JP2001130696A - 清涼飲料のディスペンサー - Google Patents

清涼飲料のディスペンサー

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JP2001130696A
JP2001130696A JP31107499A JP31107499A JP2001130696A JP 2001130696 A JP2001130696 A JP 2001130696A JP 31107499 A JP31107499 A JP 31107499A JP 31107499 A JP31107499 A JP 31107499A JP 2001130696 A JP2001130696 A JP 2001130696A
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豊明 五味
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビールサーバー(ビールディスペンサー)を設
置している店に、そのビールサーバーを利用して、客の
注文に応じて提供するウーロン茶を冷たく冷やす冷却装
置を、安価に提供し得るようにする。 【解決手段】ビールサーバーの隣側に配置し得るよう形
成した機体の上半側に、断熱材で囲われて開閉自在の扉
を具備せしめた冷蔵室を装架し、それの内部に、熱交換
器を配設して、それの蛇管を、前記ビールサーバーの機
体内に装設されているビール冷却用の水槽に対し、その
水槽内の冷却水が該蛇管内を循環するよう接続連通し、
かつ、冷蔵室内には、送風機を配設し、機体の下半側の
前面に、前記冷蔵室内に出入自在に装入する袋の吐出管
と接続するアダプターのチューブを垂下させるととも
に、そのチューブを閉塞せしめるピンチバルブを配設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、紅茶・アイスコー
ヒー等の清涼飲料のディスペンサーについての改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】清冷飲料のディスペンサーは、通常、清
涼飲料を、容量が4〜5L程度のビニール袋等の水密な
袋に詰め、その袋を段ボール紙等で成形した箱内に装填
しておいて、これを冷凍機を備える機体に設けた冷蔵室
内に、出入自在に装入し、水密袋の底部に設けてある吐
出管を、箱の底部に開放口をあけてそこから引き出し、
その吐出管の先端に設けてあるねじ部に螺合している口
金を外して、そのねじ部に、別に用意されているアダプ
ターのねじ部を螺合してこのアダプターを接続し、この
アダプターに接続しているシリコン樹脂よりなる柔軟な
チューブを、機体に設けた冷蔵室の底板に開設してある
開口から、冷蔵室の下方に形成してある機体の底部の空
所に引き出し、その空所に配位して機体に組付けたピン
チバルブに、引き出したチューブの中間部を挟持させ、
そのチューブの先端の開口端の下方にコップの置き台を
設けるとともに、前記ピンチバルブを開閉するレバーを
設けて構成してある。
【0003】そして、これにより、コップを置き台に置
いて、レバーを操作することで、一定量の清涼飲料をコ
ップに注ぎ出すようにし、冷蔵室内に装入しておいた水
密袋内の清涼飲料が無くなると、冷蔵室の扉を開放し
て、アダプターを外し、空の水密袋を箱ごと取り出して
新しい箱と交換し、アダプターを接続して、再びコップ
に注ぎ出せるようにし、取り出した空の袋は箱ごと捨て
るようにしている。
【0004】また、清涼飲料の一種であるビールを対象
とするディスペンサーは、ビヤホール等で、いわゆるビ
ールサーバーとして用いられている。
【0005】このビールディスペンサー(ビールサーバ
ー)は、通常、図1および図2に示しているように、例
えば、ビヤホールのホール内に設置されるカウンターa
の上に載置し得る箱状の機体1を形成して、それの内部
の上半側に、断熱材20で囲った水槽2を装架して、そ
の水槽2の内部に、機体1内の下半側に形成した機械室
1aに収蔵せる冷媒のコンプレッサー30と冷媒の放熱
器(熱交換器)31と冷媒管路で接続する冷媒の蒸発器
32を、蛇管状に形成して配設し、これにより、水槽2
内に張られる水を冷媒の蒸発器32により、氷が共存す
る零度C付近に冷却しておき、この水槽2内の冷却水の
水中に、機体1とは離れた別の場所に設置されるビール
の生樽40および炭酸ガスボンベ41に対してビールラ
イン42を介して上流側が接続するビール冷却用の蛇管
4を配設し、その蛇管4の下流側を、機体1の前面に設
けたビールの注ぎ口10に接続し、その注ぎ口10のボ
ディ11内に組込んだ弁機構を、ボディ11に軸支した
ハンドル12を手前に倒すよう回動させることで開弁さ
せるようにすることで構成してある。
【0006】そして、これにより、ジョッキbを一方の
手で持ってビールの注ぎ口10の下方に位置させ、他方
の手でハンドル12を操作することで、ジョッキb内に
注ぎ口10から、ビール冷却用の蛇管4を経て零度C付
近に冷却された冷たいビールが注ぎ込めるようにしてあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ビヤホール等の生ビー
ルを販売する店においては、通常、カウンターの上面
に、上述したビールディスペンサー(ビールサーバー)
Aを設置しておいて、これにより、客の注文に応じ、ジ
ョッキに冷たく冷やされた生ビールを所定量づつ注ぎ込
んで提供するようにしているが、紅茶・ウーロン茶等の
清涼飲料用のディスペンサーは設置されていないのが普
通である。
【0008】しかし、生ビールを販売する店において、
アルコールを含まない清涼飲料を注文する客があり、特
に冷たいウーロン茶を所望される場合が多い。
【0009】このような場合、瓶詰めのウーロン茶をコ
ップに注ぎ、それに小さい氷塊を投入して客に提供して
いるが、このための手間が、ビールサーバーにより生ビ
ールをジョッキに注ぐのに比して、遙かにかかる問題が
ある。
【0010】この問題の対策として、清涼飲料用のディ
スペンサーを設置しよとうすると、このディスペンサー
が、冷蔵庫と同様の機器を必要とすることで、価格が高
いことと、冷たいウーロン茶の注文が生ビールに比して
遙かに少ないことで、設備の投資の効率が悪い問題がで
てくる。
【0011】本発明は、従前手段に生じている上述の問
題を解消せしめるためになされたものであって、ビール
サーバー(ビールディスペンサー)を設置している店
に、そのビールサーバーを利用して、客の注文に応じて
提供するウーロン茶を冷たく冷やす冷却装置を、安価に
提供し得るようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、ビヤホー
ル等の店内のカウンターの上面に設置されるビールサー
バーと略同程度の大きさで、そのビールサーバーの隣側
に配置し得る機体を形成し、それの上半側に、断熱材で
囲われて開閉自在の扉を具備せしめた冷蔵室を装架し、
それの内部の周辺部または天井部に、蛇管の周囲に放熱
ファンを設けた熱交換器を配設して、その熱交換器の蛇
管を、ビールサーバーの機体内に装設されているビール
冷却用の水槽に対し、その水槽内の冷却水が該蛇管内を
循環するよう接続連通し、かつ、冷蔵室内には、その室
内の空気を流動させて前記熱交換器との間に熱交換を行
わす送風機を配設し、機体の下半側の前面に形成した空
所に、前記冷蔵室内に出入自在に装入する飲料が填めら
れた袋の吐出管と接続するアダプターのチューブを垂下
させるとともに、そのチューブを閉塞せしめるピンチバ
ルブを配設することを特徴とする清涼飲料のディスペン
サーを提起するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明手段においては、ビヤホー
ルのホール等の店内のカウンターの上面に設置されるビ
ールサーバーと、略同程度の大きさで、そのビールサー
バーの隣側に配置し得る箱状の機体を形成し、それの上
半側に、断熱材で囲われた冷蔵室を装設して、それの側
面に扉を開閉自在に設け、その扉の作動により冷蔵室内
を開放し得るようにする。
【0014】そして、この冷蔵室内の周辺部位または天
井部位に、蛇管の周面に冷却ファンを設けた熱交換器を
配設するとともに、これに冷蔵室内の空気を循環させる
ように吹き付ける送風機を装設する。
【0015】また、機体の下半側には、前記冷蔵室の前
半側の下方に空所を形成するよう後方に寄せた部位に機
械室を形成して、ここに循環ポンプを装設し、これの吐
出側を、前述の熱交換器の蛇管の一端側に、連通管を介
して接続連通し、吸引側には、前述のビールサーバーの
機体内に装設せる水槽に対して接続連通させる接続管を
連結しておき、前記熱交換器の蛇管の他端側には、前記
接続管を介し循環ポンプの吸引側に引き出して吐出側か
ら該熱交換器の蛇管に送り込む前述のビールサーバーの
水槽内の冷却水を、その水槽内に戻すよう送り出す吐出
管を接続しておく。
【0016】そして、機体の、前述冷蔵室の下方で機械
室の前面に形成される空所には、そこの天井部となる冷
蔵室の底板に、冷蔵室内に装填したウーロン茶を填めた
水密袋の取出管に装脱自在に接続するアダプターに設け
たシリコン樹脂製のチューブを引き出すための開口を設
けておき、かつ、そこから引き出すチューブを挟圧して
閉弁するピンチバルブを、空所内に配設し、さらに、そ
のピンチバルブを開弁作動させるレバーを該空所内に装
設し、前記チューブの先端の開口端の下方に、前記アダ
プターのシリコンチューブから注ぎ出す清涼飲料を受け
させるコップの置き台を装設する。
【0017】そして、このように、熱交換器を装備せし
めた冷蔵室を設けて、ピンチバルブおよびそれを開閉制
御するレバーを組付けた機体を、カウンターの上面等の
店内の所定場所に設置されているビールサーバーと並列
するようその隣側位置に配位して、機体内の冷蔵室内に
配設せる熱交換器の蛇管に一端側に接続する吐出管を、
並列するビールサーバーの機体内に装設してある水槽に
対し接続し、かつ、機械室内に装設せる循環ポンプの吸
引側と接続する連通管を、前記ビールサーバーの水槽に
対し、その水槽内に張られている冷却水を吸引するよう
接続し、このビールサーバーの水槽内のビール冷却用の
冷却水が、冷蔵室内に設けた熱交換器の蛇管を経てビー
ルサーバーの水槽内に戻るよう循環させ、これにより冷
却水の温度付近に冷却される熱交換器との熱交換により
冷蔵室内の空気を冷却して、ここに収納してあるウーロ
ン茶等のパックを冷却し、冷たいウーロン茶等が汲み出
せる冷却装置を構成するようにする。
【0018】この手段によるウーロン茶等の清涼飲料の
冷却装置は、並列するビールサーバーの水槽内の冷却水
を循環させる循環ポンプと、それより循環する冷却水が
流過する熱交換器を冷蔵室内に設置するだけで、その冷
蔵室内に収納する清涼飲料のパックを冷却し得ることか
ら、冷却装置を、冷凍機を組込むことなく安価に作れる
ようになる。
【0019】
【実施例】次に実施例を図面に従い説明する。なお、図
面符号は従前手段のものと同効の構成部材については同
一の符号を用いるものとする。
【0020】図3は本発明を実施せる清涼飲料の冷却装
置の正面図で、同図において、Aはビールサーバー、1
はその機体、Bはこれに並列させて設置せる清涼飲料の
冷蔵機、5はそれの機体を示す。
【0021】ビールサーバーAは、図1および図2に示
している通常の構成のもので、それの機体1内には、図
2にあるように、機体1の上半側に断熱材20により囲
われた水槽2を装架して、それの内部に、機体1の下半
側に形成せる機械室1a内に組込んだ冷媒のコンプレッ
サー30と冷媒の放熱器(熱交換器)31に対して冷媒
管路を介して接続する冷媒の蒸発器となる蛇管4を配設
し、かつ、この水槽2内に、機体1とは別の場所に設置
されるビールの生樽40および炭酸ガスボンベ41に対
し上流側がビールライン42を介して接続するビール冷
却用の蛇管4を配設し、その蛇管4の下流側を、機体1
の前面側の上方に寄せた部位に組付けたビールの注ぎ口
10に接続し、その注ぎ口10の下方に、前方に向けて
棚台状に張り出す受皿13を設けて構成してある。
【0022】清涼飲料の冷蔵機Bの機体5は、上述のビ
ールサーバーAの機体1と略同じ大きさに形成してあ
る。
【0023】50はこの機体5の上半側に装設した断熱
材51で囲われた冷蔵室で、それの前面は、ヒンジ52
により開閉回動する扉53に形成してある。
【0024】この扉53は冷蔵室50の上面側または左
右の側面に、開閉自在に設ける場合がある。
【0025】6はこの冷蔵室50内に設けられた周面に
冷却フィン60を設けた蛇管61よりなる熱交換器、P
は機体5の下半側で前記冷蔵室50の下方における後方
に寄せた部位に装設せる機械室54内に配設せる循環ポ
ンプで、それの吐出側は前記熱交換器6の蛇管61の上
流側と連通管62を介し連通し、吸引側は接続管63を
介して前述のビールサーバーAの水槽2内の底部に接続
連通させてある。
【0026】64は前記熱交換器6の蛇管61の下流側
と接続せる吐出管で、前述のビールサーバーAの水槽2
内の上部に連通させてある。
【0027】fは前述の冷蔵室50内に配設せる熱交換
器6と組合わせた送風機で、それの作動で冷蔵室50内
の空気を、前述の熱交換器6の外面を経て循環流動させ
るように設けてある。
【0028】gは、前記循環ポンプPのモーターの駆動
回路および送風機fのモーターの駆動回路に接続する電
源コードで、それを商用電源に接続して、機体5の適宜
位置に設けられる電源スイッチを操作することで、前記
循環ポンプPおよび送風機fが作動するようになる。
【0029】hは機体5の下半側で前記機械室54の前
面側に位置する部位に形成せる空所で、それの天井部と
なる冷蔵室50の底板55の前端側には、冷蔵室50内
に装入するウーロン茶等が詰められた水密な袋7の吐出
管70に対して装着するアダプター8のチューブ80を
引き出すための開口56が開設され、その開口56の下
方には、そこから引き出したアダプター8のチューブ8
0の途中を挟持するピンチバルブVが設けられる。
【0030】前記冷蔵室50内に装脱自在に装入するウ
ーロン茶等が充填された水密な袋7は、通常、図6およ
び図7に示している如く、袋7の底部に設けた吐出管7
0を口金71で閉塞した状態として、段ボール紙よりな
る四角な紙箱72の中に装填された状態として工場から
出荷され、店で、ディスペンサーに装入して、内部に填
められているウーロン茶等を所定量づつ販売するとき
に、紙箱72の所定位置に設けてある切取線73の個所
を破いて、内部の袋7の底部に接続している吐出管70
を露出させ、次いで、図7にあるようこの吐出管70が
上面側に位置するように紙箱72を回動させ、この状態
において、図8の如く、紙箱72から吐出管70を外部
に引き出し、それに嵌着してある口金71を図9の如く
外し、そこに、図10にあるように形成してあるアダプ
ター8のボディ8aの基端側に設けた嵌合筒部81を嵌
挿し、次いで、線状のバネ材により図11および図12
の如き形状に形成してあるセット金具82を嵌め込み、
これにより、図13および図14にある状態として、冷
蔵室50内に装入し、アダプター8のボディ8aの先端
側に接続するシリコン樹脂よりなるチューブ80の先端
側を前述の開口56から前述の空所hに垂下させ、そこ
に設けておくピンチバルブVに挟持させた状態として使
用する。
【0031】そして、袋7内のウーロン茶等が空になっ
たときは、冷蔵室50の扉53をあけて、アダプター8
の嵌合筒部81を袋7の吐出管70から外し、アダプタ
ー8を冷蔵室50内に残して袋7を紙箱72ごと取り出
し、新しい袋7が装入されている紙箱72と交換する。
このときのアダプター8と吐出管70との接続は冷蔵室
50において行なう。
【0032】次に図15乃至図17は、機体7の前面側
の下部に形成した空所h内に装設するピンチバルブVを
示している。
【0033】図15において、90はピンチバルブVの
ブラケットで、平面視において、略L字形に成形してあ
って、後端側(図において右端側)の端壁91を機体5
にビス92…により止着することで機体5に対し固定さ
れる。
【0034】93はこのブラケット90に、支点軸94
中心に前後に回動するように軸支した作動レバーで、常
態において略垂直に垂下する状態位置を保持し、この状
態から後方に押し込むことで、図17の如く、後方に傾
斜した位置に回動し、押込みを解放することで、図15
にあるよう垂直な姿勢となるようにバネ95で付勢され
ている。
【0035】V1はこの作動レバー93の前面側の上方
に寄る部位に設けたシリコンチューブ80の押圧部材
で、前方に突出する角状に形成してある。
【0036】96は、前述の開口56から垂下してくる
アダプター8のチューブ80を、図16に示している如
く、所定位置に抱え込むように前記ブラケット90の前
面側に設けた抱込金具で、平面視において略チャンネル
状をなすように形成されて、それの一端側が、前記ブラ
ケット90の一端部に、蝶番98を介して回動自在に連
結している。
【0037】V2は、前述の作動レバー93の前面に設
けた押圧部材V1と共同してアダプター8のチューブ8
0の途中を前後から挟圧し、そのチューブ80を押し潰
して閉弁常態とする固定側の押圧部材で、上述の抱込金
具96の回動端側に設けてあり、抱込金具96が、図1
7および図18にあるように、チューブ80を所定位置
に抱き込んだときに、図17にあるよう前述の作動レバ
ー93に設けた押圧部材V1と対向してチューブ80を
挟圧する位置を占めるようになる。
【0038】97は、抱込金具96を上述のチューブ8
0を抱き込む位置に回動させてとき、その状態に固定す
る緊締器で、前述のブラケット90にヒンジ970中心
に前後に回動するように軸支せる爪板971と、それの
中間部位に前後に回動自在に軸支した留輪972と、こ
の留輪972と係脱自在に係合させるよう前述の抱込金
具96の回動端側に設けた係合突起973とからなり、
抱込金具96がチューブ80を抱き込んだ状態となった
ところで、爪板971を前方に回動させるとともに、留
輪972を前方に回動させて、その留輪972を係合突
起973に係止し、その状態から爪板971を後方に回
動させることで、緊締が完了するスナップアクション式
の緊締器である。
【0039】そして、ピンチバルブVは、作動レバー9
3をバネ95の付勢に抗して図19の鎖線に示している
よう後方に回動させると、押込部材V1がアダプター8
のチューブ80から離れて、開弁状態となり、作動レバ
ー93の後方への押圧を解放すると、バネ95の復元に
よる作動レバー93の回動で、押圧部材V1が図19の
実線に示している位置に動いてチューブ80を押圧部材
V2に押し付けて図16にあるように、チューブ80を
扁平に押し潰して閉弁状態とするピンチバルブVを構成
している。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による清涼
飲料のディスペンサーは、ウーロン茶等の飲料が填めら
れた水密な袋を装入せしめて冷蔵しておくよう機体に設
ける冷蔵室の室内を冷却するのに、その冷蔵室の室内
に、蛇管の内部に冷却水を流過させる熱交換器と、冷蔵
室内の空気を循環流動させて熱交換器との間に熱交換を
行わす送風機とを設けておいて、この機体をビールサー
バーの近傍位置に配設し、熱交換器の蛇管を、ビールサ
ーバーのビール冷却用の水槽と、循環ポンプを介し接続
連通して、このビールサーバーのビール冷却用の水槽内
の冷却水を冷蔵室内の熱交換器の蛇管に循環させること
により行うようにしているのだから、冷媒のコンプレッ
サー・冷媒の放熱器・冷媒の蒸発器等のコストの高い機
器を用いることなく、著しく安価なコストで、ビヤホー
ルなどで偶にあるウーロン茶等の飲料の注文に応じるた
めの清涼飲料のディスペンサーが得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前のビールサーバーの正面図である。
【図2】同上の一部破断した側面図である。
【図3】本発明を実施せる清涼飲料のディスペンサーの
正面図である。
【図4】同上の一部破断した側面図である。
【図5】同上の一部破断した正面図である。
【図6】同上に使用する飲料が填め込まれた袋を装填し
た紙箱の正面図である。
【図7】同上の紙箱を、内部の袋の吐出管が上方に向か
う姿勢とした状態における説明図である。
【図8】同上の紙箱の、袋の吐出管を引き出した状態の
説明図である。
【図9】同上の紙箱の、引き出した吐出管から口金を外
した状態における説明図である。
【図10】同上のアダプターの側面図である。
【図11】同上のアダプターおよびセット金具の正面図
である。
【図12】同上のアダプターおよびセット金具の側面図
である。
【図13】同上のアダプターを装着した状態の紙箱の正
面図である。
【図14】同上の紙箱の側面図である。
【図15】同上のアダプターのチューブを開閉するピン
チバルブの、抱込金具を開放した状態の側面図である。
【図16】同上のピンチバルブの同上状態時の平面図で
ある。
【図17】同上のピンチバルブの、抱込金具を閉じ合わ
せた状態の側面図である。
【図18】同上のピンチバルブの同上状態時の平面図で
ある。
【図19】同上のピンチバルブの開弁・閉弁の作動の説
明図である。
【符号の説明】
A…ビールサーバー、B…冷蔵機、P…循環ポンプ、V
…ピンチバルブ、V1・V2…押圧部材、a…カウンタ
ー、b…ジョッキ、f…送風機、g…電源コード、h…
空所、1…機体、1a…機械室、10…注ぎ口、11…
ボディ、12…ハンドル、13…受皿、2…水槽、20
…断熱材、30…コンプレッサー、31…放熱器(熱交
換器)、32…蒸発器、4…蛇管、40…生樽、41…
炭酸ガスボンベ、42…ビールライン、5…機体、50
…冷蔵室、51…断熱材、52…ヒンジ、53…扉、5
4…機械室、55…底板、56…開口、6…熱交換機、
60…冷却フィン、61…蛇管、62…連通管、63…
接続管、64…吐出管、70…吐出管、71…口金、7
2…紙箱、73…切取線、8…ブラケット、8a…ボデ
ィ、80…チューブ、81…嵌合筒部、82…口金、9
0…ブラケット、91…端壁、92…ビス、93…作動
レバー、94…支点軸、95…バネ、96…抱込金具、
97…緊締器、970…ヒンジ、971…爪板、972
…留輪、973…係合突起、98…蝶番。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビヤホール等の店内のカウンターの上面
    に設置されるビールサーバーと略同程度の大きさで、そ
    のビールサーバーの隣側に配置し得る機体を形成し、そ
    れの上半側に、断熱材で囲われて開閉自在の扉を具備せ
    しめた冷蔵室を装架し、それの内部の周辺部または天井
    部に、蛇管の周囲に放熱ファンを設けた熱交換器を配設
    して、その熱交換器の蛇管を、ビールサーバーの機体内
    に装設されているビール冷却用の水槽に対し、その水槽
    内の冷却水が該蛇管内を循環するよう接続連通し、か
    つ、冷蔵室内には、その室内の空気を流動させて前記熱
    交換器との間に熱交換を行わす送風機を配設し、機体の
    下半側の前面に形成した空所に、前記冷蔵室内に出入自
    在に装入する飲料が填められた袋の吐出管と接続するア
    ダプターのチューブを垂下させるとともに、そのチュー
    ブを閉塞せしめるピンチバルブを配設することを特徴と
    する清涼飲料のディスペンサー。
JP31107499A 1999-11-01 1999-11-01 清涼飲料のディスペンサー Expired - Lifetime JP3506976B2 (ja)

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