JP2001123642A - 建築板及びその製造装置 - Google Patents

建築板及びその製造装置

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JP2001123642A JP30710099A JP30710099A JP2001123642A JP 2001123642 A JP2001123642 A JP 2001123642A JP 30710099 A JP30710099 A JP 30710099A JP 30710099 A JP30710099 A JP 30710099A JP 2001123642 A JP2001123642 A JP 2001123642A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実部2,3に対する完全な防水性能を備えた
建築板を提供する。 【解決手段】 建築板1は、セメント基板14の表面に
表面塗膜層5を有し、板裏面部12にプラスチックシー
ト、好適には、ポリエチレンシート層15を裏打ちした
構造を有する。さらに、セメント基板生地の実部2,3
にプラスチックシート、好適には、ポリエチレンシート
M、Fが接着されている。この実部2,3へのポリエチ
レンシートM、Fの被覆により、建築板1の実部2,3
からの吸水が効果的に防止されるので、板全体としての
寸法変化が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁に用い
て好適な建築板、特に、その実部の防水性機能を向上さ
せた建築板及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の横張り施工で使用され
る建築板の短手方向の断面形状を示す図である。建築板
1の表面に柄部(意匠部分)4があり、その上に表面塗
膜層5が形成されている。雄実部3には、建築板1が接
続されたときに、隣接する雌実部2との間に密封を形成
するためにコーキング材6が打設されている。建築板1
の端部、いわゆる実部2,3については、基板製造時
に、通常、切削加工(実加工と言う)によって形成され
るようになっている。
【0003】図15は、図14に示す建築板1を2枚、
上下方向に接続した状態を示す施工構造図である。建築
板1は留め付け金具7を用いて接続される。図16は、
図15に示す留め付け金具7の例を示す斜視図である。
留め付け金具7は、基板8と基板8から上方に延びてい
る係止部分9を有する。基板8にはビス等によって基板
8を下地材10に取り付けるための複数のビス穴11が
設けられている。係止部分9は、断面Y字形であり、そ
の先端部分で、下側の建築板1の上端部に形成された雄
実部3と係合する雄実部係止片9Aと、上側の建築板1
の下端部に形成された雌実部2と係合する雌実部係止片
9Bに分岐している。図15に示すようにこの留め付け
金具7を用いて建築板1を下地材10に留め付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図14に示した建築板
1の雌実部2は、上実部とも言われ、表面側からは見え
ない隠れた部分となっており、板表面の塗装では、塗装
されない部分となっている。また、この雌実部2は、板
裏面部12に対する通常のローラ塗装による裏面防水性
向上のためのシーラ塗装においても、塗装することがで
きない部分となっている。そのために、特開平8−33
861号公報に開示されたような特別な方法でシーラ塗
装を行う方法も考えられているが、そもそもシーラ塗装
なるものは、ここでは、建築板1の板裏面部12の完全
防水を図ろうとしたものではなく、その部分にある程度
の防水性が発揮されれば良いという程度の加工で良いと
されているものであり、かかるシーラ塗装で板裏面部1
2の完全防水性を発揮させようとすることには、元来無
理がある。
【0005】一方、下実部とも言われる雄実部3につい
ては、表面側からのスプレー塗装などによって、塗装さ
れる部分となっており、ある程度の防水性は付与されて
いる。ここで、「ある程度」という表現を使用したの
は、先に説明したように、実部については、切削加工に
よって作られるため、例えば、緻密な薄い表裏フェイス
層と粗い厚みのある中央コア層を有する3層構造をとる
ような建築板(乾式法によって製造される建築板が該当
する。)の場合には、切削加工により、粗いコア層が実
部として露出してくることとなるため、表裏層に比べれ
ば明らかに防水性は劣っていると言わざるを得ないとい
う事実を考慮しているためである。
【0006】また、雌雄両実部2,3における端部(斜
切部や木口部である)については、スプレー塗装でも、
塗装がどうしても甘くなるため(塗料が流れたりするの
もその原因の一つとなっている。)特開平8−2295
01号公報や特開平10−15454号公報に開示され
たような特別な端部塗装方法も考えられているが、一般
的には、それらの部分での塗膜は十分ではなく、その
分、防水性が劣ることになっているのが現実である。
【0007】ところで、本出願人は、先に、建築板の裏
面に対して、PEシート等を裏打ちすることにより、建
築板の防水性能を大きく向上させる方法をいくつか開示
した。しかしながら、そこでは、実部に対する防水性の
向上対策については何ら言及しておらず、課題を残して
いた。そこで、本発明は、建築板の実部についても防水
性を付与し、完全な防水性能を付与した建築板及びその
製造装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の建築板は、セメ
ント基板生地の実部にプラスチックシートが被覆されて
いるものである。また、前記プラスチックシートは、ポ
リエチレンシートであることで、低コストであり、燃や
しても煙を発生せずただ溶融するだけであり、燃焼生成
物は、水と炭酸ガスであるため、無害である。また、前
記ポリエチレンシートの厚みは、0.3〜0.5mmで
あることで、強度面、防水性、セメント基板裏面との接
着性にバランスよく適合する。
【0009】本発明の建築板の製造装置はプラスチック
シートを加熱して被覆することによりセメント基板生地
の実部に被覆する被覆成形加熱手段を備える装置であ
る。また、被覆成形加熱手段は、裏打ちされた層のトリ
ミング工程を経た後の建築板の実部にプラスチックシー
トを被覆することで、安定した形状寸法のプラスチック
シート層を実部に形成することができ、さらに防水性を
向上することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。図
1、図2、図3は、それぞれ、本発明にかかる建築板の
断面形状を示す図であり、図14に示す従来の建築板の
断面形状と対比されるものである。図1に示す裏面は、
ポリエチレン(PE)シート層15で、図2に示す裏面
はPE発泡層16で、図3に示す裏面はPE発泡層17
の上に再生ポリエチレンテレフタレート(PET)シー
ト層18で被覆されているが、いずれの例も、実部2,
3については、同一のPEフィルムF,Mで被覆されて
おり、その結果として、建築板全体としての完全防水性
が実現される。
【0011】図1は、本発明の第1実施の形態による建
築板の部分断面構造を示す図である。建築板1は、セメ
ント基板14の表面に表面塗膜層5を有し、板裏面部1
2にプラスチックシート、好適には、PEシート層15
を裏打ちした構造を有する。セメント基板14は、原料
スラリーの抄造又は押出しにより多孔質支持体上にフォ
ーミングして作成した原料マットをプレスして養生する
ことにより作成する。原料スラリーは、例えばポルトラ
ンドセメント、あるいはポルトランドセメントに高炉ス
ラグを混合した高炉セメント、フライアッシュを混合し
たフライアッシュセメント、火山灰、シリカヒューム、
白土等のシリカ物質を混合したシリカセメント、アルミ
ナセメント、高炉スラグ等のセメント系無機水硬材料
と、木粉、木毛、木片、木質繊維、木質パルプ、針葉樹
パルプ、広葉樹パルプ、木質繊維束、故紙パルプ、麻繊
維、バカス、モミガラ、稲わら、竹繊維等の木質補強材
と、所望なればパーライト、シラスバルーン、膨張頁
岩、膨張粘土、焼成ケイ藻土、フライアッシュ、石炭ガ
ラ、発泡コンクリートの粉砕物等の骨材やケイ酸アルカ
リ金属塩等の硬化促進剤、ロウ、ワックス、パラフィ
ン、界面活性剤、シリコン等の防水剤や撥水剤等を水に
分散して固形分を通常5〜20重量%程度に調節したも
のである。裏打ちするPEシート層15には、密度が0.
910〜0.925g/cm3である高圧法PE樹脂を用いるこ
とにより、透明性、形成性、熱接着性、伸び、インパク
ト強さなどが良好となる。PEシート層15の厚みにつ
いては、0.07〜0.30mm好ましくは0.10〜0.20mm程度
とする。0.07mmより薄い場合には、強度面で問題が発
生し、防水性についてもその機能を十分に発揮させるこ
とはできない。逆に、0.30mmを越える厚みになると、
シートの剛性が強くなって、セメント基板14面との接
着加工の際、問題が発生する。
【0012】図2は、本発明の第2実施の形態による建
築板の部分断面構造を示す図である。建築板1に、PE
発泡層16を裏打ちした構造を有する。PE発泡層16
は好適には常圧発泡法によって発泡させた樹脂を用い
る。耐薬品性に優れていることから直鎖状ポリエチレン
が好適である。再生可能であることから無架橋のものが
好適である。材料密度を調整することで、軟質タイプか
ら半硬質タイプまでの幅広いタイプのPE発泡層16を
製造することができる。また、発泡剤の練り込み量を調
整することにより、任意厚みのPE発泡層16の成形が
できる。PE発泡層16の厚みは、0.5〜3.0mm
が好適である。0.5mmより薄い場合には、強度面で
問題が発生し、防水性についてもその機能を十分に発揮
させることはできない。逆に、3.0mmを越える厚み
になると、建築板全体として必要以上にかさばり商品価
値が低下してしまう。。
【0013】常圧発泡法は、例えば、ポリエチレンやポ
リプロピレン等の発泡用オレフィン系樹脂組成物に予め
アゾジカルボンアミド等の熱分解型発泡剤を混合したも
のを、発泡剤が分解しない温度で押出機やロール等で溶
融混練し、該混練物を押出成形、プレス成形その他適宜
手段にて、シート状その他の適宜形状に予備成形し、該
予備成形品を加熱室に導入し、発泡剤の分解温度以上に
加熱することにより常圧で樹脂を発泡させる方法であ
る。
【0014】他に押出発泡法、加圧発泡法等の公知の発
泡法が適応できる。押出発泡法は、例えば、発泡用樹脂
組成物を押出機にて溶融混練し、上記押出機の混練部の
途中に設けられた発泡剤注入口よりジクロロテトラフル
オロエタン等の膨張性液体型発泡剤或いは炭酸ガス等の
不活性気体型発泡剤を溶融樹脂中に圧入するか、もしく
は、上記発泡用樹脂組成物に予めアゾジカルボンアミド
等の熱分解型発泡剤を混合したものを押出機にて溶融混
練し、これを押出用金型から適宜形状に発泡させながら
押出す方法である。
【0015】加圧発泡法は、例えば、発泡用樹脂組成物
を押出機やロール等で溶融混練し、該混練物を押出成
形、プレス成形その他適宜手段にて、シート状その他の
適宜形状に予備成形し、該予備成形品をオートクレーブ
等の圧力室に入れて加圧下に加熱し、ジクロロテトラフ
ルオロエタン等の膨張性液体型発泡剤又は炭酸ガス等の
不活性気体型発泡剤を上記予備成形品表面から含浸さ
せ、その後、圧力室の圧力を開放することにより発泡さ
せる方法である。
【0016】また、上記各発泡法で用いられる発泡剤
も、特に限定されるものではなく、低沸点有機溶剤、膨
潤剤等の膨張性液体型発泡剤、不活性気体型発泡剤、熱
分解型発泡剤等の如何なる発泡剤も使用することができ
る。
【0017】図3は、本発明の第3実施の形態による建
築板の部分断面構造を示す図である。建築板1の板裏面
部12には、板裏面部12より外方へ向けて、発泡プラ
スチック、好適には、PE発泡層17、及び、非発泡プ
ラスチック、好適には、再生PETシート層18を裏打
ちした構造を有する。PE発泡層17としては、PE発
泡層16と同様のものを用いることができる。再生PE
Tシート層18には、PE発泡層17が発泡する温度以
上になっても全体としては変形しないプラスチックシー
トを用いる。多少軟化して、発泡PE及び再生PETが
混在する層が形成される程度のことは差し支えない。
【0018】図1乃至図3に示すように、雌実部2のP
E被覆範囲はa点からb点までであり、雄実部3のPE
被覆範囲はc点からd点までとしている。a点より上の
斜面部は、目に見える意匠部分4(柄部)であるので、
この部分にまでPE被覆は及ばさない。また、c点から
下がる斜面部と、雌実部2における斜面部とは、前記し
た留め付け金具の断面Y字形の係止片が係合される部分
であって、その際に摩擦押圧力を向上させる目的で、こ
の部分に対してPE被覆を行うものとしている。また、
板裏面部12をb点及びd点まで折り曲げてPE被覆し
ているのは、既に加工されている裏面PE層等の端部
と、今回のPE被覆シートとの接続部分における防水性
を確実なものにするためである。
【0019】次に、上記図1乃至図3に示す構造の建築
板1を製造するための装置について説明する。まず、板
裏面周囲よりはみ出した余分な裏打ちシート部分を折り
曲げるなどして、各実部2,3に貼り付けられないかと
も考えられるが、その部分については、既に加熱冷却処
理を受けているために、はみ出しシート部分における寸
法などの材料品質が不安定になってしまっている。そこ
で、各プラスチックシートが裏打ちされた板(なお、ト
リミング加工を終えたものとしている。)に対して、後
から、その実部2,3の被覆加工を行う例を説明する。
【0020】すなわち、本出願人が先行出願で開示した
方法により、裏打ち層を、「PE」、「発泡PE」,
「発泡PE+PET」とする3種類のラミネート板が供
給されることになる。その場合、各板の実部2,3の被
覆については、いずれの建築板1についても、防水性付
与や、係合力向上の面からは、それらの裏打ち材料と同
一のものを使用する必要性はまったくない。更に、厄介
な発泡操作なども考えなくても済むという点から、本発
明は、とりあえず、いずれの板に対しても、その実部
2,3に対してPEシート層を貼り付けることとした。
【0021】その場合、問題となるのは、略平坦な板裏
面部12とは異なり、実部2,3の形状が斜面や凹部を
有する複雑形状であるということである。すなわち、P
Eシート層を、かかる複雑形状部分に密着させて貼り付
けることには、かなりの困難性を伴うであろうことにつ
いては、想像に難くないところである。
【0022】図4は、本発明にかかる建築板の製造フロ
ー図である。クリヤ塗装工程に続く乾燥工程における乾
燥機出口の板温(表面温度)を非接触表面温度計などで
測定しながら、乾燥機内最終チャンバーの加熱処理条件
を制御する(ステップS101)。例えば、乾燥機から
搬出された直後の板温が140±2℃になるように制御
し、プラスチックシートを板の裏面に速やかに熱圧着
(挟み圧を例えば330±50kg/m2として5秒間
保持する)させた後、クーリングするものとする(ステ
ップS102)。次に板の輪郭境界部よりはみ出した余
分なPEシート層15を切除すなわちトリミングする
(ステップS103)。その後、本発明による実部2,
3へのプラスチックシート被覆加工が行われる(ステッ
プS104)。その後、直ちに90℃程度になるまで急
冷してPEシート層を固化してからクーリング工程(空
冷)に移行させる(ステップS105)。その後、検板
工程(ステップS106)に進み、出荷となる(ステッ
プS107)。
【0023】図5は、本発明にかかる建築板の製造装置
の上面図である。建築板1を搬入チェーンコンベア19
によって、実部被覆加工ゾーンZにおける所定位置まで
移動させる。この移動にあたっては、入口部INの入口
部ガイドスライド機構20,20はその延長部20E
が、所定量前進することで延長され、ゾーンZ内での建
築板1の直進を確保する。なお、この入口部ガイドスラ
イド機構20の延長機構については、クレーンなどの吊
り手延長機構などを用いることができる。
【0024】ゾーンZ出口端部に設けた上下動を制御さ
れるストッパー25によって、建築板1を定停止位置に
て停止させる。ストッパー25にはゴム板25Gが取り
付けられており、建築板1の当接時の衝撃を緩和するよ
うになっている(図5(b)参照)。このとき、建築板
1は、その板裏面部12を、ゾーンZ内に設置された多
数の搬送ローラ22(駆動なし)によって支持されてい
る。建築板1の定位置停止と同時に入口部ガイドスライ
ド機構20の延長部20Eは後退して、その鞘部に収容
される。
【0025】続いて、それぞれ位置決め機構32P、3
3Pを備えた雌実部被覆成形加熱手段32と雄実部被覆
成形加熱手段33によって実部2,3に対するPEシー
ト層の被覆加工が行われる(後述する)。実部2,3の
PEシート層被覆加工が完了したとき、出口部EXの出
口部ガイドスライド機構23,23は、先程説明した入
口部INの入口部ガイドスライド機構20,20と同様
に延長部23Eが所定量延長され、建築板1の直進を確
保する。そしてプッシャー21によって建築板1は前方
に押し出され、搬出チェーンコンベア24によって、ゾ
ーンZから搬出される。
【0026】図6は、図5におけるA−A断面図であ
り、雌雄各実部2,3に対してそれぞれ雌実部被覆材F
と、雄実部被覆材M(図9参照)が融着されているとき
の加工状態を示している。雌実部被覆材Fと、雄実部被
覆材Mは、ロボットハンド掴具59によって支持された
各被覆成形加熱手段32,33を備えており、この各被
覆成形加熱手段32,33は、供給マニホールド34を
介してフレキシブル配管35,35に接続されている。
なお、ここに示す各被覆成形加熱手段32,33の詳細
については、図8、図9に示す。
【0027】複数の搬送ローラ22によって支持されて
いる建築板1の表面は、上部押圧板30(表面にスポン
ジシート30Aが貼られており、押圧時の板表面を保護
している。)によって、軽く押さえ付けられている。上
部押圧板30は、ラックギア方式などの上部押圧板位置
決め機構31によって、その上下位置が決定される。
【0028】図7は、雌雄各実部の(PEシート層であ
る)被覆材F, Mを示す斜視図であり、それぞれ雌実部
2と雄実部3の形状に対応した形状を有し、雌実部被覆
材FはL字形と略コ字形とが組み合わされた断面を有
し、雄実部被覆材Mは略コ字形の断面を有する。これら
は、予め、シート成形によって、作っておくものとす
る。なお、シート成形については、例えば、型に軟化状
態のプラスチックシートを被せ、型内部を減圧吸引する
ことによって成形し、冷却、離型させることで得ること
ができる。
【0029】雄実部被覆材M、Fの厚みとしては、例え
ば、0. 3〜0. 5mm程度とするが、少なくとも、図
7に示すような形体を空間保持できる厚みは必要であ
る。図8は、図6で示した被覆成形加熱手段32,33
の構成図であり、(a)は前方より見た正面図、(b)
上方より見た平面図である。なお、雌雄各実部2,3の
被覆成形加熱手段は、缶体形状等が異なるのみであり、
装置構成は共通している。
【0030】本被覆成形加熱手段32,33では、飽和
蒸気を使って、シート面を加熱するものとしている。こ
れは、実部形状(ラミネート作用面である)が複雑形状
を有することを考えたためであり、缶体C内を所定圧に
減圧した飽和蒸気で充満させた状態にして、缶体C表面
温度を所定温度に保持させるものとしている。飽和蒸気
の温度は、その圧力によって一意的に決定されるように
なっている。缶体C内温度をサーミスタ40によって測
定しながら、供給側ボールバタフライ電動弁(1)63
(モータで開閉させる)と、バイパス部ボールバタフラ
イ電動弁(2)64との開閉を缶体温度コントローラ41
が制御する。
【0031】以下、動作を説明する。 (1).供給側ボールバタフライ電動弁(1)63を開き、簡
易ボイラBから元バルブ43、蒸気配管Pを通して供給
される蒸気(途中で、減圧弁DBによって減圧される)
を、供給マニホールド34、供給分岐管45を通じて、
短時間の内に、缶体C内に供給充満させる。最初、蒸気
配管P及び缶体C内の空気は、供給蒸気によって押し出
され、自動空気抜弁ABより缶体C外へ排出される。ま
た、最初、バイパス部ボールバタフライ電動弁(2)64
は開いており、所定時間後に閉じて、缶体C内を完全
に、蒸気飽和状態にもっていく。なお、自動空気抜弁A
Bが設けられている缶体Cの反対側の端部には安全弁S
Bが設けられている。また、缶体C表面には、既に、実
部被覆材F,Mが載置されている。
【0032】(2).缶体C内温度は、サーミスタ40によ
る、温度測定結果に従い、前記缶体温度コントローラ4
1によって、前記2つのボールバタフライ電動弁(1)(2)
63、64の開閉制御の下、一定温度に保たれる。な
お、缶体C中央底部には、ドレン処理ユニットDUが配
設されている。このドレン処理ユニットDUは、入口弁
46,ストレーナ47,蒸気トラップ48,出口弁4
9、並びに前記バイパス部と、逆止弁50及びフレキシ
ブル配管51とから構成される。 (3).(2).の状態下に、実部被覆材F、Mの実部2,3へ
の融着被覆加工が実行される。
【0033】一方、缶体Cは、建築板1の長手方向長さ
よりも少し長めの長尺缶体形状となっている。融着加工
を行う表側の作用面52は、図6及び図7に示した実部
被覆材F、Mが載置される同一形状に形成されており、
表面はテフロンコーティングされている。また、作用面
52の対向背面は湾曲面53に形成している。湾曲面5
3の長手方向の数か所には、蒸気を外部より缶体C内に
供給するための供給分岐管45が溶接され、それぞれ、
供給マニホールド34に接続されている。なお、作用面
52を除く缶体表面と、蒸気配管系については、熱エネ
ルギーロスを少なくし、安全性の面からも、全て断熱材
で保温されている。所定時間の融着被覆加工が完了した
とき、供給側ボールバタフライ電動弁(1)63を閉じて
蒸気の缶体への供給を停止し、バイパス部ボールバタフ
ライ電動弁(2)64を開き、缶内の蒸気の排出を開始
し、ひき続き、缶体Cの側方面部に取り付けられたエア
ー供給用ボールバタフライ電動弁(3)65に接続された
2ポート電磁弁54(常時閉形)を開いた後、該エアー
供給用ボールバタフライ電動弁(3)65を開くことによ
り、エアー配管APを通じて、圧縮エアーを缶内に送り
込み、缶体C内を急速冷却する。と同時に、缶内に送り
込まれた圧縮エアーは、自動空気抜き弁ABより缶体C
外へ排出される。
【0034】その後、所定時間経過後に、2ポート電磁
弁54を閉じて圧縮エアーの缶体C内への送り込みを絶
ち、更にエアー供給用ボールバタフライ電動弁(3)65
を閉じて、次なる被覆成形加工のために蒸気が缶体C内
へ供給できる状態とする。ここで空気は空気源(小型コ
ンプレッサ)55からエアーフィルタ56,レギュレー
タ57,オイラ58を通してエアー供給用ボールバタフ
ライ電動弁(3)65に送られるようになっている。
【0035】なお、ボールバタフライ(電動)弁BBを
使用しているのは、蒸気の供給遮断を確実に行うためで
ある。また、所定時間の融着被覆加工が完了したとき、
缶体Cを実部2,3より退避位置まで移動させ、次なる
建築板1が到達するまでに、次なる実部被覆材F、Mを
缶体Cの作用面52に載置して、次動作を待機する(後
述する)。
【0036】図9(a)乃至(d)は、上記缶体Cの位
置決めを説明する図である。缶体Cは、その湾曲面53
に溶接した2本のロボットハンド掴具59を対応するそ
れぞれ2つのロボットハンド27,28が掴むことによ
って支持され(図9参照)、3次元の位置決めが行われ
る。缶体Cの3次元位置移動を可能とすべく、缶体Cに
接続される蒸気配管P、ドレン配管DP、エアー配管A
Pについては、必要部を適宜フレキシブル配管としてい
る。
【0037】ロボットハンド27,28は、図9に示す
ように、雌実部2に対しては、雌実部被覆材Fが作用面
52上にセットされた缶体Cを回転させながら所定の水
平姿勢にした後、その位置から斜め上方へ平行移動で接
近させて行く。また、雄実部3に対しては、雄実部被覆
材Mが作用面52上にセットされた缶体Cを所定の傾斜
角度の姿勢になるまで回転させた後、斜め上方へ平行移
動で雄実部3に接近させて行く。更に、f点が雄実部3
の裏面に当設した後、缶体Cを回転させて雄実部3に当
接させる(図9(c)及び(d)参照)。
【0038】これらの接近動作については、缶体Cが、
一挙に該当実部2,3に衝突することなくスムースに接
近していけるよう、ロボットハンド27,28の固有の
移動動作を予め学習させておく。なお、この缶体Cの上
記当接動作と同時に、板表面上方部からは、上部押圧板
30(図6参照。その下面部には、所定厚みのスポンジ
シート30Aが貼り付けられている。)が、その上部押
圧板位置決め機構31によって、板表面位置まで下降し
て来て、板上面部を軽く押さえる。この後、前述した被
覆成形加熱手段32,33によって実部被覆材F、Mが
蒸気により加熱される。
【0039】図10及び図11は、被覆成形加熱手段3
2,33の作用面52に実部被覆材F、Mを1枚ずつセ
ットしていく方法を説明する図である。図10及び図1
1に示す形状の実部被覆材F、Mの一部をブロア吸引す
るための実部被覆材F、Mと対向する切り欠き部対向面
60にパンチング穴61(図10(c)及び図11
(c)参照)を形成した吸引治具PJ、QJをブロア吸
引ダクト配管62に接続し、実部被覆材F、Mを一枚ず
つ、ブロア吸引状態で、缶体Cの退避位置上方近傍部ま
で、専用の位置決め機構(図示略)によって移動する。
そして、その位置でブロア吸引を中断することで、運搬
されて来た実部被覆材F、Mは、缶体Cの作用面52上
に載置される。
【0040】図12は、本発明にかかる製造装置の全体
制御システム構成を示す図である。メインコントローラ
90は以下の各部を制御する。まず、搬入チェーンコン
ベア19,搬出チェーンコンベア24,入口部ガイドス
ライド機構20,出口部ガイドスライド機構23,プッ
シャー21及びストッパー上下機構26の運転を同期制
御する搬送系コントローラ70を制御する。以上は板搬
送制御系である。また、板の上部押圧板位置決め機構3
1、雌実部被覆形成用位置決めロボットハンド27、雄
実部被覆形成用位置決めロボットハンド28をコントロ
ーラ(x)71、コントローラ(y)72、コントロー
ラ(z)73によって制御する。これは、位置決め機構
制御系である。さらに、簡易ボイラBの運転停止を管理
し、缶体C内に設けられたサーミスタ40により検出さ
れた温度によってボールバタフライ電動弁(1)開閉モー
タ80、ボールバタフライ電動弁(2)開閉モータ81を
作動させて缶体内の温度を制御する缶体温度コントロー
ラ83を制御する。また、ボールバタフライ電動弁(3)
開閉モータ84と、2ポート弁ソレノイド87及び小型
コンプレッサ85を作動して缶体C内を冷却する缶体冷
却コントローラ86を制御する。これは、加熱冷却制御
系である。さらに、吸引治具PJ位置決め機構91、吸
引ブロア92を制御して雌実部被覆材Fをセットする雌
実部被覆材Fセットコントローラ96と、吸引治具QJ
位置決め機構93、吸引ブロア94を制御して雄実部被
覆材Mをセットする雄実部被覆材Mセットコントローラ
97と、を制御する。これらは、実部被覆材セット制御
系である。
【0041】メインコントローラ90は、メモリ95に
制御プログラムをロードして、これらの各制御系を制御
するためにタイマ98を内蔵しており、必要なデータを
キーボード99により入力し、結果をディスプレイ10
0に表示する。このように、本製造システムは、各機能
部が独立動作を行いながらも、有機的な関連動作を行い
得るよう、個々の動作は専用のコントローラに制御され
ながら、各コントローラをメインコントローラ90で、
制御する。また、図13は、図12に示すメインコント
ローラの制御動作を示すフロー図である。機能部の詳細
動作については、先に説明しているので、詳細には繰り
返さない。
【0042】まず、システム電源がオンかどうかを判断
し(ステップS1)、電源がオンされたとき、主として
各コントローラとの通信設定である初期設定を行う(ス
テップS2)。次に、各コントローラの制御動作を指示
するタイムチャートを含む、メインコントローラ90の
メモリに記録した制御プログラムを読み込む(ステップ
S3)。制御プログラムに従って各コントローラに対し
て制御指示を行う(ステップS4)。
【0043】次に各コントローラからの異常発生の連絡
があるか否かを判断し(ステップS5)、NOで異常発
生の連絡がなければ、ステップS4に戻り各コントロー
ラに対する制御指示を続ける。YESで異常発生の連絡
があれば、すべてのコントローラに対して異常時処理を
指示する(ステップS6)。メインコントローラ90で
は、各コントローラからの異常時処理済みの連絡を待つ
(ステップS7)。異常時処理が終了した連絡があった
場合には、システム停止処理を行い(ステップS8)、
フローを終了する。
【0044】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、ここでは、長尺建築板の横張
り施工について説明し、建築板1の上端部に雄実部3
(下実部)を形成し、下端部裏面に雌実部2(上実部)
を形成した建築板1であって、左右両端部については突
付き施工するものとして平坦切り出し面とした構造の建
築板1を取り扱うものとしているが、四周に実部を有す
る四方合決り構造の建築板1の場合にも、板を回転させ
るなどの手段を講じることによって、本発明にかかる加
工装置を変形して適用できることについては言うまでも
ない。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、 (1).建築板実部からの吸水が効果的に防止されるので、
板全体としての寸法変化が低減される。 (2).建築板実部からのCO2の侵入が防止されるので、
セメント板の炭酸化や、中性化が防止される。 (3).建築板実部からの吸水が防止されることで内部から
の塩素イオンの流出が防止されるため、鉄骨下地などへ
の留め付けにあたっては、鉄の酸化(錆び発生)が防止
される。
【0046】(4).シーラ塗布の場合に比べて膜強度(引
き裂き強度、破裂強度など)が大きいため、引っ掻き傷
や割れ・欠けなどの発生を抑える。 (5).鉄骨下地組に対して建築板を留め付ける施工法で
は、建築板のきしみ音が防止される。 (6).プラスチックシートが実部に形成されたことによ
り、ある程度の衝撃吸収性が発揮され、実部に外力が加
わったときでも細かく割れが発生する現象がかなり緩和
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態による部分断面構造を
示す図である。
【図2】第2実施の形態による部分断面構造を示す図で
ある。
【図3】第3実施の形態による部分断面構造を示す図で
ある。
【図4】本実施の形態の実部へのプラスチックシートの
被覆加熱工程を説明するフロー図である。
【図5】本実施の形態のプラスチックシートの被覆加熱
装置の平面図である。
【図6】本実施の形態のプラスチックシートの被覆加熱
装置の図5のA−Aにおける断面図である。
【図7】本実施の形態の雌実部と雄実部の被覆材F及び
Mの斜視図である。
【図8】本実施の形態のプラスチックシートの被覆加熱
装置の全体の制御システム構成図である。
【図9】本実施の形態の缶体の位置決めを説明する図で
ある。
【図10】被覆加熱装置に実部被覆材をセットする方法
を示す図(その1)である。
【図11】被覆加熱装置に実部被覆材をセットする方法
を示す図(その2)である。
【図12】本実施の形態のプラスチックシートの被覆加
熱装置の全体の制御システム構成を示すブロック図であ
る。
【図13】建築板の被覆加熱工程を説明するフロー図で
ある。
【図14】従来の建築板の構成を示す断面図である。
【図15】従来の建築板の上下方向接続状態を示す施工
構造図である。
【図16】従来の建築板の接続時に用いる留め付け金具
の斜視図である。
【符号の説明】
1 建築板 2 雌実部 3 雄実部 4 柄部 5 表面塗装部 6 コーキング材 7 留め付け金具 8 基板 9 係止部分 10 下地材 11 ビス穴 22 支持搬送ローラ 23 出口部ガイド 24 搬送チェーンコンベア 25 ストッパー 30 上部押圧板 31 上部押圧板位置決め機構 32,33 実部被覆成形加熱手段 34 供給マニホールド 35 フレキシブル配管 40 サーミスタ 41 缶体温度コントローラ 55 空気源 60 切り欠き部対向面 61 パンチング穴 70 搬送系コントローラ 90 メインコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:10 B29L 31:10 Fターム(参考) 2E110 AA26 AA27 AB04 BA03 BB04 BB22 BD05 BD23 BD26 CC04 CC13 DA10 DA22 DC01 DC12 GA22X GA32X GA33W GA44W GB23W GB42X GB43X 2E162 CA01 CD01 CD09 CD11 CD13 4F211 AA04 AD02 AD05 AD08 AD18 AD25 AG03 AG23 AH47 AH48 AR06 AR07 SA03 SC09 SD01 SD18 SH06 SH18 SH19 SJ01 SJ06 SJ13 SJ22 SJ23 SJ29 SP25 SP41 SP44 SW15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント基板生地の実部にプラスチック
    シートが被覆されていることを特徴とする建築板。
  2. 【請求項2】 前記プラスチックシートは、ポリエチレ
    ンシートであることを特徴とする請求項1記載の建築
    板。
  3. 【請求項3】 前記ポリエチレンシートの厚みは、0.
    3〜0.5mmであることを特徴とする請求項2記載の
    建築板。
  4. 【請求項4】 セメント基板生地の実部にプラスチック
    シートを加熱して被覆する被覆成形加熱手段を備えるこ
    とを特徴とする建築板の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記被覆成形加熱手段は、裏打ちされた
    層のトリミング工程を経た後の建築板の実部にプラスチ
    ックシートを被覆することを特徴とする請求項4記載の
    建築板の製造装置。
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