JP2001130722A - 立体倉庫 - Google Patents
立体倉庫Info
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- JP2001130722A JP2001130722A JP31484799A JP31484799A JP2001130722A JP 2001130722 A JP2001130722 A JP 2001130722A JP 31484799 A JP31484799 A JP 31484799A JP 31484799 A JP31484799 A JP 31484799A JP 2001130722 A JP2001130722 A JP 2001130722A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 円筒状または円環状の荷物を収納する立体倉
庫において、荷物の収納効率を向上させる。 【解決手段】 略円筒状または略円環状の荷物1を収納
する立体倉庫であって、所定間隔を隔てて略水平に取り
付けた荷受腕2を有する荷受柱3を、荷物搬出入装置が
移動する方向に列設し、相隣る前記荷受柱3の前記荷受
腕2の取り付け位置を、前記荷受腕2取り付け間隔の略
半分の距離ずらした立体倉庫。
庫において、荷物の収納効率を向上させる。 【解決手段】 略円筒状または略円環状の荷物1を収納
する立体倉庫であって、所定間隔を隔てて略水平に取り
付けた荷受腕2を有する荷受柱3を、荷物搬出入装置が
移動する方向に列設し、相隣る前記荷受柱3の前記荷受
腕2の取り付け位置を、前記荷受腕2取り付け間隔の略
半分の距離ずらした立体倉庫。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体倉庫、特に略
円筒状または略円環状の荷物を収納する立体倉庫に関す
る。
円筒状または略円環状の荷物を収納する立体倉庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、バ−インコイル(コイル状に巻
き取った線材)のように、外形が略円筒状または略円環
状の荷物を収納する立体倉庫としては、特開昭64−8
107号公報に開示されたものがある。
き取った線材)のように、外形が略円筒状または略円環
状の荷物を収納する立体倉庫としては、特開昭64−8
107号公報に開示されたものがある。
【0003】この立体倉庫は、両側に所定間隔を隔てて
載荷ア−ムを突設した荷受支柱を、複数個縦及び横方向
に列設するとともに、該荷受支柱間を走行自在に移動す
る荷物搬出入装置を設け、遠隔操作によって荷物の出し
入れを行う立体倉庫において、荷受支柱の外側面に長手
方向の両側に載荷部を有する載荷ア−ムの中間部を着脱
自在に吊持せしめ、かつ倉庫骨組における前記荷受支柱
の上端部を固定した屋根主架構および外壁主架構をブレ
−ス構造としたものである。
載荷ア−ムを突設した荷受支柱を、複数個縦及び横方向
に列設するとともに、該荷受支柱間を走行自在に移動す
る荷物搬出入装置を設け、遠隔操作によって荷物の出し
入れを行う立体倉庫において、荷受支柱の外側面に長手
方向の両側に載荷部を有する載荷ア−ムの中間部を着脱
自在に吊持せしめ、かつ倉庫骨組における前記荷受支柱
の上端部を固定した屋根主架構および外壁主架構をブレ
−ス構造としたものである。
【0004】そして、このような構造とすることによ
り、在庫荷物の荷重をすべて建家全体で処理できるの
で、寸法の比較的小さい部材を採用して製作できるほ
か、屋内荷物の在庫分布の偏りを懸念することなく、大
量の荷物を在庫させることが可能である。
り、在庫荷物の荷重をすべて建家全体で処理できるの
で、寸法の比較的小さい部材を採用して製作できるほ
か、屋内荷物の在庫分布の偏りを懸念することなく、大
量の荷物を在庫させることが可能である。
【0005】また、荷受支柱の外側面に、長手方向の両
側に載荷部を有する載荷ア−ムを着脱自在に吊持するよ
うにしているので、断面が小さい材料が使用できたり、
芯合わせ等が容易であるので、製作コストが低廉ですむ
としている。
側に載荷部を有する載荷ア−ムを着脱自在に吊持するよ
うにしているので、断面が小さい材料が使用できたり、
芯合わせ等が容易であるので、製作コストが低廉ですむ
としている。
【0006】図11はこの立体倉庫の建家骨組を示す概
略斜視図である。
略斜視図である。
【0007】この立体倉庫21は、梁間方向22、桁行
方向23の外壁面および屋根面はすべてブレ−ス施工剛
構造としている。図において、24は外壁主架構におけ
る表面ブレ−スを示し、25は外壁主架構における桁行
方向のブレ−スを示し、26は耐風構を示し、27は屋
根主架構におけるブレ−スを示している。また、母屋2
8の上に置屋根29を葺く構成としている。また、30
は荷受支柱を示す。
方向23の外壁面および屋根面はすべてブレ−ス施工剛
構造としている。図において、24は外壁主架構におけ
る表面ブレ−スを示し、25は外壁主架構における桁行
方向のブレ−スを示し、26は耐風構を示し、27は屋
根主架構におけるブレ−スを示している。また、母屋2
8の上に置屋根29を葺く構成としている。また、30
は荷受支柱を示す。
【0008】図12はこの立体倉庫の部分切欠き斜視図
であり、倉庫床31に鉛直に立設されたH形鋼からなる
支柱32aおよび32bをラチス材33で結合して、荷
受支柱30として構成している。
であり、倉庫床31に鉛直に立設されたH形鋼からなる
支柱32aおよび32bをラチス材33で結合して、荷
受支柱30として構成している。
【0009】荷受支柱30の側面には、荷受支柱30の
高さ方向に沿って一定の間隔をおいて、荷物を載荷する
ための複数の載荷ア−ム34が、着脱自在に水平方向に
取り付けられている。
高さ方向に沿って一定の間隔をおいて、荷物を載荷する
ための複数の載荷ア−ム34が、着脱自在に水平方向に
取り付けられている。
【0010】載荷ア−ム34は、両端部分が前記支柱3
2aおよび32bのそれぞれから突出した状態で取り付
けられ、突出した部分に荷物を載荷できるようになって
いる。
2aおよび32bのそれぞれから突出した状態で取り付
けられ、突出した部分に荷物を載荷できるようになって
いる。
【0011】この立体倉庫においては、このような載荷
ア−ム34を複数取り付けた荷受支柱30が建家の長手
方向および幅方向に所定の間隔をおいて列設されてお
り、建家長手方向の荷受支柱30列の両側を、載荷ア−
ム34に荷物を載荷したり、載荷ア−ム34から荷物を
払い出すためのスタッカ−クレ−ン35が、建家の長手
方向に沿って走行している。
ア−ム34を複数取り付けた荷受支柱30が建家の長手
方向および幅方向に所定の間隔をおいて列設されてお
り、建家長手方向の荷受支柱30列の両側を、載荷ア−
ム34に荷物を載荷したり、載荷ア−ム34から荷物を
払い出すためのスタッカ−クレ−ン35が、建家の長手
方向に沿って走行している。
【0012】図13は上述した荷受支柱30の例を示す
概略正面図、図14は荷受支柱の列設状況を示す概略側
面図である。荷受支柱30は図13に示すように、コン
クリ−ト製倉庫床36に設定間隔置いて立設された支柱
32aおよび32bを主要部材として構成され、支柱3
2aと支柱32bとの間は、ラチス材37で連結されて
いる。
概略正面図、図14は荷受支柱の列設状況を示す概略側
面図である。荷受支柱30は図13に示すように、コン
クリ−ト製倉庫床36に設定間隔置いて立設された支柱
32aおよび32bを主要部材として構成され、支柱3
2aと支柱32bとの間は、ラチス材37で連結されて
いる。
【0013】また、支柱32aと支柱32bの上端部
は、屋根主架構の一部を構成しているビ−ム38により
連結されている。この連結ビ−ム38は建家の幅方向に
設けられるものであり、建家の幅方向に列設されている
すべての荷受支柱30の上端が、この連結ビ−ム38に
より連結される。
は、屋根主架構の一部を構成しているビ−ム38により
連結されている。この連結ビ−ム38は建家の幅方向に
設けられるものであり、建家の幅方向に列設されている
すべての荷受支柱30の上端が、この連結ビ−ム38に
より連結される。
【0014】また、建家の長手方向に列設された荷受支
柱30は、図14に示すように、お互いにブレ−ス39
で連結されているとともに、その上端部は、屋根主架構
の一部を構成している連結部材40により連結されてい
る。
柱30は、図14に示すように、お互いにブレ−ス39
で連結されているとともに、その上端部は、屋根主架構
の一部を構成している連結部材40により連結されてい
る。
【0015】そして、各荷受支柱30の側面には、高さ
方向に所定の間隔をおいて、載荷ア−ム34が取り付け
られている。
方向に所定の間隔をおいて、載荷ア−ム34が取り付け
られている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭64−8107号公報に開示された立体倉庫には、
次のような問題点がある。
開昭64−8107号公報に開示された立体倉庫には、
次のような問題点がある。
【0017】立体倉庫全体の載荷ア−ム34の配置は、
載荷ア−ム34を載荷ア−ム34の長手方向と直交する
垂直面に投影させた図15に示すように、個々の載荷ア
−ム34が縦横均等な距離離れた格子点位置に位置する
ように配置されているので、載荷ア−ム34にバ−イン
コイル41等の荷物を収納した場合、隣接する4つのバ
−インコイル41等の中心に、4つのバ−インコイル4
1等で囲まれたデッドスペ−ス42が形成されるので、
荷物の収納効率が悪い。
載荷ア−ム34を載荷ア−ム34の長手方向と直交する
垂直面に投影させた図15に示すように、個々の載荷ア
−ム34が縦横均等な距離離れた格子点位置に位置する
ように配置されているので、載荷ア−ム34にバ−イン
コイル41等の荷物を収納した場合、隣接する4つのバ
−インコイル41等の中心に、4つのバ−インコイル4
1等で囲まれたデッドスペ−ス42が形成されるので、
荷物の収納効率が悪い。
【0018】また、前記荷受支柱30を構成する支柱3
2aと支柱32bとの間を、ラチス材37で連結しなけ
ればならないので、その部分にデッドスペ−スが形成さ
れるので、同じように荷物の収納効率が悪い。
2aと支柱32bとの間を、ラチス材37で連結しなけ
ればならないので、その部分にデッドスペ−スが形成さ
れるので、同じように荷物の収納効率が悪い。
【0019】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、略円筒状また
は略延環状の荷物を、収納効率よく収納することのでき
る立体倉庫を提供することを目的としている。
点を解消するためになされたものであり、略円筒状また
は略延環状の荷物を、収納効率よく収納することのでき
る立体倉庫を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る立体倉庫
は、略円筒状または略円環状の荷物を収納する立体倉庫
であって、所定間隔を隔てて略水平に取り付けた荷受腕
を有する荷受柱を、荷物搬出入装置が移動する方向に列
設し、相隣る前記荷受柱の前記荷受腕の取り付け位置
を、前記荷受腕取り付け間隔の略半分の距離ずらしたも
のである。
は、略円筒状または略円環状の荷物を収納する立体倉庫
であって、所定間隔を隔てて略水平に取り付けた荷受腕
を有する荷受柱を、荷物搬出入装置が移動する方向に列
設し、相隣る前記荷受柱の前記荷受腕の取り付け位置
を、前記荷受腕取り付け間隔の略半分の距離ずらしたも
のである。
【0021】また、前記荷物搬出入装置が移動する方向
に列設した荷受柱の所定本数毎に、地震発生時の水平力
を支持する水平力支持柱を配置したものである。
に列設した荷受柱の所定本数毎に、地震発生時の水平力
を支持する水平力支持柱を配置したものである。
【0022】また、隣り合う前記水平力支持柱間に、前
記荷物の搬出入に支障をきたさない傾斜角度を持った斜
梁を配置したものである。
記荷物の搬出入に支障をきたさない傾斜角度を持った斜
梁を配置したものである。
【0023】この発明に係る立体倉庫においては、相隣
る前記荷受柱の荷受腕の取り付け位置を、荷受腕取り付
け間隔の略半分の距離ずらしているので、荷物を千鳥配
置となるように収納することができる。
る前記荷受柱の荷受腕の取り付け位置を、荷受腕取り付
け間隔の略半分の距離ずらしているので、荷物を千鳥配
置となるように収納することができる。
【0024】したがって、立体倉庫の収納効率を高める
ことができる。
ことができる。
【0025】また、荷受柱の所定本数毎に、地震発生時
の水平力を支持する水平力支持柱を配置するので、荷受
柱自体に水平力を支持させるときのように、隣り合う荷
受柱間を鉛直ブレ−スや水平梁で連結する必要がなくな
る。
の水平力を支持する水平力支持柱を配置するので、荷受
柱自体に水平力を支持させるときのように、隣り合う荷
受柱間を鉛直ブレ−スや水平梁で連結する必要がなくな
る。
【0026】したがって、荷受柱間のデッドスペ−スを
少なくすることができるとともに、使用する部材も少な
くすることができる。
少なくすることができるとともに、使用する部材も少な
くすることができる。
【0027】特に、千鳥状に収納した荷物間の斜め方向
空きスペ−スを利用して、荷受柱間に斜め梁を配置する
ことにより、部材本数をさらに減少させることができる
とともに、使用鋼材の重量も減らすことができる。
空きスペ−スを利用して、荷受柱間に斜め梁を配置する
ことにより、部材本数をさらに減少させることができる
とともに、使用鋼材の重量も減らすことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0029】図1は本発明の立体倉庫の建家骨組の概略
説明図であり、(a)は建家の長手方向に沿った正面
図、(b)は(a)のA−A矢視図、(c)は(a)の
B−B矢視図である。この立体倉庫は、建屋の長手方向
および幅方向に沿って、円筒状または円環状の荷物1を
収納するための複数の荷受腕2を有する荷受柱3を列設
している。
説明図であり、(a)は建家の長手方向に沿った正面
図、(b)は(a)のA−A矢視図、(c)は(a)の
B−B矢視図である。この立体倉庫は、建屋の長手方向
および幅方向に沿って、円筒状または円環状の荷物1を
収納するための複数の荷受腕2を有する荷受柱3を列設
している。
【0030】そして、図1(a)に示すように、建屋の
長手方向に列設した隣り合う荷受柱3との間では、荷受
腕2の高さ方向設置位置が荷受腕2の取付け間隔Lの略
半分の1/2Lずれているので、立体倉庫に収納された
荷物1は、建屋の長手方向に沿った正面から見ると、千
鳥状に収納される状態となる。
長手方向に列設した隣り合う荷受柱3との間では、荷受
腕2の高さ方向設置位置が荷受腕2の取付け間隔Lの略
半分の1/2Lずれているので、立体倉庫に収納された
荷物1は、建屋の長手方向に沿った正面から見ると、千
鳥状に収納される状態となる。
【0031】また、建屋の長手方向に沿って列設された
荷受柱3の所定の本数毎(図1では5本毎)に、地震発生
時の水平力を支持する水平力支持柱4を配置している。
荷受柱3の所定の本数毎(図1では5本毎)に、地震発生
時の水平力を支持する水平力支持柱4を配置している。
【0032】そして、建屋の長手方向に列設された荷受
柱3および水平力支持柱4は、上端部分において屋根梁
5により、また建屋の幅方向に列設された荷受柱3は、
上端部分において屋根梁6により連結されている。
柱3および水平力支持柱4は、上端部分において屋根梁
5により、また建屋の幅方向に列設された荷受柱3は、
上端部分において屋根梁6により連結されている。
【0033】図2は図1(a)の一部詳細図である。2
つの水平力支持柱4間は、高さ方向に沿って所定の間隔
で設けられた水平梁7により接続され、水平力支持柱4
間に配置された荷受柱3も、荷受腕2を設けた面と反対
側の面が、この水平梁7の側面に接続される。
つの水平力支持柱4間は、高さ方向に沿って所定の間隔
で設けられた水平梁7により接続され、水平力支持柱4
間に配置された荷受柱3も、荷受腕2を設けた面と反対
側の面が、この水平梁7の側面に接続される。
【0034】また、上下の水平梁7間には複数の荷受柱
3を接続する鉛直ブレ−ス8が、荷受腕2を設けた面と
反対側に配置されている。
3を接続する鉛直ブレ−ス8が、荷受腕2を設けた面と
反対側に配置されている。
【0035】図3は図1(b)の一部詳細図である。建屋
の幅方向に列設される荷受柱3は、隣り合う荷受柱3a
と3bとでは、荷受腕2が反対方向を向くように、背中
合せに配置されており、2本の荷受柱3は前記水平梁7
で接続されている。
の幅方向に列設される荷受柱3は、隣り合う荷受柱3a
と3bとでは、荷受腕2が反対方向を向くように、背中
合せに配置されており、2本の荷受柱3は前記水平梁7
で接続されている。
【0036】図4は図1(c)の一部詳細図であり、前
記水平力支持柱4の構成を示している。
記水平力支持柱4の構成を示している。
【0037】水平力支持柱4は、4本の支柱9a、9
b、9c、9dと、支柱9aと9b、支柱9cと9dを
接続する水平梁10および4本の支柱間にまたがって設
けたラチス材11とから構成される。
b、9c、9dと、支柱9aと9b、支柱9cと9dを
接続する水平梁10および4本の支柱間にまたがって設
けたラチス材11とから構成される。
【0038】図5は図2のC−C矢視図、図6は図2の
D−D矢視図である。前述したように、2本の水平力支
持柱4は水平梁7により支柱9bおよび9cの部分で連
結される。
D−D矢視図である。前述したように、2本の水平力支
持柱4は水平梁7により支柱9bおよび9cの部分で連
結される。
【0039】そして、水平力支持柱4に支柱9bおよび
9cの部分を中心とした回転力が作用しないように、水
平力支持柱4と水平梁7間に方杖(ほうづえ)12が設
けられている。
9cの部分を中心とした回転力が作用しないように、水
平力支持柱4と水平梁7間に方杖(ほうづえ)12が設
けられている。
【0040】図7は図1〜図6で説明した本発明の立体
倉庫の骨組を示す斜視図である。なお、図7において
は、方杖12と水平梁で囲まれる位置にある荷受柱3a
および3bは、図面を分かりやすくするために省略して
いる。なお、方杖12の配置は水平面内に限定するもの
ではなく、荷物と干渉しないように、略45度に傾斜し
た傾斜面内に配置してもよい。
倉庫の骨組を示す斜視図である。なお、図7において
は、方杖12と水平梁で囲まれる位置にある荷受柱3a
および3bは、図面を分かりやすくするために省略して
いる。なお、方杖12の配置は水平面内に限定するもの
ではなく、荷物と干渉しないように、略45度に傾斜し
た傾斜面内に配置してもよい。
【0041】図8は、2本の水平力支持柱4間を斜梁1
3で連結する場合の建屋長手方向に沿った正面図、図9
は図7のE−E矢視図、図10は2本の水平力支持柱4
間を斜梁13で連結する場合の斜視図である。この場
合、2本の水平力支持柱4間を、支柱9a間は斜梁13
a、支柱9b間は斜梁13b、支柱9c間は斜梁13
c、支柱9d間は斜梁13dと4本の斜梁で連結し、斜
梁13aと斜梁13b間、斜梁13cと斜梁13d間を
ラチス材14で連結する。
3で連結する場合の建屋長手方向に沿った正面図、図9
は図7のE−E矢視図、図10は2本の水平力支持柱4
間を斜梁13で連結する場合の斜視図である。この場
合、2本の水平力支持柱4間を、支柱9a間は斜梁13
a、支柱9b間は斜梁13b、支柱9c間は斜梁13
c、支柱9d間は斜梁13dと4本の斜梁で連結し、斜
梁13aと斜梁13b間、斜梁13cと斜梁13d間を
ラチス材14で連結する。
【0042】斜梁13は千鳥状に収納された荷物と干渉
しないように略45度に傾斜させるとともに、荷物1の
搬出入に支障をきたさないように、斜梁13が配置され
る位置においては、荷受腕2の間隔を他の部分よりもや
や広げるように配慮している。
しないように略45度に傾斜させるとともに、荷物1の
搬出入に支障をきたさないように、斜梁13が配置され
る位置においては、荷受腕2の間隔を他の部分よりもや
や広げるように配慮している。
【0043】斜梁13を使用することにより、前述した
水平梁7や鉛直ブレ−ス8および方杖12が必要でなく
なるので、部材数が少なくなるとともに、各部材が効率
よく荷重を分担することにより、それぞれを小断面にす
ることができ、鋼材重量も大幅に減らすことができる。
水平梁7や鉛直ブレ−ス8および方杖12が必要でなく
なるので、部材数が少なくなるとともに、各部材が効率
よく荷重を分担することにより、それぞれを小断面にす
ることができ、鋼材重量も大幅に減らすことができる。
【0044】
【発明の効果】本発明により、立体倉庫のデッドスペ−
スを減らすことができるので、円筒状または円環状の荷
物の収納効率が高まる。
スを減らすことができるので、円筒状または円環状の荷
物の収納効率が高まる。
【0045】また、構造を簡素化できるので、建設費を
低廉にすることができるとともに、納期も短縮できる。
低廉にすることができるとともに、納期も短縮できる。
【図1】本発明の立体倉庫の建家骨組の概略説明図であ
り、(a)は建家の長手方向に沿った正面図、(b)は
(a)のA−A矢視図、(c)は(a)のB−B矢視図
である。
り、(a)は建家の長手方向に沿った正面図、(b)は
(a)のA−A矢視図、(c)は(a)のB−B矢視図
である。
【図2】図1(a)の一部詳細図である。
【図3】図1(b)の一部詳細図である。
【図4】図1(c)の一部詳細図である。
【図5】図2のC−C矢視図である。
【図6】図2のD−D矢視図である。
【図7】本発明の立体倉庫の斜視図である。
【図8】2本の水平力支持柱間を斜梁で連結する場合の
建屋長手方向に沿った正面図である。
建屋長手方向に沿った正面図である。
【図9】図7のE−E矢視図である。
【図10】2本の水平力支持柱間を斜梁で連結する場合
の斜視図である。
の斜視図である。
【図11】従来の立体倉庫の建家骨組を示す概略斜視図
である。
である。
【図12】従来の立体倉庫の部分切欠き斜視図である。
【図13】従来の立体倉庫の荷受支柱の例を示す概略正
面図である。
面図である。
【図14】従来の立体倉庫の荷受支柱の列設状況を示す
概略側面図である。
概略側面図である。
【図15】従来の立体倉庫における荷物の載荷状況を示
す正面図である。
す正面図である。
1 荷物 2 荷受腕 3、3a、3b 荷受柱 4 水平力支持柱 5 屋根梁 6 屋根梁 7 水平梁 8 鉛直ブレ−ス 9a、9b、9c、9d 支柱 10 水平梁 11 ラチス材 12 方杖 13、13a,13b、13c、13d 斜梁 14 ラチス材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉部 克則 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 吉田 勝利 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 瀬尾 一陽 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 増田 博 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 岡本 紀明 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 生田 志津 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3F022 CC06 FF01 MM01 MM02 MM17
Claims (3)
- 【請求項1】 略円筒状または略円環状の荷物を収納す
る立体倉庫であって、所定間隔を隔てて略水平に取り付
けた荷受腕を有する荷受柱を、荷物搬出入装置が移動す
る方向に列設し、相隣る前記荷受柱の前記荷受腕の取り
付け位置を、前記荷受腕取り付け間隔の略半分の距離ず
らしたことを特徴とする立体倉庫。 - 【請求項2】 前記荷物搬出入装置が移動する方向に列
設した荷受柱の所定本数毎に、地震発生時の水平力を支
持する水平力支持柱を配置したことを特徴とする請求項
1に記載の立体倉庫。 - 【請求項3】 隣り合う前記水平力支持柱間に、前記荷
物の搬出入に支障をきたさない傾斜角度を持った斜梁を
配置したことを特徴とする請求項2に記載の立体倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31484799A JP2001130722A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | 立体倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31484799A JP2001130722A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | 立体倉庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001130722A true JP2001130722A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=18058334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31484799A Pending JP2001130722A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | 立体倉庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001130722A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021035875A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 大成建設株式会社 | 倉庫 |
-
1999
- 1999-11-05 JP JP31484799A patent/JP2001130722A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021035875A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 大成建設株式会社 | 倉庫 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040824 |