JP2001126795A - Fpc用コネクタ - Google Patents

Fpc用コネクタ

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JP2001126795A
JP2001126795A JP30471899A JP30471899A JP2001126795A JP 2001126795 A JP2001126795 A JP 2001126795A JP 30471899 A JP30471899 A JP 30471899A JP 30471899 A JP30471899 A JP 30471899A JP 2001126795 A JP2001126795 A JP 2001126795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fpc
connector
end piece
main body
insertion chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP30471899A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tamura
博幸 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Gunma Ltd
Original Assignee
NEC Gunma Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持力を高め、FPCが抜け難いFPC用コ
ネクタを提供する。 【解決手段】補強レバー9を支持し、FPCの端片部を
挿入可能な開口部13と、表面がFPCの端片部を固着
可能に形成されるとともに、本体2の挿入室に対して摺
動可能な一以上の突起部11とを備えたスライド部4が
設けられたことを特徴とするFPC用コネクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明はシート形状をなすフレキ
シブルプリント配線板の端片部を挿抜するコネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられてきたフレキシブルプ
リント配線板(以下、FPCとする)を内部で挟持し、
基板上に設置されるコネクタについて、図3を参照して
以下に説明する。図3(a)は、従来より用いられてき
たFPC用コネクタの構造を示す斜視図であり、図3
(b)は、図3(a)のB−B断面図である。図3
(a)に示すように、従来より用いられてきたFPC用
コネクタ1は、FPCを挿入する挿入口5と、係る挿入
口5の上面面に沿って摺動可能な補強レバー9とが設け
られた本体2が基板10上に設置されてなる。また、図
示はしないが、前記挿入口5に挿入されたFPC上の配
線部と導通せしめる接続部(図示せず)とが内蔵されて
おり、係る接続部はFPC用コネクタ1が設置された基
板10上の配線と電気的に接続されていた。具体的に
は、図3(b)に示すように、FPC3が挿入される挿
入室6の下方に接続部12が充分な弾性力を有して設置
されていた。また、FPC3が挿入される挿入室6の上
方にはFPC3を押圧する補強レバー9が、FPC3の
挿入方向に摺動可能な態様で設置されていた。この様な
構造を有する従来のFPC用コネクタ1は、FPC3の
端片部8を挿入口5から挿入室6へ挿入することによっ
てFPC3上に設けられた配線部7と接続部12とが接
触する。その後、補強レバー9を本体2の方向に摺動さ
せることによって、補強レバー9と接続部12とがFP
C3を挟持する構造をなし、FPC3とFPC用コネク
タ1との導通並びに固定がなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
FPC用コネクタは、FPCをコネクタに挿入した後に
レバーがFPCの下面を押し上げるだけでは充分にFP
Cを保持することができなかった。FPCを充分に保持
することがなされないことによって、接触不良等が生じ
る可能性が大となるため、構造的に改善の余地があっ
た。すなわち、FPC用のコネクタにおいては、第一に
コネクタの接触部とFPC上に形成された配線との電気
的な導通の確実性を高めなければならないにも関わら
ず、従来ではコネクタの構造の簡略化が主になされてき
た。
【0004】本発明は、以上の従来技術における問題に
鑑みてなされたものであり、保持力を高め、FPCが抜
け難いFPC用コネクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に提供する本願第一の発明に係るFPC用コネクタは、
基板上に実装され、内部にFPCの端片部を挿入可能に
形成された挿入口及び挿入室を有し、係る挿入室に挿入
された前記端片部に対して弾性接触が可能である一方の
端部と前記基板上の電極と電気的に接続される他方の端
部とを有した接続部と、それに対向する位置に摺動可能
に設けられた補強レバーとを備えたFPC用コネクタに
おいて、前記補強レバーを支持し、FPCの端片部を挿
入可能な開口部と、本体に対して摺動可能な一以上の突
起部とを備えたスライド部が設けられたことを特徴とす
る。
【0006】補強レバーを支持し、FPCの端片部を挿
入可能な開口部と、本体に対して摺動可能な一以上の突
起部とを備えたスライド部が設けられたことによって、
本体の内部に設けられた接続部とFPCの端片部との接
触をより強固にすることができる。
【0007】前記課題を解決するために提供する本願第
二の発明に係るFPC用コネクタは、突起部が前記挿入
室に挿入される位置に形成されたことを特徴とする。
【0008】突起部が前記挿入室の内部に挿入される位
置に形成されたことにより、FPC用コネクタの省スペ
ース化を実現することができるとともに、本体に挿入さ
れたFPCの端片部を接続部と挟持し、更なるFPCの
端片部の確実な固定を可能とする。
【0009】前記課題を解決するために提供する本願第
三の発明に係るFPC用コネクタは、突起部の表面がF
PCの端片部を固着可能に形成されたことを特徴とす
る。
【0010】突起部の表面がFPCの端片部を固着可能
に形成されたことにより、各接続部に対してFPCの端
片部に設けられた各電極が確実に接触されることとな
る。ここで、表面を固着可能とされた突起部は、スライ
ド部に設けられた開口部と連通して形成され、従って前
記開口部の下面と前記突起部の表面とが連続して形成さ
れた形態をなす。また、突起部の表面にFPCの端片部
を固着可能とする手段としては両面テープ等の接着手段
を用いることによって、本体の内部に設置された接続部
等の妨害によるFPCの挿入不良等を防ぐことができ
る。
【0011】前記課題を解決するために提供する本願第
四の発明に係るFPC用コネクタは、補強レバーはスラ
イド部に対して摺動可能に設置されたことを特徴とす
る。
【0012】補強レバーがスライド部に対して摺動可能
に設置されたことにより、FPCの本体への設置と接続
とをそれぞれ確実に行うことができる。
【0013】前記課題を解決するために提供する本願第
五の発明に係るFPC用コネクタは、補強レバーの先端
が先鋭構造であることを特徴とする。
【0014】補強レバーの先端が先鋭構造であることに
より、補強レバーが各接続部をFPCの端片部に設けら
れた各電極に確実に付勢し、確実な通電状態をつくるこ
とができる。
【0015】前記課題を解決するために提供する本願第
六の発明に係るFPC用コネクタは、スライド部は絶縁
性の素材よりなることを特徴とする。
【0016】スライド部が絶縁性の素材よりなることに
より、FPCと接続部との短絡を防止することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るFPC用コ
ネクタの一実施の形態における構成について図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係るFPC用コネクタ
の一実施の形態における構成を示す斜視図である。図1
に示すように、本発明に係るFPC用コネクタ1は、基
板10上に設置された略箱形状をなす本体2と、スライ
ド部4とからなる。スライド部4は略板状をなしてお
り、スライド部4の裏面、すなわち本体2と対向する面
には本体2の方向に突出した突起部11が設けられてい
る。係る突起部11は、本体2に形成された挿入室6に
嵌入しており、すなわちスライド部4は本体2に対して
摺動可能に突起部11及び挿入室6によって固定されて
いる。ここで、突起部11は、スライド部4の摺動動作
の安定性を図るために、挿入室6に嵌入する突起部11
の他に本体2の側面に沿って修道する突起部11を設け
ても良い。また、スライド部11は前記突起部11が設
けられた位置の上方にFPC3の端片部32を挿入する
開口部13が設けられている。さらに、開口部13の上
方には貫通孔14が設けられ、補強レバー9が前記貫通
孔14を介して本体2に形成された挿入室6の上面に沿
って嵌入している。図2は、本発明に係るFPC用コネ
クタの一実施の形態における構造を示す断面図であり、
図1におけるA−A断面図である。図2に示すように、
本発明に係るFPC用コネクタ1は基板10上に設置さ
れ、挿入室6が内部に形成された本体2と、係る挿入室
6の上面及び下面に沿って摺動可能に設置されたスライ
ド部4とによりなる。また、本体2の内部には、前記基
板10と電気的に接続された接続部12が挿入室6内に
突出して設置されている。さらに、スライド部4の本体
2側の面には、挿入室6の下面に沿って摺動可能な突起
部11が突出して設けられ、係る突起部11の上面は、
FPC3が固定可能に形成されている。すなわち、突起
部11と連続する態様で、スライド部4には開口部13
が形成され、係る開口部13にFPC3が挿入され、突
起部11の上面に両面テープ等を介してFPC3が固着
される。スライド部4には、前記開口部13の上方に貫
通孔14が形成され、係る貫通孔14を挿嵌するととも
に挿入室6の上面に沿って補強レバー9が設置されてい
る。この補強レバー9の先端部は前記接続部12に対す
る引っかかりを防止するために先鋭形状をなしており、
例えば円錐形状をなしている。従って、FPC用コネク
タ1の本体2の内部は、挿入室6の上面に沿って補強レ
バー9が位置し、その下方に鈎形状を有した接続部12
が位置し、その下方にはFPC3が挿入される空間を介
して前記突起部11が位置することとなる。
【0018】次に、本発明に係るFPC用コネクタの一
実施の形態における動作について図2を参照して以下に
説明する。まず、図2(a)に示すように、FPC3を
スライド部4の表面側、すなわち本体2と対向する面と
反対側の面側から開口部13に挿嵌し、FPC3をスラ
イド部4に設けられた突起部11の上面に固定設置す
る。次に、補強レバー9を動作させない様にスライド部
4を本体2方向へ摺動させる。このとき、挿入室内6に
設置され、弾性を有する接続部12はFPC3の挿入室
6への侵入により上方へ押し上げられる。この様にして
上方に押し上げられた接続部12は、図2(b)に示さ
れるように、補強レバー9を挿入室6に挿入することに
よってFPC3上に形成された配線部7と確実に接触、
固定される。以上、本願発明に係るFPC用コネクタの
一実施の形態について説明したが、被固定物であるFP
CはFFC(フレキシブルフラットケーブル)としても
同等、或いはそれ以上の効果を奏するものである。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るF
PC用コネクタによれば、挿入口に挿入されたFPCと
接続部との接触摩擦力が高まり、FPC用コネクタから
FPCが抜けにくくなる。また、FPCの端片部を突起
部上に固定してFPC用コネクタ内にFPCの端片部を
収納することによって、確実にFPC上の配線部と接続
部との導通がなされる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るFPC用コネクタの一実施の形態
における構成を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るFPC用コネクタの一実施の形態
における構造を示す断面図である。
【図3】従来のFPC用コネクタの構成を示す斜視図及
び断面図である。
【符号の説明】 1.FPC用コネクタ 2.本体 3.FPC 4.スライド部 5.挿入口 6.挿入室 7.配線部 8.端片部 9.補強レバー 10.基板 11.突起部 12.接続部 13.開口部 14.貫通孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に実装され、内部にFPCの端片部
    を挿入可能に形成された挿入口及び挿入室を有し、係る
    挿入室に挿入された前記端片部に対して弾性接触が可能
    である一方の端部と前記基板上の電極と電気的に接続さ
    れる他方の端部とを有した接続部と、それに対向する位
    置に摺動可能に設けられた補強レバーとを備えたFPC
    用コネクタにおいて、前記補強レバーを支持し、FPC
    の端片部を挿入可能な開口部と、本体に対して摺動可能
    な一以上の突起部とを備えたスライド部が設けられたこ
    とを特徴とするFPC用コネクタ。
  2. 【請求項2】前記突起部が前記挿入室の内部に挿入され
    る位置に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    FPC用コネクタ。
  3. 【請求項3】前記突起部の表面がFPCの端片部を固着
    可能に形成されたことを特徴とする請求項2に記載のF
    PC用コネクタ。
  4. 【請求項4】前記補強レバーはスライド部に対して摺動
    可能に設置されたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3の何れか一に記載のFPC用コネクタ。
  5. 【請求項5】前記補強レバーの先端が先鋭構造であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一に記載
    のFPC用コネクタ。
  6. 【請求項6】スライド部は絶縁性の素材よりなることを
    特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一に記載のF
    PCコネクタ。
JP30471899A 1999-10-26 1999-10-26 Fpc用コネクタ Pending JP2001126795A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100913505B1 (ko) 2008-08-06 2009-08-21 함원상 광학드라이브용 연성 다심 케이블
KR100921950B1 (ko) 2008-08-06 2009-10-15 함원상 광학드라이브용 연성 다심 케이블

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