JP2001126181A - 移動体用緊急通報装置 - Google Patents

移動体用緊急通報装置

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JP2001126181A
JP2001126181A JP30297699A JP30297699A JP2001126181A JP 2001126181 A JP2001126181 A JP 2001126181A JP 30297699 A JP30297699 A JP 30297699A JP 30297699 A JP30297699 A JP 30297699A JP 2001126181 A JP2001126181 A JP 2001126181A
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裕幸 前田
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新 黒澤
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佐藤  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体用緊急通報装置において、移動体の位
置データを効率よく蓄積して緊急通報センタに短時間で
送信する。 【解決手段】 測位データ出力装置1で、GPS衛星や
ビーコン等の情報を用いて位置と方位と速度を求める。
測位データ蓄積装置2で、前回のデータ蓄積時からの進
行方位や絶対位置や移動速度の変化と経過時間と進行方
位や絶対位置の誤差とに基づいて蓄積可否の判定を行な
って測位データを内部メモリに蓄積する。データ送信装
置3で、蓄積された測位データを緊急時に緊急通報セン
タに送信する。このように測位データの変化と誤差に基
づいて、効率よく必要なデータを蓄積して緊急通報セン
タに短時間で送信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体用緊急通報
装置に関し、特に、事故等の緊急事態発生時に、センタ
に現在位置を送信する緊急通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体用緊急通報装置は、車両に搭載し
たり人が携帯して、事故や急病などの緊急時に、緊急通
報センタに事故発生位置などを通報して救援を要請する
ための装置である。従来の緊急通報システムの例として
は、特開平11-167693号公報に開示されたものがある。
図5に示す従来の緊急通報システムでは、移動中のユー
ザが、事故など何らかの緊急事態に遭遇したときに、そ
の位置を特定するための情報をセンタに送信する。セン
タでは、受信した位置情報から必要に応じてマップマッ
チングをおこない、緊急事態の発生位置を、乗員情報等
とともに表示する。
【0003】緊急通報では、一般的に、位置データのそ
れぞれに対して、その推定誤差量を添付して送信する。
GPS等で絶対位置が得られた場合には、その位置誤差
推定量、または誤差を推定できる物理量(HDOP等)
を送信する。位置の誤差情報に基づいて、センタでは緊
急事態の発生位置の範囲を判断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の緊急通報システムでは、一定時間毎の位置情報を送
信するだけなので、停車中等の位置データが不変の場合
にも多数の同一位置データを送信して、データ転送時間
が長くなるという問題があった。特に、センタにおいて
マップマッチングを行う場合には、移動体用緊急通報装
置によってセンタに転送される位置データの数によっ
て、位置算出精度が著しく低下することがあるという問
題があった。
【0005】また、トンネルの中やビルの谷間等では、
GPSによる位置とその誤差を求めることが困難とな
り、センタでの位置の算出に支障をきたすという問題が
あった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決して、移
動体の位置データを効率よく蓄積して、緊急時に緊急通
報センタに短時間で送信することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、移動体用緊急通報装置を、外部機器
からの情報に基づいて移動体の絶対位置と進行方位と移
動速度を求めて測位データとして出力する測位データ出
力手段と、測位データを前回蓄積したときからの進行方
位や絶対位置や移動速度の変化と経過時間と進行方位や
絶対位置の誤差とに基づいた測位データ蓄積可否の判定
に従って測位データを内部メモリに蓄積する測位データ
蓄積手段と、蓄積された測位データを緊急時にセンタに
送信するデータ送信手段とを備えた構成とした。
【0008】このように構成したことにより、移動体の
位置データを効率よく蓄積して、緊急時に短時間で必要
なデータを緊急通報センタに送信できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。
【0010】(実施の形態)本発明の実施の形態は、G
PSで移動体の絶対位置と進行方位と移動速度を求め、
測位データを前回蓄積したときからの進行方位や絶対位
置や移動速度の変化と経過時間と進行方位や絶対位置の
誤差とに基づいて測位データ蓄積可否の判定をして内部
メモリに蓄積し、緊急時に緊急通報センタに送信する移
動体用緊急通報装置である。
【0011】図1は、本発明の実施の形態における移動
体用緊急通報装置の機能ブロック図である。図1におい
て、測位データ出力装置1は、GPS/ビーコン等の測
位装置である。測位データ蓄積装置2は、CPU/メモ
リ等の演算記憶装置である。データ送信装置3は、携帯
電話等の無線通信装置である。
【0012】図2は、移動体用緊急通報装置の測位デー
タ蓄積装置の機能ブロック図である。図2において、変
化検出装置21は、進行方位や絶対位置や移動速度の変化
を検出する装置である。誤差検出装置22は、進行方位や
絶対位置の誤差を検出する装置である。蓄積可否判定装
置23は、測位データの変化と誤差に基づいて蓄積可否を
判定する装置である。
【0013】図3は、本発明の実施の形態における進行
方位の変化量と変化前後の進行方位の誤差量で蓄積可否
を判定する方法の説明図である。図4は、本発明の実施
の形態における絶対位置の変化と変化前後の絶対位置の
誤差量で蓄積可否を判定する方法の説明図である。
【0014】上記のように構成された本発明の実施の形
態における移動体用緊急通報装置動作を説明する。図1
に示す測位データ算出装置1は、GPS受信機であり、
通常の測位動作に加え、ドップラー周波数シフトを用い
て、移動体の進行方位及び移動速度を算出する。位置・
方位・速度の算出方法に関しては、車載用ナビゲーショ
ン用のGPS受信機等と同じであるので、説明を省略す
る。
【0015】測位データ出力装置1のGPS受信機で
は、位置、方位、速度の測定を1秒に1回など定期的に
おこなって、求めた測位データを測位データ蓄積装置2
に転送する。図2に示す測位データ蓄積装置2の変化検
出装置21と誤差検出装置22で、測位データの変化と誤差
を求める。蓄積可否判定装置23で、以下の条件1〜4が
成立したかどうかを判定する。 条件1:前回測位データを蓄積したときからの進行方位
の変化量が規定値以上である。 条件2:前回測位データを蓄積した時刻からの経過時間
が一定値以上である。 条件3:前回測位データを蓄積したときからの絶対位置
の変化量(直線距離)が一定値以上である。 条件4:前回測位データを蓄積したときの移動速度と現
在の移動速度の差が一定値以上である。
【0016】条件1〜4の所定の組合せが成立したと判
定した場合に、測位データ蓄積装置2は、受け取ったデ
ータをメモリ上の記憶エリアに格納する。条件1〜4
は、センタでの位置算出方法に応じて最適な組み合わせ
を選択して使用する。例えば「前回蓄積時から距離100
m以上走行し、かつ、方位が30度以上変化した」などで
ある。条件1〜4中の規定値もしくは規定距離は、ソフ
トウェア等によって変えても良い。これらの処理を組み
合わせることで、適切な条件で測位データを蓄積してい
くことが可能となるため、時間/容量的に効率の良いデ
ータをセンタに送信することができる。
【0017】条件1を考慮するとき、誤差の範囲にある
同一データを蓄積しないようにすれば、不必要なデータ
を省くことができる。測位データ出力装置1が出力する
方位が、GPS受信機のように誤差分布をもつ場合、図
3で示すように、前回の方位(θpre)が値として取り
うる領域(θpreminとθpremaxの間)と、現在の方位
(θnow)が値として取りうる領域(θnowminとθnowma
xの間)が、重複する部分を持つ場合には、条件1は成
立させない。
【0018】条件3を考慮する場合に、誤差の範囲にあ
る同一データを蓄積しないようにすれば、不必要なデー
タを省くことができる。測位データ出力装置1が出力す
る位置が、GPS受信機のように誤差分布をもつ場合、
図4のように、前回の位置・方位データの蓄積をおこな
った時点の出力位置(Ppre)とその分布領域(Dpre)
と、現在の出力位置(Pnow)のとその分布領域(Dno
w)が、重複する部分を持たない場合のみ、条件3を成
立させる。
【0019】条件4を考慮して、速度変化時に測位デー
タを蓄積することにより、交差点やトンネルの始点終点
で測位データを蓄積できる。測位データ出力装置1がG
PS受信機の場合に、ビルやトンネル等によって受信頻
度が低下するときにも、受信不可能となる地点の直前直
後で測位データを蓄積でき、効率よく必要なデータを転
送できる。
【0020】上記のように、本発明の実施の形態では、
移動体用緊急通報装置を、GPSで移動体の絶対位置と
進行方位と移動速度を求め、測位データを前回蓄積した
ときからの進行方位や絶対位置や移動速度の変化と経過
時間と進行方位や絶対位置の誤差とに基づいて測位デー
タ蓄積可否の判定をして内部メモリに蓄積し、緊急時に
緊急通報センタに送信する構成としたので、移動体の位
置データを効率よく蓄積して、緊急時に短時間で必要な
データを緊急通報センタに送信できる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、移動体用緊急通報装置を、外部機器からの情報に
基づいて移動体の絶対位置と進行方位と移動速度を求め
て測位データとして出力する測位データ出力手段と、測
位データを前回蓄積したときからの進行方位や絶対位置
や移動速度の変化と経過時間と進行方位や絶対位置の誤
差とに基づいた測位データ蓄積可否の判定に従って測位
データを内部メモリに蓄積する測位データ蓄積手段と、
蓄積された測位データを緊急時にセンタに送信するデー
タ送信手段とを備えた構成としたので、移動体の位置デ
ータを効率よく蓄積して、緊急時に短時間で必要なデー
タを緊急通報センタに送信できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における移動体用緊急通報
装置の機能ブロック図、
【図2】本発明の実施の形態における移動体用緊急通報
装置の測位データ蓄積装置の機能ブロック図、
【図3】本発明の実施の形態における進行方位の変化量
と変化前後の進行方位の誤差量で蓄積可否を判定する方
法の説明図、
【図4】本発明の実施の形態における絶対位置の変化と
変化前後の絶対位置の誤差量で蓄積可否を判定する方法
の説明図、
【図5】従来の緊急通報システムの機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 測位データ出力装置 2 測位データ蓄積装置 3 データ送信装置 21 変化検出装置 22 誤差検出装置 23 蓄積可否判定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 誠 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5C087 BB74 DD03 DD14 EE14 EE18 FF01 FF02 FF16 FF30 GG06 GG18 GG21 GG22 GG23 GG30 GG31 GG37 GG83 5H180 BB05 BB13 CC12 CC15 EE08 FF04 FF05 FF13 FF21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器からの情報に基づいて移動体の
    絶対位置と進行方位と移動速度を求めて測位データとし
    て出力する測位データ出力手段と、前記測位データを前
    回蓄積したときからの進行方位や絶対位置や移動速度の
    変化と経過時間と進行方位や絶対位置の誤差とに基づい
    た測位データ蓄積可否の判定に従って前記測位データを
    内部メモリに蓄積する測位データ蓄積手段と、蓄積され
    た前記測位データを緊急時にセンタに送信するデータ送
    信手段とを備えたことを特徴とする移動体用緊急通報装
    置。
  2. 【請求項2】 前記測位データ蓄積手段に、前回の測位
    データ蓄積時の進行方位の誤差範囲と現在の進行方位の
    誤差範囲が重なる場合には測位データを蓄積しないと判
    定する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の移
    動体用緊急通報装置。
  3. 【請求項3】 前記測位データ蓄積手段に、前回の測位
    データ蓄積時の絶対位置の誤差範囲と現在の絶対位置の
    誤差範囲が重なる場合には測位データを蓄積しないと判
    定する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の移
    動体用緊急通報装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242948A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Samsung Electronics Co Ltd 個人ナビゲーションシステム及び個人ナビゲーションシステムにおける経路案内方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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