JP2001122837A - 第4級アンモニウム塩の製造法 - Google Patents
第4級アンモニウム塩の製造法Info
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Abstract
柔軟性、平滑性、更には油性感を付与することができる
生分解性の良好なエステル基を有する第4級アンモニウ
ム塩の効果的な製造法の提供。 【解決手段】 一般式(1) R1−O−CO−R2−X (I) (式中、R1は炭素数8〜40のアルキル基又はアルケニ
ル基、R2は炭素数1〜5のアルキレン基、Xはハロゲ
ン原子を示す。)で表されるハロカルボン酸アルキルエ
ステルと、一般式(II) 【化1】 (式中、R3、R4及びR5は炭素数1〜4のアルキル基
又はヒドロキシアルキル基を示す。)で表される第3級
アミンとを反応させた後、さらに40〜100℃の温度で4
級化剤と反応させる第4級アンモニウム塩の製造法。
Description
た柔軟性や平滑性、更に油性感を付与することができる
エステル基を有する第4級アンモニウム塩の匂いや安定
性の改良された製造法、及び該エステル基を有する第4
級アンモニウム塩を含有する毛髪化粧料に関する。
対し良好な柔軟性や平滑性、更には油性感を付与する
際、セタノール等の長鎖アルコールを界面活性剤でゲル
状に乳化させた剤形が使用される。界面活性剤としては
カチオン界面活性剤が適しており、その中でも特にエス
テル基を含有する第4級アンモニウム塩は、柔軟性や平
滑性、更には油性感を付与できる界面活性剤である。
ム塩の製造法として、例えば特開昭58−157750
号公報等に対応するハロゲン化エステルと第3級アミン
とを反応させる方法が開示されている。
第3級アミンが残存し、特にメチル基又はエチル基等の
低級アルキルを有するアミンでは毛髪化粧料に使用した
場合に、少量の第3級アミンが残存するだけでアミン特
有の匂いが生じる欠点があった。また、第4級アンモニ
ウム塩は融点が高く取り扱いが難しいため、溶媒として
水やエタノール、2−プロパノール、プロピレングリコ
ール等が用いられる。この場合に第3級アミン又は反応
時に副生するアミン類が残存すると、エステル基を有す
る第4級アンモニウム塩の保存時において加水分解やエ
ステル交換等が起こり、長鎖アルコールを乳化できず、
毛髪に対する柔軟性、平滑性、更には油性感が得られな
いという問題があった。
しかも毛髪に対して柔軟性、平滑性、更には油性感を付
与することができる生分解性の良好なエステル基を有す
る第4級アンモニウム塩の効果的な製造法を提供するこ
とにある。
ル基又はアルケニル基、R2は炭素数1〜5の直鎖又は
分岐鎖のアルキレン基、Xはハロゲン原子を示す。)で
表されるハロカルボン酸アルキルエステル(以下化合物
(I)という)と、一般式(II)
って炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロキシアルキル
基を示す。)で表される第3級アミン(以下アミン(II)
という)とを反応させた後、さらに40〜100℃の温度で
4級化剤と反応させるエステル基を有する第4級アンモ
ニウム塩の製造法、並びに該製造法で得られるエステル
基を有する第4級アンモニウム塩を含有する毛髪化粧料
である。
素数は10〜36が好ましく、特に12〜22が好ましい。R2
はメチレン基、エチレン基、トリメチレン基が好まし
い。Xは塩素原子が好ましい。
ン酸又はその低級アルキルエステルその酸クロライドも
しくはその酸無水物等を用いてエステル化したもので、
具体的には、モノクロロ酢酸ミリスチルエステル、モノ
クロロ酢酸セチルエステル、モノクロロ酢酸パルミトオ
レイルエステル、モノクロロ酢酸ステアリルエステル、
モノクロロ酢酸オレイルエステル、モノクロロ酢酸イソ
ステアリルエステル、モノブロモ酢酸ラウリルエステ
ル、モノクロロプロピオン酸セチルエステル等が挙げら
れ、モノクロロ酢酸ミリスチルエステル、モノクロロ酢
酸セチルエステル、モノクロロ酢酸ステアリルエステル
が好ましい。
チル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプ
ロピル基が好ましい。アミン(II)の具体例として、トリ
メチルアミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミ
ン、ジメチルエチルアミン、ジエチルメチルアミン、ジ
メチルエタノールアミン、ジメチルプロパノールアミン
等が挙げられ、トリメチルアミン、ジメチルエチルアミ
ン、ジエチルメチルアミンが好ましい。
との反応は、無溶媒系でも、メタノール、エタノール、
2−プロパノール、アセトン、アセトニトリル等の極性
有機溶媒、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の長鎖ア
ルコール又はこれらの混合物を溶媒として用いて行うこ
ともできる。
は、操作性及び反応性の観点並びに第4級アンモニウム
塩の分解を少なくする観点から40〜100℃が好ましい。
反応時間は10分〜10時間が好ましい。また、アミン(II)
は、化合物(I)に対し、好ましくは1.0〜5.0倍モル、
更に好ましくは1.0〜2.0倍モル用いる。反応は常圧〜1.
0MPaの加圧下でアミン(II)を一括仕込みもしくは徐々に
添加しながら反応させればよい。
(II)とを反応させた後、さらに4級化剤と反応させる。
この時の反応温度は4級化剤の反応性の観点及びアンモ
ニウム塩の分解を抑える観点から40〜100℃であり、50
〜95℃が好ましい。4級化剤としては、アミン化合物を
4級化できる剤であれば良く、メチルクロライド、ジメ
チル硫酸、ジエチル硫酸が好ましい。4級化剤の使用量
は、含有するアミン分に対して0.5〜200倍モルが好まし
く、更には1〜50倍モルが好ましい。
機塩基の存在下に反応させることが好ましく、無機塩基
としては、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の炭酸
塩、重炭酸塩、水酸化物、酸化物等が挙げられ、具体的
にはNa2CO3、NaHCO3、KOH、NaOH、C
a(OH)2、CaCO3、MgCO3、CaO、MgO
等が例示され、特にNa2CO3が好ましい。無機塩基の
添加量は、エステル基を有する第4級アンモニウム塩に
対して0.01〜10重量%が好ましく、0.05〜5重量%が更
に好ましい。かくして得られる本発明のエステル基を有
する第4級アンモニウム塩はアミン(II)の含有量が100p
pm以下、特には60ppm以下と少なく、匂いや保存安定性
に優れている。
させてから4級化剤で反応処理する前に必要に応じて過
剰に使用したアミン(II)の除去操作を40〜100℃、98〜
0.1kPaで行うこともできる。この除去操作時に窒素等の
不活性ガスやスチーム、もしくはメタノール、エタノー
ル、2−プロパノール、アセトン、アセトニトリル等の
低沸点溶媒等のキャリアガスを使用すると操作時間や除
去効率の点から好ましい。
を有する第4級アンモニウム塩は融点が高いため、取扱
性を向上させるためにメタノール、エタノール、2−プ
ロパノール等の低級アルコール、ミリスチルアルコー
ル、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニ
ルアルコール等の長鎖アルコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン等の多価アルコールから選ばれる1種以
上を混合し液状組成物として製造することもできる。
により得られたエステル基を有する第4級アンモニウム
塩を含有する。本発明の毛髪化粧料中のエステル基を有
する第4級アンモニウム塩の含有量は、0.05〜20重量%
が好ましく、0.1〜8重量%がより好ましい。
に高級アルコール、エステル油等の油剤やシリコーンを
配合することができる。
ール、セタノール、セチルアルコール、ステアリルアル
コール、ベヘニルアルコール及びこれらの混合物等が挙
げられる。ここでセタノールは、セチルアルコールを主
成分とし、ステアリルアルコール、オレイルアルコール
等の高級アルコールを含有するものである。
ルエステル等が挙げられ、パルミチン酸イソプロピルが
好ましい。
ロキサン、(B)メチルフェニルポリシロキサン、
(C)アミノ変性シリコーン、(D)脂肪酸変性ポリシ
ロキサン、(E)アルコール変性シリコーン、(F)脂
肪族アルコール変性ポリシロキサン、(G)ポリエーテ
ル変性シリコーン、(H)エポキシ変性シリコーン、
(I)フッ素変性シリコーン、(J)環状シリコーン、
(K)アルキル変性シリコーン等が挙げられる。なお、
アミノ変性シリコーンを水性乳濁液として用いる場合、
該水性乳濁液中に含まれるアミノ変性シリコーンの量は
20〜60重量%が好ましく、30〜50重量%が更に好まし
い。好ましいアミノ変性シリコーン水性乳濁液として
は、SM8704C(トーレ・シリコーン株式会社製)やD
C939(ダウ・コーニング株式会社製)等が挙げられ
る。
柔軟性、しっとり感や、製品の安定性の観点から0.1〜3
0重量%が好ましく、1〜20重量%がより好ましい。シ
リコーンの配合量は、シリコーン特有の感触及び製品の
安定性の観点から0.01〜20重量%が好ましい。なおシリ
コーンが水性乳濁液の場合は前記配合量は固形分であ
る。
エステル基を含有する第4級アンモニウム塩以外の陽イ
オン界面活性剤や陰イオン界面活性剤、非イオン界面活
性剤、両性界面活性剤等の界面活性剤、炭化水素、ラノ
リン誘導体、高級脂肪酸類、油脂類、保湿剤、カチオン
性ポリマー、多糖類、ポリペプタイド、パール化剤、溶
剤、液晶形成基剤、色素、香料、噴射剤、キレート剤、
pH調整剤、防腐剤、抗フケ剤等を本発明の目的を損な
わない範囲内で適宜配合することができる。
コンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、
ヘアクリーム等に用いることができる。
た匂いは下記の方法で評価した。
を100mLのビーカーに入れ、室温にて撹拌しながら、パ
ネラー5名による匂いの官能評価を行い、下記基準で評
価した。 ○:4名以上が異臭を感じなかった。 △:2〜3名が異臭を感じなかった。 ×:4名以上が異臭を感じた。
0.9gと2−プロパノール150.0g、トリメチルアミン7
0.9gを入れ、50℃まで昇温した。そのままの温度で4
時間撹拌して反応を完結させた。その反応混合物をフラ
スコに移し、50℃、25kPaで窒素6L/hr・kgを導入し
ながら1時間撹拌した。この時のトリメチルアミン含量
は600ppmであり、アミン価2.6(mgKOH/g)であった。
60℃で3時間撹拌して反応させた後、60℃、25kPaで窒
素6L/hr・kgを導入しながら1時間撹拌し未反応のメ
チルクロライドを留去した。
う)の組成は、NMRによる分析の結果、N−(テトラ
デシルオキシカルボニルメチル)−N,N,N−トリメ
チルアンモニウムクロライド68.1%、2−プロパノール
27.1%で、その他の成分としてミリスチルアルコール1.
4%、グリシンベタイン0.6%、ジメチルグリシンテトラ
デシルエステル0.15%、テトラメチルアンモニウムクロ
ライド0.6%、N−(2−プロピルオキシカルボニルメ
チル)−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロライ
ド1.4%、不明分0.6%であり、トリメチルアミンは60pp
mであった。また匂い評価は○、50℃/30日保存後の有
効分保持率は94.2%であった。
チルアルコール162.0gを入れ、80℃まで昇温し、80〜8
5℃の温度に保ちながらトリメチルアミン65.0gを2時
間かけて吹き込み、その後0.5時間撹拌して反応を完結
させた。反応後、85℃で窒素10L/hr・kgを導入しなが
ら2時間撹拌した。この時のトリメチルアミン含量は25
0ppmであり、アミン価1.0(mgKOH/g)であった。
ライド4.9gを仕込み、85℃で2時間撹拌して反応させ
た後、85℃で窒素10L/hr・kgを導入しながら1時間撹
拌し未反応のメチルクロライドを留去した後、融点を降
下させるためにプロピレングリコール231.4gを加え
た。
う)の組成は、NMRによる分析の結果、N−(ヘキサ
デシルオキシカルボニルメチル)−N,N,N−トリメ
チルアンモニウムクロライド48.4%、セチルアルコール
20.7%、プロピレングリコール30.0%、グリシンベタイ
ン0.2%、ジメチルグリシンヘキサデシルエステル0.09
%、テトラメチルアンモニウムクロライド0.2%、不明
分0.4%であり、トリメチルアミンは15ppmであった。ま
た匂い評価は○、50℃/30日保存後の有効分保持率は9
7.0%であった。
375.0gとステアリルアルコール298.8gを入れ、90℃ま
で昇温し、90℃の温度に保ちながらジメチルエチルアミ
ン76.8gを1時間かけて滴下した。その後1時間撹拌し
て反応を完結させた。反応後、90℃で窒素5L/hr・kg
を導入しながら3時間撹拌した。この時のジメチルエチ
ルアミン含量は300ppmであり、アミン価2.9(mgKOH/g)
であった。
ライド5.8gを仕込み、90℃で3時間撹拌して反応させ
てから、その後90℃で窒素5L/hr・kgを導入しながら
1時間撹拌し未反応のメチルクロライドを留去した後、
融点を降下させるためにプロピレングリコール186.7g
を加えた。
う)の組成は、NMRによる分析の結果、N−(オクタ
デシルオキシカルボニルエチル)−N,N−ジメチル−
N−エチルアンモニウムクロライド46.8%、ステアリル
アルコール31.9%、プロピレングリコール19.9%、グリ
シンベタイン0.4%、テトラメチルアンモニウムクロラ
イド0.5%、不明分0.5%であり、ジメチルエチルアミン
は30ppmであった。また匂い評価は○、50℃/30日保存
後の有効分保持率は95.9%であった。
クロロ酢酸ミリスチルエステルとトリメチルアミンの反
応を完結させて、メチルクロライドによる4級化反応以
降を行わなかった以外は、実施例1と同様に処理した。
得られた反応生成物(以下比較品1という)の組成は、
NMRによる分析の結果、N−(テトラデシルオキシカ
ルボニルメチル)−N,N,N−トリメチルアンモニウ
ムクロライド67.5%、2−プロパノール28.4%で、その
他の成分としてミリスチルアルコール1.1%、グリシン
ベタイン0.4%、ジメチルグリシンテトラデシルエステ
ル0.5%、テトラメチルアンモニウムクロライド0.4%、
N−(2−プロピルオキシカルボニルメチル)−N,
N,N−トリメチルアンモニウムクロライド1.0%、不
明分0.7%であり、トリメチルアミン含量は550ppm、ア
ミン価2.5(mgKOH/g)であった。また匂い評価は×、5
0℃/30日保存後の有効分保持率は72.0%であった。
クロロ酢酸セチルエステルとトリメチルアミンの反応を
完結させて、メチルクロライドによる4級化反応を行わ
なかった以外は、実施例2と同様に処理した。その後、
実施例2と同様に融点を降下させるためにプロピレング
リコールを加えた。得られた反応生成物(以下比較品2
という)の組成は、NMRによる分析の結果、N−(ヘ
キサデシルオキシカルボニルメチル)−N,N,N−ト
リメチルアンモニウムクロライド47.9%、セチルアルコ
ール20.8%、プロピレングリコール29.5%、グリシンベ
タイン0.2%、ジメチルグリシンヘキサデシルエステル
0.5%、テトラメチルアンモニウムクロライド0.2%、不
明分0.9%であり、トリメチルアミン含量は250ppm、ア
ミン価1.2(mgKOH/gであった。また匂い評価は×、50
℃/30日保存後の有効分保持率は61.0%であった。
用い、表1の組成を有するヘアリンス剤を常法により製
造した。これらのヘアリンス剤について、目視による乳
化状態の観察及び下記方法により匂い、及び柔軟性等を
評価した。結果を表1に示す。
ビーカーに入れ、室温にてパネラー5名による匂いの官
能評価を行い、下記基準で評価した。 ○:4名以上が異臭を感じなかった。 △:2〜3名が異臭を感じなかった。 ×:4名以上が異臭を感じた。
化学処理をしたことのない日本人女性の毛髪20g(長さ
20cm、平均直径60μm)を束ね、シャンプー5gを用い
て洗浄した。このシャンプー組成は、ポリオキシエチレ
ンアルキル(炭素数12)エーテル硫酸ナトリウム(エチ
レンオキシド平均付加モル数2.5)15%、ジエタノール
アミド3%、残部は水である。その後ヘアリンス剤2.0
gを均一に塗布し、30秒間約40℃の流水ですすいだ。こ
のすすぎ時の毛髪の柔軟性、平滑性、油性感について、
専門パネラー1人が下記の基準に従って評価した。 ◎:非常によい、○:良好、×:不良
軟性、平滑性、油性感が非常に良好で、匂い評価は○で
あった。
の毛髪の柔軟性、平滑性、油性感が非常に良好で、匂い
評価は○であった。
を有する第4級アンモニウム塩は、匂いや保存安定性に
優れており、そのまま毛髪化粧料へ用いても匂いが良好
で、毛髪に対して柔軟性、平滑性、更には油性感を付与
することができ、また、生分解性も良好であるので毛髪
化粧料の基剤として非常に有用である。
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式(I) R1−O−CO−R2−X (I) (式中、R1は炭素数8〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル基又はアルケニル基、R2は炭素数1〜5の直鎖又は
分岐鎖のアルキレン基、Xはハロゲン原子を示す。)で
表されるハロカルボン酸アルキルエステルと、一般式(I
I) 【化1】 (式中、R3、R4及びR5は同一又は異なって炭素数1
〜4のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示す。)
で表される第3級アミンとを反応させた後、さらに40〜
100℃の温度で4級化剤と反応させるエステル基を有す
る第4級アンモニウム塩の製造法。 - 【請求項2】 4級化剤が、メチルクロライド、ジメチ
ル硫酸又はジエチル硫酸である請求項1記載の製造法。 - 【請求項3】 無機塩基の存在下に4級化剤と反応させ
る請求項1又は2記載の製造法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の方
法で得られるエステル基を有する第4級アンモニウム塩
を含有する毛髪化粧料。
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---|---|---|---|
JP30588499A JP4183864B2 (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 第4級アンモニウム塩の製造法 |
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JP2001122837A true JP2001122837A (ja) | 2001-05-08 |
JP4183864B2 JP4183864B2 (ja) | 2008-11-19 |
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JP (1) | JP4183864B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003081734A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-19 | Lion Akzo Kk | 香粧品基剤組成物 |
JP2003300812A (ja) * | 2002-04-08 | 2003-10-21 | Kao Corp | 香粧品基剤組成物 |
-
1999
- 1999-10-27 JP JP30588499A patent/JP4183864B2/ja not_active Expired - Fee Related
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