JP2001129077A - 充填物流出防止用フィルタ及びそれを装着した吸着器 - Google Patents

充填物流出防止用フィルタ及びそれを装着した吸着器

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JP2001129077A JP31210499A JP31210499A JP2001129077A JP 2001129077 A JP2001129077 A JP 2001129077A JP 31210499 A JP31210499 A JP 31210499A JP 31210499 A JP31210499 A JP 31210499A JP 2001129077 A JP2001129077 A JP 2001129077A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、パッキンを使用しない場合は、フィル
タと液体ポートの間に液体が漏れ出し、パッキンを使用
する場合は、吸着器を構成する部品点数が多くなる上
に、ハウジングやフィルタのリング部の肉厚が薄いと、
溶着等でハウジングと液体ポートを接合するときに、パ
ッキンがずれる可能性がある。さらには、パッキンを使
用してもフィルタとハウジング端面、あるいは液体ポー
ト内面の間に隙間が発生し、フィルタと液体ポートの隙
間に液体が回り込むことが起こる。医療用吸着器として
使用される場合、フィルタと液体ポートの間に体液が漏
れ出し、治療後にはフィルタとハウジング端面、あるい
は液体ポート内面の間の隙間に体液が残り、外観上の印
象を損なうことになる。 【解決手段】 弾性を有する軟質樹脂からなる構造体を
持つ充填物流出防止フィルタを液体ポートの内面とハウ
ジングの端面との間に挟圧した状態でハウジングに固定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングと液体
流入出口を有する液体ポートと、流入側および流出側、
もしくは流出側のみ、好ましくは、流入側および流出側
に、設けられた充填物流出防止フィルタ間に吸着剤を充
填する吸着器に関する。特に医療用途に使用する、すな
わち医療用吸着器に関する。
【0002】
【従来の技術】吸着器は、ハウジングと液体の流入出口
を有する液体ポートをハウジング両端に有しており、ハ
ウジング内に吸着剤を充填/保持するためにハウジング
と流入側ならびに流出側もしくは流出側の液体ポートの
間に充填物流出防止フィルタ(以下、フィルタとする)
を有している。このハウジングと液体ポートは超音波溶
着、高周波溶着等により接合されており、フィルタは液
体ポート内に挿入され、ハウジングと液体ポートにより
押圧され固定される。ここで使用されるフィルタは吸着
剤をハウジング内に保持する布状のメッシュ部とメッシ
ュ部を補強するためのリング部から構成されている。ハ
ウジングおよび液体ポートは硬質樹脂、例えばポリカー
ボネートやポリプロピレン、ポリスチレン等により成形
されており、またフィルタのリング部も硬質樹脂、例え
ばポリカーボネートやポリプロピレン、ポリスチレン等
により成形されている。このため、フィルタとハウジン
グもしくは液体ポートの間に僅かな隙間があると、吸着
器を使用中にフィルタと液体ポートの間に液体が漏れ出
し、吸着器の使用後にはフィルタ側面と液体ポートの間
に液体が残ってしまう。これまで、この問題を解決する
ために、フィルタとハウジング、ならびにフィルタと液
体ポートの間にシリコンゴム等で作製した薄いパッキン
を挿入し、このパッキンをフィルタの端面とハウジング
端面ならびに液体ポート内面で挟圧して、フィルタと液
体ポートの間に液体の漏れ出しがないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、パッ
キンを使用しない場合は、フィルタと液体ポートの間に
液体が漏れ出し、パッキンを使用する場合は、吸着器を
構成する部品点数が多くなる上に、ハウジングやフィル
タのリング部の肉厚が薄いと、溶着等でハウジングと液
体ポートを接合するときに、パッキンがずれる可能性が
ある。さらには、ハウジング端面や液体ポート内面、さ
らにはフィルタとの接触面に傷や成形による凹凸がある
場合には、ハウジング端面あるいは液体ポート内面で均
等に押圧できないため、パッキンを使用してもフィルタ
とハウジング端面、あるいは液体ポート内面の間に隙間
が発生し、フィルタと液体ポートの隙間に液体が回り込
むことになる。衛生用途に使用される吸着器の場合、こ
のような隙間が存在する場合は、菌の繁殖場所、洗浄不
能場所になるなどして、製品の安全性を損なうなどの悪
影響を及ぼすことになり、更にこの吸着器が医療用途で
ある場合、すなわち医療用吸着器として使用される場合
には、医療用吸着器を使用中にフィルタと液体ポートの
間に体液が漏れ出し、治療後にはフィルタとハウジング
端面、あるいは液体ポート内面の間の隙間に体液が残
り、外観上の印象を損なうことになる。
【0004】そこで、本発明は、ハウジングと液体ポー
トに挿入したフィルタ間に吸着剤を充填する吸着器にお
いて、吸着器を構成する部品点数を増やすことなく、液
体がフィルタ側面に回り込む経路、隙間をなくすこと
で、フィルタと液体ポート側面の隙間に液体が漏れ出さ
ない吸着器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
は、ハウジングと、該ハウジング内に充填された多数の
吸着体からなる吸着剤と、一方の該ハウジングの端部に
取り付けられた液体流入口を有する流入側液体ポート
と、他方の該ハウジングの端部に取り付けられた液体流
出口を有する流出側液体ポートを有する吸着器であっ
て、吸着剤をハウジング内に保持するためのメッシュ部
と弾性を有する軟質樹脂部を有する構造体から構成され
るフィルタが、液体ポートの内面とハウジングの端面と
の間に挟圧された状態で、該液体ポート内面とハウジン
グの端面との間に固定されている吸着器である。
【0006】該フィルタを流入側ならびに流出側あるい
は流出側液体ポートに設けることにより、吸着剤をハウ
ジング内に充填/保持することができる。該フィルタ
は、吸着剤をハウジング内に保持するための布状のメッ
シュ部と、該メッシュ部周縁部を補強するためのリング
部を有しており、該リング部は弾性を有する軟質樹脂の
み、あるいはハウジングならびに液体ポート内面に接触
する部分のみを弾性を有する軟質樹脂、すなわち該メッ
シュ部周縁部の補強は硬質材料とし該硬質材料の表面が
弾性を有する軟質樹脂で覆うように形成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】
【0008】
【実施例】本発明の吸着器を図面に示した実施例を用い
て説明する。図1は本発明の吸着器の一実施例の断面図
であり、図2は従来の吸着器の一実施例における硬質樹
脂のフィルタを装着した液体ポートをハウジングに取り
付けた状態を示す部分拡大断面図であり、図3は本発明
の吸着器の一実施例における軟質樹脂のフィルタを装着
した液体ポートをハウジングに取り付けた状態を示す部
分拡大断面図である。
【0009】この実施例の吸着器は、図1に示すよう
に、ハウジングと、該ハウジング内に充填された多数の
吸着体からなる吸着剤と、一方の該ハウジングの端部に
取り付けられた液体流入口を有する流入側液体ポート
と、他方の該ハウジングの端部に取り付けられた液体流
出口を有する流出側液体ポートを有する吸着器であっ
て、吸着剤をハウジング内に保持するためのメッシュ部
と弾性を有する軟質樹脂部を有する構造体から構成され
るフィルタが、液体ポートの内面とハウジングの端面と
の間に挟圧された状態で、該液体ポート内面とハウジン
グの端面との間に固定されている吸着器である。
【0010】該フィルタを流入側ならびに流出側あるい
は流出側液体ポートに設けることにより、吸着剤をハウ
ジング内に充填/保持することができる。該フィルタ
は、吸着剤をハウジング内に保持するための布状のメッ
シュ部と、該メッシュ部周縁部を補強するためのリング
部を有しており、該リング部は弾性を有する軟質樹脂の
み、あるいはハウジングならびに液体ポート内面に接触
する部分のみを弾性を有する軟質樹脂、すなわち該メッ
シュ部周縁部の補強は硬質材料とし該硬質材料の表面を
弾性を有する軟質樹脂で覆うように形成されている。以
下、各構成について説明する。
【0011】この実施例の吸着器のハウジングは、筒状
体に成形されており、フィルタとハウジングより形成さ
れる空間に、液体処理用吸着剤が収納されている。さら
に、この吸着剤は、液密にハウジング内に充填されてい
る。
【0012】ハウジングは、ポリカーボネート、ポリス
チレンなどの熱可塑性樹脂、ポリプロピレン、ポリエチ
レンなどのポリオレフィンなどにより形成されており、
筒状、吸着器内の流れを均一にする点から好ましくは断
面が円形となる筒状、更に好ましくは円筒状のものがよ
い。
【0013】液体処理用吸着体は、その材質を問わず、
形状、大きさも特別な制限なしに用いることができる
が、本吸着器を医療用途で使用する、つまり医療用吸着
器の場合は、材質は医療材料として使用可能なものであ
れば特別な制限なしに用いることができ、形状ならびに
大きさもハウジング内に収納可能であれば何れでもよい
が、通液性を考慮すると粒径は10μm〜2mmが好ま
しく、特に球状で粒径が10〜600μmがより好まし
い。
【0014】また、ハウジング内に吸着剤と共に充填さ
れる液体は、吸着剤の特性に合わせたものであれば、そ
の性質、組成等については特別な制限なしに用いること
ができるが、本吸着器を医療用途で使用する、つまり医
療用吸着器の場合は、生体に無害な液体(例えば、生理
食塩水、無菌水)を充填し使用することができる。
【0015】ハウジングの両端部には、液体ポートが溶
着等により接合されている。具体的には、液体ポート
は、図2,3に示すように、ハウジングとの接合部を有
しており、この接合部が高周波、超音波などによりハウ
ジングに融着され固定されている。
【0016】液体ポートは、ポリカーボネート、ポリス
チレンなどの熱可塑性樹脂、ポリプロピレン、ポリエチ
レンなどのポリオレフィンなどにより形成されている。
【0017】本発明のフィルタを構成するリング部を形
成する材料の特徴である、弾性を有する軟質材料とは、
押しつけられた物の形状に沿って反発力を持って変形
し、離すともとの形状に復元する材料をいい、樹脂の硬
度としてJIS K 6301によるJIS−A120度程度以
下、リング部を単一材料のみで剛性を持たせるために
は、JIS−A60〜100度程度の硬度を有するもの
が好ましい。また、該リング部に使用される弾性を有す
る軟質材料として、シリコンゴム、ポリウレタンゴム、
イソプレンゴム、加硫化ゴム、ブタジエンゴム、エチレ
ン−プロピレンゴム、ポリオレフィンエラストマー、ス
チレン系エラストマーなどから選ばれる材料が使用でき
る。これらの材料のうち、好ましくは、ポリオレフィン
エラストマー、スチレン系エラストマー、シリコンゴム
である。
【0018】さらに、フィルタにより一層の剛性が必要
な場合は、上記材料がリング部表面を構成するような構
造としてもよい。つまり、液体ポート内面ならびにハウ
ジング端面と接触する部分のみを弾性を有する軟質樹脂
で形成し、メッシュ部周縁部を補強する部分には硬質材
料を使用することができる。ここで使用する硬質材料と
しては、リング部表面に使用する弾性を有する軟質樹脂
より材料硬度が高いものであれば、材料の組成は特別な
制限なしに使用することができるが、好ましくは、ポリ
カーボネート、ポリスチレンなどの熱可塑性樹脂、ポリ
プロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィンなどの
硬質樹脂や、金属、セラミック等が使用できる。さらに
好ましくは、ポリカーボネート、ポリスチレンなどの熱
可塑性樹脂やポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリ
オレフィンである。
【0019】また、フィルタのメッシュ部のたわみを抑
制するために、メッシュ部表面(片面もしくは両面)に
も補強部分を設けることができる。この場合、この補強
部分にはリング部に使用した以外の材料を使用してもよ
く、樹脂や金属等、さらにこれらの複合等、特別な制限
なしに用いることができる。
【0020】リング部とメッシュ部とは一体に成形され
ており、リング部の表面のみに弾性を有する軟質材料を
使用する場合においても、弾性を有する軟質樹脂と硬質
材料とは一体に成形されている。メッシュ部表面に補強
材を設ける場合には、リング部と補強材、もしくはメッ
シュ部と補強材は一体に成形されているほうが好まし
く、リング部とメッシュ部と補強材が一体に成形されて
いるとより好ましい。
【0021】本発明中の吸着器は、フィルタとハウジン
グあるいは液体ポートの隙間から液体が漏れ出さないよ
うに、フィルタのリング部に弾性を有する軟質樹脂を有
している。具体的には、弾性を有する軟質樹脂からなる
フィルタが液体ポートの内面と、ハウジングの端面との
間に挟圧された状態で、該液体ポート内面とハウジング
の端面との間に固定されている。したがって、余分なパ
ッキンを必要とせず、ハウジング端面や液体ポート内
面、さらにはフィルタとの接触面に傷や成形による凹凸
がある場合でも、フィルタと液体ポートの隙間に液体が
漏れ出すことがない。さらに、フィルタのリング部は液
体ポートとハウジングとの液密状態を形成する主要なシ
ール部材であり、万一、液体ポートとハウジングの溶着
が不十分な場合でも有効なシール部材となる。
【0022】ハウジングと液体ポートの固定状態をより
具体的に説明する。なお、液体ポート4、5は流入側・
流出側とも同様の形状を有するものであるので、以下、
液体ポートとして説明する。
【0023】吸着器は、液体ポートの内面周縁部に、環
状凹部を有している。液体ポートの環状凹部は、図3に
示すように、側面が液体ポートの内側に設けられた環状
リブの外側側面と液体ポートの肩部の内側側面と底面部
とにより形成されている。そして、フィルタのリング部
が、この環状凹部内に一端が挿入されることにより、液
体ポートに組み付けられる。このように、液体ポートの
内面周縁部に環状凹部が形成されることにより、取り付
け後に環状弾性部材がずれてしまうことを防止できる。
【0024】また、フィルタのリング部の他端は、図3
に示すように、環状凹部より突出しており、フィルタの
リング部は、一端(液体ポート接触側端部)が液体ポー
トの内面に接触しており、他端(ハウジング接触側端
部)がハウジングの端面に接触している。すなわち、フ
ィルタのリング部が、液体ポートの内面とハウジングの
端面との間に挟圧された状態で、液体ポートはハウジン
グに固定されている。これにより、ハウジング端面や液
体ポート内面、さらにはフィルタのリング部の接触面に
傷や成形による凸凹がある場合でも、あるいはハウジン
グ端面あるいは液体ポート内面とフィルタのリング部の
間に微小な異物が存在するような場合でも、フィルタの
リング部側面に液体が漏れ出すことを防止できる。な
お、フィルタのリング部の断面形状は、図3に示す矩形
の形状に限らず、円形、半円形、楕円形、略楕円形、三
角形、台形などでもよい。
【0025】また、液体ポート部の環状リブは、本発明
の効果を出すために設ける方が好ましいが、環状リブが
ない場合でも本発明の効果は有効に作用する。
【0026】さらに、本発明の効果を、より効果的にす
る方法の一つとして、環状凹部の底部、ならびにハウジ
ング端面の両方もしくは一方に、図4に示すわずかな突
起部を設けることにより、リング部を押圧する力を集中
させることができ、より確実に液体の漏洩を防止するこ
とができる。
【0027】次に、吸着器の内容積が100〜500m
Lである吸着器に本発明のフィルタを使用する場合の好
ましい実施態様を具体例を用いて説明する。フィルタの
リング部の内径は、ハウジング端面の内径とほぼ等しい
か若干大きく、フィルタのリング部の外径はハウジング
端面の外径とほぼ等しいか小さい。ハウジングの形状寸
法については、使用する樹脂の特性に応じて特別な制限
なしに使用できるが、胴長としては50〜200mm、
ハウジング内径としては40〜100mm、ハウジング
端面の肉厚としては2〜5mmが通常用いられる。リン
グ部としては、幅が2〜5mm程度、高さは3〜10m
m程度である。そして、メッシュ部の挿入位置は、リン
グ部のほぼ中央である。
【0028】液体ポート内面とハウジング端面の間にフ
ィルタを液密になるように固定させるためには、フィル
タのリング部を挟圧する必要があり、挟圧する長さとし
ては、使用する樹脂の特性や硬度により特別な制限なし
に使用することができるが、非挟圧時に対して挟圧時で
0.1〜0.5mm程度が通常用いられる。
【0029】そして、上記のように、液体ポートがハウ
ジングに液密に固定されることにより、液体ポートの内
面とメッシュ部の間に液体の流出室および流入室がそれ
ぞれ形成される。なお、この実施例のフィルタは、液体
ポートと別に成型し、その後、液体ポートの内面に取り
付けられているが、両者は一体成形されていてもよい。
これにより、フィルタと液体ポートとの固定が確実とな
り、液体が漏れることをより防止できる。
【0030】一体成形する方法としては、例えば、具体
的には、まず最初にフィルタのメッシュ部とリング部を
一体に射出成形し、成形されたフィルタを液体ポート形
成用金型内に挿入し、液体ポート形成用樹脂を射出成形
する、いわゆるインサート成形法によることが考えられ
る。
【0031】そして、本吸着器を医療用途で使用する、
つまり医療用吸着器の場合は、本吸着器は使用前に滅菌
される。滅菌としては、エチレンオキサイドガス滅菌、
オートクレーブ滅菌などの公知の方法が用いられる。オ
ートクレーブ滅菌を行う場合は、吸着器内部(吸着剤室
および液体室)に生体に無害な液体(例えば、生理食塩
水、無菌水)を充填し、開口部分(液体流入口および流
出口)を弾性部材を用いて密封した状態にて、オートク
レーブ滅菌する。
【0032】
【発明の効果】本発明の医療用吸着器は、ハウジング
と、該ハウジング内に充填された吸着剤と、前記ハウジ
ングの両端にそれぞれ設けられた液体流入ポートおよび
液体流出ポートと、前記吸着剤を前記ハウジング内に充
填/保持するための充填物流出防止フィルタとを有する
吸着器であって、前記液体ポートは、前記充填物流出防
止フィルタのリング部が前記液体流入出ポートの内面と
前記ハウジングの端面との間に挟圧された状態で、該液
体ポート内面とハウジングの端面との間に固定されてい
るので、ハウジング端面や液体充填物流出防止ポート内
面、さらには充填物流出防止フィルタとの接触面に傷や
成形による凹凸がある場合や充填物流出防止フィルタと
の接触面に微小な異物が存在するような場合でも、液体
流入出ポートと充填物流出防止フィルタの隙間に液体が
漏れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医療用吸着器の一実施例の断面図であ
る。
【図2】従来の医療用吸着器の一実施例における充填物
流出防止フィルタを装着した液体ポートをハウジングに
取り付けた状態を示す部分拡大断面図である。充填物流
出防止フィルタのリング部は硬質樹脂で形成されてい
る。
【図3】本発明の医療用吸着器の一実施例における充填
物流出防止フィルタを装着した液体ポートをハウジング
に取り付けた状態を示す部分拡大断面図である。充填物
流出防止フィルタのリング部は軟質樹脂で形成されてい
る。
【図4】ポート部の環状凹部の底部の突起部を示す部分
拡大図である。
【図5】本発明の具体的実施例1を示す図である。
【図6】本発明の具体的実施例2を示す図である。
【図7】メッシュ部周縁部を補強する部分に硬質材料を
使用した場合の本発明の充填物流出防止フィルタのリン
グ部、すなわち図1中の11や図3中の10、を示す部
分拡大断面図である。フィルタの剛性を高めるため、リ
ング部表面に軟質樹脂、その内側に硬質材料を使用し、
本発明の効果を発揮させようとしたものである。
【符号の説明】
1 医療用吸着器 2 ハウジング 3 吸着体 4 液体ポート 5 液体ポート 6 液体流入口 7 液体流出口 8 充填物流出防止フィルタのメッシュ部 9 充填物流出防止フィルタのメッシュ部 10 充填物流出防止フィルタのリング部(軟質樹脂) 11 充填物流出防止フィルタのリング部(軟質樹脂) 12 充填物流出防止フィルタのリング部(硬質樹脂) 13 環状リブ 14 突起部 15 接合部 16 メッシュ部周縁部補強用硬質材料 17 弾性を有する軟質樹脂 18 メッシュ部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジング内に充填さ
    れた吸着剤と、一方の該ハウジングの端部に取り付けら
    れた液体流入口を有する流入側液体ポートと、他方の該
    ハウジングの端部に取り付けられた液体流出口を有する
    流出側液体ポートを有する吸着器において使用される、
    メッシュ部と弾性を有する軟質樹脂部を有することを特
    徴とする充填物流出防止フィルタ。
  2. 【請求項2】 布状のメッシュ部と、該メッシュ部周縁
    部を補強するための弾性を有する軟質樹脂からなるリン
    グ部を有することを特徴とする請求項1記載の充填物流
    出防止フィルタ。
  3. 【請求項3】 布状のメッシュ部と、該メッシュ部周縁
    部を補強するための硬質材料と該硬質材料の表面に弾性
    を有する軟質樹脂が一体に成形されたリング部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の充填物流出防止フィル
    タ。
  4. 【請求項4】 硬質材料が該硬質材料の表面に形成され
    た弾性を有する軟質樹脂より材料硬度が高いことを特徴
    とする請求項3記載の充填物流出防止フィルタ。
  5. 【請求項5】 布状のメッシュ部表面にメッシュ部を補
    強するための補強材を有することを特徴とする請求項2
    〜4の何れか1項に記載の充填物流出防止フィルタ。
  6. 【請求項6】 メッシュ部とリング部とが一体に成形さ
    れたことを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載
    の充填物流出防止フィルタ。
  7. 【請求項7】 メッシュ部とリング部と補強材とが一体
    に成形されたことを特徴とする請求項5記載の充填物流
    出防止フィルタ。
  8. 【請求項8】 弾性を有する軟質樹脂がシリコンゴム、
    ポリウレタンゴム、イソプレンゴム、加硫化ゴム、ブタ
    ジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ポリオレフィ
    ンエラストマー、スチレン系エラストマーから選ばれる
    樹脂であることを特徴とする請求項1〜7記載の何れか
    1項の充填物流出防止フィルタ。
  9. 【請求項9】 弾性を有する軟質樹脂がシリコンゴム、
    ポリウレタンゴム、イソプレンゴム、加硫化ゴム、ブタ
    ジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ポリオレフィ
    ンエラストマー、スチレン系エラストマーから選ばれる
    樹脂である充填物流出防止フィルタが、液体ポートの内
    面とハウジングの端面との間に挟圧された状態で、該ハ
    ウジングに固定されていることを特徴とする請求項1記
    載の吸着器。
  10. 【請求項10】 請求項2〜8記載の充填物流出防止フ
    ィルタを流入側ならびに流出側もしくは流出側液体ポー
    トに設けることにより、吸着剤をハウジング内に充填/
    保持することを特徴とする請求項9記載の吸着器。
  11. 【請求項11】 液体が体液である医療用吸着器用の請
    求項1〜8の何れか1項に記載の充填物流出防止フィル
    タ。
  12. 【請求項12】 液体が体液である請求項9または請求
    項10記載の医療用吸着器。
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