JP2001130721A - ピッキング指示装置及び方法 - Google Patents

ピッキング指示装置及び方法

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JP2001130721A JP31308699A JP31308699A JP2001130721A JP 2001130721 A JP2001130721 A JP 2001130721A JP 31308699 A JP31308699 A JP 31308699A JP 31308699 A JP31308699 A JP 31308699A JP 2001130721 A JP2001130721 A JP 2001130721A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピッキング作業者を介したピッキング作業の
作業性を向上させる。 【解決手段】 複数品種の出荷対象商品を品種毎に設け
られた出庫間口ST01〜ST18でピッキングする際にピ
ッキング作業者にピッキング指示情報を提供するピッキ
ング指示装置であって、出荷対象商品の出荷データに基
づいて出荷対象商品のパレットへの積付を計画する割付
/積付計画部4と、出荷対象商品のパレットへの積付の
結果に基づいて各出庫間口ST01〜ST18におけるパレ
ット上に積み付けられた出荷対象商品の荷姿画像Gを生
成する荷姿画像生成部5と、荷姿画像Gを出庫間口ST
01〜ST18毎に表示する荷姿画像表示部b41とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は ピッキング指示装
置及び方法に係わり、特に多品種の商品を取り扱う物流
センターにおけるピッキング作業の能率向上技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】商品の配送を行う物流センター等では、
品種毎に各商品棚に収納された商品の中から、フォーク
リフトや無人搬送車(AGV)等の移動搬送手段を用い
て出荷対象商品を出荷数量だけ出荷用のパレット上に集
荷(ピッキング)し、このパレットをトラック等の輸送
手段に積み込んでいる。このピッキング作業の際、従来
では上記移動搬送手段に作業指示表示用端末を設けると
共に物流センター内に作業指示送信用の地上局を設け、
この地上局から無線等を介して作業指示表示用端末にピ
ッキング対称商品(例えば商品名や商品コード)とその
ピッキング数量をピッキング指示情報としてリスト表示
していた。ピッキング作業者は、作業指示表示用端末に
表示されたピッキング対称商品とピッキング数量に基づ
いて各商品棚から出荷対象商品をパレット上にピッキン
グし、輸送手段に積み込むために所定の出荷場所に搬送
する。
【0003】一方、特開平8−113315号公報に
は、このようなピッキング作業を自動化することによ
り、出荷作業の作業能率を向上させる技術が開示されて
いる。この技術では、コンピュータ用いた遺伝アルゴリ
ズムとして知られている「GA(Genetic Algorism)」
を用いることにより出荷対象商品(ワーク)のパレット
への割付、つまりに複数の出荷対象商品のうち何れの出
荷対象商品を1あるいは複数のパレットの何れに割り当
てるかを計画し、さらに各パレットに割付けられた出荷
対象商品の積付(どのような順番でどのような荷姿で積
み上げるか)を周知のビーム探索手法に幾つかの積付制
約条件を加味することにより計画する。そして、このよ
うな出荷対象商品のパレットへの割付計画及び各パレッ
トへの出荷対象商品の積付計画は、自動リパレタイズ装
置によって自動的に行われるようになっており、この割
付計画の結果と積付計画の結果に基づいてピッキング装
置が出荷対象商品を自動的にピッキングして各パレット
に積み付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載の従来技術は、ピッキング作業を自動化するもので
あり、ピッキング作業者が移動搬送手段を用いて出荷対
象商品を手動ピッキングするものではない。また、上述
したピッキング作業者及び移動搬送手段によるピッキン
グ作業方法では、作業指示表示用端末にはピッキング指
示情報としてピッキング対称商品とピッキング数量がリ
スト表示されるのみなので、ピッキング作業者の経験等
に左右されてパレットへの積付荷姿にバラツキが生じた
り、また作業時間がばらつくといった不具合がある。
【0005】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、ピッキング作業者を介したピッキング作業の
作業性向上を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ピッキング指示装置に係わる第1の手
段として、複数品種の出荷対象商品を品種毎に設けられ
た出庫間口でピッキングする際にピッキング作業者にピ
ッキング指示情報を提供するピッキング指示装置におい
て、出荷対象商品の出荷データに基づいて出荷対象商品
のパレットへの積付を計画する積付計画手段と、前記出
荷対象商品のパレットへの積付の結果に基づいて各出庫
間口におけるパレット上に積み付けられた出荷対象商品
の荷姿画像を生成する画像生成手段と、この荷姿画像を
各出庫間口毎に表示する画像表示手段とを具備する手段
を採用する。
【0007】ピッキング指示装置に係わる第2の手段と
して、複数品種の出荷対象商品を品種毎に設けられた出
庫間口でピッキングする際にピッキング作業者にピッキ
ング指示情報を提供するピッキング指示装置において、
移動搬送手段に搭載され、移動位置を外部に送信すると
共に外部からピッキング指示情報を受信して表示する集
荷用移動端末と、出荷対象商品の出荷データに基づいて
出荷対象商品のパレットへの積付を計画し、この出荷対
象商品のパレットへの積付の結果に基づいて各出庫間口
におけるパレット上に積み付けられた出荷対象商品の荷
姿画像を生成し、かつ当該各荷姿画像を集荷用移動端末
に送信する地上局とを具備する手段を採用する。
【0008】ピッキング指示装置に係わる第3の手段と
して、上記第1または第2の手段において、荷姿画像を
3次元画像とするという手段を採用する。
【0009】ピッキング指示装置に係わる第4の手段と
して、上記第1〜第3いずれかの手段において、荷姿画
像に各出庫間口における出荷対象商品のピッキング数量
を示す画像を付加するという手段を採用する。
【0010】ピッキング指示装置に係わる第5の手段と
して、上記第2〜第4いずれかの手段において、移動搬
送手段に備えられた仮置台上に載置された出荷対象商品
の数量を示す画像を荷姿画像に付加するという手段を採
用する。
【0011】ピッキング指示方法に係わる第1の手段と
して、複数品種の出荷対象商品を品種毎に設けられた出
庫間口でピッキングする際にピッキング作業者にピッキ
ング指示情報を提供するピッキング指示方法において、
出荷対象商品の出荷データに基づいて出荷対象商品のパ
レットへの積付を計画し、この積付の結果に基づいて各
出庫間口におけるパレット上に積み付けられた出荷対象
商品の荷姿画像を生成して各出庫間口毎に表示するとい
う手段を採用する。
【0012】ピッキング指示方法に係わる第2の手段と
して、上記第1の手段において、荷姿画像を3次元画像
とするという手段を採用する。
【0013】ピッキング指示方法に係わる第3の手段と
して、上記第1または第2の手段において、荷姿画像に
各出庫間口における出荷対象商品のピッキング数量を示
す画像を付加するという手段を採用する。
【0014】ピッキング指示方法に係わる第4の手段と
して、上記第1〜第3いずれかの手段において、パレッ
トを搬送する移動搬送手段に仮置台が備えられている場
合には、当該仮置台上に載置された出荷対象商品の数量
を示す画像を荷姿画像に付加するという手段を採用す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係わるピッキング指示装置及び方法の一実施形態につい
て説明する。なお、本実施形態は、移動搬送手段の一種
である無人搬送車を用いて出荷対象商品のピッキング作
業を行う物流センターに本発明を適用したものである。
【0016】図1は、本実施形態におけるピッキング指
示装置の機能構成を示すブロック図である。この図にお
いて、符号Aは地上局、B1,B2,……は無人搬送車に
各々備えられる集荷用移動端末である。地上局Aは、出
荷データ記憶部1、レイアウトデータ記憶部2、作業ル
ート計画部3、割付/積付計画部4(積付計画手段)、
荷姿画像生成部5(画像生成手段)及び通信部6から構
成されている。集荷用移動端末B1は、通信部b11、作
業位置検出部b21、制御部b31及び荷姿画像表示部b41
(画像表示手段)から構成され、また集荷用移動端末B
2は、通信部b12、作業位置検出部b22、制御部b32及
び荷姿画像表示部b42(画像表示手段)から構成されて
いる。
【0017】図2は、当該物流センターのレイアウト構
成を示す模式図である。この図において、符号ST01〜
ST18は出荷対象商品の品種毎に設けられた複数の出庫
間口、V1〜V5は複数備えられた無人搬送車(移動搬送
手段)、Lsは無人搬送車V1〜V5の通常走行用の走行
軌道、Ltは無人搬送車V1〜V5が待機するための待機
軌道である。出庫間口ST01〜ST18は、2列に直線配
置されている。走行軌道Lsは、全ての出庫間口ST01
〜ST18にを取り囲むようにループ状に設けられてい
る。待機軌道Ltは、この走行軌道Lsの外側に当該走行
軌道Lsと交差するようにループ状に設けられている。
【0018】無人搬送車V1〜V5は、図示しない走行制
御装置による制御の下に走行軌道Ls上を走行すること
により、各出庫間口ST01〜ST18からピッキングされ
た出荷対象商品を所定の出荷場所に搬送するものであ
る。各無人搬送車V1〜V5の走行軌道Ls及び待機軌道
Lt上における移動方向は予め決められており、例えば
矢印で示すように反時計方向に設定されている。また、
ピッキング作業が終了した無人搬送車V1〜V5は、走行
軌道Ls上に留まることなく、待機軌道Ltに移動して待
機するように設定されている。なお、上記集荷用移動端
末B1は無人搬送車V1に備えられ、集荷用移動端末B2
は無人搬送車V2に備えられている。
【0019】この図2では、無人搬送車V4が出庫間口
ST08に停車してピッキング作業中であると共に、無人
搬送車V5が出庫間口ST13に停車して別のピッキング
作業が行われている状態であることを示している。ま
た、この他の無人搬送車V1〜V3は、搬送作業を終え待
機軌道Ltにおいて待機中である。
【0020】上記出荷データ記憶部1は、当該物流セン
ターの出荷データを記憶するものである。レイアウトデ
ータ記憶部2は、上述した物流センターのレイアウト構
成をレイアウトデータとして記憶するものである。作業
ルート計画部3は、上記レイアウトデータ及び出荷デー
タに基づいて、作業ルートの計画、つまりどのような順
番で出庫間口ST01〜ST18を回ってピッキング作業を
行うかを計画するものである。割付/積付計画部4は、
出荷データに基づいて出荷対象商品のパレットへの割付
及び各パレット上における出荷対象商品の積付を計画す
るものである。荷姿画像生成部5は、この割付計画及び
積付計画に基づいて各出庫間口ST01〜ST18でパレッ
ト上に積み付けられる出荷対象商品の荷姿画像Gを生成
するものである。通信部6は、上記作業ルートと荷姿画
像Gとを集荷用移動端末B1,B2,……からの要求に応
じて各集荷用移動端末B1,B2に送信するものである。
【0021】また、各集荷用移動端末B1,B2におい
て、通信部b11,b12は、上記作業ルートと荷姿画像G
の送信要求を地上局Aの通信部6に送信すると共に、こ
れら作業ルート及び荷姿画像Gを受信するものである。
作業位置検出部b21,b22は、各出庫間口ST01〜ST
18への到着を自らの位置情報として検出するものであ
る。制御部b31,b32は、この位置情報に基づいて上記
送信要求の送信を通信部b11,b12に指示すると共に、
該通信部b11,b12から作業ルートと荷姿画像Gを取り
込んで荷姿画像表示部b41,b42に出力するものであ
る。荷姿画像表示部b41,b42は、これら作業ルートと
荷姿画像Gを画像表示するものである。
【0022】次に、このように装置構成されたピッキン
グ指示装置の動作、すなわち当該ピッキング指示装置に
よるピッキング指示方法について詳しく説明する。
【0023】まず、ピッキング作業の開始が外部、例え
ば上位の制御装置から当該ピッキング指示装置に入力さ
れると、作業ルート計画部3は、上記レイアウトデータ
及び出荷データに基づいて作業ルートを計画する。すな
わち、出荷データによって指示された出荷対象商品に該
当する出庫間口の位置をレイアウトデータに基づいて検
出し、無人搬送車の最も短い走行距離で出荷データによ
って指示された全ての出荷対象商品をピッキングできる
ように出庫間口の巡回順序つまり作業ルートを計画す
る。
【0024】例えば、出庫間口ST01,ST08,ST18
に該当する出荷対象商品が出荷データによって指示され
た場合、当該各出荷対象商品のピッキング作業を待機中
の無人搬送車V1に割り当てる場合には、ST01→ST0
8→ST18の順番となるように作業ルートを計画する。
このように作業ルートを計画することによって、走行軌
道Ls上を約1週することによってピッキング作業を終
了することができる。これを、例えばST18→ST01→
ST08の順番に作業ルートを計画した場合には、無人搬
送車V1は、約1週無駄な走行をした後に出庫間口ST1
8で最初のピッキング作業を行うことになり、無人搬送
車V1の走行距離が長くなって作業効率が悪くなる。
【0025】割付/積付計画部4は、このようにして作
業ルートが作業ルート計画部3によって計画されると、
各出庫間口ST01,ST08,ST18毎について、当該作
業ルート及び出荷データに基づく出荷対象商品のパレッ
トへの割付及び各パレット上における出荷対象商品の積
付を計画する。すなわち、割付/積付計画部4は、上記
ST18→ST01→ST08の順番でピッキングする場合に
ついて、上記割付計画と積付計画を作成する。
【0026】ここで、これら割付計画及び積付計画は、
既に実用化されている特開平8−113315号公報の
技術、すなわちGA(Genetic Algorism)及びビーム探
索手法を用いた割付手法及び積付手法を用いて実行され
るようになっている。このGAを用いた割付手法によっ
て当該出荷データで指定された出荷対象商品を何枚のパ
レットに割り当ててピッキングするか、またこのように
割り当てられた各パレット上に如何なる荷姿で上記作業
ルート計画の順番で各出庫間口ST01,ST08,ST18
に該当する出荷対象商品を積み付けるか、が決定され
る。なお、物流センターによっては、出荷データを1つ
のパレットに積載可能な出荷対象商品の数量に限定して
作成する場合がある。このような物流センターについて
は、割付/積付計画部4において割付計画を行う必要が
ない。
【0027】さらに、荷姿画像生成部5は、上記積付計
画に基づいて各出庫間口ST01,ST08,ST18でパレ
ット上に積み付けられる出荷対象商品の荷姿画像Gを生
成する。図3及び図4は、このような荷姿画像Gの例を
示す図である。これらの図に示すように、荷姿画像G
は、3次元画像部G1、上面画像部G2、仮置台画像部G
3、積付数量表示部G4及び付属文字情報から構成されて
いる。
【0028】3次元画像部G1は、パレット上に出荷対
象商品を積み付けた状態を3次元画像として表示する部
分である。上面画像部G2は、パレット上に出荷対象商
品を積み付けた状態をパレットの上方から見た上面図を
表示する部分である。仮置台画像部G3は、各無人搬送
車V1〜V5に備えられた仮置台上に便宜上載置した出荷
対象商品の状態を示す部分である。積付数量表示部G4
は、各出庫間口ST01,ST08,ST18で積み付ける出
荷対象商品の数量を数値表示するものである。また、付
属文字情報としては、出庫間口ST01,ST08,ST18
の番号「1」あるいは「18」、出荷対象商品の品目
「KTYK」あるいは「DCRS」、等々である。
【0029】荷姿画像生成部5は、このような荷姿画像
Gを積付計画に基づいて各出庫間口ST01,ST08,S
T18毎に生成する。
【0030】このようにして作業ルート計画、割付計画
及び積付計画並びに荷姿画像Gの生成が終了すると、地
上局Aは、これら情報を各集荷用移動端末B1,B2,…
…の求めに応じて提供可能な状態となる。上記作業ルー
ト計画は走行制御装置に供給され、該走行制御装置によ
って待機状態にある無人搬送車が選択されてピッキング
作業が割り当てられる。例えば、無人搬送車V1にピッ
キング作業が割り当てられた場合、当該無人搬送車V1
は、作業ルート計画に基づいてST01→ST08→ST18
の順番で各出庫間口ST01,ST08,ST18を巡回して
出荷対象商品をピッキングすることになる。
【0031】例えば、無人搬送車V1が出庫間口ST01
まで走行して停止すると、当該無人搬送車V1に搭載さ
れた集荷用移動端末B1の作業位置検出部b21は、出庫
間口ST01への到着を検出する。そして、制御部b31
は、通信部b11を介して地上局Aに当該出庫間口ST
01に対応する荷姿画像Gの送信要求を発信させる。この
送信要求は、地上局Aの通信部6に受信されて荷姿画像
生成部5に提供される。
【0032】この結果、荷姿画像生成部5は、出庫間口
ST01に対応する荷姿画像Gを通信部6に供給して集荷
用移動端末B1に送信させる。この荷姿画像Gが通信部
b11に受信されると、制御部31は当該荷姿画像Gを荷
姿画像表示部b41に提供して表示させる。ピッキング作
業者は、この荷姿画像表示部b41に表示された荷姿画像
Gを参照することにより、当該出庫間口ST01における
ピッキング作業を行う。このような集荷用移動端末B1
及び地上局Aにおける一連の処理は、無人搬送車V1が
他の出庫間口ST08,ST18に停止した場合においても
同様に行われ、各出庫間口ST08,ST18に対応する荷
姿画像Gが荷姿画像表示部b41に表示される。
【0033】例えば、2番目のピッキング作業場所であ
る出庫間口ST08では、図3に示す荷姿画像Gが荷姿画
像表示部b41に表示される。すなわち、「KTYK」と
いう品目の出荷対象商品を8個、先に出庫間口ST01で
積み付けた出荷対象商品(平積みされている)の上に、
互いに重ねることなく平積みすることを指示する荷姿画
像Gが表示される。また、この荷姿画像Gでは、出庫間
口ST01で先に積み付けた出荷対象商品のうち、2個が
無人搬送車V1の仮置台(ワークスペース)上に載置さ
れていることが仮置台画像部G3によって示されてい
る。
【0034】また、図4には、最後のピッキング作業場
所である出庫間口ST18に対応する荷姿画像Gが示され
ている。すなわち、この荷姿画像Gは、「DCRS」と
いう品目の出荷対象商品を1個、最上段に積み付けるこ
とを示している。なお、この荷姿画像Gでは、仮置台上
に2個の出荷対象商品が載置されていることが仮置台画
像部G3によって示されているので、当該2個の出荷対
象商品をパレット上に移載することによって、当該パレ
ットに対する出荷対象商品の積み付けが終了する。
【0035】このように本実施形態では、出荷対象商品
のピッキングを行う各出庫間口ST08,ST18毎に、そ
こで積み付けるべき出荷対象商品の荷姿を示す荷姿画像
Gが荷姿画像表示部b41に表示されるので、ピッキング
作業者は、出荷対象商品の積み付け方について思考を巡
らすことなく、パレット上に出荷対象商品を容易に積み
付けることができる。したがって、ピッキング作業の作
業効率が従来に比較して格段に向上する。
【0036】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば以下のような変形が考えられ
る。 (1)上記実施形態では、地上局A側において作業ルー
ト計画、割付計画及び積付計画並びに荷姿画像Gの生成
を行うように構成したが、本発明は、これに限定される
ものではない。集荷用移動端末B1,B2,……側に作業
ルート計画、割付計画及び積付計画並びに荷姿画像Gの
生成機能を設けるように構成しても良い。この場合、地
上局Aと集荷用移動端末B1,B2,……との間の通信機
能を削除することが可能であり、装置構成が簡単化され
る。
【0037】(2)上記実施形態では、集荷用移動端末
B1,B2,……を無人搬送車V1〜V2に搭載するように
構成したが、移動搬送手段としてフォークリフトを用い
てピッキング作業を行う場合には集荷用移動端末B1,
B2,……をフォークリフトにそれぞれ搭載する。ま
た、集荷用移動端末B1,B2,……を携帯自在に構成
し、ピッキング作業者によって携帯移動するように構成
しても良い。
【0038】(3)上記実施形態では、ループ状の走行
軌道Lsに沿って各出庫間口ST01〜ST18が配置され
たレイアウト構成の物流センターについて説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、網目
状の走行軌道に沿って出庫間口が設けられている場合で
あっても、作業ルートは無人搬送車の走行距離が最も短
くなるように、つまり無人搬送車が走行軌道上の同一箇
所を複数回極力航行しないように計画される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるピ
ッキング指示装置及び方法によれば、以下のような効果
を奏する。
【0040】(1)請求項1または請求項6記載の発明
によれば、各出庫間口毎にそこでパレット上に積み付け
るべき出荷対象商品のパレット上の荷姿画像が表示され
るので、ピッキング作業者は、ピッキング経験に左右さ
れることなく、各出庫間口において短時間かつ容易に出
荷対象商品をパレット上に積み付けることができる。こ
の結果、ピッキング作業者を介したピッキング作業の作
業能率が向上する。
【0041】(2)請求項2記載の発明によれば、地上
局で生成された各出庫間口における荷姿画像が移動端末
に送信されて表示される。したがって、移動端末の負荷
を軽減することができると共に、地上局側で移動端末側
におけるピッキング作業を集中的に管理することができ
る。
【0042】(3)請求項3または請求項7記載の発明
によれば、荷姿画像が3次元画像として生成されるの
で、ピッキング作業者は、どのような荷姿で出荷対象商
品をパレット上に積み付けるかを直感的に理解すること
ができる。
【0043】(4)請求項4または請求項8記載の発明
によれば、荷姿画像に各出庫間口における出荷対象商品
のピッキング数量を示す画像を付加するので、確実に所
定のピッキング数量の出荷対象商品をパレット上に積み
付けることができる。
【0044】(5)請求項5または請求項9記載の発明
によれば、移動搬送手段に備えられた仮置台上に載置さ
れた出荷対象商品の数量を示す画像を荷姿画像に付加す
るので、仮置台上に載置された出荷対象商品をパレット
上に確実に積み付けることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わるピッキング指示
装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係わる配送センターの
レイアウト構成の概要を示す模式図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係わる荷姿画像の構成
を示す第1の説明図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係わる荷姿画像の構成
を示す第2の説明図である。
【符号の説明】
A……地上局 B1,B2……集荷用移動端末 b21,b22……作業位置検出部 b31,b32……制御部 b41,b42……荷姿画像表示部(画像表示手段) 1……出荷データ記憶部 2……レイアウトデータ記憶部 3……作業ルート計画部 4……割付/積付計画部(積付計画手段) 5……荷姿画像生成部(画像生成手段) 6,b11,b12……通信部 Ls……走行軌道 Lt……待機軌道 ST01〜ST18……出庫間口 V1〜V5……無人搬送車(移動搬送手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小出 誠二 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 Fターム(参考) 3F022 AA15 EE02 LL11 MM08 MM11 MM14 MM36 MM42 NN31 PP02 PP06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数品種の出荷対象商品を品種毎に設け
    られた出庫間口(ST01〜ST18)でピッキングする際
    にピッキング作業者にピッキング指示情報を提供するピ
    ッキング指示装置であって、 出荷対象商品の出荷データに基づいて出荷対象商品のパ
    レットへの積付を計画する積付計画手段(4)と、 前記出荷対象商品のパレットへの積付の結果に基づいて
    各出庫間口(ST01〜ST18)におけるパレット上に積
    み付けられた出荷対象商品の荷姿画像(G)を生成する
    画像生成手段(5)と、 前記荷姿画像(G)を各出庫間口(ST01〜ST18)毎
    に表示する画像表示手段(b41)と、 を具備することを特徴とするピッキング指示装置。
  2. 【請求項2】 複数品種の出荷対象商品を品種毎に設け
    られた出庫間口(ST01〜ST18)でピッキングする際
    にピッキング作業者にピッキング指示情報を提供するピ
    ッキング指示装置であって、 移動搬送手段(V1〜V5)に搭載され、移動位置を外部
    に送信すると共に外部からピッキング指示情報を受信し
    て表示する集荷用移動端末(B1〜B5)と、 出荷対象商品の出荷データに基づいて出荷対象商品のパ
    レットへの積付を計画し、この出荷対象商品のパレット
    への積付の結果に基づいて各出庫間口(ST01〜ST1
    8)におけるパレット上に積み付けられた出荷対象商品
    の荷姿画像(G)を生成し、かつ当該各荷姿画像(G)
    を前記集荷用移動端末(B1〜B5)に送信する地上局
    (A)と、 を具備することを特徴とするピッキング指示装置。
  3. 【請求項3】 荷姿画像(G)が3次元画像(G1)か
    らなることを特徴とする請求項1または2記載のピッキ
    ング指示装置。
  4. 【請求項4】 荷姿画像(G)に各出庫間口(ST01〜
    ST18)における出荷対象商品のピッキング数量を示す
    画像(G4)を付加することを特徴とする請求項1〜3
    いずれかに記載のピッキング指示装置。
  5. 【請求項5】 移動搬送手段(V1〜V5)に備えられた
    仮置台上に載置された出荷対象商品の数量を示す画像
    (G3)を荷姿画像(G)に付加することを特徴とする
    請求項2〜4いずれかに記載のピッキング指示装置。
  6. 【請求項6】 複数品種の出荷対象商品を品種毎に設け
    られた出庫間口(ST01〜ST18)でピッキングする際
    にピッキング作業者にピッキング指示情報を提供するピ
    ッキング指示方法であって、 出荷対象商品の出荷データに基づいて出荷対象商品のパ
    レットへの積付を計画し、この積付の結果に基づいて各
    出庫間口(ST01〜ST18)におけるパレット上に積み
    付けられた出荷対象商品の荷姿画像(G)を生成して各
    出庫間口(ST01〜ST18)毎に表示することを特徴と
    するピッキング指示方法。
  7. 【請求項7】 荷姿画像(G)を3次元画像(G1)と
    することを特徴とする請求項6記載のピッキング指示方
    法。
  8. 【請求項8】 荷姿画像(G)に各出庫間口(ST01〜
    ST18)における出荷対象商品のピッキング数量を示す
    画像(G4)を付加することを特徴とする請求項6また
    は7記載のピッキング指示方法。
  9. 【請求項9】 パレットを搬送する移動搬送手段(V1
    〜V5)に仮置台が備えられている場合には、当該仮置
    台上に載置された出荷対象商品の数量を示す画像(G
    3)を荷姿画像(G)に付加することを特徴とする請求
    項6〜8いずれかに記載のピッキング指示方法。
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