JP2001124986A - 画像読取レンズ及びそれを用いた画像読取装置 - Google Patents

画像読取レンズ及びそれを用いた画像読取装置

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JP2001124986A JP30385999A JP30385999A JP2001124986A JP 2001124986 A JP2001124986 A JP 2001124986A JP 30385999 A JP30385999 A JP 30385999A JP 30385999 A JP30385999 A JP 30385999A JP 2001124986 A JP2001124986 A JP 2001124986A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3群3枚のレンズ構成により、各種収差がバ
ランス良く補正され、高解像力を有する画像読取用レン
ズ及びそれを用いた原稿読取装置を得ること。 【解決手段】 原稿側から順に原稿側に強い凸面を向け
た正の屈折力の第1レンズ、両面が凹面の負の屈折力の
第2レンズ、両面が凸面の正の屈折力の第3レンズの順
に3群3枚より構成され、第1レンズと第2レンズはプ
ラスチックより構成され、第iレンズの焦点距離fi、
第iレンズのアッベ数νi、全系の焦点距離fを適切に
設定したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取レンズ及び
それを用いた画像読取装置に関し、例えば、モノクロ画
像やカラー画像に対応した複写機やスキャナー等の画像
を高精度に読み取る際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より原稿面上の画像情報を画像読取
用レンズにより所定の縮小倍率で読取手段としての光電
変換素子(ラインセンサー)面上に結像させて、該画像
情報を読取るようにした装置、例えばデジタル複写機や
イメージスキャナ等の画像読取装置が種々と提案されて
いる。
【0003】最近、CCD等の撮像素子の小型化や高画
素化に伴い、画像読取装置も高性能化したものが要望さ
れ、それに伴って画像読取レンズの小型化、高性能化が
より望まれるようになっている。画像読取装置として、
カラー画像を読取るカラー画像読取装置に用いられる画
像読取レンズには、特に色収差を良好にし、所定の光学
性能を有したことが要望されている。又、画像読取レン
ズとしてレンズ枚数の少ない簡素化したものが要望され
ている。
【0004】画像読取レンズとしてプラスチック材より
成るレンズは加工が容易で、しかも所望の非球面形状が
容易に得られるという長所がある。
【0005】画像読取レンズとして、レンズ枚数が少な
いレンズ系として、所謂トリプレットタイプの画像読取
レンズが種々提案されている。例えば、特開平7−26
1077号公報では物体側(原稿側)から順に、第1群
として物体側に凸面を向けたメニスカス状の正レンズ、
第2群として像面の片面または両面が非球面のレンズ面
が凹面の負レンズ、絞りおよび第3群として両レンズ面
が凸面の正レンズを設けて成る3群3枚構成の読取用レ
ンズが提案されている。
【0006】この公報では目的のひとつの高性能化とし
ての色収差の改善は達成しているが、材質として屈折率
が1.7から1.8程度のものが用いられ、さらに非球
面を用いているため製作が難しくなる傾向があった。
【0007】特開平5−34591号公報では物体側よ
り順に正レンズから成る第1レンズと、両レンズ面が凹
面の負レンズから成る第2レンズと、レンズ面が凸面の
正レンズから成る第3レンズが空隙をもって配置される
トリプレットレンズにおいて、負の第2レンズと正の第
3レンズの材質が共にプラスチックである温度変化補償
の結像レンズが提案されている。
【0008】又、特開平5−119255号公報では物
体側から像側へ向かって順次、第1群は正レンズ、第2
群は負レンズ、第3群は正レンズである3群3枚構成で
あって、第2群と第3群との間に開口絞りを配置した画
像読取レンズ系が提案されている。同公報では、上記開
口絞りに関して同じ側にある2枚のレンズの材質が樹脂
材料により構成されている。
【0009】一般にレンズ系にプラスチックを用いると
製作が容易となるが、プラスチックは温度による性能変
化が起こるため、凸レンズと凹レンズの2枚にプラスチ
ックレンズを使用することで、この問題に対応してい
る。しかしながら正レンズと負レンズにプラスチックを
用いると色収差の補正が難しくなってくる。特にカラー
原稿を読取るのに充分な性能を得るのが難しくなってく
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に画像読取レンズ
としてトリプレットタイプを採用すると、前述のごとく
レンズ系全体が小型化され、構成レンズ枚数も少なくな
り、レンズ系が簡素化される。
【0011】しかしながら、構成レンズ枚数を減らしつ
つカラー原稿も良好に読みこめるように色収差を含む諸
収差を良好に保とうとするには材質の屈折率が高く、分
散値の種類も多いガラスの硝材を使うことが望ましい。
【0012】しかしながら、このような硝材はプラスチ
ックに較べ製作が難しくなる。又、レンズ系として原稿
と像面の距離を短くし広画角化、小型化を図るにはプラ
スチックのような屈折率の低い材料ではレンズ面の曲率
がきつくなることにより諸収差が悪化し、色収差も悪化
するという問題が生じてくる。
【0013】本発明は3群3枚という少ない構成レンズ
枚数でありながら、プラスチックレンズを2枚使い、各
レンズの硝材や屈折力等を適切に設定することで色収差
を良好にし、広画角で小型の簡易な構成の画像読取レン
ズ及びそれを用いた画像読取装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像読
取レンズは、原稿側から原稿側に凸面を向けた正の屈折
力の第1レンズ、両レンズ面が凹面の負の屈折力の第2
レンズ、両レンズ面が凸面の正の屈折力の第3レンズの
3群3枚より構成され、該第1レンズと該第2レンズは
プラスチックより構成され、第iレンズの焦点距離をf
i、第iレンズの材質のアッベ数をνi、全系の焦点距
離をfとしたとき、 10.0<ν3−(ν1−ν2)<25.0…(1) 0.50<f1/f<0.90…(2) 0.30<f3/f<0.60…(3) −3.0<f1/f2<−1.0…(4) なる条件を満足することを特徴としている。
【0015】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、前記第1レンズのうちの少なくとも1面は非球面で
あることを特徴としている。
【0016】請求項3の発明は請求項1又は2の発明に
おいて、最も原稿側のレンズ面には非球面が施されてお
り、該非球面は中心から周辺にいくにしたがって屈折力
が弱くなる形状より成り、前記第3レンズの材質の屈折
力をn3としたとき、 1.77<n3 なる条件式を満足することを特徴としている。
【0017】請求項4の発明は請求項1又は2の発明に
おいて、前記第1レンズおよび第2レンズの少なくとも
1つは外径形状が回転非対称からなることを特徴として
いる。
【0018】請求項5の発明は請求項1から4のいずれ
か1項の発明において、前記第2レンズと第3レンズと
の間に絞りを設けていることを特徴としている。
【0019】請求項6の発明の画像読取装置は請求項1
乃至5のいずれか1項記載の画像読取レンズを用いて原
稿の画像情報を読取手段面上に形成していることを特徴
としている。
【0020】
【発明の実施の形態】図1,図2は本発明の後述する数
値実施例1のレンズ断面図と収差図である。図3,図4
は本発明の後述する数値実施例2のレンズ断面図と収差
図である。図5,図6は本発明の後述する数値実施例3
のレンズ断面図と収差図である。図7,図8は本発明の
後述する数値実施例4のレンズ断面図と収差図である。
図9,図10は本発明の後述する数値実施例5のレンズ
断面図と収差図である。
【0021】レンズ断面図においてLEは画像読取レン
ズである。又、図面上、左側を原稿面P側(読取画像が
設けられている側)とし、右側を像面Q側(例えば光電
変換素子としてのCCDが設けられている側)としてい
る。画像読取レンズLEの原稿面P側にはカバーガラス
G1が配置されており、像面Qの直前部にはCCDのカ
バーガラスG2を配置している。
【0022】レンズ断面図において原稿読取用レンズL
Eは原稿面P側より順に像側に較べ原稿面P側に強い屈
折力の凸面を向けたプラスチック材より成る正の第1レ
ンズL1、両レンズ面が凹面のプラスチック材より成る
負の第2レンズL2、絞りSP、そして両レンズ面が凸
面のガラス材より成る正の第3レンズL3を有してい
る。
【0023】本発明のなかで、プラスチックと称してい
る物は、例えば光透過性があり比較的安価なアクリル樹
脂(例えばPolymethylmethacryla
te:PMMA)、ポリカーボネイト(Polycar
bonete:PC)、スチレン樹脂(例えばStyr
ene−Acrylonitriteresin:SA
N)、ポリスチレン樹脂(例えばPolystyren
e:PSt)又は、非晶性ポリオレフィン(例えばAm
orphous−Polyolefin:APO)等を
指している。又、プラスチックの変わりに有機材料を用
いても良い。
【0024】本発明の画像読取レンズは前述の形状の3
つのレンズを有し、かつ前述の条件式(1)〜(4)を
満足するようにしている。これによって3群3枚という
簡単なレンズ構成でありながら、明るいFNoを維持し
たまま色収差を良好にしつつ高解像度の画像を得ること
ができ、更に小型で高性能な画像読取りができる画像読
取用レンズを得ている。
【0025】特にプラスチックより成る第1レンズL1
と第2レンズL2を最も原稿P側に配置し、像面側の第
3レンズL3をガラスレンズにすることで、熱源となる
CCDからプラスチックレンズまでの距離を遠ざけて、
温度による性能変化を極力小さくしている。
【0026】次に前述の条件式(1)〜(4)の技術的
な意味について説明する。
【0027】条件式(1)はガラスより成る第3レンズ
の材質のアッベ数からプラスチックレンズより構成され
る第1レンズL1と第2レンズL2の材質のアッベ数の
差を引いたもので、プラスチックレンズとガラスレンズ
との間での色収差の配分に関するものである。条件式
(1)を逸脱すると色収差補正が充分に行えなくなると
いう問題が生じる。
【0028】条件式(2)は第1レンズの屈折力に関す
るものである。条件式(2)の上限を越えて第1レンズ
の屈折力が弱くなると、第2レンズで発生する温度変化
による焦点位置のずれを相殺する量が少なくなり、温度
変化時の性能劣化が大きくなる。さらに第1レンズ以降
で発生する歪曲収差を良好にキャンセルすることができ
なくなるという問題が生じる。逆に下限を越えて第1レ
ンズの屈折力が強くなると、プラスチックレンズの材質
の屈折率が小さいため、ペッツバール和が悪化し、非点
隔差が大きくなるという問題を生じる。
【0029】条件式(3)は第3レンズの屈折力に関す
るものである。条件式(3)の上限を越えて第3レンズ
の屈折力が弱くなると、色収差やコマ収差の補正が困難
となる。逆に下限を越えて第3レンズの屈折力が強くな
ると、同様にコマ収差の補正が困難になり、歪曲収差が
大きくなるという問題が生じる。
【0030】条件式(4)は第1レンズと第2レンズの
屈折力の比に関するものであり、温度変化による性能劣
化を少なくすることに関するものである。条件式(4)
の上限を越えるとプラスチックレンズの材質の屈折率が
小さいため、ペッツバール和が悪化し、非点隔差が大き
くなるという問題を生じる。逆に条件式(4)の下限を
越えると、温度変化による性能劣化が大きくなるという
問題が生じ、第2レンズの屈折力が強くなるとレンズ面
の曲率半径がきつくなり、製造が困難になるという問題
が生じる。
【0031】尚、更に好ましくは条件式(1)〜(4)
の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
【0032】 11.0<ν3−(ν1−ν2)<18.0…(1a) 0.60<f1/f<0.85…(2a) 0.40<f3/f<0.55…(3a) −2.5<f1/f2<−1.5…(4a) 本発明の目的とする画像読取レンズは以上の構成により
達せられるが、更に収差補正上好ましくは次の諸条件の
うちの少なくとも1つを満足させるのが良い。
【0033】(ア-1)前記第1レンズのうちの少なくとも
1面は非球面であることである。
【0034】(ア-2)最も原稿側のレンズ面には非球面が
施されており、該非球面は中心から周辺にいくにしたが
って屈折力が弱くなる形状より成り、前記第3レンズの
材質の屈折力をn3としたとき、 1.77<n3…(5) なる条件式を満足することである。
【0035】条件式(5)は第3レンズの硝材の屈折率
に関するものである。条件式(5)を逸脱し、屈折率の
小さい硝材を用いると、ペッツバール和が大きくなり、
非点収差の補正が困難になるので良くない。
【0036】更に好ましくは条件式(5)の数値を次の
如く設定するのが良い。
【0037】1.8<n3…(5a) (ア-3)前記第1レンズおよび第2レンズの少なくとも1
つは外径形状が回転非対称からなることである。
【0038】このように外径形状の回転非対称にするこ
とで更なる小型化を図っている。
【0039】(ア-4)前記第2レンズと第3レンズとの間
に絞りを設けていることである。
【0040】(ア-5)第2レンズと第3レンズとの間に開
口絞りを有しており、第1レンズの原稿面側の曲率半径
をR11、第1レンズの像面側の曲率半径をR12、全
系の半画角をω、第1レンズの原稿側の面から開口絞り
までの光軸上の長さをFD、第1レンズの原稿側の面か
ら第3レンズの像面側の面までの光軸上の長さをTDと
したとき、 0.05<R11/R12<0.50…(6) 30.0<ω*TD/FD<45.0…(7) の条件式を満足することである。
【0041】条件式(6)は第1レンズのレンズ面の曲
率半径に関するもので、下限を越えて曲率半径R1がき
つくなると、レンズの光軸上と外径部での偏肉比が大き
くなり、製造が困難になるという問題が生じる。逆に上
限を越えると軸外光束が原稿面側のレンズ面で急激に曲
げられるため歪曲収差やコマ収差が悪化するという問題
が生じる。
【0042】条件式(7)はレンズ系全体を小型化しつ
つ、広角化を図るためのレンズ系全体の長さに関するも
のである。条件式(7)の下限を越えて第1レンズの原
稿側のレンズ面から開口絞りまでの光軸上の長さが長く
なると、第1レンズへ入射する軸外光束が高くなるた
め、レンズの外径の大型化を招き、収差補正や容易に製
造することが困難になる。逆に上限を越えて第1レンズ
の原稿側のレンズ面から第3レンズの像面側のレンズ面
までの光軸上の長さが長くなるとガラスレンズの外径が
大型化し製造が困難になり、第1レンズの原稿側のレン
ズ面から開口絞りまでの光軸上の長さを短くすると、第
1レンズ、第2レンズが薄くなりすぎるため、これもま
た製造が困難になるという問題が生じる。
【0043】更に好ましくは条件式(6),(7)の数
値範囲を次の如く設定するのが良い。
【0044】 0.05<R11/R12<0.35…(6a) 30.0<ω*TD/FD<42.0…(7a) 図11は本発明の画像読取用レンズをデジタル複写機等
の画像読取装置に適用したときの要部概略図である。
【0045】同図において2は原稿台ガラスであり、そ
の面上に原稿1が載置されている。11はキャリッジで
あり、後述する照明光源4、反射笠3、複数の反射ミラ
ー5,6,7,8、原稿読取用レンズ9、そして読取手
段(ラインセンサー)10等を一体的に収納しており、
副走査モータ等の駆動装置(不図示)により副走査方向
(図11において矢印C方向)へ走査し、原稿1の画像
情報を読取っている。4は照明光源であり、例えば蛍光
灯やハロゲンランプ等より成っている。3は反射笠であ
り、照明光源4からの光束を反射させ、効率良く原稿を
照明している。5,6,7,8は各々順の第1,第2,
第3,第4の反射ミラーであり、原稿1からの光束の光
路をキャリッジ11内部で折り曲げている。9は本発明
に関わる画像読取用レンズであり、前述した構成より成
っており、原稿1の画像情報に基づく光束を読取手段1
0面上に結像させている。10は読取手段としてのライ
ンセンサー(CCD)である。12は本体、13は圧板
である。
【0046】本実施例において照明光源4から放射され
た光束は直接あるいは反射笠3を介して原稿1を照明
し、該原稿1からの反射光を第1,第2,第3,第4の
反射ミラー5,6,7,8を介してキャリッジ11内部
でその光束の光路を折り曲げ原稿読取用レンズ9により
CCD10面上に結像させている。そしてキャリッジ1
1を副走査モータにより矢印C方向(副走査方向)に移
動させることにより、原稿1の画像情報を読取ってい
る。
【0047】尚、本実施例ではデジタル複写機の画像読
取装置に本発明の画像読取用レンズを適用したが、これ
に限らず、例えばイメージスキャナー等の種々の画像読
取装置にも適用できる。
【0048】次に本発明の画像読取レンズの数値実施例
を示す。尚、数値実施例においてRiは物体側より順に
第i番目の曲率半径、Diは物体側より順に第i番目の
レンズ厚又は空気間隔、Niとνiはそれぞれ物体側よ
り順に第i番目のレンズのガラスのd線における屈折率
とアッベ数である。
【0049】また数値実施例における最初と最後の二つ
の平面は原稿台ガラス、光学フィルター、フェースプレ
ート等を示す。
【0050】非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直
方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半
径、B,C,D,Eを各々非球面係数としたとき、
【0051】
【数1】
【0052】なる式で表している。
【0053】また前述の各条件式と数値実施例における
諸数値との関係を表1に示す。
【0054】
【外1】
【0055】
【外2】
【0056】
【外3】
【0057】
【表1】
【0058】
【発明の効果】本発明によれば前述の如くレンズ構成を
採りつつ各レンズの屈折力を設定することにより、プラ
スチックレンズを2枚使った3群3枚構成という少ない
構成枚数でありながら、カラー原稿にも対応可能な、色
収差が良好であり広画角で小型の簡易な構成の低価格化
の可能な画像読取レンズ及びそれを用いた画像読取装置
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】 本発明の数値実施例1の収差図
【図3】 本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図4】 本発明の数値実施例2の収差図
【図5】 本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図6】 本発明の数値実施例3の収差図
【図7】 本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図8】 本発明の数値実施例4の収差図
【図9】 本発明の数値実施例5のレンズ断面図
【図10】 本発明の数値実施例5の収差図
【図11】 本発明の画像読取装置の要部概略図
【符号の説明】
LE:画像読取レンズ L1:第1レンズ L2:第2レンズ L3:第3レンズ SP:絞り e:e線 g:g線 ΔM:メリディオナル像面 ΔS:サジタル像面 P:原稿面 Q:像面 G:カバーガラス 1:原稿 2:原稿ガラス台 3:反射笠 4:照明光源(ランプ) 5,6,7,8:反射ミラー 9:原稿読取用レンズ 10:読取手段(CCD) 11:キャリッジ 12:本体 13:圧板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿側から原稿側に凸面を向けた正の屈
    折力の第1レンズ、両レンズ面が凹面の負の屈折力の第
    2レンズ、両レンズ面が凸面の正の屈折力の第3レンズ
    の3群3枚より構成され、該第1レンズと該第2レンズ
    はプラスチックより構成され、第iレンズの焦点距離を
    fi、第iレンズの材質のアッベ数をνi、全系の焦点
    距離をfとしたとき、 10.0<ν3−(ν1−ν2)<25.0 0.50<f1/f<0.90 0.30<f3/f<0.60 −3.0<f1/f2<−1.0 なる条件を満足することを特徴とする画像読取レンズ。
  2. 【請求項2】 前記第1レンズのうちの少なくとも1面
    は非球面であることを特徴とする請求項1の画像読取レ
    ンズ。
  3. 【請求項3】 最も原稿側のレンズ面には非球面が施さ
    れており、該非球面は中心から周辺にいくにしたがって
    屈折力が弱くなる形状より成り、前記第3レンズの材質
    の屈折力をn3としたとき、1.77<n3なる条件式
    を満足することを特徴とする請求項1又は2の画像読取
    レンズ。
  4. 【請求項4】 前記第1レンズおよび第2レンズの少な
    くとも1つは外径形状が回転非対称からなることを特徴
    とする請求項1又は2の画像読取レンズ。
  5. 【請求項5】 前記第2レンズと第3レンズとの間に絞
    りを設けていることを特徴とする請求項1から4のいず
    れか1項の画像読取レンズ。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至5のいずれか1項記載
    の画像読取レンズを用いて原稿の画像情報を読取手段面
    上に形成していることを特徴とする画像読取装置。
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