JP2008047335A - フレキシブル基板 - Google Patents

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Katsumi Shiba
勝己 柴
Narikazu Koike
成和 小池
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Abstract

【課題】Non−ZIF式コネクタ用として最適なフレキシブル基板に関し、コネクタに対するワン・アクションでの挿入と、その確実な抜け止めと、スムーズな抜去とを可能にするフレキシブル基板を提供する。
【解決手段】Non−ZIF式のコネクタ40に挿抜されるフレキシブル基板1であって、先端部分11の一側面12に導体13が露出されたフレキシブルな基板本体10と、基板本体10の先端部分11の他側面14に装着された補強板20と、一側面12に導体11よりも挿入方向後方に装着され、抜け止めのための被係止部31が形成された被係止板30とを備えたもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、FPC(フレキシブル・プリント・サーキット)やFFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)等の所謂フレキシブル基板に係り、特に、Non−ZIF式のコネクタに挿抜され、抜け止め機能を備えたフレキシブル基板に関するものである。
フレキシブル基板を回路基板に連結する手段として、ZIF式コネクタとNon−ZIF式コネクタが広く採用されている。
ZIF式コネクタは、回路基板に実装した該コネクタの基板挿入空間にフレキシブル基板を挿入した後、同コネクタに設けられた回動部材や摺動部材を作動させ、該基板をコネクタ内に設けた端子に押付ける構造となっており、同フレキシブル基板を上記挿入空間に挿入するときの挿入力を略零にできるため、挿入作業性と該基板の保持性(抜け難い)に優れている。
しかし、このZIF式コネクタにおいては、挿入されたフレキシブル基板をその端子に押圧するために、回動部材や摺動部材を作動させねばならず、そのための作業スペースが回路基板上に必要となることに加え、コネクタ自体の構造が複雑とならざるを得ず、高コストとなる。さらに、フレキシブル基板をコネクタに装着するには、同基板を前記基板挿入空間に挿入し、続いて回動部材や摺動部材を操作するという、少なくともツーアクション(Two−Action)が必要となる。
一方、Non−ZIF式コネクタは、その先端部を補強板で補強したフレキシブル基板を、同コネクタの基板挿入空間に、該コネクタに設けられた端子の弾性力に抗して差し込む構造となっており、構造が簡単で安価な上、ワンアクション(One−Action)で同基板をコネクタにセットすることができるので、挿入作業性に優れ、且つ回路基板上の挿入作業のためのスペースを殆んど必要としないという特徴を備える。
しかし、Non−ZIF式コネクタにおいては、端子の弾性力だけで挿入されたフレキシブル基板を保持する構造となっているため、同基板が抜け易いという欠点が有り、その対策として抜止機構を設けることが必須である。
このフレキシブル基板の抜け止めに関する発明として、特許文献1に記載された発明が知られている。これはフレキシブル基板の先端部分に補強板を取り付けると共に、その両側端に切り込みを入れて外向きに曲がる突出部を形成し、このフレキシブル基板をコネクタに挿入した際、上記突出部がコネクタ内で弾性変形して抜け止めの機能を発揮するというものである。
この発明によれば、確かなフレキシブル基板の抜止効果は得られるものの、これを抜去せんとした場合には強引に引き抜かざるを得ず、従ってその際、突出部に損傷を来たして再使用(再挿入)ができない上、補強板に切り込みを入れて突出部を形成する関係からその幅が広くなり、そのためコネクタの幅も広げざるを得ず、結果としてコネクタの回路基板への実装占有面積が増大してしまうという欠点が有った。
また、特許文献2には、補助部材(符号10)にフレキシブル基板を巻きつけてコネクタに嵌合させるものが示されている。この発明は、上記補助部材の両側端にフックを備えたラッチアームが用意されていて、挿入時、該フックがコネクタに係合して抜け止め機能を発揮し、且つ抜去時には同ラッチアームの自由端を操作して上記係合を解き、コネクタからフレキシブル基板及び補助部材をスムーズに引出せるとの効果を有している。
しかし、特許文献2に記載の発明においては、極めて複雑な構造の補助部材を用意しなければならないためにコストアップとなり、また、コネクタへの挿入に当たって予めこの補助部材にフレキシブル基板を巻き付けておかねばならず、実質、ワンアクションでの挿入にはならないと言う問題点が有った。
特開平11−191326号公報 特開平11−329621号公報
このような事から、多くの長所を有しながら、Non−ZIF式コネクタは抜け易いという欠点のため、一部電子機器への採用を躊躇させていた傾向がうかがえる。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであって、その目的は、Non−ZIF式コネクタに最適のフレキシブル基板であって、確実な抜け止めと、スムーズな抜去とを両立させ、且つ同基板の幅を広げず、従ってコネクタの幅が増加してその実装占有面積を増す事も無く、さらにワンアクションでの挿入可能という特徴を損なわないフレキシブル基板を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、Non−ZIF式のコネクタに挿抜されるフレキシブル基板であって、先端部分の一側面に導体が露出されたフレキシブルな基板本体と、該基板本体の先端部分の他側面に装着された補強板と、上記一側面に上記導体よりも挿入方向後方に装着され、抜け止めのための被係止部が形成された被係止部板とを備えたものである。
本発明によれば、Non−ZIF式コネクタに対して挿抜されるフレキシブル基板において、その確実な抜け止めと、スムーズな抜去とを両立させ、且つ同基板の幅を広げず、従ってコネクタの実装占有面積を増す事も無く、さらにワンアクションでの挿入が可能という特徴を損なわないフレキシブル基板を実現することができる。
本発明の好適実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るフレキシブル基板1は、先端部分11の一側面12に導体13が露出されたフレキシブルな基板本体10と、基板本体10の先端部分11の他側面14(導体13が露出された一側面12とは反対面)に装着された補強板20と、基板本体10の先端部分11の一側面12に導体13よりも挿入方向後方に装着され、抜け止めのための被係止部31が形成された被係止板30とを備えている。
基板本体10は、幅方向に間隔を隔てて複数並列に配置された銅線や銅箔製の導体13を、ポリエステル等の絶縁材から成る絶縁フィルム15で被覆して構成され、先端部分11の一側面12の絶縁フィルム15が除去されてそこに導体13が露出されている。
補強板20は、適度な剛性と撓性とを兼ね備えたポリエチレンテレフタレートの如き材料から矩形状に形成され、基板本体10の他側面14に貼付されている。補強板20の先端と基板本体10の先端とは略面一となっており、補強板20の側端と基板本体10の側端とも略面一となっている。
被係止板30は、補強板20と同様にポリエチレンテレフタレートの如き材料から成り、基板本体10の先端部分11の一側面12に、導体13よりも挿入方向後方の所定位置に貼付されている。被係止板30には、被係止部31を成す被係止窓32が、幅方向に間隔を隔てて2個開口されている。なお、被係止窓32は1個でも3個以上でも構わない。被係止窓32は、被係止板30が基板本体10に貼付されることで塞がれる。よって、被係止部31は、被係止窓32が基板本体10によって塞がれた凹部から成る。本実施形態では、被係止板30の厚さは0.1mmとなっているので、被係止部31を成す凹部の深さは0.1mmとなる。
図2、図3に示すように、上記フレキシブル基板1は、Non−ZIF式のコネクタ40に挿入される。このコネクタ40は、フレキシブル基板1が挿抜されるハウジング50と、ハウジング50に挿入されたフレキシブル基板1の抜けを防止するロック部材60とを備えている。
ハウジング50は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)の如き絶縁材から略直方体状に形成され、上部にフレキシブル基板1が挿抜される挿抜口51を有し、内部に挿抜口51に繋げてフレキシブル基板1が挿入されるように形成された挿入空間52を有する。挿抜口51には、斜面状又はアール状の誘い込み部53が形成されている。また、ハウジング50の内部には、挿入空間52に挿入されたフレキシブル基板1の導体13と弾接するための端子70(リン青銅製)が複数植設されている。端子70は、フレキシブル基板1の導体13と弾接する接触部71と、ハウジング50に形成された圧入溝54に圧入される圧入部72と、図示しない回路基板のランドに半田付けされるテール部73とからなっている。
ロック部材60は、ハウジング50の幅方向両側に形成された凸部55を抱き込んで保持するように形成された保持部61と、保持部61と一体的に形成されハウジング50の上部に載置される本体62と、本体62の側壁から挿抜口51の上方に庇状に延出され、フレキシブル基板1の被係止窓32と係合するための係合フック63とから成り、ハウジング50と同様に絶縁材から構成されている。本実施形態では、フレキシブル基板1の被係止窓32が基板1の幅方向に間隔を隔てて2個設けられているので、これに合わせてロック部材60の係合フック63も挿抜口51の長手方向に間隔を隔てて2個設けられているが、被係止窓32を1個又は間隔を隔てて3個以上としたときには、これに合わせて係合フック63を1個又は間隔を隔てて3個以上とする。
本実施形態の作用を説明する。
フレキシブル基板1をコネクタ40に挿入する際には、フレキシブル基板1をその導体13がコネクタ40内の端子70の接触部71に向き合うように摘み、コネクタ40の挿抜口51から挿入空間52に挿入する。ここで、図3に示すように、コネクタ40の挿抜口51の上方には、ロック部材60の本体62から庇状に延出された係合フック63が存在するので、フレキシブル基板1は垂直方向からは挿入できず、係合フック63との干渉を避け、やや右上方から左下方に向けて斜めに誘い込み部53を介して挿入される。従って、フレキシブル基板1は、弓状(湾曲状)に弾性変形しつつ挿入されることになり、その先端がコネクタ40内の突当部56に当接する所定の深さまで挿入される。
フレキシブル基板1の先端がコネクタ40の突当部56に当接したとき、或いはその直前に、フレキシブル基板1の被係止板30の被係止窓32が、コネクタ40のロック部材60の係合フック63の位置に合致する。すると、湾曲状に弾性変形しているフレキシブル基板1が直線状に戻ろうとする復元力(基板本体10、補強板20、被係止板30の復元力)によって、被係止窓32が係合フック63に嵌り、被係止窓32の下枠33が係合フック63に係合する。この係合により、フレキシブル基板1の湾曲の度合は、被係止板30の厚さ分だけ緩和されるが、未だ湾曲した状態となっており、その湾曲に応じてフレキシブル基板1に生じる復元力によって被係止窓32の下枠33が係合フック63に押し付けられる。このように、弾性変形したフレキシブル基板1の復元力を利用して被係止窓32を係合フック63に押し付けて係合させているので、フレキシブル基板1の不測の抜けを確実に防止できる。
図3の状態から意思をもってフレキシブル基板1を抜去する場合には、フレキシブル基板1の被係止窓32の近傍の部分を係合フック63と反対方向である図3の右方に押圧して被係止窓32を係合フック63から離脱させ、その後、フレキシブル基板1を係合フック63と干渉しない右斜め上方に引き抜くことでスムーズに成し得る。
本実施形態に係るフレキシブル基板1は、前記特許文献1に記載のもののように、補強板20の側方に突出部の如きものを設ける必要がないから、フレキシブル基板1の幅が広くなることはない。よって、コネクタ1の全幅を増すことはなく、その基板実装面積が増大することもない。また、特許文献2に記載された補助部材のようなものを用意する必要も無いので、廉価な抜止構造とすることができる。
また、本実施形態に係るフレキシブル基板1が挿抜されるコネクタ40は、回動部材や摺動部材と言った可動部材を備えず、また何らNon−ZIF式コネクタの特徴を損なうものではないことから、ワンアクションでのフレキシブル基板1の挿入が可能である。
図4〜図6に本発明に係るフレキシブル基板の変形実施形態を示す。
これらの変形実施形態に係るフレキシブル基板1a、1b、1cは、前実施形態に係るフレキシブル基板1と基本的な構成が同様であるため、同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、相違点のみを説明する。
図4のフレキシブル基板1aは、被係止板30の被係止部31を上方が開放された切欠部34から構成したものであり、図5のフレキシブル基板1bは、矩形状の被係止板30の上縁部35を被係止部31としたものであり、図6のフレキシブル基板1cは、被係止板30を基板本体10に接着された接着部35と基板本体10に対して接着されない非接着部36とから構成し、この非接着部36に被係止部31として被係止窓32を形成したものである。なお、図6の被係止窓32をその上方を開放して切欠部としてもよく(図4参照)、図6の被係止板30の非接着部36を被係止窓32の下枠33の高さで上下に切断してその上部を除去し、残った非接着部36の上縁部を被係止部としてもよい(図5参照)。
これらの変形実施形態においても、図1に示す最初の実施形態と同様の作用効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るフレキシブル基板の斜視図である。 図1のフレキシブル基板をNon−ZIF式のコネクタに挿入したときの様子を示す斜視図である。 図2のIII−III線断面図である。 本発明の変形実施形態に係るフレキシブル基板の斜視図である。 別の変形実施形態に係るフレキシブル基板の斜視図である。 更に別の変形実施形態に係るフレキシブル基板の斜視図である。
符号の説明
1 フレキシブル基板
10 基板本体
11 先端部分
12 一側面
13 導体
14 他側面
20 補強板
30 被係止板
31 被係止部
40 コネクタ

Claims (1)

  1. Non−ZIF式のコネクタに挿抜されるフレキシブル基板であって、
    先端部分の一側面に導体が露出されたフレキシブルな基板本体と、
    該基板本体の先端部分の他側面に装着された補強板と、
    上記一側面に上記導体よりも挿入方向後方に装着され、抜け止めのための被係止部が形成された被係止板とを備えたことを特徴とするフレキシブル基板。
JP2006219736A 2006-08-11 2006-08-11 フレキシブル基板 Pending JP2008047335A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020035769A (ja) * 2014-12-05 2020-03-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 プラグコネクタ及びコネクタセット
CN113728517A (zh) * 2019-05-10 2021-11-30 株式会社自动网络技术研究所 连接器及连接器实装体

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