相互に保持され
ている。
【0040】ホルダ27には回転体28が挿入され、こ
の回転体28はレバー30にねじ31で結合されてい
る。回転体28には弾性的な押圧片32がねじ込まれ、
該押圧片32は閉じられた状態では凹所37に係止さ
れ、開かれた状態では凹所38に係止される。
【0041】レバー30を介して本発明の装置は、閉じ
られた状態又は開かれた状態に変えられる。このために
使用されているメカニズムをわかりやすく示すために、
図9のeには図9のaのC−C線に沿った断面が示さ
れ、図9のfには図9のbのD−D線に沿った断面が示
されている。回転体28に係留されたピン29は下方部
分2の長孔34に係合する。レバー30を旋回させるこ
とでピン29を介して下方部分2は閉じられた位置(図
9のe)又は開かれた位置(図9のf)にもたらされ
る。この場合、それぞれ終端位置で押圧片32は凹所3
7もしくは38に係止される。
【0042】開放位置(図9のb,d,f)において
は、圧縮空気供給部35を介して供給された圧縮空気は
シールリング36で遮断され、マルチフィラメントヤー
ンが挿入もしくは取出される。レバー30を戻し旋回さ
せることにより装置は再び閉じられ(図9のa,c,
e)、ブロー通路5′,5″に圧縮空気が供給される。
この場合にもこの位置は弾性的な押圧片が下方部分2に
おける凹所37に係止されることで固定される。図9の
c,d(平面図)に示されているように、付加的に糸ガ
イド39がねじ40を介して下方部分2に、該装置が開
放される場合と閉鎖される場合に糸ガイド39が側方へ
一緒に移動させられるように結合されている。これによ
り当該装置の操作は著しく簡易化される。
【0043】次に以下の例に基づき本発明を詳細に説明
する。
【0044】比較例 まず、例えばWO82/00668合明細書に記載され
ているような公知の噴流絡合器を使用する。選ばれた噴
流絡合器は、長さが15mmで、高さが2mmで、幅が
2mmである一定のU字形の横断面を有する糸通路を有
している。糸通路の頂点において、糸通路の中央部にて
ラバール(Laval)ノズルの形をしたブロー通路が開口
している。このラバールノズルは最も狭い個所に1.5
4mm2の横断面を有し、糸通路への入口に2.1mm2
の横断面を有し、5mmの長さを有している。糸通路
の、前記入口に向き合った壁は平らに構成されている。
ブロー通路の軸線と糸通路の軸線との間には糸入口側で
80°の角度が形成されている。
【0045】前記噴流絡合器にはそれぞれ36フィラメ
ントを有する2つのテクスチャード加工されたフィラメ
ントヤーンが挿入された。この場合、各フィラメントは
4.7dtexの単個番手を有している。噴流絡合を行
なうためにヤーンは700m/minの速度で噴流絡合
器を通過させられる。この場合には4.5barの圧力
を有する必要な圧縮空気がブロー通路に供給される。
【0046】このように噴流絡合されたヤーンにおい
て、メータあたりの固定点、平均開放長さ、基準偏差と
最大開放長さとが決定される。この噴流絡合されたヤー
ンの負荷のシュミレーションのためにそれぞれ噴流絡合
されたヤーンを元のヤーン長さの2%、2.3%、2.
6%又は3.5%引き伸ばし、前記値を再び測定した。
測定された値は以下の表1に纏められている。
【0047】
【表1】
【0048】例 比較例で使用したノズルを変え、糸通路に、直径4mm
の半球の形を有するドリルを用いて、糸通路底まで孔を
あけた。使用したヤーンと噴流絡合条件は比較例の場合
のように選択した。噴流絡合されたヤーンにて測定され
た特性は表2に記載した。
【0049】
【表2】
【0050】結果を比較すれば、公知技術に較べて、ヤ
ーンが負荷されていない場合に基準偏差と最大開放長さ
とが改善されたことが判る。さらに、あとからの負荷、
この場合にはヤーンの引き伸ばしによってシュミレート
された負荷に際してヤーンの噴流絡合品質は、本発明に
よる装置を用いて噴流絡合を実施した場合にははっきり
と改善されることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは垂直に配置されたブロー通路を有する本発
明による噴流絡合器であって、糸通路の第2の区分が割
球の輪郭を有している形式のものの概略的な構造を示し
た図、bはaのA−A線に沿った断面図。
【図2】aは傾斜して配置されたブロー通路を有する本
発明による噴流絡合器であって、糸通路の第2の区分が
割球の輪郭を有している形式のものの概略的な構造を示
した図、bはaのA−A線に沿った断面図。
【図3】aは垂直に配置されたブロー通路を有し、糸通
路の第2の区分がU字形の横断面輪郭を有している本発
明による噴流絡合器の概略的な構造を示した図、bはa
のA−A線に沿った噴流絡合器の断面図。
【図4】aは傾斜配置されたブロー通路を有し、糸通路
の第2の区分がU字形横断面輪郭を有する本発明による
噴流絡合器の概略的な構造を示した図、bはaのA−A
線に沿った断面図。
【図5】2部分から成る本発明の噴流絡合器の概略的な
構造を、開放状態で示した図。
【図6】糸挿入スリットを有する本発明による噴流絡合
器の閉じられた構成形態を概略的に示した図。
【図7】aは本発明による2部分構成の装置を閉鎖状態
で示した横断面図、bは前記装置を開放状態で示した
図。
【図8】単一構造である本発明による装置の横断面図。
【図9】aは2部分構造である本発明の別の装置を閉じ
た状態で示した横断面図、bはaに示した装置を開放状
態で示した図、cはaで示した装置の平面図、dはbで
示した装置の平面図、eはaで示した装置のC−C線に
沿った断面図、fはbで示した装置のD−D線に沿った
断面図。
【符号の説明】
1 上方部分、 2 下方部分、 3 糸通路、
5′,5″ ブロー通路、6′,6″ ブロー通路、
8 上方部分、 9 下方部分、 11 糸通路、 1
2 糸通路、 13 ホルダ、 14 保持板、 15
レバー、 16ねじ、 17 ねじ、 18 ばね、
20 ホルダ、 21 接続部、 22 ねじ、 2
3 ねじ、 24 底板、 25 圧縮ばね、 26
ねじ、27 ホルダ、 28 回転体、 29 ピン、
30 レバー、 31 ねじ、 32 押圧片、 3
4 長孔、 35 圧縮空気供給部、 36 シールリ
ング、 37 凹所、 38 凹所、 39 糸ガイ
ド、 40 ねじ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチフィラメントヤーンを噴流絡合さ
    せる装置であって、1つの糸通路(3;11)と該糸通
    路(3;11)に開口する少なくとも1つのブロー通路
    (5′,5″,6′,6″)とを有する噴流絡合器と、
    前記ブロー通路(5′,5″,6′,6″)への圧縮空
    気供給装置とを備えており、各ブロー通路(5′,
    5″,6′,6″)が前記糸通路(3;11)に向かっ
    て拡大する横断面を有しており、前記糸通路(3;1
    1)が各ブロー通路(5′,5″,6′,6″)のため
    に、該ブロー通路(5′,5″,6′,6″)の入口の
    前にある第1の区分(3′)と該ブロー通路(5′,
    5″,6′,6″)の入口の領域にある第2の区分
    (3″)と、該ブロー通路(5′,5″,6′,6″)
    の入口の後ろにある第3の区分(3′′′)とを有し、
    前記糸通路の前記第2の区分(3″)が該糸通路軸線に
    対し垂直に、前記第1の区分と第3の区分の横断面より
    も大きい横断面を有していることを特徴とする、マルチ
    フィラメントヤーンを噴流絡合させる装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の区分(3″)の有する幅が、
    前記ブロー通路(5′,5″,6′,6″)が前記糸通
    路(3;11)へ開口する前記入口から、該入口に向き
    合った糸通路壁に向う方向で、少なくとも区分的に拡大
    している、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の区分(3″)が有している長
    さが、前記ブロー通路(5′,5″,6′,6″)が前
    記糸通路(3;11)に開口する前記入口から、該入口
    に向き合った糸通路壁に向かって、少なくとも区分的に
    拡大されている、請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の区分(3″)の長さと幅と
    が、糸通路軸線に対して垂直な方向で、前記ブロー通路
    (5′,5″,6′,6″)の入口開口に対し同心的に
    拡大されている、請求項1から3までのいずれか1項記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の区分(3″)の長さと幅とが
    前記ブロー通路の軸線対し同心的に、前記ブロー通路
    (5′,5″,6′,6″)の前記入口から遠ざかる方
    向に拡大されている、請求項1から3までのいずれか1
    項記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の区分(3″)の糸通路輪郭
    (7)が少なくとも前記幅の方向でU字形に構成されて
    いる、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の区分(3″)の糸通路輪郭
    (4)が、前記ブロー通路(5′,5″,6′,6″)
    の前記入口により中断された割球の形を有している、請
    求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記糸通路の前記第2の区分(3″)の
    最大幅が、前記糸通路(3;11)の前記第1及び第3
    の区分の平均幅の1.5倍から3倍である、請求項1か
    ら7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記ブロー通路(5′,5″,6′,
    6″)の入口に向き合った前記糸通路(3;11)の第
    2の区分(3″)の壁が平らに構成されかつ前記ブロー
    通路(5′,5″,6′,6″)の軸線が、平らに構成
    された前記壁に対し垂直に向けられている、請求項1か
    ら8までのいずれか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記ブロー通路(5′,5″,6′,
    6″)の前記入口に向き合った前記糸通路(3;11)
    のすべての区分の壁が平らに構成されている、請求項1
    から9までのいずれか1項記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ブロー通路(6′.6″)の軸線
    と、前記糸通路(3;11)の軸線とが90°と30°
    との間の角度を成している、請求項1から10までのい
    ずれか1項記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ブロー通路の横断面の拡大が截頭
    円錐の形を有している、請求項1から11までのいずれ
    か1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記ブロー通路が前記糸通路(3;1
    1)に向かってまず横断面減小部を有し、該横断面減小
    部が最小横断面後、横断面拡大部へ移行している、請求
    項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記ブロー通路(5′,5″,6′,
    6″)がラバール(Laval)ノズルの形を有している、
    請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記糸通路(3;11)への入口にお
    ける前記ブロー通路(5′,5″,6′,6″)の横断
    面が前記ブロー通路の最小横断面の1.2から3倍まで
    の大きさを有している、請求項1から14までのいずれ
    か1項記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記糸通路(3;11)の前記第1の
    区分が前記第3の区分へ継続する連続的な横断面の拡大
    を有している、請求項1から15までのいずれか1項記
    載の装置。
  17. 【請求項17】 前記糸通路の前記第1の区分の横断面
    が平均して前記通路の前記第3の区分の横断面よりも小
    さい、請求項1から16までのいずれか1項記載の装
    置。
  18. 【請求項18】 少なくとも2つのブロー通路を有し、
    先行するブロー通路に対する前記糸通路の前記第3の区
    分が、後ろのブロー通路に対する前記糸通路の前記第1
    の区分である、請求項1から17までのいずれか1項記
    載の装置。
  19. 【請求項19】 前記糸通路の第1の区分と第3の区分
    とが同じ長さを有している、請求項1から18までのい
    ずれか1項記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記糸通路(3;11)が第1の区分
    と第3の区分において、開放側が平らな壁によって制限
    されている溝の形を有しており、前記第2の区分におけ
    るブロー通路(5′,5″,6′,6″)の入口が前記
    第2の区分において、前記糸通路の第1の区分と第3の
    区分の溝底平面に配置されている、請求項1から19ま
    でのいずれか1項記載の装置。
  21. 【請求項21】 噴流絡合器が2部分から構成されてい
    る、請求項1から20までのいずれか1項記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記溝の横断面がU字形に構成されて
    いる、請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 噴流絡合器が2部分から構成され、第
    1の部分(1)がブロー通路(5′,5″,6′,
    6″)と前記溝を有し、第2の部分(2)が平らな板で
    あって、該板で前記溝が覆われ得るようになっている、
    請求項21又は22記載の装置。
  24. 【請求項24】 噴流絡合器が第1の部分(1)と第2
    の部分(2)とから成り、前記糸通路(3;11)が前
    記第1の部分(1)及び/又は第2の部分(2)を移動
    させるか又は回動させることにより、マルチフィラメン
    トヤーンを挿入するためもしくは取出すために開放位置
    へ移動させられかつマルチフィラメントヤーンを噴流絡
    合させるために閉鎖位置へ移動させられることができ
    る、請求項20又は23記載の装置。
  25. 【請求項25】 噴流絡合器が第1の部分(8)と第2
    の部分(9)とから構成され、噴流絡合器の長手方向面
    に沿って糸挿入スリット(10)が配置されている、請
    求項1から20までのいずれか1項記載の装置。
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