JP2001126350A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JP2001126350A JP2001126350A JP30070199A JP30070199A JP2001126350A JP 2001126350 A JP2001126350 A JP 2001126350A JP 30070199 A JP30070199 A JP 30070199A JP 30070199 A JP30070199 A JP 30070199A JP 2001126350 A JP2001126350 A JP 2001126350A
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- Japan
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- recording medium
- rotary cylinder
- reproducing
- cylinder device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気記録再生装置に磁気記録媒体を長時間装
着した状態で放置した場合等において、磁気記録媒体に
発生する型付き、塵埃の付着、損傷等を防止することが
できる磁気記録再生装置を提供する。 【解決手段】 記録・再生ヘッドを内装した回転シリン
ダ装置4を含む磁気記録再生装置の記録または再生動作
終了後、磁気記録再生装置が磁気記録媒体1へのアクセ
スをしないアイドル状態となったときに、磁気記録媒体
1の未記録部と回転シリンダ装置4が対峙する位置へ磁
気記録媒体1を移動させると共に、回転シリンダ装置4
の回転を停止させる手段を備えたものである。
着した状態で放置した場合等において、磁気記録媒体に
発生する型付き、塵埃の付着、損傷等を防止することが
できる磁気記録再生装置を提供する。 【解決手段】 記録・再生ヘッドを内装した回転シリン
ダ装置4を含む磁気記録再生装置の記録または再生動作
終了後、磁気記録再生装置が磁気記録媒体1へのアクセ
スをしないアイドル状態となったときに、磁気記録媒体
1の未記録部と回転シリンダ装置4が対峙する位置へ磁
気記録媒体1を移動させると共に、回転シリンダ装置4
の回転を停止させる手段を備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録再生装置、
特に、DDS(ディジタルデータストレージ)等の磁気
記録再生装置に関するものである。
特に、DDS(ディジタルデータストレージ)等の磁気
記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の記録・再生ヘッドを内装した回転
シリンダ装置(以下回転シリンダ装置という)を含む磁
気記録再生装置は、磁気記録媒体が停止した状態で一定
時間が経過すると、その時点の磁気記録媒体の停止位置
でピンチローラの圧着を緩め、次の一定時間経過で、前
記回転シリンダ装置を停止させている。
シリンダ装置(以下回転シリンダ装置という)を含む磁
気記録再生装置は、磁気記録媒体が停止した状態で一定
時間が経過すると、その時点の磁気記録媒体の停止位置
でピンチローラの圧着を緩め、次の一定時間経過で、前
記回転シリンダ装置を停止させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、最終的な磁気記録媒体の停止位置は、回
転シリンダ装置と磁気記録媒体に記録されているデータ
等の記録部が対峙した位置となるので、この停止状態、
いわゆるアイドル状態が長時間続くと、前記磁気記録媒
体に型付き(磁気記録媒体の変形)や塵埃の付着が発生
するという問題があり、また、前記アイドル状態が解除
されて次の動作を開始し、回転シリンダ装置が再起動さ
れたときに、その記録・再生ヘッドが磁気記録媒体の記
録部から接触し始めるので、この記録部に損傷を与える
等、種々の問題点があった。
うな構成では、最終的な磁気記録媒体の停止位置は、回
転シリンダ装置と磁気記録媒体に記録されているデータ
等の記録部が対峙した位置となるので、この停止状態、
いわゆるアイドル状態が長時間続くと、前記磁気記録媒
体に型付き(磁気記録媒体の変形)や塵埃の付着が発生
するという問題があり、また、前記アイドル状態が解除
されて次の動作を開始し、回転シリンダ装置が再起動さ
れたときに、その記録・再生ヘッドが磁気記録媒体の記
録部から接触し始めるので、この記録部に損傷を与える
等、種々の問題点があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、磁気記録再生装置に磁気記録媒体を長時間装着
した状態で放置した場合等において磁気記録媒体に発生
する型付き、塵埃の付着、損傷等を防止することができ
る磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
であり、磁気記録再生装置に磁気記録媒体を長時間装着
した状態で放置した場合等において磁気記録媒体に発生
する型付き、塵埃の付着、損傷等を防止することができ
る磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は、記録・再生ヘッドを内装した回転シリンダ装置を
含む磁気記録再生装置の記録または再生動作終了後、磁
気記録再生装置が磁気記録媒体へのアクセスをしないア
イドル状態となったときに、磁気記録媒体の未記録部と
回転シリンダ装置が対峙する位置へ磁気記録媒体を移動
させると共に、回転シリンダ装置の回転を停止させる手
段を備えたものであり、また、この状態で磁気記録媒体
をカセットに引き込むようにしたものである。
置は、記録・再生ヘッドを内装した回転シリンダ装置を
含む磁気記録再生装置の記録または再生動作終了後、磁
気記録再生装置が磁気記録媒体へのアクセスをしないア
イドル状態となったときに、磁気記録媒体の未記録部と
回転シリンダ装置が対峙する位置へ磁気記録媒体を移動
させると共に、回転シリンダ装置の回転を停止させる手
段を備えたものであり、また、この状態で磁気記録媒体
をカセットに引き込むようにしたものである。
【0006】この発明によれば、磁気記録再生装置がア
イドル状態のとき、磁気記録媒体はその未記録部が回転
シリンダ装置と対峙する位置へ移動され、回転シリンダ
装置はその位置で停止しているので、この回転シリンダ
装置の再起動時の記録再生動作は必ず磁気記録媒体の未
記録部から開始され、記録部への影響はないので、磁気
記録媒体の記録部の損傷を防止することが可能となり、
更に、磁気記録媒体をカセットに引き込んでおけば、磁
気記録媒体に発生する型付き、塵埃の付着、損傷等を防
止することができる。
イドル状態のとき、磁気記録媒体はその未記録部が回転
シリンダ装置と対峙する位置へ移動され、回転シリンダ
装置はその位置で停止しているので、この回転シリンダ
装置の再起動時の記録再生動作は必ず磁気記録媒体の未
記録部から開始され、記録部への影響はないので、磁気
記録媒体の記録部の損傷を防止することが可能となり、
更に、磁気記録媒体をカセットに引き込んでおけば、磁
気記録媒体に発生する型付き、塵埃の付着、損傷等を防
止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の磁
気記録再生装置の一実施の形態における要部を示すブロ
ック構成図である。
いて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の磁
気記録再生装置の一実施の形態における要部を示すブロ
ック構成図である。
【0008】図に示す磁気記録再生装置の動作として
は、まず、磁気記録媒体1への記録再生動作の開始にあ
たり、磁気テープ等の磁気記録媒体1がローディング装
置3により、カセット2から引き出され、駆動装置6に
より駆動されて走行を始める。同時に、記録・再生ヘッ
ドを内装した回転シリンダ装置4が回転し、記録モード
の場合は例えばデータの記録が行われ、再生モードの場
合は、磁気記録媒体1より回転シリンダ装置4で読み取
ったデータを解読するための信号処理装置5が動作して
再生が行われることになる。
は、まず、磁気記録媒体1への記録再生動作の開始にあ
たり、磁気テープ等の磁気記録媒体1がローディング装
置3により、カセット2から引き出され、駆動装置6に
より駆動されて走行を始める。同時に、記録・再生ヘッ
ドを内装した回転シリンダ装置4が回転し、記録モード
の場合は例えばデータの記録が行われ、再生モードの場
合は、磁気記録媒体1より回転シリンダ装置4で読み取
ったデータを解読するための信号処理装置5が動作して
再生が行われることになる。
【0009】このようにして、記録再生動作が終了し、
磁気記録再生装置がアイドル状態になると、上記状態に
対応して信号処理装置5が停止状態になると共に、磁気
記録媒体1も駆動装置6により停止状態となる。この状
態から、タイマ装置7により、ある一定時間の計測が行
われ、一定時間が経過すると、駆動装置6のピンチロー
ラ8の圧着が緩められる。更に、ある一定時間をタイマ
装置7で計測し、一定時間が経過すると、信号処理装置
5により現在磁気記録媒体1が停止している位置情報を
解読し、回転シリンダ装置4が磁気記録媒体1の未記録
部と対峙する位置まで駆動装置6により磁気記録媒体1
を移動させて停止させ、ローディング装置3により磁気
記録媒体1をカセット2に引き込む。
磁気記録再生装置がアイドル状態になると、上記状態に
対応して信号処理装置5が停止状態になると共に、磁気
記録媒体1も駆動装置6により停止状態となる。この状
態から、タイマ装置7により、ある一定時間の計測が行
われ、一定時間が経過すると、駆動装置6のピンチロー
ラ8の圧着が緩められる。更に、ある一定時間をタイマ
装置7で計測し、一定時間が経過すると、信号処理装置
5により現在磁気記録媒体1が停止している位置情報を
解読し、回転シリンダ装置4が磁気記録媒体1の未記録
部と対峙する位置まで駆動装置6により磁気記録媒体1
を移動させて停止させ、ローディング装置3により磁気
記録媒体1をカセット2に引き込む。
【0010】以上のように、本実施の形態によれば、磁
気記録再生装置のアイドル状態において、回転シリンダ
装置4は磁気記録媒体1の未記録部と対峙する位置で停
止し、この位置関係で磁気記録媒体1はカセット2に引
き込まれるため、回転シリンダ装置4の再起動時の記録
再生動作は必ず磁気記録媒体1の未記録部から行われ、
この再起動による磁気記録媒体1の記録部の損傷を防止
でき、また、磁気記録媒体1はカセット2の中に引き込
まれているので、このアイドル状態において磁気記録媒
体1に対しての型付き、塵埃の付着を防止することがで
きる。
気記録再生装置のアイドル状態において、回転シリンダ
装置4は磁気記録媒体1の未記録部と対峙する位置で停
止し、この位置関係で磁気記録媒体1はカセット2に引
き込まれるため、回転シリンダ装置4の再起動時の記録
再生動作は必ず磁気記録媒体1の未記録部から行われ、
この再起動による磁気記録媒体1の記録部の損傷を防止
でき、また、磁気記録媒体1はカセット2の中に引き込
まれているので、このアイドル状態において磁気記録媒
体1に対しての型付き、塵埃の付着を防止することがで
きる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転式磁
気記録装置がアイドル状態の場合、磁気記録媒体はその
未記録部が回転シリンダ装置と対峙する位置関係でカセ
ットに引き込まれているので、回転シリンダ装置の再起
動による磁気記録媒体の記録部の損傷を防止でき、磁気
記録媒体への塵埃付着及び型付きを防止できるという有
利な効果が得られる。
気記録装置がアイドル状態の場合、磁気記録媒体はその
未記録部が回転シリンダ装置と対峙する位置関係でカセ
ットに引き込まれているので、回転シリンダ装置の再起
動による磁気記録媒体の記録部の損傷を防止でき、磁気
記録媒体への塵埃付着及び型付きを防止できるという有
利な効果が得られる。
【図1】本発明の磁気記録再生装置の一実施の形態にお
ける要部を示すブロック構成図
ける要部を示すブロック構成図
1 磁気記録媒体 2 カセット 3 ローディング装置 4 回転シリンダ装置 5 信号処理装置 6 駆動装置 7 タイマ装置 8 ピンチローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 記録・再生ヘッドを内装した回転シリン
ダ装置により磁気記録媒体に信号を記録再生する磁気記
録再生装置であって、記録または再生動作終了後、磁気
記録再生装置が磁気記録媒体へのアクセスをしないアイ
ドル状態となったときに、磁気記録媒体の未記録部と前
記回転シリンダ装置が対峙する位置へ磁気記録媒体を移
動させると共に、回転シリンダ装置の回転を停止させる
手段を含むことを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項2】 磁気記録媒体をカセットから引き出しま
たは、カセットへ引き込むローディング装置と、ローデ
ィングされた磁気記録媒体を駆動する駆動装置と、前記
ローディング装置によりローディングされた磁気記録媒
体にデータを記録または、記録されたデータを再生する
ための記録・再生ヘッドを内装した回転シリンダ装置
と、前記回転シリンダ装置で再生したデータの位置情報
等を解読する信号処理装置と、タイマ装置を備え、前記
タイマ装置により磁気記録再生装置がアイドル状態にな
った時点から時間を計測して、ある一定時間を超えたと
き、磁気記録媒体を前記駆動装置により前記回転シリン
ダ装置が磁気記録媒体の未記録部と対峙する位置まで移
動させて前記ローディング装置により、カセットに引き
込むようにしたことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30070199A JP2001126350A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30070199A JP2001126350A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001126350A true JP2001126350A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17888054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30070199A Pending JP2001126350A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001126350A (ja) |
-
1999
- 1999-10-22 JP JP30070199A patent/JP2001126350A/ja active Pending
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