JP2001128737A - 家具用蝶番及びこれを用いた座卓 - Google Patents

家具用蝶番及びこれを用いた座卓

Info

Publication number
JP2001128737A
JP2001128737A JP31401799A JP31401799A JP2001128737A JP 2001128737 A JP2001128737 A JP 2001128737A JP 31401799 A JP31401799 A JP 31401799A JP 31401799 A JP31401799 A JP 31401799A JP 2001128737 A JP2001128737 A JP 2001128737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
top plate
hinge
furniture
lock pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31401799A
Other languages
English (en)
Inventor
Jinji Naito
仁治 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIMOKU KK
Original Assignee
ISHIMOKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ISHIMOKU KK filed Critical ISHIMOKU KK
Priority to JP31401799A priority Critical patent/JP2001128737A/ja
Publication of JP2001128737A publication Critical patent/JP2001128737A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinge Accessories (AREA)
  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 横断面長方形の脚を、板幅の狭い面をコーナ
ーに向けて取り付けても、がさ張ることなく、薄く折り
畳むことができるようにする。 【解決手段】 脚1を天板2に折り畳み自在に取り付け
るための家具用蝶番であって、天板2の下面に取り付け
る天板取付け部3を、天板2に固定する固定部3aと、
この固定部3aに横軸3bを介して上下方向に回動自在
に連結した可動部3cとで形成する。脚1の上端面に取
り付ける脚取付け部4を、上記可動部3cの下面に、縦
軸3c1を中心に側方に90度回動自在に連結する。こ
の脚取付け部4を、脚1の起立時に、天板取付け部3の
長手方向に沿ってその下面に重合させると共に、天板取
付け部3にロックさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具用蝶番に関
し、更に詳しくは座卓の脚を簡単な操作で、且つがさ張
ることなく、薄く折り畳むことができるよう形成した家
具用蝶番及びこれを用いた座卓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の蝶番としては、天板の下面
に取り付けられる天板取付け部と、脚に取り付けられる
脚取付け部とが、横軸を中心に回動自在に連結されてな
るものがある(例えば実用新案登録第3046509号
公報、特開平8−205937号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで座卓は、図2
に示されるように、板幅が狭い面1aを天板2のコーナ
ーに向けて取り付けると、膝頭が脚1に当たりにくくな
るため、コーナーに座り易くなり、又脚1がコーナー方
向に露出する割合が小さくなるため、デザイン上も好ま
しいものである。従って座卓用の蝶番は、横断面長方形
の脚1を、同図に示す向きに配置した場合でも、がさ張
ることなく、薄く折り畳むことができるよう形成されて
いるのが望ましい。
【0004】しかるに従来品の場合は、上記の通り、天
板取付け部と脚取付け部とが横軸を中心に単に回動、開
閉するのに過ぎなかったから、横断面長方形の脚を、そ
の板幅が狭い面をコーナーに向けて取り付けると、板幅
の広い面が側面に配置されて折り畳まれることになっ
た。
【0005】従って従来品によると、折り畳み時の厚さ
が厚くなり、その結果積み重ねたり、保管する際にがさ
張り易い、という問題があった。又従来品を使用して、
このような問題を解消するためには、板幅の広い面をコ
ーナーに向けて取り付ける必要があったから、この場合
は折り畳み時の厚さを薄くできても、今度はコーナーに
座りにくくなり、デザイン上も面白味に欠けることにな
る、という問題が生じた。
【0006】本発明は、このような従来品の問題点に鑑
み、提案されたものである。従って本発明の技術的課題
は、横断面長方形の脚を、板幅の狭い面をコーナーに向
けて取り付けても、がさ張ることなく、薄く折り畳むこ
とが可能になるよう形成した家具用蝶番、及びこれを用
いてコーナーの座り心地が良くなるよう形成した座卓を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0008】即ち本発明は、図1に示されるように、脚
1を天板2に折り畳み自在に取り付けるための家具用蝶
番であって、天板2の下面に取り付けられる天板取付け
部3が、天板2に固定される固定部3aと、この固定部
3aに横軸3bを介して上下方向に回動自在に連結され
た可動部3cとで形成され、脚1の上端面に取り付けら
れる脚取付け部4が、上記可動部3cの下面に縦軸3c
1を中心に側方に90度回動自在に連結され、この脚取
付け部4が、脚1の起立時に、天板取付け部3の長手方
向に沿ってその下面に重合されると共に、天板取付け部
3にロックされることを特徴とする(請求項1)。
【0009】なお本発明は、脚1を起立させたときだけ
ではなく、脚1の折り畳み時に、脚1が天板2から離れ
ないよう、脚取付け部4を天板取付け部3にロックする
ための機構を備えてなるのでも良い。
【0010】又本発明の蝶番は、図5、図7等に示され
るように、天板取付け部3の固定部3aに、ロックピン
6が横軸3bと直交状に設けられ、このロックピン6の
先端6aが係合する凹部8が脚取付け部4に形成され、
上記のロックピン6がコイルバネ7で弾発されてその先
端6aが可動部3cと反対側の側板3a4から突き出さ
れ、上記の凹部8が脚1の起立時に上記固定部3aの側
板3a4の外側に配置される対向板4dに形成されるの
が好ましい(請求項2)。
【0011】この場合は、簡単な機構で脚取付け部4を
天板取付け部3にロックでき、起立時の姿勢を安定化で
きる。
【0012】又本発明の座卓としては、上記請求項1又
は2記載の家具用蝶番を備え、脚1が横断面長方形の角
材で形成され、この脚1の板幅の狭い面1aが天板2の
コーナーに向けられて上記の蝶番で脚1が折り畳み自在
に形成されたことを特徴とするものがある(請求項
3)。なお本発明の場合、脚1の形成材料としては、木
材や金属材がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に従って説明する。
【0014】図1等において、1は、横断面長方形の角
材で形成された脚である。この脚1は、図2に示される
ように、天板2の四隅に、板幅の狭い面1aがコーナー
に向けられ、折り畳み自在に取り付けられている。
【0015】本発明の蝶番は、天板2の下面に取り付け
られる天板取付け部3と、脚1の上端面に取り付けられ
る脚取付け部4とで形成されている。天板取付け部3
は、天板2に固定される固定部3aと、この固定部3a
に横軸3bを介して上下方向に回動自在に連結された可
動部3cとで形成されている。なお固定部3aは、天板
2の下面に当接する板面3a1(図5等参照)に、ネジ
止め用の孔3a2を複数備えて形成されている。
【0016】脚取付け部4は、上記可動部3cの下面
に、縦軸3c1を中心に側方に90度回動自在に連結さ
れている。縦軸3c1は、この実施形態では図11に示
されるように、脚取付け部4の板面に筒状部4aが形成
され、一方、可動部3cにこの筒状部4aが挿入される
丸孔3c2が形成され、この丸孔3c2に筒状部4aが回
動自在にハトメ状に取り付けられることで形成されてい
る。
【0017】又可動部3cは、円弧状のスリット3c3
(図5、図7参照)を有してなる。このスリット3c3
は、脚取付け部4に一体状に形成された突起4bを案内
するものである。この突起4bは、脚取付け部4を天板
取付け部3に対して90度開閉させると、スリット3c
3の端部に係止される。
【0018】又固定部3aは、脚1を起立操作する際、
脚取付け部4を係止させるための突片3a3を備えてな
る。又脚取付け部4は、この実施形態では脚1の上端面
に堅固に取り付けることができるよう、ネジ止め片4c
を備えてなる。このネジ止め片4cは、脚取付け部4の
長手方向における両側部の適宜箇所が折り曲げられて形
成されている。このネジ止め片4cは、脚1の上端面に
形成される溝1b(図6参照)に差し込まれ、脚1の両
側面からネジ5で止め付けられる。なおネジ5の取り付
け孔5aは、この実施形態ではネジ止め後、詰め物5b
で塞がれている。
【0019】又脚取付け部4は、図3〜図5に示される
ように、脚1の起立時に、天板取付け部3の長手方向に
沿ってその下面に重合されると共に、天板取付け部3に
ロックされるよう形成されている。
【0020】6(図5、図7等参照)は、天板取付け部
3の固定部3aに、横軸3bと直交状に設けられたロッ
クピンである。このロックピン6は、コイルバネ7で弾
発され、先端6aが可動部3cと反対側の側板3a4か
ら突き出されている。
【0021】8(図5、図7参照)は、ロックピン6の
先端6aが係合する凹部である。この凹部8は、脚1の
起立時に、固定部3aの側板3a4の外側に配置され
る、脚取付け部4の対向板4dに形成されている。又こ
の対向板4dの上部左右位置4d1は、この実施形態で
は内側に屈曲され、脚1が起立時にがたつくことがない
よう、固定部3aの対応する両側板の上縁3a5(図
1、図4、図5等参照)に係止自在に形成されている。
【0022】次に本発明の作用を説明する。本発明品
は、図3〜図5に示されるように、脚1が起立している
場合は、天板取付け部3と脚取付け部4とが重合されて
いる。次にこの状態から脚1を折り畳む場合は、作業者
は、脚1を、図1に示されるように、縦軸3c1を中心
に90度回動させる。脚1を回動させると、ロックピン
6は対向板4dによって、コイルバネ7の弾発力に抗し
て押し込められ、凹部8との係合状態が解かれる。
【0023】次に作業者は、脚1を、図6の矢示方向に
回動させる。すると脚取付け部4が可動部3cと一緒に
横軸3bを中心に下方に回動する。その結果、脚1が、
図8〜図10に示されるように、天板2の下側に折り畳
まれる。なお脚1を起立させる場合は、上記と逆の手順
で行う。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、天板取付
け部を、天板に固定する固定部と、この固定部に横軸を
介して上下方向に回動自在に連結した可動部とで形成
し、脚の上端面に取り付ける脚取付け部を、可動部の下
面に縦軸を中心に側方に90度回動自在に連結し、この
脚取付け部を、脚の起立時に、天板取付け部の長手方向
に沿ってその下面に重合させると共に、天板取付け部に
ロックさせるものである。
【0025】従って本発明を使用すれば、横断面長方形
の角材でなる脚を、その板幅の狭い面を天板のコーナー
に向けて、がさ張ることなく薄く折り畳むことができ
る。
【0026】又本発明の座卓によれば、脚をコンパクト
に薄く折り畳むことができるだけではなく、脚の板幅の
狭い面がコーナーに向けられて取り付けられているか
ら、コーナーの座り心地が良くなり、且つデザイン上も
体裁が良くなる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蝶番の好適な一実施形態を示す使用状
態時の要部斜視図である。
【図2】脚の取付け状態を示す座卓の平面図である。
【図3】図2のIII―III線における要部断面図である。
【図4】脚の起立時の状態を示す要部斜視図である。
【図5】図3のV―V線から見た同上蝶番の平面図であ
る。
【図6】脚の開閉操作時の要部断面図である。
【図7】図6のVII―VII線から見た同上蝶番の平面図
である。
【図8】脚の折り畳み時を示す要部断面図である。
【図9】脚の折り畳み時を示す要部斜視図である。
【図10】図8のX―X線から見た同上蝶番の底面図で
ある。
【図11】図5のXI―XI線における断面図である。
【符号の説明】 1 脚 2 天板 3 天板取付け部 3a 固定部 3b 横軸 3c 可動部 3c1 縦軸 4 脚取付け部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚を天板に折り畳み自在に取り付けるた
    めの家具用蝶番であって、天板の下面に取り付けられる
    天板取付け部が、天板に固定される固定部と、この固定
    部に横軸を介して上下方向に回動自在に連結された可動
    部とで形成され、脚の上端面に取り付けられる脚取付け
    部が、上記可動部の下面に縦軸を中心に側方に90度回
    動自在に連結され、この脚取付け部が、脚の起立時に、
    天板取付け部の長手方向に沿ってその下面に重合される
    と共に、天板取付け部にロックされることを特徴とする
    家具用蝶番。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の家具用蝶番であって、天
    板取付け部の固定部に、ロックピンが横軸と直交状に設
    けられ、このロックピンの先端が係合する凹部が脚取付
    け部に形成され、上記のロックピンがコイルバネで弾発
    されてその先端が可動部と反対側の側板から突き出さ
    れ、上記の凹部が脚の起立時に上記固定部の側板の外側
    に配置される対向板に形成されたことを特徴とする家具
    用蝶番。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の家具用蝶番を備
    え、脚が横断面長方形の角材で形成され、この脚の板幅
    の狭い面が天板のコーナーに向けられて上記の蝶番で脚
    が折り畳み自在に形成されたことを特徴とする座卓。
JP31401799A 1999-11-04 1999-11-04 家具用蝶番及びこれを用いた座卓 Pending JP2001128737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31401799A JP2001128737A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 家具用蝶番及びこれを用いた座卓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31401799A JP2001128737A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 家具用蝶番及びこれを用いた座卓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001128737A true JP2001128737A (ja) 2001-05-15

Family

ID=18048212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31401799A Pending JP2001128737A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 家具用蝶番及びこれを用いた座卓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001128737A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101925726B1 (ko) * 2017-09-05 2018-12-05 전주대학교 산학협력단 접이식 의자

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101925726B1 (ko) * 2017-09-05 2018-12-05 전주대학교 산학협력단 접이식 의자

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920002553Y1 (ko) 휴대용 절첩테이블
JP5168019B2 (ja) 折畳み式テーブルの天板回動装置
JP2001128737A (ja) 家具用蝶番及びこれを用いた座卓
JP3599724B2 (ja) 屋外用いす及び屋外用テーブルセット
KR101914472B1 (ko) 테이블용 힌지장치 및 이를 구비한 테이블
JP3067879U (ja) 液晶表示装置用スタンド
JP2000116440A (ja) テーブル
JP4578616B2 (ja) テーブル
JPH11299549A (ja) 組立式収納家具
JP2006346400A (ja) 折畳椅子
JPH036689U (ja)
JP3061386U (ja) 天板折り畳み式テ―ブル
JPH0548727U (ja) 組立テーブル及び組立椅子
JP4566933B2 (ja) 机用脚
JP3575021B2 (ja) 座席背面収納装置
KR200315002Y1 (ko) 조립식 회화용 이젤
JPH035286Y2 (ja)
JP2004137734A (ja) パネル
JP2004065802A (ja) 携帯用流し台
JPH04369323A (ja) ホームごたつ用脚    
JP3083392U (ja) 折り畳み式自転車フレームの構造
JP2578061Y2 (ja) 可動式コンテナ
JP2974927B2 (ja)
JPH0621439Y2 (ja) アイロン台
JP3331536B2 (ja) 折り畳み式受台