JP2001130525A - 携行缶 - Google Patents

携行缶

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JP2001130525A
JP2001130525A JP31361299A JP31361299A JP2001130525A JP 2001130525 A JP2001130525 A JP 2001130525A JP 31361299 A JP31361299 A JP 31361299A JP 31361299 A JP31361299 A JP 31361299A JP 2001130525 A JP2001130525 A JP 2001130525A
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JP
Japan
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discharge port
top surface
carrying
portable
discharging port
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Pending
Application number
JP31361299A
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English (en)
Inventor
Eiichi Kodama
栄一 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kodama Plastics Co Ltd
Original Assignee
Kodama Plastics Co Ltd
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Application filed by Kodama Plastics Co Ltd filed Critical Kodama Plastics Co Ltd
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Publication of JP2001130525A publication Critical patent/JP2001130525A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】吐出口を下にした携行缶の傾斜度合いを大きく
した状態でも携行缶内部における上記突出部の位置に残
留物や残液、洗浄液が溜らないようにし、残留物、残
液、洗浄液の排出の手間を軽減する。 【解決手段】吐出口2を天面3の一方の端部4に配し、
突出上端を積み重ね時の受け部10とする上方への突出
部6、7を天面3の所要位置に配し、突出部6、7の吐
出口2側の側壁11を、該側壁11の上部12が吐出口
2側とは反対の端部5側に位置するように携行缶高さ方
向hに対して大きい角度で傾斜させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブロー成型された携
行缶に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から内容積を20
リットル前後として液体等を収容し手持ちにて持ち運び
できるようにした容器においてはブロー成型された携行
缶がある。図5と図6は略ボックス状とした形態の携行
缶1を示していて、吐出口2を天面3の一方の端部4に
配置させるとともに、この天面3において前記吐出口2
に近接する位置及び吐出口2側とは反対側の端部5に携
行缶高さ方向の上方に向けて突出する形状とした突出部
6、7とが配置され、その突出部6、7に亘るようにし
て把手8が一体に形成されている。そして、この携行缶
1では上記吐出口2に取り付けたキャップ9の天面の高
さ位置に、上記突出部6、7の突出高さ位置や把手8の
位置がほぼ揃うようにし、複数の携行缶1を立てた状態
で上下方向に積み重ねた際に安定するように、前記突出
部6、7それぞれの突出上端を積み重ね時の受け部10
として、この受け部10が上位の携行缶を支持するよう
にしていた。
【0003】ところで、各種薬剤などを収納、運搬する
目的で上記携行缶を繰り返し使用する場合、新たな充填
物に対して不純物が混入しないようにするために、以前
に収容していた物の残留物や残液を取り除いてから新た
な内容物を充填する必要がある。しかし、残留物や残液
を排出させるに際して、携行缶の内面を伝う残留物や残
液も早期に内部から排出できるようにするために、吐出
口を下にして傾斜度合いを大きくした状態とするのが一
般的であり、そして、図示されているように突出部6、
7が上方に向けて突出し、しかもその突出部6、7の吐
出口側の側壁11が携行缶1の高さ方向hに沿うような
傾斜角度で立ち上げられていることから、図7に示すよ
うに、前記吐出口2を下にした状態では、携行缶1の内
部において突出部6、7の位置に残留物や残液aが溜ま
ってしまい、前記反転状態のままでは排出されないとい
う不都合があり、携行缶を傾け直すなどの手間を要して
いる(図7において水平面を仮想線X−Xとした)。ま
た、残留物や残液を排出した後にこの携行缶の内部を洗
浄するようにしている。そして、洗浄後の洗浄液を排出
するために吐出口を下にしており、この場合も同様に前
記洗浄液が突出部の位置で溜り、この洗浄液自体が不純
物として携行缶の内部に残り易いという不都合もある。
このようなことから、突出部の位置に残留物が残液が溜
らないようにするには吐出口を下にした状態での携行缶
の傾斜度合いが大きくならないようにすればよいが、し
かし、傾斜を緩くすると携行缶の内面を伝う残留物、残
液、洗浄液が早期には排出されなくなるという問題が生
じることになる。そこで、本発明は上記事情に鑑み、吐
出口を下にした携行缶の傾斜度合いを大きくした状態で
も携行缶内部における上記突出部の位置に残留物や残
液、洗浄液が溜らないようにすることを課題とし、残留
物や残液の排出作業や洗浄液の排出作業の手間を軽減す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、吐出口を、天面の一方の端部に配
するとともに、突出上端を積み重ね時の受け部とする上
方への突出部を、天面の所要位置に配したブロー成型の
携行缶であって、前記突出部の吐出口側の側壁を、該側
壁の上部が天面における吐出口側とは反対の端部側に位
置するように携行缶高さ方向に対して大きい角度で傾斜
させたことを特徴とする携行缶を提供して、上記課題を
解消するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図4に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、図5か
ら図7示す従来例と構成が重複する部分は同符号を付し
てその説明を省略する。図1はブロー成型された携行缶
1を示していて、この携行缶1の天面3において吐出口
2側に近接する突出部6と前記吐出口2側とは反対側の
端部5に位置する突出部7それぞれにあっては、上記側
壁11が、該側壁11の上部12が吐出口2側から離れ
て前記端部5側に位置するように携行缶の高さ方向hに
対して45度より大きい角度θで傾斜している。このよ
うに、上記突出部6、7の側壁11が前記角度θで傾斜
していることから、図3に示すように、吐出口2を下に
して携行缶1の上下を反転させ、この携行缶1の天面3
を水平面(仮想線X−X)に対して傾斜角度θ1が45
度となるように傾斜させれば(天面3の基準綿とその延
長線を仮想線Yで示した)、上記吐出口2側である側壁
11が吐出口側に下り勾配の傾斜状態となり、上記突出
部6、7の位置に残留物や残液などが留まらずに、吐出
口2側へと流れるようになる。また、天面3を水平面に
対して45度となるように傾斜させているため、胴部1
3における側板14の内面も45度に傾斜し、これら内
面を伝う残留物、残液、洗浄液などもスムーズに吐出口
側に集まって排出されるようになる。
【0006】この携行缶1においては上下方向への積み
重ね時の安定を図るためにつぎの構成を備えている。即
ち、図示されているように、突出部6、7における上記
受け部10の両端部には上方に凸となる凸部15が設け
られているとともに、この携行缶1の底面16には、キ
ャップ9と把手8と前記凸部15とに対応した凹部17
が設けられており、複数の携行缶1を起立した状態で上
下方向に積み重ねた際には前記凹部17にキャップ9、
把手8、凸部15それぞれが入り込み、上下の携行缶1
の間で水平方向にズレが生じないようにしている。
【0007】上記実施の例では天面3に二つの突出部
6、7が設けられている例を示したが、本発明はこの例
に限定されるものではなく、例えば、図4に示されてい
るように、吐出口2側とは反対側の端部5にのみ突出部
7を配置し、この突出部7の側壁11を上述のように携
行缶の高さ方向hに対して45度より大きい角度で傾斜
させたものとしてもよい。なお、両実施例において上記
突出部を含む天面側の内面を符号18にて示した。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携行缶に
よれば、吐出口を、天面の一方の端部に配するととも
に、突出上端を積み重ね時の受け部とする上方への突出
部を、天面の所要位置に配したものであって、前記突出
部の吐出口側の側壁を、該側壁の上部が天面における吐
出口側とは反対の端部側に位置するように携行缶高さ方
向に対して大きい角度で傾斜させたことを特徴とするも
のであり、これにより、吐出口を下になるように上下を
反転させた状態で天面が水平面に対して45度となるよ
うに傾斜させれば、残留物や残液などが天面の突出部の
位置に溜まらずに吐出口側に流れるようになり、また、
胴部の側板も45度に傾斜するようになるため、携行缶
内面を伝う残留物や前液などもスムーズに吐出口側に移
動して排出でき、携行缶を再使用するための清浄作業が
手間なく行なえるようになるなど、実用性に優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携行缶の一例を示す説明図であ
る。
【図2】一例を示すもので、(イ)は天面側から見た状
態を示す説明図、(ロ)は側面側から見た状態を示す説
明図、(ハ)は底面側から見た状態を示す説明図であ
る。
【図3】吐出口が下になるように上下を反転させた状態
を示す説明図である。
【図4】他の例を示すもので、(イ)は天面側から見た
状態を示す説明図、(ロ)は側面側から見た状態を示す
説明図、(ハ)は底面側から見た状態を示す説明図であ
る。
【図5】従来例を示す説明図である。
【図6】従来例を側面から見た状態で示す説明図であ
る。
【図7】従来例において吐出口が下になるように上下を
反転させた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…携行缶 2…吐出口 3…天面 4、5…端部 6、7…突出部 10…受け部 11…側壁 15…凸部 16…底面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吐出口を、天面の一方の端部に配するとと
    もに、突出上端を積み重ね時の受け部とする上方への突
    出部を、天面の所要位置に配したブロー成型の携行缶で
    あって、 前記突出部の吐出口側の側壁を、該側壁の上部が天面に
    おける吐出口側とは反対の端部側に位置するように携行
    缶高さ方向に対して大きい角度で傾斜させたことを特徴
    とする携行缶。
JP31361299A 1999-11-04 1999-11-04 携行缶 Pending JP2001130525A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31361299A JP2001130525A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 携行缶

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JP31361299A JP2001130525A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 携行缶

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JP2001130525A true JP2001130525A (ja) 2001-05-15

Family

ID=18043425

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JP31361299A Pending JP2001130525A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 携行缶

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072729A (ja) * 2001-08-27 2003-03-12 Toyo Seikan Kaisha Ltd プラスチックボトル
KR101603727B1 (ko) * 2014-09-24 2016-03-15 정상열 액체 저장용 통

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072729A (ja) * 2001-08-27 2003-03-12 Toyo Seikan Kaisha Ltd プラスチックボトル
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