JP2001124157A - 遊星歯車機構の潤滑構造 - Google Patents
遊星歯車機構の潤滑構造Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/0427—Guidance of lubricant on rotary parts, e.g. using baffles for collecting lubricant by centrifugal force
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0467—Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0479—Gears or bearings on planet carriers
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊星歯車機構におけるピニオンシャフト及び
ピニオンギヤ間のベアリングを簡単に潤滑できるように
する。 【解決手段】 遊星歯車機構のキャリヤ1に保持された
ピニオンシャフト2に、ローラベアリング4を介して回
動自在にピニオンギヤ5が取り付けられていると共に、
ワッシャ13、14はキャリヤ1とピニオンギヤ5との
間に配置されてピニオンシャフト2によりそれぞれ孔部
が挿通され、上記孔部からサンギヤ軸に向かってワッシ
ャ13、14の外周面にまで延びる切欠き17が形成さ
れている。
ピニオンギヤ間のベアリングを簡単に潤滑できるように
する。 【解決手段】 遊星歯車機構のキャリヤ1に保持された
ピニオンシャフト2に、ローラベアリング4を介して回
動自在にピニオンギヤ5が取り付けられていると共に、
ワッシャ13、14はキャリヤ1とピニオンギヤ5との
間に配置されてピニオンシャフト2によりそれぞれ孔部
が挿通され、上記孔部からサンギヤ軸に向かってワッシ
ャ13、14の外周面にまで延びる切欠き17が形成さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊星歯車機構にお
ける潤滑構造、とくに、遊星歯車機構におけるピニオン
シャフト及びピニオンギヤ間のベアリング等に対する潤
滑構造に関する。
ける潤滑構造、とくに、遊星歯車機構におけるピニオン
シャフト及びピニオンギヤ間のベアリング等に対する潤
滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用オートトランスミッション
においては、図4に示されているように、遊星歯車機構
のキャリヤ1にピニオンシャフト2が保持されて、キャ
リヤ1に嵌め込まれたピン3によりピニオンシャフト2
が抜け止め、かつ、回り止めされ、ピニオンシャフト2
にはローラベアリング4により回動自在にピニオンギヤ
5が取り付けられていて、ピニオンギヤ5は図示しない
サンギヤ及びリングギヤとそれぞれ係合している。
においては、図4に示されているように、遊星歯車機構
のキャリヤ1にピニオンシャフト2が保持されて、キャ
リヤ1に嵌め込まれたピン3によりピニオンシャフト2
が抜け止め、かつ、回り止めされ、ピニオンシャフト2
にはローラベアリング4により回動自在にピニオンギヤ
5が取り付けられていて、ピニオンギヤ5は図示しない
サンギヤ及びリングギヤとそれぞれ係合している。
【0003】また、キャリヤ1の内側面とピニオンギヤ
5の両外側面との間にそれぞれピニオンシャフト2に挿
通された2枚の環状ワッシャ6が配置されている一方、
キャリヤ1の外側面にオイルガイド7が固定され、ピニ
オンシャフト2にはオイルガイド7側及びピニオンシャ
フト2の外周にそれぞれ開口する潤滑孔8が形成されて
いて、サンギヤの回動に伴いサンギヤ軸の放射方向に飛
び散った潤滑油が、矢印のようにオイルガイド7で一旦
受け止められてから潤滑孔8を通って、ローラベアリン
グ4及びワッシャ6へ導かれ、それらを潤滑するように
構成されている。
5の両外側面との間にそれぞれピニオンシャフト2に挿
通された2枚の環状ワッシャ6が配置されている一方、
キャリヤ1の外側面にオイルガイド7が固定され、ピニ
オンシャフト2にはオイルガイド7側及びピニオンシャ
フト2の外周にそれぞれ開口する潤滑孔8が形成されて
いて、サンギヤの回動に伴いサンギヤ軸の放射方向に飛
び散った潤滑油が、矢印のようにオイルガイド7で一旦
受け止められてから潤滑孔8を通って、ローラベアリン
グ4及びワッシャ6へ導かれ、それらを潤滑するように
構成されている。
【0004】しかしながら、この場合には、キャリヤ1
の外側面にオイルガイド7を固定すると共に、ピニオン
シャフト2に潤滑孔8を形成させる必要があるため、複
雑な構造となって製造コストがかさむことは避けられな
かった。
の外側面にオイルガイド7を固定すると共に、ピニオン
シャフト2に潤滑孔8を形成させる必要があるため、複
雑な構造となって製造コストがかさむことは避けられな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、遊星歯車機
構におけるピニオンシャフト及びピニオンギヤ間のベア
リングを簡単に潤滑できるようにしようとするものであ
る。
構におけるピニオンシャフト及びピニオンギヤ間のベア
リングを簡単に潤滑できるようにしようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る潤滑構造は、キャリヤに保持されたピニオンシャフト
と、ベアリングを介して回動自在に上記ピニオンシャフ
トに取り付けられサンギヤ及びリングギヤの間に介在す
るピニオンギヤと、上記ピニオンシャフトに孔部が挿通
されて上記ピニオンギヤ及び上記キャリヤ間に配置され
たワッシャとを有する遊星歯車機構において、上記ワッ
シャは上記孔部から外周面にまで延びる切欠きが形成さ
れている。
る潤滑構造は、キャリヤに保持されたピニオンシャフト
と、ベアリングを介して回動自在に上記ピニオンシャフ
トに取り付けられサンギヤ及びリングギヤの間に介在す
るピニオンギヤと、上記ピニオンシャフトに孔部が挿通
されて上記ピニオンギヤ及び上記キャリヤ間に配置され
たワッシャとを有する遊星歯車機構において、上記ワッ
シャは上記孔部から外周面にまで延びる切欠きが形成さ
れている。
【0007】従って、サンギヤの回動に伴ってサンギヤ
軸から放射方向に飛び散った潤滑油は、ピニオンシャフ
トに挿通されたワッシャの孔部からワッシャの外周面に
まで延びる切欠き内へ積極的に送り込まれ、この潤滑油
がワッシャを適宜潤滑することはもちろんのこと、ワッ
シャの孔部付近に到達すると、ワッシャに隣接してピニ
オンギヤをピニオンシャフトへ回動自在に取り付けてい
るベアリングへ確実に導かれ、そのベアリングを潤滑す
ることができるので、従来装置のようにキャリヤの外側
面にオイルガイドを固定したり、ピニオンシャフトに潤
滑孔を形成させたりする必要性は容易に解消させること
が可能となる。
軸から放射方向に飛び散った潤滑油は、ピニオンシャフ
トに挿通されたワッシャの孔部からワッシャの外周面に
まで延びる切欠き内へ積極的に送り込まれ、この潤滑油
がワッシャを適宜潤滑することはもちろんのこと、ワッ
シャの孔部付近に到達すると、ワッシャに隣接してピニ
オンギヤをピニオンシャフトへ回動自在に取り付けてい
るベアリングへ確実に導かれ、そのベアリングを潤滑す
ることができるので、従来装置のようにキャリヤの外側
面にオイルガイドを固定したり、ピニオンシャフトに潤
滑孔を形成させたりする必要性は容易に解消させること
が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例につい
て、前記従来装置との同等部分にはそれぞれ同一符号を
付けて説明する。図1及び図2において、車両用オート
トランスミッションの遊星歯車機構におけるキャリヤ1
に2本のピニオンシャフト2がキャリヤ1の周方向へ相
互に隣接して保持され、各ピニオンシャフト2にはロー
ラベアリング4により回動自在にピニオンギヤ5が取り
付けられていて、ピニオンギヤ5は図示しないサンギヤ
及びリングギヤとそれぞれ係合している。
て、前記従来装置との同等部分にはそれぞれ同一符号を
付けて説明する。図1及び図2において、車両用オート
トランスミッションの遊星歯車機構におけるキャリヤ1
に2本のピニオンシャフト2がキャリヤ1の周方向へ相
互に隣接して保持され、各ピニオンシャフト2にはロー
ラベアリング4により回動自在にピニオンギヤ5が取り
付けられていて、ピニオンギヤ5は図示しないサンギヤ
及びリングギヤとそれぞれ係合している。
【0009】また、キャリヤ1の内側面と各ピニオンギ
ヤ5の両外側面との間には、それぞれ各ピニオンシャフ
ト2に挿通された環状ワッシャ10と、両ピニオンシャ
フト2にそれぞれ孔部11が挿通された掛けわたしワッ
シャ13、14とが、ピニオンシャフト2の軸方向にそ
れぞれ重ねて配置されている。
ヤ5の両外側面との間には、それぞれ各ピニオンシャフ
ト2に挿通された環状ワッシャ10と、両ピニオンシャ
フト2にそれぞれ孔部11が挿通された掛けわたしワッ
シャ13、14とが、ピニオンシャフト2の軸方向にそ
れぞれ重ねて配置されている。
【0010】ピニオンギヤ5の外側面に接して配置され
た各環状ワッシャ10は、その中心孔15がピニオンシ
ャフト2の外径より少し大きいため、中心孔15の内周
面とピニオンシャフト2の外周面との間に小隙16が形
成されている一方、キャリヤ1の内側面に接して配置さ
れた掛けわたしワッシャ13、14は、各孔部11から
それぞれサンギヤ軸に向かって掛けわたしワッシャ1
3、14の外周面にまで延びる切欠き17が形成されて
いる。
た各環状ワッシャ10は、その中心孔15がピニオンシ
ャフト2の外径より少し大きいため、中心孔15の内周
面とピニオンシャフト2の外周面との間に小隙16が形
成されている一方、キャリヤ1の内側面に接して配置さ
れた掛けわたしワッシャ13、14は、各孔部11から
それぞれサンギヤ軸に向かって掛けわたしワッシャ1
3、14の外周面にまで延びる切欠き17が形成されて
いる。
【0011】さらに、掛けわたしワッシャ13、14の
外周面にはそれぞれ角部18が設けられて、それらの外
周面をそれぞれ図2の左右で非対称とすることにより、
掛けわたしワッシャ13、14の組付けエラー防止が自
動的に行われるようにされていると共に、一方の掛けわ
たしワッシャ14における各孔部11には直線部分19
が形成されていて、この直線部分19がピニオンシャフ
ト2の外周面に設けられた図示しない段付部とそれぞれ
係合することにより、各ピニオンシャフト2の回り止め
が図られている。
外周面にはそれぞれ角部18が設けられて、それらの外
周面をそれぞれ図2の左右で非対称とすることにより、
掛けわたしワッシャ13、14の組付けエラー防止が自
動的に行われるようにされていると共に、一方の掛けわ
たしワッシャ14における各孔部11には直線部分19
が形成されていて、この直線部分19がピニオンシャフ
ト2の外周面に設けられた図示しない段付部とそれぞれ
係合することにより、各ピニオンシャフト2の回り止め
が図られている。
【0012】この場合、サンギヤの回動に伴いサンギヤ
軸の放射方向に飛び散った潤滑油は、掛けわたしワッシ
ャ13、14の各孔部11からそれぞれサンギヤ軸に向
かって掛けわたしワッシャ13、14の外周面にまで延
びる切欠き17内へ積極的に送り込まれるので、環状ワ
ッシャ10及び掛けわたしワッシャ13、14を適宜潤
滑することができると同時に、図1の矢印が示すよう
に、この潤滑油が各孔部11付近に到達すると、環状ワ
ッシャ10における中心孔15の内周面とピニオンシャ
フト2の外周面との間に形成された小隙16を通ってロ
ーラベアリング4へ導かれ、ローラベアリング4を確実
に潤滑することができる。
軸の放射方向に飛び散った潤滑油は、掛けわたしワッシ
ャ13、14の各孔部11からそれぞれサンギヤ軸に向
かって掛けわたしワッシャ13、14の外周面にまで延
びる切欠き17内へ積極的に送り込まれるので、環状ワ
ッシャ10及び掛けわたしワッシャ13、14を適宜潤
滑することができると同時に、図1の矢印が示すよう
に、この潤滑油が各孔部11付近に到達すると、環状ワ
ッシャ10における中心孔15の内周面とピニオンシャ
フト2の外周面との間に形成された小隙16を通ってロ
ーラベアリング4へ導かれ、ローラベアリング4を確実
に潤滑することができる。
【0013】従って、従来装置のようにキャリヤの外側
面にオイルガイドを固定したり、ピニオンシャフトに潤
滑孔を形成させるための複雑な加工等が全く不要となっ
て、製造コストを容易に低減させることができ、また、
掛けわたしワッシャ14における各孔部11の直線部分
19とピニオンシャフト2外周面の段付部との係合によ
りピニオンシャフト2の回り止めが図られているので、
遊星歯車機構の組立て作業効率を簡単に向上させること
ができる長所がある。
面にオイルガイドを固定したり、ピニオンシャフトに潤
滑孔を形成させるための複雑な加工等が全く不要となっ
て、製造コストを容易に低減させることができ、また、
掛けわたしワッシャ14における各孔部11の直線部分
19とピニオンシャフト2外周面の段付部との係合によ
りピニオンシャフト2の回り止めが図られているので、
遊星歯車機構の組立て作業効率を簡単に向上させること
ができる長所がある。
【0014】なお、上記実施形態例では、文字どおり完
全な環状のワッシャ10を使用しているが、これに代え
て図3に例示されているように、環状ワッシャ20の内
周面に複数個の凹み21を設け、これらの凹み21によ
ってピニオンシャフト2の外周面との間に小隙が形成さ
れているようにしてもよく、また、上記各実施形態例に
おける環状ワッシャと掛けわたしワッシャとの相対的位
置を逆にし、あるいは、場合に応じて環状ワッシャの使
用を省略しても、それぞれ同様な作用効果を奏すること
ができるものである。
全な環状のワッシャ10を使用しているが、これに代え
て図3に例示されているように、環状ワッシャ20の内
周面に複数個の凹み21を設け、これらの凹み21によ
ってピニオンシャフト2の外周面との間に小隙が形成さ
れているようにしてもよく、また、上記各実施形態例に
おける環状ワッシャと掛けわたしワッシャとの相対的位
置を逆にし、あるいは、場合に応じて環状ワッシャの使
用を省略しても、それぞれ同様な作用効果を奏すること
ができるものである。
【0015】さらに、上記各実施形態例はピニオンギヤ
がサンギヤ及びリングギヤと同時に係合するシングルピ
ニオンタイプの遊星歯車機構に関するものであるが、サ
ンギヤに係合するピニオンギヤとリングギヤに係合する
ピニオンギヤとを別個にそなえたダブルピニオンタイプ
の遊星歯車機構にも、上記各実施形態例の場合と同様に
実施して、上記各実施形態例と同等の作用効果を奏する
ことができるのはいうまでもない。
がサンギヤ及びリングギヤと同時に係合するシングルピ
ニオンタイプの遊星歯車機構に関するものであるが、サ
ンギヤに係合するピニオンギヤとリングギヤに係合する
ピニオンギヤとを別個にそなえたダブルピニオンタイプ
の遊星歯車機構にも、上記各実施形態例の場合と同様に
実施して、上記各実施形態例と同等の作用効果を奏する
ことができるのはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】本発明にかかる潤滑構造にあっては、サ
ンギヤの回動に伴ってサンギヤ軸から放射方向に飛び散
った潤滑油は、ピニオンシャフトに挿通されたワッシャ
の切欠きを通って、ピニオンギヤをピニオンシャフトへ
回動自在に取り付けているベアリングへ確実に導かれ、
そのベアリングを潤滑することができるので、従来装置
と比較すると、構成を格段に簡略化させることが可能と
なる。
ンギヤの回動に伴ってサンギヤ軸から放射方向に飛び散
った潤滑油は、ピニオンシャフトに挿通されたワッシャ
の切欠きを通って、ピニオンギヤをピニオンシャフトへ
回動自在に取り付けているベアリングへ確実に導かれ、
そのベアリングを潤滑することができるので、従来装置
と比較すると、構成を格段に簡略化させることが可能と
なる。
【図1】本発明の実施形態例における要部縦断面図。
【図2】上記実施形態例における一部の分解斜視図。
【図3】本発明の他の実施形態例における一部斜視拡大
図。
図。
【図4】従来装置における要部縦断面図。
1 キャリヤ 2 ピニオンシャフト 4 ローラベアリング 5 ピニオンギヤ 10 環状ワッシャ 13、14 掛けわたしワッシャ 15 中心孔 16 小隙 17 切欠き 20 環状ワッシャ 21 凹み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J027 FA21 FB01 GE26 3J063 AA01 AB12 AC04 BA01 BA11 BB19 BB23 BB48 CA01 CD02 CD04 CD61 XA11 XD03 XD22 XD33 XD42 XD73 XE14
Claims (1)
- 【請求項1】 キャリヤに保持されたピニオンシャフト
と、ベアリングを介して回動自在に上記ピニオンシャフ
トに取り付けられサンギヤ及びリングギヤの間に介在す
るピニオンギヤと、上記ピニオンシャフトに孔部が挿通
されて上記ピニオンギヤ及び上記キャリヤ間に配置され
たワッシャとを有する遊星歯車機構において、上記ワッ
シャは上記孔部から外周面にまで延びる切欠きが形成さ
れた潤滑構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30180599A JP2001124157A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 遊星歯車機構の潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30180599A JP2001124157A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 遊星歯車機構の潤滑構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001124157A true JP2001124157A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17901386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30180599A Pending JP2001124157A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 遊星歯車機構の潤滑構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001124157A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100941713B1 (ko) | 2007-10-19 | 2010-02-12 | 현대자동차주식회사 | 피니언 샤프트와 캐리어를 구비한 유성기어세트 |
KR101241149B1 (ko) | 2006-05-25 | 2013-03-13 | 현대자동차주식회사 | 차량용 자동변속기의 윤활구조 |
WO2013047094A1 (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-04 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置 |
JP2016160978A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | アイシン・エーアイ株式会社 | 変速機の潤滑構造 |
-
1999
- 1999-10-25 JP JP30180599A patent/JP2001124157A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101241149B1 (ko) | 2006-05-25 | 2013-03-13 | 현대자동차주식회사 | 차량용 자동변속기의 윤활구조 |
KR100941713B1 (ko) | 2007-10-19 | 2010-02-12 | 현대자동차주식회사 | 피니언 샤프트와 캐리어를 구비한 유성기어세트 |
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JP2013072458A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Ntn Corp | インホイールモータ駆動装置 |
CN103874871A (zh) * | 2011-09-27 | 2014-06-18 | Ntn株式会社 | 轮内马达驱动装置 |
US9233604B2 (en) | 2011-09-27 | 2016-01-12 | Ntn Corporation | In-wheel motor drive assembly |
JP2016160978A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | アイシン・エーアイ株式会社 | 変速機の潤滑構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050401 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050412 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050816 |