JP3644194B2 - 内挿点演算回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画素点A、Bの映像データDa、Dbと、画素点A、Bの内挿点を定めるnビット(nは1以上の整数)の係数Ka、Kbとに基づいて、内挿点の映像データを演算する内挿点演算回路に関するものである。例えば、映像表示装置で走査線の数を増減する場合などに利用され、表示画面上の画素点A、Bの映像データDa、Dbから、その間の内挿点Cの映像データを求めるときに用いられる。
【0002】
【従来の技術】
従来の内挿点演算回路は、図4又は図5に示すように構成されていた。
図4に示す従来例では、一方の乗算器10が、画像データ入力端子12に入力した画素点Aの映像データDaに、係数入力端子14に入力した係数kaを乗算し、他方の乗算器16が、画像データ入力端子18に入力した画素点Bの映像データDbに、係数入力端子20に入力した係数Kbを乗算し、加算器22が乗算器10、16の演算データを加算し、この加算データを画像データ出力端子24から内挿点Cの映像データとして出力していた。
【0003】
図5に示す従来例では、一方の乗算器26が、画像データ入力端子12に入力した画素点Aの映像データDaに固定した係数k1を乗算し、他方の乗算器28が、画像データ入力端子18に入力した画素点Bの映像データDbに固定した係数k2を乗算し、加算器30が乗算器26、28の演算データを加算し、この加算データを画像データ出力端子32から内挿点Cの映像データとして出力していた。
【0004】
説明の便宜上、図4、図5においてka=k1=3/4、Kb=k2=1/4とし、画像データ入力端子12、18に入力した映像データDa、Dbの画素点A、Bが、図6に示すような表示画面上の隣接する走査線Sa、Sb上の画素点であるとすると、画素点A、Bを結ぶ線分を1:3に内分した内挿点Cの映像データが画像データ出力端子24、32に得られる。内挿点Cの走査線Scは、走査線SaとSbを1:3に内挿した走査線に相当する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示した従来例では、任意の係数ka、Kbで内挿点Cの映像データを演算することができるが、回路規模の大きい乗算器10及び16を必要としたので、全体の回路規模が大きくなってしまうという問題点があった。
また、図5に示した従来例では、乗算器26、28の回路規模を小さくすることはできるが、乗算器26、28で掛ける係数k1、k2が固定しているので、求める内挿点Cが限定されてしまうという問題点があった。
【0006】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、任意の係数で内挿点の映像データを演算することができるとともに、回路規模を小さくすることのできる内挿点演算回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、画素点A、Bの映像データDa、Dbと、画素点A、Bの内挿点を定めるnビット(nは1以上の整数)の係数Ka、Kbとに基づいて、内挿点の映像データを演算する内挿点演算回路において、第1から第nまでのn個の加算器、選択器及びシフトレジスタを具備し、第1加算器は映像データDa、Dbを加算し、第1から第nまでの第k選択器は、係数Ka、KbのLSBからMSBまでの第k番目のビット値に基づいて、映像データDa+Db、Da、Db、0の1つを選択し、第1シフトレジスタは第1選択器の選択映像データをシフトして1/2とし、第2から第nまでの第k加算器は、第k選択器の選択映像データと第(k−1)シフトレジスタのシフトデータを加算し、第2から第nまでの第kシフトレジスタは第k加算器の出力データをシフトして1/2とし、第nシフトレジスタのシフトデータを内挿点の映像データとして出力してなることを特徴とする。
【0008】
説明の便宜上、n=3の場合について説明する。第1、第2、第3選択器は係数Ka、Kbの第1ビット(LSB)から第3ビット(MSB)までの各ビット値に基づいて映像データDa+Db、Da、Db、0の1つを選択する。第1選択器で選択された映像データは、第1シフトレジスタのシフトによって1/2となり、第2加算器によって第2選択器の選択映像データに加算される。この第2加算器の出力データは、第2シフトレジスタのシフトによって1/2となり、第3加算器によって第3選択器の選択映像データに加算される。この第3加算器の出力データは第3シフトレジスタのシフトによって1/2となり、内挿点の映像データとして出力する。このため、n=3の場合には、3ビットの任意の係数Ka、Kbで内挿点の映像データを演算できるとともに、乗算器を必要としない。nが3以外の正の整数の場合についても同様である。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、係数Ka、Kbの一方が0の場合にも対応した内挿点の映像データを演算できるようにするために、第nシフトレジスタの出力側に切替器を設け、この切替器は、係数Ka、Kbの一方が0のときには、0でない方の係数のMSBの値を1、その他のビット値を0として第n加算器の出力データを内挿点の映像データとして出力し、係数Ka、Kbがともに0でないときには第nシフトレジスタのシフトデータを内挿点の映像データとして出力する。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、係数Kaが0の場合にも対応した内挿点の映像データを演算できるようにするために、第nシフトレジスタの出力側に、係数Kaが0か否かに基づいて映像データDbと第nシフトレジスタのシフトデータを切り換え内挿点の映像データとして出力する切替器を設ける。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、係数Kbが0の場合にも対応した内挿点の映像データを演算できるようにするために、第nシフトレジスタの出力側に、係数Kbが0か否かに基づいて映像データDaと第nシフトレジスタのシフトデータを切り換え内挿点の映像データとして出力する切替器を設ける。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4の発明において、係数Ka、Kbの設定を容易にするために、係数Ka、Kbの和を2のn乗とし、係数Ka、Kbの一方から他方を補数として生成する補数生成回路を設ける。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づき説明する。
図1は本発明による内挿点演算回路の一実施形態例を示すものである。
図1において、40、42は画素点A、Bの映像データDa、Dbを入力するための映像データ入力端子、44、46は画素点A、Bの内挿点を定める4ビットの係数Ka、Kbを入力するための係数入力端子、48は係数Ka、Kbの一方が0であるか否かに対応した切替信号(例えば1と0)を入力するための切替信号入力端子、50は係数Ka、Kbで定められた画素点A、Bの内挿点Cの映像データを出力する出力端子である。
【0014】
係数Ka、Kbは、分母を2のn乗としたときの分子をバイナリコード(2進符号)で表したものに相当する。このため、内挿点Cの映像データをDcとすると、このDcは、映像データDaにKa/(2のn乗)を掛けた値と、映像データDbにKb/(2のn乗)を掛けた値との和によって求められる。
【0015】
前記入力端子40、42、44、46、48と出力端子50との間には、第1から第4までの4個の加算器521〜524、選択器541〜544及びシフトレジスタ561〜564と、1個の切替器58とが設けられている。
【0016】
前記第1加算器521は、映像データDa、Dbを加算した映像データDa+Dbを出力するように構成されている。
前記第1選択器541は、係数Ka、KbのLSB(最下位ビットすなわち第1ビット)のビット値Ka1、Kb1に基づいて、映像データDa+Db、Da、Db、0のうちの1つを選択するように構成されている。
すなわち、Ka1、Kb1が1、1のときには映像データDa+Dbを選択し、1、0のときには映像データDaを選択し、0、1のときには映像データDbを選択し、0、0のときには映像データ0(映像データ無しを表す)を選択するように構成されている。
【0017】
前記第2〜第4選択器542〜544は、前記第1選択器541と同様にして、係数Ka、Kbの第2〜第4(MSB(最上位ビット))ビットの値Ka2、Kb2〜Ka4、Kb4に基づいて、映像データDa+Db、Da、Db、0のうちの1つを選択するように構成されている。
【0018】
前記第1シフトレジスタ561は前記第1選択器541の選択映像データをシフトして1/2とするように構成されている。
前記第2加算器522は、前記第2選択器542の選択映像データと前記第1シフトレジスタ561のシフトデータを加算し、前記第2シフトレジスタ562は前記第2加算器522の加算データをシフトして1/2とするように構成されている。
【0019】
前記第3、第4加算器523、524は、それぞれ、前記第2加算器522と同様にして、前記第3、第4選択器543、544の選択映像データと前記第2、第3シフトレジスタ562、563のシフトデータを加算し、前記第3、第4シフトレジスタ563、564は、それぞれ、前記第2シフトレジスタ562と同様にして、前記第3、第4加算器523、524の加算データをシフトして1/2とするように構成されている。
【0020】
前記切替器58は、前記切替信号入力端子48に入力した切替信号Kab(例えば1と0)に基づいて、前記第4加算器524の加算データと、前記第4シフトレジスタ564のシフトデータを切り替えて出力するように構成されている。具体的には、係数Ka、Kbの一方(例えばKb)が0のときには、0でない方の係数(例えばKa)のMSBを1、その他のビットを0とするとともに、切替信号Kabを1として第4加算器524の加算データを出力端子50に出力し、係数Ka、Kbがともに0でないときには第4シフトレジスタ564のシフトデータを出力端子50に出力する。
【0021】
つぎに、図1の作用を説明する。
説明の便宜上、係数Ka、Kbがともに0でない場合、一方が0の場合に分けて説明する。
(イ)係数Ka、Kbがともに0でない場合
▲1▼説明の便宜上、Ka=〔0001〕、Kb=〔1111〕の場合について説明する。Ka=〔0001〕はKa1=1、Ka2=0、Ka3=0、Ka4=0を表し、Kb=〔1111〕はKb1=1、Kb2=1、Kb3=1、Kb4=1を表わしているので、第1選択器541は映像データDa+Dbを選択し、第2〜第4選択器542〜544はそれぞれ映像データDbを選択する。
【0022】
▲2▼第1シフトレジスタ561は、第1選択器541の選択映像データDa+Dbをシフトして1/2とし、第2加算器522は、第2選択器542の選択映像データDbと第1シフトレジスタ561のシフトデータを加算し、第2シフトレジスタ562は、第2加算器522の加算データをシフトして1/2とする。
第3、第4加算器523、524は、それぞれ、第3、第4選択器543、544の選択映像データDb、Dbと第2、第3シフトレジスタ562、563のシフトデータを加算し、第3、第4シフトレジスタ563、564は、それぞれ、第3、第4加算器523、524の加算データをシフトして1/2とする。
【0023】
▲3▼係数Ka、Kbがともに0でないので、切替信号入力端子48に入力する切替信号Kab=0となっており、切替器58は第4シフトレジスタ564のシフトデータを内挿点Cの映像データとして出力端子50へ出力する。
このため、出力端子50には、次式(1)の演算による内挿点Cの映像データDcが求められる。
【0024】
(ロ)係数Ka、Kbの一方が0の場合
▲1▼説明の便宜上、Kb=〔0000〕(すなわちKbが0)の場合、すなわちKb1=Kb2=Kb3=Kb4=0の場合について説明する。このとき、Ka=〔1000〕に設定されるので、すなわちKa1=0、Ka2=0、Ka3=0、Ka4=1となるので、第1〜第3選択器541〜543は映像データ0を選択し、第4選択器544は映像データDaを選択する。
【0025】
▲2▼第1〜第3選択器541〜543の選択映像データは0なので、第1シフトレジスタ561によるシフトデータは0、第2、第3加算器522、523の出力データは0、第2、第3シフトレジスタ562、563によるシフトデータも0となるので、第4加算器524は第4選択器544の選択映像データDaを出力し、第4シフトレジスタ564は第4加算器524の出力データをシフトして1/2とする。
【0026】
▲3▼係数Kbが0なので、切替信号入力端子48に入力する切替信号Kab=1となって、切替器58は第4加算器524の出力データDaを内挿点Cの映像データとして出力端子50へ出力する。
【0027】
▲4▼Ka=〔0000〕(すなわちKaが0)の場合も、Kb=〔0000〕(すなわちKbが0)の場合と同様に作用して、切替器58は第4加算器524の出力データDbを内挿点Cの映像データとして出力端子50へ出力する。
【0028】
すなわち、Ka=〔0000〕の場合、このとき、Kb=〔1000〕に設定されるので(Kb1=Kb2=Kb3=0、Kb4=1)、第1〜第3選択器541〜543は映像データ0を選択し、第4選択器544は映像データDbを選択し、切替信号Kab=1なので、切替器58は第4加算器524の出力データDbを内挿点Cの映像データとして出力端子50へ出力する。
【0029】
図1に示した実施形態例では、係数Ka、Kbの一方(例えばKb)が0のときに、0でない方の係数(例えばKa)のMSBの値を1、その他のビット値を0とし、切替器58によって第4加算器524の出力データ(例えばDa)を内挿点Cの映像データとして出力端子50へ出力するように構成したが、本発明はこれに限るものでなく、図2に示すように構成した場合についても利用することができる。
【0030】
すなわち、第4加算器524の出力側に切替器58aを設け、係数Ka、Kbの一方が0のときには、切替信号入力端子48に入力した切替信号Kabを1として切替器58aの切替片を下側接点に切り替える。さらに、係数Ka、KbのうちのKbが0のときには、実線で示すように、映像データDaを切替器58aの下側接点に導いて出力端子50に出力し、Kaが0のときには、点線で示すように、映像データDbを切替器58aの下側接点に導いて出力端子50に出力するように構成する。
なお、係数Ka、Kbがともに0でないときには、切替信号Kab=0となって、切替器58aの切替片を上側接点に切り替え、第4シフトレジスタ564によるシフトデータを内挿点Cの映像データとして出力端子50へ出力する。
【0031】
前記実施形態例では、係数Ka、Kbを個別に設定するようにしたが、本発明はこれに限るものでなく、係数Ka、Kbの和を2の4乗とし、一方を設定したら他方が自動的に設定できるように構成した場合についても利用できる。
例えば、図1又は図2に示した内挿点演算回路の前段に、補数生成回路(又は補数器)としての減算器60を設け、この減算器60で16(2の4乗)からKaを減算してKbを求めるようにすれば、一方の係数Kaを設定して他方の係数Kbを自動的に設定できる。
【0032】
前記実施形態例では、第4シフトレジスタの出力側に切替器を設け、係数Ka、Kbの一方が0の場合についても内挿点Cの映像データDcを出力できるようにしたが、本発明はこれに限るものでなく、係数Ka、Kbがともに0でない場合に限定すれば、切替器(切替信号入力端子を含めて)を省略し、第4シフトレジスタの出力側から内挿点Cの映像データDcを出力するように構成した場合についても本発明を利用することができる。
【0033】
前記実施形態例では、係数Ka、Kbの和が16(2の4乗)の場合(すなわち補数関係にある場合)について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、補数関係が成立しない場合についても利用することができる。
例えば、図1において、Ka=〔0010〕、Kb=〔1111〕とした場合には、第1、第2、第3、第4選択器541、542、543、544の選択映像データがDb、Da+Db、Db、Dbとなるので、出力端子50から出力する内挿点Cの映像データDcは、次式(2)のようになる。
【0034】
前記実施形態例では、nが4の場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、nが4以外の正の整数の場合について利用できること勿論である。
【0035】
【発明の効果】
請求項1の発明は、上記のように、第1から第nまでのn個の加算器、選択器及びシフトレジスタを具備し、第1加算器で映像データDa、Dbを加算し、第1から第nまでの各選択器で係数Ka、Kbの対応ビット値に応じた映像データDa+Db、Da、Db、0の1つを選択し、第1シフトレジスタで第1選択器の選択映像データをシフトして1/2とし、第2から第nまでの各加算器で対応する選択器の選択映像データと1段前のシフトレジスタのシフトデータを加算し、第2から第nまでの各シフトレジスタで対応する加算器の出力データをシフトして1/2とし、第nシフトレジスタのシフトデータを内挿点の映像データとして出力するように構成した。このため、nビットの任意の係数Ka、Kbで内挿点の映像データを演算することができるとともに、乗算器を必要とせずに回路規模を小さくできる。
【0036】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、第nシフトレジスタの出力側に切替器を設け、この切替器で、係数Ka、Kbの一方が0のときには、0でない方の係数のMSBの値を1、その他のビット値を0として第n加算器の出力データを内挿点の映像データとして出力し、係数Ka、Kbがともに0でないときには第nシフトレジスタのシフトデータを内挿点の映像データとして出力するように構成したので、係数Ka、Kbの一方が0の場合にも対応した内挿点の映像データを演算して出力することができる。
【0037】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、第nシフトレジスタの出力側に、係数Kaが0か否かに基づいて映像データDbと第nシフトレジスタのシフトデータを切り換え内挿点の映像データとして出力する切替器を設けるようにしたので、係数Kaが0の場合にも対応した内挿点の映像データを演算して出力することができる。
【0038】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、第nシフトレジスタの出力側に、係数Kbが0か否かに基づいて映像データDaと第nシフトレジスタのシフトデータを切り換え内挿点の映像データとして出力する切替器を設けるようにしたので、係数Kbが0の場合にも対応した内挿点の映像データを演算して出力することができる。
【0039】
請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4の発明において、係数Ka、Kbの和を2のn乗とし、係数Ka、Kbの一方から他方を補数として生成する補数生成回路を設けたので、係数Ka、Kbの一方を設定すれば自動的に他方が得られ、係数Ka、Kbの設定を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内挿点演算回路の第1の実施形態例を示すブロック図である。
【図2】本発明による内挿点演算回路の第2の実施形態例を示すブロック図である。
【図3】本発明による内挿点演算回路の第3の実施形態例を示すブロック図である。
【図4】ある従来例を示すブロック図である。
【図5】他の従来例を示すブロック図である。
【図6】ka=k1=3/4、kb=k2=1/4とした場合の図4、図5の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
10、16、26、28…乗算器、 12、18、40、42…映像データ入力端子、 14、20、44、46…係数入力端子、 22、30…加算器、 24、32、50…出力端子、 48…切替信号入力端子、 521〜524…第1〜第4加算器、 541〜544…第1〜第4選択器、 561〜564…第1〜第4シフトレジスタ、 58、58a…切替器、 60…減算器(補数生成回路の一例)、 A、B…画素点、 C…内挿点(内挿画素点)、 Da、Db…映像データ、 Ka、Kb…係数、 Kab…切替信号、 Sa、Sb、Sc…走査線。
Claims (5)
- 画素点A、Bの映像データDa、Dbと、画素点A、Bの内挿点を定めるnビット(nは1以上の整数)の係数Ka、Kbとに基づいて、内挿点の映像データを演算する内挿点演算回路において、第1から第nまでのn個の加算器、選択器及びシフトレジスタを具備し、第1加算器は映像データDa、Dbを加算し、第1から第nまでの第k選択器は、係数Ka、KbのLSBからMSBまでの第k番目のビット値に基づいて、映像データDa+Db、Da、Db、0の1つを選択し、第1シフトレジスタは第1選択器の選択映像データをシフトして1/2とし、第2から第nまでの第k加算器は、第k選択器の選択映像データと第(k−1)シフトレジスタのシフトデータを加算し、第2から第nまでの第kシフトレジスタは第k加算器の出力データをシフトして1/2とし、第nシフトレジスタのシフトデータを内挿点の映像データとして出力してなることを特徴とする内挿点演算回路。
- 第nシフトレジスタの出力側に切替器を設け、この切替器は、係数Ka、Kbの一方が0のときには、0でない方の係数のMSBの値を1、その他のビット値を0とし第n加算器の出力データを内挿点の映像データとして出力し、係数Ka、Kbがともに0でないときには第nシフトレジスタのシフトデータを内挿点の映像データとして出力してなる請求項1記載の内挿点演算回路。
- 第nシフトレジスタの出力側に切替器を設け、この切替器は、係数Kaが0か否かに基づいて映像データDbと第nシフトレジスタのシフトデータを切り換え内挿点の映像データとして出力してなる請求項1記載の内挿点演算回路。
- 第nシフトレジスタの出力側に切替器を設け、この切替器は、係数Kbが0か否かに基づいて映像データDaと第nシフトレジスタのシフトデータを切り換え内挿点の映像データとして出力してなる請求項1記載の内挿点演算回路。
- 係数Ka、Kbの和を2のn乗とし、係数Ka、Kbの一方から他方を補数として生成する補数生成回路を設けてなる請求項1、2、3又は4記載の内挿点演算回路。
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