JP2001130103A - プリンタの印字済行数検出装置 - Google Patents

プリンタの印字済行数検出装置

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JP2001130103A
JP2001130103A JP31054399A JP31054399A JP2001130103A JP 2001130103 A JP2001130103 A JP 2001130103A JP 31054399 A JP31054399 A JP 31054399A JP 31054399 A JP31054399 A JP 31054399A JP 2001130103 A JP2001130103 A JP 2001130103A
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Satoshi Nezu
聡 根津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体表面の汚れ等に影響を受けることなく正
確に印字済行数を検出することが可能で、印字済行数検
出の処理時間の短縮も図れるようにする。 【解決手段】 媒体1に印字されたインクの磁気成分の
サンプリングを、磁気センサ2により搬送方向における
媒体の先端から後端まで行い、これにより得られた各ラ
イン毎の磁気データをメモリ5に記憶し、その後CPU
6はメモリ5に記憶した各ライン毎の磁気データを予め
定めたレベルと比較して、このレベル以上の磁気データ
を印字ありと判定することで最終の印字済行を検出し、
媒体の先端から最終の印字済行までの距離を行数に換算
して印字済行数を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの印字済
行数を検出する技術に関するもので、特に金融機関にて
使用されている通帳や伝票等に印字を行う通帳伝票プリ
ンタに有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の印字済行数検出装置の概略
構成を示すブロック図である。1は通帳や伝票等の媒
体、21はCCDセンサ(光電変換センサ)、22はC
CDセンサ21の光源として使用されるLED、23は
集光レンズ、24はCCDセンサ21のアナログ出力電
圧を増幅するアンプ回路、25はアンプ回路24の出力
電圧をアナログ/デジタル変換(A/D変換)するA/
D変換器、26はこのA/D変換器25から出力される
デジタルデータを記憶するメモリ、27はCPU、28
は媒体搬送用のパルスモータ、29はパルスモータ28
により回転する搬送ローラ、30は検出センサであり、
ここでCPU27はCCDセンサ21の走査制御とLE
D22の点灯/消灯制御を行うと共に、パルスモータ2
8の駆動、及び検出センサ11のオン/オフ検出を行う
ものとなっている。
【0003】次に上述した構成の作用について説明す
る。図8は作用を示す説明図である。まず、CPU27
の制御によりパルスモータ28を駆動して搬送ローラ2
9を回転させ、これにより媒体1を矢印A方向に搬送
し、そして搬送された媒体1の先端が検出センサ30に
より検出されると、その出力に基づいてCPU27はL
ED22を点灯させる。
【0004】このLED22からの光は媒体1の表面で
反射(媒体が白の場合は反射し、印字部(黒)の場合は
吸収)し、集光レンズ23を介してCCDセンサ21に
より受光されるが、媒体1の印字が行われていない地色
の部分(例えば白)の反射率は高く、印字されている部
分(例えば白黒)は光が吸収されて反射率が低いものと
なる。
【0005】LED22の点灯と同時にCPU27はC
CDセンサ21の走査を開始し、これにより媒体1から
の反射光は1回の走査毎(パルスモータ28の1駆動パ
ルス毎)にCCDセンサ21に1ラインのアナログデー
タとして取り込まれる。CCDセンサ21は反射率に対
応した電圧し出力し、この電圧はアンプ回路24で増幅
された後、A/D変換器25で黒と白のビット(黒のビ
ットは反射率の低い部分、白の反射率の高い部分を表
す)によるデジタルデータに変換されて1ライン毎のデ
ジタルデータとしてメモリ26に記憶される。
【0006】この動作を媒体1の先端(1ライン目)か
ら後端(最終ライン)まで繰り返すことにより媒体1表
面全体を走査して、それにより得られるデジタルデータ
をメモリ26に記憶する。その後、CPU27はメモリ
26に記憶している各ライン毎のデジタルデータを解析
して、各ラインにおけるデジタルデータ中の黒ビットの
数を算出し、1ライン中に予め定めた一定数(任意の
数)以上の黒ビットがある場合、そのラインを黒ライン
として黒ラインが一定数連続した場合に印字済行と判定
する。
【0007】更にCPU27は、最終の印字済行と判定
したラインの連続が先頭の1ライン目から何ライン目に
あたるかを求めて行数に換算し、これにより印字済行数
を検出する。これを図8により説明すると、同図(a)
に示したように媒体1の先頭の1ライン目からN1ライ
ン目とN3ライン目に印字が行われており、N2ライン
目には印字されていないものとすると、N1ライン目と
N3ライン目は同図 (b) に示したようにCCDセンサ
2の出力は高低を繰り返すため、黒のビットを多く含む
デジタルデータが得られ、N2ライン目は同図 (b) に
示したようにCCDセンサ2の出力は高いレベルで一定
するため白のビットのデジタルデータとなる。
【0008】そのため、CPU27はN1ライン目とN
3ライン目を印字済行と判断し、そしてN3ライン目が
先頭の1ライン目から何ライン目にあたるかを求めて行
数に換算し、印字済行数として検出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、媒体からの反射光を集光レンズでC
CDセンサに結像させることにより得られる各ライン毎
のアナログデータを、黒と白のビットで表されるデジタ
ルデータに変換し、各ライン毎の黒/白を判定して印字
済行数の検出を行っているため、媒体の表面が汚れてい
たり、集光レンズの焦点がずれていたりすると、印字さ
れていない部分においても反射光の光量が低下して黒ラ
インのデータとして読み取られる事態が生じ、その結果
印字済行数を誤検出するという問題があった。
【0010】また、媒体からの反射光を利用しているた
め、反射による正確なデータが得られるように媒体の地
紋デザインや地紋濃度に対して制限を設ける必要があ
り、更に、CCDセンサを使用しているため、媒体の搬
送速度はCCDセンサの走査周期(時間)以上に速くす
ることができず、そのため印字済行数検出の処理時間を
短縮することが困難であるという問題もあった。
【0011】従って、本発明は、印字済行数を正確に検
出することができると共に、媒体の地紋デザインや地紋
濃度やに対して制限を設ける必要がなく、しかも印字済
行数検出の処理時間を短縮することが可能なプリンタを
実現することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、磁
気成分を含んだインクを使用して媒体に印字を行うプリ
ンタの印字済行数検出装置において、媒体に印字された
インクの磁気成分のサンプリングを、磁気センサにより
搬送方向における媒体の先端から後端まで行い、これに
より得られた各ライン毎の磁気データを予め定めたレベ
ルと比較して、このレベル以上の磁気データを印字あり
と判定することで最終の印字済行を検出し、媒体の先端
から最終の印字済行までの距離を行数に換算して印字済
行数を検出することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明によるプリン
タの第1の実施の形態を示すブロック図である。図にお
いて1は媒体(通帳等)、2は磁気センサ(磁電変換素
子)である。この種のプリンタにおいては従来技術で説
明したように媒体1からの反射光を利用して印字済行を
検出しており、検出に良好な反射を得るために通常は使
用するインクに磁気成分を混入している。
【0014】本発明はこの点に着目して磁気センサ2を
用いるもので、この磁気センサ2は媒体1に印字された
インクに含まれる磁気成分を検出して電圧に変換するも
のである。3は磁気センサ2のアナログ出力電圧を増幅
するアンプ回路、4はアンプ回路3の出力電圧をアナロ
グ/デジタル変換(A/D変換)するA/D変換器、5
はこのA/D変換器4から出力される磁気データを記憶
するメモリ、6はCPU、7は媒体搬送用のパルスモー
タ、8は搬送ローラ、9は検出センサで、CPU6はパ
ルスモータ7の駆動及び検出センサ9のオン/オフ検出
を行うと共に、パルスモータ7の駆動パルスに同期した
サンプルクロック10を出力し、更にメモリ5の記憶内
容から印字済行数を検出する機能を有している。
【0015】図2は上述した構成の作用を示す説明図
で、図1と共にこの図を参照して作用を説明する。ま
ず、CPU6はパルスモータ7を駆動して搬送ローラ8
を回転させ、これにより媒体1を矢印A方向に搬送し、
そして搬送された媒体1の先端が検出センサ9が検出さ
れると、磁気センサ2により媒体1上の印字されたイン
クに含まれる磁気成分の検出が開始され、この磁気セン
サ2の出力がアンプ回路3で増幅される。
【0016】一方、CPU6は媒体1の先端が検出セン
サ9が検出されると、パルスモータ7の駆動パルスに同
期してサンプルクロック10をA/D変換器4に出力す
る。このサンプルクロック10に基づいてA/D変換器
4はアンプ回路3で増幅された磁気センサ2の出力を1
パルス毎にサンプリングしてA/D変換し、1バイトの
磁気データとして出力するので、このデータは順次メモ
リ5に記憶させる。
【0017】このような動作を媒体1の先頭(1ライン
目))から繰り返し行い、そして検出センサ9が媒体1
の後端を検出することでサンプリングを終了する。これ
によりメモリ5に媒体1の先端から後端までの磁気セン
サ2による磁気データが記憶されるので、次にCPU6
はメモリ5内の磁気データを先頭から解析する。
【0018】この解析においては、磁気データが予め設
定されたレベル(スライス値)以上であれば磁気データ
ありと判断される。例えば、図2に示したように媒体1
の先頭を1パルス目として、媒体1上に印字されたイン
クの磁気成分を検出した磁気センサ2がN1パルス、N
2パルス、N3パルス、N4パルスというように出力し
た場合、N1〜N3のパルスによる磁気データは設定レ
ベル以上であるので磁気データありと判断され、N4パ
ルスによる磁気データは設定レベル以上であるので磁気
データなしと判断される。
【0019】この場合のN4パルスに該当する印字は、
対向面に印字された印字によるインクの転写、あるいは
裏面の印字によるインクの滲み等が考えられるが、いず
れにしてもうすい印字行となるので、本実施の形態では
前記のレベルを使用することで正規の印字行として検出
されないようにしている。その後、CPU6は磁気デー
タが媒体1の先端から何パルス目まであるかを求め、磁
気データありの最終パルス数と搬送ピッチにより、媒体
1の先端から磁気データありの位置までの距離を算出し
て行数に換算し、印字済行数を検出する。
【0020】尚、図2の例ではN3パルス目が印字あり
と判断される最終印字済行であり、このN3パルス目が
印字済行数として検出される。以上説明した第1の実施
の形態によれば、磁気センサ(磁電変換素子)を用いて
媒体上に印字されているインクの磁気成分を電圧に変換
し、これにより印字済行数を検出しているので、媒体表
面の汚れに影響を受けることなく正確に印字済行数を検
出することができる。
【0021】また、この実施の形態ではCCDセンサを
使用せず、磁気センサによりサンプリングデータを得る
ので、地紋デザインや地紋濃度に対して制限を設ける必
要がなく、これらに対する自由度が向上する。更に、C
CDセンサを使用せず、磁気センサによりサンプリング
データを得るため媒体の搬送速度を上げることができ、
これにより印字済行数検出の処理時間を短縮することも
可能となる。
【0022】図3は第2の実施の形態を示すブロック図
である。図において1は媒体、2は磁気センサ、3はア
ンプ回路、4はA/D変換器、5はメモリ、6はCP
U、7はパルスモータ、8は搬送ローラ、9は検出セン
サ、10はサンプルクロックで、これらは第1の実施の
形態と同一の構成要素である。
【0023】11は磁気パターン登録メモリで、この磁
気パターン登録メモリには磁気センサ2で文字や数字及
び記号等をリードした際に出力される電圧をA/D変換
してパターン化したデータが基準パターンとして予め登
録されている。つまり、磁気センサ2で文字や数字及び
記号等をリードした場合には、これらの形状固有の磁気
パターンが出力されるので、本実施の形態は特定の文字
や数字及び記号等のパターンデータを選定して基準パタ
ーンとして磁気パターン登録メモリ11に登録したもの
としている。
【0024】この基準パターンとして何を選定するかは
任意であるが、比較基準となるパターンであるため、印
字の際に必ず含まれる例えばアスタリスク(*)等を用
いることが望ましい。図4は上述した構成の作用を示す
説明図で、図3と共にこの図を参照して作用を説明す
る。
【0025】まず、印字済行数を検出しようとする媒体
1の先端から後端までの磁気データをメモリ5に記憶す
るところまでは第1の実施の形態と同じであるので、そ
の説明を省略する。次に、CPU6によりメモリ5内の
磁気データを解析し印字済行を検出する。この解析は、
メモリ5内に記憶された各ライン毎磁気データと、予め
磁気パターン登録メモリ11に登録された基準パターン
を比較し、基準パターンと同一の磁気データの有無を調
べることにより行われる。
【0026】つまり、本実施の形態では、媒体1の各行
に印字された特定の文字等の有無を解析して、ある場合
は印字済行として検出するもので、図4に示したように
媒体1に印字された文字や数字及び記号に対してそれに
応じた磁気センサ2の出力が得られるので、その出力に
対応する磁気データを基準パターンと比較して、同一の
場合は印字済行と判定する。
【0027】そして印字済行である磁気データの数を印
字済行数とし、媒体1の先端からの距離に関係なく基準
パターンと同一の磁気データの数のみで印字済行数を検
出する。以上説明した第2の実施の形態によれば、磁気
パターン登録メモリを設けて、予め特定の文字等のパタ
ーンを基準パターンとして登録しておき、媒体先端から
後端までの磁気データ中に磁気パターン登録メモリに登
録した基準パターンと同一の磁気データが幾つあるかの
みを解析して印字済行数を検出するので、印字位置が上
下にずれた媒体に対しても精度の高い検出を行うことが
できる。
【0028】図5は第3の実施の形態を示すブロック図
である。図において1は媒体、2は磁気センサ、3はア
ンプ回路、4はA/D変換器、5はメモリ、6はCP
U、7はパルスモータ、8は搬送ローラ、9は検出セン
サ、10はサンプルクロックで、これらは第1の実施の
形態と同一の構成要素である。
【0029】12はCCDセンサ(光電センサ)、13
はCCDセンサ12の光源として使用されるLED、1
4は集光レンズ、15はCCDセンサ12のアナログ出
力電圧を増幅するアンプ回路、16はアンプ回路15の
出力電圧をA/D変換するA/D変換器、17はA/D
変換器16から出力されるデータを印字濃度として記憶
する濃度メモリである。
【0030】18は印字濃度と磁気特性の相関性を示す
データを登録したテーブルメモリであり、このデータ
は、印字濃度と磁束密度の関係がインクの特性(インク
に含まれる磁性体の量)により決まることから、装置で
使用されているインクリボンのインクの各印字濃度と磁
気データの磁気特性を関連づけて予め作成したものであ
る。
【0031】図6は上述した構成の作用を示す説明図
で、図5と共にこの図を参照して作用を説明する。ま
ず、印字済行数を検出しようとする媒体1の先端から後
端までの磁気データをメモリ5に記憶するところまでは
第1の実施の形態と同じであるので、その説明を省略す
る。
【0032】この第3の実施の形態においては、磁気デ
ータを取り込むと同時に従来技術と同様に各ライン毎
(パルスモータ7の1駆動パルス毎)に媒体1の表面で
反射したLED13の光をレンズ14を介してCCDセ
ンサ12で受光し、その出力をアンプ回路15で増幅す
る。その後、アンプ回路15の出力をA/D変換器16
で1ライン毎にデジタルデータに変換し、更に各ライン
のデジタルデータ内にある黒ビットの部分のデータを各
ラインの印字濃度データとして濃度メモリ17に記憶す
る。
【0033】このようにして媒体1の先端から後端まで
の印字濃度データと磁気データを取得した後、CPU6
は各ライン毎の印字濃度データと磁気データの相関がテ
ーブルメモリ18に登録されたデータの値と一致するか
否かにより印字状態を判定する。すなわち、図6に示し
たように媒体1から各ライン毎に取得した印字濃度デー
タと磁気データにおいて、印字濃度データに対して磁気
データのレベルが高すぎる場合、あるいは印字濃度デー
タに対して磁気データのレベルが高すぎる場合、これを
印字異常として判定し、それ以外は正常と判定する。
【0034】すべてのラインの判定の終了後、テーブル
メモリ18の値と一致したラインが一定数(任意の数)
以上あった場合は、印字が正常であると判断して第1の
実施の形態と同様に印字済行の検出を行い、またテーブ
ルメモリ18の値と一致したラインが一定数(任意の
数)に満たない場合は、他の装置で印字された情報、ま
たは偽造された情報等による印字異常と判断して印字済
行数の検出は行わず、媒体1に対する処理を中止する。
【0035】以上説明した第3の実施の形態によれば、
印字濃度と磁気特性の相関データを登録したテーブルメ
モリを設けているため、印字済行数の検出を行うと同時
に、媒体に印字された文字等が正規の装置で印刷された
ものか他の装置で印字されたもの(偽造されたもの)か
の判別が可能となり、セキュリティー性が向上する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、磁気セ
ンサを用いて媒体上に印字されているインクの磁気成分
を電圧に変換し、これにより印字済行数を検出している
ので、媒体表面の汚れ等に影響を受けることなく正確に
印字済行数を検出することができるという効果が得られ
る。
【0037】また、本発明ではCCDセンサを使用せ
ず、磁気センサによりサンプリングデータを得るので、
地紋デザインや地紋濃度に対して制限を設ける必要がな
く、これらに対する自由度が向上するという効果も得ら
れ、更に、CCDセンサを使用せず、磁気センサにより
サンプリングデータを得るため、媒体の搬送速度を上げ
ることができ、これにより印字済行数検出の処理時間を
短縮することも可能となるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示すブロック図。
【図2】第1の実施の形態の作用を示す説明図。
【図3】第2の実施の形態を示すブロック図。
【図4】第2の実施の形態の作用を示す説明図。
【図5】第3の実施の形態を示すブロック図。
【図6】第3の実施の形態の作用を示す説明図。
【図7】従来技術を示すブロック図。
【図8】従来技術の作用を示す説明図。
【符号の説明】
1 媒体 2 磁気センサ 3 アンプ回路 4 A/D変換器 5 メモリ 6 CPU 7 パルスモータ 8 搬送ローラ 9 検出センサ 10 サンプルクロック 11 磁気パターン登録メモリ 12 CCDセンサ 13 LED 14 レンズ 15 アンプ回路 16 A/D変換器 17 濃度メモリ 18 テーブルメモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気成分を含んだインクを使用して媒体
    に印字を行うプリンタの印字済行数検出装置において、 媒体に印字されたインクの磁気成分のサンプリングを、
    磁気センサにより搬送方向における媒体の先端から後端
    まで行い、 これにより得られた各ライン毎の磁気データを予め定め
    たレベルと比較して、このレベル以上の磁気データを印
    字ありと判定することで最終の印字済行を検出し、 媒体の先端から最終の印字済行までの距離を行数に換算
    して印字済行数を検出することを特徴とするプリンタの
    印字済行数検出装置。
  2. 【請求項2】 磁気成分を含んだインクを使用して媒体
    に印字を行うプリンタの印字済行数検出装置において、 プリンタで印字される特定の文字や数字あるいは記号等
    による基準パターンを登録した登録メモリを設け、 媒体に印字されたインクによる磁気パターンのサンプリ
    ングを、磁気センサにより搬送方向における媒体の先端
    から後端まで行い、 これにより得られた各ライン毎の磁気データを前記基準
    パターンと比較して、基準パターンと同一の磁気データ
    の有無を調べ、 媒体搬送方向における基準パターンと同一の磁気データ
    の数により印字済行数を検出することを特徴とするプリ
    ンタの印字済行数検出装置。
  3. 【請求項3】 磁気成分を含んだインクを使用して媒体
    に印字を行うプリンタの印字済行数検出装置において、 印字濃度と当該プリンタで使用されるインクの磁気特性
    の相関性のデータを登録したテーブルメモリを設けて、 媒体に印字されたインクによる磁気パターンの検出を、
    磁気センにより搬送方向における媒体の先端から後端ま
    で行うと同時に、CCDセンサにより印字濃度の検出を
    行い、 これにより得られた各ライン毎の印字濃度データと磁気
    データを前記テーブルメモリに登録されているデータと
    照合して正常な印字か否かを判定し、 正常な印字と判定されたライン数が一定数以上の場合、
    媒体の先端から最終の印字済行までの距離を行数に換算
    して印字済行数を検出することを特徴とするプリンタの
    印字済行数検出装置。
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