JPH11121112A - 電気的コネクタ - Google Patents

電気的コネクタ

Info

Publication number
JPH11121112A
JPH11121112A JP10220250A JP22025098A JPH11121112A JP H11121112 A JPH11121112 A JP H11121112A JP 10220250 A JP10220250 A JP 10220250A JP 22025098 A JP22025098 A JP 22025098A JP H11121112 A JPH11121112 A JP H11121112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
flexible printed
casing
electrical connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10220250A
Other languages
English (en)
Inventor
Fred Watermann
ウォーターマン フレッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JPH11121112A publication Critical patent/JPH11121112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/592Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connections to contact elements

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブル・プリント回路基板を電気機器
又は、サブストレート上に位置している回路装置に低廉
かつ簡便に電気的に結合することを可能にすると同時に
高い接続動作確実性を得る。 【解決手段】 クランプ部材4がケーシング3に沿って
シフト可能に配置されており、、前記クランプ部材4が
ばねエレメントの緊張力によって、前記ケーシング3内
に可動に支承された少なくとも1つの係止部材10に圧
着され、しかも前記フレキシブル・プリント回路基板2
が、開口6内への挿入時に前記係止部材10を、前記ク
ランプ部材4を解放する係止解除位置へシフトして、前
記クランプ部材4が前記ばねエレメントの緊張力によっ
てケーシング3内へスナップ嵌合し、かつ前記フレキシ
ブル・プリント回路基板2の接続面16を接点素子23
に圧着するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1に発明の
上位概念として規定した通り、電気的な複数の接続面を
端部寄りに装備したフレキシブル・プリント回路基板を
挿入することのできる開口を有するケーシングから成
り、該ケーシング内には、前記フレキシブル・プリント
回路基板の挿入時に前記接続面と接点接続する複数の接
点素子が配置されている形式の電気的コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば弾性変形可能なプリント回路フィ
ルム基板( FPC = flexible printedcircuit )又はフ
レキシブル・フラットケーブル( FFC = flexible fla
t cable )のような電気的なフレキシブル・プリント回
路基板は、絶縁材被覆内に埋込まれた導電体を有し、該
導電体は、フレキシブル・プリント回路基板の端部域に
設けられた複数の接続面を介して電気機器又は電子回路
装置に接続される。前記フレキシブル・プリント回路基
板を電気的に結合するために、該フレキシブル・プリン
ト回路基板を挿入するための開口を有する絶縁材ケーシ
ングを備えた電気的コネクタが使用される。ケーシング
内部には、フレキシブル・プリント回路基板の複数の接
続面に対応配設された複数の接点素子が配置されてお
り、該接点素子は、フレキシブル・プリント回路基板の
挿入時に該フレキシブル・プリント回路基板の接続面と
接点接続する。コネクタのケーシングはプリント配線板
の装着面側に表面実装素子として装着することができ
る。このために個々の接点素子は、コネクタのケーシン
グから導出された接続部を有し、該接続部は、プリント
配線板上に配置された導電路と鑞接される。接続面と接
点素子との間に申し分のない電気的接触を形成するため
に、フレキシブル・プリント回路基板の一方の端部は或
る程度の力をかけて挿入することによって、接続面を接
点素子に圧着するようにコネクタ内で緊締される。その
場合の欠点は、フレキシブル・プリント回路基板の接続
面が必ずしも接点素子に対して中心で圧着されるとは限
らないことである。フレキシブル・プリント回路基板が
例えば充分にコネクタ内に押し込まれないと、フレキシ
ブル・プリント回路基板に作用する応力が、時間の経過
につれて、コネクタのケーシング内でフレキシブル・プ
リント回路基板と接続面の微小なずれを生ぜしめるの
で、若干の部位では接触が中断されることになる。従っ
てこのようなコネクタは動作確実性を著しく欠如してい
る。
【0003】特別に成形された接点素子を配置したケー
シングを備えた電気的コネクタが欧州特許第02148
30号明細書に基づいて公知になっている。フレキシブ
ル・プリント回路基板は、ケーシング内に挿入された端
部に、V形ばねエレメントを装備しており、該V形ばね
エレメントは、コネクタ内への挿入時にフレキシブル・
プリント回路基板の接続面を接点素子に圧着するように
働く。この従来技術における欠点は、特別の処理工程に
おいてフレキシブル・プリント回路基板がV形ばねエレ
メントと結合されねばならず、しかも該ばねエレメント
がコネクタに適合されていなければならないことであ
る。これによって製作費はアップする。そればかりか、
コネクタからフレキシブル・プリント回路基板を誤って
分離する不都合を回避することはできない。更にまたV
形ばねエレメントのばね緊張力が僅かに低下しても、若
干の接点素子とフレキシブル・プリント回路基板との間
の接触の中断が惹起されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
技術において発生する欠点を避け、フレキシブル・プリ
ント回路基板を電気機器又は、サブストレート上に位置
している回路装置に低廉かつ簡便に電気的に結合するこ
とを可能にすると同時に高い接続動作確実性を得ること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、請求項1の特徴部に記載した通
り、クランプ部材がケーシングに沿ってシフト可能に配
置されており、、前記クランプ部材がばねエレメントの
緊張力によって、前記ケーシング内に可動に支承された
少なくとも1つの係止部材に圧着され、しかも前記フレ
キシブル・プリント回路基板が、開口内への挿入時に前
記係止部材を、前記クランプ部材を解放する係止解除位
置へシフトして、前記クランプ部材が前記ばねエレメン
トの緊張力によってケーシング内へスナップ嵌合し、か
つ前記フレキシブル・プリント回路基板の接続面を接点
素子に圧着するようになっている点にある。
【0006】本発明の有利な実施形態によれば、コネク
タのケーシング内に配置されている係止部材は、フレキ
シブル・プリント回路基板の特定の挿入位置で初めて係
止解除され、この係止解除によって、ケーシングに沿っ
てシフト可能に支承されたばね負荷されたクランプ部材
はケーシング内へスナップ嵌合し、かつフレキシブル・
プリント回路基板の接続面が接点素子に圧着される。こ
れによって、接続面を常に中心で接点素子に圧着するこ
とが有利に保証される。接続の質と確実性を低下させる
ことになる、接続面の縁域における接点接続は排除され
る。手作業又は補助工具によるクランプ部材の煩雑な挿
入操作の必要はない。そればかりでなくコネクタからフ
レキシブル・プリント回路基板を引出すためには、高い
引張り力が必要になる。
【0007】請求項2以降に記載した解決手段によっ
て、本発明の有利な構成と更なる改良が得られる。例え
ばクランプ部材は、フレキシブル・プリント回路基板の
挿入方向にシフト可能にケーシング内に配置されてお
り、かつ複数の接点素子の方に向いた1つの面を有して
おり、前記フレキシブル・プリント回路基板が、前記ケ
ーシング内への挿入時に前記クランプ部材の前記面と接
点素子との間でコネクタのケーシング内へ押し込まれる
ようにするのが有利である。ケーシング内へのクランプ
部材のスナップ嵌合によって、全ての接続面は充分な力
でもって接点素子に確実に圧着される。
【0008】本発明の有利な構成では、クランプ部材
が、コネクタのケーシング内へスナップ嵌合時にフレキ
シブル・プリント回路基板を接点素子に圧着する楔形基
体を有している。これによって前記スナップ嵌合時にお
けるクランプ部材の引掛かり又はロックが回避される。
【0009】少なくとも1つの係止部材を、ケーシング
の背壁面から張出す部材として形成し、該部材を振れ可
能に前記背壁面に装着しておくのが特に簡単であり、そ
の場合ばね負荷されたクランプ部材は、前記張出し部材
に支持されている。コネクタケーシング内へのフレキシ
ブル・プリント回路基板の挿入時に、先ず特定の押込み
深さで前記張出し部材を係止解除位置へシフトして、ク
ランプ部材を解放するようにすることは簡単な形式で達
成される。その場合、背壁面から張出す部材を、フレキ
シブル・プリント回路基板及びクランプ部材の引戻し時
に再びその初期位置へ戻る弾性偏向可能な部材として形
成するのが、特に有利である。
【0010】フレキシブル・プリント回路基板の収容空
間内へ侵入するサイド突起を前記張出し部材に設け、該
サイド突起に、ケーシングの背壁面に対して傾斜した滑
り面を設けることによって、フレキシブル・プリント回
路基板の挿入時における前記張出し部材の離反旋回とク
ランプ部材の解放が簡単に可能になる。
【0011】更に又、接点素子の自由端部が、ケーシン
グの背壁面の方へ曲げ返された弾性変形可能な区分を有
し、該区分の末端が、90゜よりも小さな角度だけフレ
キシブル・プリント回路基板の接続面の方へ向かって屈
曲されているのが有利である。クランプ部材のスナップ
嵌合時に接点素子は前記接続面に向かって予荷重がかけ
られる。こうして前記の屈曲された区分の緊張力によっ
て、接点接続の確実性は一層高められる。接続面へ向か
って逆鉤状に延びる接点素子の末端は、フレキシブル・
プリント回路基板の引出し時の引張り力を高め、ひいて
は接続確実性を高める。
【0012】
【発明の実施の形態】次に図面に基づいて本発明の実施
例を詳説する。
【0013】図2は本発明による電気的コネクタの1実
施例の横断面図である。該コネクタは、プラスチックか
ら成るほぼ直方体状のケーシング3を有しており、該ケ
ーシングはその下面でもって、サブストレート1上に装
着されている。該サブストレート1は、例えば電子回路
装置を装備したプリント配線板であり、該プリント配線
板上に本発明の電気的コネクタが接着される。図1及び
図2から判るように、コネクタのケーシング3はその一
方の縦辺側に、フレキシブル・プリント回路基板2を受
容するための開口6を有している。またケーシング3の
内室では、互いに平行に延びる複数のテープ状の接点素
子23が配置されており、各接点素子は中間区分でケー
シング3の下面側に沿って固着されている。各接点素子
23の第1終端区分28は、前記開口6から離反した方
の、ケーシング3の背壁面14から側方へ導出されて夫
々1つの接続端子を形成しており、各接続端子は、サブ
ストレートつまりプリント配線板1上に配置された複数
の接続面29に夫々鑞接されている。図示を省いた別の
実施例によれば、前記接点素子23の接続端子28は、
ケーシング3の下面から垂直に突出してプリント配線板
1の切欠部内に挿入され、次いで該プリント配線板1の
下面の接続面29に鑞接されている。図2から良く判る
ように、ケーシング3内に配置されている接点素子23
の第2終端区分24は、前記背壁面14の方へ向かって
半円形又はU字形に曲げ返されている。フレキシブル・
プリント回路基板2の接続面16と共に電気的接点を形
成するために規定されている、各第2終端区分24の末
端25は、ケーシング3の上面及び背壁面14に対し
て、90゜より小さな角度だけ斜めに屈曲されている。
【0014】図1及び図2に示したように、クランプ部
材4が開口6においてケーシング3内へ部分的に挿入さ
れている。該クランプ部材4は、第1主面19と、これ
に対向した第2主面17とを有するプレート状基体から
成っている。第1主面19はケーシング上面側の内壁面
に接している。第2主面17は前記第1主面19に対し
て傾斜しているので楔形が生じ、該楔形の肉厚は、開口
6を起点として、ケーシング3の背壁面14に対面した
クランプ部材4の前面18の方に向かって先細に成って
いる。クランプ部材4はケーシング3内において、適当
な形式で背壁面14の方に向かってシフト可能に支承さ
れている。このシフト可能な支承は例えば、図示は省い
たがクランプ部材4から側方に凸設されたウェブ又はピ
ンを介して行うことができ、前記のウェブ又はピンは、
ケーシング3の両側壁21,22に形成された溝に係合
している。図1から判るように更に又、ケーシング3内
にはクランプ部材4の両側に沿って夫々1つのばねエレ
メント20が配置されており、両ばねエレメント20に
よってクランプ部材4は、ケーシング3の背壁面14へ
向かって方位付けられた力で負荷される。前記の両ばね
エレメント20はコイルばねとして形成されており、該
コイルばねの一端は、開口6を包囲するフレームの内面
に支持されており、また他端は、前面18の領域でクラ
ンプ部材4に設けられているサイドラグ7に固定されて
いる。ばねエレメント20の緊張力によって、シフト可
能なクランプ部材4は、ケーシング3内へ押込まれた前
面18でもって、図1に示した矢印bの方向で2つの係
止部材10に圧着される。両係止部材10は、ケーシン
グ3の背壁面14から開口6の方へ向かって垂直に突出
する2つの部材として形成されており、両部材は、長方
形横断面を有し、かつ背壁面14の部位11に弾性偏向
(振れ)可能に固着されている。背壁面14から離反し
た方の該係止部材10の端部は、扁平に面取りされてお
り、かつクランプ部材4のためのストッパを形成してお
り、前記クランプ部材4はその前面18のエッジ域でも
って係止部材10の扁平面取りされた端部に当接する。
ケーシング3内にフレキシブル・プリント回路基板2が
挿入されていない場合にはトルクは係止部材10に対し
ては作用せず、かつクランプ部材4は係止部材10に向
かって予荷重がかけられている。特に図1から判るよう
に各係止部材10には、フレキシブル・プリント回路基
板2の受容空間内へ侵入するサイド突起12が一体成形
されており、各サイド突起12は、背壁面14に対して
傾斜した滑り面13を有している。
【0015】更にまたクランプ部材4は、図2に示した
ように開口6から突出した端部に、開口6をカバーする
ために第1主面19に対して垂直に延びるキャップ5を
有している。しかし例えばダストの侵入を防止するため
に開口6をそれ相応に狭く設計する場合には、前記キャ
ップ5を省くことも可能である。キャップ5はクランプ
部材4の第2主面17の下位に狭い開口8を有してい
る。この狭い開口8を通してフレキシブル・プリント回
路基板2の一端15がシフトされ、それに伴ってフレキ
シブル・プリント回路基板2の上面がクランプ部材4の
第2主面17に接触する。その場合に注意すべき点は、
接続面16を有している方の、フレキシブル・プリント
回路基板2の側が第2主面17に対面せず、つまり第2
主面17から離反していることである。クランプ部材4
に設けられていて前記第2主面17から張出す両サイド
ウェブ26,27は、フレキシブル・プリント回路基板
2をガイドするために役立つ。更に押込まれるとフレキ
シブル・プリント回路基板2はケーシング3の開口6内
へ侵入し、クランプ部材4の第2主面17と接点素子2
3の末端25との間の狭いギャップ内へ到達し、開口6
内へ導入されたフレキシブル・プリント回路基板2の一
端15が、係止部材10のサイド突起12の滑り面13
に当接するに至る。この位置で今や接続面16は、図2
に示したように接点素子23の末端25の上位に中心で
位置決めされている。フレキシブル・プリント回路基板
2が更に押込まれると、該フレキシブル・プリント回路
基板2はサイド突起12を介して係止部材10にトルク
を加えるので、該係止部材10は、図1に矢印aで示し
た方向にクランプ部材4の前面18から離反旋回させら
れて該クランプ部材を解放する。係止部材10の端部
は、前記離反旋回時に、クランプ部材4の前面域に設け
られたサイドラグ7の傾斜面9に達する。図1の矢印b
の方向に予荷重のかけられたクランプ部材4は今や突発
的にケーシング3内へスナップ嵌合する。その際係止部
材10が傾斜面9に沿って外向きに滑動する一方、クラ
ンプ部材4の前面18は背壁面14の方へシフトされ
る。図2から最も良く判るようにその際、クランプ部材
4の楔状の基体は、フレキシブル・プリント回路基板2
とケーシング3の上面側との間のギャップ内へシフト
し、かつ、楔形の形状に基づいてフレキシブル・プリン
ト回路基板2の接続面16を、接点素子23の末端25
に圧着する。それに伴って接点素子23の、半円形湾曲
部を有する第2終端区分24が、ケーシング3の下面側
の方向に跳ね戻り、これによって末端25は接続面16
に対して予荷重がかけられる。同時に開口6がキャップ
5によって閉塞される。ケーシング内部へ張出している
接点素子23の末端25が、90゜より小さい角度でフ
レキシブル・プリント回路基板2の接続面16の方へ屈
曲されていることによって、ケーシング3から導出され
ているフレキシブル・プリント回路基板2の端部に引張
り力が作用した場合、クランプ部材4を予め引戻さなく
ても、前記末端25は逆鉤状に接続面16に噛みつくこ
とができる。クランプ部材4を引戻してフレキシブル・
プリント回路基板2を取り外したのち、弾性的な係止部
材10は再び起立するので、電気的コネクタは複数回繰
り返し使用することができる。
【0016】図示の実施例とは異なって、部位11に設
けた回転ジョイントと、係止部材10に連結された双脚
ばねとを介して該係止部材10を背壁面14に位置決め
することも可能である。
【0017】また係止部材10を弾性的に偏向(振れ)
可能に位置決めするのではなくて、フレキシブル・プリ
ント回路基板2の挿入時に係止部材10の折取りを生ぜ
しめるパーフォレーション又は切欠部を介して係止部材
10を背壁面14に位置決めすることも可能である。当
然のことながらその場合コネクタは、1回限りの使用の
ためにしか適していない。
【0018】更にまた、コイルばねに代えて、例えば弾
性的なゴムのような別のばねエレメント20を使用する
ことも可能である。ばねエレメントは、コネクタのケー
シングの内部又は外部の別の適当な部位に配置すること
もできる。
【0019】そればかりでなく、図2に示した楔形の基
体に代えて、面平行のプレートを使用することも可能で
ある。この場合フレキシブル・プリント回路基板の挿入
前は、クランプ部材4の前面18が接点端子23の末端
25の手前に位置し、それでもフレキシブル・プリント
回路基板が前面18と接点端子の末端25との間を挿通
できる程度までしかクランプ部材4は開口6内へ挿入し
てはならない。その場合接点素子23の斜め面取りされ
た末端25は、フレキシブル・プリント回路基板のため
の案内として役立つ。更にまたフレキシブル・プリント
回路基板の端部域は或る程度の弾性を有していることが
必要である。それというのはフレキシブル・プリント回
路基板の端部域は挿入時に撓曲されるからである。また
その上に係止部材10の形状は、該係止部材がフレキシ
ブル・プリント回路基板にわたって延びる突起を有する
ように変更されねばならない。その場合クランプ部材4
のスナップ嵌合時にフレキシブル・プリント回路基板2
は、第2主面17と前面18とにより形成されたエッジ
によって、接点素子25の方に向かって押し下げられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I断面線に沿った本発明による電気
的コネクタの下面図である。
【図2】図1のII−II断面線に沿った電気的コネク
タの横断面図である。
【符号の説明】
1 サブストレート又はプリント配線板、 2 フ
レキシブル・プリント回路基板、 3 ケーシング、
4 クランプ部材、 5 キャップ、6 開
口、 7 サイドラグ、 8 狭い開口、 9
傾斜面、 10係止部材、 11 部位、 12
サイド突起、 13 滑り面、14 背壁面、 1
5 端部、 16 接続面、 17 第2主面、
18 前面、 19 第1主面、 20 ばねエ
レメント、 21,22側壁、 23 接点素子、
24 第2終端区分、 25 末端、28 第1
終端区分、 29 接続面、 a 離反旋回方向を
示す矢印、b 圧着方向を示す矢印

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的な複数の接続面(16)を端部寄
    りに装備したフレキシブル・プリント回路基板(2)を
    挿入することのできる開口(6)を有するケーシング
    (3)から成り、該ケーシング(3)内には、前記フレ
    キシブル・プリント回路基板(2)の挿入時に前記接続
    面(16)と接点接続する複数の接点素子(23)が配
    置されている形式の電気的コネクタにおいて、クランプ
    部材(4)がケーシング(3)に沿ってシフト可能に配
    置されており、、前記クランプ部材(4)がばねエレメ
    ント(20)の緊張力によって、前記ケーシング(3)
    内に可動に支承された少なくとも1つの係止部材(1
    0)に圧着され、しかも前記フレキシブル・プリント回
    路基板(2)が、開口(6)内への挿入時に前記係止部
    材(10)を、前記クランプ部材(4)を解放する係止
    解除位置へシフトして、前記クランプ部材(4)が前記
    ばねエレメント(20)の緊張力によってケーシング
    (3)内へスナップ嵌合し、かつ前記フレキシブル・プ
    リント回路基板(2)の接続面(16)を接点素子(2
    3)に圧着するようになっていることを特徴とする、電
    気的コネクタ。
  2. 【請求項2】 開口(6)内へのフレキシブル・プリン
    ト回路基板(2)の挿入時に少なくとも1つの係止部材
    (10)が、フレキシブル・プリント回路基板(2)の
    挿入位置で係止解除され、該挿入位置で接点素子(2
    3)がフレキシブル・プリント回路基板(2)の接続面
    (16)に中心で対向している、請求項1記載の電気的
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 クランプ部材(4)が、フレキシブル・
    プリント回路基板(2)の挿入方向にシフト可能にケー
    シング(3)内に支承されており、かつ少なくとも1つ
    の扁平な面(17)を有しており、前記フレキシブル・
    プリント回路基板(2)が、前記ケーシング(3)内へ
    の挿入時に前記クランプ部材(4)の前記面(17)と
    接点素子(23)との間に押し込まれる、請求項1又は
    2記載の電気的コネクタ。
  4. 【請求項4】 クランプ部材(4)が、ケーシング
    (3)に沿ってガイドされる第1主面(19)と、該第
    1主面に対して傾斜していて接点素子(23)に対面し
    た第2主面(17)とを有する楔形基体から成り、該楔
    形基体の肉厚が、フレキシブル・プリント回路基板
    (2)の挿入方向で見て開口(6)を起点として前記ケ
    ーシング(3)の背壁面(14)の方へ向かって先細に
    なっている、請求項3記載の電気的コネクタ。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの係止部材(10)が、
    ケーシング(3)の背壁面(14)から垂直に張出す部
    材として形成されており、該部材が振れ可能に前記背壁
    面(14)に装着されている、請求項1から4までのい
    ずれか1項記載の電気的コネクタ。
  6. 【請求項6】 ケーシング(3)の背壁面(14)から
    垂直に張出す部材(10)が、弾性偏向可能に前記背壁
    面(14)に位置決めされている、請求項5記載の電気
    的コネクタ。
  7. 【請求項7】 クランプ部材(4)が、フレキシブル・
    プリント回路基板(2)の挿入前の初期位置においてば
    ね負荷されて、背壁面(14)に対面した前面(18)
    でもって、前記背壁面(14)から張出している部材
    (10)の端部に支持されており、かつ前記部材(1
    0)が、前記フレキシブル・プリント回路基板(2)の
    挿入時に該フレキシブル・プリント回路基板の端部(1
    5)によって偏向される、請求項5記載の電気的コネク
    タ。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの部材(10)が、フレ
    キシブル・プリント回路基板(2)の収容空間内へ侵入
    するサイド突起(12)を備え、該サイド突起が、背壁
    面(14)に対して傾斜した滑り面(13)を有してお
    り、かつ開口(6)内へ挿入された前記フレキシブル・
    プリント回路基板(2)の端部(15)が前記滑り面
    (13)に当接し、前記フレキシブル・プリント回路基
    板の更なる挿入によって、前記部材(10)に対してト
    ルクが作用して、該部材(10)をクランプ部材(4)
    から離反旋回させるようになっている、請求項7記載の
    電気的コネクタ。
  9. 【請求項9】 ケーシング(3)に位置決めされた接点
    素子(23)が自由端部に、背壁面(14)の方へ曲げ
    返された弾性変形可能な区分(24)を有し、該区分の
    末端(25)が、90゜よりも小さな角度だけフレキシ
    ブル・プリント回路基板(2)の接続面(16)の方へ
    向かって屈曲されている、請求項1から8までのいずれ
    か1項記載の電気的コネクタ。
  10. 【請求項10】 コネクタのケーシング(3)が、回路
    装置を装備したサブストレート(1)上に構成部分とし
    て装着可能であり、かつ接点素子(23)に結合された
    コネクタの接続区分(28)が前記ケーシング(3)か
    ら導出されて前記サブストレート(1)上の回路装置の
    接続面(29)と導電結合されている、請求項1から9
    までのいずれか1項記載の電気的コネクタ。
JP10220250A 1997-08-06 1998-08-04 電気的コネクタ Pending JPH11121112A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19733983A DE19733983A1 (de) 1997-08-06 1997-08-06 Elektrischer Verbinder
DE19733983.2 1997-08-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11121112A true JPH11121112A (ja) 1999-04-30

Family

ID=7838130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10220250A Pending JPH11121112A (ja) 1997-08-06 1998-08-04 電気的コネクタ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0896388B1 (ja)
JP (1) JPH11121112A (ja)
DE (2) DE19733983A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012195056A (ja) * 2011-03-14 2012-10-11 Omron Automotive Electronics Co Ltd コネクタ、回路基板ユニット、回路基板装置及び回路基板装置の製造方法
JP2013243032A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Daiichi Seiko Co Ltd 電気コネクタ、及び信号伝送媒体の保持・抜去方法
US20140087572A1 (en) * 2011-04-06 2014-03-27 Robert Bosch Gmbh Plug connector for direct contacting on a circuit board

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004001410B4 (de) * 2003-01-16 2016-11-17 Te Connectivity Germany Gmbh Kontaktbuchse zur Kontaktierung eines Flachbandkabels mit Halteausnehmungen
US7052331B2 (en) 2003-09-25 2006-05-30 Maxwell Scott D Symmetrically adjustable corrosion-resistant battery cable connector
DE102005002901B4 (de) * 2005-01-21 2015-04-16 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verbinder für einen Flachbandleiter

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0014511B1 (de) * 1979-02-12 1983-05-11 Bohdan Ulrich Null-Kraft-Steckverbinder zur Herstellung einer lösbaren elektrischen Verbindung
JPH0665090B2 (ja) * 1985-09-06 1994-08-22 Fpcコネクタ
JPH0411346Y2 (ja) * 1986-03-28 1992-03-19
JPH0532945Y2 (ja) * 1989-03-15 1993-08-23
US5209672A (en) * 1989-03-18 1993-05-11 Kel Corporation Two-piece connector and method of press-connecting flat cables together
DE3915611C1 (en) * 1989-05-12 1990-06-13 Stocko Metallwarenfabriken Henkels Und Sohn Gmbh & Co, 5600 Wuppertal, De Electrical plug and socket connector - has contact units with contact springs engaging socket suits
TW325602B (en) * 1995-11-09 1998-01-21 Hirose Electric Co Ltd Electrical connector for flexible substrate
DE29603678U1 (de) * 1996-02-29 1997-06-26 Bosch Gmbh Robert Elektrische Steckverbindung für Folienleiter

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012195056A (ja) * 2011-03-14 2012-10-11 Omron Automotive Electronics Co Ltd コネクタ、回路基板ユニット、回路基板装置及び回路基板装置の製造方法
US20140087572A1 (en) * 2011-04-06 2014-03-27 Robert Bosch Gmbh Plug connector for direct contacting on a circuit board
US9196983B2 (en) * 2011-04-06 2015-11-24 Robert Bosch Gmbh Plug connector for direct contacting on a circuit board
JP2013243032A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Daiichi Seiko Co Ltd 電気コネクタ、及び信号伝送媒体の保持・抜去方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0896388B1 (de) 2003-11-26
DE19733983A1 (de) 1999-02-11
EP0896388A3 (de) 1999-12-22
DE59810244D1 (de) 2004-01-08
EP0896388A2 (de) 1999-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7467970B2 (en) Pair of flat-type flexible cable connectors and harness of flat-type flexible cable
US7695295B2 (en) Flat circuit connector
KR100716401B1 (ko) 박형 시트 부재의 접속에 적합한 커넥터
EP0231975B1 (en) Clamping contact element, and edge connector made up of several of such clamping contact elements, for the connection of conductors
JP5043515B2 (ja) 嵌合検知コネクタ
US7628660B2 (en) Battery connector having a bracket
US6386905B1 (en) Flat cable connector
TW200408174A (en) Electric connector for connecting plate conductor
EP1235304B1 (en) Connector for flat circuit member
JP2002198112A (ja) 電気コネクタ
KR20070002678A (ko) 터미널 및 이를 사용한 커넥터
KR100292632B1 (ko) 편평가요성회로용전기커넥터시스템
TW201008052A (en) Electric connector for flat conductor
JP2002025667A (ja) フラットケーブル用コネクタ
US5921808A (en) Ribbon cable plug-in connector
US5074797A (en) Electrical Connector for Connecting Heat Seal Film to a Printed Wiring Board
US5980296A (en) Connecting structure for flat circuit body and connector
US6739903B1 (en) Connector structure
JPH11121112A (ja) 電気的コネクタ
US6062900A (en) ZIF FFC connector having a strain relief
US6186811B1 (en) Electrical connector for flat circuitry
KR101456806B1 (ko) 커넥터 구조
JP2746142B2 (ja) コネクタ
KR100482532B1 (ko) 카드용 커넥터장치
JP4288874B2 (ja) コネクタ