JP2001123505A - 温水洗浄装置 - Google Patents

温水洗浄装置

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JP2001123505A
JP2001123505A JP30670699A JP30670699A JP2001123505A JP 2001123505 A JP2001123505 A JP 2001123505A JP 30670699 A JP30670699 A JP 30670699A JP 30670699 A JP30670699 A JP 30670699A JP 2001123505 A JP2001123505 A JP 2001123505A
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JP
Japan
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nozzle
hot water
advance
nozzle main
bodies
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Pending
Application number
JP30670699A
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English (en)
Inventor
Ikuya Idota
育哉 井戸田
Hideya Koike
英也 小池
Takanori Idota
貴則 井戸田
Masataka Mizutani
優孝 水谷
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のノズル本体同士の干渉が完全に防止さ
れる温水洗浄装置を提供する。 【解決手段】 温水洗浄装置は、第1洗浄ノズル10と
第2洗浄ノズル20とを備え、各洗浄ノズル10,20
は、シリンダ12,22と、該シリンダ12,22の先
端から突出可能なノズル本体14,24とを備えてお
り、ノズル本体14,24の先端部の上面に温水の噴出
孔14a,24aが設けられている。ノズル本体14,
24は、前進限まで前進すると各噴出孔14a,24a
は洋風便器の幅方向の中心部に位置する。ノズル本体1
4の進退域はノズル本体24の進退域の上方に設定され
ており、仮に両ノズル本体14,24が同時に前進限ま
で前進したとしても、ノズル本体14,24が干渉する
ことは無いものとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体臀部を温水で
洗浄するための温水洗浄装置に係り、特に、複数本のノ
ズルを備えた温水洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】洋風便器などの便器に温水洗浄装置(衛
生洗浄装置、局部洗浄装置等と称されることもある。)
を設置し、用便後等に臀部を温水で洗浄可能としたトイ
レ設備が急速に普及しつつある。この温水洗浄装置は、
多くの場合、シリンダ及び該シリンダの先端から突出自
在なノズル本体を有した洗浄ノズルを備えている。この
シリンダの後部に温水を供給すると、この水圧によって
ノズル本体が前進してシリンダから突出し、その先端か
ら温水が噴出して臀部が洗浄される。
【0003】第2図は2本のノズルを備えた温水洗浄装
置の従来例を示す斜視図である。この温水洗浄装置は、
第1洗浄ノズル10と第2洗浄ノズル20とを備えてい
る。各洗浄ノズル10,20は、シリンダ12,22
と、該シリンダ12,22の先端から突出可能なノズル
本体14,24とを備えており、ノズル本体14,24
の先端部の上面に温水の噴出孔14a,24aが設けら
れている。また、ノズル本体14,24の先端面には摘
み14b,24b(14bは図示略)が設けられてお
り、この摘み14b,24bを摘んでノズル本体14,
24を引張り出すことが可能となっている。シリンダ1
2,22内にはリターンスプリング(図示略)が設けら
れており、ノズル本体14,24をシリンダ12,22
内に後退させるように付勢している。
【0004】シリンダ12,22の後部に第1フィード
パイプ16と第2フィードパイプ26(符号26は図示
略)を介して切替装置30が接続されている。この切替
装置30は、ステップモータ32と弁機構34とを備え
ており、温水流入口38からの温水を第1フィードパイ
プ16及び第2フィードパイプ26のいずれかに分配す
るよう構成されている。温水流入口38はフィードホー
ス(図示略)を介して温水タンクに接続されている。ま
た、この切替装置30は各シリンダ12,22の先端側
に洗浄水供給ホース36を介して水を供給可能としてい
る。
【0005】切替装置30によって温水が第1フィード
パイプ16から第1シリンダ12に供給された場合、第
1ノズル本体14が前進し、噴出孔14aから温水が噴
出して臀部の肛門洗浄(所謂シャワー洗浄)が行われ
る。
【0006】切替装置30によって温水が第2フィード
パイプ26から第2シリンダ22に供給された場合、第
2ノズル本体24が前進し、噴出孔24aから温水が噴
出し、ビデ洗浄が行われる。
【0007】この洗浄ノズル10,20のシリンダ1
2,22同士はシリンダ連結プレート(以下、プレート
と略)40に保持されており、このプレート40はスラ
イド保持部材42に洋風便器前後方向移動可能に保持さ
れ、駆動装置(図示略)によって洋風便器の前後方向に
移動可能とされている。
【0008】上記第2図の温水洗浄装置にあっては、ノ
ズル10,20は各ノズル本体14,24がそれぞれ噴
出孔14a,24aが洋風便器の幅方向の中央部まで前
進しうるように配置され、温水が臀部に対し下方から当
るように構成されている。なお、ノズル10,20を平
行に配置する温水洗浄装置もあるが、この場合には前進
したノズル本体14,24の噴出孔14a,24aは、
洋風便器の幅方向の中心よりも左又は右にずれて位置
し、水の噴出方向は右又は左に傾くことになる。水の噴
出方向が右又は左に傾くと、臀部の高さにより温水の当
る位置が右又は左にずれることになり、使用者が臀部を
右又は左にシフトさせて温水の当る位置を合わせる必要
があり、若干不便である。
【0009】第2図のようにノズル本体14,24が前
進限まで前進したときに噴出孔14a,24aが洋風便
器の中心部に位置するときには、該噴出孔14a,24
aからの温水の噴出方向には洋風便器の左右方向成分が
含まれず、噴出孔14a,24aからは鉛直上方向と洋
風便器前方との2成分のみの噴出方向を有した温水噴出
がなされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】第2図の温水洗浄装置
において、一方のノズル10又は20から温水を噴出さ
せるときには他方のノズル20又は10へは温水を供給
しないので、ノズル本体14,24同士は通常は干渉す
ることがない。ところが、一方のノズル10又は20に
温水を供給し終わった後すぐに他方のノズル20又は1
0に温水を供給した場合、該一方のノズル本体14又は
24が後退し切らないうちに他方のノズル本体24又は
14が前進してきて干渉する(当たる)ことがある。そ
して、稀にノズル本体14,24同士が当たったまま両
者とも動かなくなることがある。
【0011】本発明は、このようなノズル本体同士の干
渉を解消することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の温水洗浄装置
は、洋風便器に設置され、温水を人体に向けて噴出する
複数本のノズルを有した温水洗浄装置であって、各ノズ
ルは、シリンダと、該シリンダから突出可能なノズル本
体と、該ノズル本体の先端側に設けられた温水の噴出孔
とを有する温水洗浄装置において、各ノズル本体は、そ
の噴出孔が洋風便器の幅方向の中心部に位置するまで前
進可能であり、各ノズルは、すべてのノズル本体が同時
に前進限まで前進しても各ノズル本体同士が当接しない
ように各ノズル本体の進退域を異ならせて配置されてい
ることを特徴とするものである。かかる温水洗浄装置に
あっては、ノズル本体同士が干渉することが全くない。
【0013】本発明では、該ノズルが2本配置されてお
り、一方のノズルのノズル本体の進退域が他方のノズル
のノズル本体の進退域の下方に設定されていることが好
ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、第1図を参照して実施の形
態について説明する。
【0015】実施の形態に係るこの温水洗浄装置も、第
1洗浄ノズル10と第2洗浄ノズル20とを備え、各洗
浄ノズル10,20は、シリンダ12,22と、該シリ
ンダ12,22の先端から突出可能なノズル本体14,
24とを備えており、ノズル本体14,24の先端部の
上面に温水の噴出孔14a,24aが設けられている。
また、ノズル本体14,24の先端面には摘み14b,
24bが設けられており、この摘み14b,24bを摘
んでノズル本体14,24を引張り出すことが可能とな
っている。シリンダ12,22内にはリターンスプリン
グ(図示略)が設けられており、ノズル本体14,24
をシリンダ12,22内に後退させるように付勢してい
る。
【0016】切替装置30によって温水が第1フィード
パイプ16から第1シリンダ12に供給された場合、第
1ノズル本体14が前進し、噴出孔14aから温水が噴
出して臀部の肛門洗浄(所謂シャワー洗浄)が行われ
る。
【0017】切替装置30によって温水が第2フィード
パイプ26から第2シリンダ22に供給された場合、第
2ノズル本体24が前進し、噴出孔24aから温水が噴
出し、ビデ洗浄が行われる。
【0018】この実施の形態にあっては、ノズル本体1
4の進退域はノズル本体24の進退域の上方に設定され
ており、仮に両ノズル本体14,24が同時に前進限ま
で前進したとしても、ノズル本体14,24が干渉する
ことは無いものとなっている。
【0019】なお、ノズル本体14,24は、前進限ま
で前進すると各噴出孔14a,24aは洋風便器の幅方
向の中心部に位置する。この中心部とは、洋風便器の中
心線上の位置及びその近傍を意味する。便座ボックス等
の設置誤差や洋風便器の製造誤差による左右非対称など
も考慮すると、この噴出孔14a,24aの温水噴出時
の位置は、洋風便器の幅方向の中心線から左右にそれぞ
れ10mm以内の範囲にあればよい。
【0020】この温水洗浄装置のその他の構成は、第2
図と同様であり、同一符号は同一部分を示している(な
お、洗浄水供給ホース36は第1図では図示略。)。
【0021】上記実施の形態では、2本のノズル10,
20を配置しているが、例えば薬剤噴出用の第3のノズ
ルを配置する場合には、このノズルについてもそのノズ
ル本体の進退域をノズル本体14,24の進退域と重な
らないようにする。
【0022】上記実施の形態では、ノズル本体は液体の
圧力により前進するものとなっているが、モータ等の駆
動装置によってノズル本体を前後進させるものについて
も本発明を適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、温水洗浄
装置のノズル本体同士の干渉が完全に防止される。そし
て、これにより温水洗浄装置の故障を未然に防止するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る温水洗浄装置の斜視図であ
る。
【図2】従来の該温水洗浄装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 第1洗浄ノズル 12 シリンダ 14 ノズル本体 14a 噴出孔 20 第2洗浄ノズル 22 シリンダ 24 ノズル本体 24a 噴出孔 30 切替装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井戸田 貴則 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 水谷 優孝 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D038 JA01 JA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋風便器に設置され、温水を人体に向け
    て噴出する複数本のノズルを有した温水洗浄装置であっ
    て、各ノズルは、シリンダと、該シリンダから突出可能
    なノズル本体と、該ノズル本体の先端側に設けられた温
    水の噴出孔とを有する温水洗浄装置において、 各ノズル本体は、その噴出孔が洋風便器の幅方向の中心
    部に位置するまで前進可能であり、 各ノズルは、すべてのノズル本体が同時に前進限まで前
    進しても各ノズル本体同士が当接しないように各ノズル
    本体の進退域を異ならせて配置されていることを特徴と
    する温水洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該ノズルが2本配置
    されており、一方のノズルのノズル本体の進退域が他方
    のノズルのノズル本体の進退域の下方に設定されている
    ことを特徴とする温水洗浄装置。
JP30670699A 1999-10-28 1999-10-28 温水洗浄装置 Pending JP2001123505A (ja)

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