JP4630889B2 - 飲料冷却注出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生ビール等の飲料を冷却して注出するための飲料冷却注出装置に関する。
従来、この種の飲料冷却注出装置としては、例えば、特開平8−198393に記載されたものが知られている。そこで、先ず、特開平8−198393に記載された飲料冷却注出装置の概要について、図18及び図19を参照にして説明する。図18は飲料冷却注出装置200の使用状態を示し、図19は飲料注出回路ユニット310を取外した状態を示す。
飲料冷却注出装置200は次の様な構成となっている。図中150は、冷却水102を収容する冷却水槽101を備えた装置本体である。
また、前記冷却水槽101内には、装置本体150の下部に設けられた冷凍装置109に接続した蒸発器110が設けられている。冷凍装置109の運転により冷却水102は前記蒸発器110での冷媒の蒸発潜熱により冷却され一部が氷111となって一定量畜氷される。
冷却水槽101内には、前記冷却水102中に浸積された状態で飲料冷却管103が設けられている。また、冷却水槽101内の冷却水102を攪拌して、飲料冷却管103内を流れる飲料Aを効率よく冷却するための攪拌手段としてのアジテータ112が設けられている。
このアジテータ112は、前記コイル状に巻回された飲料冷却管103の内部に入れ子状態で位置するように前記冷却水槽101の底面より立設された支え手段としての支え脚117に、そのモータ112A部分が固着されている。
飲料冷却管103の飲料導出側端は、水槽壁の断熱材104の上端部に切欠された管路導出口130を閉塞する状態で装架される取付板131に具備された飲料注出口である注出コック105に接続され、飲料導入側端も同様に取付板131に具備された継手118に接続されている。
継手118には、飲料ホース106が接続され、その上流端には飲料供給源である飲料容器107より飲料Aの取出しをするディスペンスヘッド108が接続されている。この様な装置において飲料Aを注出するには、まず、飲料ホース106の上流端に接続されているディスペンスヘッド108を飲料容器107の取出口に装着する。
ディスペンスヘッド108には、ガス導入用の継手119が備えられており、該継手119には炭酸ガスボンベ113の一端を接続したガスホース114が接続され、前記ディスペンスヘッド108のガス導入部に炭酸ガスが導かれるようになっている。
そして、ディスペンスヘッド108のハンドル115開方向に操作して取出口内に内設されているガス用バルブ(図示しない)を開き、飲料容器107内に炭酸ガスを導入するとともに、同操作により取出口内に内設されている飲料用バルブ(図示しない)が開く。飲料Aは、飲料容器107内に内設されているサイフォンパイプ(図示しない)経て飲料ホース106、取付板117に具備された継手118、飲料冷却管103を通って飲料注出用の注出コック105へと導かれる飲料注出回路300が形成される。
飲料注出用の注出コック105を開くことにより、前記飲料容器107の飲料Aは、飲料容器107内へ導入された炭酸ガス圧の押圧により飲料注出回路300を経て注出される。
前記飲料注出回路300内の飲料冷却管103内を通過する飲料Aは、前記冷却水102と熱交換を行い、急冷されて冷たい飲料Aとなって注出されることになる。また、飲料注出回路300の構成部材であるディスペンスヘッド108及びその下流の飲料ホース106、継手118、飲料冷却管103及び注出コック105は、取付板131とともに一体化されてユニット化され、飲料注出回路ユニット310を構成している。
尚、図中116は、上部カバーである。
また、取付板131の装架状態を図20に示す。管路導出口130の上端開口縁部には、上板部131Bの厚みとほぼ同じ寸法の切欠断部153が形成されており、取付板131の上板部131Bの上面と装置本体150の水槽壁と断熱材104の上端面は、同じ高さとなるようになっており、上部カバー116を閉じたとき、隙間が形成されないようになっている。
また、切欠断部153内に、上板部131Bが嵌合することにより取付板131の左右方向が規制され、また、前板部131Aと掛止片部131Cとで水槽壁の断熱材104を挟み込むことで前後方向の動きが規制されるようになっている。また、切欠断部153と上部カバー116とで、上板部131Bを挟み込むことで上下方向の動きが規制されるようになっている。
尚、図20に示す点は、特開平6−293392に記載されている。
以上より、飲料冷却注出装置200では、前記飲料注出回路300の構成部材であり巻回された飲料冷却管103内に位置するように組込まれ、前記冷却水を攪拌する攪拌手段、すなわちアジテータ112及びモータ部112Aは、前記冷却水槽101の底部より立設された支え脚117に固着されているが、これらの部材はコイル状に巻回された飲料冷却管103の巻回成形径より小型で突出物もなく飲料冷却管103内を通すことができる入れ子構成となっている。
モータ部112Aへの配線を飲料冷却管103内を通しても良く、又、着脱簡易なコンセントを設けることもできる。したがって、攪拌手段であるアジテータ112を装置本体150より取外したり、または触れることなく、前記飲料注出回路ユニット310を取付、取外すことができ、その作業性を著しく上げることができる。また、ガス導入用の継手119からガスホース114を外すことにより飲料注出回路ユニット310を完全に使用状態から分離することができる。
従って、雑菌が繁殖し、また酒石等の付着する飲料Aの接液部分である飲料注出回路300は完全なる洗浄殺菌が重要であるが、飲料店におかれた現場での作業は実施し難く、また完全に行なえないため装置全体を飲料店より引き上げて洗浄殺菌しなければならなかったが、その必要はなく、飲料注出回路300を簡便に洗浄殺菌することができ良質の美味な飲料を提供できることとなる。
特開平8−198393号公報
しかしながら、季節の変動により、夏場などにおいて、飲料Aの供給量を増加させる場合には、飲料注出口である注出コック105が複数あれば便利であれば、飲料冷却注出装置200においては、当該注出コック105は一つしかなく、また、装置本体150においても、当該注出コック105を一つ有した飲料注出回路ユニット310のみしか取り付けられないため、注出コック105を複数有した飲料冷却注出装置200を別途用意する必要があった。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされた飲料冷却注出装置であって、一又は複数の注出コックを有した飲料注出回路ユニットのいずれも冷却水槽に取り付けられることを課題とする。
課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、冷却水槽と、冷却水槽の底面に立設された支え脚と、支え脚の上部に固設されたモータ部と、モータ部を駆動源とするアジテータと、支え脚の外周に挿脱可能コイル状に巻回された飲料冷却管と、飲料冷却管の一端に接続された飲料ホースと、飲料冷却管の他端に接続された注出コックと、注出コックを固定してこれを冷却水槽の前端上部に設けられたブラケットに着脱可能に取り付ける取付板とを備え、取付板に固定されて冷却水槽の上部に配設された上板にホルダー部を用いて飲料冷却管を保持して取付板に飲料冷却管、飲料ホース及び注出コックを一体的に組み付けた飲料注出回路ユニットを冷却水槽に着脱可能に取り付けた飲料冷却注出装置において、飲料注出回路ユニットは1つの取付板とこれに組み付けた各1個の注出コック、飲料冷却管及び飲料ホースよりなる第1飲料注出回路ユニットと、1つの取付板とこれに組み付けた各複数個の注出コック、飲料冷却管及び飲料ホースよりなる第2飲料注出回路ユニットとから構成され、これら第1及び第2飲料注出回路ユニットは両取付板を互いに同じ大きさとするとともに互いに同じ外形寸法となるようにして、これら第1及び第2飲料注出回路ユニットを冷却水槽に選択的に取り付け可能としたことを特徴とする。
本発明の飲料冷却注出装置では、一又は複数の注出コックを有した飲料注出回路ユニットのいずれも冷却水槽に取り付けることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。先ず、本実施の形態の飲料冷却注出装置における装置本体について説明する。ここで、図4は、本実施の形態の飲料冷却注出装置における装置本体11の側面図である。また、図5は、本実施の形態の飲料冷却注出装置における装置本体11の正面図である。また、図6は、本実施の形態の飲料冷却注出装置における装置本体11の平面図である。
図4及び、図5、図6に示すように、本実施の形態の飲料冷却注出装置における装置本体11では、冷却水槽2の正面側の下部に受皿3が突設されるとともに、冷却水槽2の正面側の上部にブラケット4が「管路導出口」として取設されている。
また、冷却水槽2の側面側の上部に導入切欠部5が凹設されている。そして、冷却水槽2の隣に冷凍装置6が設置されており、冷凍装置6からの冷媒が循環する蒸発器7が冷却水槽2に内設されている。
従って、冷凍装置6が運転されると、蒸発器7内を通過する冷媒により、冷却水槽2内の水が冷やされ、その一部は、氷となって蒸発器7の周囲に付着する。
一方、冷却水槽2の底面の中央に支え脚9が立設されており、さらに、支え脚9の上部にモータ部10が固設されるとともに、支え脚9の内部にアジテータ8が固設されている。
この点、アジテータ8は、モータ部10を駆動源とするものであり、冷却水槽2内で水没することから、冷却水槽2内の水を撹拌することができる。
また、支え脚9の上部には、前後に一部の突起を設けた丸型形状のカバー11が装着されており、カバー11がモータ部10を覆うことにより、モータ部10を保護している。さらに、支え脚9にはネットが具備されている。
次に、本実施の形態の飲料冷却注出装置における第1飲料注出回路ユニットについて説明する。
ここで、図7は、本実施の形態の飲料冷却注出装置における第1飲料注出回路ユニット41の側面図である。また、図8は、本実施の形態の飲料冷却注出装置における第1飲料注出回路ユニット41の正面図である。また、図9は、本実施の形態の飲料冷却注出装置における第1飲料注出回路ユニット41の平面図である。
図7及び、図8、図9に示すように、本実施の形態の飲料冷却注出装置における第1飲料注出回路ユニット41では、上板42をL型に折り曲げることにより、取付板47に対して、上板42が垂設されている。
そして、上板42には、支え脚9の上部に設けられたモータ部10やカバー11を挿入させるための上穴51が設けられている。
また、上板42の下側では、コイル状に巻回された飲料冷却管44が、上穴51に対して同心状に配置されるとともに、上板42の下面に略等配に固設された3つのホルダー部45により、吊設・保持される。各ホルダー部45は、飲料冷却管44を内面側及び外面側から挟むように成形され、飲料冷却管44のピッチを保持する突起部を設けられている。
さらに、3つのホルダー部45の下端に下板46が固設されており、下板46には、カバー11及び、モータ部10、支え脚9、アジテータ8を挿入させるための下穴(図示せず)が設けられている。ここで、下板46の下穴(図示せず)は、上板42の上穴51及び飲料冷却管44に対して同心状に配置される。
一方、取付板47の両側には、案内溝Gが設けられている。さらに、取付板47の正面には、注出コック48が固設されており、注出コック48に対しては、上板42の通過口50から引き出された飲料冷却管44の他端が接続されている。また、上板42には、回動自在な接続部材43が固設されており、接続部材43を介して、飲料冷却管44の一端及び飲料ホース49が接続されている。この点、接続部材43は、自由に回動させることができることから、例えば、図17に示すように、図9とは反対側に飲料ホース49を配置させることもできる。
尚、飲料ホース49は、従来技術と同様にして、飲料供給源である飲料容器に接続される。
次に、本実施の形態の飲料冷却注出装置について説明する。ここで、図1は、本実施の形態の飲料冷却注出装置1の側面図である。また、図2は、本実施の形態の飲料冷却注出装置1の正面図である。また、図3は、本実施の形態の飲料冷却注出装置1の平面図である。
図1及び、図2、図3に示すように、本実施の形態の飲料冷却注出装置1は、装置本体11(図4,図5,図6参照)に対して、第1飲料注出回路ユニット41(図7,図8,図9参照)が装着されたものである。装置本体11(図4,図5,図6参照)に対して、第1飲料注出回路ユニット41(図7,図8,図9参照)を装着させるためには、先ず、装置本体11(図4,図5,図6参照)から蓋体12を外す。次に、冷却水槽2の底面に立設された支え脚9及び、アジテータ8、モータ部10、カバー11に対して、第1飲料注出回路ユニット41(図7,図8,図9参照)の下穴(図示せず)及び飲料冷却管44を挿入させるとともに、支え脚9の上部に設けられたモータ部10及びカバー11に対して、第1飲料注出回路ユニット41(図7,図8,図9参照)の上穴51を挿入させる。
このとき、図3に示すように、冷却水槽2の底面に立設された支え脚9と第1飲料注出回路ユニット41(図7,図8,図9参照)の飲料冷却管44との間には、支え脚9の四隅において、クリアランスSが確保される。さらに、冷却水槽2のブラケット4に対して、第1飲料注出回路ユニット41(図7,図8,図9参照)の取付板47の案内溝Gが差し入れられる。そして、冷却水槽2の導入切欠部5に対して、第1飲料注出回路ユニット41(図7,図8,図9参照)のチューブ49がはめ込まれた後、装置本体11(図4,図5,図6参照)を蓋体12で閉じる。
ここで、本実施の形態の飲料冷却注出装置における第2飲料注出回路ユニットについて説明する。ここで、図10は、本実施の形態の飲料冷却注出装置における第2飲料注出回路ユニット61の側面図である。また、図11は、本実施の形態の飲料冷却注出装置における第2飲料注出回路ユニット61の正面図である。また、図12は、本実施の形態の飲料冷却注出装置における第2飲料注出回路ユニット61の平面図である。
図10及び、図11、図12に示すように、本実施の形態の飲料冷却注出装置における第2飲料注出回路ユニット61では、上板62をL型に折り曲げることにより、取付板67に対して、上板62が垂設されている。そして、上板62には、支え脚9の上部に設けられたモータ部10やカバー11を挿入させるための上穴71が設けられている。また、上板62の下側では、コイル状に巻回された2個の飲料冷却管64A,64Bが、上穴71に対して同心状に重ね合わせて配置されるとともに、上板62の下面に略等配に固設された3つのホルダー部65により、吊設・保持される。各ホルダー部65は、2個の飲料冷却管64A,64Bを内面側及び外面側から挟むように成形され、2個の飲料冷却管64A,64Bのピッチを保持する突起部を設けられている。
さらに、3つのホルダー部65の下端に下板66が固設されており、下板66には、カバー11及び、モータ部10、支え脚9、アジテータ8を挿入させるための下穴(図示せず)が設けられている。ここで、下板66の下穴(図示せず)は、上板62の上穴71及び2個の飲料冷却管64A,64Bに対して同心状に配置される。
一方、取付板67の両側には、案内溝Gが設けられている。さらに、取付板67の正面には、2個の注出コック68A,68Bが固設されており、2個の注出コック68A,68Bに対しては、上板62の2個の通過口70A,70Bからそれぞれ引き出された2個の飲料冷却管64A,64Bの他端がそれぞれ接続されている。また、上板62には、回動自在な2個の接続部材63A,63Bが固設されており、2個の接続部材63A,63Bを介して、2個の飲料冷却管64A,64Bの一端及び2本の飲料ホース69A,69Bがそれぞれ接続されている。この点、2個の接続部材63A,63Bは、自由に回動させることができることから、図12とは反対側に2本の飲料ホース69A,69Bを揃えて配置させることもできるし、2本の飲料ホース69A,69Bを互いに対向させて配置させることもできる。
従って、図10及び、図11、図12に示す第2飲料注出回路ユニット61は、2本の飲料ホース69A,69B及び、2個の接続部材63A,63B、2個の飲料冷却管64A,64B、2個の通過口70A,70B、2個の注出コック68A,68Bを備える一方で、図7及び、図8、図9に示す第2飲料注出回路ユニット41は、1本の飲料ホース49及び、1個の接続部材43、1個の飲料冷却管44、1個の通過口50、1個の注出コック48を備えており、これらの点で異なるが、幅a×奥行b×高さcの外形寸法については、同じである。
尚、2本の飲料ホース69A,69Bは、従来技術と同様にして、飲料供給源である飲料容器にそれぞれ接続される。
次に、本実施の形態の飲料冷却注出装置において、上記第2飲料注出回路ユニット61を備えた場合について説明する。ここで、図13は、本実施の形態の飲料冷却注出装置1の側面図である。また、図14は、本実施の形態の飲料冷却注出装置1の正面図である。また、図15は、本実施の形態の飲料冷却注出装置1の平面図である。
図13及び、図14、図15に示すように、本実施の形態の飲料冷却注出装置1は、装置本体11(図4,図5,図6参照)に対して、第2飲料注出回路ユニット61(図10,図11,図12参照)が装着されたものである。
そして、装置本体11(図4,図5,図6参照)に対して、第2飲料注出回路ユニット61(図10,図11,図12参照)を装着させるためには、先ず、装置本体11(図4,図5,図6参照)から蓋体12を外す。次に、冷却水槽2の底面に立設された支え脚9及び、アジテータ8、モータ部10、カバー11に対して、第2飲料注出回路ユニット61(図10,図11,図12参照)の下穴(図示せず)及び2個の飲料冷却管64A,64Bを挿入させるとともに、支え脚9の上部に設けられたモータ部10及びカバー11に対して、第2飲料注出回路ユニット61(図10,図11,図12参照)の上穴71を挿入させる。
このとき、図15に示すように、冷却水槽2の底面に立設された支え脚9と第2飲料注出回路ユニット61(図10,図11,図12参照)の2個の飲料冷却管64A,64Bとの間には、支え脚9の四隅において、クリアランスSが確保される。さらに、冷却水槽2のブラケット4に対して、第2飲料注出回路ユニット61(図10,図11,図12参照)の取付板67の案内溝Gが差し入れられる。そして、冷却水槽2の導入切欠部5に対して、第2飲料注出回路ユニット61(図10,図11,図12参照)の2本のチューブ69A,69Bがはめ込まれた後、装置本体11(図4,図5,図6参照)を蓋体12で閉じる。
また、図16の側面図で示すように、配管パイプ13が、冷却水槽2の底面を貫通して設けられるとともに、冷却水槽2の底面に立設された支え脚9に添設されている。このとき、配管パイプ13の上端はカバー11の内部で露出するとともに、配管パイプ13の下端は冷却水槽2の外部に露出している。そして、支え脚9の上部に固設されたモータ部10の配線14が、配管パイプ13の上端から下端を通って、冷却水槽2の外部に導き出されており、冷却水槽2内の冷水や氷に触れることがない。また、モータ部10の配線14にはコネクタ15が設けられているが、このコネクタ15は、カバー11の内部に収納されている。
尚、これらの点は、図1及び図2、図3に示す飲料冷却注出装置1においても、同様である。
以上詳細に説明したように、図1及び図2、図3に示す飲料冷却注出装置1は、冷却水槽2に立設された支え脚9に対して、コイル状に巻回された飲料冷却管44が差し込まれた際には、飲料冷却管44の巻内にアジテータ8が内在し、アジテータ8で撹拌された冷却水槽2内の冷水が飲料冷却管44内の飲料と高効率の熱交換を行うことから、飲料ホース49から飲料冷却管44内に流れる飲料を急激に冷やすことができるものである。そして、飲料冷却管44内の飲料は、注出コック48から注出される。
このとき、第1飲料注出回路ユニット41(図7、図8、図9参照)の取付板47が冷却水槽2の管路導出口に装架させることにより、飲料冷却管44や飲料ホース49等が一体化された第1飲料注出回路ユニット41を冷却水槽2にセットするが、この点、管路導出口に設けられたブラケット4に対して、取付板47の両端に設けられた案内溝Gをスライド移動させることにより行っている(図9参照)。
すなわち、本実施の形態の飲料冷却注出装置1では、飲料冷却管44及び、飲料ホース49、注出コック48、取付板47が一体化された第1飲料注出回路ユニット41が、取付板47の両端に設けられた案内溝Gを備えており、また、取付板47の案内溝Gがスライド移動するブラケット4を冷却水槽2の管路導出口に設けていることから、第1飲料注出回路ユニット41における取付板47の案内溝G及び冷却水槽2における管路導出口のブラケット4の組合せによるガイド構造により、冷却水槽2の第1飲料注出回路ユニット41を冷却水槽2に堅固に取り付けることができる。
この点、取付板47の両端に設けられた案内溝Gは、取付板47の一部を折り曲げることにより成形してもよい。また、冷却水槽2の第1飲料注出回路ユニット41を冷却水槽2に堅固に取り付けるには、冷却水槽2の第1飲料注出回路ユニット41を冷却水槽2に固定してもよい。そのようにすれば、取付板47に固設された注出コック48に対する注出動作が繰り返されても耐えられることができる。また、第1飲料注出回路ユニット41における取付板47の案内溝G及び冷却水槽2における管路導出口のブラケット4の組合せによるガイド構造により、第1飲料注出回路ユニット41の着脱は差し込むだけとなり、非常に簡易に行うことができる。また、第1飲料注出回路ユニット41における取付板47の案内溝Gに一部曲げを追加することにより、まず差し込み始める時の位置決めが容易となり、さらに差し込むことにより、第1飲料注出回路ユニット41における取付板47の案内溝Gがしっかりと固定される構造となった。
もっとも、上述したこれらの点は、図13及び図14、図15に示す飲料冷却注出装置1や、図10及び、図11、図12に示す第2飲料注出回路ユニット61においても、同様である。
さらに、2個の飲料冷却管64A,64B及び注出コック68A,68B等が一体化された第2飲料注出回路ユニット61は、第1飲料注出回路ユニット41と同じ外形寸法(幅a×奥行b×高さc)を有するとともに同じ寸法の一つの取付板47,67を有していることから、第1飲料注出回路ユニット41に代えて、第2飲料注出回路ユニット61を冷却水槽2にセットすることができる。
すなわち、本実施の形態の飲料冷却注出装置1では、2個の飲料冷却管64A,64B及び注出コック68A,68B等が一体化された第2飲料注出回路ユニット61が、一つの飲料冷却管44及び注出コック48等が一体化された第1飲料注出回路ユニット41と同じ外形寸法(幅a×奥行b×高さc)を有するとともに同じ寸法の一つの取付板47,67を有しており、第1飲料注出回路ユニット41に代えて、第2飲料注出回路ユニット61を冷却水槽2にセットすることができることから、1個の注出コック48を有した第1飲料注出回路ユニット41又は2個の注出コック68A,68Bを有した第2飲料注出回路ユニット61のいずれも冷却水槽2に取り付けることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、図10及び、図11、図12に示す第2飲料注出回路ユニット61は、2本の飲料ホース69A,69B及び、2個の接続部材63A,63B、2個の飲料冷却管64A,64B、2個の通過口70A,70B、2個の注出コック68A,68Bを備えるものであったが、幅a×奥行b×高さcの外形寸法が同じであれば、3本以上の飲料ホース及び、同数の接続部材43、同数の飲料冷却管、同数の通過口、同数の注出コックを備えたものであってもよい。
本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置の側面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置の正面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置の平面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置における装置本体の側面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置における装置本体の正面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置における装置本体の平面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置における第1飲料注出回路ユニットの側面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置における第1飲料注出回路ユニットの正面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置における第1飲料注出回路ユニットの平面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置における第2飲料注出回路ユニットの側面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置における第2飲料注出回路ユニットの正面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置における第2飲料注出回路ユニットの平面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置の側面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置の正面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置の平面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置の側面図である。 本発明の一実施の形態による飲料冷却注出装置における第1飲料注出回路ユニットの平面図である。 従来技術の飲料冷却注出装置の使用状態の説明図である。 従来技術の飲料冷却注出装置の飲料注出回路を取外した状態を示す断面図である。 従来技術の飲料冷却注出装置において、飲料注出回路ユニットの取付板部の装置本体への装架状態を示す説明図である。
符号の説明
1 飲料冷却注出装置
2 冷却水槽
4 ブラケット
5 導入切欠部
8 アジテータ
9 支え脚
10 モータ部
11 カバー
13 配線パイプ
14 モータ部の配線
41 第1飲料注出回路ユニット
42,62 上板
44,64A,64B 飲料冷却管
45,65 ホルダー部
46,56 下板
47,67 取付板
48,68A,68B 注出コック
49,69A,69B 飲料ホース
51,71 上穴
43,63A,63B 接続部材
61 第2飲料注出回路ユニット
S クリアランス
G 案内溝

Claims (1)

  1. 冷却水槽と、前記冷却水槽の底面に立設された支え脚と、前記支え脚の上部に固設されたモータ部と、前記モータ部を駆動源とするアジテータと、前記支え脚の外周に挿脱可能コイル状に巻回された飲料冷却管と、前記飲料冷却管の一端に接続された飲料ホースと、前記飲料冷却管の他端に接続された注出コックと、前記注出コックを固定してこれを前記冷却水槽の前端上部に設けられたブラケットに着脱可能に取り付ける取付板とを備え、前記取付板に固定されて前記冷却水槽の上部に配設された上板にホルダー部を用いて前記飲料冷却管を保持して前記取付板に前記飲料冷却管、前記飲料ホース及び前記注出コックを一体的に組み付けた飲料注出回路ユニットを前記冷却水槽に着脱可能に取り付けた飲料冷却注出装置において、
    前記飲料注出回路ユニットは1つの前記取付板とこれに組み付けた各1個の前記注出コック、前記飲料冷却管及び前記飲料ホースよりなる第1飲料注出回路ユニットと、1つの前記取付板とこれに組み付けた各複数個の前記注出コック、前記飲料冷却管及び前記飲料ホースよりなる第2飲料注出回路ユニットとから構成され、
    これら第1及び第2飲料注出回路ユニットは前記両取付板を互いに同じ大きさとするとともに互いに同じ外形寸法となるようにして、これら第1及び第2飲料注出回路ユニットを前記冷却水槽に選択的に取り付け可能としたことを特徴とする飲料冷却注出装置。
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