JP2001126058A - 補間演算装置 - Google Patents

補間演算装置

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JP2001126058A JP30508199A JP30508199A JP2001126058A JP 2001126058 A JP2001126058 A JP 2001126058A JP 30508199 A JP30508199 A JP 30508199A JP 30508199 A JP30508199 A JP 30508199A JP 2001126058 A JP2001126058 A JP 2001126058A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗算回数が少なくなるように整理した補間演
算式を用いて演算することで乗算回路を少なくしてハー
ドウェア規模を小さくすることができる。 【解決手段】 本補間演算装置は、第1ないし第4の入
力画素データX0 〜X3と、位置データtと、補間関数
に含まれる係数aとから得られる補間演算式を、第1な
いし第3の共通項で整理した第1の補間演算式と、第4
の共通項で第1の補間演算式をさらに整理した第2の補
間演算式とに基づき新たに生成する画素の画素データを
求めるために、第1ないし第3の共通項に相当する値を
求める減算回路11〜13と、第4の共通項に相当する
値を求める演算回路20と、これらの出力に基づき新た
に生成する画素データを求める加算回路25とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置や複写機
などでデジタル画像を処理するために画像の補間演算を
行う補間演算装置に係り、特にデジタル画像の拡大、縮
小、画素数の変換をキュービックコンボリューション補
間法で行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像の拡大・縮小や、液晶表示
装置における、例えば、640×480ドットのデジタ
ル画像を800×600ドットに変換するような画素数
の変換は、元のデジタル画像には存在しない画素間の画
素データを補間処理によって求めるようになっている。
【0003】この補間処理としては、演算が簡単な零次
ホールド法や直線補間法などがあるが、高画質な変換画
像を得るためには元のデジタル画像の入力画素データと
して4画素分を使用して補間するキュービックコンボリ
ューション補間法(3次元畳み込み補間法とも呼ばれ
る)が用いられる。このキュービックコンボリューショ
ン補間法を用いた従来例としては、特開平11−250
67号公報に開示されているものが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、補間演算式が3次式であることから演
算が複雑になり、ハードウェアが複雑化するという問題
点がある。特に、演算を行う回路では、一般に加減算回
路の数倍の規模となる乗算回路が増えるにつれてハード
ウェア規模が大きくなることから、乗算回路を一つでも
少なくすることが肝要である。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、乗算回数が少なくなるように整理した
補間演算式を用いて演算することにより、乗算回路を少
なくしてハードウェア規模を小さくすることができ、し
かも、好みに応じて画質を調整することができる補間演
算装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、処理対象であるデジタル
画像の入力画素データ(第1ないし第4の入力画素デー
タ)と、補間によって新たに生成する画素の、前記第1
ないし第4の入力画素データに対する位置データと、キ
ュービックコンボリューション補間法で用いられる補間
関数に含まれる係数とに基づき補間演算を行う補間演算
装置において、前記第1ないし第4の入力画素データ
と、前記位置データと、前記補間関数に含まれる係数と
から得られる補間演算式を、前記第1ないし第4の入力
画素データのうちの2つの差分からなる第1ないし第3
の共通項で整理した第1の補間演算式と、前記第1ない
し第3の共通項を含む第4の共通項で前記第1の補間演
算式をさらに整理した第2の補間演算式とに基づき新た
に生成する画素の画素データを求めるために、前記第1
ないし第3の共通項に相当する値を求める第1の演算手
段と、前記第4の共通項に相当する値を求める第2の演
算手段と、前記第1の演算手段と前記第2の演算手段の
出力値に基づき新たに生成する画素データを求める第3
の演算手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の補間演算装置において、前記補間関数に含まれ
る係数を選択可能に構成されていることを特徴とするも
のである。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の補間演算装置において、前記補間関数に含まれ
る係数を0,−0.5,−1,−2のいずれかに選択可
能であること特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明の作用は次のとおりであ
る。第1ないし第4の入力画素データのうちの2つの差
分からなる第1ないし第3の共通項によって、キュービ
ックコンボリューション補間法で用いられる補間演算式
を整理し、このようにして求められた第1の補間演算式
と、第1ないし第3の共通項を含む第4の共通項で第1
の補間演算式をさらに整理した第2の補間演算式とに基
づき新たに生成する画素の画素データを求める。このよ
うにキュービックコンボリューション補間法で用いられ
る補間演算式を整理することにより、乗算回数を減らす
ことができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明によれば、補
間関数に含まれる係数を選択することにより、補間後の
画質を調整することができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明によれば、補
間関数に含まれる係数を0,−0.5,−1,−2に限
定することにより、一部の乗算をビットシフト回路で置
換することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。図1は本発明に係る補間演算装置の
概略構成を示すブロック図であり、図2はキュービック
コンボリューション補間法の説明に供する図であり、図
3はキュービックコンボリューション補間法で用いられ
る補間関数を示すグラフである。
【0013】この補間演算装置1は、演算のために4画
素分のデータ(入力画素データX0,X1 ,X2
3 )を用いる。これらの入力画素データの他に、キュ
ービックコンボリューション補間法で用いられる補間関
数に含まれる係数aと、各入力画素データX0 ,X1
2 ,X3 に対する補間出力画素データYの位置データ
tを用いる。
【0014】上記の入力画素データX0 ,X1 ,X2
3 と、新たに補間によって生成する補間出力画素デー
タYとの位置関係が、図2に示すような位置関係である
として補間方法について説明する。
【0015】説明の都合上、補間出力画素データYと入
力画素データX1 との位置関係をtとし、入力画素デー
タX1 とX2 との距離を『1』とする。補間計算は、各
々の入力画素データX0 ,X1 ,X2 ,X3 に適宜の係
数を掛けて、それらの結果を加算することで補間出力デ
ータYを求める。この補間出力データYは、次の(1)
式のように表される。
【0016】 Y=h0 0 +h1 1 +h2 2 +h3 3 ……… (1)
【0017】なお、各係数h0 〜h3 は、それぞれの入
力画素と出力画素の距離に依存する数値を持つものであ
る。例えば、h0 は入力画素データX0 と出力画素デー
タYとの間の距離(1+t)に依存する係数である。つ
まり、補間係数h0 〜h3 を一つの関数によって表現す
ることができるということである。これを補間関数h
(t)という。この補間関数h(t)を用いて上記の
(1)式を書き直すと、次の(2)式のようになる。
【0018】 Y=h(1+t)X0 +h(t)X1 +h(1−t)X2 +h(2−t)X3 ……… (2)
【0019】キュービックコンボリューション補間法に
おける補間関数は、位置データtの範囲に応じて以下の
ように(3)ないし(5)式で表される(図3のグラフ
を参照)。
【0020】 h(t)=(a+2)t3 −(a+3)t2 +1 ……… (3) (0≦|t|<1)
【0021】 h(t)=at3 −5at2 +8at−4 ……… (4) (1≦|t|<2)
【0022】 h(t)=0 ……… (5) (2≦|t|)
【0023】これらの(3)〜(5)式を上記の(2)
式に代入するが、0≦|t|<1であるので、h(1+
t)及びh(2−t)には(4)式が適用され、h
(t)及びh(1−t)には(3)式が適用される。す
ると、以下のように(6)〜(9)式で表される。
【0024】 h(1+t)=a(1+t)3 −5a(1+t)2 +8a(1+t)−4a ……… (6)
【0025】 h(t)=(a+2)t3 −(a+3)t2 +1 ……… (7)
【0026】 h(1−t)=(a+2)(1−t)3 −(a+3)(1−t)2 +1 ……… (8)
【0027】 h(2−t)=a(2−t)3 −5a(2−t)2 +8a(2−t)−4a ……… (9)
【0028】上記の(6)〜(9)式をそれぞれ変形し
て整理すると、次の(10)〜(13)式のようにな
る。
【0029】 h(1+t)=at(1−t)2 ……… (10) h(t)=−at(1−t)−2t2 (1−t)−t2 +1 ……… (11) h(1−t)=−at(1−t)2 +2t2 (1−t)+t2 ……… (12) h(2−t)=at2 (1−t) ……… (13)
【0030】上記の(10)〜(13)式では、次のよ
うにtを含む項は必ず二つの式に存在していることがわ
かる。すなわち、 at(1−t) :(10)式,(12)式 at2 (1−t):(11)式,(13)式 2t2 (1−t):(11)式,(12)式 t2 :(11)式,(12)式
【0031】したがって、(10)〜(13)式を
(2)式に代入して整理すると、次の(14)式とな
る。
【0032】 Y=(X0 −X2 )at(1−t)2 −(X1 −X3 )at2 (1−t)−( X1 −X2 )2t2 (1−t)−(X1 −X2 )t2 +X1 ……… (14)
【0033】ここで、各入力画素データX0 ,X1 ,X
2 ,X3 の二つの差分からなる共通項を次のように置換
する。 A=X0 −X2 (第1の共通項) B=X1 −X3 (第2の共通項) C=X1 −X2 (第3の共通項)
【0034】すると、上記の(14)式は、次の(1
5)式に示すような第1の補間演算式に整理される。
【0035】 Y=Aat(1−t)2 −Bat2 (1−t)−2Ct2 (1−t)−Ct2 +X1 ……… (15)
【0036】この(15)式を整理すると、次の(1
6)式のようになる。
【0037】 Y=[Aa−{(A+B)a+2C}t]t(1−t)−Ct2 +X1 ……… (16)
【0038】ここで、さらに[Aa−{(A+B)a+
2C}t]を第4の共通項としてDに置き換えて整理す
ると、次の(17)式に示すような第2の補間演算式に
整理になる。
【0039】 Y=Dt(1−t)−Ct2 +X1 ={D(1−t)−Ct}t+X1 ={D−(D+C)t}t+X1 ……… (17)
【0040】この第2の補間演算式(17)によると、
乗算回数は以下の5回となる。Aとa、(A+B)と
a、{(A+B)a+2C}とt、(D+C)とt、
{D−(D+C)t}とt
【0041】さらに、係数aの範囲を、0,−0.5,
−1,−2に限定すると、二進数演算を行う回路ではビ
ットシフト演算と2の補数処理で係数aとの乗算を処理
するとが可能となる。したがって、この場合には、乗算
回数を以下の3回にまで減少させることができる。
【0042】{(A+B)a+2C}とt、(D+C)
とt、{D−(D+C)t}とt
【0043】したがって、上述した第2の補間演算式
(17)を用いると、加算回路や減算回路に比較して規
模が大きくなる乗算回路を用いての乗算回数を抑制する
ことができるので、ハードウェア規模を抑制することが
できる。
【0044】なお、以下に説明するような実際の回路構
成では、位置データtを『1』ではなく、『2』のべき
乗にするのが好ましい。これは処理を高速に実行させる
ために演算を整数のみで行わせるためである。また、
『2』のべき乗にする理由は、位置データtの乗算の直
後に必要となる位置データtでの除算を、ビットシフト
演算で行うことができるようにするためである。
【0045】この第2の補間演算式(17)のように整
理された演算式に基づき、第1ないし第4の入力画素デ
ータX0 ,X1 ,X2 ,X3 と、位置データtと、キュ
ービックコンボリューション補間法で用いられる補間関
数に含まれる係数aとから補間出力画素データYを求め
る補間演算装置の詳細なブロック図を図4に示す。
【0046】減算回路11〜13は、第1ないし第4の
入力画素データX0 ,X1 ,X2 ,X3 のうちの二つの
差分から第1ないし第3の共通項A〜Cに相当する値を
求めるものである。
【0047】加算回路14は、第1の共通項Aと第2の
共通項Bに相当する各々の値を加算する。加算された値
はa選択回路15に与えられ、ここで係数aと掛け合わ
される。また、減算回路11からの出力値は、a選択回
路16で係数aと掛け合わされる。これらのa選択回路
15,16は、係数aが0,−0.5,−1,−2のい
ずれかに選択可能となっている。したがって、乗算回路
を用いることなくビットシフト演算と2の補数処理の機
能を有する回路で構成することができる。この値をユー
ザーが選択することにより、補間処理後の画質を調整す
ることができる。
【0048】減算回路13の出力値は、ビットシフト回
路17に与えられて2倍にされる。この処理は、単に2
倍にするだけであるので、乗算ではなくビットシフト演
算により行われる。
【0049】加算回路18は、a選択回路15の出力値
とビットシフト回路17の出力値とを加算して乗算回路
19に出力する。乗算回路19では、位置データtと加
算回路18の出力値とを掛け合わせる。減算回路20
は、乗算回路19の出力値とa選択回路16の出力値と
を減算することで、第4の共通項Dに相当する値を出力
する。
【0050】加算回路21は、減算回路20の出力値と
減算回路13の出力値とを加算して乗算回路22に出力
する。位置データtを乗算処理した乗算回路22からの
出力値は、減算回路23に与えられ、ここで第4の共通
項Dに相当する値との差分が求められる。この差分は、
乗算回路24に与えられて位置データtと掛け合わされ
る。そして、この乗算回路24の出力値が、加算回路2
5で第2の入力画素データX0 と加算されて、補間出力
画素データYに相当する値が出力される。
【0051】なお、上述した減算回路11〜13が本発
明における第1の演算手段に相当し、減算回路20が第
2の演算手段に相当し、加算回路25が第3の演算手段
に相当する。
【0052】次に、図5に示す従来例(特開平11−0
25067号公報の図1及び図7)と上述した本構成と
のハードウェア規模の比較を行う。
【0053】従来例では、総和回路100内の加算回路
3個(図示省略)と、補間係数hと入力画素データの輝
度値との乗算を行う乗算回路101〜104とを備える
とともに、二点鎖線で示した補間係数演算回路内には2
個の乗算回路105,106と、3個の加算回路107
〜109とを備えている。なお、補間係数演算装置内に
配備された1からの減算を行う減算回路110と、1の
加算を行う加算回路111と、符号反転回路112は、
回路規模に大きな影響がないのでここでは除外する。す
ると、この装置には、次のような種類の回路が備わって
いることになる。
【0054】乗算回路:6個 加算回路:6個
【0055】一方、本構成では、乗算回数を必要最低限
とした演算式を用いて回路を構成したので、乗算回路の
個数は符号19,22,24の3個となる。本構成での
回路種類および個数は次のようになる。 乗算回路:3個 加算回路:4個 減算回路:5個
【0056】ここで一般的なゲート数で回路を換算して
両者のハードウェア規模の比較を行う。なお、ゲート数
については以下のように規定する。 11ビット+11ビットの加算回路: 95ゲート 10ビット+10ビットの加算回路: 86ゲート 9ビット+ 9ビットの加算回路: 77ゲート 7ビット+ 7ビットの加算回路: 59ゲート 10ビット−10ビットの減算回路: 97ゲート 7ビット× 7ビットの乗算回路:488ゲート 8ビット× 7ビットの乗算回路:556ゲート 10ビット× 6ビットの乗算回路:582ゲート
【0057】 <従来例> 乗算回路101〜104は8ビット×7ビット → 4×556=2224 乗算回路105,106は7ビット×7ビット → 2×488= 976 加算回路107〜109は7ビット+7ビット → 3× 59= 177 総和回路は 9ビット+9ビット → 3× 77= 231 合計ゲート数 3608
【0058】 <本構成> 加算回路14は11ビット+11ビット →1× 95= 95 加算回路18,21,25は10ビット+10ビット →3× 86= 258 減算回路11〜13,20,23は10ビット−10ビット →5× 97= 485 乗算回路19,22,24は10ビット×6ビット →3×582=1746 合計ゲート数 2584
【0059】したがって、本構成と従来例の回路規模の
比は、 従来例:本構成=3608:2584≒100:72 となり、本構成では従来例に比較して約30%規模を縮
小することができることが判る。
【0060】なお、本実施例では、a選択回路15,1
6によって係数aを選択可能に構成しているが、予め決
めておいた係数aで固定するようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、補間演算式を整理して乗算回
数を少なくしたので、加減算回路に比較してハードウェ
ア規模が大きな乗算回路を従来装置に比較して少なくす
ることができる。したがって、ハードウェア規模を小さ
くすることができる。
【0062】また、請求項2に記載の発明によれば、補
間関数に含まれる係数を選択して補間後の画質を調整す
ることができるので、ユーザーが所望する画質に調整す
ることができる。
【0063】また、請求項3に記載の発明によれば、補
間関数に含まれる係数を数値的に限定することによりさ
らに乗算回路を少なくできるので、ハードウェア規模を
さらに小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補間演算装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】キュービックコンボリューション補間法の説明
に供する図である。
【図3】キュービックコンボリューション補間法で用い
られる補間関数を示すグラフである。
【図4】本発明に係る補間演算装置の詳細なブロック図
である。
【図5】比較のために示した従来例に係る装置である。
【符号の説明】
1 … 補間演算装置 11〜13 … 減算回路(第1の演算手段) 15,16 … a選択回路 17 … ビットシフト回路 20 … 減算回路(第2の演算手段) 25 … 加算回路(第3の演算手段) t … 位置データ a … 補間関数に含まれる係数 X0 〜X3 … 入力画素データ Y … 補間画素出力データ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象であるデジタル画像の入力画素
    データ(第1ないし第4の入力画素データ)と、補間に
    よって新たに生成する画素の、前記第1ないし第4の入
    力画素データに対する位置データと、キュービックコン
    ボリューション補間法で用いられる補間関数に含まれる
    係数とに基づき補間演算を行う補間演算装置において、 前記第1ないし第4の入力画素データと、前記位置デー
    タと、前記補間関数に含まれる係数とから得られる補間
    演算式を、前記第1ないし第4の入力画素データのうち
    の2つの差分からなる第1ないし第3の共通項で整理し
    た第1の補間演算式と、前記第1ないし第3の共通項を
    含む第4の共通項で前記第1の補間演算式をさらに整理
    した第2の補間演算式とに基づき新たに生成する画素の
    画素データを求めるために、 前記第1ないし第3の共通項に相当する値を求める第1
    の演算手段と、 前記第4の共通項に相当する値を求める第2の演算手段
    と、 前記第1の演算手段と前記第2の演算手段の出力値に基
    づき新たに生成する画素データを求める第3の演算手段
    と、 を備えたことを特徴とする補間演算装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の補間演算装置におい
    て、 前記補間関数に含まれる係数を選択可能に構成されてい
    ることを特徴とする補間演算装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の補間演算装置におい
    て、 前記補間関数に含まれる係数を0,−0.5,−1,−
    2のいずれかに選択可能であること特徴とする補間演算
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108205518A (zh) * 2016-12-19 2018-06-26 上海寒武纪信息科技有限公司 获取函数值的装置、方法及神经网络装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108205518A (zh) * 2016-12-19 2018-06-26 上海寒武纪信息科技有限公司 获取函数值的装置、方法及神经网络装置

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