JP2001130522A - 糊付剥離紙貼付装置における剥離紙送り機構 - Google Patents
糊付剥離紙貼付装置における剥離紙送り機構Info
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- JP2001130522A JP2001130522A JP31324799A JP31324799A JP2001130522A JP 2001130522 A JP2001130522 A JP 2001130522A JP 31324799 A JP31324799 A JP 31324799A JP 31324799 A JP31324799 A JP 31324799A JP 2001130522 A JP2001130522 A JP 2001130522A
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Abstract
(57)【要約】
剥離紙に対して常に一定の張力を持たせる。
【解決手段】 剥離紙ロール４の回転軸４ａに歯車７、
８、９を介してパウダーブレーキ１０を接続し、該パウ
ダーブレーキ１０をもって剥離紙ロール４の回転に抵抗
を与える。また、ガイドロール６間に、引き出し途中の
剥離紙に所定の圧力で接触する板ばね１１を所要個数配
設する。
８、９を介してパウダーブレーキ１０を接続し、該パウ
ダーブレーキ１０をもって剥離紙ロール４の回転に抵抗
を与える。また、ガイドロール６間に、引き出し途中の
剥離紙に所定の圧力で接触する板ばね１１を所要個数配
設する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、糊付剥離紙貼付装
置における剥離紙送り機構に関するものである。
置における剥離紙送り機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】開口部に設けられた貼着片等に糊の付い
た剥離紙を貼付し、使用するときに剥離紙を剥がして糊
を露出させる封筒等がある。
た剥離紙を貼付し、使用するときに剥離紙を剥がして糊
を露出させる封筒等がある。
【０００３】斯かる封筒等にあって貼着片の剥離紙の貼
付は、糊付剥離紙貼付装置によって行う。該装置は、剥
離紙ロールにセットされたテープ状の剥離紙を引き出し
ロールによって引き出し、片面に糊塗布装置によって適
宜の間隔で所要の長さに糊を塗布すると共に切断装置に
よって糊と糊との間で切断し、更にこの切断した剥離紙
を周面に吸引口を設けた吸引ロールで送られた封筒等ま
で運び、封筒等の貼着片に押し付けて貼付するものであ
る。
付は、糊付剥離紙貼付装置によって行う。該装置は、剥
離紙ロールにセットされたテープ状の剥離紙を引き出し
ロールによって引き出し、片面に糊塗布装置によって適
宜の間隔で所要の長さに糊を塗布すると共に切断装置に
よって糊と糊との間で切断し、更にこの切断した剥離紙
を周面に吸引口を設けた吸引ロールで送られた封筒等ま
で運び、封筒等の貼着片に押し付けて貼付するものであ
る。
【０００４】斯かる装置において剥離紙の片面に糊を塗
布する装置は、固定された糊塗布ノズルと、二つのガイ
ドピン間に剥離紙を通し、適宜のタイミングで昇降して
剥離紙を前記糊塗布ノズルに接触させる押し付け装置と
からなるが、糊はミクロン単位の厚味で塗布しなければ
ならず、剥離紙と糊塗布ノズルとの接触はかすかになさ
れるだけであるから、剥離紙に対しては常に一定の張力
を持たせておくことが望ましい。
布する装置は、固定された糊塗布ノズルと、二つのガイ
ドピン間に剥離紙を通し、適宜のタイミングで昇降して
剥離紙を前記糊塗布ノズルに接触させる押し付け装置と
からなるが、糊はミクロン単位の厚味で塗布しなければ
ならず、剥離紙と糊塗布ノズルとの接触はかすかになさ
れるだけであるから、剥離紙に対しては常に一定の張力
を持たせておくことが望ましい。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の剥離紙
送り機構にあっては、引き出しロールによってテープ状
の剥離紙を引き出すときに、剥離紙ロールから出た直後
に剥離紙が振動し、張力にむらが生じることが多かっ
た。そしてまた、これにより糊が塗布されなかったり、
或いは糊の厚味がむらになる等の問題が生じた。
送り機構にあっては、引き出しロールによってテープ状
の剥離紙を引き出すときに、剥離紙ロールから出た直後
に剥離紙が振動し、張力にむらが生じることが多かっ
た。そしてまた、これにより糊が塗布されなかったり、
或いは糊の厚味がむらになる等の問題が生じた。
【０００６】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、剥離紙に対して常に一定の張力を持たせるように
なした剥離紙送り機構を提供せんとするものである。
って、剥離紙に対して常に一定の張力を持たせるように
なした剥離紙送り機構を提供せんとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】而して、本発明の要旨と
するところは、剥離紙ロールにセットされたテープ状の
剥離紙を引き出しロールによって引き出すようになした
糊付剥離紙貼付装置における剥離紙送り機構において、
適宜の手段をもって引き出し途中の剥離紙に一定の張力
を持たせるようになしたことを特徴とする糊付剥離紙貼
付装置における剥離紙送り機構にある。
するところは、剥離紙ロールにセットされたテープ状の
剥離紙を引き出しロールによって引き出すようになした
糊付剥離紙貼付装置における剥離紙送り機構において、
適宜の手段をもって引き出し途中の剥離紙に一定の張力
を持たせるようになしたことを特徴とする糊付剥離紙貼
付装置における剥離紙送り機構にある。
【０００８】また、剥離紙に一定の張力を持たせる手段
として、剥離紙ロールの回転に抵抗を与える手段、更に
具体的には剥離紙ロールの回転軸に歯車を介して接続さ
れたパウダーブレーキによる手段と、引き出し途中の剥
離紙に所定の圧力で接触する板ばねによる手段が考えら
れる。また、これらを併用するようにしてもよい。
として、剥離紙ロールの回転に抵抗を与える手段、更に
具体的には剥離紙ロールの回転軸に歯車を介して接続さ
れたパウダーブレーキによる手段と、引き出し途中の剥
離紙に所定の圧力で接触する板ばねによる手段が考えら
れる。また、これらを併用するようにしてもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。図１は糊付剥離紙貼付
装置の説明図、図２は本発明の要部の拡大正面図、図３
は剥離紙ロールの中央縦断平面図である。
て、図面を参照しつつ説明する。図１は糊付剥離紙貼付
装置の説明図、図２は本発明の要部の拡大正面図、図３
は剥離紙ロールの中央縦断平面図である。
【００１０】図中、１は後記剥離紙送り機構、糊塗布装
置、切断装置並びに吸引ロールからなる糊付剥離紙貼付
装置である。２は剥離紙送り機構であり、テープ状の剥
離紙３をセットした剥離紙ロール４と、剥離紙を引き出
す引き出しロール５とからなり、これらの間には複数の
ガイドロール６が配設されている。
置、切断装置並びに吸引ロールからなる糊付剥離紙貼付
装置である。２は剥離紙送り機構であり、テープ状の剥
離紙３をセットした剥離紙ロール４と、剥離紙を引き出
す引き出しロール５とからなり、これらの間には複数の
ガイドロール６が配設されている。
【００１１】また、前記剥離紙ロール４の回転軸４ａに
は、歯車７、８、９を介してパウダーブレーキ１０を接
続し、該パウダーブレーキ１０をもって剥離紙ロール４
の回転に抵抗を与えている。
は、歯車７、８、９を介してパウダーブレーキ１０を接
続し、該パウダーブレーキ１０をもって剥離紙ロール４
の回転に抵抗を与えている。
【００１２】また、前記ガイドロール６の間には引き出
し途中の剥離紙に所定の圧力で接触する板ばね１１が所
要個数配設されている。尚、本実施形態では２個配設さ
れている。
し途中の剥離紙に所定の圧力で接触する板ばね１１が所
要個数配設されている。尚、本実施形態では２個配設さ
れている。
【００１３】而して、本実施形態にあっては、前記パウ
ダーブレーキ１０と板ばね１１とによって剥離紙に一定
の張力を持たせるようにしている。
ダーブレーキ１０と板ばね１１とによって剥離紙に一定
の張力を持たせるようにしている。
【００１４】また、１２は糊塗布装置であり、剥離紙３
の片面に適宜の間隔で所要の長さに糊を塗布するもので
ある。また、該糊塗布装置１２は、固定されたホットメ
ルトの糊塗布ノズル１３と、適宜のタイミングで昇降し
て剥離紙を前記糊塗布ノズル１３に接触させる押し付け
装置１４とからなる。１５、１５は該押し付け装置１４
に設けた一対のガイドピンであり、剥離紙をこれらの間
に通している。また、１６は押し付け装置の昇降用シリ
ンダである。
の片面に適宜の間隔で所要の長さに糊を塗布するもので
ある。また、該糊塗布装置１２は、固定されたホットメ
ルトの糊塗布ノズル１３と、適宜のタイミングで昇降し
て剥離紙を前記糊塗布ノズル１３に接触させる押し付け
装置１４とからなる。１５、１５は該押し付け装置１４
に設けた一対のガイドピンであり、剥離紙をこれらの間
に通している。また、１６は押し付け装置の昇降用シリ
ンダである。
【００１５】１７は切断装置であり、剥離紙を糊と糊と
の間で切断するものである。１８は吸引ロールであり、
周面に設けた吸引口で切断された剥離紙を吸引して送ら
れた封筒等まで運び、封筒等の貼着片に押し付けて貼付
するものである。
の間で切断するものである。１８は吸引ロールであり、
周面に設けた吸引口で切断された剥離紙を吸引して送ら
れた封筒等まで運び、封筒等の貼着片に押し付けて貼付
するものである。
【００１６】
【発明の効果】本発明は上記の如き構成であり、剥離紙
に対して常に一定の張力を持たせるものであるから、剥
離紙の糊塗布ノズルへの接触を常に一定の状態で行わせ
ることができるものである。もって従来における糊が塗
布されなかったり、或いは糊の厚味がむらになる等の問
題点を完全に解消することができる。
に対して常に一定の張力を持たせるものであるから、剥
離紙の糊塗布ノズルへの接触を常に一定の状態で行わせ
ることができるものである。もって従来における糊が塗
布されなかったり、或いは糊の厚味がむらになる等の問
題点を完全に解消することができる。
【図１】糊付剥離紙貼付装置の説明図である。
【図２】本発明の要部の拡大正面図である。
【図３】剥離紙ロールの中央縦断平面図である。
１ 糊付剥離紙貼付装置 ２ 剥離紙送り機構 ３ 剥離紙 ４ 剥離紙ロール ５ 引き出しロール ６ ガイドロール ７、８、９ 歯車 １０ パウダーブレーキ １１ 板ばね １２ 糊塗布装置 １７ 切断装置 １８ 吸引ロール
【手続補正書】
【提出日】平成１１年１１月４日（１９９９．１１．
４）
４）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】斯かる封筒等にあって貼着片への剥離紙の
貼付は、糊付剥離紙貼付装置によって行う。該装置は、
剥離紙ロールにセットされたテープ状の剥離紙を引き出
しロールによって引き出し、片面に糊塗布装置によって
適宜の間隔で所要の長さに糊を塗布すると共に切断装置
によって糊と糊との間で切断し、更にこの切断した剥離
紙を周面に吸引口を設けた吸引ロールで送られた封筒等
まで運び、封筒等の貼着片に押し付けて貼付するもので
ある。
貼付は、糊付剥離紙貼付装置によって行う。該装置は、
剥離紙ロールにセットされたテープ状の剥離紙を引き出
しロールによって引き出し、片面に糊塗布装置によって
適宜の間隔で所要の長さに糊を塗布すると共に切断装置
によって糊と糊との間で切断し、更にこの切断した剥離
紙を周面に吸引口を設けた吸引ロールで送られた封筒等
まで運び、封筒等の貼着片に押し付けて貼付するもので
ある。
Claims (4)
- 【請求項１】 剥離紙ロールにセットされたテープ状の
剥離紙を引き出しロールによって引き出すようになした
糊付剥離紙貼付装置における剥離紙送り機構において、
適宜の手段をもって引き出し途中の剥離紙に一定の張力
を持たせるようになしたことを特徴とする糊付剥離紙貼
付装置における剥離紙送り機構。 - 【請求項２】 剥離紙に一定の張力を持たせる手段が、
剥離紙ロールの回転に抵抗を与える手段である請求項１
記載の糊付剥離紙貼付装置における剥離紙送り機構。 - 【請求項３】 剥離紙ロールの回転に抵抗を与える手段
が、剥離紙ロールの回転軸に歯車を介して接続されたパ
ウダーブレーキである請求項２記載の糊付剥離紙貼付装
置における剥離紙送り機構。 - 【請求項４】 剥離紙に一定の張力を持たせる手段が、
引き出し途中の剥離紙に所定の圧力で接触する板ばねで
ある請求項１記載の糊付剥離紙貼付装置における剥離紙
送り機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31324799A JP2001130522A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 糊付剥離紙貼付装置における剥離紙送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31324799A JP2001130522A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 糊付剥離紙貼付装置における剥離紙送り機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001130522A true JP2001130522A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=18038904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31324799A Pending JP2001130522A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 糊付剥離紙貼付装置における剥離紙送り機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001130522A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019122789A (ja) * | 2015-03-23 | 2019-07-25 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤分包装置 |
-
1999
- 1999-11-04 JP JP31324799A patent/JP2001130522A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019122789A (ja) * | 2015-03-23 | 2019-07-25 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤分包装置 |
| US10829256B2 (en) | 2015-03-23 | 2020-11-10 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Drug portion packaging device |
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